JP6150043B2 - 露光装置 - Google Patents
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Description
(1) 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マイクロレンズ載置板は、懸架フレームによって懸架され、
前記マイクロレンズ載置板が前記懸架フレームに接合されることによって、前記マイクロレンズ載置板の自重と前記マイクロレンズアレイの質量により平坦となる前記マイクロレンズ載置板にならい、前記マイクロレンズアレイが平坦となり、
前記マイクロレンズ載置板が、上方向へ凸型に形成されていることを特徴とする露光装置。
(2) 前記懸架フレームの下端面が、前記マイクロレンズ載置板の中心に向かって高くなるように傾いていることを特徴とする(1)に記載の露光装置。
(3) 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マイクロレンズ載置板は、懸架フレームによって懸架され、
前記懸架フレームを固定しているスライダが、前記スライダに跨設されたガイドレールを中心として回転することにより、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整して、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整することができることを特徴とする露光装置。
(4) 前記スライダは、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整するために進行方向に対して垂直にスライド可能であることを特徴とする(3)に記載の露光装置。
(5) 前記マイクロレンズ載置板と前記懸架フレームとが前記懸架フレームを回転させる回転軸を介して接合されていることを特徴とする(3)または(4)に記載の露光装置。
(6) 前記マイクロレンズ載置板と前記懸架フレームとが前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整するための板ばねを介して接合されることを特徴とする(3)〜(5)のいずれかに記載の露光装置。
(7) 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マスクと前記基板との対向面間のギャップを測定するギャップセンサと、 前記基板と前記マスクとの相対位置を検出可能なアライメントカメラと、
前記ギャップセンサと前記アライメントカメラとを保持するセンサキャリヤと、
前記センサキャリヤを所定の方向へ移動させるセンサキャリヤ駆動機構と、
をさらに備え、
前記センサキャリヤに備えた磁石と、前記マイクロレンズ載置板に備えた磁石との間に発生する引力により、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整して、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整することができることを特徴とする露光装置。
(8) 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マスクと前記基板との対向面間のギャップを測定するギャップセンサと、 前記基板と前記マスクとの相対位置を検出可能なアライメントカメラと、
前記ギャップセンサと前記アライメントカメラとを保持するセンサキャリヤと、
前記センサキャリヤを所定の方向へ移動させるセンサキャリヤ駆動機構と、
をさらに備え、
前記基板を吸着保持する前記基板ステージのワークチャックに備えた磁石と、前記マイクロレンズ載置板に備えた磁石との間に発生する斥力により、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整して、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整することができることを特徴とする露光装置。
(9) 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マスクと前記基板との対向面間のギャップを測定するギャップセンサと、 前記基板と前記マスクとの相対位置を検出可能なアライメントカメラと、
前記ギャップセンサと前記アライメントカメラとを保持するセンサキャリヤと、
前記センサキャリヤを所定の方向へ移動させるセンサキャリヤ駆動機構と、
をさらに備え、
前記マイクロレンズ載置板に備えた磁性体を前記センサキャリヤに備えた磁石が引き付けることにより、または、前記マイクロレンズ載置板に備えた磁性体を前記基板を吸着保持する前記基板ステージのワークチャックに備えた磁石が引き付けることにより、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整して、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整することができることを特徴とする露光装置。
以下、本発明の第1実施形態に係る露光装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る露光装置の正面図、図2は側面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態の露光装置PEは、マスクMを保持するマスクステージ10と、ガラス基板(被露光材)Wを載置する基板ステージ20と、基板ステージ20をX軸,Y軸,Z軸方向に移動し、且つ基板ステージ20のチルト調整を行う基板ステージ移動機構50と、マイクロレンズアレイ41を有し、基板ステージ20とマスクステージ10との間に配置されるマイクロレンズステージ40と、パターン露光用の光をマスクM及びマイクロレンズアレイ41を介して基板Wに照射する照明光学系30と、を備えている。
