JP2006035380A - 工作機械用固定治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の工作機械用固定治具は、では、長手工作対象の種類によらず、当該長手工作対象を堅固に固定することができる工作機械用固定治具を提供する。
【解決手段】
横断面が同一形状の長手工作対象200を横置きして加工する工作機械100に設けられる工作機械用固定治具1であって、長手工作対象200側の面が開口し、開口FFと反対側の面にエアー注入口Hが設けられた直方体形状の筐体12と、筐体12内に積み重ねられて収容され、エアー注入口HからエアーAが注入されたときに開口FFに向けて付勢される四角形板からなる多数枚のスライド板11と、筐体12の上部に設けられ、多数枚のスライド板11を、移動しないように押さえ付けるスライド板押さえ機構13とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、横断面が同一形状の長手工作対象を横置きして加工する工作機械に適用される工作機械用固定治具に関し、その種類によらず長手工作対象を堅固に固定することができる工作機械用固定治具に関する。
アルミニウム製窓枠材等の横断面が同一形状の長手工作対象に、たとえば複数のネジ孔等を形成する場合には、当該長手工作対象をボール盤のテーブル上に横置きし、その長さ方向にドリルを移動させて、順次、上記孔開けを行っている。
この孔開けに際しては、長手工作対象を前記テーブル上に設けられた万力等により固定することがある。しかし、長手工作対象の形状(横断面形状)によっては、万力等では、固定が不可能または不十分である場合がある。また、万力等を使用することで、長手工作対象に傷を付けてしまうことがある。
この不都合を解消するため、長手工作対象を押さえることができる形状(横置きされた長手工作対象の凹凸に一致する形状)の押さえ部材を合成樹脂により作成し、当該部材を万力等に取り付けて長手工作対象を固定することも行われる。
しかし、上記した押さえ部材は、長手工作対象の種類ごとに作成する必要があるため、その作成に手間と時間がかかる。また、長手工作対象の種類が変わるごとに当該種類に応じた押さえ部材を万力等に取り付け直さなければならず、これにも手間と時間がかかるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するために提案されたものであって、長手工作対象の種類によらず、当該長手工作対象を堅固に固定することができる工作機械用固定治具を提供することを目的とする。
請求項1記載の工作機械用固定治具は、横断面が同一形状の長手工作対象を横置きして加工する工作機械に設けられる工作機械用固定治具であって、前記長手工作対象側の面が開口し、前記開口と反対側の面にエアー注入口が設けられた直方体形状の筐体と、前記筐体に積み重ねられて収容され、前記エアー注入口からエアーが注入されたときに前記開口に向けて付勢される、四角形板からなる多数枚のスライド板と、前記筐体の上部に設けられ、前記多数枚のスライド板を移動しないように押さえ付けるスライド板押さえ機構と、を備えたものである。
請求項2記載の工作機械用固定治具は、横断面が同一形状の長手工作対象を横置きして加工する工作機械に設けられる工作機械用固定治具であって、前記長手工作対象側の面が開口した直方体形状の筐体と、前記筐体に積み重ねられて収容された本体領域とバネ領域とを有する概略四角形板からなり、前記バネ領域が前記本体領域を前記長手工作対象側の開口から突出する方向に付勢される多数枚のスライド板と、前記筐体の上部に設けられ、前記多数枚のスライド板を移動しないように押さえ付けるスライド板押さえ機構とを備えたものである。
請求項3記載の工作機械用固定治具は、請求項1に記載の工作機械用固定治具において、
前記多数枚のスライド板には、それぞれ長手孔が少なくとも1つ形成され、当該長手孔には、前記筐体の上下面間に取り付けられたピンが挿通されてなる工作機械用固定治具であって、前記各スライド板は、前記長手孔が前記開口側の端が前記ピンと当接する位置で、前記筐体の背面との間に空隙を形成し、前記長手孔が前記開口側と反対側の端が前記ピンと当接する位置で前記筐体からの脱落が防止されるものである。
