JP6144606B2 - 配管固定具及び配管固定具を備える冷凍装置の室外ユニット - Google Patents

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本発明は、配管間のクリアランスを確保する配管固定具及び配管固定具を備える冷凍装置の室外ユニットに関する。
従来、例えば冷凍装置の室外ユニットなど複数の冷媒配管が近接して収容される機器の内部において、冷媒配管同士の接触を避けるべく、図1に示すように発泡樹脂などの緩衝部材1を配管2と配管3の間に配設し、当該緩衝部材1と配管2及び配管3とを結束バンド4で固定する方法がある。しかし、当該方法では、冷媒配管間のクリアランスを一定に確保することが難しい。また、冷媒配管間のクリアランスを小さくすることが難しいため、機器のコンパクト化が制約される。
そこで、できるだけ小さい所定のクリアランスを確保しながら冷媒配管を固定する配管固定具がある。例えば特許文献1(特開2006−125699号公報)に開示される配管固定具は、固定する冷媒配管に当接する湾曲面を形成され、当該湾曲面に冷媒配管を当接させた状態で結束バンドを巻きつけられることで、冷媒配管を固定している。より詳細には、特許文献1の配管固定具では、運転中の圧縮機の振動によって近接する冷媒配管同士が接触しないように、圧縮機周辺に配設される複数の冷媒配管を固定している。
ところで、近年、室外ユニット内における配管系統は複雑化する傾向にあり、冷媒配管間のクリアランスは可能な限り小さくすることが求められている。このことから、圧縮機による振動以外にも、輸送時の振動や傾きによって配管同士が接触する場合がある。しかし、特許文献1の配管固定具は、圧縮機の駆動に伴う振動減衰によって圧縮機周辺の冷媒配管同士が接触することを抑制する一方で、圧縮機の振動の影響を受けにくい冷媒配管間のクリアランスを確保することについては考慮されていない。その結果、特許文献1の配管固定具では、輸送時における振動等によって結束バンドが脱落して配管固定具が冷媒配管から脱離してしまい、冷媒配管間のクリアランスが安定的に確保されないことが想定される。
そこで本発明の課題は、配管間のクリアランスを安定的に確保できる保安性に優れた配管固定具及び冷凍装置の室外ユニットを提供することである。
本発明の第1観点に係る配管固定具は、鉛直方向に沿って延びる第1冷媒配管と、第2冷媒配管と、の間に配設されて、結束バンドとともに第1冷媒配管と第2冷媒配管とを固定する。第2冷媒配管は、第1冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる。第1観点に係る配管固定具は、平面視で略X字状又は略T字状に成形され、第1湾曲面と、第2湾曲面と、を備える。第1湾曲面は、第1冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する。第2湾曲面は、第2冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する。第1観点に係る配管固定具は、溝部をその外面に形成される。溝部には、第1湾曲面が第1冷媒配管の外面に当接し且つ第2湾曲面が第2冷媒配管の外面に当接した状態を保持するための結束バンドがその外周に巻きつけられる時に、結束バンドが収容され、結束バンドは溝部及び第1冷媒配管及び/又は第2冷媒配管の外面に当接する。結束バンドは、溝部の縁に当接することで脱落が抑制される。溝部は、深くなるほど幅が小さくなるように形成されている。
本発明の第1観点に係る配管固定具では、第1湾曲面と第2湾曲面とを備えるとともに、溝部をその外面に形成され、第1湾曲面が第1冷媒配管の外面に当接し且つ第2湾曲面が第2冷媒配管の外面に当接した状態を保持するための結束バンドがその外周に巻きつけられる時に、溝部に結束バンドが収容され、溝部の縁に当接することで結束バンドの脱落が抑制される。これにより、複数の冷媒配管が近接して配置される場合に、各冷媒配管間において所定のクリアランスが確保される。また、結束バンドが脱落しそうになっても、溝部の縁に当たって止まるため結束バンドの脱落が抑制される。よって、各冷媒配管間のクリアランスが安定的に確保される。したがって、機器のコンパクト化を制約することなく、保安性が向上する。
本発明の第2観点に係る配管固定具は、第1観点に係る配管固定具であって、第1距離が20mm未満である。第1距離は、第1湾曲面と第2湾曲面との最短距離である。
本発明の第2観点に係る配管固定具では、第1湾曲面と第2湾曲面との最短距離である第1距離が20mm未満である。これにより、所定のクリアランスが各冷媒配管間において小さく確保される。よって、各冷媒配管間のクリアランスが安定的に小さく確保され、機器のコンパクト化が助長されるとともに保安性が向上する。
本発明の第3観点に係る配管固定具は、第1観点又は第2観点に係る配管固定具であって、第1冷媒配管と、第2冷媒配管と、第3冷媒配管と、の間に配設されて、第3冷媒配管をさらに固定する。第3冷媒配管は、第1冷媒配管又は第2冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる。第3観点に係る配管固定具は、第3湾曲面をさらに備える。第3湾曲面は、第3冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する。第3観点に係る配管固定具は、第2距離が20mm未満である。第2距離は、第1湾曲面又は第2湾曲面と、第3湾曲面と、の最短距離である。第3観点に係る配管固定具は、第3湾曲面が第3冷媒配管の外面に当接した状態をさらに保持するための結束バンドがその外周に巻きつけられる時に、溝部に結束バンドが収容される。
本発明の第3観点に係る配管固定具では、第3湾曲面をさらに備え、第1湾曲面又は第2湾曲面と、第3湾曲面と、の最短距離である第2距離は20mm未満である。また、第3観点に係る配管固定具では、第3湾曲面が第3冷媒配管の外面に当接した状態をさらに保持するための結束バンドがその外周に巻きつけられる時に、溝部に結束バンドが収容される。これにより、複数の冷媒配管が近接して配置される場合に、各冷媒配管間におけるクリアランスが、さらに小さく、さらに安定的に確保される。
本発明の第4観点に係る配管固定具は、第3観点に係る配管固定具であって、第1冷媒配管と、第2冷媒配管と、第3冷媒配管と、第4冷媒配管と、の間に配設されて、第4冷媒配管をさらに固定する。第4冷媒配管は、第1冷媒配管、第2冷媒配管又は第3冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる。第4観点に係る配管固定具は、第4湾曲面をさらに備える。第4湾曲面は、第4冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する。第4観点に係る配管固定具は、第3距離が20mm未満である。第3距離は、第1湾曲面、第2湾曲面又は第3湾曲面と、第4湾曲面と、の最短距離である。第4観点に係る配管固定具は、第4湾曲面が第4冷媒配管の外面に当接した状態をさらに保持するための結束バンドがその外周に巻きつけられる時に、溝部に結束バンドが収容される。
