JP6146154B2 - ボルト締結方法及びボルト締結装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボルト締結方法及びボルト締結装置に関し、特に軸心方向締結側へ移動可能に付勢された押圧部材によってボルトの姿勢を矯正可能なボルト締結方法及びボルト締結装置に関する。
従来より、車両等の量産組立を行う場合、ボルトの頭部にソケット(ビットとも言う)の嵌合穴を嵌合させ、モータ等の回転駆動手段によって回転駆動されたソケットを下降させることにより、ボルトによる複数ワークの締結を行なっている。
ボルトによるワーク締結時、ネジ穴へボルトを仮置きした際、ボルトがネジ穴の軸心に対して傾斜状態で配置されることも少なくない。ボルトをネジ穴の軸心方向に対して傾斜状態のまま締結した場合、ボルトの噛りや焼き付きを生じ、締結作業性が低下する。
そこで、ボルトの傾斜締結防止を目的とした技術が種々提案されている。
特許文献1のボルト締結装置は、ソケットと、このソケットを回転可能に保持するケースと、ソケットを回転駆動する回転駆動手段とを備え、ケースに、ボルトが傾斜状態で回転するときにボルト頭部の側面に接触してボルトの傾斜を矯正する接触部材を設けている。
これにより、ボルトがソケットと共回りしても、接触部材がボルトをネジ穴の軸心方向に収束するように誘導してボルトの傾斜を矯正することができる、
特許文献2のボルト締結装置は、ソケットの嵌合穴に嵌装されたナットをボルトに押し付けた状態で、ナットを回転駆動手段により反締結(螺脱)方向に逆回転させた後、ソケットを締結方向に正回転させてナットをボルトに締結している。
これにより、反締結方向の回転でボルトとナットのうち一方の軸心を他方の軸心に一致するように補正することができ、ボルトとナットとの傾斜締結を防止している。
特開2006−205326号公報 特開2008−194798号公報
特許文献1のボルト締結装置は、接触部材がネジ穴の軸心に対して直交方向に延びるように設けられているため、ネジ穴がワークの比較的端部に形成されている場合には適用することができる。しかし、ワーク形状によっては、ネジ穴がワークの端部よりも内側位置に形成されていることもあり、このような場合、ワークの端部を迂回してボルト頭部に接触する接触部材を設けることは容易ではない。
しかも、特許文献1のボルト締結装置では、締結方向の正回転によりボルトをネジ穴の軸心方向へ誘導しているため、ボルトの姿勢矯正が完了する前段階でボルトとネジ穴との噛み合いが発生する可能性もあり、ボルトの噛り等を確実に防止できない虞がある。
特許文献2のボルト締結装置は、反締結方向の逆回転によりナット(またはボルト)の姿勢矯正を行うため、姿勢矯正完了の前段階においてボルトとナットとの噛み合いの発生を防止することができ、ボルトの噛り等を防止できる。
しかし、特許文献2のボルト締結装置では、予め作業者が手作業によってナット(またはボルト)をソケットの嵌合穴に嵌装する必要があるため、作業者による作業工程が増加し、締結作業性が低下する虞がある。
本発明の目的は、締結作業性を向上しつつ、ボルトの傾斜締結を確実に防止できるボルト締結方法及びボルト締結装置を提供することである。
請求項1のボルト締結方法は、ボルトの頭部に嵌合可能な嵌合穴が形成されたソケット部を有する締結装置によりワークのネジ穴に前記ボルトを締結するボルト締結方法において、予め、前記ソケット部と一体回転可能且つ軸心方向へ移動可能に案内された押圧部材であって、軸心方向締結側へ付勢された押圧部材を前記嵌合穴から突出するように前記ソケット部内部に設け、前記ネジ穴にボルトを仮置きすると共に前記ソケット部を前記ネジ穴の軸心と同軸状に配置する配置工程と、前記ソケット部を前記押圧部材が前記嵌合穴から突出した所定量よりも小さい距離だけ締結側へ移動させ、前記押圧部材の先端面により前記ボルト頭部の頂面の少なくとも一部を締結側へ付勢しながら前記ボルト頭部が前記嵌合穴に嵌合しない状態で、前記押圧部材を反締結方向に回転させることにより前記ボルトの姿勢を前記ネジ穴の軸心と略同軸となるように矯正する姿勢矯正工程と、前記姿勢矯正工程完了後、前記ソケット部を反締結方向に回転させつつ締結側へ移動させて前記ボルト頭部を前記嵌合穴に嵌合させる嵌合工程と、前記ソケット部を締結方向に回転させて前記ボルトを前記ネジ穴に締結させる締結工程とを備えたことを特徴としている。
