JP6137179B2 - マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系及びマイクロリソグラフィ露光方法 - Google Patents

マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系及びマイクロリソグラフィ露光方法 Download PDF

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Description

〔関連出願への相互参照〕
本出願は、両方共に2011年7月26日出願のドイツ特許出願第10 2011 079 837.4号及び米国特許仮出願第61/511,645号に対する優先権を主張するものである。本出願は、更に、両方共に2012年3月14日出願のドイツ特許出願第10 2012 203 959.7号及び米国特許仮出願第61/610,675号に対する優先権を主張するものである。これらの出願の内容は、これにより引用によって組み込まれる。
本発明は、マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系及びマイクロリソグラフィ露光方法に関する。
マイクロリソグラフィは、例えば、集積回路又はLCDのような微細構造化構成要素を生成するのに使用される。マイクロリソグラフィ処理は、照明デバイスと投影レンズとを有するいわゆる投影露光装置において実施される。照明デバイスを用いて照明されたマスク(=レチクル)の像は、この場合に、マスク構造を基板の感光コーティングに転写するために、感光層(フォトレジスト)で被覆されて投影レンズの像平面に配置された基板(例えば、シリコンウェーハ)上に投影レンズを用いて投影される。
照明デバイスでは、像コントラストを最適化するために、瞳平面及び/又はレチクル内に特定の偏光分布をターゲット方式で設定するための様々な手法が公知である。ここでは、望ましい状態にある偏光の程度を説明するいわゆるIPS値(「好ましい(Preferred)状態(Stste)における強度(Intensity)」)が基本的に重要である。一例として、実際に照明デバイスの光学要素又はレンズ要素内で発生する応力複屈折からIPS値の望ましくない低下が生じる場合があり、これは、より具体的に、偏光状態が楕円になること、又は依然として望ましく好ましい偏光方向を有するが、望ましい方向に偏光されていない光成分を有することをもたらす可能性がある。この場合、この楕円率を補償することによってIPS値を高めることができる。
予め偏光された(例えば、予め偏光された光を供給するレーザ光源を使用する結果として)光から進んで、偏光方向を回転させることによって望ましい偏光照明設定を達成するためのかつ瞳平面内で適切に偏光された光成分から強度分布を組み立てるための様々な手法が公知である。従来技術に関しては、全く例示的にWO 2009/054541 A2を参照されたい。しかし、実際には、照明光の少なくとも一部が非偏光にされる状況が発生する場合もある。これは、光源が最初から非偏光光を発生させる系、すなわち、例えば、EUVに向けて設計された投影露光装置、又はi線(約365nmの波長を有する)を照明光として利用する照明デバイスにおいて特に当て嵌まる。
更に、投影露光装置の作動中に、結像コントラストを最適化するために照明デバイス内の瞳平面及び/又はレチクル内に特定の偏光分布を設定し、かつ投影露光装置の作動中に偏光分布に変更を加えることができることも必要である。投影露光装置内で偏光分布を変更することに関する従来技術に関しては、単なる例としてDE 10 2008 002 749 A1及びUS 2008/0192225 A1を参照されたい。
更に、本発明の開示の更に別の態様により、ある一定の照明設定に対して照明光を少なくとも部分的に偏光解消する必要がある場合もある。そのような少なくとも部分的に偏光解消された設定の実現は、特に、例えば、偏光光源の使用に起因して光が予め偏光されている状況では問題を生じる場合がある。EUV領域では、光学透過構成要素の利用不能性に起因して、従来の偏光解消概念(光混合系との組合せでのいわゆるハンル偏光解消子の使用のような)が利用可能ではないので、少なくとも部分的に偏光解消された設定の実現は、EUVシステムでは特に困難である場合がある。
WO 2009/054541 A2 DE 10 2008 002 749 A1 US 2008/0192225 A1 DE 44 12 053 A1 EP 0 658 810 A1 EP 1 356 476 B1 DE 10 2008 041 801 A1 WO 2009/152867 A1
一態様により、本発明の開示の目的は、少なくとも部分的に非偏光である光からの望ましい偏光照明設定の可能な限り効率的な生成を可能にするマイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系及びマイクロリソグラフィ露光方法を提供することである。
この目的は、独立請求項1の特徴によって達成される。
マイクロリソグラフィ投影露光装置の本発明の開示の第1の態様による光学系は、光源と、投影露光装置が作動状態にある時に、入射する光線を相互に直交する偏光方向を有する第1の部分光線と第2の部分光線に分割する光線分割光学要素と、第1の部分光線及び第2の部分光線から望ましい偏光照明設定を生成するための少なくとも1つの光線偏向光学要素とを含み、光線分割光学要素は、投影露光装置が作動状態にある時に、この光線分割光学要素上に入射する光が1よりも小さい偏光度を有するように配置される。
上述の態様による本発明の開示は、非偏光のものであるか又は低い偏光度を有する入力光から進めて、可能な限り僅かな光損失しか伴わずにマイクロリソグラフィ投影露光装置内で偏光度を増大させる概念に基づいている。偏光度の増大は、入力光が最終的に望ましい偏光照明設定が達成されるようにその後に「更に処理される」ことになる相互直交偏光を有する2つの部分光線に分割することによってもたらされる。それによって偏光度が増大し、同時に、偏光子の従来の通常使用に関する光損失(一般的に50%程度のものとすることができる)を回避することができる。
特に、上述の態様による本発明の開示は、既存の好ましい偏光方向を回転させるだけであり、すなわち、偏光度(DoP)を変化させない場合に偏光純度(PP)だけを増大させ、すなわち、図6の図表内で右から左への遷移を実施する従来の公知の手法に実施される概念には従わない。むしろ、上述の態様による本発明の開示は、偏光度自体を増大させる工程、正確に言えば可能な限り僅かな光損失しか伴わずに増大させる工程(図6の図表内での「下段から上方の」遷移に対応する)を含む。この増大を実施するのに、本発明の開示の範囲では、図6の図表内の同じ列内の下段から上方の遷移である必要はなく、最終的な望ましい偏光照明設定に基づいて、2つの相互垂直偏光部分光線(図6の1行目の左又は右に示す欄に対応する)を生成することができる。更に別の例示的な用途では、望ましい偏光状態は、図6の1行目の中央の欄に示す偏光方向(y方向に対して45°で延びる)に対応することができることは自明である。
上述の偏光度の変数と偏光純度の変数との間の関係は、次式によって与えられる(1)。
Figure 0006137179
ここで、DoPは偏光度を表し、PPは偏光純度を表し、IPSは、望ましい偏光状態における強度(好ましい(Preferred)状態(Stste)における強度(Intensity))を表している。
上述の態様による本発明の開示は、偏光度を0%(非偏光光に対応する)から実質的に100%(一定偏光方向を有する完全に偏光された光に対応する)に増大させることに限定されない。むしろ、本発明の開示の更に別の有利な応用はまた、例えば、照明光線経路に存在するミラー(当然ながら部分偏光を予めもたらしている)の後に偏光度を増大させる段階、すなわち、部分的にしか偏光されない光に対して増大させる段階から構成される。本発明の開示により、この増大も、同じく相互直交偏光状態を有する2つの部分光線に光線を分割することによってもたらされる。
