JP4181486B2 - 無線タグ読取装置及び商品販売データ処理装置 - Google Patents

無線タグ読取装置及び商品販売データ処理装置 Download PDF

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本発明は、少なくとも個人を特定する情報が保存された無線タグの読取装置及び当該無線タグの読取部を備えたPOS(Point Of Sales)端末装置等の商品販売データ処理装置に関する。
店舗等で使用される会員カードやポイントカードには、少なくとも個人を特定するID番号等の情報が保存されており、この種のカードを取り扱う処理装置は、カードから読取った個人特定情報を基にカードユーザを特定して、所定の情報処理を行うものとなっている。
従来、この種のカードは磁気カードが主流であった。しかし磁気カードは、一般に、使用時にカードユーザがオペレータにカードを渡していたため使い勝手が悪かった。そこで、交通機関の定期券や建物への入場許可証などとして実用されている非接触ICカードをポイントカードとして使用するシステムが提案されている。このシステムでは、POS端末に非接触ICカードの読取部が内蔵され、この読取部でポイントカードとして使用される非接触ICカードの記憶情報を読取る。この読取部が非接触ICカードの記憶情報を読取るためには、非接触ICカードが読取部のアンテナにかざされることが必要である(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−117280公報
しかしながら、従来のシステムにおいては、カードユーザ自身が読取部のアンテナにカードをかざす場合、カードユーザはカードを読取部のアンテナにかざすタイミングが分からないので、まだ、かざすタイミングでないのにかざしてしまったり、逆に、かざすタイミングであるにも拘らずかざさないためにその後の処理が遅れるといった問題があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、少なくとも個人を特定する情報が保存された無線タグを読取部のアンテナにかざすタイミングを無線タグのユーザに容易に知らせることができ、ユーザが常に適切なタイミングで無線タグをアンテナにかざすことができる無線タグ読取装置及び商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明の無線タグ読取装置は、本体の一面に、表示部と少なくとも個人を特定する情報が保存された無線タグから情報を読取るアンテナとを配置する。また、アンテナで読取った情報を処理する情報処理手段の他に、無線タグの情報を読取るタイミングを判断する判断手段を設ける。そして、判断手段で無線タグの情報を読取るタイミングであることを判断すると、アンテナに無線タグをかざすようにユーザに促す案内を表示部に表示させるとともに、アンテナから電波発信を開始させるようにしたものである。
また、本発明の商品販売データ処理装置は、少なくとも個人を特定する情報が保存された無線タグから情報を読取るアンテナを有した無線タグ読取部を、店員用表示部及び顧客用表示部とともに備えてなるものである。このものにおいて、顧客用表示部に無線タグ読取部のアンテナを設けるとともに、無線タグの情報を読取るタイミングを判断する判断手段を設ける。そして、判断手段で無線タグの情報を読取るタイミングであることを判断すると、アンテナに無線タグをかざすようにユーザに促す案内を表示部に表示させるとともに、アンテナから電波発信を開始させるようにしたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、少なくとも個人を特定する情報が保存された無線タグをどのタイミングでアンテナ部にかざしたらよいのかを無線タグのユーザに容易に知らせることができ、ユーザが常に適切なタイミングで無線タグをアンテナにかざすことができる無線タグ読取装置及び商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、図1に示すように、会員となった各顧客に対してそれぞれ発行される会員証(会員カード)1に無線タグ2を設け、この無線タグ2が内蔵するICチップのメモリ部に、タグ固有のRFIDとともに、当該無線タグ2が設けられた会員証1の発行元を特定する会社コードと、当該会員証1が発行された会員個人を特定する会員番号とを記憶させることによって、非接触ICカード形式の会員証1を使用してユーザを特定する場合である。
[第1の実施の形態]
