JP6147155B2 - 終端器 - Google Patents
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Description
このため、高電力信号の入力時において、微小領域に損失エネルギーが集中するため、損失性材料の温度上昇、損失性材料の破損等が生じ、高電力信号の入力用途への適用に課題がある。
しかし、特許文献2および特許文献3の構造においても、損失性材料と信号線導体が接触する部分の信号入力側に近い部分、つまり、信号線導体の上部に損失性材料が現れる境界面の部分に損失エネルギーが集中する。
このため、特許文献1と同様、局所的な温度上昇および損失性材料の破損等が生じ、高電力信号の入力用途への適用に課題がある。
よって、信号伝送方向の損失エネルギー分布の緩和を図ることができ、局所的な温度上昇を回避し、従来技術に比べ、より高電力信号の入力用途への適用を実現することができる効果がある。
図1は、本発明の実施の形態1による終端器を示す構成図であり、図1(a)は基板側面図、図1(b)は図1(a)におけるA−A’面についての断面図、図1(c)は図1(a)におけるB−B’面についての断面図である。
また、L1層には、損失性材料31が、L1層と異なる内層L2層には、損失性材料32がそれぞれ配置される。
図1の左側から信号が入力され、L1層およびl2層に配置された損失性材料31および損失性材料32により、信号エネルギーを吸収し、入力側に反射する量を小さく抑えることができる終端器として機能する。
また、損失性材料での信号エネルギー吸収量は、信号入力側(図1において左側)に近い程大きく、信号入力側から遠い、信号終端側(図1において右側)程小さくなる。
また、図1において、入力された信号の一部が、損失性材料32で予め吸収されるため、L1層に配置した損失性材料31の信号入力側に最も近い部位での吸収量は、L1層のみに損失性材料を配置する従来構造に比べて小さくなる。
これらの効果により、吸収量、つまり損失エネルギーの分布を、信号伝送方向に分散させることができ、局所的な温度上昇を回避し、高電力信号の入力用途への適用が可能となる。
図2(a)はL1層のみに損失性材料を配置する従来構造に対するシミュレーション結果を、図2(b)は図1に示した構造に対するシミュレーション結果をそれぞれ示す。
シミュレーションには、有限要素法電磁界シミュレーションを用いた。
双方の構造とも、入力信号電力は1W、入力信号周波数は10GHz、10GHzにおける反射振幅は−20dB以下である。
図2に示した特性図の横軸は、損失性材料が現れる箇所を起点とした損失性材料の信号伝送方向長さを示しており、縦軸はL1層およびL2層における体積損失密度の値を示している。
体積損失密度の分布は、温度上昇の分布と相関があり、従来構造においては、信号入力側に最も近い部位において、温度上昇が高くなることを意味している。
つまり、温度上昇の分布を信号伝送方向に分散させ、温度上昇最大値を下げる効果を確認することができる。
以下に、他の線路形式を用いた例について示す。
損失性材料31を表層に設け、損失性材料32を内層に設けた構造である。
その他の構造は、図1と同様であり説明を省略する。
本構造においても、図1に示した構造と同様な効果を得ることができる。
なお、図示はしないが、L1層の上部に、さらに、誘電体層を設ける、埋め込み型マイクロストリップ線路形式を用いても良い。
その他の構造は、図3と同様であり説明を省略する。
本構造においても、図1に示した構造と同様な効果を得ることができる。
なお、図示はしないが、L1層の上部に、さらに、誘電体層を設ける、埋め込み型コプレーナ線路形式を用いても良く、図1と同様、L1層の上下層にグラウンド導体11を配置しても良い。
また、図示はしないが、グラウンド導体11とグラウンド導体12を接続する導体を別途設けても良く、一対のグラウンド導体12同士を接続する導体を別途設けても良い。
図4においては、損失性材料31とグラウンド導体12が接触している構造例を示しているが、これに限ったものではなく、接触をしていなくても良い。
さらに、図5に示すように、損失性材料31の配置位置と、損失性材料32の配置位置の一部が重なる構造を用いても良い。
また、図6に示すように、損失性材料31と損失性材料32の双方が配置されない領域を設けても良い。
一例を図7に示す。
図7では、図1の構造に対し、新たにL3層に損失性材料33を設けた構造であり、図7(d)がL3層における断面図である。
図7に示す構造のように、信号入力側に一番近い位置に配置される損失性材料(ここでは損失性材料33)と、二番目に近い位置に配置される損失性材料(ここでは損失性材料32)とを比べ、信号入力側に一番近い位置に配置される損失性材料の配置層が信号線導体から遠い層であるという関係が保たれていれば、図1に示した構造の効果を享受できる。
このため、本関係を維持できれば、図7以外の任意の配置構造を用いて良い。
なお、図7では、信号入力側に近い方から順に、信号線導体21から損失性材料31〜33までの距離を短くしているので、信号伝送方向の損失エネルギー分布の緩和をさらに図ることができる。
よって、信号伝送方向の損失エネルギー分布の緩和を図ることができ、局所的な温度上昇を回避し、従来技術に比べ、より高電力信号の入力用途への適用を実現することができる。
