JP6941350B2 - 三次元形状推定システム、三次元形状推定装置、三次元形状推定方法及びプログラム - Google Patents

三次元形状推定システム、三次元形状推定装置、三次元形状推定方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、三次元形状推定システム、三次元形状推定装置、三次元形状推定方法及びプログラムに関する。
物の三次元形状を推定するための幾つかの技術が提案されている。
例えば、非特許文献1に記載のSFS(Shape From Silhouette)法では、ターンテーブル上に対象物を載せ、ステッピングモータで一定角度毎に回転させならが、光源からの光が対象物で反射した反射光を用いて光学顕微鏡で対象物を撮影し、得られた撮影画像の各々からシルエット画像を生成し、得られたシルエット画像に基づいて対象物の三次元形状を復元する。
Koutarou Atsushi、他3名、"System for reconstruction of three-dimensional micro objects from multiple photographic images"、Computer-Aided Design 43、Elsevier、2011年、p.1045-1055
SFS法で、対象物の色と背景の色とが近い場合や、背景に対象物の影ができて画像に映り込んだ場合など、撮影画像から生成するシルエット画像の精度が低下して三次元形状の推定精度が低下する可能性がある。特に、対象物が透明で対象物の表面からの反射光が弱い場合などは、透明な対象物を染色して反射光を増加させることが必要であった。対象物の三次元形状を推定する際に、背景の色の影響や背景における対象物の影の影響を比較的受けにくいことが好ましい。
本発明は、対象物の三次元形状を推定する際に、背景の色の影響や背景における対象物の影の影響を比較的受けにくい三次元形状推定システム、三次元形状推定装置、三次元形状推定方法及びプログラムを提供する。
本発明の第1の態様によれば、三次元形状推定システムは、対象物に光を照射する光源と、前記光源からの光が前記対象物によって遮られる位置に設けられて、前記対象物の回転における複数の回転角度のそれぞれで、前記対象物の回転軸に対して斜めの向きから前記対象物を撮影する撮影部と、前記撮影部が撮影した画像に基づいて前記対象物の三次元形状を推定する形状推定部と、を備える。
ここで、従来のSFS法では、反射光を用いて対象物の撮影を行う。従って、撮影部を光源からの光が対象物によって遮られる位置に設けることは、従来のSFS法の常識では考えられないものである。
前記撮影部は、前記対象物の回転角に対して直角から20度傾いた向きから前記対象物を撮影するようにしてもよい。
前記光源は、前記対象物によって遮られる波長の光を照射するようにしてもよい。
前記撮影部は、前記対象物が置かれていない状態の画像である背景画像を撮影しないようにしてもよい。
前記撮影部は、テレセントリックレンズを用いて前記対象物を撮影するようにしてもよい。
前記光源は、平行光を照射するようにしてもよい。
本発明の第2の態様によれば、三次元形状推定装置は、対象物に光を照射する光源からの光が前記対象物によって遮られる位置に設けられて、前記対象物の回転における複数の回転角度のそれぞれで、前記対象物の回転軸に対して斜めの向きから前記対象物を撮影する撮影部が撮影した画像に基づいて、前記対象物の三次元形状を推定する。
本発明の第3の態様によれば、三次元形状推定方法は、光源から対象物に光を照射し、前記対象物を回転させ、前記光源からの光が前記対象物によって遮られる位置に設けられた撮影部が、前記対象物の回転における複数の回転角度のそれぞれで、前記対象物の回転軸に対して斜めの向きから前記対象物を撮影し、前記撮影部が撮影した画像に基づいて前記対象物の三次元形状を推定することを含む。
本発明の第4の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、対象物に光を照射する光源からの光が前記対象物によって遮られる位置に設けられて、前記対象物の回転における複数の回転角度のそれぞれで、前記対象物の回転軸に対して斜めの向きから前記対象物を撮影する撮影部が撮影した画像に基づいて、前記対象物の三次元形状を推定させるためのプログラムである。
本発明によれば、対象物の三次元形状を推定する際に、背景の色の影響や背景における対象物の影の影響を比較的受けにくい。