請求項4記載の工作機械用固定治具は、請求項2に記載の工作機械用固定治具において、前記多数枚のスライド板には、それぞれ長手孔が少なくとも1つ形成され、当該長手孔には、前記筐体の上下面間に取り付けられたピンが挿通されてなる工作機械用固定治具であって、前記各スライド板は、前記長手孔が前記開口側と反対側の端が前記ピンと当接する位置で前記筐体からの脱落が防止されるものである。
請求項5記載の工作機械用固定治具は、請求項1から4の何れかに記載の工作機械用固定治具において、前記スライド板押さえ機構は、前記多数枚のスライド板の最上部に設けられた押さえ板を含む手動押さえ機構または自動押さえ機構である。
請求項6記載の工作機械用固定治具は、請求項1から5の何れかに記載の工作機械用固定治具において、前記長手工作対象の長さ方向に沿った複数個所に配置される工作機械用固定治具であって、前記長手工作対象が、アルミニウムの押し出し成形部材である。
本発明の工作機械用固定治具は、長手工作対象の種類によらず、当該長手工作対象を堅固に固定することができる。
本発明の工作機械用固定治具は、長手工作対象の種類ごとに押さえ部材を作成する必要はない。また、長手工作対象の種類が変わるごとに当該種類に応じた押さえ部材を工作機械用固定治具に取り付け直す必要も生じない。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の工作機械用固定治具が適用された工作機械を示す図である。図1において、工作機械100のテーブル101には、横断面が同一形状の長手工作対象200が横置きされている。図1では長手工作対象200として、アルミニウムの押し出し成形体である、いわゆるアルミサッシを例示してあるが、横断面(長手部材の、長手方向を垂直に横断する断面)が同一形状であれば他の材料からなるもの、あるいは他の製法により製造されたものについても適用できる。
工作機械用固定治具1は、テーブル101上の長手工作対象200の長さ方向に沿った複数個所に配置されている。工作機械用固定治具1の背面には、後述するエアー注入口Hにエアーを注入するためのエアー管300が接続されている。なお、図1では、テーブル101に複数の工作機械用固定治具1を設置しているが、長手工作対象200を固定できれば、工作機械用固定治具1は1つであってもよい。
図1では工作機械100の加工機103は複数のドリルDのうち1つを選択できるボール盤で示してあり、長手工作対象200は工作機械用固定治具1により、押さえ受け102側に押さえ付けられて固定される。
なお、図1では、押さえ受け102は平面の受け部を有し、かつ長手工作対象200の一側面は平面となっている。長手工作対象200は、平面となっている側面が押さえ受け102に当接するようにセットされる。
加工機103は、工作機械100の移動溝104に沿って、長手工作対象200に平行に移動し、当該長手工作対象200の適宜個所に穿孔することができる。なお、図1では加工機103がボール盤の場合を例示しているが、旋盤、カッター等であってもよい。
工作機械用固定治具1は、図2の斜視図に示すように、積み重ねられた多数のスライド板(各スライド板を同一符号11で示す)と、筐体12と、スライド板押さえ機構としての手動押さえ機構13と、一対のピン14を備えている。
各スライド板11は四角形板(本実施形態では合成樹脂製板)からなり、各スライド板11は、独立して後述する開口FFから突出する向き(図2では+Xで示す)、および突出した場合には筐体12に収納される向き(図2では−Xで示す;これらを「作用方向X」と言う)に移動できる。また、各スライド板11には、作用方向X向きに長手孔hが形成されている。
筐体12は、前述したように多数枚のスライド板11が積み重ねられて収容されるもので、長手工作対象200の面が開口FFとなっている。この開口FFと反対側の面(筐体12)にエアー注入口H(図2には表れていない。図4参照)が設けられている。なお、スライド板11は、長手孔hが開口FF側の端がピン14と当接する位置で、筐体12の背面との間に空隙Sを形成し、長手孔hが開口FF側と反対側の端がピン14と当接する位置で筐体12からの脱落が防止される。空隙Sを形成することで、全てのスライド板11はエアー注入口Hからのエアーにより開口FFから突出する向きに付勢される。
