JP6136877B2 - プラグギャップ測定装置、プラグギャップ測定方法、および点火プラグの製造方法 - Google Patents

プラグギャップ測定装置、プラグギャップ測定方法、および点火プラグの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、点火プラグが有する接地電極と中心電極との間のプラグギャップを測定するプラグギャップ測定装置およびプラグギャップ測定方法、ならびに点火プラグの製造方法に関する。
従来、自動車のエンジン等の内燃機関における着火手段として点火プラグが用いられる。一般的な点火プラグの例を図9に示す。図9(a)に示すように、点火プラグ1は、接地電極11と中心電極12とを備えている。また、図9(b)に示すように、接地電極11と中心電極12との各端部は、プラグギャップと称する隙間(図中にgで示す)を挟んで対向しており、接地電極11と中心電極12との間に高電圧が印加されるとプラグギャップにはスパークが発生する。
従来、点火プラグの製造時には、プラグギャップを測定して規定範囲内にあるか否かを検査しており、検査後、必要に応じて修正加工を行っている。例えば、特許文献1には、点火プラグを挟んで配置された照明手段と撮像カメラとを用いてプラグギャップを撮像し、得られた画像情報に基づいてプラグギャップを測定する方法が開示されている。
特開2002−231412号公報
しかしながら、特許文献1に開示された測定方法では、点火プラグの接地電極および中心電極が撮像カメラの光軸に対して傾いていると、プラグギャップが実際よりも小さく測定されてしまう場合がある。このため、測定の精度が低下してしまう。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、点火プラグのプラグギャップを精度よく測定するプラグギャップ測定装置およびプラグギャップ測定方法を提供することにある。また、別の目的は、本発明のプラグギャップ測定方法を用いて点火プラグを製造する点火プラグの製造方法を提供することにある。
本発明のプラグギャップ測定装置は、点火プラグの互いに対向して配置された接地電極の接地電極面と中心電極の中心電極面との間のプラグギャップを測定する測定装置である。また、本発明の測定装置は、プラグギャップに隔てられた接地電極および中心電極の各シルエット像を形成するように、接地電極および中心電極を照射する第1照明手段と、接地電極面を照射する第2照明手段と、中心電極面を照射する第3照明手段と、第1照明手段の照射方向に平行な光軸のテレセントリック光学系を有し、かつ、第1〜第3照明手段に照射された接地電極および中心電極を撮像する撮像手段と、第1〜第3照明手段および撮像手段を用いて点火プラグを挟んで互いに反対側になる位置からそれぞれ撮像された画像に基づいて、プラグギャップを測定する画像処理手段と、を備える。
上記構成において、第1照明手段の照明光は、プラグギャップに隔てられた接地電極および中心電極の各シルエット像を形成する。一方、第2照明手段は、接地電極面の光軸に対する傾きによって場合により接地電極面の端面像を形成する。同様に、第3照明手段の照明光は、接地電極の光軸に対する傾きによって場合により接地電極の端面像を形成する。撮像手段は、接地電極および中心電極の各シルエット像に加え、場合によって形成される接地電極面または中心電極面の各端面像を含む画像を撮像する。
具体的には、接地電極面が撮像手段側から視認できるように光軸に対して傾いている場合、第2照明手段によって照射されて接地電極面で反射した光のうち、撮像手段の光軸方向へ反射する成分が結像する。この場合、撮像手段によって撮像された画像には、接地電極面の端面像が含まれる。また、中心電極面が光軸に対して傾いており、撮像手段側から視認できる場合、第3照明部によって照射されて中心電極面で反射した光のうち、撮像手段の光軸方向へ反射する成分が結像する。この場合、撮像手段によって撮像された画像には、中心電極面の端面像が含まれる。
上述の第1〜第3照明手段と撮像手段とを用いて、点火プラグを挟んで互いに反対側になる各位置から前記接地電極および前記中心電極をそれぞれ撮像すると、画像処理手段は撮像された両画像に基づいてプラグギャップを測定することができる。
例えば、接地電極面および中心電極面が光軸に平行である場合、いずれか一方の電極面が傾いている場合、および、両方の電極面が互いに同じ側(照明手段側または撮像手段側)を向くように傾いている場合がある。これらの場合、撮像された両画像には、いずれの画像にも接地電極面および中心電極面の端面像が含まれないか、一方の画像のみに接地電極面および中心電極面の一方または両方の端面像が含まれる。このような場合、画像処理手段は、接地電極と中心電極とに由来する各像の間の背景幅を、プラグギャップの幅として測定することができる。
また、接地電極面および中心電極面が互いに反対側(照明手段側または撮像手段側)を向くように光軸に対して傾いている場合がある。この場合、撮像された両画像の一方には接地電極面の端面像が、他方には中心電極面の端面像が含まれる。この場合、画像処理手段は、接地電極と中心電極とに由来する各像の間の背景幅に対して、接地電極面の端面像の幅または中心電極面の端面像の幅を加えた幅を、プラグギャップの幅として測定することができる。
したがって、本発明の測定装置によれば、点火プラグの接地電極面および中心電極面が撮像手段の光軸に対して傾いている場合にも、プラグギャップを精度よく測定することができる。
本発明のプラグギャップ測定方法は、点火プラグの互いに対向して配置された接地電極の接地電極面と中心電極の中心電極面との間のプラグギャップを測定する測定方法である。また、本発明の測定方法は、プラグギャップに隔てられた接地電極および中心電極の各シルエット像を形成するように接地電極および中心電極を照射する第1照明光、接地電極面を照射する第2照明光、および、中心電極面を照射する第3照明光を照射する第1照射工程と、第1照射工程の間、第1照明光の照射方向に平行な光軸のテレセントリック光学系を介して、接地電極および中心電極を撮像する第1撮像工程と、接地電極および中心電極に対して、第1照射工程の第1〜第3照明光とは点火プラグを挟んで反対側から、第1〜第3照明光を照射する第2照射工程と、第2照射工程の間、第1照明光の照射方向に平行な光軸のテレセントリック光学系を介して、接地電極および中心電極を撮像する第2撮像工程と、第1撮像工程および第2撮像工程によって得られた第1画像および第2画像に基づいて、プラグギャップを測定する測定工程と、を含む。
上記方法によれば、上述したプラグギャップ測定装置の効果と同様、点火プラグのプラグギャップを精度よく測定することができる。また、本発明の点火プラグのプラグギャップ測定方法を用いて点火プラグを製造することも可能である。なお、本発明の点火プラグの製造方法によって製造された点火プラグを販売等する行為は、本発明を実施する行為に該当する。
本発明の一実施形態に係るプラグギャップ測定装置を示す模式的な構成説明図である。 図1のプラグギャップ測定装置の光学原理を説明するための説明図である。 図1のプラグギャップ測定装置の光学原理を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係る測定方法を説明するフローチャートである。 セットされた点火プラグの電極の状態と、得られる撮像画像とを示す模式図である。 画面内で電極面が傾いている場合の撮像画像を示す図である。 図1のプラグギャップ測定装置を用いて得られたプラグギャップの測定値と、隙間ゲージによる実測値との関係を示すグラフである。 比較例を用いて得られたプラグギャップの測定値と、隙間ゲージによる実測値との関係を示すグラフである。 (a)点火プラグの例を示す側面図であり、(b)プラグギャップを示す部分拡大図である。 比較例によるプラグギャップ測定装置を示す模式的な構成説明図である。 比較例のプラグギャップ測定装置によって撮像された画像を示す図である。 比較例の問題点を説明するための説明図である。
以下、本発明の一実施形態によるプラグギャップ測定装置10について図面に基づいて説明する。プラグギャップ測定装置10は、図9(b)に示すような点火プラグ1の接地電極11と中心電極12との間のプラグギャップgを測定するものである。また、本実施形態では、プラグギャップ測定装置10は、プラグギャップgの測定結果に基づいて点火プラグ1の合否を判定することも可能である。なお、図9(b)は、図9(a)中の一点鎖線で囲った部分bを拡大して示す部分拡大図である。
なお、本実施形態において、プラグギャップgとは、接地電極11と中心電極12とが対向する部分の互いの最短距離とする。また、以下の説明では、プラグギャップgを規定する接地電極11および中心電極12の各端面を、それぞれ接地電極面13および中心電極面14と称する。
図1に示すように、プラグギャップ測定装置10は、点火プラグ1をセットする固定治具2、第1画像を取得するための第1カメラ3および第1照明群4、第2画像を取得するための第2カメラ5および第2照明群6、ならびに、画像処理部7を備えている。
固定治具2には、点火プラグ1が垂直にセットされる。撮像手段としての第1カメラ3と第2カメラ5とは、互いに対向して配置されており、プラグギャップgに隔てられた接地電極11および中心電極12の各シルエット像を互いに反対側から撮像可能である。第1カメラ3および第2カメラ5の各光学系の光軸は、平行であることが好ましく、本実施形態では同軸に調整されている。当該光軸を光軸Lとし、図1では光軸Lに平行な方向をx方向として示す。
なお、本実施形態では、点火プラグ1がセットされた状態で、点火プラグ1の軸線sが光軸Lに対して垂直であり、接地電極面13および中心電極面14が光軸Lに対して平行であることを基準としている。図1では、このときの点火プラグ1の軸線s方向をy方向として示しており、x方向とy方向とは互いに垂直である。ただし、本実施形態は、点火プラグ1がセットされた状態で、様々な要因による誤差などによって接地電極面13および中心電極面14の少なくとも一方が光軸Lに対して傾いている場合を含んでいる。
第1カメラ3および第2カメラ5は、それぞれテレセントリックレンズ31、51を備えており、接地電極11および中心電極12を撮像するために適切な視野と、プラグギャップgの規格幅に対する十分な分解能とを有する。テレセントリックレンズ31、51は、テレセントリックを実現する複数のレンズ及び絞りが鏡筒に収容されて構成される。図1中では、テレセントリックレンズ31、51の鏡筒のみを図示している。テレセントリックレンズ31、51の鏡筒内には、ハーフミラー32、52が設けられている。
また、第1カメラ3および第2カメラ5は、カラーカメラであり、後に説明する第1照明群4および第2照明群6に用いられる光の色をそれぞれ認識することが可能である。
第1照明群4は、第1カメラ3が撮像するときの照明であり、第1カメラ3とは点火プラグ1を挟んで反対側に配置されている。同様に、第2照明群6は、第2カメラ5が撮像するときの照明であり、第2カメラ5とは、点火プラグ1を挟んで互いに反対側に配置されている。各照明群4、6の詳細は後述する。
画像処理手段としての画像処理部7は、周知のパソコンを用いて構成可能である。画像処理部7は、第1カメラ3および第2カメラ5にそれぞれ電気的に接続されている。画像処理部7は、第1カメラ3および第2カメラ5によって撮像された第1画像および第2画像を取得し、これらの画像に基づいて点火プラグ1のプラグギャップgを測定する。この測定方法の詳細は後述する。また、画像処理部7は、測定値に基づいて、プラグギャップgの幅が規定範囲内にあるか否かを判断し、合否を判定することによって、点火プラグ1の検査を行うことができる。
なお、図1における画像処理部7の図示は、第1カメラ3および第2カメラ5との電気的接続を示しているにすぎず、プラグギャップ測定装置10における他の構成要素との物理的な位置関係を示すものではない。
次に、第1照明群4の具体的な構成について説明する。
第1照明群4は、第1照明手段としての第1照明部41、第2照明手段としての第2照明部42、および第3照明手段としての第3照明部43を備えている。第1照明部41、第2照明部42、および第3照明部43は、それぞれ、異なる色の光を発するLEDから構成することができる。本実施形態では、第1照明部41の光(第1照明光)は赤色であり、第2照明部42の光(第2照明光)は緑色であり、第3照明部43の光(第3照明光)は青色である。
第1照明部41は、第2カメラ5のテレセントリックレンズ51の鏡筒に対して垂直に装着されている。第1照明部41が発した光は、ハーフミラー52で反射し、光軸Lに平行な光となってテレセントリックレンズ51から出射し、接地電極11および中心電極12に照射される。すなわち、第1照明部41は第1カメラ3の同軸照明を行う。また、テレセントリックレンズ51から出射した光の一部は、プラグギャップgを通過する。よって、第1照明部41は、プラグギャップgに隔てられた接地電極11および中心電極12の各シルエット像を形成する。
第2照明部42は、y方向において第1カメラ3よりも光軸Lから離れた位置に配置されている。また、第2照明部42は、例えば長辺が短辺の略2倍の長さである長方形の発光面を有しており、その長辺はxy平面に垂直であり、その短辺はxy平面において光軸Lに対して傾いて設置される。また、第2照明部42の発光面には、第2照明光を拡散する拡散板44が設けられている。
図1では、第2照明部42の設置角度をα1として示す。第2照明部42の設置角度α1は、接地電極面13が光軸Lに対して傾いている場合であっても、第2照明部42が接地電極面13の全面を照射できるように調整されることが好ましい。
具体的には、図2に示すように、接地電極面13が第2照明光の入射側とは反対側を向くように傾いている場合でも、第2照明光が接地電極11の側面に遮られることのないようにする。なお、第2照明部42の設置角度α1は、第2照明部42の発光面から垂直に発する光と光軸Lとの間の角度と等しいため、図2では、当該角度をα1として示している。このとき、α1は、接地電極面13の光軸Lに対する傾斜角β1よりも大きいことが好ましい。ただし、α1が大きすぎると第2照明光は中心電極12に遮られてしまう。よって、接地電極面13の第1カメラ3側の端部と中心電極面14の第1カメラ3側とは反対側の端部とを結ぶ仮想線Vと、光軸Lとの間の角度γ1よりも、α1が小さいことが好ましい。本実施形態では、第2照明部42の設置角度α1を例えば25度に設定している。
第3照明部43は、第2照明部42とは反対側で、y方向において第1カメラ3よりも光軸Lから離れた位置に配置されている。また、第3照明部43は、例えば長辺が短辺の略2倍の長さである長方形の発光面を有しており、その長辺はxy平面に垂直であり、その短辺はxy平面において光軸Lに対して傾いて設置される。また、第3照明部43の発光面には、第3照明光を拡散する拡散板45が設けられている。
図1では、第3照明部43の設置角度をα2として示す。なお、α2は、第3照明部43の発光面から垂直に発する光と光軸Lとの間の角度と等しい。第3照明部43の設置角度α2は、中心電極面14が光軸Lに対して傾いている場合であっても、第3照明部43が中心電極面14を照射できるように調整されることが好ましい。その詳細は第2照明部42の設置角度α1と同様であり、図3に示す場合において、第3照明部43の設置角度α2がβ2<α2<γ2に調整されることが好ましい。本実施形態では、第3照明部43の設置角度α2を例えば25度に設定している。
なお、第2照明群6は、第1照明群4と同様、第1照明手段としての第1照明部61、第2照明手段としての第2照明部62、および第3照明手段としての第3照明部63を備えている。これらの具体的な構成については、点火プラグ1を挟んで光軸L方向に反対側に配置されている以外、第1〜第3照明部41〜43と同様であるため、説明を省略する。
次に、第1カメラ3および第1照明群4の光学原理について、本発明の特徴がよく表れる例として、接地電極面13および中心電極面14が互いに反対側を向くように光軸Lに対して傾いている場合を用いて説明する。
例えば、図2に示すように、接地電極面13が第1カメラ3側を向いており、中心電極面14が第1カメラ3側とは反対側(第1照明群4側)を向いている場合、すなわち、接地電極面13が第1カメラ3側から視認可能であり、中心電極面14が第1カメラ3側とは反対側から視認可能である場合を例にして説明する。この場合、第2照明部42の第2照明光は、その一部が接地電極面13に照射され、接地電極面13で拡散反射する。この反射光のうち、第1カメラ3側の光軸L方向へ反射する成分が第1カメラ3に撮像される。一方、第3照明部43の第3照明光は、その一部が中心電極面14に照射され、中心電極面14で拡散反射する。しかし、この反射光のうち、第1カメラ3側の光軸L方向へ反射する成分は、中心電極面14自身に遮られてしまうため撮像されない。したがって、この場合には、赤色を背景とする接地電極11および中心電極12の各シルエット像に加えて、青色の接地電極面13の端面像が得られる。
また、図3に示すように、接地電極面13が第1カメラ3側とは反対側(第1照明群4側)を向いており、中心電極面14が第1カメラ3側を向いている場合、すなわち、接地電極面13が第1カメラ3側とは反対側から視認可能であり、中心電極面14が第1カメラ3側から視認可能である場合を例にして説明する。この場合、第2照明部42の第2照明光は、その一部が接地電極面13に照射され、接地電極面13で拡散反射する。しかし、この反射光のうち第1カメラ3側の光軸L方向へ反射する成分は、接地電極面13自身に遮られてしまうため撮像されない。一方、第3照明部43の第3照明光は、その一部が中心電極面14に照射され、中心電極面14で拡散反射する。この反射光のうち、第3カメラ3側の光軸L方向へ反射する成分が第1カメラ3に撮像される。したがって、この場合には、赤色を背景とする接地電極11および中心電極12の各シルエット像に加えて、緑色の中心電極面14の端面像が得られる。
なお、第2カメラ5および第2照明群6の光学原理は、光軸L方向に逆向きである以外、第1カメラ3および第1照明群4の光学原理と同様であるため、その説明を省略する。
(プラグギャップ測定装置10による測定方法)
プラグギャップ測定装置10によるプラグギャップgの測定方法について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。フローチャートの説明において記号「S」はステップを示す。
測定を開始する前に、まず、点火プラグ1を固定治具2にセットする。その後、第1照明群4が点灯して照射を行う(S1)。第1照明群4が照射を行っている間、第1カメラ3が接地電極11および中心電極12を撮像する(S2)。S2において、第1カメラ3は、撮像した画像(第1画像とする)の情報を画像処理部7に送信する。
S2の後、第1照明群4が消灯し(S3)、第2照明群6が点灯して照射を行う(S4)。第2照明群6が照射を行っている間、第2カメラ5が接地電極11および中心電極12を撮像する(S5)。第2カメラ5は、撮像した画像(第2画像とする)の情報を画像処理部7に送信する。その後、第2照明群6が消灯する(S6)。
画像処理部7は、受信した第1画像及び第2画像に基づいて、プラグギャップgを測定する(S7)。その詳細は後述する。以上のステップによりプラグギャップ測定装置10によるプラグギャップgの測定が行われる。
また、本実施形態では、画像処理部7は、プラグギャップgの測定値と、予め設定された基準範囲とを比較し、測定値が基準範囲内であるか否かを判断することによって、その合否判定をしてもよい(S8)。これによって、点火プラグ1の検査を行うことができる。
次に、画像処理部7が、第1画像及び第2画像に基づいてプラグギャップgをどのように測定するかについて、図5を参照して説明する。
なお、図5では、接地電極面13および中心電極面14の傾き状態について、(a)〜(f)の6パターンを示している。図5の(a)〜(f)に示す電極面の状態では、図面の簡略化のために、図1中の点火プラグ1の接地電極11および中心電極12の正面部分が示されている。また、図5では、接地電極面13または中心電極面14において、第2照明部42、62(緑色光)の反射面を一点鎖線で示し、第3照明部43、63(青色光)の反射面を点線で示している。
また、図5では、(a)〜(f)の各パターンにおいて撮像される第1画像と第2画像とを模式的に示している。図5の(a)〜(f)に示す第1画像および第2画像には、赤色の背景80に対して、接地電極11のシルエット像81および中心電極12のシルエット像82(共に黒色)が常に表れる。また、接地電極面13の端面像83(緑色)および中心電極面14の端面像84(青色)は、接地電極11および中心電極12の各シルエット像81、82に重なって表れることができる。
本実施形態では、図5に示すように、接地電極11に由来する像(シルエット像81または端面像83)と、中心電極12に由来する像(シルエット像82または端面像84)との間の幅、すなわち各像に挟まれた赤色の背景の幅をaとする。
また、本実施形態では接地電極11が溝を有しているため、接地電極面13の端面像83(緑色)は2分割して表れるが、全体的な像の上端と下端との幅をbとする。また、中心電極面14の端面像84(青色)の上下幅をcとする。
例えば、図5の(a)は、接地電極面13および中心電極面14が光軸Lに対して平行である場合を示している。この場合、第1画像および第2画像には、接地電極11のシルエット像81および中心電極12のシルエット像82のみが表れる。このとき、画像処理部7は、幅aをプラグギャップgの大きさとして測定する。
図5の(b)は、接地電極面13および中心電極面14のうち、接地電極面13のみが光軸Lに対して傾いている場合を示している。この場合、第1画像および第2画像のうちの一方の画像(図5では第2画像)にのみ、接地電極面13の端面像83が表れる。このとき、画像処理部7は、幅aをプラグギャップgの大きさとして測定する。
図5の(c)は、接地電極面13および中心電極面14のうち、中心電極面14のみが光軸Lに対して傾いている場合を示している。この場合、第1画像および第2画像のうちの一方の画像(図5では第2画像)にのみ、中心電極面14の端面像84が表れる。このとき、画像処理部7は、幅aをプラグギャップgの大きさとして測定する。
図5の(d)は、接地電極面13および中心電極面14が光軸Lに対して互いに反対側に傾いている場合(第1カメラ3側または第2カメラ5側のうち、一方側から両電極面13、14が視認可能の場合)を示している。この場合、第1画像および第2画像のうちの一方の画像(図5では第2画像)にのみ、接地電極面13の端面像83および中心電極面14の端面像84が表れる。このとき、画像処理部7は、幅aをプラグギャップgの大きさとして測定する。
図5の(e)および(f)は、接地電極面13および中心電極面14が光軸Lに対して同じ側に傾いている場合(第1カメラ3側および第2カメラ5側のうち、一方側から接地電極面13が視認可能であり、他方側から中心電極面14が視認可能である場合)を示している。この場合、第1画像および第2画像のうち、一方の画像(図5では第1画像)には中心電極面14の端面像84が表れ、他方の画像(図5では第2画像)には接地電極面13の端面像83が表れる。
画像処理部7は、幅b≧幅cであると判断した場合(図5の(e)の場合)、幅a+幅cをプラグギャップgの大きさとして測定する。また、画像処理部7は、幅b<幅cであると判断した場合(図5の(f)の場合)、幅a+幅bをプラグギャップgの大きさとして測定する。
なお、図5の(a)〜(f)に示した例は、第1画像と第2画像とが逆であってもかまわない。
また、上述では、接地電極面13および中心電極面14の傾きについて、図1中のx方向(光軸L方向)に対する傾きについてパターン分けして説明しており、図1中のx方向およびy方向に対して垂直な方向(図1中の手前奥の方向)については互いに平行であると仮定している。仮に、接地電極面13および中心電極面14が、図1中の手前奥の方向に対して傾いている場合、図6に示すような撮像画像Pが得られる。このように画面内で接地電極11のシルエット像81(または端面像83)または中心電極12のシルエット像82(または端面像84)が傾いている場合には、図6中の矢印に示すように、各像の距離が最短となる箇所でプラグギャップgの測定を行えばよい。
(比較例)
ここで、本実施形態のプラグギャップ測定装置10の比較例として、特許文献1に開示されたものと同様の構成を有するプラグギャップ測定装置100を図10に示す。図10に示すように、プラグギャップ測定装置100は、照明手段110と、撮像カメラ120と、画像処理手段130とを備えている。照明手段110および撮像カメラ120は、点火プラグ1を挟んで配置されている。撮像カメラ120は、奥行きのある物体の寸法を測定する際に用いられるテレセントリックレンズ121を有している。
プラグギャップ測定装置100では、照明手段110が点火プラグ1の側面を照射し、撮像カメラ120がテレセントリックレンズ121を介して接地電極11および中心電極12を撮像する。これによって、図11に示すようなシルエット像が表れた画像90が得られる。画像処理手段130は、画像90中の接地電極11の像91と中心電極12の像92との間の最短距離をプラグギャップとして測定し、その合否を判定する。
プラグギャップ測定装置100にセットされた点火プラグ1は、図12(a)に示すように、接地電極11および中心電極12の各電極面13、14がテレセントリックレンズ121の光軸Lpに平行であることが求められる。図中の幅w1がプラグギャップとして測定されるためである。
しかしながら、点火プラグ1がセットされた状態で、接地電極11および中心電極12の各電極面13、14が光軸Lpに対して傾きを有する場合がある。例えば、図12(b)に示すように点火プラグ1の軸線sが片側に傾いている場合、プラグギャップ測定装置100では、図中の幅w2がプラグギャップとして測定されてしまう。この幅w2は、幅w1よりも狭く、実際のプラグギャップに対して大きな誤差を有する。
(効果)
本実施形態のプラグギャップ測定装置10によれば、接地電極11および中心電極12が光軸Lに対して傾いている場合であっても、プラグギャップgの測定を正確に行うことができ、より正しいギャップ検査を行うことができる。
本実施形態の効果を検証するために、本実施形態のプラグギャップ測定装置10と比較例のプラグギャップ測定装置100とをそれぞれ用いて、3つの点火プラグ1のサンプルについて、プラグギャップgをそれぞれ測定した。測定は、各サンプルについて、光軸に対する接地電極面13および中心電極面14の傾きを恣意的に変えて、数回行った。その結果を図7および図8に示す。図7および図8において、横軸は隙間ゲージを用いて測定したプラグギャップgの実測値を示しており、縦軸はプラグギャップ測定装置10またはプラグギャップ測定装置100による測定値を示している。図7と図8とを比較すると、本実施形態のプラグギャップ測定装置10によれば、比較例のプラグギャップ測定装置100よりも、隙間ゲージによる実測値に近い範囲でばらつきの少ない測定値を得ることができることが分かった。
また、本実施形態では、第1〜第3照明部41〜43、61〜63の光の色がそれぞれ異なるため、1つの撮像画像中に両電極11、12のシルエット像と各電極面13、14の像とが異なる色で表され、これらの情報を同時に確実に取得することができる。よって、短い時間で正しく検査を行うことが可能である。
また、本実施形態では、第2照明部42、62、および、第3照明部43、63に対して、それぞれ拡散板44、45、64、65を設けている。このため、第2照明光および第3照明光は、様々な方向に拡散して接地電極面13または中心電極面14へ向かう。よって、仮に接地電極面13および中心電極面14が平坦な面でなくとも、第1カメラ3または第2カメラ5に向かって反射する光を好適に得ることができるため、検査精度が向上する。
(その他の構成等)
(ア)第1照明群4および第2照明群6における第1〜第3照明部41〜43、61〜63の照明の色は、上述した実施形態に限定されるものでなく、異なる色の組み合わせであってもよい。また、第2照明部42、62と第3照明部43、63とは、同じ色であっても上述の検査方法によって検査可能である。
(イ)第1〜第3照明部41〜43、61〜63の光の色は、全て同じ色であってもよい。この場合、上述の検査方法における第1の照射工程(S1)および第1の撮像工程(S2)では、第1〜第3照明部41〜43がそれぞれ別のタイミングで照射を行い、第1カメラ3は各照射時に撮像を行う。その後、画像処理部7は、各撮像による画像情報に基づいて、第1画像を合成すればよい。第2の照射工程(S4)および第2の撮像工程(S5)についても同様である。
(ウ)上述の実施形態では、「第1カメラ3と第1照明群4」、「第2カメラ5と第2照明群6」という、カメラと照明群の組み合わせを2組用いているが、本発明はこれに限られない。例えば、第1カメラ3および第1照明群4の組み合わせのみを用いて、点火プラグ1を挟んで互いに反対側になる各位置からそれぞれ撮像することによって、第1画像および第2画像を取得するようにしてもよい。この場合、例えば、第1の撮像工程(S2)と第2の撮像工程(S5)の間で固定治具2を180度回転させてもよし、点火プラグ1を中心に第1カメラ3および第1照明群4の位置を180度反転させてもよい。このような形態においても上述の実施形態と同様の効果を得られる。なお、この場合、第2カメラ5が配置されないため、第1照明部41は、第2カメラ5の位置に代わりに配置され、テレセントリックレンズが設けられてもよい。
(エ)本実施形態の測定方法を用いて点火プラグ1を製造することも可能である。例えば、点火プラグ1の製造工程の最終段階に、上述したプラグギャップgの測定および点火プラグ1の検査を行っても良い。また、その検査によってプラグギャップgの値が基準範囲外であると判定されたものに対し、プラグギャップgの修正加工を施す等してもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・点火プラグ
11 ・・・接地電極
12 ・・・中心電極
13 ・・・接地電極面
14 ・・・中心電極面
3 ・・・第1カメラ(撮像手段)
41、61・・・第1照明部(第1照明手段)
42、62・・・第2照明部(第2照明手段)
43、63・・・第3照明部(第3照明手段)
5 ・・・第2カメラ(撮像手段)
7 ・・・画像処理部(画像処理手段)
10 ・・・プラグギャップ測定装置

Claims (9)

  1. 点火プラグ(1)の互いに対向して配置された接地電極(11)の接地電極面(13)と中心電極(12)の中心電極面(14)との間のプラグギャップ(g)を測定するプラグギャップ測定装置(10)であって、
    前記プラグギャップに隔てられた前記接地電極および前記中心電極の各シルエット像を形成するように、前記接地電極および前記中心電極を照射する第1照明手段(41、61)と、
    前記接地電極面を照射する第2照明手段(42、62)と、
    前記中心電極面を照射する第3照明手段(43、63)と、
    前記第1照明手段の光の照射方向に平行な光軸のテレセントリック光学系(31、51)を有し、前記第1〜第3照明手段に照射された前記接地電極および前記中心電極を撮像する撮像手段(3、5)と、
    前記第1〜第3照明手段および前記撮像手段を用いて前記点火プラグを挟んで互いに反対側になる各位置からそれぞれ撮像された画像に基づいて、前記プラグギャップを測定する画像処理手段(7)と、
    を備えることを特徴とするプラグギャップ測定装置。
  2. 前記第1〜第3照明手段と前記撮像手段との組み合わせを2組備えており、
    2つの前記撮像手段は、前記点火プラグを挟んで互いに反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプラグギャップ測定装置。
  3. 前記第1照明手段と、前記第2照明手段および前記第3照明手段とは、照射する光の色が互いに異なることを特徴とする請求項1または2に記載のプラグギャップ測定装置。
  4. 前記第1照明手段、前記第2照明手段、および前記第3照明手段は、照射する光の色がそれぞれ異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラグギャップ測定装置。
  5. 前記第2照明手段および前記第3照明手段には、それぞれ拡散板(44、45、64、65)が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプラグギャップ測定装置。
  6. 点火プラグ(1)の互いに対向して配置された接地電極(11)の接地電極面(13)と中心電極(12)の中心電極面(14)との間のプラグギャップ(g)を測定するプラグギャップ測定方法であって、
    前記プラグギャップに隔てられた前記接地電極および前記中心電極の各シルエット像を形成するように前記接地電極および前記中心電極を照射する第1照明光、前記接地電極面を照射する第2照明光、および、前記中心電極面を照射する第3照明光を照射する第1照射工程(S1)と、
    前記第1照射工程の間、前記第1照明光の照射方向に平行な光軸のテレセントリック光学系を介して、前記接地電極および前記中心電極を撮像する第1撮像工程(S2)と、
    前記接地電極および前記中心電極に対して、前記第1照射工程の前記第1〜第3照明光とは前記点火プラグを挟んで反対側から、前記第1〜第3照明光を照射する第2照射工程(S4)と、
    前記第2照射工程の間、前記第1照明光の照射方向に平行な光軸のテレセントリック光学系を介して、前記接地電極および前記中心電極を撮像する第2撮像工程(S5)と、
    前記第1撮像工程および前記第2撮像工程によって得られた第1画像および第2画像に基づいて、前記プラグギャップを測定する測定工程(S8)と、
    を含むことを特徴とするプラグギャップ測定方法。
  7. 前記第1照明光と、前記第2照明光および前記第3照明光とは、光の色が互いに異なることを特徴とする請求項6に記載のプラグギャップ測定方法。
  8. 前記第1照明光、前記第2照明光、および前記第3照明光は、光の色がそれぞれ異なることを特徴とする請求項6または7に記載のプラグギャップ測定方法。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載のプラグギャップ測定方法を用いて前記点火プラグを製造することを特徴とする点火プラグの製造方法。
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