本発明の第4観点に係る配管固定具では、第4湾曲面をさらに備え、第1湾曲面、第2湾曲面又は第3湾曲面と、第4湾曲面と、の最短距離である第3距離は20mm未満である。また、第4観点に係る配管固定具では、第4湾曲面が第4冷媒配管の外面に当接した状態をさらに保持するための結束バンドがその外周に巻きつけられる時に、溝部に結束バンドが収容される。これにより、複数の冷媒配管が近接して配置される場合に、各冷媒配管間におけるクリアランスが、さらに小さく、さらに安定的に確保される。
本発明の第5観点に係る配管固定具は、第3観点又は第4観点に係る配管固定具であって、第2距離が15mm未満である。
本発明の第5観点に係る配管固定具では、第1湾曲面又は第2湾曲面と、第3湾曲面と、の最短距離である第2距離は15mm未満である。これにより、複数の冷媒配管が近接して配置される場合に、第1冷媒配管又は第2冷媒配管と、第3冷媒配管と、の間のクリアランスがさらに小さく確保される。よって、近接している各冷媒配管間の距離が異なる場合においても、各冷媒配管間のクリアランスが安定的に確保される。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1冷媒配管と、第2冷媒配管と、圧縮機と、第1観点から第5観点のいずれかに係る配管固定具と、結束バンドと、を備える。第2冷媒配管は、第1冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる。圧縮機は、冷媒を圧縮する。結束バンドは、圧縮機に直接接続されない第1冷媒配管及び第2冷媒配管を配管固定具とともに固定する。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1冷媒配管と、第1冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる第2冷媒配管と、冷媒を圧縮する圧縮機と、第1観点から第5観点のいずれかに係る配管固定具と、圧縮機に直接接続されない第1冷媒配管及び第2冷媒配管を配管固定具とともに固定する結束バンドと、を備える。これにより、冷凍装置の室外ユニットの内部で複数の冷媒配管が近接して収容される場合であっても、各冷媒配管間において所定のクリアランスが確保される。すなわち、一般的に、冷凍装置の室外ユニットでは、コンパクト化を実現すべく複数の冷媒配管が近接して収容されるが、運搬時の振動や傾き等によって各冷媒配管間のクリアランスが安定的に確保されにくい。しかし、第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、各冷媒配管間において所定のクリアランスが安定的に確保される。したがって、機器のコンパクト化を制約することなく、保安性が向上する。
本発明の第1観点に係る配管固定具では、複数の冷媒配管が近接して配置される場合に、各冷媒配管間のクリアランスが安定的に確保される。したがって、機器のコンパクト化を制約することなく、保安性が向上する。
本発明の第2観点に係る配管固定具では、各冷媒配管間のクリアランスが安定的に小さく確保される。したがって、機器のコンパクト化が助長されるとともに保安性が向上する。
本発明の第3観点から第4観点に係る配管固定具では、各冷媒配管間におけるクリアランスが、さらに小さく、さらに安定的に確保される。
本発明の第5観点に係る配管固定具では、近接している各冷媒配管間の距離が異なる場合においても、各冷媒配管間のクリアランスが安定的に確保される。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、複数の冷媒配管が収容される冷凍装置の室外ユニットにおいて、各冷媒配管間において所定のクリアランスが安定的に確保される。したがって、機器のコンパクト化を制約することなく、保安性が向上する。
従来の配管固定方法を示す模式図。 本発明の一実施形態に係る室外ユニットを備えた空調システムの正面外観図。 空調システムの冷媒回路図。 図3のIV部分に配設される冷媒配管等を示す外観図。 本発明の一実施形態に係る配管固定具を含む冷媒配管支持ユニットを図4のC部分に使用した場合の使用状態を示す模式図。 図5のVI−VI線断面図。 本発明の一実施形態に係る配管固定具の外観斜視図。 変形例Fに係る配管固定具の外観斜視図。 変形例Fに係る配管固定具の平面図。 変形例Gに係る配管固定具を含む冷媒配管支持ユニットを図4のD部分に使用した場合の使用状態を示す模式図。 図10のXI−XI線断面図。 変形例Gに係る配管固定具の外観斜視図。
以下、図面を参照しながら、本発明の本実施形態に係る空調システム100について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。また、以下の説明において、上、下、左、右、前(正面)及び後(背面)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図2、図4から図6、図10及び図11に示す方向を意味する。
(1)空調システム100
図2は、本発明の一実施形態に係る室外ユニット120を備えた空調システム100の正面外観図である。図3は、空調システム100の冷媒回路図である。
空調システム100は、冷媒配管方式の空調システムであって、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことにより、建物内の各室の冷房又は暖房を行う。空調システム100は、利用ユニットとしての室内ユニット110と、熱源ユニットとしての室外ユニット120と、を備えている。また、空調システム100は、室内ユニット110と室外ユニット120とを接続する冷媒連絡管として、ガス冷媒連絡管GP及び液冷媒連絡管LPを備えている。
空調システム100では、図3に示すように、室内ユニット110と、室外ユニット120と、ガス冷媒連絡管GP及び液冷媒連絡管LPと、が接続されることによって冷媒回路が構成されている。空調システム100では、冷媒回路内に封入された冷媒が、圧縮され、冷却又は凝縮され、減圧され、加熱又は蒸発された後に、再び圧縮される、という冷凍サイクル運転が行われるようになっている。空調システム100で使用される冷媒としては、特に限定はされないが、例えばR32が採用される。
(2)空調システム100の構成の詳細
(2−1)ガス冷媒連絡管GP、液冷媒連絡管LP
