JP6144374B1 - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンデンサ容量が小さくても安定してコンデンサ電圧を制御することができる電力変換装置を提供する。【解決手段】 本発明の電力変換装置100は、太陽光パネルからの直流電圧を供給する直流源110と、直流電圧を昇圧する昇圧回路120と、昇圧された直流電力を交流電力に変換する変換回路130と、交流電力を出力する出力部140と、PWM信号を生成し、当該PWM信号により変換回路130を制御するコントローラ150とを含む。コントローラ150は、出力部140から電流として出力される交流電力の半サイクルの整数倍で平均化された出力エネルギーと、直流源110から供給される直流電力の入力エネルギーとが一致するように変換回路130を制御する。【選択図】 図2

Description

本発明は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関し、特に、太陽光発電装置等によって発電された直流電力を交流電力に変換する技術に関する。
直流電力を交流電力に変換するための電力変換装置にインバータが利用されている。インバータにおいて、所望の電圧波形または電流波形を得るための技術として、PWM(Pulse Width Modulation)制御が用いられる。また、インバータの入力側に整流回路が接続されている場合、整流回路の出力側には、出力電圧を平滑化するためにコンデンサが接続される。コンデンサは、一般に、リプルを改善できる程度に十分な容量をもつ電解コンデンサが利用される。
電解コンデンサの寿命は、温度依存性が高く、温度が上がるほど寿命は短くなる。それ故、温度の高い環境下で電解コンデンサを使用すると、その寿命がより短くなる。このため、電解コンデンサを用いない電解コンデンサレスのインバータ等が提案されている(特許文献1、2、3、4)
特開2008−48587号公報 特開2011−113269号公報 特開2012−157242号公報 特開2014−103703号公報
図1は、従来の太陽光パネルによって発電された直流電圧を交流電圧に変換する電力変換装置の一例である。同図において、10は太陽光パネルによって発電された直流電源、12は直流電源10の直流電圧を一定の電圧に昇圧可能なDC−DCコンバータ、14は直流電力を交流電力に変換するインバータ回路、16はDC−DCコンバータ12の出力に接続された電解コンデンサ16である。
太陽光パネルが発電する入力エネルギーは、雲等に遮られたりして緩やかな変化や急激な変化が発生する。また、商用電源に注入する交流電力に変換した出力エネルギーは、従来制御では大容量の電解コンデンサ16に蓄えた直流電圧を元に、商用電源の交流電圧Vaに同期した交流電圧Vaiを発生させ、出力コイルLoを通して接続し、Vaに対してVaiの位相を微妙に調整して所望の出力電流を作成し発生させている。
ここで、太陽光パネルからの入力エネルギーは直流なのに対し、出力エネルギーは交流であり、さらに太陽光の変化による入力エネルギーの変化もあるため、どうしても間を取り持つ電解コンデンサ16にはリプル等が発生する。電解コンデンサ16の電圧が高すぎれば、制御しているパワー半導体の破損につながり、反対に低すぎれば、商用電源Vaeに出力エネルギーを注入できなくなる。それ故、コンデンサ電圧を、所定の電圧範囲に収まるよう制御する必要がある。
従来の電力変換装置では、比較的大容量の電解コンデンサ16を使用しているため、コンデンサ電圧を所定の電圧範囲に収まるよう制御することは比較的容易である。しかしながら、電解コンデンサ16には寿命があり、例えば、その耐用年数は10数年程度である。このため、太陽光パネル等を屋外に設置した後に、電解コンデンサ16が寿命になると、電解コンデンサ自身を交換するか、あるいは電力変化装置そのものを交換しなければならない。そうすると、メンテナンスが煩雑であり、そのために大きなコストが発生してしまう。特に近年、太陽光パネルそのものに電力変換装置を内蔵するタイプが増加しているため、個々の太陽光パネルの保守・点検等を行うには非常に大きな労力や時間を要する。
そこで、大容量の電解コンデンサ16を、極めて寿命の長いフィルムコンデンサやセラミックコンデンサに置換することが考えられるが、これらのフィルムコンデンサ等は、電解コンデンサに比べて容量が小さいため、充電される直流電流と、放電される脈流電流(交流変換で生成される)との差電流で生じるコンデンサ電圧のリプルが大きくなってしまう。また、太陽光の変化や商用電源側で発生する電圧変動によってもコンデンサ電圧が大きく変動する。さらに商用電源側で発生する負荷変化等による電圧変動が大きいと、出力が電圧出力のため、ラインインピーダンスによっては出力電流が大きく変化することがあり、そうなるとコンデンサ電圧が急激に変化して制御し続けることが困難になり、ついには動作が停止してしまう。
