JP6146560B2 - 印刷物作成プログラム及び印刷物作成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷物の作成を行う印刷物作成プログラム及び印刷物作成方法に関する。
従来、印刷物の作成を行う印刷物作成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この印刷物作成装置(印刷装置)は、テンプレートにより割り付けられる文字列の内容を、データベースのレコードにより指定する、いわゆるデータベース印刷を行うことができる。データベース印刷が行われると、データベースの指定されたレコードにおいて複数のフィールドにそれぞれ割り当てられた複数の文字列がテンプレートに沿って割り付けられた印刷物が作成される。
特開2006−309473号公報
上記従来技術では、1つの印刷物に含まれる複数の印字オブジェクトとして、複数のレコードにわたる複数の文字列データをそれぞれ印字形成することができる。しかしながらその場合には、当該文字列データの取得元である各レコードの名称やフィールド名をそれぞれ個別に指定する複雑な操作が必要であり、面倒であった。
本発明の目的は、簡単な操作で、複数のレコードにわたる複数の文字列データを複数の印字オブジェクトとして用い印刷物を作成できる、印刷物作成プログラム及び印刷物作成方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、搬送される被印字媒体に対し印字データに基づく印字を行って複数の印字オブジェクトを含む1つの印刷物を作成する印刷物作成装置に接続され、複数のフィールドに対し文字列データをそれぞれ割り当てた複数のレコードを含むデータベースを記憶する記憶手段と、表示手段と、演算手段と、を有する操作端末の前記演算手段に対し、前記印刷物に印字形成される複数の印字オブジェクトにそれぞれ適用される複数の印字オブジェクトデータへの適用基準となる、1つの基準レコードに含まれる基準文字列データの属する前記フィールドの識別情報と、前記基準文字列データに対する前記複数の印字オブジェクトデータそれぞれに係わる複数のオフセット値を取得する、情報取得手順と、前記情報取得手順で取得された前記識別情報を用いて前記基準文字列データを前記データベースから取得するとともに、前記情報取得手順で取得された前記複数のオフセット値を前記基準レコードにそれぞれ適用することで、前記複数の印字オブジェクトデータを決定する、オブジェクトデータ決定手順と、前記オブジェクトデータ決定手順で決定された前記複数の印字オブジェクトデータに基づき、前記複数の印字オブジェクトを含む前記印刷物を印字形成するための前記印字データを生成する、印字データ生成手順と、前記印字データ生成手順で生成された前記印字データを前記印刷物作成装置に出力する印字データ出力手順と、を実行させることを特徴とする。
本願発明においては、操作端末は、記憶手段、表示手段、演算手段を備えており、記憶手段にはデータベースが記憶されている。このデータベースには複数のレコードが含まれており、各レコードでは、複数のフィールドに対してそれぞれ文字列データが割り当てられている。このような操作端末が印刷物作成装置に接続されて用いられることで、上記レコードに備えられた文字列データが印字オブジェクトとして印字形成された、印刷物の作成(いわゆるデータベース印刷)が実行される。
ここで、本願発明では、1つの印刷物に含まれる複数の印字オブジェクトとして、複数のレコードにわたる複数の文字列データをそれぞれ印字形成することができる。その際、1つのレコード(基準レコード)に含まれる1つの文字列データ(基準文字列データ)を基準として、上記複数の印字オブジェクトそれぞれに適用される複数の印字オブジェクトデータの内容を、当該基準レコードに対するオフセット値(偏差)を用いて決定することで、複数のレコードに跨ったそれら複数の文字列データを実質的に上記複数の印字オブジェクトデータとして印字形成し、1つの印刷物を作成することができる。
すなわち、操作端末の演算手段により本願発明の印刷物作成プログラムが実行されると、まず、情報取得手順で、上記基準レコードに含まれる上記基準文字列データが属する、データベース中のフィールドの識別情報(例えばフィールド名称等、以下同様)が取得される。すなわち例えば操作者が操作端末の適宜の操作手段等を操作して上記識別情報を入力することで、その入力した識別情報が操作端末側で取得される。また、上記情報取得手順では、各印字オブジェクトデータを含む各レコードの上記基準レコードに対するオフセット値も、併せて取得される。すなわち例えば操作者が操作端末の適宜の操作手段等を操作して上記オフセット値を入力することで、その入力したオフセット値が操作端末側で取得される。
そして、上記情報取得手順の後のオブジェクトデータ決定手順で、上記取得された識別情報を用いてデータベースへのアクセスが行われ上記基準文字列データがデータベースから取得されるとともに、基準レコードに対して上記取得された複数のオフセット値をそれぞれ適用することで、その適用した各レコードに対応した文字列が取得され、これによって上記複数の印字オブジェクトデータが決定される。
その後、印字データ生成手順で、上記のように決定された複数の印字オブジェクトデータを含む印字データが生成され、さらに印字データ出力手順で、生成された印字データが印刷物作成装置へと出力される。
以上の結果、本願発明によれば、簡単な操作で、データベースに記憶された複数のレコードにわたる複数の文字列データを複数の印字オブジェクトとしてそれぞれ印字形成し、1つの印刷物を作成することができる。この結果、例えば複数のケーブルの接続部(LANポートやケーブルジャック)へ貼り付ける用途の印字ラベル等、1つの印刷物中に複数の番号や記号が連続的に並んでいるものを、データベース印刷によって容易に作成することができる。この結果、操作者の利便性を向上することができる。
本発明によれば、簡単な操作で、複数のレコードにわたる複数の文字列データを複数の印字オブジェクトとして用い印刷物を作成することができる。
本発明の第1実施形態に係わる操作端末を備えた印刷システム全体を表すシステム構成図である。 操作端末及びラベルプリンタの詳細機能を表す機能ブロック図である。 操作端末の大容量記憶装置に記憶されたデータベースの記憶内容の一例を表す説明図である。 印字ラベルが貼り付けられた、電子機器の端子接続部を表す説明図である。 操作端末の表示部に表示された表示画面(入力画面を含む)の一例を表す説明図である。 作成された印字ラベルを表す説明図である。 操作端末の表示部に表示された表示画面(設定画面を含む)の一例を表す説明図である。 操作端末のCPUによって実行される処理手順を表すフローチャートである。 ラベルプリンタの制御回路によって実行される処理手順を表すフローチャートである。 印字ラベルのコネクタ名称を表す文字列及び電子機器の種類を表す文字列を上下逆に配置した変形例において、作成された印字ラベルを表す説明図である。 操作端末の表示部に表示された入力画面を含む表示画面の一例を表す説明図である。 印字ラベルのコネクタ名称を表す文字列を左右逆に配置した変形例において、作成された印字ラベルを表す説明図である。 操作端末の表示部に表示された入力画面を含む表示画面の一例を表す説明図である。 本発明の第2実施形態に係わる操作端末の表示部に表示された設定画面を含む表示画面の一例を表す説明図である。 作成された印字ラベルを表す説明図である。 印字ラベルが貼り付けられた、電子機器の端子接続部を表す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1〜図12により説明する。
<システム概略構成>
図1に示すように、本実施形態に係わる印刷システム1は、例えば汎用パーソナルコンピュータで構成される操作端末2と、例えばUSBケーブル等の有線接続又は無線接続によって操作端末2に対し情報送受信可能に接続された、ラベルプリンタ3(印刷物作成装置)とを有している。
ラベルプリンタ3は、操作端末2との間で各種の情報と指示信号を送受し、操作端末2から送信された所望の文字や図形などを含む印字データに基づき、所定の印刷が施された印字ラベルL(印刷物)を作成する。
<操作端末及びラベルプリンタの詳細>