この請求項1のボルト締結方法では、予め、ソケット部と一体回転可能且つ軸心方向へ移動可能に案内された押圧部材であって、軸心方向締結側へ付勢された押圧部材を嵌合穴から突出するようにソケット部内部に設けているため、ボルトを反締結方向に回転させることによりボルトの軸心をネジ穴の軸心に一致させる姿勢矯正機能と、ボルトを反締結方向に回転させてボルト頭部とソケット部とを相対摺動回転させることによりボルト頭部をソケット部の嵌合穴に誘導して嵌合させる嵌合誘導機能との両機能を確保することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記姿勢矯正工程における前記ソケット部の回転速度は、前記締結工程における前記ソケット部の回転速度よりも低く設定されることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記締結工程は、締結トルクが予め設定された設定締結トルクに達したとき、前記ソケット部の回転を停止し、ソケット部を前記ボルトから締結解除側へ移動させることを特徴としている。
請求項4のボルト締結装置は、ボルトの頭部に嵌合可能な嵌合穴が形成されたソケット部を有し、ワークのネジ穴に前記ボルトを締結するボルト締結装置において、前記ソケット部と一体回転可能且つ軸心方向へ移動可能に案内された押圧部材であって、軸心方向締結側へ付勢されて前記嵌合穴から突出するように前記ソケット部内部に設けられた押圧部材と、前記ソケット部を締結方向及び反締結方向に回転駆動可能な回転駆動手段と、前記ソケット部を前記ネジ穴に対して締結側及び締結解除側へ移動可能に駆動する進退駆動手段と、前記ソケット部を前記押圧部材が前記嵌合穴から突出した所定量よりも小さい距離だけ締結側へ移動させ、前記押圧部材の先端面により前記ボルト頭部の頂面の少なくとも一部を締結側へ付勢しながら前記ボルト頭部が前記嵌合穴に嵌合しない状態で、前記押圧部材を反締結方向に回転させることにより前記ボルトの姿勢を前記ネジ穴の軸心と略同軸となるように矯正し、前記姿勢矯正の完了後、前記ソケット部を反締結方向に回転させつつ締結側へ移動させて前記ボルト頭部を前記嵌合穴に嵌合させ、前記ソケット部を締結方向に回転させて前記ボルトを前記ネジ穴に締結させるように前記回転駆動手段と進退駆動手段とを制御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
この請求項4のボルト締結装置では、ソケット部と一体回転可能且つ軸心方向へ移動可能に案内された押圧部材であって、軸心方向締結側へ付勢されて嵌合穴から突出するようにソケット部内部に設けられた押圧部材を備えているため、請求項1と同様に、ボルトを反締結方向に回転させることによりボルトの軸心をネジ穴の軸心に一致させる姿勢矯正機能と、ボルトを反締結方向に回転させてボルト頭部とソケット部とを相対摺動回転させることによりボルト頭部をソケット部の嵌合穴に誘導して嵌合させる嵌合誘導機能とを確保することができる。