一実施形態により、光線分割光学要素は、投影露光装置が作動状態にある時に、この光線分割光学要素上に入射する光が0.5よりも小さい、特に0.3よりも小さい、より具体的には0.1よりも小さい偏光度を有するように配置される。
例として、望ましい偏光照明設定は、疑似タンジェンシャル偏光分布を有することができる。更に、望ましい偏光照明設定は、四重極照明設定又は二重極照明設定とすることができる。
特に、光源は、i線(約365nmの波長を有する)を生成する水銀短アーク放電灯の形態にある光源とすることができる。
光線偏向要素は、特に回折光学要素(DOE)を有することができる。
光線分割要素は、より具体的には偏光ビームスプリッタ、サブラムダ回折格子、多層膜、又は複屈折要素を有することができる。
更に、光源はまた、EUVプラズマ源とすることができる。この場合に、光線分割要素は、下記でより詳細に更に説明するように、例えば、ジルコニウム膜を有することができる。
一実施形態により、2つの部分光線の一方の光線経路には、偏光状態を特に90°だけ回転させるための少なくとも1つの回転子が配置される。
一実施形態により、2つの部分光線の光線経路に拡散器が配置される。
更に、本発明の開示は、上述の特徴を有する光学系を有する照明デバイスと投影レンズとを有するマイクロリソグラフィ投影露光装置に関する。
一実施形態により、光学系は、複数の第1のファセット及び複数の少なくとも第2のファセットで構成され、投影露光装置の作動中に第1のファセットと第2のファセットにそれぞれのファセットで反射される光の異なる偏光状態が割り当てられる配列と、光伝播方向に第1及び第2のファセットの下流に配置された複数の第3のファセットで構成された配列とを含み、第3のファセットは、各場合に、投影露光装置の作動中に第1のファセットのうちの1つからの光を捕捉する第1の切り換え位置と投影露光装置の作動中に第2のファセットのうちの1つからの光を捕捉する第2の切り換え位置との間で切換可能である。
この態様により、本発明の開示は、投影露光装置内に設定することができる偏光分布に関して高い柔軟性を可能にする特にEUVにおける作動のためのマイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系を提供する。この態様は、上述のマイクロリソグラフィ投影露光装置内の偏光度を増大させる概念に限定されず、それとは独立して有利でもある。
従って、更に別の実施形態において、本発明の開示は、より具体的にEUVにおける作動のためのマイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系にも関し、光学系は、複数の第1のファセット及び複数の少なくとも第2のファセットで構成され、投影露光装置の作動中に第1のファセット及び第2のファセットにそれぞれのファセットで反射される光の異なる偏光状態が割り当てられる配列と、光伝播方向に第1及び第2のファセットの下流に配置された複数の第3のファセットで構成された配列とを含み、第3のファセットは、各場合に、投影露光装置の作動中に第1のファセットのうちの1つからの光を捕捉する第1の切り換え位置と投影露光装置の作動中に第2のファセットのうちの1つからの光を捕捉する第2の切り換え位置との間で切換可能である。
この態様により、本発明の開示は、第3のファセット(典型的に瞳ファセットミラー上に実現される)で反射される光線の偏光状態に関して、第1に、これらの第3のファセットが、少なくとも2つの切り換え位置の間で切換可能であるように実施されること、及び第2に、光伝播方向にこれらの第3のファセットの上流に配置されて、第1及び第2のファセット(典型的に1つ又は複数の視野ファセットミラー上に実現される)から構成された少なくとも2つの群が、これらの第1及び第2のファセットそれぞれで反射される光に異なる偏光状態が適用されるように構成されることによって選択可能性を与えるという概念に基づいている。
従って、特に、本発明の開示は、それぞれ静止のファセットを用いて従来方式で瞳ファセットミラーを構成するのではなく、瞳ファセットミラー上でこれらのファセットを各場合にその傾斜角に関して互いに独立して調節可能であるように実施するという概念を含む(この調節機能は、代替的に、連続的に実現することができ、又は2つ又はそれよりも多くの個別の切り換え位置又は傾斜角における段階的な調節機能として実現することができる)。言い換えれば、本発明の開示により、既に従来的に調節可能ファセットを用いて構成されている視野ファセットミラーに加えて、瞳ファセットミラーの個別ファセットによって最終的に生成される光点に対して異なる偏光状態を選択することができるように、瞳ファセットミラーも動的に調節可能であるように構成される。
その結果、本発明の開示は、特に、例えば、光学系内の偏光影響要素の交換を必要とすることなく、投影露光装置の進行中の作動中に動的な偏光(例えば、瞳平面に生成される偏光分布)の柔軟な変更を実現する可能性を提供する。
一実施形態により、第1のファセット及び第2のファセットは、各場合に連続ファセットミラー領域として設けることができる。この場合に、これらの連続ファセットミラー領域は、代替的に、同じファセットミラーの空間的に分離された領域として設けるか、又は別個のファセットミラー上に設けることができる。
一実施形態により、第1のファセット及び第2のファセットは、1つの同じファセットミラー上に交互配置で設けることができる。そのような構成は、それぞれ瞳ファセットミラーの1つの同じファセットに割り当てられ、異なる割り当て偏光状態を有する2つのファセットを例えば各場合に直近に配置することができ、それによって関連の光点の偏光状態の「切り換え」に対して瞳ファセットミラーの関連の割り当てファセットの小さい切り換え距離又は傾斜角のみが必要とされるという利点を有する。
一実施形態により、第3のファセットは、瞳ファセットミラー上に配置される。更に、第1のファセット及び第2のファセットは、各場合に視野ファセットミラー上に配置することができる。
一実施形態により、異なる偏光状態は、互いに対して直交する。しかし、本発明の開示は、これに限定されず、すなわち、第3のファセットのうちの1つの同じファセットによって生成される異なる偏光状態が、互いにいずれかの他の態様で異なる構成、例えば、関連の偏光方向の間でいずれかの望ましい角度だけ異なる構成も包含する。
これらの異なる偏光状態は、特に、非偏光光を発生させる光源からの光の変換によって生成することができる。
一実施形態により、異なる偏光状態は、各場合に、投影露光装置の作動中に入射する光線の互いに対して直交する偏光方向を有する第1の部分光線と第2の部分光線への分割をもたらす光線分割光学要素によって生成される。
すなわち、光伝播方向に光線分割光学要素の下流に少なくとも1つの光線偏向光学要素を設けることができる。
更に別の実施形態により、異なる偏光状態は、各場合にそれぞれの反射要素でのブリュースター角で達成される反射によって生成される。この場合に、関連の反射要素は、第1及び第2のファセットそれぞれによって形成することができる。代替的に、関連の反射要素は、第1及び第2のファセットそれぞれに加えて、光伝播方向にこれらのファセットの上流に設けることができる。
一実施形態により、関連の反射要素のうちの少なくとも1つは、反射要素で反射される光の偏光方向の変動に対してその位置を調節可能にすることができる。
この場合に、光学系は、光軸を有することができ、反射要素の調節機能は、この光軸の回りの円弧に沿って与えられる。
更に別の態様により、本発明の開示は、マイクロリソグラフィ露光方法に関し、光源を用いて発生させた照明光が、投影レンズの物体平面を照明するための投影露光装置の照明デバイスに給送され、物体平面は、投影レンズを用いて投影レンズの像平面に結像され、照明デバイスを通過する光が、照明デバイス内の1つの位置において1よりも小さい偏光度を有し、その偏光度は、光伝播方向に上記位置の背後で増大し、光は、互いに直交する偏光方向を有する第1の部分光線と第2の部分光線とに分割される。