操作端末2及びラベルプリンタ3の詳細機能を、図2を用いて説明する。図2において、操作端末2は、CPU12(演算手段)と、例えばRAMやROM等からなるメモリ13と、操作者からの指示や情報が入力される、キーボードやマウス等からなる操作部14と、各種情報やメッセージを表示する表示部17(表示手段)と、例えばハードディスク装置からなり各種情報を記憶する大容量記憶装置16(記憶手段)と、例えばUSBなどの規格に準拠するインターフェース接続を介してラベルプリンタ3との情報信号の授受の制御を行う通信制御部15とを備えている。
CPU12は、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶されたプログラム(後述の図8に示すフローを実行する印刷物作成プログラム等)に従って信号処理を行う。CPU12は、上記信号処理により、ラベルプリンタ3との間で各種の指示信号・情報信号の送受を行う。
一方、ラベルプリンタ3は、印刷用テープ203(被印字媒体)を巻回したテープロール204を着脱可能な(又はテープロール204を備えたカートリッジを着脱可能な)テープロールホルダ部210と、このテープロール204から繰り出された印刷用テープ203に所定の印字データに基づく印刷を行う印字ヘッド205と、印刷が終了した印刷用テープ203を所定の長さに切断して上記印字ラベルLとするカッタ207と、印字ヘッド205に対向して設けられ、テープロール204から繰り出された印刷用テープ203を搬送する搬送ローラ209と、操作者からの所望の操作入力を受け付ける操作部211と、所定の表示が行われる表示部212とを有する。
印字ヘッド205は、印刷駆動回路(図示せず)を介して制御回路202に接続されている。搬送ローラ209は、搬送モータ(図示せず)に接続され、この搬送モータは、搬送モータ駆動回路(図示せず)を介して制御回路202に接続されている。カッタ207は、ソレノイド等のカッタ作動用アクチュエータ(図示せず)を介して制御回路202に接続されている。また制御回路202は、通信制御部208を介し操作端末2の通信制御部15と接続されており、操作端末2と情報の送受が可能となっている。
<データベース印刷>
操作端末2の大容量記憶装置16には、この例では、文字列をそれぞれ割り当てた複数のレコードを含むデータベースDBが記憶されている。図3に、このデータベースDBの一例を示す。図3に示す例では、データベースDBにおいて、例えば、レコードナンバー「1」のレコードでは、例えば電子機器の機種名(後述の図4等を参照。以下同様)を表す「4A」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、例えばコネクタ名称(後述の図4等を参照。以下同様)を表す「C110」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。
同様に、レコードナンバー「2」のレコードでは上記同様の「4A」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C111」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「3」のレコードでは上記同様の「4A」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C112」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「4」のレコードでは上記同様の「4A」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C113」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「5」のレコードでは上記同様の「4A」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C114」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「6」のレコードでは上記同様の「4A」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C115」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「7」のレコードでは上記同様の「4A」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C116」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「8」のレコードでは上記同様の「4A」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C117」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。
また、レコードナンバー「9」のレコードでは、上記同様に例えば電子機器の機種名を表す「4B」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、例えばコネクタ名称(後述の図16等を参照。以下同様)を表す「C118」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。同様に、レコードナンバー「10」のレコードでは上記同様の「4B」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C119」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「11」のレコードでは上記同様の「4B」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C120」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「12」のレコードでは上記同様の「4B」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C121」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。レコードナンバー「13」のレコードでは上記同様の「4B」の文字列がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、「C122」の文字列がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。
そして、操作端末2のCPU12において上記印刷物作成プログラムが実行されると、データベースDB内の上記複数のレコードが順次指定され、当該指定されたレコードの文字列データが読み出される。そして、上記ラベルプリンタ3において、搬送ローラ209が印刷用テープ203を搬送し、印字ヘッド205が、上記のようにして読み出され操作端末2から送信された文字列データに対応する上記印字データの印刷を上記印刷用テープ203に対して行い、印字ラベルLが生成される(後述の図6参照)。以上のようにして、印刷用テープ203に印字形成される文字列の内容を、上記したデータベースDB内のレコードによって指定する、いわゆるデータベース印刷が行われる。
<電子機器の端子接続部と印字ラベル>
上述したように、本実施形態の上記データベースDBの各レコードは、例えば電子機器の端子接続部に接続されるコネクタを表記するための印字ラベルLを作成するのに使用される。この印字ラベルLが貼り付けられる電子機器の端子接続部の例を図4により説明する。
図4は、例えば、電子機器30の端子接続部31を表す説明図である。電子機器30(この例では機種名が「4A」である)の端子接続部31には、4つのコネクタ35それぞれのジャック32が、電子機器30の幅方向(図4中左右方向)に間隔を空けて設置されている。そして、4つのコネクタ35それぞれのプラグ33(各ケーブル34の先端に設けられている)が、対応する上記ジャック32に接続される。
このとき、上記4つのコネクタの名称が、この例では左から順に「C110」「C111」「C112」「C113」となっている。これに対応して、端子接続部31の4つのジャック32の並びの直上に、電子機器30の幅方向に長い1枚の印字ラベルLが貼り付けられる。この印字ラベルLは、上記4つのコネクタの名称を表記するためのものである。