ガス冷媒連絡管GP及び液冷媒連絡管LPは、例えば銅製の冷媒配管であり、室内ユニット110及び室外ユニット120を設置場所に設置する際に現地において施工される。ガス冷媒連絡管GPは、室内熱交換器111(後述)とガス側閉鎖弁22(後述)とを接続し、両者間において主としてガス冷媒を連絡する。液冷媒連絡管LPは、室内熱交換器111と液側閉鎖弁21(後述)とを接続し、両者間において主として液冷媒を連絡する。
(2−2)室内ユニット110
室内ユニット110内には、主として、室内熱交換器111、室内ファン112及び図示しない室内制御部等が配設されている。
室内熱交換器111は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には冷媒の凝縮器又は放熱器として機能する。室内熱交換器111は、その一端が液冷媒連絡管LPに接続され、その他端がガス冷媒連絡管GPに接続されている。
室内ファン112は、例えばクロスフローファンやシロッコファンなどの送風機である。室内ファン112が駆動すると、室内ユニット110内に流入し室内熱交換器111を通過して室内に流出する空気流が生成される。
(2−3)室外ユニット120
室外ユニット120は、例えば建物の屋上やベランダなどの屋外や、地下室などに設置される。室外ユニット120は、図2に示すような略直方体状のケーシング121によってその外郭を構成されている。室外ユニット120は、設置環境によっては狭小なスペースに配設する場合もあるため、一般的に外郭のサイズは必要最小限となるようにコンパクトに構成することが望ましいとされている。
室外ユニット120内には、主として、液側閉鎖弁21と、ガス側閉鎖弁22と、四路切換弁23と、気液分離器24と、圧縮機25と、室外熱交換器26と、第1電動弁28と、第2電動弁29と、レシーバ30と、バイパス弁31と、が配設されており、これらの機器が冷媒配管を介して接続されている。また、室外ユニット120内には、室外ファン27、室外制御部(図示省略)、支持部材35及び冷媒配管支持ユニット40等が配設されている。
(2−3−1)冷媒配管
冷媒配管は、例えば銅製の配管である。冷媒配管は、直線的に延びる直線部やU字状やL字状などに湾曲する湾曲部分等を有している。冷媒配管は、主として、第1配管P1から第11配管P11を含む。なお、室外ユニット120の外郭のサイズをコンパクトに構成するため、各配管は、室外機120内部においてクリアランスをできるだけ小さく確保しながら近接して配設されている。
具体的に、第1配管P1は、一端をガス側閉鎖弁22に接続され、他端を四路切換弁23に接続されている。第2配管P2は、一端を四路切換弁23に接続され、他端を気液分離器24の冷媒流入口に接続されている。第3配管P3は、一端を気液分離器24の冷媒流出口に接続され、他端を圧縮機25の吸入口に接続されている。第4配管P4は、一端を圧縮機25の吐出口に接続され、他端を四路切換弁23に接続されている。第5配管P5は、一端を四路切換弁23に接続され、他端を室外熱交換器26に接続されている。
第6配管P6は、一端を室外熱交換器26に接続され、他端を第1電動弁28に接続されている。第6配管P6は、鉛直方向(上下方向)に沿って延びる第4直管部14(特許請求の範囲記載の「第1冷媒配管」に相当)、第5直管部15(特許請求の範囲記載の「第2冷媒配管」に相当)及び第6直管部16を含んでいる(図4参照)。
第7配管P7は、一端が第1電動弁28に接続され、他端がレシーバ30の第1ポート(後述)に接続されている。第7配管P7は、鉛直方向(上下方向)に沿って延びる第3直管部13(特許請求の範囲記載の「第4冷媒配管」に相当)を含んでいる(図4参照)。
第8配管P8は、一端をレシーバ30の第2ポート(後述)に接続され、他端を第2電動弁29に接続されている。第8配管P8は、鉛直方向(上下方向)に沿って延びる第2直管部12(特許請求の範囲記載の「第3冷媒配管」に相当)を含んでいる(図4参照)。
第9配管P9は、一端をレシーバ30の第3ポート(後述)に接続され、他端をバイパス弁31に接続されている。第10配管P10は、一端をバイパス弁31に接続され、他端を第2配管P2に接続されている。
第11配管P11は、一端を第2電動弁29に接続され、他端を液側閉鎖弁21に接続されている。第11配管P11は、鉛直方向(上下方向)に沿って延びる第1直管部11を含んでいる(図4参照)。
なお、第6配管P6、第7配管P7、第8配管P8及び第11配管P11は、圧縮機25に直接接続されていない。換言すると、第1直管部11、第2直管部12、第3直管部13、第4直管部14、第5直管部15及び第6直管部16は、圧縮機25に直接接続されていない冷媒配管といえる。
(2−3−2)液側閉鎖弁21、ガス側閉鎖弁22
液側閉鎖弁21及びガス側閉鎖弁22は、ポンプダウン等の際に閉じられる手動の弁である。液側閉鎖弁21は、一端を液冷媒連絡管LPに接続され、他端を第11配管P11に接続されている。ガス側閉鎖弁22は、一端をガス冷媒連絡管GPに接続され、他端を第1配管P1に接続されている。
(2−3−3)四路切換弁23
四路切換弁23は、冷媒回路において冷媒の流れる方向を切り換えるための機構である。本実施形態において、四路切換弁23は、第1配管P1、第2配管P2、第4配管P4及び第5配管P5に接続された四方弁である。
空調システム100では、冷房運転時に、室内熱交換器111が冷媒の蒸発器として機能し、かつ、室外熱交換器26が冷媒の凝縮器又は放熱器として機能する。室内熱交換器111及び室外熱交換器26をこのように機能させるため、四路切換弁23は、冷房運転時には、第1配管P1と第2配管P2とを接続するとともに、第4配管P4と第5配管P5とを接続する(図3の四路切換弁23の実線を参照)。
また、空調システム100では、暖房運転時に、室内熱交換器111が冷媒の凝縮器又は放熱器として機能し、かつ、室外熱交換器26が冷媒の蒸発器として機能する。室内熱交換器111及び室外熱交換器26をこのように機能させるため、四路切換弁23は、暖房運転時には、第1配管P1と第4配管P4とを接続するとともに、第2配管P2と第5配管P5とを接続する(図3の四路切換弁23の破線を参照)。
(2−3−4)気液分離器24、圧縮機25
気液分離器24は、圧縮機25の外部に付属される容器である。気液分離器24は、圧縮機25内部へ液冷媒が流入することを抑制する機能を担っている。気液分離器24の冷媒流入口は、第2配管P2と接続されている。気液分離器24の冷媒流出口は、第3配管P3と接続されている。
圧縮機25は、例えばスクロール方式やロータリ方式などの容積式の圧縮機であり、圧縮機用モータを内蔵する密閉式の構造を有している。圧縮機25の吸入口には、第3配管P3が接続されている。圧縮機25は、第3配管P3を介して圧縮機25内部に低圧冷媒を吸入する。圧縮機25は、吸入した低圧冷媒を圧縮する。圧縮機25の吐出口には、第4配管P4が接続されている。圧縮機25は、吐出口を介して、圧縮後の高温高圧のガス冷媒を吐出する。
(2−3−5)室外熱交換器26、室外ファン27