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記制御手段が、締結トルクが予め設定された設定締結トルクに達したとき、前記ソケット部の回転を停止可能な締結トルク制御手段を有することを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項4又は5の発明において、前記ソケット部が、前記押圧部材を収容可能な収容穴を備え、前記押圧部材が、前記収容穴のうちの押圧部材に対して締結解除側に配設された付勢部材を介して締結側へ付勢されていることを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項の発明において、前記ソケット部が、前記収容穴を横断するように延びるピン部材を備え、前記押圧部材が、軸心直交方向に形成され且つ前記ピン部材を挿通させた状態で押圧部材の軸心方向への移動を許容するガイド穴を備えたことを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項4〜7の発明に何れか1項において、前記回転駆動手段と進退駆動手段とが夫々電動モータを備えていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、姿勢矯正工程を備えているため、締結工程の前段階でボルトの軸心をネジ穴の軸心に一致させることができ、ボルトの噛りや焼き付きを生じることなく、ボルトの傾斜締結を確実に防止することができる。
また、押圧部材による姿勢矯正動作が完了した後、ボルト頭部をボルトの嵌合穴へ誘導する嵌合工程を備えているため、作業者による嵌合穴へのボルトの嵌装作業を省略でき、締結作業性を向上することができる。
請求項2の発明によれば、傾斜配置されたボルトの姿勢をネジ穴やネジ山の螺旋形状を利用して確実に矯正することができる。
請求項3の発明によれば、締結トルクを精度良く管理でき、締結作業性を向上することができる。
請求項4の発明によれば、基本的に請求項1の発明と同様の効果を奏することができる。
請求項5の発明によれば、基本的に請求項3の発明と同様の効果を奏することができる。
請求項6の発明によれば、押圧手段の機能を維持しつつ、コンパクト化と構造の簡単化とを図ることができる。
請求項7の発明によれば、押圧部材の軸心方向締結側への付勢と、押圧部材とソケット部との同期回転とを簡単な構造で両立することができる。
請求項8の発明によれば、回転駆動手段と進退駆動手段とを夫々電動モータを駆動源として作動させることができる。
本発明の実施例1に係るボルト締結装置とワークとを側方から視た部分断面図である。 ボルト締結装置の要部縦断面図である。 ソケット部の縦断面図である。 ソケット部を下から視た図である。 ソケット部を上から視た図である。 制御盤による制御処理のフローチャートである。 制御盤による制御処理のタイムチャートである。 各工程を示す図であって、(a)は姿勢矯正工程の前段階の図、(b)は姿勢矯正工程の完了図、(c)は嵌合工程の前段階の図、(d)は嵌合工程の完了図、(e)は締結工程の図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
以下、本発明の実施例1について図1〜図8に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施例では、第1受台3に載置されたデファレンシャルユニットのリングギヤ5と第2受台4に載置されたギヤケース6とを8本のボルト2によって締結するボルト締結装置1を例として説明する。尚、以下の説明は、ボルト締結方法の説明を含むものである。
第1受台3の上端部には、リングギヤ5が載置されている。この載置されたリングギヤ5は、第1受台3の上端部の外周面に外嵌され、第1受台3と同心状に配置されている。このリングギヤ5の中心部には、ギヤケース6が圧入される圧入口5aが形成され、上面周縁部には、8個のネジ穴5bが平面視にて同一円状に略等間隔を空けて形成されている。これらのネジ穴5bは、ギヤケース6に設けられた複数のボルト穴6aと夫々重合配置され、リングギヤ5とギヤケース6とを締結するためのボルト2が夫々螺合可能に形成されている。
次に、ボルト締結装置1について説明する。
図1,図2に示すように、ボルト締結装置1は、進退駆動モータ11(進退駆動手段)と、回転駆動モータ12(回転駆動手段)と、ソケット部13と、振れ止め部材14と、進退駆動モータ11と回転駆動モータ12とを協調制御する制御盤15(制御手段)等を備えている。
