JP2007216346A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007216346A
JP2007216346A JP2006040907A JP2006040907A JP2007216346A JP 2007216346 A JP2007216346 A JP 2007216346A JP 2006040907 A JP2006040907 A JP 2006040907A JP 2006040907 A JP2006040907 A JP 2006040907A JP 2007216346 A JP2007216346 A JP 2007216346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component supply
supply device
tool
edge
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006040907A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4485478B2 (ja
Inventor
Daisuke Murayama
大輔 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006040907A priority Critical patent/JP4485478B2/ja
Publication of JP2007216346A publication Critical patent/JP2007216346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4485478B2 publication Critical patent/JP4485478B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

【課題】組み立て作業等の作業時間を極力短くして生産効率を向上させる部品供給装置を提供する。
【解決手段】部品供給装置1は、シャシー7と電子基板8とを結合するボルト2の収納室13と、ボルト2が送り出され、所定の待機位置にボルト2を所定の姿勢で待機させる通路14と、ボルト2を取り出して操作する電動ドライバー3を案内するガイド部15とを備えており、ガイド部15が、待機位置Pの上方に電動ドライバー3の水平位置を定める凹部を備えた水平位置決め板18と、凹部の縁部から下側に延びる上下方向案内板19とを備え、上下方向案内板19を待機位置Pの上方に設置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、被結合部材同士を結合部品にて結合する作業において、結合部品を作業場所に供給する部品供給装置に関する。
従来の部品供給装置としては、例えば、特許文献1に開示されるものが知られている。この部品供給装置は、「ネジ類供給装置」と題するものであり、ネジ類が乗る羽根を側面に有してネジ類溜まり部内で上下方向に回転し、ネジ類溜まり部内のネジ類を羽根に載せて上方まで持ち上げ、その後落下させる汲み上げリングにより落下されるネジ類を受けてフィーダー部等のガイド溝までガイドする誘導ガイドを備えているものである。
特開2000−94240号公報
しかしながら、この公報記載のものでは、ドライバーによってネジを取りにゆく場合に、ドライバーの先をネジの頭部まで案内するガイドが、ドライバーの上下方向の案内をもっぱら行うように逆四角錐台の一つの斜面を除去した形状に形成されており、小さいので、ドライバーの先の位置決めに時間がかかり、組み立て作業に時間がかかるという問題があった。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、組み立て作業等の作業時間を極力短くして生産効率を向上させる部品供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の部品供給装置は、被結合部材同士を結合する結合部品の収納室と、該収納室と連なって前記結合部品が送り出され、所定の待機位置に前記結合部品を所定の姿勢で待機させる通路と、前記待機位置の上方に配置され、前記前記結合部品を取り出して操作可能な工具を案内するガイド部とを備えた部品供給装置であって、
前記ガイド部は、前記待機位置の上方に前記工具の水平位置を定める凹部を備えた水平位置決め部と、該凹部の縁部から下側に延びて前記工具の下端部を前記待機位置の結合部品に案内する縦方向位置決め部とを備え、前記縦方向位置決め部を前記結合部品の待機位置の上方に設置したことを特徴とする。