室外熱交換器26は、室外ファン27によって生成される空気流と熱交換することで、冷房運転時には冷媒の凝縮器又は放熱器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。室外熱交換器26は、その一端を第5配管P5に接続され、その他端を第6配管P6に接続されている。
室外ファン27は、例えばプロペラファンなどの送風機である。室外ファン27が駆動すると、室外ユニット120内部に流入し室外熱交換器26を通過して室外ユニット120外へ流出する空気流が生成される。
(2−3−6)第1電動弁28、第2電動弁29
第1電動弁28及び第2電動弁29は、例えば開度調整が可能な電動弁である。第1電動弁28は、一端を第6配管P6に接続され、他端を第7配管P7に接続されている。第1電動弁28は、冷房運転時には全開とされ、暖房運転時にはその開度に応じて冷媒を減圧する。第2電動弁29は、一端を第8配管P8に接続され、他端を第11配管P11に接続されている。第2電動弁29は、暖房運転時には全開とされ、冷房運転時にはその開度に応じて冷媒を減圧する。
(2−3−7)レシーバ30、バイパス弁31
レシーバ30は、冷媒回路を流れる冷媒流量が冷房運転と暖房運転とで異なることに起因して発生する余剰冷媒を、貯留するための容器である。レシーバ30は、その頂部付近に、冷媒を流入又は流出させるための第1ポート及び第2ポートを形成されている(図示省略)。また、レシーバ30は、その頂部付近に、ガス冷媒を流出させるための第3ポートを形成されている(図示省略)。レシーバ30は、第1ポートを介して第7配管P7と接続され、第2ポートを介して第8配管P8と接続され、第3ポートを介して第9配管P9と接続されている。
レシーバ30では、冷房運転時には第1ポートを介して冷媒が流入し、第2ポートを介して冷媒が流出する。また、レシーバ30では、暖房運転時には第2ポートを介して冷媒が流入し、第1ポートを介して冷媒が流出する。また、レシーバ30に流入した冷媒は、レシーバ30内において貯留され気液分離する。レシーバ30において気液分離された冷媒のうちガス冷媒は、第3ポートを介してレシーバ30から流出する。
バイパス弁31は、例えば開度調整が可能な電動弁である。バイパス弁31は、一端を第9配管P9に接続され、他端を第10配管P10に接続されている。バイパス弁31が開けられると、第9配管P9と第10配管P10とが連通し、レシーバ30内から流出したガス冷媒が第2配管P2へバイパスされる。
(2−3−8)室外制御部
室外制御部は、CPUやメモリ等から構成されるマイクロコンピュータである。室外制御部は、各種のセンサや、室外ユニット120に含まれる各部の動作を制御する。例えば、室外制御部は、圧縮機25の発停の制御や、第1電動弁28、第2電動弁29及びバイパス弁31の開度調整等を行う。
(2−3−9)支持部材35
図4は、図3のIV部分に配設される冷媒配管等を示す外観図である。支持部材35は、2本の配管を固定する樹脂製の部材である。支持部材35は、図4のA部分又はB部分のように、2本の冷媒配管が近接しているような部分において、近接する冷媒配管同士が接触することを抑制する機能を担っている。支持部材35は、主として、2つの係合部351と、連結部352と、を有している。
係合部351は、冷媒配管の外形に沿った形状の湾曲部を有しており、当該湾曲部の内面側に冷媒配管が当接して係合している。連結部352は、2つの係合部351の間で延びて、両者を連結している。
図4に示すA部分又はB部分では、上記態様に構成された支持部材35が配設されていることにより、2本の配管間の距離が一定に保たれ、配管同士が接触することが抑制されている。
(2−3−10)冷媒配管支持ユニット40
以下、図4から図7を参照して、冷媒配管支持ユニット40について説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る配管固定具50を含む冷媒配管支持ユニット40を図4のC部分に使用した場合の使用状態を示す模式図である。図6は、図5のVI−VI線断面図である。図7は、配管固定具50の外観斜視図である。
室外ユニット120では、その外郭のサイズをコンパクトに構成すべく、複数の冷媒配管が近接して配設されている。例えば、図4のC部分においては、4本の冷媒配管が近接して配置されている。具体的にC部分では、第8配管P8の第2直管部12と、第7配管P7の第3直管部13と、第6配管P6の第4直管部14と、第6配管P6の第5直管部15と、が近接している。なお、当該C部分においては、図4のA部分やB部分よりも、各配管間の距離がさらに近接している。
具体的に、第4直管部14は、上下方向(鉛直方向)に沿って延びている。第5直管部15は、第4直管部14と略平行に延びるように、上下方向(鉛直方向)に沿って延びている。第2直管部12は、第4直管部14及び第5直管部15と略平行に延びるように、上下方向(鉛直方向)に沿って延びている。第3直管部13は、第4直管部14、第5直管部15及び第2直管部12と略平行に延びるように、上下方向(鉛直方向)に沿って延びている。
室外ユニット120では、運搬時や運転時において、これらの近接する冷媒配管同士が接触することを抑制すべく、例えばC部分において、冷媒配管支持ユニット40が配設されている。すなわち、冷媒配管支持ユニット40は、室外ユニット120内において、近接して配設される各冷媒配管間のクリアランスを確保する役割を担っている。
冷媒配管支持ユニット40は、主として、配管固定具50と、結束ユニット60と、を含んでいる。
(2−3−10−1)配管固定具50
配管固定具50は、各冷媒配管間のクリアランスを確保するために、冷媒配管に装着される部材である。配管固定具50は、弾性部材であるゴム製のベース部50aを、加工されて構成されている。具体的に、ベース部50aは、図6に示すように、平面視において略X字形状に加工されている。換言すると、ベース部50aの天面と底面は、略X字形状を呈している。
また、ベース部50aは、天面と底面を繋ぐ側面部を有している。より詳細には、ベース部50aは、図7に示すように、第1側面部51、第2側面部52、第3側面部53及び第4側面部54を含む4つの側面部を有している。具体的に、第1側面部51は、図5及び図6において、正面方向に面している。また、第2側面部52は、右方向に面している。また、第3側面部53は、背面方向に面している。また、第4側面部54は、左方向に面している。
各側面部には、水平方向に延びる溝部55が形成されている。溝部55には、冷媒配管支持ユニット40の使用時において、結束ユニット60のバンド部61(後述)が巻きつけられる。図5及び図7において、溝部55は、その上下方向の長さL2(図7参照)が、バンド部61の上下方向の長さL1(図5参照)よりも長く形成されている。換言すると、溝部55の幅は、バンド部61の幅よりも長く形成されている。また、溝部55の深さは、バンド部61の厚みよりも長い寸法を確保されている。このような態様で溝部55が形成されていることから、溝部55にバンド部61が巻きつけられると、バンド部61は溝部55に収容されるようになっている。すなわち、溝部55は、バンド部61を収容可能な大きさに形成されている。