図2は本発明の無線タグ読取装置に関する一実施の形態の要部構成を示すブロック図であり、同図において、符号10は無線タグ読取装置を示している。この無線タグ読取装置10は、ディスプレイ101及びその駆動部102と、アンテナ103及びこのアンテナ103を介して交信領域内にある無線タグ2に質問波を送信し、当該無線タグ2からの応答波を同アンテナ103を介して受信する電磁波送受信部104と、顧客が近づいたことを検出する検知手段としての人感センサ105及び顧客自身によって操作される入力手段としてのスイッチ106と、人感センサ105及びスイッチ106からの信号が入力される信号入力部107と、無線タグ2の情報読取り及びその情報のユーザの確認に必要な待機時間、例えば数秒から数十秒を計時するタイマ108と、LAN(Local Area Network)等の通信手段を介して外部装置20がデータ通信自在に接続される外部インターフェイス109と、CPU(Central Processing Unit)を主体とし各部を制御する制御部110とから構成されている。
外部装置20は、例えば本無線タグ読取装置10によって会員証1の無線タグ2から読取った会社コードで識別されるカード発行元のサーバ用コンピュータである。
かかる構成の無線タグ読取装置10は、図3〜図5に示すように、本体の一面に、会員証1を所有している顧客に対する表示部111が形成されている。表示部111には、ディスプレイ101とアンテナ103と人感センサ105とスイッチ106とが配置されている。アンテナ103,人感センサ105及びスイッチ106は、ディスプレイ101近傍の一側部に設けられている。因みに、アンテナ103の交信領域は、数cmから数10cm程度である。人感センサ105は、顧客が表示部111に数メートル以内に近づくとオンするもので、赤外線センサ等が使用されている。スイッチ106は、押しボタン方式のスイッチである。
しかして、制御部110は、図6の流れ図に示す手順で各部を制御するものとなっている。先ず、制御部110は、初期状態としてディスプレイ101の画面をクリアする。また、アンテナ103からの電磁波送信を停止状態とする(ST1)。この状態で、制御部110は、人感センサ105からオン信号が入力されるか(ST2)、外部装置20から表示データが送られてくるのを待機する(ST3)。そして、外部インターフェイス109を介して外部装置20からの表示データを受信すると、制御部110は、ディスプレイ駆動部102を制御して、表示データの内容をディスプレイ101に表示させる(ST4)。
これに対し、人感センサ105からオン信号が信号入力部107に入力された場合には、制御部110は、会員証1に設けられた無線タグ2の情報を読取るタイミングであると判断し(判断手段)、電磁波送受信部104を制御して質問波としての電磁波をアンテナ103から発信させる(ST5:電波発信手段)。また、ディスプレイ駆動部102を制御して、読取開始案内画面をディスプレイ101に表示させる(ST6:読取開始案内手段)。なお、電磁波の発信を開始するタイミングと読取開始案内画面を表示させるタイミングはほぼ同時であってもよく、先に電磁波を発信させてから読取開始案内画面を表示させてもよい。
読取開始案内画面の一例を図3に示す。本実施の形態では、会員証1を読取るタイミングであることと会員証1の読取場所を通知し、顧客に前記読取場所に会員証1をかざすように促すメッセージ「会員証を読取ります。ここに会員証をかざして下さい。⇒」を、読取開始案内画面として表示する。すなわち読取開始案内手段は、アンテナ103に無線タグをかざすように促す読取開始案内画面をディスプレイ101に表示させている。
次に、制御部110は、タイマ108を起動させる(ST7)。そして、このタイマ108がタイムアウトする前にアンテナ103を介して無線タグ2からの応答波を受信し、それを解析して会員証1に設けられた無線タグ2のメモリ情報、すなわちRFID,会社コード及び会員番号の各情報を読取ると(ST8)、制御部110は、ディスプレイ駆動部102を制御して、読取完了案内画面をディスプレイ101に表示させる(ST10:読取完了案内手段)。
読取完了案内画面の一例を図4に示す。本実施の形態では、会員証1に設けられた無線タグ2から読取った個人を特定する情報の通知と、前記スイッチ106を操作してその個人情報が間違っているかどうかの確認入力を促すメッセージ「会員証を読取りました。お客様の会員番号はXXXXXXXXです。違っていた場合にはスイッチを押してください。⇒」とを、読取完了案内画面として表示する。
そこで制御部110は、タイマ108がタイムアウトする前にスイッチ106のオン信号が信号入力部107に入力されると(ST11)、ディスプレイ101の画面を読取開始案内画面に戻す(ST6)。これに対し、スイッチ106のオン信号が入力されることなくタイマ108がタイムアウトした場合には(ST12)、制御部110は、無線タグ2から読取ったタグ記憶情報を外部インターフェイス109を介して外部装置20に送信する(ST13:情報処理手段)。しかる後、制御部110は、この処理の開始に戻って、ディスプレイ101の画面をクリアするとともにアンテナ103からの電磁波送信を停止状態とする(ST1:電波停止手段)。
なお、無線タグ2のメモリ情報を読取る前にタイマ108がタイムアウトした場合には(ST9)、制御部110は、その時点でこの処理の開始に戻って、ディスプレイ101の画面をクリアするとともにアンテナ103からの電磁波送信を停止状態とするものとなっている(ST1)。