本発明は、このような従来の課題を解決し、コンデンサ容量が小さくても安定してコンデンサ電圧を制御することができる電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電力変換装置は、直流電力を供給する直流源と、前記直流源の一対の電源ライン間に接続されたコンデンサを含み、前記直流源から供給された直流電力を交流電力に変換する変換手段と、前記変換手段に接続され、前記交流電力を出力する出力手段とを含み、前記出力手段は従来の電圧出力方式ではなく電流出力方式とし、前記変換手段は、前記直流源から供給される直流電力の入力エネルギーと前記出力手段から出力される交流電力の出力エネルギーとが商用電源の周波数の半サイクルの整数倍(好ましくは1〜2)の期間で一致するように出力電流を制御する。
好ましくは前記変換手段は、前記コンデンサに流れ込む電流と前記コンデンサから流れ出す電流との差分が最小となるように前記出力電流を制御する。好ましくは前記変換手段は、商用電源の周波数の半サイクルの整数倍(好ましくは1〜2)の期間の平均電圧と基準値とを比較し、前記コンデンサの電圧が基準値よりも大きいとき前記出力電流を大きくし、前記コンデンサの電圧が基準値よりも小さいとき前記出力電流を小さくする。好ましくは前記変換手段は、コンデンサの電圧が所定範囲内になるように出力電流を制御し、前記所定範囲の下限値は、前記出力手段が交流電力を商用電源に注入できる大きさであり、上限値は、前記変換手段の電子部品の耐圧に基づき決定される大きさである。好ましくは前記変換手段は、コンデンサの電圧が前記所定範囲の中心である基準値との差が小さくなるように前記出力電流を制御する。好ましくは前記変換手段は、前記電源ライン間に直列に接続された第1および第2のトランジスタと、第1の電源ラインと第2の電源ラインとの間に接続された第3および第4のトランジスタと、第1ないし第4のトランジスタに並列に接続された第1ないし第4の還流ダイオードとを含み、前記変換手段は、前記出力手段から出力される交流電流が正であるとき、PWM信号のオン期間に第1および第4のトランジスタをオンさせ、かつ第2および第3のトランジスタをオフさせ、PWM信号のオフ期間で、かつインダクタが放電期間中は第1および第4のトランジスタをオフさせ、かつ第2または第3のトランジスタの両方をオンまあは片方をオンまたは両方をオフに、インダクタが放電し切った後は第1ないし第4のトランジスタをオフさせ、前記出力手段から出力される交流電流が負であるとき、PWM信号のオン期間に第2および第3のトランジスタをオンさせ、かつ第1および第4のトランジスタをオフさせ、PWM信号のオフ期間で、かつインダクタが放電期間中は第2および第3のトランジスタをオフさせ、かつ第1または第4の両方のトランジスタをオンまたは片方をオンまたは両方をオフに、インダクタが放電し切った後は第1ないし第4のトランジスタをオフさせ、前記出力手段はインダクタを含み、PWM信号がオンの期間、インダクタが充電され、PWM信号がオフの期間、インダクタに充電された電力が放電される。好ましくは交流電流が正であるとき、PWM信号のオフ期間の一定期間に第2の還流トランジスタおよび第3の還流トランジスタを介してインダクタに充電された電力が放電され、交流電流が負であるとき、PWM信号のオフ期間の一定期間に第1の還流トランジスタおよび第4の還流トランジスタを介してインダクタに充電された電力が放電される。好ましくは第1ないし第4のトランジスタは、SicまたはGaNから構成される。好ましくは前記直流源は、太陽光発電装置によって発電された直流電力を含む。
本発明によれば、交流電力の出力エネルギーと直流電力の入力エネルギーとが商用電源の周波数の半サイクルの整数倍(好ましくは1〜2)の期間で一致するように出力電流を制御するようにしたので、コンデンサに生じるリプル電圧を所定範囲に保ちやすくすることができ、それ故、従来よりも容量の小さいコンデンサを使用して安定した電力変換を行うことができる。
