JP4878645B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関し、特に分散電源を系統に連系するパワーコンディショナ等に用いる電力変換装置に関するものである。
従来のパワーコンディショナでは、例えばソーラパワーコンディショナに示されるように、太陽電池である分散電源からチョッパを用いて昇圧し、その後段にPWM制御のインバータを挿入して、出力の交流電圧を発生している。
このような従来のパワーコンディショナの基本的な動作を以下に示す。太陽電池から出力される直流電力は、パワーコンディショナの内部制御電源を駆動し内部回路が動作可能になる。チョッパ回路を用い、太陽電池の電圧を、系統へ連系するのに必要となる電圧まで昇圧する。インバータ部は4つのスイッチから構成され、系統電圧に同期した位相の出力電流となるようPWMスイッチングを行う。このように出力に短冊状の波形を出力し、出力する時間比率を変えることによって出力の平均電圧をコントロールし、出力された電圧は出力側に設けられた平滑フィルタによって平均化し、系統へは交流電力が出力される(例えば、非特許文献1参照)。
「ソーラーパワーコンディショナ形KP40Fの開発」OMRON TECHNICS Vol.42 No.2(通巻142号)2002年
太陽光電圧を系統に連系させる従来のパワーコンディショナでは、インバータの出力電圧の最大値は、チョッパによる昇圧電圧の大きさによって決まる。このため、例えば200Vの交流電圧を出力する場合には、昇圧された直流電圧は282V以上が必要であり、通常は余裕を見てさらに高く設定されている。太陽光電圧の出力電圧は、通常200V程度、あるいはそれ以下であり、上述したように282V以上に昇圧する必要がある。昇圧率が高くなるとチョッパ部のスイッチング素子やダイオードの損失が大きくなり、パワーコンデショナ全体の効率が低下してしまうという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、太陽光などの直流電源からの電力を交流に変換して系統や負荷に出力する電力変換装置において、各部の損失を低減して変換効率の向上を図ることを目的とする。
この発明による電力変換装置は、直流電源の直流電力を交流電力に変換する単相インバータの交流側を複数直列接続し、上記複数の単相インバータの中から選択された所定の組み合わせによる各発生電圧の総和により出力電圧を階調制御する。上記各単相インバータの入力となる複数の上記直流電源は、電圧が最大である第1の直流電源と、その他の1あるいは複数の第2の直流電源とから成り、上記第1の直流電源は昇圧回路を介して第3の直流電源から生成される。そして、上記各第2の直流電源の該各単相インバータを介した放電と充電とによる総変動電力量が小さくなるように、上記第1の直流電源を入力とする単相インバータの出力パルス幅を調整するものである。
この発明による電力変換装置は、第3の直流電源の電圧を昇圧する昇圧回路の出力電圧より高い電圧を出力可能となり、昇圧回路の昇圧率を低減できて損失を低減できる。また各第2の直流電源の各単相インバータを介した放電と充電とによる総変動電力量が小さくなるように、上記第1の直流電源を入力とする単相インバータの出力パルス幅を調整するため、DC/DCコンバータを介して授受される電力量を容易な調整で抑制することができ、損失を抑制できる。このため、変換効率の高い電力変換装置が得られる。
この発明の実施の形態1によるパワーコンディショナを示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1による各単相インバータの出力パターンと出力電圧波形を示す図である。 この発明の実施の形態1によるインバータのPWM制御における出力電圧波形を示す図である。 この発明の実施の形態1による各単相インバータの出力パターンと出力階調との関係を示す図である。 この発明の実施の形態1による各単相インバータの直流電圧条件と出力電圧波形を示す図である。 この発明の実施の形態1によるチョッパ回路の動作を示す図である。 この発明の実施の形態2による各単相インバータを介して流出する電荷量を示す図である。 この発明の実施の形態2による各単相インバータを介する電力変動量と電圧利用率との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2によるチョッパ回路の動作を示す図である。 この発明の実施の形態3による各単相インバータの出力電圧波形を示す図である。 この発明の実施の形態4によるパワーコンディショナを示す概略構成図である。 