本発明の請求項2の部品供給装置は、請求項1の部品供給装置において、前記凹部は、略L字型の形状に形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項3の部品供給装置は、請求項2の部品供給装置において、前記工具を把持する作業者の作業位置から前記作業者が側部前方に手を伸ばして到達可能な位置に、前記ガイド部が配備され、前記ガイド部の凹部は、前記作業者の側方において前後方向に延びる第1縁部と、前記作業者の前方に位置して左右方向に延びる第2縁部とを有し、前記ガイド部は、前記第2縁部が前記第1縁部よりも作業者の身体中心側に位置するように、配置されることを特徴とする。
本発明の請求項4の部品供給装置は、請求項1乃至請求項3の何れかの部品供給装置であって、前記収納室と前記通路と前記ガイド部とが、作業者の作業位置を中心として左右対称の位置に設置されていることを特徴とする。
本発明の請求項5の部品供給装置は、請求項2乃至請求項4の何れかの部品供給装置であって、前記凹部の略L字形を形成する角度は45°乃至90°の範囲内であることを特徴とする。
本発明の請求項6の部品供給装置は、請求項1乃至請求項5の何れかの部品供給装置であって、前記縦方向位置決め部には前記工具を通す切欠状若しくは穴状の水平に広がる開口部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項7の部品供給装置は、請求項1乃至請求項6の何れかの部品供給装置であって、前記縦方向位置決め部が前記水平位置決め部となす角度が60°乃至80°の範囲内に設定されていることを特徴とする。
本発明の請求項8の部品供給装置は、請求項1乃至請求項7の何れかの部品供給装置であって、前記開口部は略錐台形状を形成していることを特徴とする。
部品供給装置。
本願の請求項1の部品供給装置によれば、工具によって結合部品を取り出して結合作業等を行う場合に、略水平方向からガイド部の凹部内に工具を挿入すると、結合部材の待機位置に工具の先端部が位置する。そこで、工具を下方に移動させると、工具の先端部が結合部材と当接する。特に、工具が電動式のレンチやドライバーの場合には、レンチやドライバーとボルトやネジ等の頭部との位置合わせ及び嵌合等が短時間で済み、被結合部材同士の結合作業を短時間で行うことが可能である。
本願の請求項2の部品供給装置によれば、凹部が略L字形状に形成されているので、工具がL字型の内側の何れかの縁部に当たれば、工具を凹部の隅角部に容易にガイドできる。
本願の請求項3の部品供給装置によれば、作業者が工具を把持した手を伸ばせばガイド部の凹部の第1縁部に工具が当接する。このとき工具を前方側に押し出してやると、第1縁部に案内されて工具が第2縁部に当たる。第1縁部と第2縁部のコーナー部分は、結合部品の待機位置と定められているので、工具を素早く位置決めでき、工具による結合部品の取り出しが容易である。
本願の請求項4の部品供給装置によれば、結合部品の収納室と通路とガイド部が作業位置を中心として対象の位置に設置されているので、作業者は両手を用いて工具の操作を行うことができる。
本願の請求項5の部品供給装置によれば、凹部の略L字形の角度が45°乃至90°の範囲内であることによって、工具を凹部に当接させたときに、工具が凹部から滑って外れることが少なくなり、作業効率が向上する。
本願の請求項6の部品供給装置によれば、縦方向位置決め部に切欠状或いは穴状の開口部が水平方向に広がるので、工具を下方に移動させる際に工具の移動方向を目視することなく、結合部品を取り出すことができる。
本願の請求項7の部品供給装置によれば、縦方向位置決め部が水平位置決め部となす角度が60°乃至80°の範囲内に設定されていることによって、工具が上下動する際に抵抗感が少なく、また工具の左右方向のふれが少ない。このため、取り出しの際に工具が位置ずれしたと感じさせるような不安感を作業者に与えない。
本願の請求項8の部品供給装置によれば、開口部が略錐台形状とされているので、縦方向位置決め部に工具を上から下に挿入したときに、工具が正確に結束部品に位置決めされる。
以下、本発明を実施するための最良の形態にかかる部品供給装置を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態にかかる部品供給装置1である。この部品供給装置1は結合部品としてのボルト2(図2、図3参照)を供給する。ボルト2を操作する工具は電動ドライバー3である。この部品供給装置1のハウジング4の上には左右一対の部品供給部5、5が取り付けられている。ハウジング4の部品供給部5、5の間の中央部分は作業領域6とされている。
この作業領域6には電子装置のシャシー7と電子基板8が搬入される。このシャシー7と電子基板8がここでは被結合部材とされる。電子基板8の四隅には装着穴9が開口されており、シャシー7にも装着穴9に対応して電子基板8を止めるためのボルト穴(図示省略)が形成されている。