このように構成された本実施の形態の無線タグ読取装置10は、例えば小売店等に設置される会員ポイント照会端末として機能させることが可能である。この場合、外部装置20には、会員別に会員番号と最新のポイント情報とを対応付けて記憶したデータファイルを有したサーバ用コンピュータが接続されている。
さて、会員である顧客は、自身の最新のポイント情報を確認したい場合、店内に設置されている無線タグ読取装置10の表示部111に近づく。すると、人感センサ105がオンして、アンテナ103から電磁波の送信が開始されるとともに、ディスプレイ101に読取開始案内画面が表示される。この指示に従い、顧客は、自身の会員証1を画面の矢印で指示されたアンテナ103にかざす。すると、アンテナ103を介して当該会員証1に設けられた無線タグ2のメモリ情報が非接触で読取られ、ディスプレイ101に読取終了案内画面が表示される。この読取終了案内画面には、顧客自身の会員番号が表示されるので、顧客は表示された会員番号を確認する。そして、自身の会員番号と違っていた場合には、画面の矢印で指示されたスイッチ106を入力操作する。すると、ディスプレイ101に読取開始案内画面が再び表示されるので、顧客は、会員証1をアンテナ103に再度かざす。
ディスプレイ101に表示された会員番号が正しかった場合には、顧客は、スイッチ106を操作しない。この場合、アンテナ103を介して読取られた無線タグ2のメモリ情報がサーバ用コンピュータ(外部装置20)に送られるとともに、アンテナ103からの電磁波送信が停止される。これにより、サーバ用コンピュータでは、データファイルが検索されてタグメモリ情報中の会員番号に対応して記憶されている最新のポイント情報が読み出され、このポイント情報を含む表示データが作成されて、無線タグ読取装置10に送信される。そして、ディスプレイ101に当該表示データの内容が表示される。かくして、顧客はセルフ操作によって自身の最新のポイント情報を確認することができる。
このように本実施の形態によれば、顧客は、ディスプレイ101に表示された案内に従って無線タグ2が設けられた会員証1をアンテナ103にかざせばよいので、どのタイミングで会員証1をかざせばよいのか、また、会員証1を何処にかざせばよいのかを容易に知ることができる。したがって、無線タグ2をアンテナ103にかざすタイミングでないのにかざしてしまったり、逆に、かざすタイミングであるにも拘らずかざさなかったりといったことがなくなり、ユーザは常に適切なタイミングで無線タグ2をアンテナ103にかざすことができるようになる。
また、無線タグ2から読取られたメモリ情報の少なくとも一部(本実施の形態では会員番号)がディスプレイ101に表示されるので、顧客は、このメモリ情報の表示を確認することによって無線タグ2の読取りが完了したことも容易に知ることができる。しかも、例えば表示部111の近くに居た他人の会員証の無線タグ情報が誤って読取られてしまっても、顧客は、ディスプレイ101の表示内容から読取間違いが発生していることに容易に気が付く。そして、この場合には、ディスプレイ101の表示に従い、スイッチ106を操作することにより再読取が行なわれるので、この点においても使い勝手が大いによいものとなる。
さらに、本実施の形態においては、無線タグ2を読取るタイミングになるとアンテナ103から電磁波の送信が開始され、無線タグ2の読取りが正当に完了すると、電磁波の送信が停止される。したがって、電磁波送信の時間が最小限に抑制されるので、他の無線通信との電波干渉を低減でき、例えば1店舗以内における無線タグ読取装置10の設置台数を大幅に増加させても電波干渉による影響を極力抑制することができる。
なお、本実施の形態では、読取開始案内画面に表示するメッセージには会員証1を読取るタイミングであることと会員証1の読取場所を通知を含めたが、図5に示すように、予めアンテナ103の取付位置に会員証1に設けられた無線タグ2の読取場所であることを示すマーク(図では「会員証認証部」)を付すことによって、会員証1を読取るタイミングであることを通知し、ユーザに前記読取場所に会員証1をかざすように促すメッセージを表示させなくてもよい。また、メッセージの内容は、本実施の形態のものに限定されるものではなく、ユーザが必要に応じて適宜変更可能であるのは言うまでもないことである。
また、本実施の形態では、ディスプレイ101に表示された無線タグ2のメモリ情報に誤りがある場合にスイッチ106を操作するようにしたが、正しい場合にスイッチ106を操作するように構成してもよい。これは、図6のST11の判断処理においてスイッチ106の入力を検知したならばST13の処理に進み、ST12の判断処理においてタイムアウトを検知した場合にはST6の処理に戻るように、制御部110の構成を変更することによって容易に実施することができる。また、スイッチを2つ設け、表示内容が正しいときには一方を操作し、間違っているときには他方を操作するようにしてもよい。
