JP6142613B2 - 画像処理システム、操作部、制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理システム、操作部、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理システム、操作部、制御方法及びプログラムに関する。
機器において文字等の入力処理を実現するキーボードには、例えば言語やキーの配列(QWERTY配列やAZERTY配列)等の違いにより複数の種類が存在する。キーボードがソフトウェアキーボード(ソフトキーボード)である場合、ハードウェアキーボード(ハードキーボード)に比べて、複数の種類のキーボードをソフトウェア上の操作で容易に切り替えることができる。特に、複数人に共用される機器が多様な言語環境(欧州等の国や多国籍企業等)で使用される場合、ユーザは使い慣れた言語等に対応したソフトキーボードに切り替えて機器に情報を入力できるといった利点がある。
しかしながら、このような環境では、頻繁にソフトキーボードを切り替えるといった操作が発生し、また切り替えのための時間が掛かるため、作業効率が低下してしまうという問題があった。
そこで、特許文献1にはソフトウェアキーボードの使い勝手をよくすることを目的とし、画像形成装置に接続されたUSBデバイスに記憶される国情報に対応した国のソフトウェアキーボードを表示する技術が開示されている。
また、特許文献2には、住所など地域に関する情報をキーワード検索する際に、ソフトウェアキーボード上で所望の言語の文字を容易に入力できるようにすることを目的とした技術が開示されている。この技術は、具体的には地域に関する情報をキーワード検索する際にユーザ操作により選択された地域を判定し、選択された地域の公用語に対応したソフトウェアキーボードに切り替えて画面上に表示させる技術である。
しかしながら、特許文献1又は特許文献2に記載の技術では、上述したような多様な言語環境においてユーザが変わる度にソフトキーボードを切り替えることにより生じうる上記問題を解消できない。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ユーザの属性に適したソフトキーボードに自動的に切り替えることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の画像処理システムは、ユーザが操作を行うソフトキーボードを制御する操作部と、前記操作部からの指示に基づき動作する本体部とを備える画像処理システムであって、前記操作部は、前記ユーザの属性と、前記ソフトキーボードが有する特徴とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記操作を行うユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記ソフトキーボードを表示する表示手段と、一以上の前記ユーザと、該ユーザの属性とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段とを有し、前記選択手段は、前記ユーザ情報記憶手段に最も多く記憶される前記ユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する。
本発明の実施の形態によれば、ユーザの属性に適したソフトキーボードに自動的に切り替えることができる。
本発明の実施形態における画像処理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施形態における画像処理システムの他の構成例を示す図である。 本発明の実施形態における操作部又は端末装置のアプリが本体部の機能を利用する場合のアプリ操作データの流れを示す図である。 本発明の実施形態における操作部コントローラの機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるソフトキーボード情報記憶部に記憶される情報の一例を示すである。 本発明の実施形態におけるソフトキーボードのタイプの一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるユーザ情報記憶部に記憶される情報の一例を示すである。 本発明の実施形態におけるユーザ属性別キーボード情報記憶部に記憶される情報の一例を示すである。 本発明の実施形態におけるソフトキーボード選択方法記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における操作部によるログイン時のソフトキーボードの選択処理の一例を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態における操作部によるログアウト後の処理の一例を示すフローチャート図である。