偏光度は、特に少なくとも0.3だけ、より具体的には少なくとも0.6だけ、より具体的には0.9だけ、更に具体的には値ゼロから値1まで増大させることができる。
更に別の態様により、本発明の開示は、マイクロリソグラフィ露光方法に関し、EUV光源を用いて発生させた照明光が、投影レンズの物体平面を照明するための投影露光装置の照明デバイスに給送され、物体平面は、投影レンズを用いて投影レンズの像平面に結像され、照明デバイスの瞳平面に生成される近接照明スポットが、互いに異なる偏光状態を有する。
この態様により、本発明は、特に、EUV光が元々既に何らかの程度の偏光度を有する状況(例えば、少なくとも部分的に偏光された光源の使用に起因して、又は照明デバイス内の例えば反射構成要素における望ましくない効果に起因して)において非偏光光を有する照明設定を少なくとも領域的に生成することができる。この点に関して、本発明の開示は、以下でより詳細に説明するように、例えばウェーハ平面上で瞳平面のそれぞれの領域の光が非偏光のものとして現れるように、互いに異なる偏光状態を有し、かつ互いに近接/隣接する隣接偏光チャンネル又は偏光スポットそれぞれを使用する概念に基づいている。
一実施形態により、照明デバイスの瞳平面に生成される近接照明スポットの少なくとも一部は、互いに対して直交する偏光状態を有する。しかし、本発明の開示はこれに限定されず、従って、照明瞳内の近接位置に生成される異なる偏光状態がいずれかの他の態様で異なる構成、例えば、関連の偏光方向の間でいずれかの望ましい角度だけ異なる構成も包含する。本発明の開示は、完全に偏光された照明スポットにも限定されず、0と1の間の偏光度を有する部分偏光スポットも含む。
一実施形態により、上述の偏光状態の少なくとも一部は、非偏光光に重ね合わされる。しかし、本発明の開示はこれに限定されず、従って、照明瞳のある一定の領域に対して任意の他の偏光度(例えば、DOP=50%を有する)を与えることができる。
一実施形態により、上述の方法は、上述の光学系を用いて実行される。上述の方法を用いて達成される好ましい実施形態又は利点に関しては、光学系に関する上述の説明を参照されたい。
更に、本発明の開示は、上述の特徴を含む光学系を有する照明デバイスと投影レンズとを含むマイクロリソグラフィ投影露光装置、及びマイクロリソグラフィによって製造される微細構造化構成要素に関する。
本発明の開示の更に別の実施形態は、本明細書及び従属請求項から集めることができる。
添付図面に例示する例示的な実施形態に基づいて、以下に本発明の開示をより詳細に説明する。
第1の態様による本発明の開示の根底にある原理を説明するための概略図である。 本発明の開示の実施形態を説明するための概略図である。 本発明の開示の更に別の実施形態を説明するための概略図である。 本発明の開示の更に別の実施形態を説明するための概略図である。 本発明の開示の更に別の実施形態を説明するための概略図である。 本発明の開示の更に別の実施形態を説明するための概略図である。 本発明の開示の更に別の実施形態を説明するための概略図である。 本発明の開示の更に別の実施形態を説明するための概略図である。 本発明の開示の更に別の実施形態を説明するための概略図である。 第1の態様による本発明の開示の根底にある目的を説明するための模式図である。 本発明の開示の更に別の態様による実施形態を解説するための概略図である。 本発明の開示の更に別の態様による実施形態を解説するための概略図である。 本発明の開示の更に別の態様による実施形態を解説するための概略図である。 本発明の開示の更に別の態様による実施形態を解説するための概略図である。 本発明の開示の更に別の態様による実施形態を解説するための概略図である。 本発明の開示の更に別の態様による実施形態を解説するための概略図である。 本発明の開示の更に別の態様による実施形態を解説するための概略図である。 本発明の開示の更に別の態様による実施形態を解説するための概略図である。
図1は、本発明の開示の第1の態様の一般的な概念を説明するための配置を概略図に示している。
この第1の例示的な実施形態により、光源(図1には示していない)からの非偏光照明光は、偏光ビームスプリッタ110(この図では簡単にしか示していない)を用いて2つの相互直交偏光の光ビーム又は部分光線S101、S102に分解される。ここでは、偏光ビームスプリッタ110を透過した部分光線S102は、図示の座標系のy方向に偏光され、偏光ビームスプリッタ110上で反射された部分光線S101はx方向に偏光される。この図及びそれ以降の図では、偏光ビームスプリッタ立方体110上に入射する入力光の非偏光状態をこの光線に対してプロットされている両方の偏光方向によって記号化する。
図1に記載の配置は、部分光線S101がここでもまた部分光線S102と平行に位置合わせされる3つの偏向ミラー120、130、及び140を更に有するが、本発明の開示は、これに限定されない。照明デバイス内で最終的に望ましい偏光照明設定を設定するために、この配置には、更に別の例示的な実施形態に基づいて説明するように、部分光線S101、S102のうちの少なくとも一方の適切な「更に別の処理」が続く。
図2は、本発明の開示に従って設定される望ましい偏光照明設定203が、疑似タンジェンシャル偏光分布を有し、すなわち、電界ベクトルの振動方向が、光学系軸(図示の座標系に関してz方向に延びる)に向く円の半径に対して少なくとも近似的に垂直に延びる偏光分布を有する四重極照明設定である例示的な実施形態を示している。この目的のために、図2により、各部分光線S101又はS102の光線経路には、偏光ビームスプリッタ110から発し、2つの直交偏光状態の一方を有する光を照明デバイスの瞳平面内の関連の照明設定に適合する位置に案内するそれぞれ1つの回折光学要素(DOE)205及び206がそれぞれ配置される。すなわち、偏光ビームスプリッタ110は、それぞれのDOE205、206と協働して、偏光された「部分瞳」201、202を実質的に設定し、瞳平面内でのこれらの部分瞳の重ね合わせは、最終的に望ましい偏光照明設定203をもたらす。具体的には、例示的な実施形態において偏光ビームスプリッタ110との協働でDOE205によって生成される部分瞳201は、y偏光を有する水平二重極照明設定であり、偏光ビームスプリッタ110との協働でDOE206によって生成される部分瞳202は、x偏光を有する垂直二重極照明設定である。
更に別の例示的な実施形態において、DOE205、206の代わりに、互いに独立して調節することができる複数のミラー要素を有するミラー配置(任意的に、同じくそれぞれ1つのミラー配置)を使用することができる。
更に、本発明の開示は、例えば、ビームスプリッタ立方体の形態にある偏光ビームスプリッタ110の特定の実施にも限定されず、原理的に、対応する作動波長に適する限り、あらゆる適切な光線分割要素を使用することができる。
本発明の開示による光線分割を照明デバイスに実施するために、更に、いわゆるサブラムダ回折格子(すなわち、作動波長よりも小さい回折格子構造間隔を有する回折格子)を使用することができる。更に、複数の層(10nm程度の幅を有する)が膜を形成し、この膜が適切な角度(一般的に45°)で位置合わせされる場合に、望ましい偏光感度光線拡幅が発生するような多層膜を使用することができる。
更に別の実施形態において、光線分割に対して複屈折要素を使用することもでき、ここで、通常光線と異常光線の間の空間分離に関して複屈折材料の性質を使用することができる。この場合に、複屈折要素の結果として最初に小さい光線偏向は、更に別の光線偏向、例えば、約90°の更に別の偏向によって増大させることができる。
図2の配置は、特に、照明光が非偏光光源によって生成される照明デバイスとの併用での実施に適している。ここでは、この非偏光光源は、例えば、約365nmの波長を有するi線の光を発生させる水銀短アーク灯とすることができる。一般的に、DE 44 12 053 A1又はEP 0 658 810 A1から一般に知られているように、そのような水銀短アーク放電灯は、放出された光を第2のフォーカスに集光する楕円ミラーのフォーカスに配置することができる。