すなわち、印字ラベルLにおいて、ジャック32に対応する位置の、ラベル幅方向(図4中上下方向)の下段に印字R1が形成され、ラベル幅方向の上段に印字R2が形成されている。この例では、上記印字R1は、複数(この例では4つ)の印字オブジェクトとして、コネクタ35の名称を表す「C110」「C111」「C112」「C113」の4つの文字列を含んでおり、これら文字列がこの順序で長手方向左側から右側へと配置されている。すなわち、ジャック32及びプラグ33からなる上記4つのコネクタ35が、長手方向左側から順に名称「C110」「C111」「C112」「C113」のコネクタであることを示している。
また、印字ラベルLの上記印字R2は、複数(この例では4つ)の印字オブジェクトとして、電子機器の機種名を表す「4A」の4つの文字列を含んでいる。すなわち、上述の名称「C110」「C111」「C112」「C113」のコネクタ35が、すべて機種名「4A」の電子機器のコネクタであることを示している。
このような印字ラベルLを上記電子機器30の端子接続部31に貼り付けておくことで、印字ラベルLの印字R1,R2を見ることによって、コネクタ35が何の電子機器のどのコネクタであるかを視覚的に確認することができる。したがって、ジャック32に対し正しい組み合わせのプラグ33を容易に選択して接続することができる。
図3に戻り、上記データベースDBの各レコードは、上記図4に例示されるような、機種名「4A」「4B」等の電子機器30において使用される、上記コネクタ35を表記するためのものである。そのために、前述したように、データベースDBにおいて、複数のレコードのフィールド1に、電子機器の機種名を表す「4A」「4B」等の文字列が格納され、フィールド2に、当該機種名の電子機器におけるコネクタ名称を表す「C110」「C111」等の文字列が格納されている。
<本実施形態の特徴>
以上において、本実施形態の特徴は、1つの印字ラベルLに含まれる複数の印字オブジェクトとして、データベースDBの複数のレコードにわたる複数の文字列データをそれぞれ印字形成できることにある。前述の例では、図4及び図3に示すように、図4の印字ラベルLの下段の印字R1には、図3に示すデータベースDBにおけるレコードナンバー「1」「2」「3」「4」の各レコードの、フィールド2の文字列「C110」「C111」「C112」「C113」が使用され形成されている。その際、上記複数の印字オブジェクトそれぞれに適用される複数の文字列データ(印字オブジェクトデータに相当)の内容を指定するために、従来手法では各レコードのフィールド等を個別に指定する必要があったが、本実施形態では上記従来手法とは異なる手法が用いられる。すなわち、本実施形態では、操作者が1つの基準レコードに対するレコードオフセット値(偏差。詳細は後述)を入力することによって、各文字列データの内容が決定される。以下、その詳細を順を追って説明する。
<入力画面>
上記手法を実行するために、上記オフセット値等の入力を行うために表示される操作端末2の表示画面の一例を、図5を用いて説明する。
図5は、操作端末2の表示部17に表示される表示画面17Aを示す。この表示画面17Aは、操作者が上記レコードオフセット値等を入力する入力画面18と、入力画面18での入力に伴い編集される印字ラベルLのプレビュー画面19と、上記データベースDBの内容を表示したデータベース画面20と、を含んでいる。
入力画面18は、レイアウトオブジェクト欄18aと、データベースフィールド欄18bと、レコードオフセット欄18cと、を備えている。
レイアウトオブジェクト欄18aには、作成される印字ラベルLのラベルイメージM(プレビュー画面19参照)に含まれる、複数の印字オブジェクト(個数や配置は適宜の編集操作により既に設定済み)の識別情報が、順に自動表記される。この例では、プレビュー画面19に示されるように、ラベルイメージMでは、ラベル幅方向に沿った上段において左から右に向かって4つの印字オブジェクトOb1(レイアウトオブジェクト欄18aでは「Object1」と表記。以下同様)、印字オブジェクトOb2、印字オブジェクトOb3、印字オブジェクトOb4が配置されると共に、ラベル幅方向に沿った下段において左から右に向かって4つの印字オブジェクトOb5,Ob6,Ob7,Ob8が配置されている。これに対応して、レイアウトオブジェクト欄18aには、「Object1」「Object2」「Object3」「Object4」「Object5」「Object6」「Object7」「Object8」の8つが自動表記されている。
データベースフィールド欄18bには、上記レイアウトオブジェクト欄18aに対応して、操作者により、上記データベースDBのフィールドの識別情報(この例ではフィールド名称)が入力される。前述の例に沿うと、図3やデータベース画面20に示されるように、このデータベースフィールド欄18bには、上記ラベルイメージMの各印字オブジェクトOb1〜Ob8に対し操作者が適用したいデータベースDBのフィールド名称、すなわち「Field1」若しくは「Field2」の入力が行われる(詳細は後述)。このデータベースフィールド欄18bへの入力は、操作者が操作端末2の操作部14を用いて行う。
レコードオフセット欄18cには、上記レイアウトオブジェクト欄18aの表記内容、及び、上記データベースフィールド欄18bへの操作者の入力内容に対応して、上記ラベルイメージMの各印字オブジェクトOb1〜Ob8に対し操作者が適用したいデータベースDBのレコードの、基準レコード(後述)に対するオフセット値が入力される(詳細は後述)。このレコードオフセット欄18cへの入力は、操作者が操作端末2の操作部14を用いて行う。
<入力画面における入力の流れ>
次に、図4に示したものと同一である印字ラベルL(図6参照)が作成される場合を例にとって、上記図5に示した入力画面18での入力の流れを順を追って説明する。
前述したように、操作者は、データベース画面20のデータベースDBの内容(すなわち、レコードナンバーごとのフィールド1及びフィールド2の文字列)を参照し、ラベルイメージMの各印字オブジェクトOb1〜Ob8に適用したい文字列データの属するレコードのフィールド名称をデータベースフィールド欄18bへ順次入力する。その際、当該レコードが基準レコード(後述)とは異なるレコードであった場合に、当該レコードのレコードナンバーと基準レコードのレコードナンバーとの偏差を、オフセット値として上記レコードオフセット欄18cへ入力する。入力結果はプレビュー画面19のラベルイメージMに反映されるので、操作者は当該ラベルイメージMを確認しながら上記入力を行い、データベース印刷によって作成する印字ラベルLのレイアウトを編集することができる。
上述したように、この例では、作成したい印字ラベルLは、図6に示すように、ラベル幅方向(図6中上下方向)の上段に、左から右へ向かって、上記電子機器30の機種名をそれぞれ表す、文字列「4A」(図5中のラベルイメージMの印字オブジェクトOb1に対応)、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb2に対応)、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb3に対応)、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb4に対応)、が形成され、ラベル幅方向(図6中上下方向)の下段に、左から右へ向かって、上記コネクタ35の名称をそれぞれ表す、文字列「C110」(図5中のラベルイメージMの印字オブジェクトOb5に対応)、文字列「C111」(上記同様に印字オブジェクトOb6に対応)、文字列「C112」(上記同様に印字オブジェクトOb7に対応)、及び、文字列「C113」(上記同様に印字オブジェクトOb8に対応)、が形成されるものである。
<印字オブジェクトOb1への文字列データの適用>
上記のように、この例では、ラベルイメージMの印字オブジェクトOb1には、文字列「4A」が適用されるべきである。そこで、操作者は、まず、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object1」に対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field1」(基準文字列データの属するフィールドの識別情報に相当)を入力する。そして、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object1」に対応するレコードオフセット欄18cに、レコードオフセット値として「0」を入力する(図5の入力画面18参照)。