手動押さえ機構13は、筐体12内の上部に設けられるもので、押さえ板131と、押さえネジ132とからなる。押さえ板131には、後述するピン14が挿通されるピン孔133(図2では図示していない。図3参照)が形成されている。このピン14により、前述したスライド板11の作用方向Xの動きが制限される。
押さえネジ132が締め付け方向に回されると、押さえ板131は積み重ねられた多数のスライド板11を押さえ付けることができる。なお、押さえ板131は、場合により省略することができる。この場合、押さえネジ132の先端でスライド板11を直接押さえ付けるようにしても良い。
ピン14は、筐体12の上下面間にわたされており、押さえ板131のピン孔133および、スライド板11に形成された長手孔hに挿通されている。
図3に、筐体12を図示省略した工作機械用固定治具1の分解図を、図4に工作機械用固定治具1の平面図を併せて示す。図3では、多数のスライド板11の一部が図3では示されていない筐体12の開口FF(図2参照)から突出し、残りのスライド板11が筐体12に収容されている場合を示している。図4では、押さえ受け102を併せて示してある。
図5(A),(B),(C)は工作機械用固定治具1の、図1の工作機械100における動作説明図である。
まず、図5(A)に示すように、スライド板11を開口FFから突出させない状態で、工作機械用固定治具1と押さえ受け102との間に長手工作対象200をセットする。
次に、図5(B)に示すように、押さえネジ132を緩めた状態で、エアー管300を介して供給されるエアーAをエアー注入口Hから筐体12内に注入する。これにより、各スライド板11は、開口FFから長手工作対象200側に突出して、その端面が長手工作対象200に当接する。
この後、エアーAの注入を停止し、図5(C)に示すように押さえネジ132を締め付けた後、ドリルDにより長手工作対象200に穿孔する。
長手工作対象200は、前述したように横断面が同一形状であり、工作機械100のテーブル101に横置きされているので、上記図5(A),(B),(C)に示した工程により、スライド板11は、長手工作対象200を、その形状に沿った力で安定して押さえ付けることができる。
なお、工作機械100は、順次同一種類の長手工作対象200の加工(この場合には穿孔)を行うが、この場合加工済みの長手工作対象200と加工前の長手工作対象200とを簡単に交換できるようにすることが必要である。このために、工作機械100に、工作機械100には、セットされている長手工作対象200を、押さえネジ132を操作することなく取り外すことができる機構を設けておくこともできる。たとえば、図示はしないが、工作機械用固定治具1や押さえ受け102が、長手工作対象200から離れるように、かつ離れたときは元の位置に戻るように構成することができる。
図1に示した工作機械100は、図1や図5(A),(B),(C)に示した長手工作対象200と異なる形状の長手工作対象に対しても適用することができる。図6(A),(B),(C)に、異なる形状の例を長手工作対象200A,200B,200Cとして示す。
また、図7に示すように、上述した工作機械用固定治具1を2つ(図7では符号1A,1Bで示す)水平方向に向かい合わせて配置し、この2つの工作機械用固定治具1A,1Bを用いて、長手工作対象(図7では符号200Dで示す)を固定することもできる。図7では、ドリルDにより長手工作対象200Dに穿孔するとともに、ロータリーソーRS(説明の便宜上、回転軸輪郭と刃の輪郭のみを示す)により長手工作対象200Dを切断している。
以上の例では、工作機械用固定治具1のスライド板11が水平となるように配置しているが、たとえば、長手工作対象の穿孔位置によっては、工作対象に当接するスライド板11の枚数が少ないため(あるいは工作対象の表面とスライド板11との当接角度が大きくなりすぎるため)、工作対象を堅固に固定できない場合がある。
このような場合には、図8に示すように、上述した工作機械用固定治具1を2つ(図8では符号1C,1Dで示す)垂直方向に向かい合わせて配置することで、工作対象を堅固に固定することができる。図8において、長手工作対象(図7の長手工作対象200Dと同じものであり、図8では符号200Eで示す)を固定することもできる。