一対の部品供給部5、5は、シャシー7と電子基板8の搬入位置である作業領域6と電動ドライバー3を操作する作業者の作業位置とを結ぶラインLのほぼ左右対称の位置に設けられている。電動ドライバー3は部品供給部5、5に対応して一対配設されている。電動ドライバー3は図示しない工場の給電設備から給電されるものである。図示しない作業者は左右の手に電動ドライバー3を握り、電動ドライバー3によって左右の部品供給部5からボルト2をそれぞれ取り出す。
電動ドライバー3の先端部はボルト2の頭部に嵌合する嵌合筒部を備えている。電動ドライバー3の下端部にはボルト2の六角形の頭部と嵌合する筒状の嵌合凹部が形成されている。電動ドライバー3は、下端部を対象物に押し当てたときに、下端部のかかる反力が所定の力以上になると、内蔵モーターが回転するようになっている。電動ドライバー3の下端部の筒状の嵌合凹部は、回転中にボルト2の頭部が嵌合してボルト2を回転させることができる。また、電動ドライバー3の嵌合凹部内部にはボルト2を吸着するマグネット部が設けられており、嵌合したボルト2を磁力によって吸着して支持する。
電動ドライバー3によって取り出された左右のボルト2は、作業者の操作によりシャシー7の上の電子基板8の左右の取付穴9の上に移動される。作業者が電動ドライバー3をシャシー7のボルト穴に押し当てると、ボルト2が装着穴9を貫通し、電動ドライバー3の下端部が回転して電子基板8がボルト2によってシャシー7に締結結合される。
部品供給部5の筐体12には、ボルト2を多数収納する収納室13と、通路14と、ガイド部15とが設けられている。
収納室13内部には、多数投入されたボルト2を収納するすり鉢形状の底壁部が設けられており、このすり鉢型の底壁部にはボルト2を取り出す穴が形成されている。収納室13は通路14と接続されており、通路14内部には筐体12の前後方向に向けて延びる一対の平行板16が配設されている。
収納室13の下方には振動機構が設けられており、収納室13及び一対の平行板16を振動させて底壁部の穴からボルト2を落下させるようになっている。また、収納室13の底部の穴の下方には図示しない案内板部が配設され、この案内板部を経由して一対の平行板16にボルト2は落下する。ボルト2は一対の平行板16の間に落下することによって、ボルト2の頭部が平行板16の上縁部に支えられる一方、ボルト2のネジ部が一対の平行板16の間に入り込んでぶら下がり、所定の姿勢を取ることができる。
一対の平行板16は長手方向の一方の端部が基部とされ、基部側が左右方向に振動を受けるようになっており、末端側が基部よりやや下方に位置している。これによって平行板16の作業者側の末端側の振幅が大きくなり、末端側である作業者側にボルト2が移動するようになっている。一対の平行板16の対向間隔はボルト2のネジ部の太さより大きくボルト2の頭部より幅の狭い間隔とされ、一対の平行板16はボルト2の軸を上下方向に向けて支持する。
図2、図3に示すように、平行板16の末端部近傍の筐体12にはストッパー17が取り付けられている。このストッパー17が設けられている部位がボルト2の待機位置Pとされている。ボルト2は平行板16の間に送り出され、平行板16の収容室13の奥から作業者側に移動してストッパー17によって停止する。一対の平行板16の上に沿って通路14に送り出されたボルト2はストッパー17に当たって待機する。ガイド部15はこの待機位置Pの上方に設置固定される。図2、図3に示すように、ストッパー17は筐体12の通路14の縁に設けられた取付ピン17Aによって収納室13の反対側に回動可能とされている。ストッパー17は、図示しないスプリングにより収納室13側に回転するように付勢されているが、通路14に直角な姿勢より収容室13側には回動しないように図示しない突起により規制されている。また、ストッパー17はスプリングの付勢力に抗して収納室13から離間する方向に回動可能とされ、ボルト2を平行板16の間から取り外すことが出来るようになっている。
ガイド部15は大略「L」字形状に形成された水平方向位置決め部としての水平位置決め板18と、縦方向位置決め部としての上下方向案内部19とを有する。水平位置決め板18と、上下方向案内部19は共に板金で形成されるものであり、上下2層に重ねられている。上下方向案内部19が下に位置し、水平位置決め板18が上に位置するようにボルト等により作業台6の取付台20に固定される。