図9は、本発明の実施の形態2による終端器を示す構成図であり、図9(a)は基板側面図、図9(b)は図9(a)におけるA−A’面についての断面図、図9(c)は図9(a)におけるB−B’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
従って、差動信号の終端器においても、前記実施の形態1で述べた効果と同様な効果が得られる。
なお、図9のよう、信号線導体21と信号線導体22の双方で損失性材料31を共有することで、構成点数の削減ができ、簡素に構成することができる。
また、図10に示すように、信号線導体21と信号線導体22の先端同士を接続する構造を採用しても良い。
図11は、本発明の実施の形態3による終端器を示す構成図であり、図11(a)は基板側面図、図11(b)は図11(a)におけるA−A’面についての断面図、図11(c)は図11(a)におけるB−B’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
図11に示した構成の基本的な効果は、前記実施の形態1において述べた効果と同様であり、その説明を省略する。
図1と同様な効果を得ながら、損失性材料32の配置層を1層にすることが可能となり、多層基板の製造プロセスを簡略化することができる。
図示はしないが、信号線導体の形成層が、図11においては、L1層とL2層の2層であるが、3層以上を利用しても良い。
図12は、本発明の実施の形態4による終端器を示す構成図であり、図12(a)は基板側面図、図12(b)は図12(a)におけるA−A’面についての断面図、図12(c)は図12(a)におけるB−B’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
図11に示した構成の基本的な効果は、前記実施の形態1において述べた効果と同様であり、その説明を省略する。
また、信号線導体21を折りたたんだ構造で実現できるため、信号線導体を一直線に配置する構造に比べて、占有エリアの縮小が可能となる。
図12の構造では、損失性材料の配置位置が信号入力に近い方から、L2層→L1層→L2層→L1層と交互に続くこととなる。
信号入力側に一番近い位置ではL2層配置、二番目に近い位置ではL1層配置となっており、両者比較すると、信号入力側に一番近い位置に配置される損失性材料32の配置層が信号線導体21から遠い層であるという関係が保たれている。
このため、前記実施の形態1で述べた効果と同様な効果を得ることができる。
また、一方向に螺旋を形成するスパイラル状のレイアウトとしているが、メアンダ状のレイアウトでも良く、両者を組み合わせても良い。
図13は、本発明の実施の形態5による終端器を示す構成図であり、図13(a)は基板側面図、図13(b)は図13(a)におけるA−A’面についての断面図、図13(c)は図13(a)におけるB−B’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
図13に示した構成の基本的な効果は、前記実施の形態1において述べた効果と同様であり、その説明を省略する。
図13では、損失性材料32に近い側、つまり多層誘電体基板10の裏面側に、熱伝導の高い材料である放熱用ブロック40を配置することができ、更なる温度上昇の緩和を図ることができる。
図14は、本発明の実施の形態6による終端器を示す構成図であり、図14(a)は基板側面図、図14(b)は図14(a)におけるA−A’面についての断面図、図14(c)は図14(a)におけるB−B’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
また、3つ以上の分岐を用いても良く、分岐を設けた位置よりも入力側に近い位置にさらに分岐を設けるトーナメント状分岐を採用しても良い。
図15は、本発明の実施の形態7による終端器を示す構成図であり、図15(a)は基板側面図、図15(b)は図15(a)におけるA−A’面についての断面図、図15(c)は図15(a)におけるB−B’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態6と同様であり、その説明を省略する。
また、3つ以上の分岐を用いても良く、分岐を設けた位置よりも入力側に近い位置にさらに分岐を設けるトーナメント状分岐を採用しても良い。
さらに、図14に示した損失性材料32を配置する位置よりも入力側に近い位置に分岐を配置した構造と組み合わせても良い。
図16は、本発明の実施の形態8による終端器を示す構成図であり、図16(a)は基板側面図、図16(b)は図16(a)におけるA−A’面についての断面図、図16(c)は図16(a)におけるB−B’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態3と同様であり、その説明を省略する。
一方、信号線導体24の信号伝送区間においては、前記とは逆に、図16において、右側(入力側に近い位置)における発熱量が高くなり、左側に行くに従い(終端側に近付くに従い)発熱量が減少する。
発熱量は、信号線導体21の信号伝送区間と信号線導体24の信号伝送区間において生じる発熱量の和となり、両者逆特性の傾向を示すことから、更なる発熱量の均等化を図ることができる。