また、無線タグ読取装置10にブザーや音声合成装置を設け、読取開始案内画面や読取完了案内画面をディスプレイ101に表示させる際にブザーや音声合成装置を動作させて、ブザー音や音声による案内を併用してもよい。
[第2の実施の形態]
図7は本発明の商品販売データ処理装置に関する一実施の形態の外観図であり、図8は同実施の形態の要部構成を示すブロック図であって、商品販売データ処理装置は、商品販売データを入力するための入力ユニット30と、この入力ユニット30を介して入力された商品販売データを登録処理するための登録ユニット40と、入力ユニット30に内蔵された無線タグ読取部50とから構成されている。
入力ユニット30は、バーコードスキャナ301及びその駆動部302と、キーボード303及びこのキーボード303から操作キーに対応したキー信号が入力されるキー信号入力部304と、店員用ディスプレイ305及びその駆動部306と、顧客用ディスプレイ307及びその駆動部308と、顧客自身によって操作される入力手段としてのスイッチ309及びこのスイッチ309からの信号が入力される信号入力部310とから構成されている。
入力ユニット30は、チェックアウトカウンタ31の略中央部に取り付けられており、キャッシャ32側にバーコードスキャナ301とキーボード303と店員用ディスプレイ305とを設け、反対側の顧客側に顧客用ディスプレイ307とスイッチ309を設けている。
無線タグ読取部50は、アンテナ51と、このアンテナ51を介して交信領域内にある無線タグ2に質問波を送信し、当該無線タグ2からの応答波を同アンテナ51を介して受信する電磁波送受信部52とから構成されている。
登録ユニット40は、キーボード401及びこのキーボード401から操作キーに対応したキー信号が入力されるキー信号入力部402と、店員用ディスプレイ403及びその駆動部404と、顧客用ディスプレイ405及びその駆動部406と、レシート印字等を行うプリンタ407及びその駆動部408と、LAN等の通信手段を介してストアコントローラ60がデータ通信自在に接続される通信手段としての通信インターフェイス409と、現金等を収容するためのドロワ410及びこのドロワ410に駆動信号を出力する信号出力部411と、無線タグ2の情報読取り及びその情報のユーザの確認に必要な待機時間、例えば数秒から数十秒を計時するタイマ412と、商品販売データ等を記憶する記憶部413と、CPUを主体とし、登録ユニット40,入力ユニット30及び無線タグ読取部50の各部を制御する制御部414とから構成されている。
ストアコントローラ60は、複数の商品販売データ処理装置の上位機として機能するもので、特に、全会員別の個人特定情報である会員コードに対応して、氏名,性別,年齢,職業,嗜好品,販促品等の個人情報を設定記憶した顧客情報ファイル(ユーザ情報ファイル)61を有している。販促品情報は、顧客個人情報の嗜好品に関連する販促品を店舗で定期的に選択し、ストアコントローラ60に記憶されている。
かかる構成の商品販売データ処理装置は、入力ユニット30のキーボード303に、会員証1に設けられた無線タグ2の読取開始を指令するスタートキー33が設けられている。また、登録ユニット40のキーボード401に、1顧客が買上げる商品の販売登録終了を宣言する締めキー41が設けられている。
また、図9〜図11に示すように、入力ユニット30側における顧客用ディスプレイ307の画面近傍の一側部に、無線タグ読取部50のアンテナ51とスイッチ309とが設けられており、これらによって顧客用表示部311が形成されている。因みに、アンテナ51の交信領域は、数cmから数10cm程度である。スイッチ309は、押しボタン方式のスイッチである。
しかして、制御部414は、図12の流れ図に示す手順で会員証1に設けられた無線タグ2の読取制御を行うものとなっている。先ず、制御部414は、初期状態として顧客用ディスプレイ307の画面をクリアする。また、アンテナ51からの電磁波送信を停止状態とする(ST21)。この状態で、制御部414は、スタートキー33の押下を待機する(ST22)。
そして、キー信号入力部304に入力されたキー信号によりスタートキー33が押下されたことを検知すると、制御部414は、会員証1に設けられた無線タグ2の情報を読取るタイミングであると判断し(判断手段)、電磁波送受信部52を制御して質問波としての電磁波をアンテナ51から発信させる(ST23)。また、ディスプレイ駆動部308を制御して、読取開始案内画面を顧客用ディスプレイ307に表示させる(ST24:読取開始案内手段)。
読取開始案内画面の一例を図9に示す。すなわち本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の読取開始案内画面をディスプレイ307に表示させている。なお、本実施の形態においても、電磁波の発信を開始するタイミングと読取開始案内画面を表示させるタイミングはほぼ同時であってもよく、先に電磁波を発信させてから読取開始案内画面を表示させてもよい。