水平位置決め板18の凹部18Aは第1縁部18Eと第2縁部18Fによって形成されている。この凹部18Aは、第1縁部18Eと第2縁部18Fによってほぼ90°以下の挟角に構成され、ガイド部15におけるL字型の凹部とされている。第1縁部18Eと第2縁部18Fは略「L」字形状に形成されている。この水平位置決め板18の「L」字形状の凹部18Aは作業者側に向かって開くように設置されている。凹部18Aの一方の第1縁部18EはラインLに略直角に延びており、作業者の脇に位置して身体の前後方向に延びている。第2縁部18FはラインLに略平行に延びており、作業者の前方位置して身体の左右方向に延びている。第1縁部18Eと第2縁部18Fは、水平位置決め板18の「L」字形状を形成する。第1縁部18Eと第2縁部18Fがなす凹部18Aの角度は45°乃至90°とされており、好ましくは80°+−10°の範囲が、電動ドライバー3の下端部が外れにくいという点において好適とされる。
上下方向案内部19も同様に板金で構成されており、一方の端部は水平に延びる平板状とされ取付台20に固定される。上下方向案内部19の他方の端部は上下方向に延びる傾斜板部21を有する。この傾斜板部21が水平位置決め板18の水平面となす角度は60°乃至80°とされる。傾斜板部21の左右の縁には一対の縁側部22が形成されている。この一対の側縁部22と傾斜板部21は略「コ」の字形状の水平断面を形成している。上下方向案内部19の下端部には、四角錐台形状の開口部23が形成されており、この四角錐台形状の開口部23はストッパー17に停止されるボルト2の真上に位置し、ボルト2の頭部に電動ドライバー5の先端部を案内する。側縁部22の上端部の高さは、水平位置決め板18より低い位置に設定されている。24は部品供給部5の振動装置を駆動・駆動停止するための揺動スイッチ、25は電動ドライバー3に給電制御するための揺動スイッチである。
図4は、右側に設置される部品供給部5を示すものであるが、スイッチ25、25の配置がやや異なるものの部品供給部5の構成は図2のものとに構成されているのでその説明を用いて詳細な説明を省略する。
この部品供給装置1においては、ハウジング4の左右に部品供給部5がそれぞれ形成され、左右の部品供給部5の間に作業領域6が設けられている。左右の部品供給部5の上方には工具としての電動ドライバー3が配備されており、組立作業者は部品供給装置1の手前側Fに位置して作業を行う。作業者は作業位置Fに位置したら、スイッチ24、25をオンさせて部品供給部5からボルト2を平行板16に送ると共に、電動ドライバー3を握って作業開始する。
作業領域6にはシャシー7及び電子基板8が被結合部材として搬入される。また、部品供給部5の振動装置によりボルト2が平行板16の待機位置Pまで移送される。シャシー7に電子基板8を結合する作業を行うとき、作業者は左右の手で電動ドライバー3を握って、電動ドライバー3の先端部をガイド部15の水平位置決め板18の凹部18Aに向かって移動させる。この時、作業者は左右のガイド部15を目視しないでも良い。
何故なら、作業者の両手の伸びる方向及び手の届く位置にガイド部15を左右それぞれに設置しているので、電動ドライバー3の先端部が水平位置決め板18の第1縁部18Eに一般的に先ず当たり、前方への手を伸ばすことに伴って電動ドライバー3の先端部は第2縁部18Fに突き当たる。この第1縁部18Eと第2縁部18Fの交点部はボルト2の待機位置Pと定められているので、そのまま電動ドライバー3を下方に移動させれば、電動ドライバー3の下端部は待機位置Pのボルト2に突き当たる。
作業者は電動ドライバー3を下方に押すと、電動ドライバー3のモーターが回転し始め、やがて電動ドライバー3の下端部がボルト2の頭部と嵌合する。これによって、ボルト2が電動ドライバー3に支持される。電動ドライバー3の下端部にはマグネットが装着されているので、鉄製のボルト2は電動ドライバー3に吸着され、電動ドライバー3を持ち上げると、ボルト2が上方に持ち上げられて取り出される。待機位置Pには次のボルト2が送られてくる。
電動ドライバー3にボルト2を支持させたら、電動ドライバー3を電子基板8の装着穴9の上に移動させ、電動ドライバー3を下方に移動させる。修練した作業者は毎回注意深く確認することなくほぼ同時に左右の装着穴9に電動ドライバー3のボルト2を挿入することが出来、電動ドライバー3を作業領域6側に押し当てると、電動ドライバー3の先端部が回転して装着穴9を貫通したボルト2がシャシー7のボルト穴に締結される。ボルト2の締結完了は電動ドライバー3のモーターが回転停止してモーターコイルの電流が上昇することを検知することによって判断する。ボルト2の締結完了が検知されたら、モーターを停止すると共に、電動ドライバー3を上昇させる。ボルト2はシャシー7に締結されているので、電動ドライバー3の下端部から組み込まれたボルト2が離れる。作業者は次のボルト締め作業を続けることが出来る。
