JP6144600B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、パワー半導体デバイスを有するDC/ACインバータまたはDC/DCコンバータを含む電力変換装置に関する。
従来から、太陽電池のような直流電源から出力される直流電力を、DC/ACインバータを含む電力変換装置により、商用の交流電力に変換して出力するソーラーシステムが知られている。この一例として、複数の直列・並列接続した太陽電池パネルを複数直列した太陽電池アレイと、太陽電池アレイの出力を直流から交流に変換し電力ケーブルに供給する小容量のインバータを含むインバータユニットとを有する太陽電池アレイユニットを複数備えた太陽光発電装置が挙げられる(例えば、特許文献1)。
ところで、DC/ACインバータを構成するパワートランジスタのようなパワー半導体デバイスは、導通およびスイッチング動作に伴う電力損失により発熱する。また、DC/ACインバータから発生する高調波を抑制するリアクトルは、電流が流れて導線内の電気抵抗および鉄損によって発熱する。この場合、ケース内に収納されたパワー半導体デバイスの近くに冷却ファンなどを設置して、発熱体に対して強制冷却を行うことが知られている(例えば、特許文献2)。
1MW(1000kW)というようなメガソーラーシステムでは、多数の比較的大容量(例えば、太陽電池からの直流電力が20kW)のDC/ACインバータ(電力変換回路部)が設けられる場合がある。例えば1MWでは、20kWのDC/ACインバータを50台使用する。通常、このような20kW電力では、前記パワー半導体デバイスやリアクトルの発熱体の発熱量が大きいため、上記したケース内に送風用の冷却ファンを設けて、強制冷却を行っている。また、比較的大容量の直流電力を変換するDC/DCコンバータを含む電力変換装置の場合も同様である。
特開2010−279234号公報 特開平7−36556号公報
しかし、比較的大容量の直流電力を変換する電力変換装置において、冷却ファンを使用し強制冷却を行う場合、冷却ファンの駆動に直流電力の一部が消費されることとなり、その分だけ出力電力が減少し、エネルギー使用が効率的でない、という問題がある。
また、図7のように、パワー半導体デバイス44、45とリアクトル51、52を同じケース40内に収納していたため、例えばリアクトル51、52からの発熱がパワー半導体デバイス44、45に伝播して、冷却の効果が向上しない場合もあった。この場合、パワー半導体デバイス44、45の後面に設置された図示しない冷却ファンの冷却を強くする必要があり、消費電力がより大きくなったり、冷却ファンを大型化したりする必要があった。また、冷却ファンには寿命の問題もあった。
本発明は、比較的大容量の直流電力を変換するものであっても、簡単な構成で、電力変換を自然冷却のみ(ファンレス)により実現できる電力変換装置を提供することを目的としている。また、電力変換装置の部品を収納するケースを良防塵防水性とすることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電力変換装置は、パワー半導体デバイスを有するDC/ACインバータまたはDC/DCコンバータの電力変換回路部と、前記パワー半導体デバイスの動作に起因する高調波を抑制するリアクトルと、前記電力変換回路部を収納する第1ケースと、第1ケースに取り付けられて、リアクトルを収納する熱伝導性の高い材料からなる第2ケースとを備えている。さらに、第1ケース内側のパワー半導体デバイスの位置に対向してその外側に隣接して設けられ、該パワー半導体デバイスを自然冷却するヒートシンクと、第1ケースおよび第2ケースにそれぞれ貫通孔が設けられて、この貫通孔内に前記パワー半導体デバイスとリアクトルとの接続線を通す配線部とを備え、第1ケース、第2ケースおよび第1ケースと第2ケースの間の配線部を含む接続部に、それぞれ防塵、防水処理がされるとともに、第2ケースが、第1ケース内側のパワー半導体デバイスおよびその外側のヒートシンクと離間して配置されている。