しかし、図3dには概略的にしか示していないが、更に別の例示的な実施形態において、本発明の開示は、EUV領域の作動波長(すなわち、15nmよりも短い波長)に向けて設計された照明デバイスとの併用に実施することができる。
図3dにより、照明デバイス380は、EUVに向けて設計された投影露光装置375内に複数の第1の反射ファセット要素382を有する第1のファセットミラー381と、複数の第2の反射ファセット要素384を有する第2のファセットミラー383とを有する。プラズマ源386と、コレクターミラー387とを含む光源ユニット385からの光は、第1のファセットミラー381に向けられる。第2のファセットミラー383の背後の光路内には、第1のテレスコープミラー388と第2のテレスコープミラー389とが配置される。第2のテレスコープミラー389に続く光路内には、入射する放射線を6個のミラーM1〜M6を含む投影レンズ395の物体平面OPの物体視野391上に案内する偏向ミラー390が配置される。物体視野391の場所には、投影レンズ395を用いて像平面IPに結像される反射性の構造担持マスクMが配置される。
EUVに向けて設計されたそのような照明デバイスへの本発明の開示の一実施を説明するために、図3aに記載の概略図は、今度は、本発明の開示による相互直交偏光状態を有する2つの光線S301及びS302への最初に非偏光の光線S300(例えば、EUVプラズマ源によって生成された)の分解を示しており、図示の例示的な実施形態では、図示の座標系において、光線S302は、y方向偏光されており、光線S301は、x方向に偏光されている。相互直交偏光状態への分解をもたらす光線分割要素310は、この場合に、ジルコニウム膜によって実施することができ、ジルコニウム膜の厚みは、単に例示的に約50μmとすることができる。このジルコニウム膜は、光伝播方向(=プロットされた座標系のz方向)に対して45°の角度で光線経路に配置される。EUVにおけるジルコニウムの屈折率は1という値に近いので、この角度は、ブリュースター角に対応する。
EUVリソグラフィにおける電磁放射線の望ましくない成分をフィルタリングで除去するためのジルコニウム膜の使用は、例えば、EP 1 356 476 B1及びDE 10 2008 041 801 A1から公知であり、EP 1 356 476 B1に記載されているように、ジルコニウム材料の酸化を防ぐために、ジルコニウム膜を2つのシリコン層の間に配置することができる。
本発明の開示による例示的な実施形態に使用されるジルコニウム膜の結果として、s偏光光は、最大限可能な程度まで反射され、p偏光光は、最大限可能な程度まで透過される。具体的には、ブリュースター角で配置されたそのようなジルコニウム膜は、材料内への吸収の得られる減衰を考慮に入れると、p偏光光成分において約(70〜80)%の透過率、及びs偏光光成分においても同じく約(70〜80)%の反射率を得ることができる。
一方、今度は、本発明の開示に従って偏光度の増大の最中の光損失を最小にするために、上述したように生成された相互垂直偏光の部分光線をそれぞれ1つの同じ照明デバイス内に互い対して平行に設けられた2つの部分モジュールの一方に供給することができる。一例として、図3aに記載の配置において出現する相互直交偏光を有する部分光線が異なる視野ファセットミラー上に入射するように、これらの部分モジュールは、各々別個の視野ファセットミラーを有することができる。視野ファセットミラーは、単一の照明デバイス内への再結合がある前に、異なる強度分布を生成する(すなわち、ある意味で図2の配置内のDOE205、206の機能を検出する)。
代替的に、EUV内に作動波長を有する照明光に向けて図3aに説明するように生成された相互垂直偏光の部分光線を最初から2つの別個のEUV照明デバイス内に結合することができる。
図3bは、最初に非偏光の光を分割することによって生成された相互直交偏光の部分光線S301及びS302が、第1及び第2のファセットミラー330、340それぞれを通じて第3のファセットミラー350のファセット上に伝達される実施形態を示している。第3のファセットミラー350のファセットは、これらのファセットが第1のファセットミラー330又は第2のファセットミラー340のそれぞれ1つのファセットからの光を捕捉する少なくとも2つの切り換え位置の間で交替することができる。その結果、部分光線S301及びS302から開始して、第3のファセットミラー350のファセットの位置を適切に切り換えることにより、この交替は、異なる偏光照明設定を実施することを可能にする。
図3cは、最初に非偏光の光を分割することによって生成される相互直交偏光の部分光線S301及びS302が、2つの空間分離領域(図3cのファセットミラー360内に破線に示す)を通じて第2のファセットミラー370のファセットに伝達される更に別の実施形態を示している。この第2のファセットミラーのファセットは、第1のファセットミラー360の領域のそれぞれ1つのファセットからの光を捕捉する少なくとも2つの切り換え位置の間で交替することができる。その結果、部分光線S301及びS302から開始して、第2のファセットミラー370のファセットの切り換え位置を適切に選択することにより、異なる偏光照明設定を実施することが可能になる。
図4aは、図2と類似の又は実質的にそれと同じ機能を有する要素を「300」だけ増した値を有する参照符号で表した本発明の開示の更に別の実施形態を示している。図2の配置と同様に、図4aのものは、特に、i線を用いてDUV領域に作動波長を有する非偏光光源によって照明光が生成される照明デバイスとの併用での実施に同じく適している。
図4aに記載の設計は、一定の好ましい偏光方向(図示の座標系のy方向に延びる)を有する二重極照明設定の形態にある偏光照明設定401、すなわち、いわゆるy偏光を有する水平二重極照明設定が最終的に生成される点で図2に記載のものとは異なる。
この目的のために、図4aに記載の配置は、図2に記載のDOE205、206の代わりに部分光線S401の光線経路に配置された90°回転子450を有し、かつ両方の部分光線S401、S402の光線経路に配置された拡散器460を有する。例えば、拡散器460は、拡散スクリーン又はフライアイコンデンサーとして具現化することができる。例えば、90°回転子450は、光学活性材料(特に、光学結晶軸の向きが光伝播方向又はz方向と平行に定められた結晶石英)で作るか、又はそうでなければ直線複屈折を用いて実施する(すなわち、直線複屈折光学単軸材料で作られたλ/2板として組み立てるか、又は光学結晶軸が互いに対して45°だけ回転された2つのλ/2板から公知の手法で組み立てる)ことができる。更に、図2の設計で設けられたDOE205及び206の代わりに、図4aに記載の配置は、両方の部分光線S401及びS402の光線経路内で光伝播方向に拡散器460の下流に配置され、かつ図4aに略示する照明設定401を実施するためにそれぞれの直線偏光部分光線S401及びS402(図4に略示するようにこの時点では同じく偏光された、すなわち、y方向に偏光されたもの)を照明デバイスの瞳平面内の望ましい領域に案内する単一のDOE470だけを有する。
図2の場合と同じく、代替的に、両方の部分光線S401及びS402に対して各場合に別個のDOEを設けることもできることは言うまでもない。更に、図4aに示す配置とは別に、拡散器460を省き、適切なDOEだけを使用することにより、2つの部分光線S401とS402との混合を提供することができる。
更に別の実施形態において、図4aに示す設計の修正形態として、図4bに略示し、かつ例えばWO 2009/152867 A1から一般に知られているように、部分光線S401における偏光方向の90°回転を実施するために、3つの(傾斜)ミラー481、482、483を有する3次元ミラー配置を使用することができる。ミラー481〜483は、図4aと同様に、EUVに向けて設計された照明デバイスと併用することができる回転子を形成する。