この発明の実施の形態4による各単相インバータの出力電圧波形を示す図である。 この発明の実施の形態5によるパワーコンディショナを示す概略構成図である。 この発明の実施の形態5の別例によるパワーコンディショナを示す概略構成図である。 この発明の実施の形態6によるパワーコンディショナを示す概略構成図である。 この発明の実施の形態7による出力パルス調整を説明する図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による電力変換装置(以下、パワーコンディショナと称す)を図について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるパワーコンディショナを示す概略構成図である。図1(a)に示すように、複数(この場合3個)の単相インバータ3B-INV、2B-INV、1B-INVの交流側を直列に接続して単相多重変換器であるインバータユニット1を構成する。また、第3の直流電源としての太陽光による直流電源2の後段に、IGBT等のスイッチング素子(以下、スイッチと称す)3a、リアクトル3bおよびダイオード3cから成る昇圧回路としてのチョッパ回路3が設置されている。チョッパ回路3は直流電源2で得られた直流電圧Vを昇圧し、第1の直流電源となる平滑コンデンサ4に充電される電圧Vが得られる。
各単相インバータ3B-INV、2B-INV、1B-INVは、図1(b)に示すように、ダイオードを逆並列に接続した複数個のIGBT等の自己消弧型半導体スイッチング素子で構成されて、直流電力を交流電力に変換して出力し、それぞれの入力の直流電源部分は双方向DC/DCコンバータ5にて接続される。
これらの単相インバータ3B-INV、2B-INV、1B-INVは出力として正負およびゼロの電圧を発生することができ、インバータユニット1は、これらの発生電圧を組み合わせた総和としての電圧Vを階調制御により出力する。この出力電圧Vはリアクトル6aおよびコンデンサ6bから成る平滑フィルタ6により平滑され、交流電圧Voutを系統あるいは負荷に供給する。
また、3B-INVの入力となる直流電源(第1の直流電源)は平滑コンデンサ4に相当し、その電圧V3B(=V)は、他の単相インバータ2B-INV、1B-INVの入力となる直流電源(第2の直流電源)の電圧V2B、V1Bよりも大きく、V3B、V2B、V1Bは所定の電圧比になるようにDC/DCコンバータ5にて制御される。なお、V1B、V2B、V3Bは各インバータ1B-INV、2B-INV、3B-INVの直流電源電圧を示すため、以後、各インバータの入力となる直流電源を便宜上、直流電源V1B、直流電源V2B、直流電源V3Bと記載する。
ここで、V1B、V2B、V3Bの関係を1:3:9とする。このとき図2(a)に示されるように3つのインバータ1B-INV、2B-INV、3B-INVの出力パターンをうまく組み合わせると、インバータユニット1の出力電圧Vは、0〜13の14階調の出力電圧が選択できる。これにより、図2(b)に示すように、ほぼ正弦波の出力電圧波形11となる出力電圧Vが得られ、平滑フィルタ6に入力される。さらに、図3に示されるように、各階調レベルにおいてPWM制御を併用すれば、より高精度に電圧波形をコントロールできる。なお、図2(a)で示した各インバータの出力パターンは、1が正電圧発生、−1が負電圧発生、0がゼロ電圧発生を表す。
1B、V2B、V3Bの関係は1:3:9以外でもよく、1:2:4から1:3:9まで各種のパターンにより、出力電圧Vはそれぞれ連続的な階調レベルの変化が可能である。それぞれの場合について、各インバータ1B-INV、2B-INV、3B-INVの出力パターンとそれらを直列接続したインバータユニット1の出力電圧Vの階調レベルとの関係を図4のA〜Jの論理表に示す。また、これらの内、1:3:9の場合が、最もレベル数が多くなり高精度な出力電圧波形が期待できる。なお、各階調レベルにおいてPWM制御を併用すれば、より高精度に電圧波形をコントロールできる。各階調レベルにおいて電圧の出力方法にPWM制御を加えるには、V1B、V2B、V3Bの電圧関係によっては、複数の単相インバータの出力にPWM制御を加える必要がある。
また、PWM制御を前提とした場合、直流電源V1Bの電圧が図4で示した電圧関係よりも大きいものであっても良く、図5(a)に示すように、PWM制御による電圧制御に加え、各階調レベル間はΔVだけオーバーラップするため、より連続的な波形出力が可能となる。図4のA〜Jの論理表に対応する条件Ax〜Jxを図5(b)に示す。例えば条件Jxでは、ΔV=V1B−V3B/9となる。