図17は、本発明の実施の形態9による終端器を示す構成図であり、図17(a)は基板側面図、図17(b)は図17(a)におけるA−A’面についての断面図、図17(c)は図17(a)におけるB−B’面についての断面図、図17(d)は図17(c)におけるD−D’面についての断面図、図17(e)は図17(c)におけるE−E’面についての断面図である。
また、損失性材料32を円形の構造としている。
その他の構造については、前記実施の形態8と同様であり、その説明を省略する。
例えば、信号線導体21を分岐することなく、柱状導体23を介したL2層の信号線導体24において、損失性材料32が配置される位置よりも近い位置、あるいは、損失性材料32と重なる位置に分岐を配置しても良い。
また、複数箇所の分岐を組み合わせても良い。
分岐から先の信号線導体の線路長は、異なるものを採用しても良く、等長を採用しても良い。
損失性材料32の形状は、円形としているが、図16に示すような長方形形状を含む任意の形状を採用しても良い。
図17では、信号線導体24が2箇所においてそれぞれ1本ずつ損失性材料32に入力される構造であるが、損失性材料32に入力される前に信号線導体24を分岐し、2箇所においてそれぞれ2本以上の信号線導体が損失性材料32に入力される構造を用いても良い。
図18は、本発明の実施の形態10による終端器を示す構成図であり、図18(a)は基板側面図、図18(b)は図18(a)におけるA−A’面についての断面図、図18(c)は図18(a)におけるB−B’面についての断面図、図18(d)は図18(c)におけるD−D’面についての断面図、図18(e)は図18(c)におけるE−E’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態9と同様であり、その説明を省略する。
このため、図17において説明した効果と共に、発熱部位の分散化を図ることができる。
図19は、本発明の実施の形態11による終端器を示す構成図であり、図19(a)は基板側面図、図19(b)は図19(a)におけるA−A’面についての断面図、図19(c)は図19(a)におけるB−B’面についての断面図、図19(d)は図19(c)におけるD−D’面についての断面図、図19(e)は図19(c)におけるE−E’面についての断面図である。
また、接続導体25による分岐後、双方が柱状導体13を介してグラウンド導体11に接続される先端短絡構造となっている。
その他の構造については、前記実施の形態10と同様であり、その説明を省略する。
また、図19では、信号線導体24がL2層において2分岐され、双方が柱状導体13によりグラウンド導体11に接続される先端短絡構造であるが、一方を先端開放、他方を先端短絡というように使い分けても良い。
分岐数は2以上の任意の分岐数を用いても良い。
図20は、本発明の実施の形態12による終端器を示す構成図であり、図20(a)は基板側面図、図20(b)は図20(a)におけるA−A’面についての断面図、図20(c)は図20(a)におけるB−B’面についての断面図、図20(d)は図20(c)におけるD−D’面についての断面図、図20(e)は図20(c)におけるE−E’面についての断面図である。
グラウンド導体14は、損失性材料32の外部2箇所において柱状導体13を介してグラウンド導体11に接続される構造である。
その他の構造については、前記実施の形態11と同様であり、その説明を省略する。
本効果により、信号線導体21の伝送区間における発熱量を増加させることができ、信号線導体21の伝送区間における発熱量が、信号線導体24の伝送区間における発熱量に比べて小さい場合に、更なる発熱量の均等化を図ることができる。
また、柱状導体13は、損失性材料32の外部に配置した例について説明したが、損失性材料32の配置位置に柱状導体13を設けても構わない。
図21は、本発明の実施の形態13による終端器を示す構成図であり、図21(a)は基板側面図、図21(b)は図21(a)におけるA−A’面についての断面図、図21(c)は図21(a)におけるB−B’面についての断面図、図21(d)は図21(c)におけるD−D’面についての断面図、図21(e)は図21(c)におけるE−E’面についての断面図である。
その他の構造については、前記実施の形態12と同様であり、その説明を省略する。
面積損失密度分布は、前記体積損失密度分布と同様、発熱量(温度上昇)と相関のある物理量である。
図22(a)には、比較対象として、前記特許文献1等で開示されている従来の終端器の構造における面積損失密度分布を示している。
図22(a)の従来構造における損失性材料のサイズは、0.5mm×0.6mm、図22(b)の図21に示した発明構造における損失性材料のサイズは、直径4mmの円形である。
両者の面積損失密度最大値を比較すると、従来構造において、189W/mm2であるのに対し、発明構造では、0.928W/mm2と、約1/200の低減効果を確認することができる。
また、図22(b)より、環状導体周囲に面積損失密度分布が分散されていることを確認できる。
また、環状導体26を一つ用いた構造について例示したが、2つ以上用いた構造を採用しても構わない。