このとき、この例では、上記データベースDBにおける、レコードナンバー「1」のレコード(すなわちフィールド1に文字列「4A」、フィールド2に文字列「4A」が格納済み)が上記基準レコードに予め設定されている。この基準レコードとは、印字ラベルLに印字形成される複数の印字オブジェクトにそれぞれ適用される複数の文字列データ(この例では文字列「4A」、文字列「C110」、文字列「C111」、文字列「C112」、文字列「C113」)への適用基準となるレコードを言う。これにより、後述するように、他のレコード(レコードナンバー「2」〜「4」の各レコード等)は、(レコードナンバー自体を用いて指定しなくても)当該基準レコードとのレコードオフセット値によって指定することができる。この例では、レコードナンバー「1」のレコード(基準レコード)に対して、レコードナンバー「2」のレコードに関する上記レコードオフセット値は1となり、レコードナンバー「3」のレコードに関する上記レコードオフセット値は2となり、レコードナンバー「4」のレコードに関する上記レコードオフセット値は3となる(以下、他のレコードナンバーについても同様)。なお、レコードナンバー「1」のレコードに関する上記レコードオフセット値は0である。
上記したような操作者の入力により、印字オブジェクトOb1には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「1」のレコードにおける、フィールド1の文字列データ「4A」が適用されることとなる(図5のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
<印字オブジェクトOb2,Ob3,Ob4への文字列データの適用>
上記のように、この例では、ラベルイメージMの印字オブジェクトOb2,Ob3,Ob4には、それぞれ、上記印字オブジェクトOb1と同様、文字列「4A」が適用されるべきである。そこで、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object2」「Object3」「Object4」にそれぞれ対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field1」を入力するとともに、レコードオフセット欄18cにレコードオフセット値として「0」を入力する(図5の入力画面18参照)。これにより、印字オブジェクトOb2,Ob3,Ob4には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「1」のレコードにおける、フィールド1の文字列データ「4A」がそれぞれ適用されることとなる(図5のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
<印字オブジェクトOb5への文字列データの適用>
前述したように、この例では、ラベルイメージMの印字オブジェクトOb5には、文字列「C110」が適用されるべきである。そこで、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object5」に対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field2」を入力するとともに、レコードオフセット欄18cにレコードオフセット値として「0」を入力する(図5の入力画面18参照)。これにより、印字オブジェクトOb5には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「1」のレコードにおける、フィールド2の文字列データ「C110」(基準文字列データに相当)がそれぞれ適用されることとなる(図5のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
<印字オブジェクトOb6への文字列データの適用>
上記のように、この例では、ラベルイメージMの印字オブジェクトOb6には、文字列「C111」が適用されるべきである。操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object6」に対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field2」を入力するとともに、レコードオフセット欄18cにレコードオフセット値として「1」を入力する(図5の入力画面18参照)。これにより、印字オブジェクトOb6には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「2」(基準レコードのレコードナンバー「1」にオフセット値1を加えた値)のレコードにおける、フィールド2の文字列データ「C111」が適用されることとなる(図5のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
<印字オブジェクトOb7,Ob8への文字列データの適用>
上記のように、この例では、ラベルイメージMの印字オブジェクトOb7,Ob8には、それぞれ、文字列「C112」「C113」が適用されるべきである。操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object7」「Object8」にそれぞれ対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field2」をそれぞれ入力するとともに、レコードオフセット欄18cにレコードオフセット値として「2」「3」をそれぞれ入力する(図5の入力画面18参照)。これにより、印字オブジェクトOb7,Ob8には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「3」「4」の各レコードにおける、フィールド2の文字列データ「C112」「C113」がそれぞれ適用されることとなる(図5のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
以上のようにして、操作者により行われた入力結果(フィールド名称及びレコードオフセット値)は、操作端末2のCPU12にて取得され、例えば一時的にメモリ13に記憶される。
<設定画面>
上記のようにして表示画面17Aの入力画面18への入力が終わったら、実際に印字ラベルLの印刷を行うための最終設定を行うための設定画面への入力が行われる。
図7は、操作端末2の表示部17に表示される表示画面17Bを示す。この表示画面17Bは、操作者が上記各種設定を行うための設定画面21を含んでいる。
設定画面21は、コピー部数欄22と、レコード数範囲設定欄23と、印字ラベルLの印字を指示するための印刷ボタン24と、を備えている。
コピー部数欄22には、上記のようにして実行されるデータベース印刷により作成される印字ラベルLのセット数(=部数。図示の例では2部)が、操作者によって入力される。このコピー部数欄22への入力は、操作者が操作端末2の操作部14を用いて行う。
レコード数範囲設定欄23には、上記入力画面18の入力内容に基づき上記データベース印刷が行われるときの、上記基準レコードとして使用するレコード数範囲が、操作者によって選択又は入力される。このレコード数範囲設定欄23への入力は、操作者が操作端末2の操作部14を用いて行う。詳細には、レコード数範囲設定欄23は、選択表示部23a,23b,23cと、入力欄23c1,23c2と、を備えている。
選択表示部23aは、上記基準レコードのレコード数範囲として、全範囲(全レコード)を選択するためのものである。この場合は、データベースDBに含まれる全レコードが、順次、上記基準レコードとして使用される。
選択表示部23bは、上記基準レコードのレコード数範囲として、その時点で指定されている1つのレコードのみを選択するものである。この場合は、当該指定された1つのレコードのみが上記基準レコードとして使用される。
選択表示部23cは、上記基準レコードのレコード数範囲として、具体的なレコードナンバーを数値入力して指定するために選択されるものである。
図7に示す例では、操作者の操作部14を用いた操作入力により、入力欄23c1,23c2にそれぞれ数値「1」が入力されている。これにより、データベースDBの複数のレコードのうち、レコードナンバー「1」のレコードのみが上記基準レコードとして使用される。すなわち、操作者が印刷ボタン24を操作することで、上記レコードナンバー「1」を基準レコードとする上記データベース印刷のための印字データ(文字列データ「4A」「4A」「4A」「4A」と文字列「C110」「C111」「C112」「C113」データを含む印字データ)が生成され、その印字データがプリンタ3へと出力される。そして、プリンタ3により、上記印字R1(文字列「4A」「4A」「4A」「4A」を含む)と印字R2(文字列「C110」「C111」「C112」「C113」を含む)とが印字形成された、図6に示す印字ラベルLが作成される。
