JP6136965B2 - ハイブリッド車制御装置 - Google Patents
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Description
そして、バッテリは低温時に内部損失が増加し出力が制限されるため、バッテリ温度が所定温度より低いとき、暖かい空気や水をバッテリに送ったり、バッテリの充放電量を増加させて内部発熱させたりすることで、バッテリを暖機することが一般に行われている。例えば特許文献1に開示された制御装置は、バッテリ温度が所定温度より低いとき、所定の充電範囲内で充放電を強制的に行うことでバッテリ温度を上昇させる。
そのため、バッテリ暖機制御完了後の走行負荷が比較的大きい場合や走行時間が比較的長い場合には、暖機制御完了後の燃料消費量の減少分が暖機制御中の燃料消費量の増加分を上回り、トータルの燃料消費量が通常制御時に比べて減少する。
したがって、特許文献1の制御装置のように、単純にバッテリ温度が所定温度より低いとき常にバッテリ暖機制御を実施すると、暖機制御完了後の走行状況等によってはかえって燃費が悪化する場合が発生する。
このハイブリッド車制御装置は、車両の始動時以後、バッテリ温度(Tb)が所定の温度閾値(Tbs)より低いとき、走行要求駆動力に基づいて車両の駆動を制御する「通常制御」、及び、走行要求駆動力に基づいて車両の駆動を制御しつつバッテリ温度が温度閾値に達するまで昇温を促進する「バッテリ暖機制御」を選択的に実施可能である。
ここで、「バッテリ」は、充放電可能な蓄電装置全般を意味し、キャパシタ等を含む。
そして、「バッテリ暖機制御を実施する場合の燃料消費量の推定値である暖機時燃料消費量推定値(ΣFCwu)」が「通常制御を実施する場合の燃料消費量の推定値である通常時燃料消費量推定値(ΣFCnor)」を超える場合、バッテリ暖機制御の実施を禁止することを特徴とする。
(1)バッテリ温度と、燃料消費量の瞬時値である燃料消費率とのマップを用いて燃料消費量を推定する。
(2)過去から現在までのバッテリ温度、又は、燃料消費量の瞬時値である燃料消費率の変化に基づいて、今後のバッテリ温度又は燃料消費量を推定する。バッテリ温度を推定する場合には、上記(1)により、バッテリ温度から燃料消費量を推定する。
(3)運転者によるルート設定、又は、過去の走行履歴についての学習結果から今後の車両の走行負荷又は走行状態を予測する走行情報予測手段を備えるハイブリッド車に適用されることを前提として、走行情報予測手段が予測した走行情報に基づいて燃料消費量を推定する。
また、バッテリ暖機制御を禁止して通常制御を実施するとき、エンジンの駆動力によって生成する「通常制御に対して過剰な電力」の充電のみを禁止するようにしてもよい。このとき、モータジェネレータによる回生電力の充電、及び、EV走行又はモータアシスト走行による放電は許容する。言い替えれば、エンジンの駆動力によって生成する「通常制御と同等レベルの電力」の充電やモータジェネレータによる回生電力の充電、及び、EV走行又はモータアシスト走行による放電を行う制御状態は、「通常制御」の範囲に含まれると解釈する。
例えば下記のような場合に「みなし判定」をすることが考えられる。これにより、燃料消費量の演算を省略し、制御装置の処理負荷を低減することができる。
最初に、本発明のハイブリッド車制御装置が適用されるハイブリッド車のシステム例について、図1を参照して説明する。図1に示すハイブリッド車101は、駆動力源としてエンジン2及び1つのモータジェネレータ3を備えた、いわゆるパラレルハイブリッド自動車である。「ハイブリッド車制御装置」としてのHV−ECU50は、エンジン2及びモータジェネレータ3(図中「MG」と示す)の駆動力を調停し、ハイブリッド車101の駆動を統括的に制御する。
また、エンジン2の運転に伴って発生する排熱Qeは、直接的又は間接的にバッテリ4を暖機するための熱として利用可能である。
モータジェネレータ3は、バッテリ4の電力を消費しつつ電動機として力行動作し、エンジン2の駆動力をアシストして車輪14を駆動する一方で、エンジン2の駆動力によって発電機として回生動作し、発電した電力をバッテリ4に充電可能である。