以上説明したように、この実施の形態の部品供給装置1は、被結合部材であるシャシー7と電子基板8とを結合するボルト2の収納室13と、ボルト2が送り出され、所定の待機位置にボルト2を所定の姿勢で待機させる通路14と、ボルト2を取り出して操作する電動ドライバー3を案内するガイド部15とを備えており、ガイド部15が、待機位置Pの上方に電動ドライバー3の水平位置を定める凹部18Aを備えた水平位置決め板18(水平位置決め部)と、凹部18Aの縁部から下側に延びる上下方向案内板19(縦方向位置決め部)とを備え、上下方向案内板19を待機位置Pの上方に設置している。
これによって、電動ドライバー3によってボルト2を取り出して結合作業等を行う場合に、略水平方向からガイド部15の凹部18A内に電動ドライバー3を挿入すると、ボルト2の待機位置Pに電動ドライバー3の下端部を位置させることができる。そこで、電動ドライバー3を下方に移動させると、電動ドライバー3の下端部がボルト2と当接し、短時間に嵌合できる。このため、シャシー5と電子基板8同士の結合作業を短時間で行うことができる。
特に、凹部18Aは、略L字型の形状に形成されているので、電動ドライバー3がL字型の内側の第1縁部18E、第2縁部18Fの何れかに当たれば、電動ドライバー3を凹部18Aの隅角部に容易にガイドできる。
また、作業者が側部前方に手を伸ばして到達可能な位置に、ガイド部15が配備され、ガイド部15の凹部18Aは、作業者の側方において前後方向に延びる第1縁部18Eと、左右方向に延びる第2縁部18Fとを有し、第2縁部18Fが第1縁部18Eよりも作業者の身体中心側に位置するように、配置されるので、作業者が電動ドライバー3を把持した手を伸ばせばガイド部の凹部の第1縁部18Eに工具が当接する。そこで、電動ドライバー3を前方側に押し出してやると、第1縁部18Eに案内されて第2縁部18Fに当たる。第1縁部18Eと第2縁部18Fのコーナー部分は、ボルト2の待機位置Pと定められているので、電動ドライバー3を素早く位置決めでき、ボルト2の取り出しが容易である。
更に、収納室13と通路14とガイド部15とが、作業者の作業領域6を中心として左右対称の位置に設置されているので、作業者は両手を用いて電動ドライバー3の操作を同時に行うことができる。
凹部18Aの略L字形を形成する角度は45°乃至90°の範囲内であることによって、電動ドライバー3を凹部18Aに当接させたときに、電動ドライバー3が凹部18Aから滑って外れることが少なくなり、作業効率が向上する。
縦方向位置決め部である上下方向案内板19には電動ドライバー3を通す切欠状若しくは穴状の水平に広がる開口部23が形成されているので、電動ドライバー3を下方に移動させる際に電動ドライバー3の移動方向を目視することなく、ボルト2を取り出すことができる。
次に、上下方向案内板19が水平位置決め部となす角度が60°乃至80°の範囲内に設定されていると、電動ドライバー3が上下動する際に抵抗感が少なく、左右方向のふれが少ない。このため、ボルト2の取り出しの際に上下方向案内板19に挿入しても、電動ドライバー3が位置ずれしたと感じさせるような不安感を与えず、作業者は迷いを生じることなく作業を続行できる。特に、上下方向案内板19が略錐台形状を形成していると電動ドライバー3が正確にボルト2に位置決めされる。
なお、上記の部品供給部5、5の設置間隔並びに前後方向の位置は調整可能とされていても良い。部品供給部5、5の設置間隔或いは前後方向の位置が調整可能とされることによって、作業者の体格に応じて作業を行うことができる。
また、上記の部品供給装置1は左右一対の部品供給部15を備えたもので構成されているが、片方の部品供給部15のみで部品供給装置が構成されるものであっても良い。また、結合部品はボルト2を例に挙げているが、ネジ、釘、リベット、ファスナー、ナット、スプリング、軸状部品等のその他の部品でも良い。特に、ファスナーは先端に「←」のような矢印形状を備えた樹脂製のファスナーで基板同士を固定するものであっても良い。次に、工具は電動ドライバー3を上げているが、これに限らず、電動レンチ、電動チャック、釘打ち機、ファスナー取付機、ドリル等でも良い。
以上、本発明の実施の形態にかかる部品供給装置を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限るものではなく、本発明の課題の解決装置を備えるものは本発明に含まれるものである。
本発明の実施の形態にかかる部品供給装置の主要部の概略構成を示す斜視図。 図1の左側の部品供給部の拡大図。 図2のガイド部の拡大図。 図1の右側の部品供給部の拡大図。
符号の説明
1 部品供給装置
2 ボルト(結合部品)
3 電動ドライバー(工具)
5 部品供給部
13 収納室
14 通路
15 ガイド部
16 平行板
18 水平位置決め板
18A 凹部
18E 凹部の第1縁部
18F 凹部の第2縁部
19 上下方向案内板
P ボルトの待機位置

Claims (8)