進退駆動モータ11は、第1受台3に固定されたベース7に設置され、制御盤15に電気的に接続された電動モータである。この進退駆動モータ11の駆動軸は、下方へ延びる回動部材11aに連結され、この回動部材11aには、進退駆動モータ11の回転に応じて昇降移動可能なスライダ8が設けられている。このスライダ8は、ベース7に形成されたガイドレール7aに沿ってスライド可能にカイドされている。
スライダ8には、支持部材8aを介して回転駆動モータ12が設置されている。
回転駆動モータ12は、制御盤15に電気的に接続された電動モータである。この回転駆動モータ12は、駆動軸に連なるナットランナ軸(以下、N/R軸という)12aを備えている。N/R軸12aは、四角柱状の連結部12bを介してソケット部13と一体的に連結されている。
ソケット部13は、本体筒部21と、この本体筒部21に収容された押圧部材22と、この押圧部材22を付勢可能な圧縮スプリング23等を備え、共通の軸心Xを有している。
まず、本体筒部21について説明する。
本体筒部21は、嵌合穴21aと、この嵌合穴21aの上側に設けられた収容穴21bと、この収容穴21bの上側に設けられた被連結穴21cと、ピン部材21d等を一体的に有している。
図2,図3,図4に示すように、嵌合穴21aは、本体筒部21の下端部分に同軸状に設けられ、ボルト2の頭部2aに嵌合可能な凹入形状に形成されている。
尚、嵌合穴21aの平面視形状は、ボルト頭部2aに嵌合できれば良く、ボルト頭部2aが一般的な6角形の場合、嵌合穴21aは6角形状の凹入部で良い。
収容穴21bは、本体筒部21の中段部分に同軸円柱状に設けられ、嵌合穴21aに連なるように形成されている。この収容穴21bは、押圧部材22をソケット部13の軸心方向へ移動可能に収容している。収容穴21bの中段部には、収容穴21bを軸心Xに対して直交状に横断するピン部材21dが配設されている。
図2,図3,図5に示すように、被連結穴21cは、本体筒部21の上端部分に同軸状に設けられ、N/R軸12aの連結部12bに外嵌可能な凹入形状に形成されている。
被連結穴21c(連結部12b)に対応した本体筒部21の上端部分外周を覆うように振れ止め部材14が設けられている。この振れ止め部材14は、筒状に形成され、N/R軸12aと本体筒部21とに一体回転可能に連結されている。
振れ止め部材14は、ソケット部13が回転駆動されたとき、内周面によってソケット部13の先端部に生じる振動を抑制している。
次に、押圧部材22について説明する。
押圧部材22は、収容穴21b内部に上下方向へ摺動可能に収容され、ソケット部13と一体回転可能且つ軸心X方向へ相対移動可能に案内されている。この押圧部材22には、移動ガイド用のピン穴22a(ガイド穴)と、平坦状の先端面22bとが形成されている。
先端面22bに上方(軸心X方向締結解除側)に向かう荷重が作用しないとき、押圧部材22は、圧縮スプリング23によって下方(軸心X方向締結側)へ付勢されているため、先端面22bが嵌合穴21aの先端部から所定量下方へ突出するように配設されている。
押圧部材22は、円柱状に形成され、その中段部分に軸心Xに対して直交方向に貫通した断面長穴状のピン穴22aが形成されている。このピン穴22aには、ピン部材21dが挿通されている。それ故、ピン部材21dがピン穴22aの上端部に当接したとき、押圧部材22の先端面22bは嵌合穴21aの先端部から下方へ最も離隔し、ピン部材21dがピン穴22aの下端部に当接したとき、押圧部材22の先端面22bは嵌合穴21aの先端部から上方へ最も離隔している。
次に、圧縮スプリング23について説明する。
圧縮スプリング23は、収容穴21bのうちの押圧部材22に対して上方位置に配設され、押圧部材22を下方に向けて所定の付勢力で付勢している。