本発明の実施形態に係る三次元形状推定システムの機能構成を示す概略ブロック図である。 光硬化性樹脂に光を照射する場合の、照射する光の波長と透過率の関係の例を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る光源と対象物と撮影部との位置関係の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るビジュアルコーンの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るビジュアルハルの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る三次元形状推定システムが行う処理の手順の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る三次元形状推定システムがキャリブレーションを行う処理手順の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る三次元形状推定システムが、対象物の三次元形状を推定する処理を行う手順の例を示すフローチャートである。 従来と同様に反射光で対象物を撮影した画像を示す図である。 本発明において紫外光で対象物を撮影した画像を示す図である。 のように反射光でいろいろな方向からで撮影し、従来のSFS法に用いられる解析方法を行って得られた三次元形状を示す斜視図である。 図10のように紫外光の透過光で撮影した結果からSFS法を用いて解析した三次元形状を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る三次元形状推定システムの機能構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、三次元形状推定システム1は、光源110と、回転部120と、撮影部130と、三次元形状推定装置200とを備える。三次元形状推定装置200は、通信部210と、表示部220と、操作入力部230と、記憶部280と、制御部290とを備える。制御部290は、回転制御部291と、撮影制御部292と、座標決定部293と、形状推定部294とを備える。
三次元形状推定システム1は、対象物900の三次元形状を推定するシステムである。ここでいう対象物900は、三次元形状推定システム1による三次元形状取得の対象となっている物である。
光源110は、対象物900に光を照射する。特に、光源110は、対象物900によって遮られる波長の光を照射する。光源110が照射する光は、可視光に限らず紫外光または赤外光であってもよい。例えば、対象物900が光硬化性樹脂でできている場合、光源110として紫外光の光源を用いるようにしてもよい。
図2は、光硬化性樹脂に光を照射する場合の、照射する光の波長と透過率の関係の例を示すグラフである。図2のグラフの横軸は光の波長を示し、縦軸は、光の透過率を示す。 図2は、厚さ100ミクロンメートル(μm)の硬化した光硬化性樹脂薄膜に光を照射した場合の例を示している。図2のグラフでは、波長が250ナノメートル(nm)〜365ナノメートルの範囲で、光の透過率が0.1%以下となっている。対象物900が、この素材(硬化した光硬化性樹脂)で構成されている場合、光源110が、波長250ナノメートル〜365ナノメートルの紫外光を照射するようにしてもよい。光源110が照射した光が対象物900に遮られることで、撮影部130は、対象物900のシルエット画像を撮影することができる。
但し、光源110が照射する光は、対象物900によって完全に遮られる波長の光に限らず、対象物900のシルエット画像を取得可能な光(対象物900の輪郭を検出可能な光)であればよい。
例えば、光源110が対象物900に照射した光の一部が対象物900で吸収され、残りの光が対象物900を透過して撮影部130に到達していてもよい。この場合、光源110から対象物900を透過して撮影部130に到達した光と、光源110から対象物900を通らずに直接撮影部130に到達した光とでは、光の明るさに差が生じる。三次元形状推定装置200は、この明るさの差に基づいて対象物900の輪郭を検出することができる。
また、光源110が、平行光を照射するようにしてもよい。
回転部120は、対象物900を回転させる。回転部120が対象物900を回転させることで、撮影部130は、対象物900をいろいろな方向から撮影することができる。
撮影部130は、光源110からの光が対象物900によって遮られる位置に設けられて対象物900を撮影する。
図3は、光源110と対象物900と撮影部130との位置関係の例を示す図である。
図3の例では、ブレッドボード930上に回転台121が設けられている。回転台121の上には載置台122が設けられ、載置台122の上に対象物900が載置されている。載置台122は、光源110からの光を透過させる素材で構成されている。
回転台121及び載置台122の組み合わせは、回転部120の例に該当する。
光源110は、光源用支持機構910によってブレッドボード930上に支持されている。光源110は、光源用支持機構910によって向きを可変に支持されており、対象物900に向けて設置されている。光源110は、矢印B21に示される対象物900へ向けた方向に光を照射する。
また、撮影部130は、撮影部用支持機構920によってブレッドボード930上に支持されている。撮影部130は、線L11に示されるように、対象物900から見て光源110と反対側に設置されている。線L11は、撮影部130の光軸を示しており、この光軸は、対象物900及び光源110の方向に向けられている。
図3に示される配置で、光源110は、対象物900に向けて光を照射する。光源110が照射する光は、平行光であってもよいし、広がりを持つ光であってもよい。