図8の下側の工作機械用固定治具1の筐体12には、エアー注入口Hからエアーが注入されていないときであっても、ピン14とスリットhとによりその底面(背面)と、各スライド板11の下端(後端)との間に空隙Sが確保されているので、全てのスライド板11はエアー注入口Hからのエアーにより、上方に付勢される。
図8の上側の工作機械用固定治具1では、エアー注入口Hからのエアー吸引により全てのスライド板11を上方に持ち上げておき、長手工作対象200Eをセットした後にエアー注入を停止して、押さえネジ132により各スライド板11を固定することができる。また、図8では、下側の工作機械用固定治具1の筐体12にエアー注入口Hを設けたが、上側の固定治具を、全てのスライド板11が下方に突出した状態で長手工作対象200Eの上からセットした後、押さえネジ132により各スライド板11を固定するようにしてもよい。
図8では、ドリルDにより長手工作対象200Eに穿孔する様子を示しているが、図7に示したと同様、ロータリーソーにより長手工作対象200Eを切断することもできる。
上述した工作機械用固定治具1においては、スライド板押さえ機構として手動押さえ機構13を使用しているが、図9の工作機械用固定治具1Eに示すように自動押さえ機構を使用することもできる。図9の工作機械用固定治具1Eの自動押さえ機構15は、2ポジションの電磁アクチュエータであり、一方のポジションにおいて駆動子151が積み重ねられて収容された多数枚のスライド板11を押さえ付け、他方のポジションにおいて駆動子151の押さえ付けが解除される。図9の工作機械用固定治具1Eの自動押さえ機構15以外の構成および動作は、上述した工作機械用固定治具1におけるものと同じである。
上述した例では、工作機械用固定治具1,1A〜1Eにおけるはスライド板11は、エアー注入口HからのエアーAにより駆動される(すなわち、筐体12の開口FFから突出する)が、図10(A),(B)に示すように、エアーを使用せずにスライド板を駆動するように構成することもできる。
図10(A),(B)の平面図)および図11(A),(B)の側断面図に示す工作機械用固定治具1Fでは、工作機械用固定治具1,1A〜1Eとは異なる形状のスライド板16を備える一方、工作機械用固定治具1,1A〜1Eにおけるようなエアー注入口は備えられていない。
スライド板16は、筐体12に積み重ねられて収容された本体領域161とバネ領域162とを有する合成樹脂製の概略四角形板からなり、バネ領域162が本体領域161を、開口FFから突出する方向に付勢することができる。
スライド板16は、自然の状態(押さえネジ132を緩めた状態)では図10(A),図11(A)に示すように本体領域161の一部が開口FFから突出し、スライド板16に、筐体12に押し戻される力が働くと図10(B),図11(B)に示されるようにスライド板16が筐体12に収容される。
図1の工作機械100において、工作機械用固定治具1に代えて固定治具1Fを用いる場合には、スライド板16が開口FFから突出している状態で、工作機械用固定治具1Fと押さえ受け102(図1参照)との間に長手工作対象200(図1参照)をセットする。このとき、開口FFから突出しているスライド板16は、筐体12内に押し入れられる。この後、押さえネジ132を締め付ける。これにより、長手工作対象200は堅固に固定されるのでドリルD(図1参照)により長手工作対象200に穿孔することができる。なお、この実施例においても、前述の実施例と同様に、押さえ板131は、場合により省略することができる。この場合、押さえネジ132の先端でスライド板16を直接押さえ付けるようにしても良い。