なお、マスクステージ10には、マスク保持枠12をZ軸方向及びチルト調整可能なZ軸−チルト調整機構が設けられても良い。
なお、X軸送り機構22、Y軸送り機構23、及びZ−チルト調整機構24を構成する、ボールねじ軸機構とモータとの組合せは、リニアモータによって置き換えられても良い。
マイクロレンズ載置板62を移動しながら、照明光学系30を照射して露光することで、タクトタイムの短縮と確実な露光転写が与えられる。
なお、マイクロレンズステージ40は、マイクロレンズ載置板62をZ軸方向及びチルト調整可能なマイクロレンズ用Z軸−チルト調整機構が設けられても良い。
また、これに限らず、アライメントカメラ16により、基板Wに形成されたアライメントマークと、マスクMに形成されたアライメントマークと、マイクロレンズ載置板40に形成されたアライメントマークと、を検出し、基板Wと、マスクMと、マイクロレンズ載置板40との相対位置を調整してもよい。
なお、各マイクロレンズアレイ41に対応した4つの照明光学系30は、2つの照明光学系30に対して共通の不図示の駆動機構によって2つの照明光学系30を同期させて移動してもよく、あるいは、4つの照明光学系30に対して共通の不図示の駆動機構によって4つの照明光学系30を同期させて移動してもよい。
また、センサキャリヤ17a〜17dは、移動方向の制御に加え、これらの移動開始と移動終了とがそれぞれずれるように制御することで、これらの振動による露光への影響をさらに抑制することができる。
また、照明光学系30の照度や、センサキャリヤ17a〜17dの移動速度は、露光量に応じて、任意に組み合わせて設定することができる。
図10(a)及び(b)は、第2実施形態の露光装置として、ノズルを備えるマイクロレンズ載置板の平面図、及び断面図である。図10に示すように、マイクロレンズ載置板62によって保持されていないY方向に延びるマイクロレンズ載置板62の両辺には、その上面と下面に複数のノズル45が形成されている。複数のノズル45は、マイクロレンズ載置板62内に形成されたエア供給孔46に連通している。複数のノズル45は、不図示のエア供給装置から供給されるエアを、エア供給孔46を介して上方及び下方の少なくとも一方に向けて吐出する。
なお、複数のノズル45は、各ノズル45から吐出又は吸引するエアの量を調整するように設計されてもよい。
次に、本発明の第3実施形態に係る露光装置について、図11から図17を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一または同等部分については、同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
なお、マイクロレンズ用フレーム63の構成は、支柱77に支持される構成であれば、上記構成に限定されず、任意に設計可能である。
また、マイクロレンズ載置板62の高さh、または、懸架フレーム69の幅tに関する寸法を変更する。これにより、マスクレンズ載置板62と懸架フレーム69の剛性を高め、マイクロレンズアレイ41の所定の平坦度に調整することができ、マイクロレンズアレイ41の撓みを防止することができる。
ケーブルガイドトレイ82は、X方向フレーム64と同じ長さを有し、X方向フレーム64からY方向外側に離れて、固定部材67間に設けられる。
なお、ケーブルガイド81の一端部81aと板ばね52との間には、振動を抑制するために、樹脂やゴムを挟んでもよい。
なお、振動吸収部材83としては、ゴムと、樹脂と、金属とを適宜組み合わせて形成することができる。ゴムとしては、クロロプロプレンゴム、スチレンブタジエンゴムなどが適用され、樹脂としては、ABS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂などが適用され、金属板としては、炭素鋼、鋳鉄(片状黒鉛鋳鉄)、鋳鋼、マグネシウム合金、サイレンタロイ、Ni−Ti合金、Mn−Cu合金、ステンレス合金などが適用される。
次に、本発明の第4実施形態に係る露光装置について、図18及び図19を参照して詳細に説明する。なお、第3実施形態と同一または同等部分については、同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
次に、本発明の第5実施形態に係る露光装置について、図20及び図21を参照して詳細に説明する。なお、第3実施形態と同一または同等部分については、同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
次に、本発明の第6実施形態に係る露光装置について、図22〜図25を参照して詳細に説明する。なお、第3実施形態と同一または同等部分については、同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
図22(b)に示すように、スライダ49bとスライダ56bとを回転させることによって、マイクロレンズ載置板62の撓みを調整することができる。これにより、マイクロレンズアレイ41の平坦度を調整することができる。
よって、マイクロレンズアレイ41と、マスクMと、基板Wと、のギャップをできるだけ均一化することができる。