<操作端末での制御手順>
上記を実現するために、上記印刷物作成プログラムに基づき操作端末2のCPU12によって実行される、印刷物作成方法の処理手順を図8により説明する。
まず、ステップS10において、CPU12は、表示部17に表示制御信号を出力し、上記フィールド名称や上記オフセット値等を入力を促すための上記入力画面18、上記プレビュー画面19、及び上記データベース画面20を含む上記表示画面17Aを表示部17に表示する。なお、このステップS10が、各請求項記載の入力画面表示手順に相当する。ステップS10が終了すると、ステップS20に移る。
ステップS20では、CPU12は、上記入力画面18のデータベースフィールド欄18b及びレコードオフセット欄18cに対して、操作者が前述のようにして操作部14を介し入力した、フィールド名称及びレコードオフセット値等を受け付けて取得する。すなわち、前述の図5に示す例では、データベースフィールド欄18bに入力された「Field1」「Field2」等を受け付け、またレコードオフセット欄18cに入力されたレコードオフセット値「0」「1」「2」「3」等の数値を受け付ける。なお、このステップS20が、各請求項記載の情報取得手順に相当する。ステップS20が終了すると、ステップS30に移る。
ステップS30では、CPU12は、表示部17に表示制御信号を出力し、上記レコード数範囲設定欄23等を備えた設定画面18を含む、上記表示画面17Bを表示部17に表示する。なお、このステップS10が、各請求項記載の設定画面表示手順に相当する。ステップS30が終了すると、ステップS40に移る。
ステップS40では、CPU12は、上記設定画面21のレコード数範囲設定欄23に対して、操作者が前述のようにして操作部14を用いて入力した、レコード数範囲の設定又は数値等を受け付けて取得する。すなわち、前述の図7に示す例では、レコード数範囲設定欄23の選択表示部22cの入力欄22c1,22c2にレコード数範囲としてそれぞれ入力された数値「1」を受け付ける。ステップS40が終了すると、ステップS50に移る。
ステップS50では、CPU12は、上記ステップS20で取得されたフィールド名称及び複数のオフセット値を用いてデータベースDBへのアクセスを行い、対応するレコードの対応するフィールドに格納された文字列データを取得することで、印字ラベルLに形成するためのすべての文字列データを決定する。すなわち、CPU12は、データベースDBに記憶された各レコードを参照して、上記取得されたフィールド名称を用いてデータベースDBの上記基準レコード(前述の例ではレコードナンバー「1」のレコード)から上記基準文字列データ(前述の例では文字列データ「4A」「C110」)を取得する。さらに、CPU12は、上記基準レコードに対して上記取得された複数のオフセット値をそれぞれ適用して、その適用した各レコード(前述の例ではレコードナンバー「2」「3」「4」のレコード)に対応した文字列データ(前述の例では文字列データ「C111」「C112」「C113」)を取得し、これによって上記全文字列データ(前述の例では文字列データ「4A」「4A」「4A」「4A」「C110」「C111」「C112」「C113」)を決定する。なお、このステップS50が各請求項記載のオブジェクトデータ決定手順に相当する。ステップS50が終了すると、ステップS60に移る。
ステップS60では、CPU12は、操作者による印刷指示があったか(すなわち上記印刷ボタン24が押されたか)否かを判定する。操作者が印刷指示するまでは判定が満たされず(ステップS60:NO)、ループ待機する。印刷指示があれば判定が満たされ(ステップS60:YES)、ステップS70に移る。
ステップS70では、CPU12は、上記ステップS50で決定された複数の文字列データに基づき、対応する文字列を印刷用テープ203に印字形成するための印字データを生成する。なお、このステップS70が各請求項記載の印字データ生成手順に相当する。ステップS70が終了すると、ステップS80に移る。
ステップS80では、CPU12は、上記ステップS70で生成された印字データを通信制御部15を介してラベルプリンタ3に出力する。なお、このステップS80が各請求項記載の印字データ出力手順に相当する。ステップS80の完了後、このフローを終了する。
<ラベルプリンタでの制御手順>
次に、ラベルプリンタ3の制御回路202が実行する、ラベル作成処理の詳細内容について図9を用いて説明する。図9に示すフローは、例えば、上記ステップS80で操作端末2から出力された印字データを、通信制御部208を介してラベルプリンタ3で受信すると、開始される。
まず、ステップS210では、制御回路202は、上記搬送モータ駆動回路に制御信号を出力する。これにより、上記搬送モータが搬送ローラ209を駆動し、印刷用テープ203の搬送を開始する。その後、ステップS220に移る。
ステップS220では、制御回路202は、上記印刷駆動回路に制御信号を出力する。これにより、印字ヘッド205の発熱素子が通電制御され、印刷用テープ203に対し、前述のようにして操作端末2から受信された印字データに応じた印刷を開始する。その後、ステップS230に移る。
ステップS230では、制御回路202は、印刷用テープ203の搬送方向位置が上記印字データに対応した印刷終了位置に達し印刷が完了したか否かを公知の手法で判定する。印刷終了位置に達していない場合は判定が満たされず(ステップS230:NO)、ループ待機する。印刷終了位置に達したら判定が満たされ(ステップS230:YES)、ステップS240に移る。
ステップS240では、制御回路202は、上記印刷駆動回路に制御信号を出力し、印字ヘッド205の発熱素子への通電を停止する。これにより、印字ヘッド205による印刷用テープ203に対する印刷が停止する。その後、ステップS250に移る。
ステップS250では、制御回路202は、印刷済みの印刷用テープ203の搬送方向位置が、上記印字データに対応した所定のテープ切断位置まで到達したか否かを公知の手法で判定する。上記テープ切断位置に到達するまでは判定が満たされず(ステップS250:NO)、ループ待機する。上記テープ切断位置に到達したら判定が満たされ(ステップS250:YES)、ステップS260に移る。
ステップS260では、制御回路202は、上記搬送モータ駆動回路に制御信号を出力し、搬送モータの駆動を停止する。これにより、搬送ローラ209の回転が停止し、印刷済みの印刷用テープ203の搬送が停止する。その後、ステップS270に移る。
ステップS270では、制御回路202は、上記カッタ作動用アクチュエータに制御信号を出力し、カッタ207により印刷済みの印刷用テープ203を切断する。その結果、操作端末2から出力された上記印字データに対応する印刷が施された印字ラベルLが作成される。その後、このフローを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、操作端末2の大容量記憶装置16に記憶されたデータベースDBに複数のレコードが含まれており、各レコードでは、複数のフィールドに対してそれぞれ文字列データが割り当てられている。そして、ラベルプリンタ3により、上記レコードに備えられた文字列データが印字オブジェクトとして印字形成された、印字ラベルLの作成(いわゆるデータベース印刷)が実行される。
そして、本実施形態では、1つの印字ラベルLに含まれる複数の印字オブジェクトとして、複数のレコードにわたる複数の文字列データ(上記の例では文字列データ「4A」「C110」「C111」「C112」「C113」)をそれぞれ印字形成することができる。その際、1つの基準レコード(上記の例ではレコードナンバー「1」のレコード)に含まれる1つの基準文字列データ(上記の例では「4A」「C110」)を基準として、上記複数の印字オブジェクトそれぞれに適用される他の複数の文字列データの内容を、当該基準レコードに対するオフセット値(上記の例ではオフセット値「0」「1」「2」「3」)を用いて決定することで、複数のレコードに跨ったそれら複数の文字列データを印字形成して、1つの印字ラベルLを作成することができる。