図5は、概略図において、2つの部分光線の一方に対して本発明の開示による偏光方向の90°回転を実施することができる更に別の例示的な実施形態を説明するように機能する。図2及び図4に基づいて上述した実施形態と同様に、この例示的な実施形態も、特に、i線を用いてDUV領域に作動波長を有する非偏光光源によって照明光が生成される照明デバイスとの併用での実施に同じく適している。
図5の配置では、光線分割要素510で反射された部分光線S501(図示の座標系に関してx方向に偏光されたもの)は、入射光の偏光方向に対して45°に向けられた速軸を有するλ/4板520を通して2回経路指定される。2回通過λ/4板は、実質的にλ/2板として機能するので、部分光線S501における偏光状態の90°回転が実施される。この実施は、部分光線S501に関する光伝播方向にλ/4板520の後に配置され、好ましくは、z方向又は光線S500の元の光伝播方向に対して例えばα<10°の小さい角度で傾斜されたミラー530を用いてもたらされる。λ/4板520が2回の通過を受け、従って、偏光方向の約90°の回転が完了した後に、更に別のミラー540が、光線分割要素510を通過した後に既にy方向に偏光された部分光線S502と平行な偏向をもう一度もたらし、従って、その結果、図5の配置内に結合される実質的に全ての照明光が、均一な偏光状態で、具体的にはy方向に延びる一定偏光方向を伴って利用可能である。
部分光線S501に対する偏光方向の約90°の回転を偏光変動ために、図5の配置内に2回通過λ/4板520の代わりに1回通過λ/2板を設けることができることは言うまでもない。
図7は、本発明の開示の更に別の実施形態を概略図に示している。
図7により、光は、以下により詳細に説明する要素706、707から構成された偏光影響光学配置を通じて、EUVプラズマ源705から第1及び第2のファセット711、712、713及び721、722、723それぞれから構成された2つの配列の一方の上に進み、そこから、光伝播方向に下流に配置された第3のファセット731、732、733、...から構成された配列の上に進む。これらのファセット731、732、733、...から、光は、適切な場合には、更に別の光線偏向要素(示していない)を通じて、投影レンズ750の物体平面に配置された結像される構造を有するマスク740上に入射し、これらの構造は、投影レンズ750を用いて投影レンズ750の像平面に配置されたウェーハ760上に結像される。
最初に、図7のEUVプラズマ源705と第1及び第2のファセット711、712、713、及び721、722、723それぞれとの間に挿入される上述の偏光影響光学配置をここで下記でより詳細に説明する。
図7により、EUVプラズマ源705によって生成された非偏光照明光は、簡単にしか示していない光線分割要素706を用いて、互いに対して直交して偏光された2つの光束又は部分光線S701、S702に分割される。図7に記載の配置は、部分光線S702を部分光線S701と平行に再度位置合わせする偏向ミラーの形態にある光線偏向要素707を更に含む(本発明の開示がこれに限定されることなく)。
相互直交偏光状態への分割をもたらす上述の光線分割要素706は、特に、一例として厚みを約50μmのものとすることができるジルコニウム膜によって実現することができる。このジルコニウム膜は、ビーム経路に光伝播方向(=プロットされた座標系のz方向)に対して45°の角度で配置される。既に上述したように、EUV内でのジルコニウムの屈折率は1という値に近いので、この角度は、ブリュースター角に対応する。
図7では、光線分割要素706上に入射する入力光の非偏光状態は、この光線に対して示す両方の偏光方向(s及びp)によって記号化されている。本発明の開示による例示的な実施形態に使用されるジルコニウム膜を用いて、s偏光光は、最大限可能な程度まで反射され、p偏光光は、最大限可能な程度まで透過される。具体的には、ブリュースター角で配置されたそのようなジルコニウム膜を使用すると、材料内への吸収による減衰を考慮に入れて、p偏光光部分に対して約(70〜80)%の透過率、及びs偏光光部分に対しても同じく約(70〜80)%の反射率を得ることができる。従って、図7により、光線分割要素706によって透過される部分光線S701はp偏光され、光線分割要素706で反射される部分光線S702はs偏光される。
図7により、光線分割要素706によって透過されたp偏光部分光線S701は、複数の第1のファセット(簡略化のために、そのうちの3つのファセット711、712、713しか示していない)を有する第1の視野ファセットミラー710上に入射し、それに対して光線分割要素706で反射されたs偏光部分光線S702は、複数の第2のファセット(簡略化のために、同じくそのうちの3つのファセット721、722、723しか示していない)を有する第2の視野ファセットミラー720上に入射する。一般的に、第1及び第2のファセットそれぞれの個数は有意に大きく、例えば、10よりも大きいとすることができ、特に100よりも大きいとすることができる。
光伝播方向に第1及び第2のファセットミラー710、720それぞれの下流には、複数の第3のファセット(簡略化のために、そのうちの6つのファセット731〜736しか示していない)を有する瞳ファセットミラー730が配置される。第3のファセットの個数も一般的に有意に大きく、例えば、10よりも大きいとすることができ、特に100よりも大きいとすることができる。
瞳ファセットミラー730のファセット731〜736により、第1及び第2のファセット711、712、713、及び721、722、723それぞれとの協働で、それ自体公知の(例えば、DE 10 2008 002 749 A1から)方式で光チャンネルが定められ、これらの光チャンネルは、投影レンズ750の物体平面に配置された物体視野又はマスク740に光チャンネル毎に照明光を案内する。
本発明の開示により、第3のファセット731〜736の各々を用いて、第1のファセット711〜713のうちの関連の第3のファセットに割り当てられたファセットと第2のファセット721〜723のうちの関連の第3のファセットに割り当てられたファセットとの間で、関連の第1のファセットで反射された光又は関連の第2のファセットで反射された光のいずれかを任意的に第3のファセットによって捕捉又はそこで反射することができるように各場合に切り換えを行うことができ、このようにして、瞳平面に生成される関連の光点の偏光状態が相応に選択されるように、第3のファセット731〜736は、少なくとも1つの傾斜軸の回りの各ファセット731〜736の傾斜角の変更によって切換可能である。更に別の実施形態において、各ファセット731〜736の傾斜角は、1つよりも多い傾斜軸、特に2つの傾斜軸の回りに変更可能にすることができ、これは、特に、3つ又はそれよりも多くの偏光方向を設定することが意図され、すなわち、傾斜角を可能な限り小さく保つことが意図される場合に好都合である。
図7の実施形態において達成される第1及び第2のファセットそれぞれの上に向けられた光が有する異なる偏光状態の生成は、図7による最初から非偏光のものである光源705からの光をそれぞれ望ましい偏光状態を有する光に特に有効に又は光損失なしに変換することができるという利点を有する。しかし、本発明の開示は、この構成に限定されず、従って、更に別の実施形態において、例えば、図8及びそれ以降を参照して以下に説明するように、第1及び第2のファセットそれぞれで反射された光が有する異なる偏光状態を別々に生成することができる。
更に、本発明の開示は、上述の相互直交偏光状態としての異なる偏光状態の実現に限定されない。むしろ、本発明の開示は、瞳ファセットミラー730の第3のファセット731〜736のうちの1つの同じファセットによって生成される異なる偏光状態が、いずれかの他の態様で異なる構成、例えば、関連の偏光方向の間でいずれかの望ましい角度だけ異なる構成も包含する。