従来の電力変換装置の一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る電力変換装置の構成を示す図である。 電力変換装置から出力されるターゲットの理想的な交流電流を示す図である。 本発明の実施例による変換回路の制御方法を説明する図である。 本実施例の電力変換装置の動作を説明する図である。 本実施例の電力変換装置により直流重畳された交流電流を出力するときの動作を説明する図である。 式(6)の算出方法を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施態様の電力変換装置について説明する。本発明の好ましい態様では、電力変換装置は、太陽光発電装置によって発電された直流電力を交流電力に変換する。但し、直流電力源は、太陽光発電装置に限らず、その他の再生利用可能なエネルギーや、他の電源、例えば二次電池等のバッテリーから供給されるものであってもよい。さらに本発明の好ましい態様では、電力変換装置は、変換された交流電力を売電等の目的のために電力会社等の送電ラインへ供給可能であり、そのために直流電力を50Hzまたは60Hzの周波数の交流電力に変換する。但し、これは一例であり、他の周波数の交流電力に変換されるものであってもよい。さらに本発明の好ましい態様では、電力変換装置は、従来と比較して容量の小さな電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、セラミックコンデンサを用いて構成することができる。さらに他の好ましい態様では、電力変換装置は、電解コンデンサを使用しない、いわゆる電解コンデンサレスで構成することができる。
図2は、本発明の第1の実施例に係る電力変換装置の構成例を示す図である。同図に示すように、本実施例の電力変換装置100は、太陽光パネルによって発電された直流電力を供給する直流源110と、直流源110から供給された直流電圧を昇圧する昇圧回路120と、昇圧回路120によって昇圧された直流電圧を交流電圧に変換する変換回路130と、交流電力を出力する出力部140と、変換回路130の動作を制御するコントローラ150とを備える。ここに例示する電力変換装置は、昇圧回路120を包含する例を示しているが、必ずしも昇圧回路120は必須な構成ではないことに留意すべきである。
直流源110によって供給される直流電圧Vi、直流電流Iiは任意であり、所望の値にすることができる。例えば、直流源110は、複数の太陽光パネルを直列、並列あるいは直並列に接続して生成された直流電力、あるいは単一の太陽光パネルによって生成された直流電力を供給することができる。
昇圧回路120は、例えば、直流源110からの直流電圧を一定の電圧に昇圧可能なDC−DCコンバータから構成される。直流源110が太陽光パネルから構成されるとき、太陽光パネルからの入力エネルギー(Vi×Ii)は、日照条件等に応じて変動するが、昇圧回路120は、直流源110から入力されたすべてのエネルギーがそのまま変換回路130に供給されるように直流電圧を調整する。但し、最大出力が決められている場合には、それ以上のエネルギーが送電されないように昇圧回路120に制限が掛けられ、トランジスタのオン動作を調整して入力エネルギー(Vi×Ii)が一定以下に抑えられる。なお、直流源110自身が、直流電圧を昇圧または降圧するチョッパ回路、あるいはスイッチングレギュレータ回路を含んで構成されるものであってもよい。
変換回路130は、昇圧回路120に接続され、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路である。変換回路130は、ノードN1に接続された電源ラインと、ノードN2に接続された電源ライン間に、コンデンサCoを含む。コンデンサCoは、好ましくは比較的容量の小さいコンデンサ(例えば、電解コンデンサ、フィルムコンデンサまたはセラミックコンデンサ)から構成され、コンデンサCoは、充電される直流電流と出力部140で出力される交流電流との差電流で生じるリプルを許容することができる容量を有する。
変換回路130はさらに、電源ライン間に、複数の電界効果型のトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4とを含む。トランジスタQ1、Q2が電源ライン間に直列に接続され、トランジスタQ3、Q4が電源ライン間に直列に接続される。トランジスタQ1とトランジスタQ2とを接続するノードNpが出力部140に接続され、トランジスタQ3とトランジスタQ4とを接続するノードNqが出力部140に接続され、トランジスタQ1、Q2、Q3、Q4の各ゲートは、コントローラ150に接続される。また、各トランジスタQ1、Q2、Q3、Q4に並列に還流ダイオードD1、D2、D3、D4が接続され、還流ダイオードD1、D2、D3、D4は、直流電源に電流が逆流する向きに接続される。