この圧縮スプリング23の付勢力は、押圧部材22の先端面22bが傾斜状態のボルト頭部2aを付勢しながら回転したとき、先端面22bとボルト頭部2aとの間に生じた摩擦力でボルト2を回転駆動可能な付勢力に設定されている。
次に、制御盤15について説明する。
制御盤15は、CPU、ROM、RAM、複数の動作制御釦等によって構成され(何れも図示略)、姿勢矯正機能と、嵌合誘導機能と、締結機能とを実行可能に構成され、進退駆動モータと回転駆動モータとを協調制御している。
姿勢矯正機能は、ネジ穴5bに仮置きされたボルト2を逆回転(反締結方向回転)させることによって、ボルト2のネジ山とネジ穴5bのネジ山との螺旋形状を利用してボルト2を軸心方向へ移動させることができ、このボルト2の移動状態を利用して押圧部材22の先端面22bにボルト頭部2aの頂面を沿わせるように頂面の一部を付勢することにより、ボルト2の姿勢を押圧部材22の先端面22bを介してネジ穴5bの軸心と一致した鉛直状態に矯正する機能である。
嵌合誘導機能は、姿勢矯正後のボルト頭部2aの頂面と嵌合穴21aの先端部とを相対摺動回転させることによって、ボルト頭部2aの平面視形状と嵌合穴21aの平面視形状とを略一致させることができ、このボルト頭部2aの平面視形状とボルト頭部2aの平面視形状とが略一致した状態でソケット部13を下方に移動させることにより、ボルト頭部2aと嵌合穴21aとの嵌合を誘導する機能である。
締結機能は、嵌合穴21aに嵌合されたボルト2を正回転(締結方向回転)させてネジ穴5bに締結する機能である。
制御盤15は、締結トルク制御部16(締結トルク制御手段)を備えている。
締結トルク制御部16は、回転駆動モータ12の回転抵抗負荷を検出することによってボルト2の締結トルクを検出し、ボルト2の締結トルクが予め設定された設定締結トルクに達したとき、ソケット部13の回転を停止している。
制御盤15は、ソケット部13の逆回転開始と同時に、ソケット部13の下方移動を停止し、ソケット部13の正回転停止と同時に、ソケット部13の上方移動を開始するように進退駆動モータ11を制御している。
次に、図6のフローチャート、図7のタイムチャート及び図8(a)〜図8(e)の工程図に基づき、制御盤15による制御処理を説明する。なお、図8では、図1に示したギアケース6を省略している。
まず、リングギヤ5の複数のネジ穴5bとギヤケース6の複数のボルト穴6aとを夫々重合させた状態でリングギヤ5とギヤケース6とを第1,第2受台3,4に位置決めした後、ネジ穴5bにボルト2を仮置きする(S1)。このボルト2の仮置き作業は、作業員が行なっても良く、また、ネジ穴5bにボルト2を供給可能なボルト自動供給装置(図示略)を用いてボルト2を仮置きしても良いが、ボルト頭部2aが押圧部材22の先端面22bと当接できる範囲の傾き(例えば、軸中心に対して傾斜角度が10°以内の範囲)に仮置きするのが好ましい。
次に、ソケット部13を締結作業開始位置である初期位置に移動し(S2)、ソケット部13の軸心Xとネジ穴5bの軸心とが一致したか否かを判定する(S3)。S3の判定の結果、ソケット部13の軸心Xとネジ穴5bの軸心とが一致した場合(図7のt0時点)、S4へ移行し、ソケット部13の下降移動を開始する(図8(a)参照)。上記S1,S2が、本発明の配置工程に相当している。
S3の判定の結果、ソケット部13の軸心Xとネジ穴5bの軸心とが一致していない場合、ソケット部13の移動を継続する。本実施例では、ソケット部13と第1,第2受台3,4との位置が予め設定されているため、ソケット部13が最も上昇した位置が初期位置に相当している。
ソケット部13の下降移動開始後、押圧部材22の先端面22bがボルト頭部2aの頂部に当接したか否か判定する(S5)。
S5の判定の結果、押圧部材22の先端面22bがボルト頭部2aの頂部に当接した場合(図7のt1時点)、S6に移行し、予め設定した所定距離更に下降移動して停止する(図8(b)参照)。この予め設定した所定距離は、押圧部材22が嵌合穴21aの先端部から突出した所定量よりも小さい値に設定されている。