図8は、本発明の開示の更に別の実施形態を図7と比較して類似するか又は機能的に実質的に均等な構成要素を「100」だけ増した対応する参照番号で表す簡単な概略図に示している。図8の実施形態は、第1のファセット811、812、813、...及び第2のファセット821、822、823、...上に向けられる光が、それぞれ、例えば、US 2008/0192225 A1等から公知である偏光光学構成要素を使用することによって最初から偏光光を発生させる2つの光源805a、805bによって入力結合される点で、図7に記載のものとは異なる。
本発明の開示の更に別の実施形態において、2つよりも多い偏光光源805a、805b、...を設け、かつ相応に同じく瞳ファセットミラーの第3のファセット831、832、833、...のより多くの切り換え位置を設けることができる。
本発明の開示は、図7に示すような互いから空間的に分離された2つのそれぞれ連続する領域内の第1及び第2のファセットそれぞれの実現に限定されず、特に、2つの別個の視野ファセットミラー710、720それぞれの上での第1及び第2のファセットの配置にも限定されない。
更に別の実施形態において、上述の第1及び第2のファセットは、特に前と同じく視野ファセットミラーである1つの同じファセットミラーの2つの空間分離領域内に設けることができる。
更に、例えば、図9に示す更に別の実施形態において、第1のファセット911、912、913、...及び第2のファセット921、922、923、...を1つの同じファセットミラー900上に交互配置で設けることができる。そのような構成は、瞳ファセットミラーの1つの同じファセットにそれぞれ割り当てられ、かつ異なる割り当て偏光状態を有する2つのファセットを例えば各場合に直近に配置することができ、従って、関連の光点の偏光状態の「切り換え」に小さい切り換え距離又は瞳ファセットミラーの関連の割り当てファセットの小さい傾斜角しか必要としないという利点を有する。
図7と図8の両方により、上述したように、互いに対して直交して偏光された部分光線S701、S702及びS801、S802は、それぞれ、ファセットミラー710、720、及び810、820それぞれの第1及び第2のファセットを通じて、瞳ファセットミラー730及び830それぞれが有する光伝播方向に第1及び第2のファセットの下流に配置された第3のファセット上に向けられる。瞳ファセットミラー730及び830それぞれの第3のファセットは、第1のファセットのうちの1つからの光(第1の偏光状態を有する)又は第2のファセットのうちの1つからの光(第1の偏光状態に対して直交する偏光状態を有する)それぞれを捕捉する少なくとも2つの切り換え位置の間で変更することができる。その結果、このようにして、瞳ファセットミラーの第3のファセットの切り換え位置の適切な選択により、異なる偏光照明設定(すなわち、瞳平面に生成される異なる偏光分布)を偏光変動ことができる。本発明の開示の実施形態において、瞳ファセットミラー730及び830それぞれが有するそれぞれの第3のファセットの傾斜角の連続的な設定機能を与えることができる。
瞳ファセットミラーの第3のファセットによって選択可能な異なる偏光状態が各場合に反射要素においてブリュースター角で達成される反射によって生成される本発明の開示の実施形態の説明を図10及び図11を参照して以下に提供する。
この場合に、最初に図10を参照すると、第1、第2、及び第3のファセットが示されておらず、同じく関連するファセットミラーも例示されておらず、これらの構成に関しては、図7〜図9に関する上述の説明を同じく当て嵌めることができ、これらの構成要素は、各場合に照明デバイス951の一部であり、概略的にしか示していない。
図10により、次に、第1及び第2のファセット(図10には示していない)に加えて、反射要素958、959が、それぞれ、光伝播方向にこれらの第1及び第2のファセット(照明デバイス951に属する)それぞれの上流に設けられる。これらの反射要素958、959は、反射においてその後に直線偏光光を得るために、光軸に対してブリュースター角に対応する角度で配置される。EUVの場合には、この角度は、事実上全ての適切な材料において45°の角度である。
この場合に、図7〜図9に関して記載したものと同じくそれぞれの第1又は第2のファセット上に向けられる直線偏光光の偏光方向が、反射が図10に示す座標系のy−z平面に対してブリュースター角で達成される関連の光源及び関連付けられた反射要素958、959の角度に依存するという事実を利用することが可能である。
各場合にy−z平面に対して垂直な反射要素958、959の対応する配置(図10に示す)の場合には、要素958、959からブリュースター角で反射される直線偏光光の偏光方向も対応するが、これらの偏光方向は、各場合に互いに独立して変更することができ、特に、一方又は両方の光源955a、955bをz方向に延びる光軸OAの回りにそれぞれ傾斜されるか又はy−z平面から外れるように回転される割り当てられた反射要素958及び959と共に用いて、すなわち、光軸OAに対して垂直な平面内での関連の光源955a、955bの方位角方向のアラインメントの変動により、互いに対して直交して設定することができる。
一例示的実施形態において、例えば、2つの光源955a、955bの一方は、この光源によって生成される光線が、光軸OAとそれぞれの他方の光源によって生成される光線との両方に垂直に放出されるように、y−z平面から90°の角度だけ外れるように回転させることができる。
割り当てられた反射要素958及び959それぞれと併せての光源955a、955bのうちの一方の光軸OAの回りの傾斜又は回転、又はy−z平面から外れる回転は、特に、円弧(光軸に対して垂直な平面又はx−y平面に存在する)に沿って可変方式でもたらすことができ、その結果、関連の部分光線S951及びS952それぞれの偏光方向を望み通りに設定することができる。
更に、視野ファセットミラーの第1及び第2のファセットのそれぞれ並びに瞳ファセットミラーの第3のファセットの配置に関して、図7〜図9に関する上述の説明を同じく当て嵌めることができ、ここでもまた、図10では関連のファセットを照明デバイス951の一部として示していない。
図11は、ブリュースター角での反射が達成される反射要素として視野ファセットミラーの第1及び第2のファセットそれぞれ自体が使用される点においてのみ図10に記載のものとは異なる本発明の開示の更に別の実施形態を示している。言い換えれば、最初にファセットミラーの機能、更に、特定の偏光状態の生成の機能は、それぞれ1つの同じ要素(すなわち、ファセット968、969)に組み合わされる。その結果、言うなれば無駄な反射を低減し、制限された反射に起因して反射に関連付けられた光損失を回避することができる。図11は、例示目的で、下流の光学系961(照明デバイスの残りの構成要素を含む)の上流でブリュースター角での反射によって望ましい偏光状態の生成をもたらす関連のファセット968、969を示している。他の点として、それぞれ設定された偏光状態を変更するための調節可能性に関しては、図10に関しての説明を同じく当て嵌めることができる。
図3dの投影露光装置375内で上述の実施形態を実現するために、次に、視野ファセットミラー381は、複数の第1のファセットと複数の少なくとも第2のファセットとで構成された配列を用いて図7から図11を参照して上述した実施形態と同じく構成することができ、第1のファセットと第2のファセットには、投影露光装置の作動中にそれぞれのファセットで反射される光の異なる偏光状態が割り当てられる。相応に、瞳ファセットミラー383は、複数の第3のファセットで構成された配列を用いて、これらの第3のファセットが、第1のファセットのうちの1つからの光を捕捉する第1の切り換え位置と、第2のファセットのうちの1つからの光を捕捉する少なくとも1つの第2の切り換え位置との間で各場合に切換可能であるように構成される。