以上の結果、本実施形態によれば、簡単な操作で、データベースDBに記憶された複数のレコードにわたる複数の文字列データを複数の印字オブジェクトとしてそれぞれ印字形成し、1つの印字ラベルLを作成することができる。この結果、前述の例で示した複数のケーブル34を接続する端子接続部31へ貼り付ける用途の印字ラベル等、1つの印字ラベルL中に複数の番号や記号が連続的に並んでいるものを、データベース印刷によって容易に作成することができる。この結果、操作者の利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、表示部17において、フィールド名称及び複数のオフセット値等の入力を促す入力画面18が表示され、上記ステップS20(図8参照)では、上記表示された入力画面18に対応して入力された上記フィールド名称及び上記オフセット値がCPU12により取得される。
これにより、表示された入力画面18を見て、操作者が上記フィールド名称や各文字列データそれぞれのオフセット値を操作入力することで、それらフィールド名称やオフセット値を用いて確実に複数の文字列データを決定することができる。
また、本実施形態では特に、表示部17において、上記データベースDBに記憶された複数のレコードのうち、複数の印字ラベルLの作成のために基準レコードとして順次使用するレコード数範囲の設定の表示、を含む、設定画面21が表示される。
これにより、表示された設定画面21において、例えばデータベースDBに含まれる多数のレコードのうち、どの順番のレコードからどの順番のレコードまでの範囲が印刷物作成のために基準レコードとして使用される設定となっているかを視覚的に明らかにすることができる。
<変形例>
なお、本発明は、上記第1実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。上記第1実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
(1)コネクタ名称の表記と電子機器種類の表記を上下逆に配置した場合
上記第1実施形態では、図6に示すように、印字ラベルLにおいて、幅方向下段にコネクタ名称を表す文字列の印字R1を形成し、幅方向上段に電子機器の機種名を表す文字列の印字R2を形成したが、これに限られない。すなわち、印字R1及び印字R2の配置を上下逆にして、図10に示すように、幅方向上段にコネクタ名称を表す文字列の印字R1を形成し、幅方向下段に電子機器の機種名を表す文字列の印字R2を形成してもよい。
本変形例において、上記第1実施形態の図5の表示画面17Aに対応する、上記オフセット値等の入力を行うために操作端末2の表示部17に表示される表示画面17Aを図11に示す。
この例では、作成したい印字ラベルLは、上記図10に示すように、ラベル幅方向の上段に、左から右へ向かって、文字列「C110」(図11中のラベルイメージMの印字オブジェクトOb1に対応)、文字列「C111」(上記同様に印字オブジェクトOb2に対応)、文字列「C112」(上記同様に印字オブジェクトOb3に対応)、文字列「C113」(上記同様に印字オブジェクトOb4に対応)、が形成され、ラベル幅方向の下段に、左から右へ向かって、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb5に対応)、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb6に対応)、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb7に対応)、及び、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb8に対応)、が形成されるものである。
上記に対応して、操作者は、図11に示す表示画面17Aにおいて、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object1」に対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field2」を入力する。そして、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object1」に対応するレコードオフセット欄18cに、レコードオフセット値として「0」を入力する。同様に、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object2」「Object3」「Object4」にそれぞれ対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field2」を入力するとともに、レコードオフセット欄18cにレコードオフセット値として「1」「2」「3」をそれぞれ入力する。これらの操作者の入力により、印字オブジェクトOb1,Ob2,Ob3,Ob4には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「1」「2」「3」「4」の各レコードにおける、フィールド2の文字列データ「C110」「C111」「C112」「C113」が適用されることとなる(図11のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
その後、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object5」に対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field1」を入力する。そして、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object5」に対応するレコードオフセット欄18cに、レコードオフセット値として「0」を入力する。同様に、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object6」「Object7」「Object8」にそれぞれ対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field1」を入力するとともに、レコードオフセット欄18cにレコードオフセット値として「0」をそれぞれ入力する。これらの操作者の入力により、印字オブジェクトOb5,Ob6,Ob7,Ob8には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「1」のレコードにおける、フィールド1の文字列データ「4A」がそれぞれ適用されることとなる(図11のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
上記のように操作者が入力することにより、ラベル作成処理が実行されると、上記図10に示すように、上段に、複数の印字オブジェクトとして、左側からコネクタ名称を表す「C110」「C111」「C112」「C113」の4つの文字列を有する印字R1が形成され、下段に、複数の印字オブジェクトとして、左側から電子機器の機種名を表す「4A」の4つの同一文字列を有する印字R2とが形成された、印字ラベルLを作成することができる。
(2)文字列を左右逆に配置した場合
上記第1実施形態では、図6に示すように、印字ラベルLの幅方向下段の印字R1では、コネクタ名称を表す4つの文字列が左側から「C110」「C111」「C112」「C113」の並びであったが、図12に示すように、これら4つの文字列の並びを左右逆にすることもできる。
本変形例において、上記第1実施形態の図5の表示画面17Aに対応する、上記オフセット値等の入力を行うために操作端末2の表示部17に表示される表示画面17Aを図13に示す。
この例では、作成したい印字ラベルLは、上記図12に示すように、ラベル幅方向の上段に、左から右へ向かって、文字列「4A」(図13中のラベルイメージMの印字オブジェクトOb1に対応)、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb2に対応)、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb3に対応)、文字列「4A」(上記同様に印字オブジェクトOb4に対応)、が形成され、ラベル幅方向の下段に、左から右へ向かって、文字列「C113」(上記同様に印字オブジェクトOb5に対応)、文字列「C112」(上記同様に印字オブジェクトOb6に対応)、文字列「C111」(上記同様に印字オブジェクトOb7に対応)、及び、文字列「C110」(上記同様に印字オブジェクトOb8に対応)、が形成されるものである。