また、回転台121が、三次元形状推定装置200の制御に従って対象物900を回転させる。撮影部130は、回転台121が対象物900を回転させる毎に、三次元形状推定装置200の制御に従って撮影を行う。これにより、撮影部130は、対象物900をいろいろな方向から撮影する。例えば、回転台121が対象物900を10度(°)ずつ回転させる。撮影部130は、対象物900を10度ずつずれた36方向の各々から撮影する。
撮影部130は、例えば、対象物900の真横(回転台121の上面に平行な向き)に対して5度上側の向きから撮影を行う。以下では、この角度を撮影角度という。
なお、立方体の撮影において、撮影部130が、対象物900の真横に対して20度上側の向きから撮影を行うなど、比較的上側から撮影を行う方が三次元形状を高精度に推定できるとの結果が得られている。これは、撮影部130が比較的上側から撮影を行うことで、得られる画像における立方体の上面の歪が小さくなるためと考えられる。
ここで、撮影部130が、背景画像を撮影するようにしてもよいが、これは必須ではない。すなわち、撮影部130が背景画像を撮影しないようにしてもよい。ここでいう背景画像は、対象物900が置かれていない状態の画像である。
撮影部130が背景画像を撮影する場合、三次元形状推定装置200は、撮影部130が対象物900を撮影した画像と背景画像との差分の画像を算出することで、対象物900の輪郭を検出し得る。ここで、光源110が照射した光の対象物900における透過率が高い場合、撮影部130が撮影した画像において、対象物900の像の領域と背景の領域との画素値の相違(例えば画素値の比)が小さくなり、三次元形状推定装置200が対象物900の輪郭を検出する精度が低下してしまう可能性がある。ここでいう背景の領域は、画像のうち対象物900の像の領域以外の領域である。
この場合、撮影部130が対象物900を撮影した画像と背景画像との差分の画像では、対象物900の像の領域と背景の領域との画素値の相違(例えば画素値の比)が、撮影部130が対象物900を撮影した画像そのものにおける相違よりも大きいことが期待される。対象物900の像の領域と背景の領域との画素値の相違が比較的大きいことで、三次元形状推定装置200が、対象物900の輪郭を比較的高精度に検出できることが期待される。
一方、光源110が照射した光の対象物900における透過率が低い場合、撮影部130が撮影した画像において、対象物900の像の領域と背景の領域との画素値の相違(例えば画素値の比)が比較的大きくなる。この場合、三次元形状推定装置200は、撮影部130が対象物900を撮影した画像と背景画像との差分の画像を生成せずとも、撮影部130が撮影した画像にて対象物900の輪郭を検出することができる。この場合、撮影部130は背景画像の撮影を行う必要がなく、また、三次元形状推定装置200は撮影部130が対象物900を撮影した画像と背景画像との差分の画像を生成する必要がない。この点で、三次元形状推定システム1が行う処理の時間を短くすることができ、かつ、三次元形状推定システム1における処理負荷が低くて済む。このように背景画像の撮影を行なわないで三次元形状推定ができることは、従来の反射型のSFS法ではできなかったことである。
なお、撮影部130が、テレセントリックレンズを用いて対象物900を撮影するようにしてもよい。
ここで、撮影部130が一般的なレンズ(テレセントリックレンズでないレンズ)を用いて撮影を行う場合、得られる画像の周辺部分で画像の歪が大きくなることが考えられる。この場合、撮影部130が撮影する画像の中心付近に対象物900の像の全体が写るように配置及び画角を調整することで、対象物900の像の歪を小さくすることができるが、対象物900の像の画素数が少なくなってしまう。すなわち、対象物900の像の解像度が低下してしまう。
一方、撮影部130がテレセントリックレンズを用いて対象物900を撮影することで、得られる画像の周辺部分でも画像の歪が小さいことが期待される。この場合、対象物900の画角一杯に対象物900を撮影しても(すなわち、対象物900の周辺部分まで用いて撮影しても)対象物900の像の歪が小さく、対象物900の像の画素数を大きく取ることができる。すなわち、対象物900の像の解像度を高くすることができる。
三次元形状推定装置200は、撮影部130が撮影した画像に基づいて、対象物900の三次元形状を推定する。三次元形状推定装置200は、例えばパソコン(Personal Computer;PC)又はワークステーション(Work Station;WS)等のコンピュータを用いて構成される。
通信部210は、他の装置と通信を行う。特に、通信部210は、回転制御部291の制御に従って回転部120へ制御信号を送信する。また、通信部210は、撮影制御部292の制御に従って撮影部130へ制御信号を送信し、撮影部130が撮影した画像の画像データを受信する。
表示部220は、例えば液晶パネル又はLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)パネルなどの表示画面を有し、各種画像を表示する。例えば表示部220は制御部290の制御に従って、形状推定部294が推定した対象物900の三次元形状を斜視図にて表示する。