このように、スライダ49bを回転させることと、スライダ56bをスライダ進行方向に対して垂直な方向へスライドさせることと、回転軸122によって懸架フレーム120、121を回転させることと、によって、図23(b)に示すように、マイクロレンズ載置板62の撓みを調整することができる。これにより、マイクロレンズアレイ41の平坦度を調整することができる。
よって、マイクロレンズアレイ41と、マスクMと、基板Wと、のギャップをできるだけ均一化することができる。
さらに、スライダ56bは、Z方向上部に備えられた撓み調整用のスライダ123によって、Y方向へスライドすることが可能である。スライダ49bの回転運動と、スライダ56bの直線運動と、が板ばね124の弾性力となる。このため、板ばね124の弾性力がマイクロレンズ載置板62の撓みを調整することができる。図24(b)に示すように、スライダ49bを回転させることと、スライダ56bをY方向へスライドさせることと、板ばね124と、によって、マイクロレンズ載置板62の撓みを調整することができる。これにより、マイクロレンズアレイ41の平坦度を調整することができる。
よって、マイクロレンズアレイ41と、マスクMと、基板Wと、のギャップをできるだけ均一化することができる。
図25(b)に示すように、スライダ49bを回転させることと、スライダ56bをY方向へスライドさせることと、回転軸によって懸架フレーム120を回転させることと、弾性力と、によって、マイクロレンズ載置板62の撓みを調整することができる。これにより、マイクロレンズアレイ41の平坦度を調整することができる。
よって、マイクロレンズアレイ41と、マスクMと、基板Wと、のギャップをできるだけ均一化することができる。
次に、本発明の第7実施形態に係る露光装置について、図26〜図30を参照して詳細に説明する。なお、第3実施形態と同一または同等部分については、同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
次に、本発明の第8実施形態に係る露光装置について、図31を参照して詳細に説明する。なお、第3実施形態と同一または同等部分については、同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
なお、締結部材はセンサキャリヤの上面に対角線上に複数個を仮止めすればよく、複数の締結部材のうち少なくとも2つは、他の締結部材よりも径が小さいことが好ましい。
したがって、基板WとマスクMとの相対位置は、アライメントカメラ16により基板W及びマスクMに形成されたアライメントマークを検出して調整されるが、調整後は、上述した共振が防止され、基板WとマスクMとの相対位置がずれる虞がない。これにより、微細な露光パターンを高精度で基板に露光転写することができる。
次に、本発明の第9実施形態に係る露光装置について、図32を参照して詳細に説明する。なお、第3実施形態と同一または同等部分については、同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
なお、上記実施形態では、マイクロレンズ載置板62をX軸方向に移動させるマイクロレンズ駆動機構68として、リニアモータが使用されている。しかしながら、本実施形態では、図32に示すように、マイクロレンズ駆動機構168は、マイクロレンズ載置板62の上面に固定されるボールねじナット168aと、このボールねじナット168aに螺合されるボールねじ軸168bと、Y方向フレーム63の外側に設置され、ボールねじ軸168bを回転駆動させるモータ168cと、を配設し、マイクロレンズ駆動機構168のモータ168cを駆動して、ボールねじ軸168bを回転させることにより、マイクロレンズ載置板62をX軸方向に移動させてもよい。
次に、本発明の第10実施形態に係る露光装置について、図33〜図35を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一または同等部分については、同一符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
例えば、本発明の露光装置としては、1枚のマスクを用いて、1枚のマイクロレンズ載置板を駆動させることで露光転写する場合も含まれる。
12 マスク保持枠
15 ギャップセンサ
16 アライメントカメラ
17、17a、17b、17c、17d センサキャリヤ(マスキングアパーチャ)
20 基板ステージ
30 照明光学系
40 マイクロレンズステージ
41 マイクロレンズアレイ
42 マイクロレンズ
45 ノズル
51 駆動側部材
52 板ばね
53 リニアブッシュ(締結部材)
55 リニアガイド(案内機構)
60 マイクロレンズ駆動機構
62 マイクロレンズ載置板
63 マイクロレンズ用フレーム
68 リニアモータ(マイクロレンズ駆動機構)
69 懸架フレーム
77 支柱
81 ケーブルガイド
81a 一端部
81b 他端部
82 ケーブルガイドトレイ
83 振動吸収部材
83a 金属板
83b 弾性部材
91 樹脂製の膜(被覆部材)
93 板ばね
100 高さ調整機構
101 締結部材
102 間座
110 あおり角調整機構
111 懸架フレーム
112 ピエゾ効果を持った間座
120、121 懸架フレーム
122 回転軸
123 (撓み調整用の)スライダ
124 (撓み調整用の)板ばね
130 電磁石(磁石)
131 電磁石(磁石)
132 磁性体
145a、145b 締結部材
168 マイクロレンズ駆動機構
M マスク
PE 露光装置
W ガラス基板(被露光材、基板)
Claims (9)
- 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マイクロレンズ載置板は、懸架フレームによって懸架され、