次に、制御部414は、タイマ412を起動させる(ST25)。そして、このタイマ412がタイムアウトする前にアンテナ51を介して無線タグ2からの応答波を受信し、それを解析して会員証1に設けられた無線タグ2のメモリ情報を読取ると(ST26)、制御部414は、ディスプレイ駆動部308を制御して、読取完了指示画面を顧客用ディスプレイ307に表示させる(ST28:読取完了案内手段手段)。
読取完了案内画面の一例を図10に示す。本実施の形態では、会員証1に設けられた無線タグ2から読取った個人を特定する情報の通知と、前記スイッチ106を操作してその個人情報が間違っているかどうかの確認入力を促すメッセージ「会員証を読取りました。お客様の会員番号はXXXXXXXXです。正しい場合にはスイッチを押してください。⇒」とを、読取完了案内画面として表示する。
そこで制御部414は、タイマ412がタイムアウトする前にスイッチ309のオン信号が信号入力部310に入力されると(ST29)、アンテナ51からの電磁波送信を停止状態とする(ST31)。また、無線タグ2から読取ったタグ記憶情報の会員番号でストアコントローラ60に顧客個人情報の問合わせを行う。そして、ストアコントローラ60から顧客情報ファイル61に格納された当該会員番号に対応する顧客個人情報を受信したならば、ディスプレイ駆動部308を制御して、顧客個人情報案内画面を顧客用ディスプレイ307に表示させる(ST32:顧客情報案内手段)。
顧客個人情報案内画面の一例を図11に示す。本実施の形態では、顧客個人情報として取得した氏名と販促品情報の通知と、この通知を消去したい時に前記スイッチ309を操作して表示消去入力を促すメッセージ「○○さん、明日はビールがお買得 この表示を消したいときはスイッチを押して下さい。⇒」とを顧客個人情報案内画面として表示する。
そこで制御部414は、スイッチ309のオン信号が信号入力部310に入力されると(ST33)、顧客用ディスプレイ307の画面をクリアして(ST34:表示消去手段)、通常の商品登録処理に移行する。スイッチ309のオン信号が入力されない場合には、顧客個人情報案内画面を表示させたまま通常の商品登録処理に移行する。
なお、顧客用ディスプレイ307に読取完了案内画面を表示させた後、スイッチ309が押下されることなくタイマ412がタイムアウトした場合には(ST30)、制御部414は、顧客用ディスプレイ307の画面を読取開始案内画面に戻す(ST24)。また、無線タグ2のメモリ情報を読取る前にタイマ412がタイムアウトした場合には(ST27)、制御部414は、この処理の開始に戻って、顧客用ディスプレイ307の画面をクリアするとともにアンテナ51からの電磁波送信を停止状態とする(ST21:電波停止手段)。
このように構成された本実施の形態の商品販売データ処理装置を使用する小売店においては、顧客が買上商品の代金を精算するためにチェックアウトカウンタ31の近傍に来ると、キャッシャ32は、入力ユニット30側のキーボード303に設けられたスタートキー33を入力操作する。すると、入力ユニット30側の顧客用ディスプレイ307に読取開始案内画面が表示される。この指示に従い、顧客は、自身の会員証1を画面の矢印で指示されたアンテナ51にかざす。すると、アンテナ51を介して当該会員証1に設けられた無線タグ2のメモリ情報が非接触で読取られ、顧客用ディスプレイ307に読取終了指示画面が表示される。この読取終了指示画面には、顧客自身の会員番号が表示されているので、顧客は表示された会員番号を確認する。そして、自分の会員番号であった場合には、画面の矢印で指示されたスイッチ309を入力操作する。すると、アンテナ103からの電磁波送信が停止されるとともに、当該会員番号に対応して顧客情報ファイル61に記憶されている顧客個人情報がストアコントローラ60から呼出され、顧客用ディスプレイ307に表示される。かくして、顧客は、自身にとって有益な販促品情報等を得ることができる。ここで、顧客が顧客個人情報出力画面の内容を他人に見られたくないと感じたときには、スイッチ309を入力操作する。すると、顧客個人情報案内画面が速やかに消去されるので、顧客のプライバシーを保護できる。
このように本実施の形態においても、前記第1の実施の形態と同様に、顧客は、顧客用ディスプレイ307に表示された指示に従って無線タグ2が設けられた会員証1をアンテナ51にかざせばよいので、どのタイミングで会員証1をかざせばよいのか、また何処に会員証1をかざせばよいのかを容易に知ることができ、使い勝手のよいものとなる。また、無線タグ2の読取りが完了したことも顧客が容易に確認できる上、電磁波送信の時間を最小限に抑制でき、他の無線通信との電波干渉を低減できる効果も同様に奏し得る。