ところで、200Vの交流出力に必要な最大出力電圧は約282Vであり、インバータユニット1の出力電圧Vは、最大でV1B+V2B+V3Bまで出力できる。このためV1B+V2B+V3Bが約282V以上であれば、パワーコンディショナは200Vの交流出力が可能になる。V1B+V2B+V3Bは、チョッパ回路3で昇圧された電圧であるV3Bより大きく、例えば、V1B、V2B、V3Bの関係が1:3:9の場合、V3Bの13/9倍となる。即ち、V3Bが約195V以上のときV1B+V2B+V3Bは282V以上となり、これが交流出力の条件となる。
このようなパワーコンディショナのチョッパ回路3における太陽光電圧に対する動作電圧およびそのときの効率推定値を図6に示す。図6に示すように、直流電源2で得られた直流電圧(太陽光電圧)Vが、所定の電圧Vm1(195V)までIGBTスイッチ3aをオンオフして該電圧Vm1に昇圧し、所定の電圧Vm1を超えるとIGBTスイッチ3aを停止する。
このように、太陽光電圧Vが195V以上であれば、昇圧動作をしなくても所定の交流出力を得ることができるため、このときチョッパ回路3の昇圧動作を停止する。太陽光電圧Vの増加と共に昇圧率が低下してチョッパ回路3の効率が良くなるが、IGBTスイッチ3aを停止すると損失が大幅に低下し、ダイオード3cの導通損失のみとなる。従って、太陽光電圧Vが195Vを境に効率が急に増加する。195Vよりさらに高くなると太陽光電圧Vの増加に伴い電流が低下しダイオード3cでの導通損失が低下するから(同一パワー条件)、パワーコンデショナ全体の効率が増加する。
この実施の形態では、太陽光電圧Vをチョッパ回路3で昇圧した直流電圧V3Bを直流源とした単相インバータ3B-INVと、他の単相インバータ2B-INV、1B-INVとの交流側を直列に接続して、各インバータの発生電圧の総和にて出力電圧を得るようにパワーコンデショナを構成したため、チョッパ回路3で昇圧した直流電圧V3Bよりも高い電圧を出力することができ、チョッパ回路3の昇圧率を低減できて損失を低減できる。また、電圧V3Bの動作領域を、パワーコンデショナの出力電圧の最大値よりも低電圧領域とすると、チョッパ回路3の昇圧率を確実に低減できて損失を低減できる。さらに、太陽光電圧Vが所定の電圧Vm1(195V)を超えるとき、IGBTスイッチ3aを停止して昇圧動作を停止するため、上述したように昇圧に係る損失を大きく低減することができ、変換効率の高いパワーコンデショナが得られる。
実施の形態2.
次に、図1で示した同様の回路構成であるパワーコンディショナにおいて、DC/DCコンバータ5の効率を向上したものを以下に説明する。
図1に示すように、各インバータ1B-INV、2B-INV、3B-INVの入力となる直流電源V1B、V2B、V3Bは双方向DC/DCコンバータ5にて接続される。このDC/DCコンバータ5は、各インバータの直流電源V1B、V2B、V3Bの電圧比を一定にしつつ、余剰もしくは不足のエネルギを互いに供給し合うものである。
ここで、パワーコンディショナから出力される交流電圧Voutの最大値(波高値)をVmとし、電圧利用率=Vm/(V1B+V2B+V3B)とする。この電圧利用率と各インバータを介した充放電による直流電源V1B、V2B、V3Bの変動電力量との関係を以下に説明する。
各インバータの直流電源V1B、V2B、V3Bの電圧比が1:3:9の関係のときに、パワーコンディショナに接続される負荷に正弦波で力率1の電流を流した場合、各インバータを介して流出する電荷量を電圧利用率が1の場合と0.85の場合とについて図7に示す。図において、1B電荷量、2B電荷量、3B電荷量は、各インバータ1B-INV、2B-INV、3B-INVを介した放電と充電とにより直流電源V1B、V2B、V3Bから流出した電荷量である。
図7(a)、図7(b)に示すように、直流電源V1B、V2Bが各インバータを介して流出する電荷量は、電圧利用率が0.85の場合の方が1の場合に比べ大幅に小さいことがわかる。
図8は、横軸に電圧利用率を、縦軸に電力量を表し、直流電源V1B、V2Bが各インバータを介した充放電により変動する電力量を示す。1B電力、2B電力は、1B-INVの直流電源V1Bの変動電力量、2B-INVの直流電源V2Bの変動電力量であり、これらを加算した(1B電力+2B電力)を併せて図示する。変動電力量が正の時は、放電量が充電量より大きく、負の時は充電量の方が大きい。
図に示すように、(1B電力+2B電力)は、電圧利用率P(=約0.83)でゼロとなる。また、1B電力の絶対値と2B電力の絶対値との和は、電圧利用率Q(=約0.845)で最小となる。
以上のような特性から、この実施の形態では、パワーコンディショナの電圧利用率=Vm/(V1B+V2B+V3B)をPまたはQとなるように制御する。これによりインバータ1B-INV、2B-INVの各直流電源V1B、V2Bが各インバータを介した充放電により変動する電力量を略0あるいは最小にすることができる。従って、インバータ3B-INVの直流電源V3B(平滑コンデンサ4)からDC/DCコンバータ5を介して各直流電源V1B、V2Bに授受される電力量を最も低減でき、このためDC/DCコンバータ5の損失が低減できてパワーコンディショナの効率を向上できる。
なお、直流電源V3B(平滑コンデンサ4)からDC/DCコンバータ5を介して各直流電源V1B、V2Bに授受される電力量が最小となるのは、各インバータ1B-INV、2B-INVの出力パターンが同じ場合は(1B電力+2B電力)の大きさが最小であれば良いが、各出力パターンが異なる場合は、1B電力の絶対値と2B電力の絶対値との和を演算して最小である場合を求める必要がある。このため、各インバータ1B-INV、2B-INVの出力パターンに応じて電圧利用率をPまたはQとなるように制御する。
パワーコンディショナの電圧利用率をPとするには、例えばV1B、V2B、V3Bの比が1:3:9の関係のとき、V3Bを(Vm/P)・(9/13)とすれば良く、このときの電圧値をVmpとする。200Vの交流電圧Voutでは、Vm=約282Vであり、P=約0.83であるため、Vmp=約235Vとなる。
従って、太陽光電圧Vをチョッパ回路3で昇圧した直流電圧V3BをVmp(=約235V)にすることにより、パワーコンディショナの電圧利用率をPに制御できる。
電圧利用率をQに制御するのも、同様にVmQ=(Vm/Q)・(9/13)を演算してチョッパ回路3の出力電圧V3BをVmQにすれば良い。
次に、パワーコンディショナのチョッパ回路3における太陽光電圧に対する動作電圧を図9に示す。
図9(a)は、パワーコンディショナの電圧利用率を常にPとする場合で、IGBTスイッチ3aはオンオフ動作を続け、直流電源2で得られた直流電圧(太陽光電圧)VをVmp(=約235V)に常に昇圧する。これにより、常にDC/DCコンバータ5の損失が低減できてパワーコンディショナの効率を向上できる。
図9(b)では、所定の交流出力を得るために昇圧が必要なとき、即ち太陽光電圧Vが上記実施の形態1で示した電圧Vm1(195V)以下のとき、IGBTスイッチ3aをオンオフして太陽光電圧VをVmp(=約235V)に昇圧する。そして太陽光電圧Vが電圧Vm1を超えるとIGBTスイッチ3aを停止する。
このように、昇圧が必要な区間ではDC/DCコンバータ5の損失が低減できる電圧に昇圧し、昇圧動作をしなくても所定の交流出力が得られる場合は、チョッパ回路3の昇圧動作を停止してチョッパ回路3の損失を大幅に低減しダイオード3cの導通損失のみとする。また太陽光電圧Vの増加に伴い電流が低下しダイオード3cでの導通損失も低下する。このように、DC/DCコンバータ5の損失低減とチョッパ回路3の損失低減とが併せて得られるようにチョッパ回路3を動作させるため、パワーコンディショナ全体の効率を精度良く向上できる。
なお、上記実施の形態では、パワーコンディショナの電圧利用率=Vm/(V1B+V2B+V3B)をPまたはQとなるように制御したが、電圧利用率をPまたはQの近傍に制御することで直流電源V1B、V2Bの各インバータを介した変動電力量は充分小さくでき、変動電力量を所定量以下に制御できる。
また、図8で示されるように、電圧利用率を0.8〜0.9で制御すると、変動電力量を所定の範囲に抑制でき、DC/DCコンバータ5の損失低減の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、V1B、V2B、V3Bの比が1:3:9の関係のときについて示したが、電圧利用率と各インバータを介した充放電による直流電源V1B、V2Bの変動電力量との関係は、電圧利用率の動作ポイントこそ異なるが、図4や図5に示した各パターンにおいても同様である。このため、それぞれの場合に対して、直流電源V1B、V2Bの変動電力量が小さくなるように電圧利用率をPまたはQに制御することで、同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態のインバータユニット1の出力電圧Vの各階調レベルにおいてPWM制御を併用しても良く、平均的な出力電圧に変化はないため同様の効果が得られる。
実施の形態3.
次に、図1で示した同様の回路構成であるパワーコンディショナにおいて、各インバータの直流電源V1B、V2B、V3Bの電圧関係を、V1B=V2B≧(2/9)・V3Bとした場合について説明する。即ち、インバータ1B-INV、2B-INVの直流電源V1B、V2Bの電圧が等しくかつ、両者の合計が(4/9)・V3Bに等しいか大きい。
各インバータ1B-INV、2B-INV、3B-INVの出力電圧波形を図10に示す。図10に示すようにインバータ1B-INVおよびインバータ2B-INVは、目標の出力電圧とインバータ3B-INVの出力電圧との差分を補うようにPWM制御により出力される。この場合、インバータ1B-INVの出力とインバータ2B-INVの出力は等しいため、出力する電力量も等しく直流電源V1B、V2B間で各インバータを介した電力授受はない。このため、インバータ3B-INVの直流電源V3BからDC/DCコンバータ5を介して各インバータ1B-INV、2B-INVの直流電源V1B、V2Bに電荷が供給もしくは需給されることとなる。
また、太陽光電圧Vを昇圧するチョッパ回路3を、出力電圧V3BをVmp(=(Vm/P)・(9/13))として動作させて、図8で示したように電圧利用率をPとし、直流電源V1B、V2Bが各インバータを介した充放電により変動する電力量の和(1B電力+2B電力)がゼロとなるように制御する。これによりインバータ3B-INVの直流電源V3BからDC/DCコンバータ5を介して各直流電源V1B、V2Bに授受される電力量を最小にでき、DC/DCコンバータ5の損失が最も低減できてパワーコンディショナの効率を向上できる。また、2つのインバータ1B-INV、2B-INVは、直流電源V1B、V2Bの電圧が等しく、出力も等しいため、インバータユニット1の構成が簡素で制御も容易である。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4によるパワーコンディショナを図について説明する。
図11は、この発明の実施の形態4によるパワーコンディショナを示す概略構成図である。図に示すように、複数(この場合2個)の単相インバータ3B-INV、2Ba-INVの交流側を直列に接続して単相多重変換器であるインバータユニット1aを構成する。また、単相インバータ3B-INV、2Ba-INVの入力となる各直流電源(第1の直流電源、第2の直流電源)V3B、V2Baは双方向DC/DCコンバータ5aにて接続される。
また、第3の直流電源としての太陽光による直流電源2の後段に、IGBT等のスイッチ3a、リアクトル3bおよびダイオード3cから成る昇圧回路としてのチョッパ回路3が設置されている。チョッパ回路3は直流電源2で得られた直流電圧Vを昇圧し、第1の直流電源となる平滑コンデンサ4に充電される電圧V(=V3B)が得られる。インバータユニット1aは、各単相インバータ3B-INV、2Ba-INVの発生電圧を組み合わせた総和としての電圧Vを階調制御により出力する。この出力電圧Vはリアクトル6aおよびコンデンサ6bから成る平滑フィルタ6により平滑され、交流電圧Voutを系統あるいは負荷に供給する。
このように構成されるパワーコンディショナにおいて、各インバータの直流電源V1B、V2Baの電圧関係を、V2Ba≧(4/9)・V3Bとする。
各インバータ2Ba-INV、3B-INVの出力電圧波形を図12に示す。図12に示すようにインバータ2Ba-INVは、目標の出力電圧とインバータ3B-INVの出力電圧との差分を補うようにPWM制御により出力される。この場合、インバータ3B-INVの直流電源V3BからDC/DCコンバータ5aを介してインバータ2Ba-INVの直流電源V2Baに電荷が供給もしくは需給されることとなる。
また、太陽光電圧Vを昇圧するチョッパ回路3を、出力電圧V3BをVmp(=(Vm/P)・(9/13))として動作させて、図8で示したように電圧利用率をPとし、直流電源V2Baが各インバータを介した充放電により変動する電力量がゼロとなるように制御する。これによりインバータ3B-INVの直流電源V3BからDC/DCコンバータ5aを介して直流電源V2Baに授受される電力量を最小にでき、DC/DCコンバータ5aの損失が最も低減できてパワーコンディショナの効率を向上できる。
実施の形態5.
上記実施の形態4では、インバータ3B-INVの直流電源V3BからDC/DCコンバータ5aを介してインバータ2Ba-INVの直流電源V2Baに電荷が供給もしくは需給されるとしたが、電圧利用率をPに良好に制御できれば、図13に示すようにDC/DCコンバータ5aは省略できる。ここで、7は直流電源V2Baを構成するコンデンサである。
即ち、直流電源V2Baが各インバータを介した充放電により変動する電力量がゼロに精度よく制御できるとき、直流電源V3BからDC/DCコンバータ5aを介する直流電源V2Baへの電力授受は不要であり、DC/DCコンバータ5aが省略されたパワーコンディショナを用いることができる。これによりパワーコンディショナの効率を向上できるとともに、装置構成を小型化、簡略化できる。
なお、上記実施の形態3で示した場合についても同様であり、電圧利用率をPに良好に制御できれば、図14に示すようにDC/DCコンバータ5は省略できる。ここで、7a、7bは直流電源V1B、V2Bを構成するコンデンサである。これにより同様に、パワーコンディショナの効率を向上できるとともに、装置構成を小型化、簡略化できる。
実施の形態6.
上記実施の形態5では、直流電源V3Bと他の直流電源との電力授受のためのDC/DCコンバータ5、5aが省略されたものを示したが、図15に示すように、直流電源V1B、V2B間でのみ電力授受を行うDC/DCコンバータ5bを設けても良い。
上記実施の形態3と同様にインバータユニット1を構成して、各インバータの直流電源V1B、V2B、V3Bの電圧関係を、V1B=V2B≧(2/9)・V3Bとし、電圧利用率をPに良好に制御する。この場合、直流電源V3Bから直流電源V1B、V2Bへの電力授受は不要で、直流電源V1B、V2B間でのみDC/DCコンバータ5bを介して電力授受を行う。
このように直流電源V1B、V2B間でのみ電力授受を行うDC/DCコンバータ5bを設けると、V1B=V2Bでなくても良く、例えば、直流電源V1B、V2B、V3Bの電圧比を1:3:9の関係としても良い。また、直流電源V1B、V2Bが各インバータを介した充放電により変動する電力量の和がゼロになる点(電圧利用率P)が存在して、電圧利用率Pに精度よく制御できれば、直流電源V1B、V2B、V3Bの電圧比は1:3:9以外でも良い。
また、DC/DCコンバータ5bは、直流電源V1B、V2B間でのみ電力授受を行うものであるため、損失は小さく、パワーコンディショナの効率を向上できる。
実施の形態7.
上記実施の形態2〜6では、パワーコンディショナの電圧利用率=Vm/(V1B+V2B+V3B)をPまたはQとなるように制御することで、直流電源V1B、V2Bが各インバータを介した充放電により変動する電力量をゼロまたは最小としたが、この実施の形態では、図16に示すように、インバータ3B-INVの出力パルス幅を調整して、各直流電源V1B、V2Bの電力量を調整する。
図16(a)に示すように、パワーコンディショナのチョッパ回路3の出力電圧Vc(V3B)が約235Vのとき、電圧利用率はP(=約0.83)となり、直流電源V1B、V2Bからの流出電荷量(Q1B+Q2B)は、ゼロ付近となる。なお、15はインバータ3B-INVの出力パルス、16はインバータ1B-INV、2B-INVの合計出力、17はパワーコンディショナからの交流出力電圧Voutである。
次に、図16(b)に示すように、外気温度の上昇などにより太陽光の電圧が低下し、パワーコンディショナのチョッパ回路3の出力電圧Vc(V3B)が例えば約204Vのとき、電圧利用率=約0.95となり、直流電源V1B、V2Bからの流出電荷量(Q1B+Q2B)は増大する。このような場合、インバータ3B-INVの出力パルス幅を広げると、インバータ1B-INV、2B-INVの電力負担が小さくなり、(Q1B+Q2B)はゼロに近づく。なお、15a、15bは、それぞれパルス幅の調整前後のインバータ3B-INVの出力パルス、16a、16bは、それぞれパルス幅の調整前後のインバータ1B-INV、2B-INVの合計出力である。
次に、図16(c)に示すように、外気温度の低下などにより太陽光の電圧が上昇し、パワーコンディショナのチョッパ回路3の出力電圧Vc(V3B)が例えば約260Vのとき、電圧利用率=約0.75となり、直流電源V1B、V2Bからの流出電荷量(Q1B+Q2B)は減少して負方向に大きくなる。このような場合、インバータ3B-INVの出力パルス幅を狭めると、インバータ1B-INV、2B-INVの電力負担が大きくなり、(Q1B+Q2B)はゼロに近づく。なお、15c、15dは、それぞれパルス幅の調整前後のインバータ3B-INVの出力パルス、16c、16dは、それぞれパルス幅の調整前後のインバータ1B-INV、2B-INVの合計出力である。
このように、インバータ3B-INVの出力パルス幅を増減することで、インバータ1B-INV、2B-INVの電力負担を容易に調整できるため、直流電源V1B、V2Bからの流出電荷量(Q1B+Q2B)をゼロに近づくように容易に調整できる。
これにより、インバータ1B-INV、2B-INVの各直流電源V1B、V2Bが各インバータを介した充放電により変動する電力量が小さくなるように容易に調整できる。このため、DC/DCコンバータ5の扱う電力を容易に0に近づけることができ、DC/DCコンバータ5の損失が低減できてパワーコンディショナの効率を向上できる。
なお、この場合も、上記実施の形態1と同様に、太陽光電圧Vが所定の電圧Vm1(195V)を超えるとき、IGBTスイッチ3aを停止して昇圧動作を停止すると、上述したように昇圧に係る損失を大きく低減することができ、さらに変換効率の高いパワーコンデショナが得られる。
2 第3の直流電源(太陽光)、3 昇圧回路としてのチョッパ回路、
3a スイッチ、4 第1の直流電源としての平滑コンデンサ、
5,5a,5b DC/DCコンバータ、
7,7a,7b 第2の直流電源としてのコンデンサ、
15,15a〜15d 出力パルス、17 出力電圧、
1B-INV,2B-INV,2Ba-INV,3B-INV 単相インバータ、Q1B+Q2B 電荷量。

Claims (10)

  1. 直流電源の直流電力を交流電力に変換する単相インバータの交流側を複数直列接続し、上記複数の単相インバータの中から選択された所定の組み合わせによる各発生電圧の総和により出力電圧を階調制御する電力変換装置において、
    上記各単相インバータの入力となる複数の上記直流電源は、電圧が最大である第1の直流電源と、その他の1あるいは複数の第2の直流電源とから成り、
    上記第1の直流電源は昇圧回路を介して第3の直流電源から生成され、
    上記各第2の直流電源の該各単相インバータを介した放電と充電とによる総変動電力量が小さくなるように、上記第1の直流電源を入力とする単相インバータの出力パルス幅を調整することを特徴とする電力変換装置。
  2. 上記第1の直流電源と上記各第2の直流電源とは、DC/DCコンバータを介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記各第2の直流電源の該各単相インバータを介した総変動電力量は、該各第2の直流電源の各変動電力量の総和、あるいは該各変動電力量の絶対値の総和であることを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 上記第3の直流電源の電圧が所定の電圧を超えるとき、上記昇圧回路内のスイッチのオンオフ動作を停止して昇圧動作を停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  5. 上記第1の直流電源の電圧は、該電力変換装置の出力電圧の最大値より低い電圧領域で動作することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  6. 直流電圧が略同等の2つの直流電源を、上記第2の直流電源としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 上記各第2の直流電源の直流電圧の総和は、上記第1の直流電源の直流電圧の4/9に等しいか大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 上記第1、第2の直流電源から成る複数の上記直流電源を3個とし、その電圧比は、概、9:3:1であることを特徴とする請求項7記載の電力変換装置。
  9. 上記複数の単相インバータの内、所定の単相インバータの出力電圧をPWM制御し、上記階調制御における各出力電圧レベルに、上記PWM制御による出力電圧を組み合わせたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 所定の交流電圧、交流電流を出力して負荷に供給する、あるいは該所定の交流出力を系統に並列に接続し、上記第3の電源を該系統に連系させることを特徴とした請求項1〜9のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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