前記マイクロレンズ載置板が前記懸架フレームに接合されることによって、前記マイクロレンズ載置板の自重と前記マイクロレンズアレイの質量により平坦となる前記マイクロレンズ載置板にならい、前記マイクロレンズアレイが平坦となり、
前記マイクロレンズ載置板が、上方向へ凸型に形成されていることを特徴とする露光装置。 - 前記懸架フレームの下端面が、前記マイクロレンズ載置板の中心に向かって高くなるように傾いていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マイクロレンズ載置板は、懸架フレームによって懸架され、
前記懸架フレームを固定しているスライダが、前記スライダに跨設されたガイドレールを中心として回転することにより、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整して、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整することができることを特徴とする露光装置。 - 前記スライダは、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整するために進行方向に対して垂直にスライド可能であることを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
- 前記マイクロレンズ載置板と前記懸架フレームとが前記懸架フレームを回転させる回転軸を介して接合されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の露光装置。
- 前記マイクロレンズ載置板と前記懸架フレームとが前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整するための板ばねを介して接合されることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の露光装置。
- 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マスクと前記基板との対向面間のギャップを測定するギャップセンサと、
前記基板と前記マスクとの相対位置を検出可能なアライメントカメラと、
前記ギャップセンサと前記アライメントカメラとを保持するセンサキャリヤと、
前記センサキャリヤを所定の方向へ移動させるセンサキャリヤ駆動機構と、
をさらに備え、
前記センサキャリヤに備えた磁石と、前記マイクロレンズ載置板に備えた磁石との間に発生する引力により、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整して、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整することができることを特徴とする露光装置。 - 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マスクと前記基板との対向面間のギャップを測定するギャップセンサと、
前記基板と前記マスクとの相対位置を検出可能なアライメントカメラと、
前記ギャップセンサと前記アライメントカメラとを保持するセンサキャリヤと、
前記センサキャリヤを所定の方向へ移動させるセンサキャリヤ駆動機構と、
をさらに備え、
前記基板を吸着保持する前記基板ステージのワークチャックに備えた磁石と、前記マイクロレンズ載置板に備えた磁石との間に発生する斥力により、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整して、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整することができることを特徴とする露光装置。 - 被露光材としての基板を載置する基板ステージと、
マスクを保持するマスク保持枠を備え、前記基板ステージの上方に配置されるマスクステージと、
複数のマイクロレンズが平面上で整列配置されたマイクロレンズアレイを載置するマイクロレンズ載置板と、前記マイクロレンズ載置板を所定の方向に移動するマイクロレンズ駆動機構と、を有し、前記基板ステージと前記マスクステージとの間に配置されるマイクロレンズステージと、
パターン露光用の光を前記マスク及び前記マイクロレンズアレイを介して前記基板に照射する照明光学系と、
を備え、
前記マイクロレンズ載置板は、前記マイクロレンズアレイの撓みを抑制すべく、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整するように構成され、
前記マスクと前記基板との対向面間のギャップを測定するギャップセンサと、
前記基板と前記マスクとの相対位置を検出可能なアライメントカメラと、
前記ギャップセンサと前記アライメントカメラとを保持するセンサキャリヤと、
前記センサキャリヤを所定の方向へ移動させるセンサキャリヤ駆動機構と、
をさらに備え、
前記マイクロレンズ載置板に備えた磁性体を前記センサキャリヤに備えた磁石が引き付けることにより、または、前記マイクロレンズ載置板に備えた磁性体を前記基板を吸着保持する前記基板ステージのワークチャックに備えた磁石が引き付けることにより、前記マイクロレンズ載置板の撓みを調整して、前記マイクロレンズアレイの平坦度を調整することができることを特徴とする露光装置。
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JP2012158201 | 2012-07-16 | ||
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