S5の判定の結果、押圧部材22の先端面22bがボルト頭部2aの頂部に当接していない場合、ソケット部13の下降移動を継続する。
ソケット部13の下降移動停止と同時に、タイマーのカウントを開始し(S7)、S8へ移行して、締結回転速度よりも低い所定の回転速度で(例えば10rpm)ソケット部13(と押圧部材22)の逆回転を開始する(図7のt2時点)。
S8のソケット部13の逆回転開始後、第1設定時間(例えば2秒)経過したか否か判定する(S9)。S9の判定の結果、2秒経過した場合(図7のt3時点)、図8(c)に示すように、ボルト2の姿勢がネジ穴5bの軸心と一致した鉛直状態になっているため、S10へ移行する。S9の判定の結果、2秒経過していない場合、ソケット部13の逆回転とタイマーのカウントを継続する。
ここで、t2からt3の期間が本発明の姿勢矯正工程に相当している。
S9の後、ソケット部13の下降移動を再開し(S10)、第2設定時間(例えば4秒)経過したか否か判定する(S11)。尚、第1設定時間と第2設定時間は、対象ワークの種類や使用するボルトの種類に応じて、予め実験によって設定している。
S11の判定の結果、4秒経過した場合(図7のt4時点)、図8(d)に示すように、ボルト頭部2aの平面視形状と嵌合穴21aの平面視形状とが略一致した結果、ボルト頭部2aが嵌合穴21aに嵌合した状態であるため、S12へ移行する。S11の判定の結果、4秒経過していない場合、ソケット部13の逆回転及び下降移動とタイマーのカウントを継続する。
ここで、t3からt4の期間が本発明の嵌合工程に相当している。
S11の後、ソケット部13の逆回転を停止し(S12)、タイマーカウントをリセット(S13)した後、S14へ移行する。
S14では、図8(e)に示すように、ソケット部13の下降移動を継続した状態で、ソケット部13による所定回転速度(例えば30rpm)の正回転を開始し、ボルト2の締付トルクが設定締付トルクを越えたか否か判定している(S15)。
S15の判定の結果、ボルト2の締付トルクが設定締付トルクを越えた場合、ソケット部13の正回転と下降移動とを停止する(S16)。S15の判定の結果、ボルト2の締付トルクが設定締付トルクを越えていない場合、ソケット部13の正回転及び下降移動を継続する。
ソケット部13の正回転及び下降移動の停止と同時に、ソケット部13の上昇移動を開始(S17)し、S18へ移行する。
S18では、ソケット部13が初期位置に到達したか否か判定し、初期位置に到達した場合、終了する。S18の判定の結果、ソケット部13が初期位置に到達していない場合、ソケット部13の上昇移動を継続する。
次に、実施例1に係るボルト締結方法及びボルト締結装置1の作用・効果について説明する。
このボルト締結方法によれば、姿勢矯正工程を備えているため、締結工程の前段階でボルト2の軸心をネジ穴5bの軸心に一致させることができ、ボルト2の噛りや焼き付きを生じることなく、ボルト2の傾斜締結を確実に防止することができる。
また、押圧部材22による姿勢矯正動作を利用してボルト頭部2aをボルト2の嵌合穴21aへ誘導する嵌合工程を備えているため、作業者による嵌合穴21aへのボルト2の嵌装作業を省略でき、締結作業性を向上することができる。
姿勢矯正工程におけるソケット部13の回転速度は、締結工程におけるソケット部13の回転速度よりも低く設定されているため、傾斜配置されたボルト2の姿勢をネジ穴5bやネジ山の螺旋形状を利用して確実に矯正することができる。
締結工程は、締結トルクが予め設定された設定締結トルクに達したとき、ソケット部13の回転を停止し、ソケット部13をボルト2から上方へ移動させるため、締結トルクを精度良く管理でき、締結作業性を向上することができる。