  1. 被結合部材同士を結合する結合部品の収納室と、該収納室と連なって前記結合部品が送り出され、所定の待機位置に前記結合部品を所定の姿勢で待機させる通路と、前記待機位置の上方に配置され、前記結合部品を取り出して操作可能な工具を案内するガイド部とを備えた部品供給装置であって、
    前記ガイド部は、前記待機位置の上方に前記工具の水平位置を定める凹部を備えた水平位置決め部と、該凹部の縁部から下側に延びて前記工具の下端部を前記待機位置の結合部品に案内する縦方向位置決め部とを備え、前記縦方向位置決め部を前記結合部品の待機位置の上方に設置したことを特徴とする部品供給装置。
  2. 請求項1の部品供給装置において、
    前記凹部は、略L字型の形状に形成されていることを特徴とする部品供給装置。
  3. 請求項2の部品供給装置において、
    前記工具を把持する作業者の作業位置から前記作業者が側部前方に手を伸ばして到達可能な位置に、前記ガイド部が配備され、前記ガイド部の凹部は、前記作業者の側方において前後方向に延びる第1縁部と、前記作業者の前方に位置して左右方向に延びる第2縁部とを有し、前記ガイド部は、前記第2縁部が前記第1縁部よりも作業者の身体中心側に位置するように、配置されることを特徴とする部品供給装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかの部品供給装置であって、前記収納室と前記通路と前記ガイド部とが、作業者の作業位置を中心として左右対称の位置に設置されていることを特徴とする部品供給装置。
  5. 請求項2乃至請求項4の何れかの部品供給装置であって、
    前記凹部の略L字形を形成する角度は45°乃至90°の範囲内であることを特徴とする部品供給装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかの部品供給装置であって、
    前記縦方向位置決め部には前記工具を通す切欠状若しくは穴状の水平に広がる開口部が形成されていることを特徴とする部品供給装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかの部品供給装置であって、
    前記縦方向位置決め部が前記水平位置決め部となす角度が60°乃至80°の範囲内に設定されていることを特徴とする部品供給装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかの部品供給装置であって、
    前記開口部は略錐台形状を形成していることを特徴とする部品供給装置。
JP2006040907A 2006-02-17 2006-02-17 部品供給装置 Expired - Fee Related JP4485478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040907A JP4485478B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 部品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040907A JP4485478B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 部品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007216346A true JP2007216346A (ja) 2007-08-30
JP4485478B2 JP4485478B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=38494140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006040907A Expired - Fee Related JP4485478B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 部品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4485478B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105921988A (zh) * 2016-05-27 2016-09-07 丰业迪睦斯(芜湖)汽车部件有限公司 汽车门把手打螺钉装置
CN106964863A (zh) * 2017-05-10 2017-07-21 南京中电熊猫照明有限公司 Led照明模块光源板组装机器人
CN114473471A (zh) * 2022-03-28 2022-05-13 歌尔科技有限公司 螺丝机