以下、本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という。)を図面に基づいて説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の実施形態における画像処理システム1の構成例を示す図である。
図1において、画像処理システム1は本体部2と操作部3とを備え、本体部2と操作部3はケーブル4により接続されている。
本体部2は、例えばMFP等の画像処理装置の本体である。本体部2は、本体部2の制御動作を司る本体部コントローラ21と、原稿の読み取りを行うスキャナデバイス22と、用紙に印刷を行うプロッタデバイス23とを備えている。本体部2は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク5を介してPC(Personal Computer)等の端末装置6からアクセスを受け付けることができるとともに、無線アクセスポイント7を介してスマートフォン、タブレット等の端末装置8からアクセスを受け付けることができるようになっている。端末装置8からBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信により本体部2に直接にアクセスするようにしてもよい。
操作部3は、例えば画像処理装置の操作パネルである。操作部3は、操作部3の制御動作を司る操作部コントローラ31と、ユーザが操作するハードキー32と、表示部として画面の表示及び操作入力受付を行う液晶タッチパネル33と、着脱が可能なメモリカード等の外部記憶装置34とを備えている。操作部コントローラ31には、CPU及び各種プログラムが格納されるメモリ装置が含まれ、メモリ装置に格納されたプログラムに従いCPUが操作部3の各機能を実行する。なお、本発明の実施形態では、液晶タッチパネル33に、文字、数字又は記号等の入力処理を実現するソフトキーボードが表示される。但し、ソフトキーボードは、操作部3に限らず、例えば端末装置6、8に表示されるようにしてもよい。
なお、本体部2と操作部3との接続は、ケーブル4による有線接続に代えて、図2の画像処理システム1の他の構成例に示されるように、操作部3が無線アクセスポイント7を介して、本体部2と接続するようにしてもよい。この場合、例えば、操作部3自体がスマートフォン等の端末装置のような形態として使用され得る。また、このとき操作部3は、操作部3が備える無線LAN通信I/F35によりIEEE802.11規格に準拠する無線LAN通信を用いて無線アクセスポイント7と通信を行う。なお、本体部2と操作部3とは、Bluetooth等の近距離無線通信や赤外線通信により接続してもよい。
図3は、本発明の実施形態における操作部3又は端末装置6、8のアプリが本体部2の機能を利用する場合のアプリ操作データの流れを示す図である。
図3において、操作部3は、本体部2からケーブル4により制御線と電源線が供給される。操作部3のアプリ層からのアプリ操作データは、ケーブル4を介して本体部2のサービス層に伝えられる。端末装置6、8のアプリ層からのアプリ操作データは、ネットワーク5を介して本体部2のサービス層に伝えられる。
[機能構成]
図4は、本発明の実施形態における操作部コントローラ31の機能構成の一例を示す図である。
図4において、操作部コントローラ31は、ソフトキーボード情報管理部311、ユーザ情報管理部312、ユーザ属性別キーボード情報管理部313、ソフトキーボード選択方法管理部314、認証処理部315、ソフトキーボード選択部316、入力受付部317、表示制御部318、ソフトキーボード情報記憶部3111、ユーザ情報記憶部3121、ユーザ属性別キーボード情報記憶部3131及びソフトキーボード選択方法記憶部3141等を有する。
ソフトキーボード情報管理部311は、図5に示すソフトキーボード情報記憶部3111を用いて、ソフトキーボードに関する情報を管理する。図5は、本発明の実施形態におけるソフトキーボード情報記憶部3111に記憶される情報の一例を示すである。図5に示されるように、ソフトキーボード情報記憶部3111は、「キーボードID」、「キーボードタイプ」、「キーボードの特徴」に含まれる「キーサイズ」及び「Enterキー形状」等並びに「デフォルトキーボード指定」等のデータ項目を有する。「キーボードID」は、ソフトキーボードの型(タイプ)を、ソフトキーボード情報記憶部3111において一意に識別するための識別情報である。「キーボードタイプ」は、ソフトキーボードのタイプを示す。ソフトキーボードのタイプとは、例えば図6(a)〜(c)のソフトキーボードのタイプを示した図のように、キーの言語、配列(QWERTY配列やAZERTY配列等)、サイズ、形状等及びキー又はソフトキーボード全体のデザイン等に基づき分類されるソフトキーボードの種類である。「キーボードの特徴」は、ソフトキーボードの「キーサイズ」や「Enterキー形状」等のソフトキーボードの外観の特徴である。なお、「キーボードの特徴」には、「キーサイズ」や「Enterキー形状」に限らず、例えばキーの並び順、スマートフォン向けキーボードであるか否か又は音声入力用キーボードであるか否か等を含めてもよい。「デフォルトキーボード指定」は、ユーザ毎にカスタマイズされたキーボードを使用しない場合、画像処理システム1の初期状態で使用されるソフトキーボードを指定するための項目である。「デフォルトキーボード指定」に、「デフォルト」の値が設定されたソフトキーボード(キーボードタイプ)がデフォルトキーボードとなる。
図4に戻り説明する。
ユーザ情報管理部312は、図7に示すユーザ情報記憶部3121を用いて、ユーザに関する情報を管理する。図7は、本発明の実施形態におけるユーザ情報記憶部3121に記憶される情報の一例を示すである。図7に示されるように、ユーザ情報記憶部3121は、「ユーザID」、「ユーザ属性」に含まれる「性別」及び「国籍」等並びに「指定キーボードタイプ」等のデータ項目を有する。「ユーザID」は、ユーザ情報記憶部3121においてユーザを一意に識別するユーザ識別情報である。「ユーザ属性」は、「性別」や「国籍」等のユーザの属性を示す情報である。なお、「ユーザ属性」には、「性別」や「国籍」に限らず、例えば使用する言語やユーザの身長のような身体的特徴等を含めてもよい。「指定キーボードタイプ」は、ユーザが予め使用するソフトキーボードのタイプを指定する場合に設定されるキーボードタイプである。
図4に戻り説明する。
ユーザ属性別キーボード情報管理部313は、図8に示すユーザ属性別キーボード情報記憶部3131を用いて、ユーザ属性とソフトキーボードの特徴とを対応付けて管理する。図8は、本発明の実施形態におけるユーザ属性別キーボード情報記憶部3131に記憶される情報の一例を示すである。図8に示されるように、ユーザ属性別キーボード情報記憶部3131には、「ユーザ属性」に対応付けて「キーボードの特徴」が記憶される。
図4に戻り説明する。
ソフトキーボード選択方法管理部314は、図9に示すソフトキーボード選択方法記憶部3141を用いて、ソフトキーボードの選択方法を示す情報を管理する。図9は、本発明の実施形態におけるソフトキーボード選択方法記憶部3141に記憶される情報の一例を示すである。図9に示されるように、ソフトキーボード選択方法記憶部3141には、ソフトキーボードとしてデフォルトキーボードを使用するか又はユーザカスタマイズキーボードを使用するかを指定する「ソフトキーボード選択方法」が記憶される。図9の例では、デフォルトキーボードが選択される場合は「0」、ユーザカスタマイズキーボードが選択される場合は「1」が「ソフトキーボード選択方法」に設定される。
認証処理部315は、ユーザにより入力されたユーザIDに基づき、ユーザが画像処理システム1にログインするためのログイン処理(認証処理)及びログアウト処理を行う。具体的には、認証処理部315は、ユーザにより入力されたユーザIDがユーザ情報記憶部3121に記憶されるユーザIDに含まれるか否かを判定する。そして、認証処理部315は、認証が成功した(ログインが許可された)場合、すなわち入力されたユーザIDがユーザ情報記憶部3121に記憶されるユーザIDに含まれている場合、認証の成功を示す情報を、ソフトキーボード選択部316に通知する。一方、認証が失敗した場合、認証処理部315は、認証の失敗を示す情報を、表示制御部318に表示させる。なお、認証処理の方法は、ユーザIDのみを用いた認証に限らず、ユーザIDとパスワードとの組み合わせを用いたパスワード認証やユーザ識別情報を含むICカードを用いたICカード認証又は指紋や網膜認証のような生体認証が用いられてもよい。
ソフトキーボード選択部316は、ユーザのログイン後、ユーザが使用するソフトキーボードを選択する。なお、ソフトキーボード選択部316による選択処理の詳細は、図10に基づき後述する。
入力受付部317は、ハードキー32又は液晶タッチパネル33を制御し、ユーザからの入力指示を受け付ける。入力受付部317は、例えばユーザからのソフトキーボード情報記憶部3111、ユーザ情報記憶部3121、ユーザ属性別キーボード情報記憶部3131及びソフトキーボード選択方法記憶部3141に記憶される情報の設定指示を受け付ける。また、入力受付部317は、ユーザからのログインのためのユーザIDの入力を受け付ける。
表示制御部318は、液晶タッチパネル33を制御し、ユーザに対する情報の表示出力を行う。
[処理手順]
<ログイン時>
図10は、本発明の実施形態における操作部によるログイン時のソフトキーボードの選択処理の一例を示すフローチャート図である。
まず入力受付部317は、ユーザが画像処理システム1にログインするために入力したユーザIDを受け付けると、入力受付部317は認証処理部315に入力されたユーザIDを通知する。認証処理部315は、通知されたユーザIDに基づき、ユーザ情報記憶部3121を参照し、認証処理を行う。次に、認証処理部315は、認証が成功した場合、ユーザのログインを許可する(S101)。そして、認証処理部315は、ユーザのログインの完了をソフトキーボード選択部316に通知する。
ソフトキーボード選択部316は、ソフトキーボード選択方法管理部314を介して、ソフトキーボード選択方法記憶部3141に記憶される「ソフトキーボード選択方法」がユーザカスタマイズキーボードの使用を示しているか否かを判定する(S102)。
ここで、「ソフトキーボード選択方法」がユーザカスタマイズキーボードの使用を示していない場合、すなわち「ソフトキーボード選択方法」にデフォルトキーボードの使用を示す情報(「0」)が設定されている場合(ステップS102においてNO)、ソフトキーボード情報管理部311を介し、ソフトキーボード情報記憶部3111に記憶される「デフォルトキーボード指定」に対応する「キーボードタイプ」を使用するソフトキーボードとして選択する(S103)。
一方、ステップS102において「ソフトキーボード選択方法」にユーザカスタマイズキーボードの使用を示している情報(「1」)が設定されている場合(ステップS102においてYES)、ログインしたユーザが指定したソフトキーボードの有無を判定する(S104)。具体的には、ソフトキーボード選択部316は、ユーザ情報記憶部3121を参照し、ログインしたユーザのユーザIDに対応する「指定キーボードタイプ」の設定有無を判定する。
ここで、ユーザ情報記憶部3121に、ログインしたユーザのユーザIDに対応する「指定キーボードタイプ」の設定が有ると判定された場合(ステップS104においてYES)、「指定キーボードタイプ」の「キーボードタイプ」を使用するソフトキーボードとして選択する(S105)。
一方、ステップS104においてユーザ情報記憶部3121に、ログインしたユーザのユーザIDに対応する「指定キーボードタイプ」の設定が無いと判定された場合(ステップS104においてNO)、ログインしたユーザのユーザ属性に基づくキーボードの特徴が特定される(S106)。具体例を挙げて説明すると、例えばログインしたユーザのユーザIDが「usr02」である場合、ユーザ情報記憶部3121に記憶される情報が図7に示される値であるとすると、ユーザ属性は性別が「男性」、国籍が「アメリカ」である。そして、ユーザ属性別キーボード情報記憶部3131に記憶される情報が例えば図8に示される値の場合、性別「男性」、国籍「アメリカ」のユーザ属性に対応するキーボードの特徴は、キーサイズが「中」又は「大」、Enterキー形状が「横長」となる。
次に、特定したキーボードの特徴に基づくキーボードタイプが選択される(S107)。ここで、ソフトキーボード情報記憶部3111に記憶される情報が例えば図5に示される値の場合、ソフトキーボード情報記憶部3111におけるキーサイズが「中」又は「大」、Enterキー形状が「横長」のいずれかに合致するキーボードの特徴の数をカウントする。このカウントの結果は、キーボードタイプ「type101」が「1」、「type102」が「1」、「type103」が「2」、「type104」が「2」、「type105」が「0」のようになる。したがって、カウント数が多い(「2」である)「type103」又は「type104」のキーボードが使用する候補となるが、同数である場合は例えばソフトキーボード情報記憶部3111の「キーボードID」が昇順の順に優先して選択されるとすると、「type103」のキーボードが使用対象として決定される。なお、このカウント数が同数である場合の処理は、例えば、キーボードの特徴(キーサイズ又はEnterキー形状)及びその特徴のパラメータ(大、中、小、縦長、横長)毎に優先順位を設定し、優先順位の高いものを有するキーボードタイプを選択するようにしてもよい。
そして、ステップS103、S105、S107において選択されたキーボードタイプのソフトキーボードが、表示制御部318により操作部3の液晶タッチパネル33に表示される(S108)。なお、選択されたソフトキーボードは、操作部3の液晶タッチパネル33に限らず、端末装置6、8のディスプレイ等に表示させてもよい。
上述した処理手順により、本発明の実施形態の画像処理システム1は、ログイン時においてユーザ属性に基づき選択されたソフトキーボードを、ユーザに表示出力できる。
<ログアウト時>
図11は、本発明の実施形態における操作部によるログアウト後の処理の一例を示すフローチャート図である。
入力受付部317がユーザによる画像処理システム1からのログアウトの操作を受け付けると、認証処理部315はそのユーザに対するログアウト処理を実行する(S201)。そして、認証処理部315は、ユーザのログアウト処理の完了をソフトキーボード選択部316に通知する。
ソフトキーボード選択部316は、ソフトキーボード選択方法管理部314を介して、ソフトキーボード選択方法記憶部3141に記憶される「ソフトキーボード選択方法」がユーザカスタマイズキーボードの使用を示しているか否かを判定する(S202)。
ここで、「ソフトキーボード選択方法」がユーザカスタマイズキーボードの使用を示していない場合、すなわち「ソフトキーボード選択方法」にデフォルトキーボードの使用を示す情報(「0」)が設定されている場合(ステップS202においてNO)、ソフトキーボード情報管理部311を介し、ソフトキーボード情報記憶部3111に記憶される「デフォルトキーボード指定」に対応する「キーボードタイプ」のキーボードを選択する(S203)。
一方、ステップS202において「ソフトキーボード選択方法」にユーザカスタマイズキーボードの使用を示している情報(「1」)が設定されている場合(ステップS202においてYES)、ユーザ属性の平均に基づく「キーボードタイプ」を選択する(S204)。具体的には、ソフトキーボード選択部316は、ユーザ情報記憶部3121を参照し、全てのユーザの各ユーザ属性のうち最多のパラメータを抽出する。例えば、ユーザ属性の「性別」において「男性」が最多であり、「国籍」において「日本」が最多である場合、ユーザ属性の平均は「性別」が「男性」、「国籍」が「日本」となる。次に、図8に示されるユーザ属性別キーボード情報記憶部3131から、性別「男性」、国籍「日本」に対応するキーボードの特徴としてキーサイズ「中」、Enterキー形状「縦長」を特定する。そして、図5に示されるソフトキーボード情報記憶部3111から、キーボードの特徴であるキーサイズ「中」、Enterキー形状「縦長」に対応するキーボードタイプ「type101」のキーボードが選択される。
そして、ステップS203又はS205において選択されたキーボードタイプのキーボードが、表示制御部318により操作部3の液晶タッチパネル33に表示される(S206)。なお、選択されたキーボードは、操作部3の液晶タッチパネル33に限らず、端末装置6、8のディスプレイ等に表示させてもよい。
上述した処理手順により、本発明の実施形態の画像処理システム1は、画像処理システム1からユーザがログアウトした時に、最多のユーザ属性に基づくソフトキーボード、すなわち最も多く使用されるソフトキーボードが選択され表示される。
これにより、例えばゲストユーザとして画像処理システム1にログインせずにソフトキーボードを使用する場合、そのユーザが属する企業や職場等で最も使用されるソフトキーボードが表示される。そのため、各ユーザが識別されないゲストユーザであっても、自分の属性に合ったキーボードが当初から選択されている可能性が高く、ソフトキーボードを切り替える手間を省くことができる。
[総括]
上述したように、本発明の実施形態の画像処理システム1によれば、ユーザ属性に基づき選択されたソフトキーボードを、ユーザに表示出力する。
これにより、ユーザは自身のユーザ属性(性別や国籍等)に合ったソフトキーボードに手動で切り替えることなく、自動でユーザ属性に適したソフトキーボードに切り替えることができる。したがって、ユーザによるソフトキーボードを切り替える操作の手間や切り替えのための時間をかけることなく、効率的に作業を行うことができるようになる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 画像処理システム
2 本体部
21 本体部コントローラ
22 スキャナデバイス
23 プロッタデバイス
3 操作部
31 操作部コントローラ
311 ソフトキーボード情報管理部
3111 ソフトキーボード情報記憶部
312 ユーザ情報管理部
3121 ユーザ情報記憶部
313 ユーザ属性別キーボード情報管理部
3131 ユーザ属性別キーボード情報記憶部
314 ソフトキーボード選択方法管理部
3141 ソフトキーボード選択方法記憶部
315 認証処理部
316 ソフトキーボード選択部
317 入力受付部
318 表示制御部
32 ハードキー
33 液晶タッチパネル
34 外部記憶装置
4 ケーブル
5 ネットワーク
6 端末装置
7 無線アクセスポイント
8 端末装置
特開2011−234158号公報 特開2011−248533号公報

Claims (9)

  1. ユーザが操作を行うソフトキーボードを制御する操作部と、前記操作部からの指示に基づき動作する本体部とを備える画像処理システムであって、
    前記操作部は、
    前記ユーザの属性と、前記ソフトキーボードが有する特徴とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記操作を行うユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記ソフトキーボードを表示する表示手段と
    一以上の前記ユーザと、該ユーザの属性とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段とを有し、
    前記選択手段は、前記ユーザ情報記憶手段に最も多く記憶される前記ユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する画像処理システム。
  2. 前記操作部は、
    前記ユーザが当該画像処理システムを使用するためのログイン処理及びログアウト処理を行うログイン処理手段を有し、
    前記選択手段は、前記ログイン処理による前記ユーザのログイン許可時に、前記ソフトキーボードを選択する請求項1記載の画像処理システム。
  3. 記選択手段は、前記ログイン処理手段による前記ユーザのログアウト時に、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する請求項2記載の画像処理システム。
  4. 前記操作部は、
    前記ユーザの属性に基づき前記ソフトキーボードを選択するか否かを指定する指定手段を有し、
    前記選択手段は、前記指定手段により前記ユーザの属性に基づき前記ソフトキーボードを選択しない指定がされた場合、予め定められたデフォルトの前記ソフトキーボードを選択する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  5. 前記操作部は、
    表示部を備え、
    前記表示手段は、前記選択手段により選択された前記ソフトキーボードを前記表示部に表示させる請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  6. 前記操作部は、
    前記ソフトキーボードと、該ソフトキーボードが有する特徴とを対応付けて記憶するソフトキーボード情報記憶手段を有し、
    前記選択手段は、前記操作を行うユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有する前記ソフトキーボードを、前記ソフトキーボード情報記憶手段に記憶されるソフトキーボードから選択する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  7. 画像処理システムが備える本体部に対する動作を指示し、ユーザが操作を行うソフトキーボードを制御する操作部であって、
    前記ユーザの属性と、前記ソフトキーボードが有する特徴とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記操作を行うユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記ソフトキーボードを表示する表示手段と
    一以上の前記ユーザと、該ユーザの属性とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段とを有し、
    前記選択手段は、前記ユーザ情報記憶手段に最も多く記憶される前記ユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する操作部。
  8. 画像処理システムが備える本体部に対する動作を指示し、ユーザが操作を行うソフトキーボードを制御する操作部が行う前記ソフトキーボードの制御方法であって、
    前記ユーザの属性と、前記ソフトキーボードが有する特徴とを対応付けて記憶する記憶ステップと、
    前記操作を行うユーザの属性に対応する、前記記憶ステップにより記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された前記ソフトキーボードを表示する表示ステップと、 一以上の前記ユーザと、該ユーザの属性とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶ステップとを有し、
    前記選択ステップは、前記ユーザ情報記憶ステップにより最も多く記憶される前記ユーザの属性に対応する、前記記憶ステップにより記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する制御方法。
  9. 画像処理システムが備える本体部に対する動作を指示し、ユーザが操作を行うソフトキーボードを制御する操作部において実行されるプログラムであって、
    前記操作部を、
    前記ユーザの属性と、前記ソフトキーボードが有する特徴とを対応付けて記憶する記憶手段、
    前記操作を行うユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択する選択手段、
    前記選択手段により選択された前記ソフトキーボードを表示する表示手段
    一以上の前記ユーザと、該ユーザの属性とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段として機能させ、
    前記選択手段は、前記ユーザ情報記憶手段に最も多く記憶される前記ユーザの属性に対応する、前記記憶手段により記憶される前記特徴を有するソフトキーボードを選択するプログラム。
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