バッテリECU40は、バッテリ4のSOC、バッテリ温度Tb等を監視し、その情報をHV−ECU50に送信する。
そこで本発明のHV−ECU50は、トータルでの燃料消費量を低減する観点から、バッテリ暖機制御の実施可否を適切に判定する処理を実行することを特徴とする。以下、HV−ECU50が実行するバッテリ暖機制御判定処理について、実施形態毎に詳しく説明する。
本発明のハイブリッド車制御装置による第1実施形態のバッテリ暖機制御判定処理について、図2〜図6を参照して説明する。以下のフローチャートの説明で、記号「S」はステップを意味する。
図2のフローチャートは、本発明の基本的な技術的思想を表す「基本フロー」である。図2のS01で、HV−ECU50はバッテリ温度Tbを取得する。バッテリ温度Tbが温度閾値Tbsより低いとき(S02:YES)、S03に移行する。バッテリ温度Tbが温度閾値Tbs以上のとき(S02:NO)、処理を終了する。
ここで、燃料消費率FCは、単位時間当たりの燃料消費量、すなわち「燃料消費量の瞬時値」であり、逆に、燃料消費量ΣFCは「燃料消費率FCの積算値」に相当する。バッテリ温度Tb、燃料消費率FCが時間tの関数であることを強調したい場合のみ、「Tb(t)、FC(t)」のように記載する。
また、バッテリ暖機制御を実施する場合の量について、「ウォーミングアップ」を意味する添え字「wu」を、通常制御を実施する場合の量について、「ノーマル」を意味する添え字「nor」を記号に付して区別する。
ここで、「バッテリ温度Tbが温度閾値Tbsに達する」とは、厳密に温度が一致する場合に限らない。例えば、バッテリ温度Tbと温度閾値Tbsとの温度差が所定温度以内となる時刻を暖機昇温時刻t1又は通常昇温時刻tnwと判断してもよい。
或いは、図4(a)に示すように、過去に、バッテリ暖機制御及び通常制御によるバッテリ温度Tbwu(t)、Tbnor(t)の変化履歴がある場合、過去の変化を外挿することにより、今後のバッテリ温度Tbwu(t)、Tbnor(t)の時間変化を推定してもよい。
なお、ナビゲーション装置70等の走行情報予測手段が無いか、有っても目的地が設定されておらず走行終了時刻trfがわからない場合には、通常昇温時刻tnwを積算終了時刻tfとすればよい。
この場合、例えば図4(b)に示すバッテリ温度Tbと燃料消費率FCとのマップを用いて、バッテリ温度Tbwu(t)、Tbnor(t)に基づいて、燃料消費率FCwu(t)、FCnor(t)を推定することができる。図4(b)に示すように、バッテリ温度Tbが低いほど燃料消費率FCは大きく、バッテリ温度Tbが高いほど燃料消費率FCは小さくなり、ある温度以上では一定値に収束する傾向にある。なお、温度閾値Tbsは、通常、バッテリ温度Tbが一定値となる温度に設定される。
なお、S04及びS05と、S06とは順序を入れ替えてもよい。
ここで積算開始時刻tsは、エンジン2の始動時に固定してもよい。或いは、処理ルーチンの度に現在時刻を積算開始時刻tsとして更新してもよい。
一方、暖機時燃料消費量推定値ΣFCwuが通常時燃料消費量推定値ΣFCnorを超える場合、バッテリ暖機制御を実施しない方がトータルの燃料消費量を少なくすることができると判断し、S10にてバッテリ暖機制御の実施を禁止する。
図3(a)に示すように、バッテリ暖機制御において回生電力の受容に有利なように、好ましくは、S091で目標SOC又はSOCの下限値を通常制御時よりも低く設定し、充電許容電力Winを拡大する。
S092では、エンジン駆動力による充電と、EV走行又はモータアシスト走行による放電とを強制的に行い、内部発熱によりバッテリ4を暖機する。
しかし、この技術では、エンジン起動中に放電を行うとエンジン効率が低い動作点で運転することになり、かえって燃費が悪化することとなる。それに対し、本実施形態では、バッテリ暖機制御の実施可否を適切に判定することで、燃費の悪化防止を図る。
図5(a)、(b)に示すタイムチャートは、共通の時間軸を横軸とし、(a)燃料消費率FC、及び、(b)バッテリ温度Tbの始動時刻t0からの時間変化を縦軸とする。
始動時刻t0においてバッテリ温度Tbは温度閾値Tbsより低い。その後、一点鎖線で示す通常制御では緩やかにバッテリ温度Tbが上昇し、通常昇温時刻tnwに温度閾値Tbsに達する。一方、実線で示すバッテリ暖機制御ではより急激にバッテリ温度Tbが上昇し、暖機昇温時刻t1に温度閾値Tbsに達し、暖機制御を完了する。
一方、暖機昇温時刻t1時刻から通常昇温時刻tnwまでの期間は、通常時燃料消費率FCnorが暖機時燃料消費率FCwuより大きい。この期間での通常時燃料消費率FCnorの積算値から暖機時燃料消費率FCwuの積算値を差し引いた燃料消費量の差分を面積Bで表す。
走行終了時刻trf(1)が平衡時刻t2より早い場合、バッテリ暖機制御の効果が初期損失を補填する以前に走行を終了することとなるため、バッテリ暖機制御を実施しない方がよい。一方、走行終了時刻trf(2)が平衡時刻t2より遅い場合、初期損失を上回るバッテリ暖機制御の効果が得られるため、バッテリ暖機制御を実施する方がよい。
本発明のハイブリッド車制御装置による第2〜第4実施形態のバッテリ暖機制御判定処理について、図7〜図10を参照して説明する。
第1実施形態の図2に示す「基本フロー」では、S03〜S07のステップを通して、暖機時燃料消費量推定値ΣFCwu及び通常時燃料消費量推定値ΣFCnorを算出した上で、S08で両者を比較してバッテリ暖機制御の実施可否を判定する。
この「みなし判定」は、「車両の運転状態を示すパラメータがある条件を満たせば、暖機時燃料消費量推定値ΣFCwuが通常時燃料消費量推定値ΣFCnorを超える」ことが経験則等から明らかであるという前提の下に成立する。
一方、S22でNOの場合、バッテリ暖機制御を許可する。或いは、図2の基本フローに従って暖機時燃料消費量推定値ΣFCwu及び通常時燃料消費量推定値ΣFCnorを正規に算出した上で、バッテリ暖機制御の実施可否を判定してもよい。
したがって、この場合、HV−ECU50は、暖機時燃料消費量推定値ΣFCwu及び通常時燃料消費量推定値ΣFCnorを算出するまでもなく、バッテリ暖機制御を実施しない方がトータルの燃料消費量が少なくなると判断する。
S32でNOの場合については、第2実施形態のS22でNOの場合と同様とする。
それに対し、第3実施形態では、運転状態や道路状況による暖機時燃料消費量推定値ΣFCwu及び通常時燃料消費量推定値ΣFCnorの変動範囲を考慮し、走行時間又は走行距離がその時間又はその距離より短ければ必ず「ΣFCwu>ΣFCnor」となると考えられる所定時間又は所定距離を閾値として設定する。そうすることで、HV−ECU50は、暖機時燃料消費量推定値ΣFCwu及び通常時燃料消費量推定値ΣFCnorを算出するまでもなく、バッテリ暖機制御を実施しない方がトータルの燃料消費量が少なくなると判断する。
また、走行要求駆動力Prunが小さい低負荷走行の場合、そもそもバッテリ4を暖機して出力性能を確保する必要性が少ないため、バッテリ暖機制御を実施しなくてよい。
(ア)本発明のバッテリ暖機制御においてバッテリ4を暖機する方法として、上記実施形態で例示したバッテリ4の強制充放電の他、図1に示すように、エンジン2の排熱Qeを利用してもよい。すなわち、エンジン2の排熱を利用して暖められた空気、又は、温められた冷却水によってバッテリ4を暖機することができる。
この形態でのバッテリ暖機制御では、HV−ECU50は、ファンやウォーターポンプを駆動することで、暖められた空気、又は、温められた冷却水の熱をバッテリ4に供給する。ファンやウォーターポンプをバッテリ暖機のために余計に駆動するため、暖機制御中は通常制御時に対し燃料消費量が増加する。そこで、上記実施形態と同様の判定処理を行うことにより、バッテリ暖機制御の実施可否を適切に判定することができる。
その他、電気ヒータを用いてバッテリの暖機を行ってもよい。
燃料電池の原理は、電解質膜をはさんだ一方の電極(負極)に水素を、他方の電極(正極)に酸素を送ることによって化学反応を起こし、水と電気とを発生させるものである。電解質膜を正負の電極ではさんだセルを重ねてパッケージにしたものがFCスタック6である。FCスタック6には、エアコンプレッサ(ACP)62によって加圧された空気、及び、水素タンク61からの水素が供給される。FCスタック6が発生した直流電力は、昇圧コンバータ31に供給される。ここで、「水素及び酸素」は、特許請求の範囲に記載の「反応物質」に相当する。
この場合、HV−ECU50は、FCスタック6の水素及び酸素の消費量について、バッテリ暖機制御を実施する場合の消費量推定値が通常制御を実施する場合の消費量推定値を超える場合、バッテリ暖機制御の実施を禁止する。
2 ・・・エンジン、
3 ・・・モータジェネレータ、
4 ・・・バッテリ、
50・・・HV−ECU(ハイブリッド車制御装置)、
6 ・・・燃料電池、
70・・・ナビゲーション装置(走行終了時刻予測手段、走行情報予測手段)。
Claims (14)
- バッテリ(4)と、
燃料を消費して駆動力を発生するエンジン(2)と、
前記エンジンの駆動力によって発電した電力を前記バッテリに充電可能であり、且つ、前記バッテリが放電した電力を消費して力行動作可能なモータジェネレータ(3)と、
を備えるハイブリッド車(101)に適用され、車両の始動時以後、バッテリ温度(Tb)が所定の温度閾値(Tbs)より低いとき、走行要求駆動力に基づいて車両の駆動を制御する通常制御、及び、走行要求駆動力に基づいて車両の駆動を制御しつつバッテリ温度が前記温度閾値に達するまで昇温を促進するバッテリ暖機制御を選択的に実施可能なハイブリッド車制御装置(50)であって、
バッテリ温度(Tb)が前記温度閾値(Tbs)より低いとき、
前記通常制御においてバッテリ温度が前記温度閾値に達すると推定される時刻を通常昇温時刻(tnw)とすると、今後、前記通常制御を実施する場合、及び、前記バッテリ暖機制御を実施する場合における遅くとも前記通常昇温時刻までの前記エンジンの燃料消費量を推定し、
前記バッテリ暖機制御を実施する場合の燃料消費量の推定値である暖機時燃料消費量推定値(ΣFCwu)が、前記通常制御を実施する場合の燃料消費量の推定値である通常時燃料消費量推定値(ΣFCnor)を超える場合、前記バッテリ暖機制御の実施を禁止することを特徴とするハイブリッド車制御装置。 - 車両の走行終了時刻(trf)を予測する走行終了時刻予測手段(70)を備えるハイブリッド車に適用され、
前記走行終了時刻予測手段から取得した前記走行終了時刻が前記通常昇温時刻よりも早い場合、前記通常制御の実施時、及び、前記バッテリ暖機制御の実施時における前記走行終了時刻までの燃料消費量を推定し、前記バッテリ暖機制御の実施可否を判定することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車制御装置。 - 前記エンジンの燃料消費量の推定において、バッテリ温度と、燃料消費量の瞬時値である燃料消費率とのマップを用いて燃料消費量を推定することを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車制御装置。
- 過去から現在までのバッテリ温度、又は、燃料消費量の瞬時値である燃料消費率の変化に基づいて、今後のバッテリ温度又は燃料消費量を推定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のハイブリッド車制御装置。
- 運転者によるルート設定、又は、過去の走行履歴についての学習結果から今後の車両の走行負荷又は走行状態を予測する走行情報予測手段(70)を備えるハイブリッド車に適用され、
前記走行情報予測手段が予測した走行情報に基づいて燃料消費量を推定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のハイブリッド車制御装置。 - 運転者によるルート設定、又は、過去の走行履歴についての学習結果から今後の車両の走行負荷又は走行状態を予測する走行情報予測手段(70)を備えるハイブリッド車に適用され、
前記走行情報予測手段によるルート情報から推定した今後の車両の加減速の回数、又は速度変化量の累積値と、前記暖機時燃料消費量推定値及び前記通常時燃料消費量推定値との関係について、前記暖機時燃料消費量推定値が前記通常時燃料消費量推定値を超えるとみなされる加減速の回数の下限値である所定回数、又は、前記暖機時燃料消費量推定値が前記通常時燃料消費量推定値を超えるとみなされる速度変化量の累積値の下限値である所定回数が設定されており、
前記走行情報予測手段によるルート情報から推定した今後の車両の加減速の回数が前記所定回数を超えるとき、又は、前記走行情報予測手段によるルート情報から推定した今後の速度変化量の累積値が前記所定回数を超えるとき、前記バッテリ暖機制御の実行を禁止することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のハイブリッド車制御装置。 - 運転者によるルート設定、又は、過去の走行履歴についての学習結果から今後の車両の走行負荷又は走行状態を予測する走行情報予測手段(70)を備えるハイブリッド車に適用され、
前記走行情報予測手段から取得した車両の走行終了までの走行時間または走行距離と、前記暖機時燃料消費量推定値及び前記通常時燃料消費量推定値との関係について、前記暖機時燃料消費量推定値が前記通常時燃料消費量推定値を超えるとみなされる走行時間の上限値である所定時間、又は、前記暖機時燃料消費量推定値が前記通常時燃料消費量推定値を超えるとみなされる走行距離の上限値である所定距離が設定されており、
前記走行情報予測手段から取得した車両の走行終了までの走行時間が前記所定時間未満のとき、又は、前記走行情報予測手段から取得した車両の走行終了までの走行距離が前記所定距離未満のとき、前記バッテリ暖機制御の実行を禁止することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のハイブリッド車制御装置。 - 今後の走行において前記エンジンが燃料消費量に対して発生する駆動力又は発電電力の効率であるエンジン効率(η)を推定し、
前記エンジン効率の推定値が、前記暖機時燃料消費量推定値が前記通常時燃料消費量推定値を超えるとみなされる前記エンジン効率の上限値として設定された閾値(ηth)未満のとき、前記バッテリ暖機制御の実行を禁止することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のハイブリッド車制御装置。 - 前記エンジン効率の推定において、今後の走行における車速が所定の速度範囲外にある場合、又は、今後の走行における車両の走行要求駆動力が所定の駆動力範囲外にある場合、前記エンジン効率の推定値が前記閾値未満であると判断することを特徴とする請求項8に記載のハイブリッド車制御装置。
- 前記バッテリ暖機制御において、
前記バッテリの充放電を強制的に行い、内部発熱によって前記バッテリを暖機することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のハイブリッド車制御装置。 - 前記バッテリ暖機制御において、
前記通常制御時よりも目標SOC、又はSOCの下限値を低く設定し、充電許容電力(Win)を拡大することを特徴とする請求項10に記載のハイブリッド車制御装置。 - 前記バッテリ暖機制御を禁止するとき、
前記エンジンの駆動力によって生成する前記通常制御に対して過剰な電力の充電のみを禁止することを特徴とする請求項10または11に記載のハイブリッド車制御装置。 - 前記バッテリ暖機制御において、
前記エンジンの排熱を利用して暖められた空気、又は、温められた冷却水によって前記バッテリを暖機することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のハイブリッド車制御装置。 - 請求項1〜13のいずれか一項に記載のハイブリッド車制御装置において、
前記バッテリを充電するための電力を発電するエネルギー源として、燃料の熱エネルギーを利用するエンジンに代えて、反応物質の化学反応により発電する燃料電池(6)を備えるハイブリッド車(102)に適用され、
前記エンジンの燃料消費量に代えて、前記燃料電池の反応物質の消費量について、前記バッテリ暖機制御を実施する場合の消費量推定値が前記通常制御を実施する場合の消費量推定値を超える場合、前記バッテリ暖機制御の実施を禁止することを特徴とするハイブリッド車制御装置。
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