なお、本実施の形態では、顧客用ディスプレイ307に顧客個人情報案内画面が表示された状態でスイッチ309が入力操作されると、表示消去手段により顧客個人情報案内画面を消去するようにしたが、図13に示すように、顧客用ディスプレイ307の画面を含む表示部311の両側部に一対の遮蔽板312,313を取り付けて、顧客用ディスプレイ307の表示情報を周囲から見られるのを遮蔽するようにし、表示消去手段を省略しても、顧客のプライバシーを保護する効果を奏することができる。なお、遮蔽板312,.313は、表示部311の両側部だけでなく、上部あるいは下部に設けてもよい。また、金属部材で遮蔽板312,313を形成することによって、アンテナ51から発信される電波と他の電波との干渉を極力無くすことができる効果も奏する。
また、前記実施の形態では、スタートキー33が操作された時点を無線タグ2の情報を読取るタイミングであると認識したが、登録ユニット40側のキーボード401に設けられている締めキー41が操作された時点を無線タグ2の情報を読取るタイミングであると認識してもよい。こうすることにより、顧客が買上げる商品の販売登録を先に行い、登録終了後に、顧客が所持する会員証1の無線タグ2を読取る運用に対応できるようになる。また、顧客が買上げる商品の1点目が販売登録された時点を無線タグ2の情報を読取るタイミングであると認識するように構成してもよい。これらの場合、いずれもスタートキー33の操作を省略できるので、キャッシャの操作性を向上させることができる。また、スタートキー33の代わりに第1の実施の形態で用いた人感センサを顧客用表示部311に設け、人感センサのオン信号が入力された時点を無線タグ2の情報を読取るタイミングであると認識するように構成しても、キャッシャの操作性は向上する。
また、前記実施の形態は、入力ユニット30と登録ユニット40とを別体にした商品販売データ処理装置に本発明を適用した場合であったが、入力ユニット30と登録ユニット40とが一体化された商品販売データ処理装置、いわゆる電子式キャッシュレジスタやPOS端末と称される商品販売データ処理装置にも、本発明は同様に適用できるものである。
図14は、かかる商品販売データ処理装置の一例である対面販売用POS端末70の外観構成を示す斜視図である。このPOS端末70は、正面のキャッシャ側にキーボード71と店員用ディスプレイ72とが設けられており、その反対側の顧客側に顧客用ディスプレイ73が設けられている。また、バーコードスキャナ74やドロワ75等も設けられている。
このPOS端末70においては、顧客用ディスプレイ73を、前記第2の実施の形態における入力ユニット30側の顧客用ディスプレイ307と同様に機能させる。すなわち、顧客用ディスプレイ73の画面近傍に無線タグ読取部50のアンテナ51とスイッチ309とを設ける。また、POS端末70の制御部が図12に示した手順で会員証1に設けられた無線タグ2の読取制御を行う。このように構成することによって、対面販売用のPOS端末70に対しても本発明を実施することができる。
[第3の実施の形態]
図15は本発明の商品販売データ処理装置に関する他の実施の形態を示す外観図であり、図16は同実施の形態の要部構成を示すブロック図であって、図7及び図8に示した第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付している。
すなわち、本実施の形態が第2の実施の形態とシステム構成上で異なる点は、入力ユニット30,登録ユニット40及び無線タグ読取部50に加え、新たにアンテナ81と電磁波送受信部82とからなる商品用無線タグ読取部80を設け、この商品用無線タグ読取部80を登録ユニット40の制御部414で制御するようにした点である。商品用無線タグ読取部80は、各商品にそれぞれ付され、少なくともその商品を特定するための情報が保存された商品用無線タグから情報を読取るもので、チェックアウトカウンタ31の入力ユニット30よりキャッシャ32にとって手前側にアンテナ81が埋設されている。これにより、キャッシャ32が客買上商品をアンテナ81上に置くことによって、当該商品に付された商品用無線タグの情報が読取られ、登録ユニット40に伝送されて、当該商品の販売情報が登録処理されるようになっている。
しかして、制御部414は、図17の流れ図に示す手順で会員証1に設けられた無線タグ2の読取制御を行うものとなっている。なお、図12の流れ図に示す手順と同一処理ステップには同一符号を付している。
先ず、制御部414は、初期状態として顧客用ディスプレイ307の画面をクリアする。また、アンテナ51及びアンテナ81からの電磁波送信をいずれも停止状態とする(ST41)。この状態で、スタートキー33の押下に応じてアンテナ51から電磁波を発信させてから、読取完了案内画面が顧客用ディスプレイ307に表示された状態でスイッチ309が操作されてアンテナ51からの電磁波発信を停止させるまで(ST22〜ST31)は、第2の実施の形態と同様に制御される。
本実施の形態では、アンテナ51からの電磁波発信を停止させた後(ST31)、電磁波送受信部82を制御して質問波としての電磁波をアンテナ81から発信させる(ST42)。そして、アンテナ81を介して商品用無線タグのメモリ情報が読取られたならば(ST43)、そのメモリ情報に基づいて商品販売データを記憶部413に登録処理するとともに、当該商品の品名,販売価格等を入力ユニット30の店員用ディスプレイ305及び顧客用ディスプレイ307に表示させる(ST44)。