図21においては、信号線導体24とグラウンド導体14を接続する環状導体26を用いた構造について例示したが、接続導体として信号線導体24同士を1箇所で接続する接続導体、信号線導体24とグラウンド導体14を1箇所で接続する接続導体等、環状とならない接続導体を採用しても良い。
Claims (13)
- 一端を信号入力側、他端を信号終端側とし、多層誘電体基板の内層または表層に設けられた信号線導体と、
前記多層誘電体基板の内層または表層に設けられたグラウンド導体と、
前記多層誘電体基板の内層または表層に設けられた損失性材料とで構成される伝送線路を用いた終端器であって、
前記伝送線路の信号伝送区間の一部において、前記信号線導体と前記損失性材料が異なる層に平行に形成される第1の伝送線路区間と、
前記伝送線路の信号伝送区間の他の一部において、前記信号線導体と前記損失性材料が異なる層または同一の層に平行に形成される第2の伝送線路区間との少なくとも2つ以上の区間を含み、
前記信号入力側に前記第1の伝送線路区間を設けると共に、前記信号終端側に前記第2の伝送線路区間を設け、
前記第1の伝送線路区間における前記信号線導体から前記損失性材料までの直交方向の距離を、前記第2の伝送線路区間における前記信号線導体から前記損失性材料までの直交方向の距離に比べて長くし、
前記第1の伝送線路区間の信号線導体が設けられた層と、
前記第2の伝送線路区間の信号線導体が設けられた層とを異なる層とし、
前記損失性材料が設けられた層を1層に統合したことを特徴とする終端器。 - 前記信号線導体は、
隣接する2つの信号線導体が設けられ、差動信号伝送線路を構成することを特徴とする請求項1記載の終端器。 - 前記信号線導体は、
先端部がグラウンド導体と電気的に接触しない、電気的開放構造とすることを特徴とする請求項1記載の終端器。 - 前記信号線導体は、
先端部がグラウンド導体と電気的に接触する、電気的短絡構造とすることを特徴とする請求項1記載の終端器。 - 前記信号線導体は、
2つの信号線導体の先端部同士が互いに電気的に接触していることを特徴とする請求項2記載の終端器。 - 前記多層誘電体基板の表面または裏面に、前記損失性材料とそれぞれ平行になるように放熱用ブロックを設け、
前記放熱用ブロックと前記第1の伝送線路区間に形成される損失性材料との直交方向の距離を、該放熱用ブロックと前記第2の伝送線路区間に形成される損失性材料との直交方向の距離に比べて短くしたことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の終端器。 - 前記第1の伝送線路区間に形成される損失性材料の信号伝送方向の長さを、前記第2の伝送線路区間に形成される損失性材料の信号伝送方向の長さに比べて長くしたことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の終端器。
- 前記第1の伝送線路区間よりも信号入力側に近い区間、該第1の伝送線路区間、該第1の伝送線路区間と前記第2の伝送線路区間との間の区間、および該第2の伝送線路区間のうちの少なくともいずれか1箇所において、
前記信号線導体を少なくとも2つ以上に分岐する分岐部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の終端器。 - 前記第1の伝送線路区間の信号線導体の延伸方向と、
前記第2の伝送線路区間の信号線導体の延伸方向とが異なることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の終端器。 - 少なくとも2つ以上に分岐された前記信号線導体が接続導体に接続され、該接続導体が前記第2の伝送線路区間における損失性材料が配置される層と同一の層に配置され、該損失性材料に重なり合うように配置されたことを特徴とする請求項8記載の終端器。
- 前記第1の伝送線路区間のグラウンド導体の一部が、前記損失性材料が配置される層と同一の層に配置されることを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の終端器。
- 前記第1の伝送線路区間のグラウンド導体の一部が、前記損失性材料が配置される層と同一の層に配置され、
前記第1の伝送線路区間よりも信号入力側に近い区間、該第1の伝送線路区間、該第1の伝送線路区間と前記第2の伝送線路区間との間の区間、および該第2の伝送線路区間のうちの少なくともいずれか1箇所において、前記信号線導体を少なくとも2つ以上に分岐する分岐部を有し、
前記少なくとも2つ以上に分岐されたそれぞれの信号線導体および前記グラウンド導体の一部が接続導体に接続され、該接続導体が前記損失性材料が配置される層と同一の層に配置され、該損失性材料に重なり合うように配置されたことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の終端器。 - 前記接続導体は、
環状を形成した環状導体であることを特徴とする請求項12記載の終端器。
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JP2014187684A (ja) | 2014-10-02 |
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