ボルト締結装置1は、ボルト頭部2aに嵌合可能な嵌合穴21aが形成されたソケット部13を有し、リングギア5のネジ穴5bにボルト2を締結するボルト締結装置1において、ソケット部13と一体回転可能且つ軸心方向へ移動可能に案内された押圧部材22であって、下方へ付勢されて嵌合穴21aから突出するようにソケット部13内部に設けられた押圧部材22と、ソケット部13を締結方向及び反締結方向に回転駆動可能な回転駆動モータ12と、ソケット部13をネジ穴5bに対して昇降移動可能に駆動する進退駆動モータ11と、押圧部材22の先端面22aによりボルト頭部2aの頂面の少なくとも一部を下方へ付勢した状態で、ソケット部13を逆回転させることによりボルト2の姿勢を矯正し、ソケット部13を逆回転させつつ下降移動させてボルト頭部2aを嵌合穴21aに嵌合させ、ソケット部13を正回転させてボルト2をネジ穴5bに締結させるように回転駆動モータ12と進退駆動モータ11とを制御する制御盤15とを備えている。
これにより、締結工程の前段階でボルト2の軸心をネジ穴5bの軸心に一致させることができ、ボルト2の噛りや焼き付きを生じることなく、ボルト2の傾斜締結を確実に防止することができる。また、作業者による嵌合穴21aへのボルト2の嵌装作業を省略でき、締結作業性を向上することができる。
制御盤15が、締結トルクが予め設定された設定締結トルクに達したとき、ソケット部13の回転を停止可能な締結トルク制御部16を有するため、締結トルクを精度良く管理でき、締結作業性を向上することができる。
ソケット部13が、押圧部材22を収容可能な収容穴21bを備え、押圧部材22が、収容穴21bのうちの押圧部材22に対して上側に配設された圧縮スプリング23を介して下方へ付勢されているため、押圧手段22の機能を維持しつつ、コンパクト化と構造の簡単化とを図ることができる。
ソケット部13が、収容穴21bを横断するように延びるピン部材21dを備え、押圧部材22が、軸心直交方向に形成され且つピン部材21dを挿通させた状態で押圧部材22の軸心方向への移動を許容するピン穴22aを備えたため、押圧部材22の下方への付勢と、押圧部材22とソケット部13との同期回転とを簡単な構造で両立することができる。
回転駆動モータ12と進退駆動モータ11とが夫々電動モータを備えているため、回転駆動モータ12と進退駆動モータ11とを夫々電動モータを駆動源として作動させることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、ガイドレールを昇降移動するボルト締結装置の例を説明したが、ボルト締結装置をロボットハンド等の移動機構に装着しても良い。ロボットハンドに装着した場合、当初の待機位置からネジ穴と同軸状の初期位置へソケット部を移動した後、下降移動が開始される。
2〕前記実施例においては、進退駆動手段と回転駆動手段が電動モータの例を説明したが、駆動源としてエア圧を用いたエアモータを用いても良い。また、進退駆動手段には、流体圧を用いた流体圧シリンダを使用することも可能である。
3〕前記実施例においては、ギヤケースとリングギヤとのボルト締結の例を説明したが、少なくともネジ穴にボルトを締結するものであれば良く、部材の組み合わせは任意である。また、単に部材にボルトを締結する場合にも有効である。
4〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、軸心方向締結側へ移動可能に付勢された押圧部材によってボルトの姿勢を矯正可能なボルト締結方法及びボルト締結装置において、締結作業性を向上しつつ、ボルトの傾斜締結を確実に防止する。
1 ボルト締結装置
2 ボルト
2a (ボルト)頭部
5 リングギヤ
5b ネジ穴
11 進退駆動モータ
12 回転駆動モータ
15 制御盤
16 締結トルク制御部
21a 嵌合穴
21b 収容穴
21d ピン部材
22 押圧部材
22a ピン穴
22b 先端面

Claims (8)

  1. ボルトの頭部に嵌合可能な嵌合穴が形成されたソケット部を有する締結装置によりワークのネジ穴に前記ボルトを締結するボルト締結方法において、