制御部414は、締めキー41が操作されるまで、商品用無線タグのメモリ情報を読取る毎に上記ST44の処理を実行する。そして、キー信号入力部402に入力されたキー信号により締めキー41が操作されたことを検知したならば(ST45)、制御部414は、アンテナ81からの電磁波送信を停止状態とする(ST46)。しかる後、制御部414は、プリンタ407によるレシートの印字発行,ドロワ410のオープンなどの登録締め処理を実行して(ST47)、1顧客に対する制御を終了するものとなっている。
このように構成された本実施の形態においては、商品用無線タグ読取部80から電波を発信させる際には無線タグ読取部50からの電波発信を停止させるようにしたので、両無線タグ読取部80,50が近接されていても、お互いの電波が干渉することはなく、電波干渉によって会員カード1に設けられた無線タグ2や商品に付された無線タグの読取精度が低下するのを未然に防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、商品用無線タグ読取部80から電波を発信させる際には無線タグ読取部50からの電波発信を停止させるようにしたが、商品用無線タグ読取部80から発信される電波の周波数を、無線タグ読取部50から発信される電波の周波数とは異ならせることによって、確実に電波干渉を無くすことができ、無線タグの読取精度をより一層高めることができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではない。
例えば前記各実施の形態では、スイッチ106,309を押しボタン方式としたが、スイッチの方式はこれに限定されるものではなく、例えば、ディスプレイ101,307をタッチパネルで構成し、タッチパネル上のタッチボタンをスイッチ106,309として使用してもよい。
また、前記各実施の形態では、アンテナ103を、ディスプレイ101が配置された本体の一面において、ディスプレイ101近傍の一側部に設けたが、アンテナの取付位置は、例えばディスプレイ101の上部又は下部や、ディスプレイ101が配置された面とは異なる他の本体の一面にアンテナ103を設けてもよい。また、アンテナ51をディスプレイ307の画面近傍の一側部に設けたが、例えばディスプレイ307の画面上部又は下部や、画面の裏側にアンテナ51を設けてもよい。
また、前記各実施の形態では、会員証1に設けられた無線タグ2の読取装置又は同無線タグ2の読取部を有した商品販売データ処理装置として本発明を説明したが、社員証,ポイントカード,キャッシュカード等のように、少なくとも個人を特定する情報が必要な物品に設けられた無線タグの読取装置または商品販売データ処理装置に本発明は適用できるものである。また、会員証1等の物品に設けられていない単体の無線タグ2の読取装置または商品販売データ処理装置であってもよい。
本発明の実施の形態で使用する会員証を示す模式図。 本発明の第1の実施の形態における要部構成を示すブロック図。 同第1の実施の形態における読取開始指示画面の一例を示す模式図。 同第1の実施の形態における読取開始完了画面の一例を示す模式図。 同第1の実施の形態における読取開始指示画面の他の例を示す模式図。 同第1の実施の形態における制御部の主要な制御手順を示す流れ図。 本発明の第2の実施の形態における外観図。 同第2の実施の形態における要部構成を示すブロック図。 同第2の実施の形態における読取開始指示画面の一例を示す模式図。 同第2の実施の形態における読取開始完了画面の一例を示す模式図。 同第2の実施の形態における顧客個人情報出力画面の一例を示す模式図。 同第2の実施の形態における制御部の無線タグ読取制御手順を示す流れ図。 同第2の実施の形態における表示部の他の例を示す模式図。 同第2の実施の形態における商品販売データ処理装置の他の例を示す斜視図。 本発明の第3の実施の形態における外観図。 同第3の実施の形態における要部構成を示すブロック図。 同第3の実施の形態における制御部の無線タグ読取制御手順を示す流れ図。
符号の説明
1…会員証、2…無線タグ、10…無線タグ読取装置、30…入力ユニット、40…登録ユニット、50…無線タグ読取部、61…顧客情報ファイル、70…POS端末、80…商品用無線タグ読取部。

Claims (10)

  1. 本体の一面に配置された表示部と、本体の一面に配置され、少なくとも個人を特定する情報が保存された無線タグから情報を読取るアンテナと、前記アンテナで読取った情報を処理する情報処理手段と、前記無線タグの情報を読取るタイミングを判断する判断手段と、前記判断手段で前記無線タグの情報を読取るタイミングであることを判断すると、前記アンテナに無線タグをかざすようにユーザに促す案内を前記表示部に表示させる読取案内手段と、前記判断手段で前記無線タグの情報を読取るタイミングであることを判断すると、前記アンテナから電波発信を開始させる電波発信手段とを具備したことを特徴とする無線タグ読取装置。