上記に対応して、操作者は、図13に示す表示画面17Aにおいて、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object1」に対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field1」を入力する。そして、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object1」に対応するレコードオフセット欄18cに、レコードオフセット値として「0」を入力する。同様に、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object2」「Object3」「Object4」にそれぞれ対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field1」を入力するとともに、レコードオフセット欄18cにレコードオフセット値として「0」をそれぞれ入力する。これらの操作者の入力により、印字オブジェクトOb1,Ob2,Ob3,Ob4には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「1」のレコードにおける、フィールド1の文字列データ「4A」がそれぞれ適用されることとなる(図13のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
その後、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object5」に対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field2」を入力する。そして、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object5」に対応するレコードオフセット欄18cに、レコードオフセット値として「3」を入力する。同様に、操作者は、レイアウトオブジェクト欄18aの「Object6」「Object7」「Object8」にそれぞれ対応するデータベースフィールド欄18bに、データベースフィールドとして「Field1」を入力するとともに、レコードオフセット欄18cにレコードオフセット値として「2」「1」「0」をそれぞれ入力する。これらの操作者の入力により、印字オブジェクトOb5,Ob6,Ob7,Ob8には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「4」「3」「2」「1」の各レコードにおける、フィールド2の文字列データ「C113」「C112」「C111」「C110」がそれぞれ適用されることとなる(図13のプレビュー画面19のラベルイメージMではこの適用後の姿を示している)。
上記のように操作者が入力することにより、ラベル作成処理が実行されると、上記図12に示すように、上段に、複数の印字オブジェクトとして、左側から電子機器の機種名を表す「4A」の4つの同一文字列を有する印字R2が形成され、下段に、複数の印字オブジェクトとして、左側からコネクタ名称を表す「C113」「C112」「C111」「C110」の4つの文字列を有する印字R1とが形成された、印字ラベルLを作成することができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を図14〜図16を用いて説明する。本実施形態は、前述の設定画面21における上記基準レコードのレコード範囲を複数レコード分に設定した場合の実施形態である。上記第1実施形態及びその変形例と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
<設定画面>
第2実施形態における操作端末2の表示部17に表示される表示画面17B(設定画面21を含む)を図14に示す。この設定画面21では、上記図7に示した上記第1実施形態の設定画面21において、レコード数範囲設定欄23に、レコードのスキップ数を入力するレコードスキップ数欄23c3が付加されている。それ以外は上記第1実施形態の設定画面21と同様である。
上記レコードスキップ数欄23c3の意義について、以下に説明する。すなわち、図14に示す例では、操作者の操作部14を用いた操作入力により、入力欄23c1に「1」が入力され、入力欄23c2にそれぞれ数値「5」が入力されている。これにより、データベースDBの複数のレコードのうち、レコードナンバー「1」のレコードからレコード「5」のレコードまでを上記基準レコードとして使用することができる。
ここで、上述したように、本発明においては、1つの印字ラベルL中に複数のレコード(上記の例ではレコードナンバー「1」「2」「3」「4」の4つのレコード)にわたる複数の文字列データが、印字形成される。したがって、上記のように基準レコードのレコード範囲に幅を持たせて複数枚の印字ラベルLを作成する場合には、1つの印字ラベルL中に1つのレコードの文字列データのみが印字形成される場合と異なり、最初の1つの印字ラベルLの次に作成される印字ラベルLにおいて基準レコードとするべきレコードは当該最初の1つの印字ラベルLの作成時における基準レコード(上記の例ではレコードナンバー「1」のレコード)の、次の順番のレコード(上記の例ではレコードナンバー「2」のレコード)ではない。すなわち、上記最初の1つの印字ラベルLの作成時の基準レコード(上記の例ではレコードナンバー「1」のレコード)に、上記複数のレコード(上記の例ではレコードナンバー「1」「2」「3」「4」のレコード)分のレコード個数(上記の例では4つ)を加えた順番のレコード(上記の例ではレコードナンバー「5」のレコード)となる。すなわち、レコード順に印刷を行うデータベース印刷において、基準レコードのスキップが必要となるのである。本実施形態では、これに対応して、当該スキップ数を入力するレコードスキップ数欄23c3が設けられている。この例では、操作者の操作部14を用いた操作入力により、上記に対応した数値「4」が入力されている(なお、数値「2」や「3」を入力することで意図的に最初の印字ラベルLと一部の内容が重複する印字ラベルLを作成することもできる)。
上記図14に示した設定の状態(入力画面の内容は上記図5と同一とする)で、操作者が印刷ボタン24を操作すると、まず、上記レコードナンバー「1」を基準レコードとする上記データベース印刷のための印字データが生成される。すなわち、上記第1実施形態と同様、文字列データ「4A」「4A」「4A」「4A」と文字列「C110」「C111」「C112」「C113」を含む印字データが生成され、その印字データがプリンタ3へと出力される。そして、プリンタ3により、上記印字R1(文字列「4A」「4A」「4A」「4A」を含む)と印字R2(文字列「C110」「C111」「C112」「C113」を含む)とが印字形成された、図15(a)に示す印字ラベルLAが作成される。
そして、上記印字ラベルLAのための印字データの生成の次は、上記スキップ数「4」に対応して、上記レコードナンバー「5」を基準レコードとする上記データベース印刷のための印字データが生成される。
すなわち、前述の印字オブジェクトOb1,Ob2,Ob3,Ob4(上記図5参照)には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「5」「6」「7」「8」の各レコードにおける、フィールド2の文字列データ「C114」「C114」「C116」「C117」が適用される(上記図5及び図3参照)こととなる。印字オブジェクトOb5,Ob6,Ob7,Ob8には、データベース画面20に示されるレコードナンバー「5」のレコードにおける、フィールド1の文字列データ「4A」がそれぞれ適用される(上記図5及び図3参照)こととなる。これらにより、前述と同様、文字列データ「4A」「4A」「4A」「4A」と文字列「C114」「C115」「C116」「C117」を含む印字データが生成され、その印字データがプリンタ3へと出力される。そして、プリンタ3により、上記印字R1(文字列「4A」「4A」「4A」「4A」を含む)と印字R2(文字列「C114」「C115」「C116」「C117」を含む)とが印字形成された、図15(b)に示す印字ラベルLBが作成される。