    予め、前記ソケット部と一体回転可能且つ軸心方向へ移動可能に案内された押圧部材であって、軸心方向締結側へ付勢された押圧部材を前記嵌合穴から突出するように前記ソケット部内部に設け、
    前記ネジ穴にボルトを仮置きすると共に前記ソケット部を前記ネジ穴の軸心と同軸状に配置する配置工程と、
    前記ソケット部を前記押圧部材が前記嵌合穴から突出した所定量よりも小さい距離だけ締結側へ移動させ、前記押圧部材の先端面により前記ボルト頭部の頂面の少なくとも一部を締結側へ付勢しながら前記ボルト頭部が前記嵌合穴に嵌合しない状態で、前記押圧部材を反締結方向に回転させることにより前記ボルトの姿勢を前記ネジ穴の軸心と略同軸となるように矯正する姿勢矯正工程と、
    前記姿勢矯正工程完了後、前記ソケット部を反締結方向に回転させつつ締結側へ移動させて前記ボルト頭部を前記嵌合穴に嵌合させる嵌合工程と、
    前記ソケット部を締結方向に回転させて前記ボルトを前記ネジ穴に締結させる締結工程と、
    を備えたことを特徴とするボルト締結方法。
  2. 前記姿勢矯正工程における前記ソケット部の回転速度は、前記締結工程における前記ソケット部の回転速度よりも低く設定されることを特徴とする請求項1に記載のボルト締結方法。
  3. 前記締結工程は、締結トルクが予め設定された設定締結トルクに達したとき、前記ソケット部の回転を停止し、ソケット部を前記ボルトから締結解除側へ移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載のボルト締結方法。
  4. ボルトの頭部に嵌合可能な嵌合穴が形成されたソケット部を有し、ワークのネジ穴に前記ボルトを締結するボルト締結装置において、
    前記ソケット部と一体回転可能且つ軸心方向へ移動可能に案内された押圧部材であって、軸心方向締結側へ付勢されて前記嵌合穴から突出するように前記ソケット部内部に設けられた押圧部材と、
    前記ソケット部を締結方向及び反締結方向に回転駆動可能な回転駆動手段と、
    前記ソケット部を前記ネジ穴に対して締結側及び締結解除側へ移動可能に駆動する進退駆動手段と、
    前記ソケット部を前記押圧部材が前記嵌合穴から突出した所定量よりも小さい距離だけ締結側へ移動させ、前記押圧部材の先端面により前記ボルト頭部の頂面の少なくとも一部を締結側へ付勢しながら前記ボルト頭部が前記嵌合穴に嵌合しない状態で、前記押圧部材を反締結方向に回転させることにより前記ボルトの姿勢を前記ネジ穴の軸心と略同軸となるように矯正し、前記姿勢矯正の完了後、前記ソケット部を反締結方向に回転させつつ締結側へ移動させて前記ボルト頭部を前記嵌合穴に嵌合させ、前記ソケット部を締結方向に回転させて前記ボルトを前記ネジ穴に締結させるように前記回転駆動手段と進退駆動手段とを制御する制御手段とを備えたことを特徴とするボルト締結装置。
  5. 前記制御手段が、締結トルクが予め設定された設定締結トルクに達したとき、前記ソケット部の回転を停止可能な締結トルク制御手段を有することを特徴とする請求項4に記載のボルト締結装置。
  6. 前記ソケット部が、前記押圧部材を収容可能な収容穴を備え、
    前記押圧部材が、前記収容穴のうちの押圧部材に対して締結解除側に配設された付勢部材を介して締結側へ付勢されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のボルト締結装置。
  7. 前記ソケット部が、前記収容穴を横断するように延びるピン部材を備え、
    前記押圧部材が、軸心直交方向に形成され且つ前記ピン部材を挿通させた状態で押圧部材の軸心方向への移動を許容するガイド穴を備えたことを特徴とする請求項に記載のボルト締結装置。
  8. 前記回転駆動手段と進退駆動手段とが夫々電動モータを備えていることを特徴とする請求項4〜7の何れか1項に記載のボルト締結装置。
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