  2. 前記表示部にユーザが近づいたことを検知する検知手段を設け、前記判断手段は、前記検知手段により前記表示部に前記ユーザが近づいたことが検知されると前記無線タグの情報を読取るタイミングであると判断することを特徴とする請求項1記載の無線タグ読取装置。
  3. 少なくとも個人を特定する情報が保存された無線タグから情報を読取るアンテナを有した無線タグ読取部を、店員用表示部及び顧客用表示部とともに備えてなる商品販売データ処理装置において、
    前記顧客用表示部に前記無線タグ読取部のアンテナを設けるとともに、
    前記無線タグの情報を読取るタイミングを判断する判断手段と、前記判断手段で前記無線タグの情報を読取るタイミングであることを判断すると、前記アンテナに無線タグをかざすようにユーザに促す案内を前記顧客用表示部に表示させる読取案内手段と、前記判断手段で前記無線タグの情報を読取るタイミングであることを判断すると、前記アンテナから電波発信を開始させる電波発信手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  4. 商品販売データを入力するための入力ユニットと、この入力ユニットを介して入力された商品販売データを登録処理するための登録ユニットと、少なくとも個人を特定する情報が保存された無線タグから情報を読取るアンテナを有した無線タグ読取部とを具備し、前記入力ユニットに顧客用表示部を設けてなる商品販売データ処理装置において、
    前記顧客用表示部に前記無線タグ読取部のアンテナを設けるとともに、
    前記無線タグの情報を読取るタイミングを判断する判断手段と、前記判断手段で前記無線タグの情報を読取るタイミングであることを判断すると、前記アンテナに無線タグをかざすようにユーザに促す案内を前記顧客用表示部に表示させる読取案内手段と、前記判断手段で前記無線タグの情報を読取るタイミングであることを判断すると、前記無線タグ読取部から電波発信を開始させる電波発信手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  5. 前記顧客用表示部に設けられた入力手段と、前記無線タグ読取部により前記無線タグに保存された少なくとも個人を特定する情報が読取られると、その個人特定情報を通知するとともに、前記入力手段を操作してその個人特定情報が間違っているかどうかの確認入力をユーザに促す案内を前記顧客用表示部に表示させる読取完了案内手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項3又は4記載の商品販売データ処理装置。
  6. 無線タグを有する各ユーザの個人情報を記憶したユーザ情報ファイルを有した上位機器との通信手段と、前記無線タグ読取部により前記無線タグに保存された個人特定情報が読取られると、その個人特定情報で特定されるユーザの個人情報を前記ユーザ情報ファイルから前記通信手段を介して呼出して前記顧客用表示部に表示させる顧客情報案内手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項3又は4記載の商品販売データ処理装置。
  7. 前記顧客用表示部に入力手段を設け、
    前記顧客情報案内手段は、前記個人特定情報で特定されるユーザの個人情報とともにこの情報の表示消去を希望する場合に前記入力手段の操作を顧客に促す案内を前記顧客用表示部に表示させる手段とし、
    この顧客情報案内手段による情報表示後、前記入力手段が入力されると前記顧客用表示部の表示を消去する表示消去手段をさらに具備したことを特徴とする請求項6記載の商品販売データ処理装置。
  8. 前記顧客用表示部に、表示情報が周囲から見られるのを遮蔽する遮蔽部を設けたことを特徴とする請求項6記載の商品販売データ処理装置。
  9. 各商品にそれぞれ付された商品用無線タグから商品情報を読取る商品用無線タグ読取部と、前記入力ユニットの近傍に設けられた前記商品無線タグ読取部のアンテナと、前記商品用無線タグ読取部から電波を発信させる際には、前記個人を特定する情報が保存された無線タグから情報を読取る無線タグ読取部からの電波発信を停止させる電波停止手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項4記載の商品販売データ処理装置。
  10. 各商品にそれぞれ付された商品用無線タグから商品情報を読取る商品用無線タグ読取部と、前記入力ユニットの近傍に設けられた前記商品無線タグ読取部のアンテナとをさらに具備し、前記商品用無線タグ読取部は、前記個人を特定する情報が保存された無線タグから情報を読取る無線タグ読取部が使用する電波とは周波数が異なる電波を用いて前記商品用無線タグの情報を読取ることを特徴とする請求項4記載の商品販売データ処理装置。
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