出力部140は、ノードNp、Nqを介して変換回路130に接続される。出力部140は、ノードNpに直列に接続されたインダクタLo、およびAC電源(商用電源)を含む。Vaは、AC電源によって与えられる交流電圧であり、出力部140は、生成された交流電流IをAC電源を介して外部へ出力する。
コントローラ150は、トランジスタQ1、Q2、Q3、Q4の各ゲートに供給されるPWM信号を生成し、トランジスタQ1、Q2、Q3、Q4のスイッチングを制御する。これにより、出力部140からPWM制御により所望の交流電力が出力させる。さらにコントローラ150は、入力電圧Vi、入力電流Ii、商用電源の電圧、電流等を監視し、後述するコンデンサCoの電圧Voの平均値Vomを算出したり、比例係数Kvを決定する。コントローラ150は、特にその構成を限定されるものではないが、例えば、ROM/RAMを含むマイクロコントローラ、マイクロプロセッサやその他の回路素子を含んで構成される。ある例では、コントローラ150は、ROM/RAM等のメモリに、PWM信号を生成するための制御プログラムを含むことができる。
次に、本実施例の電力変換装置の動作について説明する。図2Aは、ピーク電流値IAを有する理想的なターゲットとなる交流電流Ia=IAsinwtの波形を示している。電力変換装置は、このようなターゲットの交流電流Iaに近似されるような正弦波または任意の交流電流Iを出力するようにPWM制御を行う。交流電流Iの算出方法の基本原理は、半サイクルまたは半サイクルの整数倍で、直流源110からの流入パワー(電力)と、出力部140からの流出パワーとを一致させることである。半サイクルの流入パワーと流出パワーとを一致させる場合には、例えば、後述するように半サイクルの整数倍の流入パワーの平均値と流出パワーの平均値とを一致させる。
本実施例の電力変換装置は、従来のように電解コンデンサに蓄えた直流電圧に基づき商用電源の交流電圧に同期した交流電圧を発生させるのではなく、入力エネルギーと出力エネルギーとが一致するように出力電流を制御し、太陽光パネル側の発電量の変動等や商用電源側で電圧変動等が生じてもコンデンサに流れ込む電流とそこから放電される電流との差を極力小さくすることでコンデンサに生じるリプル電圧を所定範囲に保ちやすくし、それ故、容量の小さなコンデンサの使用を可能にする。
コンデンサをCo、太陽光パネルの発電による入力エネルギーをEiとする。商用電源の周波数の半サイクルの整数倍(通常は1〜2倍)の時間期間で平均をとった商用電源に注入する出力エネルギー値をEoとする。また、商用電源の周波数の半サイクルの整数倍(通常は1〜2倍)の時間期間で平均(好ましくは移動平均)をとったコンデンサ電圧VoをVomとする。
決められた時間期間において、出力エネルギーEoを常に入力エネルギーEiと一致させるように設定し続ける。すなわち、
Eo=Kv×Ei・・・(A)
とすることで、コンデンサCoには、直流の入力エネルギーEiによる電流の流れ込みと、交流の出力エネルギーEoによる電流の流れ出し(位相により流れ込みの時もあり)の差電流によるリプル電圧が発生するが、入力エネルギーEiと出力エネルギーEoとが等しくなるような電流制御を行うことで、上記平均時間内でのコンデンサCoに流れ込む電流と流れ出す電流の和をほぼゼロにし、リプル電圧を極力小さくすることができる。上記式(A)において、Kvは比例係数であり、理想的にはKv=1であるが、起動時や経年変化やインダクタ等の部品のバラツキ等が生じるとき、係数Kvを1以外に調整することが望ましい。例えば、コンデンサ電圧Voの平均値Vomが所定範囲の電圧の中心になるように係数Kvを調整することで、平均値Vomを一定に制御することができる。
上記(A)式から解るように、入力エネルギーEiの急激な変化が生じても、即座に出力エネルギーEoの値に反映されるために、入力エネルギーEiの急激な変化によるコンデンサ電圧Voの変化の影響は限定され、その平均値Vomの変動が抑えられ、コンデンサ電圧Voを所定の電圧範囲に収めることが容易となる。電解コンデンサの電圧が高すぎれば、制御しているパワー半導体の破損につながり、反対に低すぎれば商用電源に出力エネルギーを注入できなくなり、このような上限と下限とによって定まる範囲が、上記した所定の電圧範囲である。
次に、図2Bを参照して具体的な動作例について説明する。コントローラ150は、コンデンサ電圧Voが、決められた中心電圧Vcenとなるような制御を行う。好ましくは、商用電源の周波数の半サイクルの整数倍(通常は1〜2倍)の時間期間で移動平均を算出することで平均値Vomを求め、当該平均値Vomと中心電圧Vcenとを比較し、その差分に基づき電流出力を制御する。中心電圧Vcenは、上記した所定の電圧範囲内の予め決められた値である。
コントローラ150は、平均値Vomと予め決められたVcenとを比較し、
Vom>Vcenならば、最大電流を増やしてVomを下げ、
Vom<Vcenならば、最大電流を減らしてVomを上げ、
これにより、VomがVcenに一致するような電力制御を行う。
図2Bに示すように、ノードN1には、半波の電流Ioが生成される。一方、電圧Voは、電流Ioが極大または極小のとき(時刻to、t1、t2、t3、t4、t5、t6)、ほぼ電圧値Vomとなり、その中間で極大、極小となる。商用電源の半サイクルの整数倍の時間で電圧Voの移動平均から平均値Vomが算出される。
ここで、出力電流値Ioは、Io=IOsin(wt)・Kvで表されるとする。平均値Vom=Vcenの制御を行うとき、実際には、起動時やコンデンサやインダクタ等の素子のバラツキや経年変化等によって出力部140から出力される交流電力が徐々に変動することがある。このような変動は比例係数Kvによって補正することができる。
平均値Vom>Vcenであるならば(図中の破線VomHで示す)、比例係数Kvが大きくなるように設定され、電流Ioを大きくすることで電圧Voが下げられる。反対に、平均値Vom<Vcenであるならば(図中、破線VomLで示す)、出力電流値の比例係数Kvが、小さくなるように設定され、電流Ioを小さくすることで電圧Voが上昇される。比例係数Kvの大きさは、平均値Vomと中心値Vcenとの差分(|Vom−Vcen|)の大きさに比例するように設定される。また、積分制御も付加することで差分を極小にすることができる。この制御は、電流ハンティング等が生じないようにコントローラ150によってトランジスタTrのスイッチング等が適切に行われることが望ましい。
このように本実施例によれば、直流電力の入力エネルギーと交流電力の出力エネルギーとが一致するように出力電流を制御するようにしたので、コンデンサCoに流れ込む電流とそこから流れ出す電流の差をゼロまたはゼロに近づけ、コンデンサに生じるリプル電圧を極力所定範囲に保ちやすくすることができる。このため、従来と比較して容量の小さなコンデンサを利用して安定的な電力変換を行うことが可能になる。また、電解コンデンサに代えて、寿命が長いフィルムコンデンサやセラミックコンデンサの使用も可能になり得る。
次に、本実施例の変換回路130の具体的なPWM制御について説明する。図3は、出力部140から出力される交流電流Ioが正のとき(Io>0)の変換回路130の動作例を示し、図4は、本実施例の変換回路130により直流重畳された交流電流を出力するときの動作例を示す。
コントローラ150は、交流電流Iと交流電圧Vaとの位相差を制御することができるようにパルス幅が制御されたPWM信号を生成し、このPWM信号に基づきトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4のスイッチングを制御する。本実施例では、トランジスタQ1、Q2、Q3、Q4は、出力部140を流れる交流電流Ioが正のときと、負0のときで異なる動作をするように見えるが、トランジスタQ1とQ3、Q2とQ4を入れ替えれば全く同じ動作となる。よって、以下、Ioが正の時のみの例を示す。
コントローラ150から出力されるPWM信号は、設定されたデューティ比に従い、トランジスタQ1、Q4がオンする期間(TON)と、すべてのトランジスタがオフする期間(TOFF)とを有する(インダクタの放電期間は、トランジスタQ2またはQ3がオンしていてもオフしていても動作はほとんど変わらないため、以下すべてオフとする)。TONの期間、トランジスタQ1、Q4がオンし、トランジスタQ2、Q3がオフし、ノードN1には、昇圧回路120によって昇圧された電圧Voが供給される。そして、ノードN1から、トランジスタQ1、ノードNp、インダクタLo、AC電源、ノードNq、トランジスタQ4、ノードN2を介して電流Ioが流れ、インダクタLoに電力が充電される。この電流経路は、図3(A)に実線で示されている。
PWM信号がオフする期間(TOFF)、すべてのトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4がオフされる(但し、PWM信号がオンからオフに切替わる時点からdt2(インダクタLoの放電期間)は、トランジスタQ1、Q4がオフであり、トランジスタQ2、Q3はオンまたはオフであってもよい)。このとき、ノードN2から、還流ダイオードD2、ノードNp、インダクタLo、AC電源、ノードNq、還流ダイオードD3、ノードN1に電流Ioが流れ、インダクタLoに蓄えられた電力が放電される。電流Ioの流れる方向は、TON期間と同一の方向である。この電流経路は、図3(A)に破線で示されている。
図3(B)に、PWM信号、インダクタLoに流れる電流io、インダクタLoの両端の電圧Vのタイミングチャートを示す。PWM信号のオン期間(TON)の間、すなわち、dt1の時間期間、インダクタLoが充電されるように電流が流れ、引き続き、PWM信号がオンからオフに切り替わる時点からdt2の時間期間、インダクタLoが放電されるように電流が流れる。放電終了後の時間期間dt3は、電流が全く流れない期間である。図4は、dt1+dt2=dt、dt3=0の場合で、いわゆる直流重畳した場合の変換動作の例を示している。この場合は、インダクタLoの放電電流を流し切る前に再びインダクタLoに充電が開始される。このように、PWM信号の1周期の間、インダクタLoへの充電および放電により、AC電源に+からーの方向に電流が流される。また、時間期間dt1において、Vo=V+Vaとなるため、インダクタLoの両端に生じる電圧Vは、V=Vo−Va>0となる。一方、時間期間dt2において、−V=Vo+Vaとなるため、インダクタLoの両端に生じる電圧Vは、V=−Vo−Va<0となる。
PWM信号がオフする期間(TOFF)、すべてのトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4がオフされる。このとき、ノードN2から、還流ダイオードD4、ノードNq、AC電源、インダクタLo、ノードNp、還流ダイオードD1、ノードN1に電流Ioが流れ、インダクタLoに蓄えられた電力が放電される。電流Ioの流れる方向は、TON期間と同一の方向である。この電流経路は、図4(A)に破線で示されている。
図3(B)、図4に、PWM信号、インダクタLoに流れる電流io、インダクタLoの両端の電圧Vのタイミングチャートを示す。PWM信号のオン期間(TON)の間、すなわち、dt1の時間期間、インダクタLoが充電されるように電流が流れ、引き続き、PWM信号がオンからオフに切り替わる時点からdt2の時間期間、インダクタLoが放電されるように電流が流れる。図3(B)の放電終了後の時間期間dt3は、電流が全く流れない期間である。このように、PWM信号の1周期の間、インダクタLoへの充電および放電により、AC電源に−から+方向に電流が流される。また、時間期間dt1において、インダクタLoの両端に生じる電圧Vは、V=Vo−Va>0となり、時間期間dt2において、インダクタLoの両端に生じる電圧Vは、V=−Vo−Va<0となる。この関係は、電流Ioと電圧Vaとが同相でなくても成立する。つまり、電流Ioと電圧Vaとが同相とならないとき、インダクタLoに蓄積された電力を、還流ダイオードを介してコンデンサCoに回生することができる。
ここで、図3(B)のように時間期間dt3>0となるようにパラメータを設定する。電流Ioは、電流ioの時間期間dtの平均値、iopを、電流ioのピーク値すると、dt期間の平均値である電流Io、ピーク値iopは、次の式により表される。
Figure 0006144374
dt>dt1+dt2のとき、dt1、dt2を求めると、式(2)、(3)のようになる。
Figure 0006144374
ここで、式(2)を式(3)で除すると、式(4)が求められる。
Figure 0006144374
式(4)を式(1)に代入することにより、式(5)が求められる。
Figure 0006144374
これらの式からdt2およびiopを消去すると、式(6)が求められる。なお、式(6)の算出方法を図5に示す。
Figure 0006144374
PWM=dt1/dtなので、式(6)の平方根となり、PWMは式(7)で表される。
Figure 0006144374
ここで、単にサイン波の出力電流を得たいのであれば、最大電流をIOとすれば、
Io=IOsin(wt)
(但し、VAを最大出力電圧とすると、Eo=IO×VA/2からIO=2Eo/VA)
とすればよい。
また、電流Ioと電圧Vaとを同相にしたいのであれば、
Io=Kv×kVa
とすればよい。例えば、Va=VAsin(wt)のときは、k=2Eo/VAとなる。
さらに、力率を変更したいのであれば、電圧Vaの値を測定時から一定時間遅延させた値Va’を使用すれば、
Io=kVa’
とすれば、力率を自由に変更することができる。
また、sin(wt)やVaの代わりに、任意の波形データを用いれば、任意の波形を出力させることも可能である。
出力電流センサレスで制御したい場合は、直流重畳させないように、常に、dt>dt1+dt2となるように回路定数を選択する。すなわち、この制御は、VoがVoの最小電圧VoMINより高くないと、インダクタLoの電圧Vがdtの間でゼロにならず、電流が繋がってしまい、電流の制御ができなくなる。
次に、VoMINの計算方法について説明する。先ず、dt1+dt2は、式(8)で表される。
Figure 0006144374
数式(1)、(8)とから式(9)が算出される。
Figure 0006144374
数式(9)はさらに数式(10)で表され、数式(10)は、(dt1+dt2)/dtの値が1以下のとき成立する。
Figure 0006144374
従って、数式(11)の関係が求められる。
Figure 0006144374
数式(11)の2次方程式を解くと、数式(12)の解を得ることができる。
Figure 0006144374
Ioを最大に、|Va|を最大にしたとき、数式(12)を満たすVoに設定される。
ここで、出力が200W(200V×1A)とすると、交流電流の実効値=1A、交流電圧の実効値=200V、Io=1.4A、Va=280V、dt=10μs、Lo=100μHとすると、電圧Voは、約452V以上必要となる。インダクタLoが50μHであれば、341V以上が必要になる。
このように本実施例によれば、数式(7)に表されるPWMの計算式は、測定電圧Vi、Vo、Vaのみを含み、測定電流を含まないため、電流センサレスによる制御が可能になる。この構成は、高速性を要求されないためノイズに強く、さらに部品点数の削減により低コスト化を図ることができる。
直流重畳させたい場合は、インダクタLoを大きく設定する。その場合でも、dt3>0の場合は、上記の式(7)のPWM値を使用すれば良い。
式(9)から変形して求めて、
dt>(dt1+dt2) ・・・(13)
となる場合は、図4において、
is−ie=dt1’(Vo−Va)/Lo ・・・(14)
ie−iop=dt2’(−Vo−Va)/Lo ・・・(15)
dia=ie−is
=(dt1’(Vo−Va)+dt2’(−Vo−Va))/Lo ・・・(16)
と置くと、これは、dt期間における出力電流の増分となる。なお、直流重畳させるとき、PWM信号がオフの期間、トランジスタQ1、Q4がオフであり、トランジスタQ2、Q3はオンまたはオフのいずれであってもよい(すなわち、トランジスタQ1〜Q4のすべてがオフである必要はないが、好ましくはオンであった方が損失が少なくなる。
diaからPWMを求める。式(16)からdt2を消去し、dt1’/dtを求めると、
dt1’=(Lo・dia−dt(−Vo−Va))/(2Vo)
PWM=dt1’/dt=
(dia(Lo・dt)+Vo+Va)/(2Vo)・・・(17)
diaを求めるには、次の目標の出力電流から現在の出力電流(通常、電流センサで測定する)を引けばよい。また、必ずしも電流センサで測定しなくても、半サイクルでは必ずインダクタLoの放電し切る所が存在するので、回路定数を精度良く設定できれば計算で置きかえることも可能である。
出力電流が負の場合は、式(17)のdiaとVaを−diaと−Vaに置き換えればよい。
しかし、式(17)を電流センサで制御する場合は、不安定となることがあるので、出力電流の増分を正確にdiaに一致させるのではなく、それ以下(例えば、数分の1)にした方がより安定化される。
本実施例の好ましい態様では、電圧Voが高電圧になるため、変換回路130のトランジスタは、耐圧が高く、オン抵抗が小さく、高速スイッチングが可能である、高効率のSiCまたはGaNのFETから構成することができる。変換回路130のスイッチング周波数を高速化することで、インダクタLoのインダクタンスを小さくすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、請求項の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100:電力変換装置 110:直流源
120:昇圧回路 130:変換回路
140:出力部 150:コントローラ

Claims (10)

  1. 直流電力を供給する直流源と、
    前記直流源の一対の電源ライン間に接続されたコンデンサを含み、前記直流源から供給された直流電力を交流電力に変換する変換手段と、
    前記変換手段を制御する制御手段と、
    インダクタを含み、当該インダクタを介して前記変換手段に接続され、前記交流電力を出力する出力手段とを含み、
    前記制御手段は、前記直流源から供給される直流電力の入力電力Eiと前記出力手段から出力される交流電力の出力電力Eoとが商用電源の周波数の半サイクルの整数倍の期間でEo=Kv×Ei(Kvは、係数)となるように出力電流を制御するものであり、前記制御手段は、前記コンデンサの平均電圧が一定範囲の中心になるようにKvを調整する、電力変換装置。
  2. 前記一定範囲の下限値は、前記出力手段が交流電力を商用電源に注入できる大きさであり、上限値は、前記変換手段の電子部品の耐圧に基づき決定される大きさである、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記制御手段は、商用電源の周波数の半サイクルの整数倍の期間の前記コンデンサの平均電圧と基準値とを比較し、前記コンデンサの平均電圧が基準値よりも大きいとき前記出力電流を大きくし、前記コンデンサの平均電圧が基準値よりも小さいとき前記出力電流を小さくするようにKvの値を調整する、請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記制御手段は、前記コンデンサの平均電圧が前記一定範囲の中心である基準値との差が小さくなるように前記出力電流を制御する、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記変換手段は、前記電源ライン間に直列に接続された第1および第2のトランジスタと、第1の電源ラインと第2の電源ラインとの間に直列に接続され、かつ第1および第2のトランジスタと並列の第3および第4のトランジスタと、第1ないし第4のトランジスタにそれぞれ並列に接続された第1ないし第4の還流ダイオードとを含み、
    前記制御手段は、前記出力手段から出力される前記出力電流が正であるとき、PWM信号のオン期間に第1および第4のトランジスタをオンさせ、かつ第2および第3のトランジスタをオフさせ、PWM信号がオンからオフに切り替わる時点からの時間期間である第1の放電期間に少なくとも第1および第4のトランジスタをオフさせ、第2および第3のトランジスタのオン/オフは任意であり、かつ前記第1の放電期間後のPWM信号のオフ期間に第1ないし第4のトランジスタをオフさせ、前記出力手段から出力される前記出力電流が負であるとき、PWM信号のオン期間に第2および第3のトランジスタをオンさせ、かつ第1および第4のトランジスタをオフさせ、PWM信号がオンからオフに切り替わる時点からの時間期間である第2の放電期間に少なくとも第2および第3のトランジスタをオフさせ、第1および第4のトランジスタのオン/オフは任意であり、かつ前記第2の放電期間後のPWM信号のオフ期間に第1ないし第4のトランジスタをオフさせ、
    PWM信号がオンの期間、前記インダクタが充電され、PWM信号がオフの前記第1および第2の放電期間に、前記インダクタに充電された電力が放電される、請求項1ないし4いずれか1つに記載の電力変換装置。
  6. 交流電流が正であるとき、前記第1の放電期間に第2の還流ダイオードおよび第3の還流ダイオードを介してインダクタに充電された電力が放電され、交流電流が負であるとき、前記第2の放電期間に第1の還流ダイオードおよび第4の還流ダイオードを介してインダクタに充電された電力が放電される、請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記制御手段は、交流電力を出力させるとき、次式に従いPWM信号を生成する、請求項6に記載の電力変換装置。
    Figure 0006144374
    ここで、PWM=dt1/dt、Voはコンデンサの電圧、Vaは出力手段から出力される交流電力の電圧、Loは出力手段のインダクタのインダクタンス、dtはPWM信号のオン期間とオフ期間の合計である1周期、dt1はPWM信号のオン期間、dt2は前記第1の放電期間または前記第2の放電期間、Ioは出力電流、iopはPWM信号がオンのdt1期間にインダクタLoを充電する電流のピーク値である。また、Ioが負の時はVaが−Vaに置き換えられる。
  8. 前記制御手段は、次式を満足するVoに従い上記PWM信号を生成する、請求項7に記載の電力変換装置。
    Figure 0006144374
  9. 第1ないし第4のトランジスタは、SiCまたはGaNから構成される、請求項5に記載の電力変換装置。
  10. 前記直流源は、太陽光発電装置である、請求項1ないし9いずれか1つに記載の電力変換装置。
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