本発明の工作機械用固定治具が適用された工作機械を示す図である。 図1の工作機械に使用される工作機械用固定治具の斜視図にである。 図1に示した工作機械用固定治具の筐体の図示を省略した分解図である。 図1に示した工作機械用固定治具の平面図である。 (A),(B),(C)は工作機械用固定治具の、図1の工作機械における動作説明図である。 (A)〜(C)は図2に示した工作機械用固定治具に図1から図3に示した長手工作対象とは異なる長手工作対象を適用した例を示す図である。 図1から図3に示した工作機械用固定治具を水平方向に向かい合わせて配置して長手工作対象を固定する例を示す図である。 図1から図3に示した工作機械用固定治具を水平方向に向かい合わせて配置して長手工作対象を固定する例を示す図である。 図1の手動押さえ機構に代えて自動押さえ機構を使用した工作機械用固定治具を示す説明図である。 エアーを使用せずにスライド板を駆動する例を示す図(平明面)であり、(A)は本体領域の一部が開口FFから突出した状態を示す図、(B)はスライド板が筐体に収容された状態を示す図である。 エアーを使用せずにスライド板を駆動する例を示す図(側断面)であり、(A)は本体領域の一部が開口FFから突出した状態を示す図、(B)はスライド板が筐体に収容された状態を示す図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F 工作機械用固定治具
11,16 スライド板
12 筐体
13 手動押さえ機構
14 ピン
15 自動押さえ機構
100 工作機械
101 テーブル
102 押さえ受け
103 加工機
104 移動溝
131 押さえ板
132 押さえネジ
133 ピン孔
151 駆動子
161 本体領域
162 バネ領域
200,200A〜200E 長手工作対象
300 エアー管
A エアー
D ドリル
FF 開口
h 長手孔
H エアー注入口
RS ロータリーソー
S 空隙

Claims (6)

  1. 横断面が同一形状の長手工作対象を横置きして加工する工作機械に設けられる工作機械用固定治具であって、
    前記長手工作対象側の面が開口し、前記開口と反対側の面にエアー注入口が設けられた直方体形状の筐体と、
    前記筐体に積み重ねられて収容され、前記エアー注入口からエアーが注入されたときに前記開口に向けて付勢される、四角形板からなる多数枚のスライド板と、
    前記筐体の上部に設けられ、前記多数枚のスライド板を移動しないように押さえ付けるスライド板押さえ機構と、
    を備えたことを特徴とする工作機械用固定治具。
  2. 横断面が同一形状の長手工作対象を横置きして加工する工作機械に設けられる工作機械用固定治具であって、
    前記長手工作対象側の面が開口した直方体形状の筐体と、
    前記筐体に積み重ねられて収容された本体領域とバネ領域とを有する概略四角形板からなり、前記バネ領域が前記本体領域を前記長手工作対象側の開口から突出する方向に付勢される多数枚のスライド板と、
    前記筐体の上部に設けられ、前記多数枚のスライド板を移動しないように押さえ付けるスライド板押さえ機構と、
    を備えたことを特徴とする工作機械用固定治具。
  3. 前記多数枚のスライド板には、それぞれ長手孔が少なくとも1つ形成され、当該長手孔には、前記筐体の上下面間に取り付けられたピンが挿通されてなる工作機械用固定治具であって、
    前記各スライド板は、前記長手孔が前記開口側の端が前記ピンと当接する位置で、前記筐体の背面との間に空隙を形成し、前記長手孔が前記開口側と反対側の端が前記ピンと当接する位置で前記筐体からの脱落が防止されることを特徴とする請求項1に記載の工作機械用固定治具。
  4. 前記多数枚のスライド板には、それぞれ長手孔が少なくとも1つ形成され、当該長手孔には、前記筐体の上下面間に取り付けられたピンが挿通されてなる工作機械用固定治具であって、
    前記各スライド板は、前記長手孔が前記開口側と反対側の端が前記ピンと当接する位置で前記筐体からの脱落が防止されることを特徴とする請求項2に記載の工作機械用固定治具。
  5. 前記スライド板押さえ機構は、前記多数枚のスライド板の最上部に設けられた押さえ板を含む手動押さえ機構または自動押さえ機構であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の工作機械用固定治具。
  6. 前記長手工作対象の長さ方向に沿った複数個所に配置される工作機械用固定治具であって、
    前記長手工作対象が、アルミニウムの押し出し成形部材であることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の工作機械用固定治具。
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