また、ベース部50aは、各側面部の間において、冷媒配管の外形に沿った形状に湾曲する湾曲面を複数有している。各湾曲面には、冷媒配管支持ユニット40の使用時において、各冷媒配管が当接する。
具体的には、ベース部50aは、第1側面部51と第4側面部54の間において、天面から底面まで延びる第1湾曲面56を有している。換言すると、第1湾曲面56は、天面から底面の間において第1側面部51から第4側面部54にかけて延びている。第1湾曲面56には、冷媒配管支持ユニット40の使用時において、上下方向(鉛直方向)に沿って延びる第6配管P6の第4直管部14が当接する。すなわち、第1湾曲面56は、使用時に当接する第4直管部14の外形に沿って湾曲しつつ、第4直管部14が延びる方向に沿って延びているともいえる。
また、ベース部50aは、第1側面部51と第2側面部52の間において、天面から底面まで延びる第2湾曲面57を有している。換言すると、第2湾曲面57は、天面から底面の間において第1側面部51から第2側面部52にかけて延びている。第2湾曲面57には、冷媒配管支持ユニット40の使用時において、上下方向(鉛直方向)に沿って延びる第6配管P6の第5直管部15が当接する。すなわち、第2湾曲面57は、使用時に当接する第5直管部15の外形に沿って湾曲しつつ、第5直管部15が延びる方向に沿って延びているともいえる。
また、ベース部50aは、第2側面部52と第3側面部53の間において、天面から底面まで延びる第3湾曲面58を有している。換言すると、第3湾曲面58は、天面から底面の間において第2側面部52から第3側面部53にかけて延びている。第3湾曲面58には、冷媒配管支持ユニット40の使用時において、上下方向(鉛直方向)に沿って延びる第8配管P8の第2直管部12が当接する。すなわち、第3湾曲面58は、使用時に当接する第2直管部12の外形に沿って湾曲しつつ、第2直管部12が延びる方向に沿って延びているともいえる。
また、ベース部50aは、第3側面部53と第4側面部54の間において、天面から底面まで延びる第4湾曲面59を有している。換言すると、第4湾曲面59は、天面から底面の間において第3側面部53から第4側面部54にかけて延びている。第4湾曲面59には、冷媒配管支持ユニット40の使用時において、上下方向(鉛直方向)に沿って延びる第7配管P7の第3直管部13が当接する。すなわち、第4湾曲面59は、使用時に当接する第3直管部13の外形に沿って湾曲しつつ、第3直管部13が延びる方向に沿って延びているともいえる。
なお、本実施形態において、第1湾曲面56と第2湾曲面57の最短距離である第1距離d1は、15mmである。また、第2湾曲面57と第3湾曲面58の最短距離である第2距離d2は、同様に15mmである。また、第3湾曲面58と第4湾曲面59の最短距離である第3距離d3は、同様に15mmである。また、第1湾曲面56と第4湾曲面59の最短距離である第4距離d4は、同様に15mmである。以上をまとめると、第1距離d1、第2距離d2、第3距離d3及び第4距離d4は、いずれも15mmであって20mm未満である。
(2−3−10−2)結束ユニット60
結束ユニット60は、配管固定具50が各冷媒配管に装着された状態を保持する部材である。結束ユニット60は、バンド部61と、固定部62と、を含む。
バンド部61は、合成樹脂製のバンド部材である。バンド部61には、表面部分が鋸歯形状を呈するように、一定間隔で突起が設けられている(図示省略)。バンド部61は、冷媒配管支持ユニット40の使用時において、配管固定具50及び各冷媒配管を束ねるように巻きつけられる。具体的に、バンド部61は、溝部55及び各冷媒配管の外面(より詳細には各冷媒配管の外面のうち各湾曲面に当接していない部分)に当接するように巻きつけられる。
固定部62は、バンド部61の一端に設けられている。固定部62には、バンド部61の他端に貫通される貫通孔621を形成されている。貫通孔621を構成する縁部分には、バンド部61の表面の突起に引っ掛かる係止部が設けられている(図示省略)。このような係止部が設けられていることにより、固定部62は、貫通孔621の一方からバンド部61を挿入した場合、他方からはバンド部61を引くことが可能であるのに対して、当該一方からはバンド部61を引いても係止部がバンド部61の突起に引っ掛かって止まるように構成されている。すなわち、固定部62は、貫通孔621にバンド部61を一旦挿入されると、係止部がバンド部61の突起に引っ掛かって、バンド部61が挿入してきた方向へは戻らないように構成されている。これにより、貫通孔621からバンド部61が抜け落ちないようになっている。
(3)冷媒配管支持ユニット40の使用態様
冷媒配管支持ユニット40を使用する場合には、まず、近接する冷媒配管間でクリアランスを確保したい部分において、各冷媒配管に配管固定具50を装着する。具体的には、配管固定具50は、各側面部が各冷媒配管の間に位置するように装着される。例えば、図4のC部分において配管固定具50を装着する際には、第1側面部51が第4直管部14と第5直管部15の間に位置し、第2側面部52が第5直管部15と第2直管部12の間に位置し、第3側面部53が第2直管部12と第3直管部13の間に位置し、第4側面部54が第3直管部13と第4直管部14の間に位置するように装着される(図6参照)。
このようにして配管固定具50が冷媒配管に装着されると、各湾曲面が各冷媒配管の外面に当接する。ここで、各湾曲面は当接する冷媒配管の外形に沿った形状を呈していることから、係る場合において、湾曲面と冷媒配管の当接面積が大きくなるようになっている。また、ベース部50aは、弾性部材であるゴム製であるので、弾性力によって各冷媒配管と各湾曲面の当接面積がさらに大きくなるようになっている。
ここで、配管固定具50は、その湾曲面の数に応じた本数の冷媒配管の間において配設される。本実施形態においては、配管固定具50は4つの湾曲面を有するため、2本から4本の冷媒配管の間において配設されて各冷媒配管を固定する。
次に、配管固定具50が冷媒配管に装着した状態において、結束ユニット60のバンド部61を、溝部55及び各冷媒配管の外面(より詳細には各湾曲面に当接していない部分)に当接するように巻きつける。溝部55は、その幅がバンド部61の幅よりも長く形成されており、その深さはバンド部61の厚みよりも長い寸法を確保されているため、バンド部61が巻きつけられるとバンド部61は溝部55に収容される。
そして、バンド部61の一端を固定部62の貫通孔621に挿入し、バンド部61を引いて締めていく。これにより、配管固定具50及び各冷媒配管が束ねられる。すなわち、近接する各冷媒配管が所定のクリアランスを確保された状態で束ねられて固定される。本実施形態においては、各湾曲面間の最短距離が15mmであるため、各冷媒配管間のクリアランスは略15mmに保たれる。つまり配管固定具50の各湾曲面間の最短距離に応じて冷媒配管間のクリアランスが一定に保たれる。
以上のような態様で冷媒配管支持ユニット40が使用されることにより、例えば冷媒配管間の距離が20mm未満となる環境のように各冷媒配管間が近接した状況であっても、冷媒配管同士の接触を抑制する所定のクリアランスが確保されるとともに、クリアランスを小さく安定的に保つことが可能となる。本実施形態では、配管固定具50は、第4直管部14と、第5直管部15と、第2直管部12と、第3直管部13と、の間に配設されて、バンド部61とともに各冷媒配管を固定することで、各冷媒配管間のクリアランスを一定に保つ機能を果たしている。
また、配管固定具50の外面には溝部55が形成されており、溝部55にバンド部61が収容されていることにより、結束ユニット60が脱落して配管固定具50が冷媒配管から脱離することが抑制されている。すなわち、バンド部61の締め付けが十分でない場合、室外ユニット120の運搬時や運転時の振動によってバンド部61が滑って下降することも想定されるが、係る場合においても、溝部55の縁にバンド部61が引っ掛かってバンド部61(結束ユニット60)が脱落することが抑制されている。これにより、冷媒配管間のクリアランスが安定的に保たれるようになっている。
(4)特徴
(4−1)
上記実施形態では、配管固定具50は、第1湾曲面56と第2湾曲面57とを備えている。また、配管固定具50は、溝部55をその外面に形成されており、第1湾曲面56が第4直管部14の外面に当接し且つ第2湾曲面57が第5直管部15の外面に当接した状態を保持するためのバンド部61をその外周に巻きつけられる時に、溝部55にバンド部61が収容されている。これにより、室外ユニット120のように複数の冷媒配管が近接して配置される場合であっても、配管固定具50を含む冷媒配管支持ユニット40が使用されることで、各冷媒配管間において所定のクリアランスが確保される。また、バンド部61が脱落しそうになっても、溝部55の縁に当たって止まるため、バンド部61の脱落が抑制されている。よって、各冷媒配管間のクリアランスが安定的に確保されている。したがって、室外ユニット120のコンパクト化を制約することなく保安性に優れている。
(4−2)
上記実施形態では、配管固定具50の第1湾曲面56と第2湾曲面57との最短距離である第1距離d1は、20mm未満である。これにより、各冷媒配管間のクリアランスが安定的に小さく確保されるようになっている。
(4−3)
上記実施形態では、配管固定具50は、第3湾曲面58をさらに備え、第2湾曲面57と第3湾曲面58との最短距離である第2距離d2は20mm未満である。また、配管固定具50は、第3湾曲面58が第2直管部12の外面に当接した状態を保持するためのバンド部61をその外周に巻きつけられる時に、溝部55にバンド部61を収容されている。これにより、複数の冷媒配管が近接して配置される場合であっても、配管固定具50を含む冷媒配管支持ユニット40が使用されることで、各冷媒配管間におけるクリアランスが小さく安定的に確保されるようになっている。
(4−4)
上記実施形態では、配管固定具50は、第4湾曲面59をさらに備え、第3湾曲面58と第4湾曲面59との最短距離である第3距離d3は20mm未満である。また、配管固定具50は、第4湾曲面59が第3直管部13の外面に当接した状態をさらに保持するためのバンド部61をその外周に巻きつけられる時に、溝部55にバンド部61を収容されている。これにより、複数の冷媒配管が近接して配置される場合であっても、配管固定具50を含む冷媒配管支持ユニット40が使用されることで、各冷媒配管間におけるクリアランスが小さく安定的に確保されるようになっている。
(4−5)
上記実施形態では、室外ユニット120は、第4直管部14と、第4直管部14が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる第5直管部15と、圧縮機25と、配管固定具50と、圧縮機25に直接接続されていない第4直管部14と第5直管部15とを配管固定具50とともに固定するバンド部61(結束ユニット60)と、を備えている。すなわち、一般的に、冷凍装置の室外ユニットでは、外郭サイズのコンパクト化を実現すべく、その内部において複数の冷媒配管が近接して収容されるところ、運搬時の振動や傾き等のために各冷媒配管間のクリアランスが安定的に確保されにくい。しかし、室外ユニット120では、配管固定具50を含む冷媒配管支持ユニット40が備えられていることで、各冷媒配管間において所定のクリアランスが安定的に確保されるようになっている。
(5)変形例
(5−1)変形例A
上記実施形態では、冷凍装置として空調システム100が採用されたが、これに限定されない。例えば、空調システム100に代えて、給湯器や除湿機等の他の冷凍装置が採用されてもよい。
また、空調システム100は、室内ユニット110及び室外ユニット120を1つずつ備えるものであったが、これに限定されず、室内ユニット110又は室外ユニット120は複数あってもよい。
(5−2)変形例B
上記実施形態では、配管固定具50は、弾性部材であるゴムを素材として構成された。しかし、これに限定されず、配管固定具50は、ゴム以外の素材で構成されてもよい。
(5−3)変形例C
上記実施形態では、配管固定具50は、図4のC部分に示すような4本の冷媒配管が近接している箇所において配設されていた。しかし、これに限定されず、配管固定具50は、例えば図4のA部分やB部分に示すような2本の冷媒配管が近接している箇所において、支持部材35に代えて配設されてもよい。また、配管固定具50は、例えば図4のD部分に示すような3本の冷媒配管が近接している箇所において配設されてもよい。
(5−4)変形例D
上記実施形態では、配管固定具50の溝部55は、バンド部61を収容可能なように形成されていたが、バンド部61と併せて固定部62を収容可能なように形成されてもよい。係る場合、溝部55は、その幅が固定部62の幅よりも大きく、またその深さが固定部62の奥行きよりも深くなるように形成されればよい。
(5−5)変形例E
上記実施形態では、配管固定具50は、第1距離d1、第2距離d2、第3距離d3及び第4距離d4が、いずれも15mmとなるように構成されていた。しかし、これに限定されず、第1距離d1は、これより長くても短くてもよく、例えば、10mm若しくは18mmであってもよい。また、第2距離d2、第3距離d3及び第4距離d4のいずれか又はいずれもは、15mm未満であってもよく、20mm以上であってもよい。また、第1距離d1、第2距離d2、第3距離d3及び第4距離d4のいずれか又はいずれもは、必ずしも同じ長さとされる必要はなく、それぞれ異なる長さであってもよい。
(5−6)変形例F
上記実施形態では、配管固定具50は、図5から図7に示すような態様に構成されたが、これに限定されない。例えば、配管固定具50は、第3湾曲面58及び第4湾曲面59の一方について省略されてもよい。
また、配管固定具50は、第3湾曲面58及び第4湾曲面59の双方について省略されてもよい。係る場合、例えば図8及び図9に示すような配管固定具70のように構成される。図8は、配管固定具70の外観斜視図である。また、図9は、配管固定具70の平面図である。
配管固定具70は、配管固定具50とは異なり、図9に示すように、平面視において略T字状に構成されている。すなわち、配管固定具70の天面及び底面は、略T字状を呈している。配管固定具70は、配管固定具50とは異なり、第3湾曲面58及び第4湾曲面59を有していない。配管固定具70は、例えば図4のA部分やB部分に示すような2本の冷媒配管が近接している箇所で、2本の冷媒配管間において配設されて、所定のクリアランスを安定的に小さく確保する。
(5−7)変形例G
上記実施形態では、配管固定具50は、図5から図7に示すような態様に構成されたが、これに限定されず、例えば図10から図12に示すような配管固定具80のように構成されてもよい。以下、配管固定具80及び配管固定具80を備える冷媒配管支持ユニット40aについて説明する。なお、配管固定具50及び冷媒配管支持ユニット40aと共通する部分については説明を省略し、異なる点について説明する。
図10は、配管固定具80を含む冷媒配管支持ユニット40aを図4のD部分に使用した場合の使用状態を示す模式図である。図11は、図10のXI−XI線断面図である。図12は、配管固定具80の外観斜視図である。
冷媒配管支持ユニット40aは、例えば図4のD部分に示すような3本の冷媒配管が近接している箇所で配設される。冷媒配管支持ユニット40aは、配管固定具50に代えて配管固定具80を有している。例えば、冷媒配管支持ユニット40aが図4のD部分において使用された場合、配管固定具80は、第5直管部15より下方に位置する第6直管部16と、第1直管部11と、第2直管部12との間に配設されて、バンド部61(結束ユニット60)とともに各冷媒配管を固定することで、各冷媒配管間のクリアランスを一定に保つ機能を果たす。
配管固定具80は、弾性部材であるゴム製のベース部80aを、加工されて構成されている。具体的に、ベース部80aは、図11に示すように、平面視において直線状に加工されている。
ベース部80aは、天面と底面を繋ぐ側面部を有している。より詳細には、ベース部80aは、第1側面部81及び第2側面部82を含む2つの側面部を有している。具体的に、第1側面部81は、図10及び図11において、正面方向に面している。また、第2側面部82は、背面方向に面している。
各側面部には、水平方向に延びる溝部85が形成されている。溝部85には、冷媒配管支持ユニット40aの使用時において、結束ユニット60のバンド部61が巻きつけられる。図10及び図12において、溝部85は、その上下方向の長さL3が、バンド部61の上下方向の長さL1よりも長く形成されている。換言すると、溝部85の幅は、バンド部61の幅よりも長く形成されている。また、溝部85の深さは、バンド部61の厚みよりも長い寸法を確保されている。このような態様で溝部85が形成されていることから、溝部85にバンド部61が巻きつけられると、バンド部61は溝部85に収容されるようになっている。すなわち、溝部85は、バンド部61を収容可能な大きさに形成されている。
また、ベース部80aは、各側面部の間において、冷媒配管の外形に沿った形状に湾曲する湾曲面を複数有している。
具体的に、ベース部80aは、第1側面部81と第2側面部82とで挟まれる位置において、天面から底面まで延びる第1湾曲面86を有している。第1湾曲面86は、図11及び図12に示すように、配管固定具80の中央付近において形成されている。また、第2側面部82には、第1湾曲面86に繋がる切欠部ntが形成されている(図11及び図12の1点鎖線を参照)。配管固定具80を冷媒配管に装着する際には、冷媒配管が切欠部ntを通過して第1湾曲面86に到達し当接する。
また、ベース部80aは、第1側面部81の一端と第2側面部82の一端との間において、天面から底面まで延びる第2湾曲面87を有している。換言すると、第2湾曲面87は、天面と底面の間において、第1側面部81の一端から第2側面部82の一端にかけて延びている。
また、ベース部80aは、第1側面部81の他端と第2側面部82の他端との間において、天面から底面まで延びる第3湾曲面88を有している。換言すると、第3湾曲面88は、天面と底面の間において、第1側面部81の他端から第2側面部82の他端にかけて延びている。
各湾曲面には、冷媒配管支持ユニット40aの使用時において、各冷媒配管が当接する。具体的に冷媒配管支持ユニット40aを図4のD部分に使用した場合には、図10及び図11に示すように、第1湾曲面86には第6配管P6の第6直管部16が当接し、第2湾曲面87には第11配管P11の第1直管部11が当接し、第3湾曲面88には第8配管P8の第2直管部12が当接する(係る場合、第6直管部16が特許請求の範囲記載の「第1冷媒配管」に相当し、第1直管部11が「第2冷媒配管」に相当し、第2直管部12が「第3冷媒配管」に相当する)。
ここで、第1湾曲面86と第2湾曲面87の最短距離である第1距離d5は、例えば15mmである。また、第2湾曲面87と第3湾曲面88の最短距離である第2距離d6は、例えば10mmである。このように配管固定具80では、第1距離d5と第2距離d6が異なっている。なお、第1距離d5及び第2距離d6は、上記数値に限定されることはなく、適宜変更が可能である。例えば、第1距離d5を11mmとしてもよく、14mmとしてもよい。また、第2距離d6を8mmとしてもよく、12mmとしてもよい。
以上のように配管固定具80は、第1湾曲面86と第3湾曲面88の最短距離である第2距離d6が15mm未満である。これにより、第6直管部16と第2直管部12とのクリアランスが小さく確保されるようになっている。すなわち、複数の冷媒配管が近接して配置される場合に、各冷媒配管間におけるクリアランスが、小さく安定的に確保されるようになっている。
また、配管固定具80は、第1湾曲面86と第2湾曲面87の最短距離である第1距離d5と、第1湾曲面86と第3湾曲面88の最短距離である第2距離d6と、が異なっており、具体的に第1距離d5は20mm未満であって第2距離d6は15mm未満である。このような配管固定具80を装着することにより、複数の冷媒配管が近接して配置されるような状況であっても、各冷媒配管間において異なる所定のクリアランスが確保される。すなわち、各配管間の距離がそれぞれ異なる状況においても、各配管間におけるクリアランスが、小さく安定的に確保されるようになっている。