その結果、投影露光装置の作動中に、例えば、光学系内の偏光影響要素の交換を必要とすることなく、照明デバイスの瞳平面内の偏光又は偏光分布の柔軟な変更を実現する可能性が提供される。
本発明の開示の更に別の態様により、本発明の開示に従って例えば図7及びそれ以降に関して上述した実施形態を用いて得ることができる異なる偏光又は偏光分布それぞれを生成するための柔軟性は、少なくとも領域的に非偏光光を含む照明設定を開発するために使用することができる。そのような少なくとも部分的に非偏光の照明設定は、特定の用途に依存して有利又は望ましいとすることができるが、それぞれの非偏光領域の生成は、適切な透過光学構成要素(例えば、VUV系において非偏光光を発生させるために光混合系との組合せで使用することができるいわゆるハンル偏光解消子等)の非有利性に起因して、特にEUVシステムでは一般的に問題を生じる可能性がある。
図12から図14に関して以下でより詳細に説明するように、そのような少なくとも部分的に非偏光の照明設定は、特にEUVシステムにおいて、単に一例として本発明の開示をそれに限定することなく、図7及びそれ以降に関して記載したファセット配置を用いて実現することができる。
この態様により、本発明の開示は、EUVに向けて設計された照明デバイスでは、照明瞳が(VUVシステムでは場合によってそうであるように連続的に埋め尽くされるのではなく)図12に略示するように複数の照明スポットを含むことによって目立った区画を示すことを利用する。この強度に区画化された照明瞳を利用して、それぞれの近接照明スポットに互いに異なる偏光状態を与えることにより、望ましい偏光解消を偏光変動ことができる。この概念の結果として、照明光の断面にわたる照明光の近接/隣接領域内に異なる偏光状態が提供され、この概念は、ハンル偏光解消子の概念とある程度比較することができる。
上述の異なる偏光状態は、統計的に分布されたものとするか、又は例えば直交偏光状態の交互シーケンス(例えば、照明瞳の近接領域がx方向又はy方向それぞれに偏光されるような)を開発することにより、照明瞳のある一定の領域にわたるそれぞれのストークスベクトルが、10%よりも低い、特に5%よりも低い、より具体的には2%よりも低い偏光度(=DOP)を有する少なくとも近似的に非偏光の光に合算されるような別個の照明スポットの偏光の選択的かつターゲット方式の調節からもたらされるかのいずれかとすることができる。
更に別の実施形態において、近接照明スポットにわたるより細かい/段階的な偏光変動を実現することができる。例えば、照明デバイスの反射構成要素上に適切な微細構造(図7及びそれ以降の実施形態におけるファセットのような)を設けることによって達成することができる光又は照明スポットそれぞれの混合などの結果として、近接照明スポット内に示した異なる(例えば、直交する)偏光状態から真の非偏光偏光分布を得ることができる。更に別の実施形態において、近接照明スポットに割り当てられた異なる偏光状態の混合は、個々の分離照明スポットの電界の重ね合わせの結果としてウェーハ平面内(すなわち、基板上に設けられた感光層上)に達成することができる。
図13は、上述の概念を示すために役に立つものである。図13の模式図内に略示し、かつ下記でより詳細に更に解説するように、照明瞳のある一定の領域にわたって照明スポットを平均化する結果として望ましい非偏光状態が得られる。
上述の概念の考えられる結果として、図14は、単に一例として本発明の開示をそれに限定することなく、疑似タンジェンシャル偏光四重極設定と非偏光「低シグマ」設定(すなわち、照明瞳の中心の円形領域内に非偏光光を含む設定)との組合せとして表すことができる照明設定を示している。図12から図14の模式図は、瞳の中心においてσ=0であり、瞳の外縁においてσ=1であるそれぞれの軸瞳座標を用い、双方向矢印によって偏光方向を示す照明極のみが光で照明される点に注意しなければならない。
達成される「偏光解消効果」の量的仕様は、平均化カーネルが、例えば、0.1*σ(特に0.05*σ、より具体的には0.02*σ)の瞳座標半径を有することができる照明瞳にわたって実施される浮動平均化に基づいて与えることができる。異なる偏光状態が図13及び図14に示す照明瞳内で依然として得られるスケールは、そのような平均化が、例えば、図14に示す照明瞳の中心円形領域のようなそれぞれの非偏光領域において、10%よりも低い、特に5%よりも低い、より具体的には2%よりも低い残存偏光度(=DOP)をもたらす程に十分に小さくなければならない。上述の浮動平均化が実施される領域は、望ましい照明瞳又は目指す偏光解消に基づいて、1つ又はそれよりも多くの別個の照明極(与えられる場合には、照明極の中心円形領域を「低シグマ領域」、すなわち、例えばσ<0.1という小さいσ値を有する領域として含む)で構成することができる。言い換えれば、上述の浮動平均化は、各照明極において別個に行うことができ、又は二重極設定の照明極のようないくつかの照明極にわたって行うことができる。
図12〜図14の態様に関する本発明の開示は、少なくとも実質的に非偏光の光の生成に限定されない。むしろ、例えば、図7及びそれ以降に関して記載した実施形態を用いて得られる高い柔軟性を用いて、照明瞳のある一定の領域に対して任意の他の偏光度(例えば、DOP=50%を有する)を与えることができる。
図7及びそれ以降に関して記載した動的に切換可能な配列/ファセット(視野ファセットミラー又は瞳ファセットミラーそれぞれの各ファセットの傾斜角の変更を可能にする)を使用することにより、動的な変更又は切り換えも、照明瞳のある一定の領域内の異なる偏光設定間、特に偏光照明と非偏光照明の間の作動において実現することができる。更に、図12〜図14に関する本発明の開示は、図7及びそれ以降に関して記載した動的に切換可能なファセットを有する配置の使用に限定されず、視野ファセットミラー又は瞳ファセットミラーそれぞれの静的な実施形態においても実現することができる。
本発明の開示を特定の実施形態に基づいて記載したが、例えば、個々の実施形態の特徴の組合せ及び/又は交換による多くの変形及び代替実施形態は当業者には明らかである。従って、そのような変形及び代替実施形態が本発明の開示によって付随的に包含され、本発明の開示の範囲が特許請求の範囲及びその均等物の意味の範囲でのみ限定されることは当業者には言うまでもない。
110 偏光ビームスプリッタ
120、130、140 偏向ミラー
S100 非偏光照明光
S101、S102 部分光線

Claims (17)

  1. マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系であって、
    光源と、
    前記投影露光装置が作動状態にある時に要素に入射する光線を相互に異なる偏光方向を有する第1の部分光線(S101,S301,S401,S501,S701)と第2の部分光線(S102,S302,S402,S502,S702)とに分割する光線分割光学要素(110,310,410,510,706)と、
    前記第1の部分光線(S101,S301,S401,S501,S701)及び前記第2の部分光線(S102,S302,S402,S502,S702)から望ましい偏光照明設定を生成するための少なくとも1つの光線偏向光学要素(205,206,330,340,350,360,370,470,530,540,710,720,730,810,820,830)と、
    異なる偏光状態を、ブリュースター角で達成される反射によって各場合に生成する反射要素(958,959,968,969)と、
    を含み、
    前記光線分割光学要素(110,310,410,510,706)は、前記投影露光装置が作動状態にある時にこの光線分割光学要素上に入射する光が1よりも小さい偏光度を有するように配置され、