CN115365805A (zh) * 2022-08-26 2022-11-22 广东顺联动漫科技有限公司 一种玩具自动锁螺丝设备及其加工方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08187622A (ja) * 1994-12-29 1996-07-23 Sony Corp 小部品自動供給装置
JP2000094240A (ja) * 1998-09-28 2000-04-04 Sony Corp ねじ類供給装置
JP2001232526A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 Aiwa Co Ltd 案内補助具及び係合部品供給装置
JP2001277145A (ja) * 2000-03-30 2001-10-09 Otake Route Kogyo:Kk ネジ類供給機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08187622A (ja) * 1994-12-29 1996-07-23 Sony Corp 小部品自動供給装置
JP2000094240A (ja) * 1998-09-28 2000-04-04 Sony Corp ねじ類供給装置
JP2001232526A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 Aiwa Co Ltd 案内補助具及び係合部品供給装置
JP2001277145A (ja) * 2000-03-30 2001-10-09 Otake Route Kogyo:Kk ネジ類供給機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105921988A (zh) * 2016-05-27 2016-09-07 丰业迪睦斯(芜湖)汽车部件有限公司 汽车门把手打螺钉装置
CN106964863A (zh) * 2017-05-10 2017-07-21 南京中电熊猫照明有限公司 Led照明模块光源板组装机器人
CN114473471A (zh) * 2022-03-28 2022-05-13 歌尔科技有限公司 螺丝机
CN115365805A (zh) * 2022-08-26 2022-11-22 广东顺联动漫科技有限公司 一种玩具自动锁螺丝设备及其加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4485478B2 (ja) 2010-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2868205C (en) Portable drill press
US7641424B1 (en) Non-pneumatic clamp and drilling system
JP4485478B2 (ja) 部品供給装置
TW201900367A (zh) 工件夾持裝置
WO2007091487A1 (ja) ねじ締め付け機及びねじ送り装置
US20070068012A1 (en) Reciprocating saw
TW201404549A (zh) 打釘器具
WO2023016027A1 (zh) 拆解治具
US20070186732A1 (en) Automatic clamp changing apparatus
US20220241877A1 (en) Power tool
KR20150135578A (ko) 파이프 연결장치용 작업대
JP6146154B2 (ja) ボルト締結方法及びボルト締結装置
WO2007126283A1 (en) Rotary table having a function of the dividing plate
JP6770425B2 (ja) 連続ビス締付機に用いるビスロープ
KR200423329Y1 (ko) 드릴링머신의 회전판.
JP2010221236A (ja) 摩擦攪拌接合用アタッチメント
JP2007144602A (ja) ネジ締付機及びネジ締付機用アタッチメント
JP2007319975A (ja) 保持具
JP2012086503A (ja) のこぎり補助具
JP6235832B2 (ja) ボルト締結機
JP6289221B2 (ja) ネジ締め方法、およびネジ締め装置
JP5351455B2 (ja) 丸鋸盤
JP2006035380A (ja) 工作機械用固定治具
CN218341351U (zh) 零件固定装置
JP2003136431A (ja) タッカー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees