JP6139764B1 - ボール配列マスク及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記実施例では、第1の突起部6、及び第2の突起部7、8を二重にして設けているが、一重にしたり、三重以上にしたりしても良い。また、連続した枠状に形成しても良い。また、フラックス付着防止用の撥水性コーティング層10として、フッ素樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂などを用いているが、シリコン樹脂は、ケイ素化合物を含むのであまり好ましくなく、フッ素樹脂は、ケイ素化合物を含まないので、これを用いるのが最適であると言える。
先ず、ボール配列マスク1の各パターン開口領域4に、ボール挿入用の貫通孔5が多数設けられ、ボール配列マスク1の下面側(基板側)に、各パターン開口領域4の周縁近傍を二重の口字状に取り囲むように第1の突起部6が設けられ、ボール配列マスク1の下面側(基板側)は、例えば縦方向に6個、横方向に6個を規則正しく配列した計36個のパターン開口領域4を、横方向に延びる上下7本の二重の第2の突起部7により縦(上下)6段に区画され、また縦方向に延びる左右4本の二重の第2の突起部8により横(左右)3列に区画されているボール配列マスク1を用意する。次に、ボール配列マスク1の下面側(基板側)のコーティング非形成領域11(図3の斜線で囲まれていない部分)、すなわち、上記各コーティング形成領域9間であって、横方向に延びる二重の第2の突起部7の隣接する周辺部分と縦方向に延びる二重の第2の突起部8の隣接する周辺部分を含むコーティング非形成領域11を覆う目隠しのためのマスキング(図示せず)を設ける。マスキングの形成方法としては、例えばレーザーでカットしたSUS材、レジスト等でコーティング非形成領域11の表面を薄く覆うことで実現することができる。これにより、左右に隣接する2個(一対)のパターン開口領域4を単位とし、2個のパターン開口領域4の全域部分及び2個のパターン開口領域4の周縁近傍を口字状に取り囲む多数の第1の突起部6の周辺部分を含む横長の矩形部分を、例えば縦方向に6個、横方向に3個を配列した計18個のコーティング形成領域9がマスキングの無い露出した部分として残る(図3の斜線で囲まれた部分)。そこで、ボール配列マスク1の少なくとも下面側(基板側)のコーティング形成領域9のみに、フラックス付着防止用の撥水性コーティング層10を形成することができる。これにより、フラックス付着防止用の撥水性コーティング層10に含まれる懸念材料である低分子シロキサンの転写リスクを軽減することができるこの発明のボール配列マスク1が得られる。
2 コンビネーション
3 版枠
4 パターン開口領域
5 ボール挿入用の貫通孔
6 第1の突起部
7、8 第2の突起部
9 コーティング形成領域
10 フラックス付着防止用の撥水性コーティング層
11 コーティング非形成領域
Claims (5)
- 複数のパターン開口領域にボール挿入用の貫通孔が多数設けられ、ボールを振り込むことにより、フラックスが塗布されたボールを搭載する基板の電極上にボールを搭載するボール配列マスクであって、
前記ボール配列マスクは、縦方向及び横方向に配列された複数のパターン開口領域と、
前記ボール配列マスクの下面側の前記各パターン開口領域の周縁近傍をそれぞれ取り囲むように設けられた第1の突起部と、
前記ボール配列マスクの下面側の前記各パターン開口領域間の中間位置に設けられ、縦方向及び横方向にそれぞれ延びるように設けられた第2の突起部とを備え、
前記ボール配列マスクの下面側のうち、互に隣接する2個のパターン開口領域を単位とし、2個のパターン開口領域の全域及び2個のパターン開口領域の周縁近傍に設けられた前記第1の突起部の周辺部分を含む領域をコーティング形成領域とし、
一方、前記ボール配列マスクの下面側のうち、前記各コーティング形成領域間に位置し、前記各パターン開口領域間の中間位置に縦方向及び横方向にそれぞれ延びるように設けられた前記第2の突起部の周辺部分を含む領域をコーティング非形成領域とし、
前記コーティング形成領域のみに、フラックス付着防止用の撥水性コーティング層を形成し、前記コーティング非形成領域には、前記フラックス付着防止用の撥水性コーティング層を形成しないようにしたことを特徴とするボール配列マスク。 - ボール配列マスクの下面側の各パターン開口領域の中間に設けられ、縦方向及び横方向にそれぞれ延びるように設けられた第2の突起部は、ボールを搭載する基板のダイシングライン上に対応する位置に形成したことを特徴とする請求項1記載のボール配列マスク。
- コーティング形成領域のみに形成されるフラックス付着防止用の撥水性コーティング層は、フッ素樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂の少なくとも一種であり、下地材には有機ケイ素化合物(シリコーン)や有機ケイ酸化合物(シロキサン)が含まれていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のボール配列マスク。
- 複数のパターン開口領域にボール挿入用の貫通孔が多数設けられ、ボールを振り込むことにより、フラックスが塗布されたボールを搭載する基板の電極上にボールを搭載するボール配列マスクであって、
前記ボール配列マスクは、縦方向及び横方向に配列された複数のパターン開口領域と、
前記ボール配列マスクの下面側の前記各パターン開口領域の周縁近傍をそれぞれ取り囲むように設けられた第1の突起部と、
前記ボール配列マスクの下面側の前記各パターン開口領域間の中間位置に設けられ、縦方向及び横方向にそれぞれ延びるように設けられた第2の突起部とを備え、
前記ボール配列マスクの下面側のうち、互に隣接する2個のパターン開口領域を単位とし、2個のパターン開口領域の全域及び2個のパターン開口領域の周縁近傍に設けられた前記第1の突起部の周辺部分を含む領域をコーティング形成領域とし、
一方、前記ボール配列マスクの下面側のうち、前記各コーティング形成領域間に位置し、前記各パターン開口領域間の中間位置に縦方向及び横方向にそれぞれ延びるように設けられた前記第2の突起部の周辺部分を含む領域をコーティング非形成領域とし、
前記コーティング形成領域のみに、フラックス付着防止用の撥水性コーティング層を形成し、前記コーティング非形成領域には、前記フラックス付着防止用の撥水性コーティング層を形成しないようにしたボール配列マスクの製造方法において、
前記ボール配列マスクの下面側の前記各パターン開口領域間の中間位置に縦方向及び横方向にそれぞれ延びるように設けられた前記第2の突起部の周辺部分を含むコーティング非形成領域を覆うマスキングを設けることにより、コーティング非形成領域を形成する工程と、ボール配列マスクの少なくとも下面側のコーティング形成領域のみに、フラックス付着防止用の撥水性コーティング層を形成する工程と、前記工程後に得られたボール配列マスクから、マスキングを除去する工程を含むことを特徴とするボール配列マスクの製造方法。 - マスキング工程は、レーザーでカットしたSUS材又はレジストでコーティング非形成領域をカバーすることを特徴とする請求項4記載のボール配列マスクの製造方法。
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---|---|---|---|---|
JP2015106680A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 太陽化学工業株式会社 | 非晶質炭素膜を備える電気接続部材搭載用マスク及びその製造方法並びに該電気接続部材搭載用マスクを使用した電気接続部材搭載方法 |
JP2016027607A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-18 | 日立マクセル株式会社 | 配列用マスク及びその製造方法 |
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