この構成によれば、発熱体であるパワー半導体デバイスとリアクトルとを離間させて配置するとともに、パワー半導体デバイスの発熱を放熱する自然冷却のヒートシンクを有することにより、パワー半導体デバイスの発熱を効果的に放熱するので、電力が比較的大容量であっても、簡単な構成で冷却ファンの不使用(ファンレス)を実現できる。また、各ケースを良防塵防水性とすることができる。さらに、故障の発生頻度が比較的高いパワー半導体デバイスを含む第1ケースを、リアクトルを含む第2ケースと分けてメインテナンスがしやすい位置に配置することにより、パワートランジスタのメインテナンスも容易となる。
本発明では、第1ケースの後面に前記ヒートシンクが設けられ、第2ケースが、当該ヒートシンクの横方または上方に配置されていること、または、第2ケースが、第1ケースの側面または上面に配置されていることが好ましい。これにより、パワー半導体デバイスの発熱を効果的に放熱するとともに、リアクトルの発熱がパワー半導体デバイスに影響を及ぼさないようにできる。また、前面側から第1ケース内のパワートランジスタのメインテナンスもより容易となる。さらに、装置を前後の厚さ方向に小型化できる。
好ましくは、第1ケースと第2ケースの間に、および/または第1ケースとヒートシンクの間に、熱伝導性の低い部材が挿入されてなる。この場合、第2ケースに発生する熱および/またはヒートシンクに発生する熱が第1ケース内に侵入するのをより防止することができる。また、第2ケースに熱伝導性の低い材料からなる蓋が設けられて、第1ケースと第2ケースの間に前記蓋が挿入されていてもよい
好ましくは、さらに、第2ケースの表面に自然冷却用のフィンを形成している。したがって、第2ケースの熱伝導性をより高くすることができる。
また、好ましくは、前記ヒートシンクに形成されたフィンが、装置を設置した状態で上向きとなるように形成されている。ヒートシンクをより効果的に放熱することができる。
本発明では、発熱体であるパワー半導体デバイスとリアクトルとを離間させて配置するとともに、パワー半導体デバイスを放熱する自然冷却のヒートシンクを有することにより、パワー半導体デバイスの発熱を効果的に放熱するので、直流電力が比較的大容量であっても、簡単な構成で冷却ファンの不使用を実現できる。また、第1ケースと第2ケースの間に、および/または第1ケースとヒートシンクの間に、熱伝導性の低い部材が挿入されてなるので、第2ケースに発生する熱および/またはヒートシンクに発生する熱が第1ケース内に侵入するのを防止することができる。さらに、各ケースを良防塵防水性とすることができる。
(A)は本発明の第1実施形態に係る電力変換装置を示す正面図、(B)は側面から見た斜視図である。 図1の電力変換装置を示す背面図である。 図1の電力変換装置を示す回路図である。 (A)、(B)は第2実施形態に係る電力変換装置を示す斜視図である。 (A)、(B)は第2実施形態に係る電力変換装置のリアクトルを示す斜視図である。 第3実施形態に係る電力変換装置を示す正面図である。 従来の電力変換装置を示す正面図である。
図1(A)は本発明の第1実施形態に係る電力変換装置1を示す正面図である。(B)は側面から見た斜視図である。電力変換装置1は、ソーラーパネルからなる太陽電池Sの例えば20kWの直流電力を昇圧して商用の交流電力に変換するDC/ACインバータを含むものである。この電力変換装置1と複数のソーラーパネルからなる太陽電池Sを複数並列に接続した設備を複数集合することにより、所望電圧の電力を出力するメガソーラーシステムのような所望の出力のソーラーシステムを構成することができる。
図1(A)の電力変換装置1は、第1パワートランジスタ(パワー半導体デバイス)3のスイッチング動作により昇圧を行う昇圧回路4、第2パワートランジスタ(パワー半導体デバイス)5のスイッチング動作により電力変換を行うDC/ACインバータ(電力変換回路部)6、およびパワートランジスタ3、5のスイッチング動作により発生するノイズを抑制するノイズフィルタ8を収納する第1ケース2と、第1ケース2の後面側に配置されて、パワートランジスタ3、5のスイッチング動作により発生する熱を放熱する自然冷却の放熱フィンのようなヒートシンク7と、DC/ACインバータ6から発生する高調波を抑制するDCリアクトル11、第1ケース2に取り付けられて、ACリアクトル12を収納するアルミニウムや銅のような熱伝導性の高い材料からなる第2ケース10とを備えている。
図1(B)のように、第1ケース2は一部後面が突出しており、上部中央に放熱フィン7、その下方の中央端部(左端)にノイズフィルタ8が収納されている。放熱フィン7は、例えば上下貫通孔7aが左右方向(幅方向)に所定間隔で複数設けられたものであり、図1(A)のように、パワートランジスタ3、5の後面領域をカバーするように配置されている(破線部)。放熱フィン7は、例えばアルミニウムや銅のような熱伝導性の高い材料により作製されている。第1ケース2の前面側は開口しており、図示しない開閉カバーが設けられている。第1ケース2の後面板2aと、リアクトル11、12を収納する第2ケース10の前面板10aには、パワートランジスタ3、5とリアクトル11、12との接続線Lを通すための配線用の貫通孔9をもつ配線部14が設けられている。配線部14には例えばケーブ保護可撓管が使用される。
第1ケース2内に収納されたパワートランジスタ3、5と、第2ケース10に収納されたリアクトル11、12とは放熱フィン7の前後方向の厚み分だけ離間して配置されており、パワートランジスタ3、5は、リアクトル11、12からの発熱が伝播することなく、放熱フィン7による冷却の効果が弱められないようにできる。また、第1ケース2内で、パワートランジスタ3、5とノイズフィルタ8とが離間して配置されているので、発熱体であるノイズフィルタ8の発熱の影響を抑制して、放熱フィン7によりパワートランジスタ3、5を効果的に放熱することができる。
この例では、図1(B)のように、第2ケース10は第1ケース2の放熱フィン7を介した後面側に配置されている。つまり、放熱フィン7を前後に挟んで第1ケース2と第2ケース10が分離して配置されている。これにより、パワートランジスタ3、5が放熱フィン7の前面側から、リアクトル11、12が放熱フィン7の後面側から放熱され、これらの発熱体3、5、11、12が放熱フィン7の両面からより効果的に放熱される。また、第1ケース2は前面側に配置されているので、前面側から第1ケース2内のパワートランジスタ3、5をメインテナンスでき、メインテナンスも容易となる。さらに、放熱フィン7に形成されたフィンが、装置を設置した状態で上向きとなるように形成されているので、放熱フィン7をより効果的に放熱することができる。
また、第1ケース2、第2ケース10の図示しない隙間部、および第1ケース2と第2ケース10の間の配線部14などには、それぞれコーキング処理のような防塵、防水処理21が施されている。図1(B)のように、第1ケース2と第2ケース10の間、および第1ケース2と放熱フィン7の取付板17の間には、第1ケース2に第2ケース2および放熱フィン7の熱が伝わらないようにする熱伝導性の低い部材22がそれぞれ挿入されている。前記部材22は薄板とする場合もある。さらに、第1ケース2と第2ケース10の間において、第2ケース10内のリアクトル10、11と対向する第1ケース2の部分のみの例えば内壁に熱伝導性の低い部材を貼り付けるようにすることもできる。
なお、第2ケース10の表面に図示しない自然冷却用のフィンを形成してもよい。この場合、第2ケース10の熱伝導性をより高くすることができる。
なお、リアクトル11、12はパワートランジスタと比べて故障しにくく、メインテナンスがほぼ不要であるので、第2ケース10を後面側に配置しても支障はない。また、第2ケース10内でリアクトルを樹脂などにより練り固めてもよい。
図2は、図1の背面図を示す。この図のように、第1ケース2の後面板2aと第2ケース10の前面板10aとを貫通する貫通孔9により接続線Lが通され、第1ケース2内の回路要素と第2ケース10内のDCリアクトル11およびACリアクトル12が電気的に接続されている。
図3は、電力変換装置1を示す回路図である。IGBTのような第1パワートランジスタ5のスイッチング動作により、太陽電池Sの直流電力を商用の交流電力に変換する電力変換を行うDC/ACインバータ6、およびDC/ACインバータ6と例えば400Vの系統連系15との間にACリアクトル12が設けられている。
また、DCリアクトル11とDC/ACインバータ6との間には、太陽電池Sの直流電力をIGBTのようなパワートランジスタ3のスイッチング動作により昇圧を行う昇圧回路(DC/DCコンバータ)4が設けられている。
昇圧回路4のパワートランジスタ3およびDC/ACインバータ6のパワートランジスタ5は、放熱フィン7(後面側)により放熱される。
このように、パワートランジスタ3、5の発熱は、他の発熱体であるリアクトル11、12およびノイズフィルタ8が離間して配置されているので、これらの発熱の影響が抑制されて、比較的大容量のインバータ回路6の温度上昇が低減されることから、冷却ファンを設ける必要がなく、パワートランジスタ3、5の後面側に設置された自冷式の放熱フィン7により十分に放熱することができる。
こうして、本発明では、発熱体であるパワートランジスタとリアクトルとを離間させて配置するとともに、パワートランジスタの発熱を放熱する自然冷却のヒートシンク(放熱フィン)を有することにより、パワートランジスタの発熱を効果的に放熱するので、直流電力が比較的大容量であっても、簡単な構成で冷却ファンの不使用(ファンレス)を実現できる。また、各ケースを良防塵防水性とすることができる。さらに、故障の発生頻度が比較的高いパワートランジスタを含む第1ケースを、リアクトルを含む第2ケースと分けてメインテナンスがしやすい位置に配置することにより、パワートランジスタのメインテナンスも容易となる。
図4は、第2実施形態に係る電力変換装置を示す斜視図である。図4(A)は前面側から見た図、図4(B)は後面側から見た図である。図4(A)のように、第1ケース2内にパワートランジスタ3、5を有するDC/ACインバータ6が収納されている。この第2実施形態では、第1実施形態と異なり、複数の第2ケース10が、第1ケース2の後面に設けられた放熱フィン7の横方に配置されている。つまり、図4(B)のように、複数の第2ケース10と放熱フィン7とが所定間隔をおいて配置されている。これにより、第1ケース2内のパワートランジスタ3、5の発熱を効果的に放熱することができる。また、放熱フィン7を第1ケース2に取り付ける取付板17と第1ケース2との間に、第1ケース2に放熱フィン7の熱が伝わらないようにする熱伝導性の低い部材22が挿入されるなど、その他の構成は、第1実施形態と同様である。前記部材22は薄板とする場合もある。
図5(A)は、ACリアクトル12およびこれを収納する熱伝導性の高い材料からなる第2ケース10、図5(B)はDCリアクトル11およびこれを収納する同様の第2ケース10を示す斜視図である。各第2ケース10にはそれぞれ蓋15、16が設けられている。第1ケース2に蓋15、16を介して各第2ケース10を取り付ける場合、この蓋15、16を、第1ケース2に各第2ケース10の熱が伝わらないように、それぞれ熱伝導性の低い材料で形成する。各第2ケース10の隙間部には、コーキング処理のような防塵、防水処理21が施されている。
これにより、第2実施形態は、第1実施形態と同様に、パワートランジスタの発熱を放熱する自然冷却のヒートシンクを有することにより、パワートランジスタの発熱を効果的に放熱するので、直流電力が比較的大容量であっても、簡単な構成で冷却ファンの不使用(ファンレス)を実現できる。また、各ケースを良防塵防水性とすることができる。
図6は、第3実施形態に係る電力変換装置を示す正面図である。第2ケース10は、DCリアクトル11とACリアクトル12とをそれぞれ収納した2つのケース10A、10Bからなり、第1ケース2の両側面に隣接して2つのケース10A、10Bがそれぞれ配置されている。第1ケース2の両側面とケース10A、10Bの側面とが図示しないボルトにより連結されている。貫通孔9A、9Bを介して、第1ケース2内の回路要素とケース10A内のDCリアクトル11およびケース10B内のACリアクトル12とがそれぞれ電気的に接続されている。第2ケース10は、第1ケース2ではなく放熱フィン7の両側面に配置してもよく、またDCリアクトル11およびACリアクトル12を収納する単一のケースで、第1ケース2の側部の一方に隣接して配置してもよい。したがって、第1ケース2の側面に第2ケース10が配置されるので、前後の厚さ方向に装置を小型化できる。
なお、単一のケースからなる第2ケース10を、第1ケース2の側面ではなく、放熱フィン7の放熱を妨げない上方(図6の二点鎖線)に配置してもよい。この場合も、前後の厚さ方向に装置を小型化できる。
また、各実施形態では、DC/ACインバータを含む電力変換装置に適用しているが、DC/DCコンバータを含む電力変換装置に適用してもよい。
なお、各実施形態では、ACリアクトル12およびノイズフィルタ8を設けているが、必要に応じて省略してもよい。
1:電力変換装置
2:第1ケース
3:パワー半導体デバイス(パワートランジスタ)
4:昇圧回路(DC/DCコンバータ)
5:パワー半導体デバイス(パワートランジスタ)
6:DC/ACインバータ(電力変換回路部)
7:ヒートシンク(放熱フィン)
8:ノイズフィルタ
9:貫通孔
10:第2ケース
11:DCリアクトル
12:ACリアクトル
14:配線部
22:熱伝導性の低い部材
S:太陽電池

Claims (7)

  1. パワー半導体デバイスを有するDC/ACインバータまたはDC/DCコンバータの電力変換回路部と、前記パワー半導体デバイスの動作に起因する高調波を抑制するリアクトルと、前記電力変換回路部を収納する第1ケースと、第1ケースに取り付けられて、リアクトルを収納する熱伝導性の高い材料からなる第2ケースとを備えた電力変換装置であって、
    第1ケース内側のパワー半導体デバイスの位置に対向してその外側に隣接して設けられ、該パワー半導体デバイスを自然冷却するヒートシンクと、
    第1ケースおよび第2ケースに貫通孔が設けられて、この貫通孔内に前記パワー半導体デバイスとリアクトルとの接続線を通す配線部とを備え、
    第1ケースおよび第2ケースにそれぞれ防塵、防水処理がされて、第1ケースおよび第2ケース内部が外部と粉塵および水を遮断されるとともに、
    第2ケースが、第1ケース内側のパワー半導体デバイスおよびその外側のヒートシンクと離間して配置されている、電力変換装置。
  2. 請求項1において、
    第1ケースの後面に前記ヒートシンクが設けられ、第2ケースが、当該ヒートシンクの横方または上方に配置されている、電力変換装置。
  3. 請求項1において、
    第1ケースの後面に前記ヒートシンクが設けられ、第2ケースが、第1ケースの側面または上面に配置されている、電力変換装置。
  4. 請求項1において、
    第1ケースと第2ケースの間に、および/または第1ケースとヒートシンクの間に、熱伝導性の低い部材が挿入されてなる、電力変換装置。
  5. 請求項4において、
    第2ケースに熱伝導性の低い材料からなる蓋が設けられて、第1ケースと第2ケースの間に前記蓋が挿入されてなる、電力変換装置。
  6. 請求項1において、さらに、
    第2ケースの表面に自然冷却用のフィンを形成した、電力変換装置。
  7. 請求項6において、
    前記ヒートシンクに形成されたフィンが、装置を設置した状態で上向きとなるように形成されている、電力変換装置。
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