なお、上記の処理を実現するために、上記印刷物作成プログラムに基づき本実施形態の操作端末2のCPU12によって実行される、印刷物作成方法の処理手順は、前述の図8の処理と同様である。その際、前述したステップS30(設定画面表示手順に相当)の後のステップS40において、操作者により入力されたレコードスキップ数が受け付けられる。
上記のようにして作成された印字ラベルLA,LBが貼り付けられる電子機器の端子接続部の例を、上記図4に対応する図16に示す。
図16に示されるように、本実施形態では、電子機器30の上部及び下部にそれぞれ端子接続部31A及び端子接続部31Bが設けられている。
上段の端子接続部31Aは、上記第1実施形態の端子接続部31と同様である。すなわち、4つのコネクタ35それぞれのジャック32が電子機器30の幅方向に配置され、対応する4つのコネクタ35それぞれのプラグ33が接続されている。端子接続部31Aの4つのジャック32の並びの直上に、電子機器30の幅方向に長い1枚の上記印字ラベルLAが貼り付けられる。印字ラベルLAの印字R1Aは、上記印字ラベルLと同様、複数(この例では4つ)の印字オブジェクトとして、コネクタ35の名称を表す「C110」「C111」「C112」「C113」の4つの文字列を含んでいる。また、印字ラベルLAの印字R2Aは、複数(この例では4つ)の印字オブジェクトとして、電子機器の機種名を表す「4A」の4つの文字列を含んでいる。すなわち、上述の名称「C110」「C111」「C112」「C113」のコネクタ35が、すべて機種名「4A」の電子機器のコネクタであることを示している。
下段の端子接続部31Bも、上記端子接続部31Aと同様、4つのコネクタ35それぞれのジャック32が電子機器30の幅方向に配置され、対応する4つのコネクタ35それぞれのプラグ33が接続されている。端子接続部31Bの4つのジャック32の並びの直上に、電子機器30の幅方向に長い1枚の上記印字ラベルLBが貼り付けられる。印字ラベルLBの印字R1Bは、上記印字ラベルLと同様、複数(この例では4つ)の印字オブジェクトとして、コネクタ35の名称を表す「C114」「C115」「C116」「C117」の4つの文字列を含んでいる。また、印字ラベルLBの印字R2Bは、複数(この例では4つ)の印字オブジェクトとして、電子機器の機種名を表す「4A」の4つの文字列を含んでいる。すなわち、上述の名称「C114」「C115」「C116」「C117」のコネクタ35が、すべて機種名「4A」の電子機器のコネクタであることを示している。
以上のように構成した第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様の効果を得る。またこれに加え、上記設定画面21のレコードスキップ数欄23c3において、上述したスキップが行われるときのスキップレコード数を併せて視覚的に明らかにすることができる。
なお、スキップレコード数は、1つの印字ラベルLに含まれる印字オブジェクトの数に応じて自動設定して、設定画面21に表示するようにしてもよい。この場合、1つの印字ラベルLの中に複数のレコードにわたる複数の文字列データが印字形成されるのに合わせて、スキップするレコード数を自動的に設定することができる。これにより、操作者の利便性をさらに向上することができる。
なお、以上において、図2中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図8、図9に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
2 操作端末
3 ラベルプリンタ(印刷物作成装置)
12 CPU(演算手段)
13 メモリ
16 大容量記憶装置(記憶手段)
17 表示部(表示手段)
17A 表示画面
17B 表示画面
18 入力画面
19 プレビュー画面
20 データベース画面
21 設定画面
23 レコード数範囲設定欄
23c3 レコードスキップ数欄
31 端子接続部
32 ジャック
33 プラグ
35 コネクタ
203 印刷用テープ(被印刷媒体)
DB データベース
L,LA,LB 印字ラベル(印刷物)

Claims (5)

  1. 搬送される被印字媒体に対し印字データに基づく印字を行って複数の印字オブジェクトを含む1つの印刷物を作成する印刷物作成装置に接続され、複数のフィールドに対し文字列データをそれぞれ割り当てた複数のレコードを含むデータベースを記憶する記憶手段と、表示手段と、演算手段と、を有する操作端末の前記演算手段に対し、
    前記印刷物に印字形成される複数の印字オブジェクトにそれぞれ適用される複数の印字オブジェクトデータへの適用基準となる、1つの基準レコードに含まれる基準文字列データの属する前記フィールドの識別情報と、前記基準文字列データに対する前記複数の印字オブジェクトデータそれぞれに係わる複数のオフセット値を取得する、情報取得手順と、
    前記情報取得手順で取得された前記識別情報を用いて前記基準文字列データを前記データベースから取得するとともに、前記情報取得手順で取得された前記複数のオフセット値を前記基準レコードにそれぞれ適用することで、前記複数の印字オブジェクトデータを決定する、オブジェクトデータ決定手順と、
    前記オブジェクトデータ決定手順で決定された前記複数の印字オブジェクトデータに基づき、前記複数の印字オブジェクトを含む前記印刷物を印字形成するための前記印字データを生成する、印字データ生成手順と、
    前記印字データ生成手順で生成された前記印字データを前記印刷物作成装置に出力する印字データ出力手順と、
    を実行させることを特徴とする印刷物作成プログラム。
  2. 請求項1記載の印刷物作成プログラムにおいて、
    前記演算手段に対し、
    前記識別情報及び前記複数のオフセット値の入力を促す入力画面を前記表示手段に表示する入力画面表示手順をさらに実行させ、
    前記情報取得手順は、
    前記入力画面表示手順で表示された前記入力画面に対応して入力された前記識別情報及び前記複数のオフセット値を取得する
    ことを特徴とする印刷物作成プログラム。
  3. 請求項1又は請求項2記載の印刷物作成プログラムにおいて、
    前記演算手段に対し、
    前記データベースに記憶された前記複数のレコードのうち、複数の前記印刷物の作成のために前記基準レコードとして順次使用するレコード数範囲の設定の表示と、前記レコード数範囲に含まれる前記レコードが前記基準レコードとして順次使用される際にスキップされるスキップレコード数の表示と、を含む、設定画面を前記表示手段に表示する設定画面表示手順をさらに実行させる
    ことを特徴とする印刷物作成プログラム。
  4. 請求項3記載の印刷物作成プログラムにおいて、
    前記設定画面表示手順で前記設定画面において表示される前記スキップレコード数は、前記1つの印刷物に含まれる前記印字オブジェクトの数に応じて自動設定される
    ことを特徴とする印刷物作成プログラム。
  5. 搬送される被印字媒体に対し印字データに基づく印字を行って複数の印字オブジェクトを含む1つの印刷物を作成する印刷物作成装置に接続されるとともに、複数のフィールドに対し文字列をそれぞれ割り当てた複数のレコードを含むデータベースを記憶した操作端末が実行する、印刷物作成方法であって、
    前記印刷物に印字形成される複数の印字オブジェクトにそれぞれ適用される複数の印字オブジェクトデータへの適用基準となる、1つの基準レコードに含まれる基準文字列データの属する前記フィールドの識別情報と、前記基準文字列データに対する前記複数の印字オブジェクトデータそれぞれに係わる複数のオフセット値を取得する、情報取得手順と、
    前記情報取得手順で取得された前記識別情報を用いて前記基準文字列データを前記データベースから取得するとともに、前記情報取得手順で取得された前記複数のオフセット値を前記基準レコードにそれぞれ適用することで、前記複数の印字オブジェクトデータを決定する、オブジェクトデータ決定手順と、
    前記オブジェクトデータ決定手順で決定された前記複数の印字オブジェクトデータに基づき、前記複数の印字オブジェクトを含む前記印刷物を印字形成するための前記印字データを生成する、印字データ生成手順と、
    前記印字データ生成手順で生成された前記印字データを前記印刷物作成装置に出力する印字データ出力手順と、
    を有することを特徴とする印刷物作成方法。
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