    複数の第1のファセット(711,712,713,...;811,812,813,...;911,912,913,...)と、少なくとも複数の第2のファセット(721,722,723,...;821,822,823,...;921,922,923,...)とで構成された配列であって、該第1のファセット及び該第2のファセットに対して、前記投影露光装置の前記作動中にそれぞれの該ファセットで反射される光の異なる偏光状態が割り当てられる前記配列と、
    前記光の伝播方向に前記第1及び前記第2のファセットの下流に配置された複数の第3のファセット(731,732,733,...;831,832,833,...)で構成された配列と、
    を含み、
    前記第3のファセット(731,732,733,...;831,832,833,...)は、それらが前記投影露光装置の前記作動中に前記第1のファセット(711,712,713,...;811,812,813,...;911,912,913,...)のうちの1つからの光を捕捉する第1の切り換え位置と、それらが該投影露光装置の該作動中に前記第2のファセット(721,722,723,...;821,822,823,...;921,922,923,...)のうちの1つからの光を捕捉する少なくとも1つの第2の切り換え位置との間で各場合に切換可能であ
    前記反射要素(958,959,968,969)のうちの少なくとも1つが、前記各場合に、それらで反射される光の偏光方向の変動に対してその位置に関して調節可能である、
    ことを特徴とする光学系。
  2. 前記光線分割光学要素(110,310,410,510,706)は、前記投影露光装置が作動状態にある時にこの光線分割光学要素上に入射する光が0.5よりも小さい偏光度を有するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記望ましい偏光照明設定は、疑似タンジェンシャル偏光分布を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学系。
  4. 前記望ましい偏光照明設定は、四重極照明設定又は二重極照明設定であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記光源は、非偏光光を発生させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 前記光源は、EUVプラズマ源であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光学系。
  7. より具体的にEUVにおける作動のためのマイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系であって、
    複数の第1のファセット(711,712,713,...;811,812,813,...;911,912,913,...)と、少なくとも複数の第2のファセット(721,722,723,...;821,822,823,...;921,922,923,...)とで構成された配列であって、該第1のファセット及び該第2のファセットに対して、前記投影露光装置の作動中にそれぞれの該ファセットで反射される光の異なる偏光状態が割り当てられる前記配列と、
    前記光の伝播方向に前記第1及び前記第2のファセットの下流に配置された複数の第3のファセット(731,732,733,...;831,832,833,...)で構成された配列と、
    前記望ましい偏光状態を、ブリュースター角で達成される反射によって各場合に生成する反射要素(958,959,968,969)と、
    を含み、
    前記第3のファセット(731,732,733,...;831,832,833,...)は、それらが前記投影露光装置の前記作動中に前記第1のファセット(711,712,713,...;811,812,813,...;911,912,913,...)のうちの1つからの光を捕捉する第1の切り換え位置と、それらが該投影露光装置の該作動中に前記第2のファセット(721,722,723,...;821,822,823,...;921,922,923,...)のうちの1つからの光を捕捉する少なくとも1つの第2の切り換え位置との間で各場合に切換可能であ
    前記反射要素(958,959,968,969)のうちの少なくとも1つが、前記各場合に、それらで反射される光の偏光方向の変動に対してその位置に関して調節可能である、
    ことを特徴とする光学系。
  8. 前記第1のファセット(711,712,713,...;811,812,813,...;911,912,313,...)及び前記第2のファセット(721,722,723,...;821,822,823,...;921,922,923,...)は、各場合に視野ファセットミラー上に配置されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学系。
  9. 前記第3のファセット(731,732,733,...;831,832,833,...)は、瞳ファセットミラー上に配置されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光学系。
  10. 前記異なる偏光状態は、互いに対して直交することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の光学系。
  11. 光学系の瞳平面に生成される近接照明スポットが、互いに異なる偏光状態を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の光学系。
  12. 互いに異なる前記偏光状態の少なくとも一部が、光学系の更に別の光路において非偏光光を生じることを特徴とする請求項11に記載の光学系。
  13. 照明デバイスと投影レンズとを含むマイクロリソグラフィ投影露光装置であって、
    前記照明デバイスは、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の光学系を有する、
    ことを特徴とする装置。
  14. 微細構造化構成要素をマイクロリソグラフィ的に生成する方法であって、
    感光材料で構成された層が少なくとも部分的に付加された基板を与える段階と、
    結像される構造を有するマスクを与える段階と、
    請求項13に記載のマイクロリソグラフィ投影露光装置を与える段階と、
    前記投影露光装置を用いて前記マスクの少なくとも一部を前記層のある一定の領域上に投影する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  15. マイクロリソグラフィ露光方法であって、
    光源を用いて発生させた照明光が、投影レンズの物体平面を照明するための投影露光装置の照明デバイスに給送され、該物体平面は、該投影レンズを用いて該投影レンズの像平面に結像され、
    前記照明デバイスを通過する前記光は、該照明デバイス内の1つの位置で1よりも小さい偏光度を有し、
    前記偏光度は、光伝播の方向にこの位置の後で増大し、前記光は、互いに異なる偏光方向を有する第1の部分光線(S101,S301,S401,S501,S701)と第2の部分光線(S102,S302,S402,S502,S702)とに分割され、
    前記第1の部分光線と前記第2の部分光線の偏光方向の変動に対してその位置に応じて調節する、
    ことを特徴とする方法。
  16. 前記偏光度は、少なくとも0.3だけ増大することを特徴とする請求項15に記載のマイクロリソグラフィ露光方法。
  17. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の光学系を用いて実行されることを特徴とする請求項14から請求項16のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ露光方法。
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