また、配管固定具80では、図11に示すように、各湾曲面が直線状に並んでいる。これにより、配管固定具80及び冷媒配管支持ユニット40aは、平面視において直線状に並ぶように配設される冷媒配管を固定する際に有効である。
(5−8)変形例H
上記実施形態では、結束ユニット60は、バンド部61の表面に突起を設けるとともに固定部62に係止部を設けて、固定部62の貫通孔621からバンド部61が抜け落ちないような構成としていた。しかし、結束ユニット60において、バンド部61が巻きつけられた状態を固定する構成については、特に限定されず、どのような態様のものであってもよい。例えば、バンド部61の一端に粘着力をもたせて、巻きつけた状態を当該粘着力で保持するような態様で構成してもよい。
また、バンド部61は合成樹脂製であったが、素材についてはこれに限定されず適宜変更が可能である。
本発明は、配管間のクリアランスを確保する配管固定具や、複数の冷媒配管を有する冷凍装置の室外ユニットに利用可能である。
11 第1直管部(第2冷媒配管)
12 第2直管部(第3冷媒配管)
13 第3直管部(第4冷媒配管)
14 第4直管部(第1冷媒配管)
15 第5直管部(第2冷媒配管)
16 第6直管部(第1冷媒配管)
25 圧縮機
26 室外熱交換器
27 室外ファン
28 第1電動弁
29 第2電動弁
30 レシーバ
31 バイパス弁
35 支持部材
40、40a 冷媒配管支持ユニット
50、70、80 配管固定具
50a、80a ベース部
51、81 第1側面部
52、82 第2側面部
53 第3側面部
54 第4側面部
55、85 溝部
56、86 第1湾曲面
57、87 第2湾曲面
58、88 第3湾曲面
59 第4湾曲面
60 結束ユニット
61 バンド部(結束バンド)
62 固定部
621 貫通孔
100 空調システム(冷凍装置)
110 室内ユニット
111 室内熱交換器
112 室内ファン
120 室外ユニット
121 ケーシング
d1、d5 第1距離
d2、d6 第2距離
d3 第3距離
d4 第4距離
P6 第6配管
P7 第7配管
P8 第8配管
P11 第11配管
特開2006−125699号公報

Claims (5)

  1. 鉛直方向に沿って延びる第1冷媒配管(14)と、前記第1冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる第2冷媒配管(15)と、の間に配設されて、結束バンド(61)とともに前記第1冷媒配管と前記第2冷媒配管とを固定する配管固定具(50、70)であって、
    平面視で略T字状に成形され、
    前記第1冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する第1湾曲面(56)と、
    前記第2冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する第2湾曲面(57)と、
    を備え、
    溝部(55)がその外面に形成され、
    前記第1湾曲面が前記第1冷媒配管の外面に当接し且つ前記第2湾曲面が前記第2冷媒配管の外面に当接した状態を保持するための前記結束バンドがその外周に巻きつけられる時に、前記結束バンドが前記溝部に収容され前記溝部及び前記第1冷媒配管及び前記第2冷媒配管の外面に当接し、前記結束バンドは前記溝部の縁に当接することで脱落が抑制され、
    前記溝部は、深くなるほど幅(L2)が小さくなるように形成されている、
    配管固定具(70)。
  2. 前記第1湾曲面と前記第2湾曲面との最短距離である第1距離(d1)は、20mm未満である、
    請求項1に記載の配管固定具。
  3. 鉛直方向に沿って延びる第1冷媒配管(14)と、前記第1冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる第2冷媒配管(15)と、前記第1冷媒配管又は前記第2冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる第3冷媒配管(12)と、前記第1冷媒配管、前記第2冷媒配管又は前記第3冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる第4冷媒配管(13)と、の間に配設されて、結束バンド(61)とともに前記第1冷媒配管と前記第2冷媒配管と前記第3冷媒配管と前記第4冷媒配管を固定する配管固定具(50)であって
    平面視で略X字状に成形され、
    前記第1冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する第1湾曲面(56)と、
    前記第2冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する第2湾曲面(57)と、
    前記第3冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する第3湾曲面(58)と、
    前記第4冷媒配管の外面に沿う形状に湾曲する第4湾曲面(59)と、
    を備え、
    溝部(55)がその外面に形成され、
    前記溝部は、深くなるほど幅(L2)が小さくなるように形成され、
    前記第1湾曲面又は前記第2湾曲面と、前記第3湾曲面と、の最短距離である第2距離(d2)は、20mm未満であり、
    前記第1湾曲面、前記第2湾曲面又は前記第3湾曲面と、前記第4湾曲面と、の最短距離である第3距離(d4)は、20mm未満であり、
    前記第1湾曲面が前記第1冷媒配管の外面に当接し前記第2湾曲面が前記第2冷媒配管の外面に当接し前記第3湾曲面が前記第3冷媒配管の外面に当接し前記第4湾曲面が前記第4冷媒配管の外面に当接した状態を保持するための前記結束バンドがその外周に巻きつけられる時に、前記溝部に前記結束バンドが収容され、前記溝部、前記第1冷媒配管、前記第2冷媒配管、前記第3冷媒配管及び前記第4冷媒配管の外面に当接し、前記結束バンドは前記溝部の縁に当接することで脱落が抑制される、
    配管固定具(50)
  4. 前記第2距離は、15mm未満である、
    請求項に記載の配管固定具。
  5. 第1冷媒配管(14)と、
    前記第1冷媒配管が延びる方向に対して平行な方向に沿って延びる第2冷媒配管(15)と、
    冷媒を圧縮する圧縮機(25)と、
    請求項1からのいずれか1項に記載の配管固定具(50、70)と、
    前記圧縮機に直接接続されない前記第1冷媒配管及び前記第2冷媒配管を前記配管固定具とともに固定する結束バンド(61)と、
    を備える、冷凍装置の室外ユニット(120)。
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