操作入力部230は、例えばキーボード及びマウス等の入力デバイスを備え、ユーザ操作を受ける。
記憶部280は、各種データを記憶する。記憶部280は、三次元形状推定装置200が備える記憶デバイスを用いて構成される。
制御部290は、三次元形状推定装置200の各部を制御して各種処理を行う。制御部290は、三次元形状推定装置200が備えるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)が、記憶部280からプログラムを読み出して実行することで構成される。
回転制御部291は、回転部120の回転を制御する。例えば回転制御部291は、回転部120を10度ずつ回転させる。
撮影制御部292は、撮影部130による撮影を制御する。具体的には、撮影制御部292は、回転制御部291と同期して、回転制御部291が回転部120を回転させる毎に撮影制御部292に撮影を行わせる。例えば、回転制御部291が回転部120を10度ずつ回転させる場合、撮影制御部292は、撮影部130に、回転制御部291を10度ずつずれた36方向から撮影させる。
座標決定部293は、対象物900の位置の基準となる三次元座標系を決定する。特に、座標決定部293は、撮影部130が撮影を行う全方向に共通の三次元座標系を決定する。
座標決定部293が三次元座標系を決定するために、三次元形状推定システム1はキャリブレーションを行う。ここでいうキャリブレーションは、座標決定部293が三次元座標系を決定するために、対象物900の撮影とは別に行われる処理である。キャリブレーションは、例えば対象物900の撮影の前に行われる。キャリブレーションでは、例えば1辺の長さが1ミリメートル(mm)の立方体など、三次元形状が既知の物を載置台122の上に載置し、対象物900を撮影する場合と同じ方向から撮影部130にて撮影を行う。以下では、キャリブレーションに用いられる物を基準物と称する。
座標決定部293は、撮影部130が撮影した画像から、基準物における所定の点を検出する。例えば、基準物が立方体である場合、座標決定部293は、撮影部130が撮影した画像から基準物の頂点を検出する。座標決定部293は、基準物における所定の点の座標を既知であり、この座標に基づいて、撮影部130が撮影した画像と座標系との対応付けを行う。
形状推定部294は、撮影部130が撮影した画像に基づいて対象物900の三次元形状を推定する。形状推定部294は、SFS(Shape From Silhouette)法で提案されている、ビジュアルコーン(Visual Corn)及びビジュアルハル(Visual Hull)を求める方法を用いて、対象物900の三次元形状を推定する。
図4は、ビジュアルコーンの例を示す図である。図4の例で、面F11は、光源110からの光が対象物900で遮られた影を三次元空間内の平面に投影した面である。面F11は、撮影部130の撮影画像から得られる対象物900のシルエット画像に対応付けられる。
ビジュアルコーンC11は、光源110の位置を頂点とし、面F11を底面とする多角錐である。図4に示すように、対象物900は、ビジュアルコーンC11の内部に位置する。かつ、対象物900の幾つかの辺など対象物900の一部は、ビジュアルコーンC11の側面に接している。
形状推定部294は、撮影部130が対象物900を撮影した画像の各々についてビジュアルコーン(の座標)を算出する。
なお、光源110が平行光を照射する場合、形状推定部294は、ビジュアルコーンに代えて多角柱を算出する。
図5は、ビジュアルハルの例を示す図である。図5の例では、二つのビジュアルコーンC11及びC12が示されている。面F11は、ビジュアルコーンC11の底面であり、面F12は、ビジュアルコーンC12の底面である。
ビジュアルハルH11は、ビジュアルコーンC11とビジュアルコーンC12とが重なり合っている領域である。ビジュアルハルH11は、多面体の領域を形成する。対象物900は、ビジュアルコーンC11の内部に位置し、かつ、ビジュアルコーンC12の内部に位置するので、ビジュアルハルH11の内部に位置する。
形状推定部294は、得られた全てのビジュアルコーンが重なり合っている領域(の座標)をビジュアルハルとして算出する。対象物900をいろいろな角度から撮影して得られたビジュアルコーンを重ね合わせることで、ビジュアルコーンのうち対象物900以外の部分が取り除かれ、得られるビジュアルハルが対象物900の形状を近似する形状を有する。
なお、光源110が平行光を照射する場合、形状推定部294は、ビジュアルコーンが重なり合っている領域に代えて、多角柱が重なり合っている領域をビジュアルハルとして算出する。
次に、図6〜図8を参照して、三次元形状推定システム1の動作について説明する。
図6は、三次元形状推定システム1が行う処理の手順の例を示すフローチャートである。図6の処理で、三次元形状推定システム1は、対象物900の三次元形状を推定する前処理としてキャリブレーションを行って三次元座標系を決定する(ステップS111)。
その後、三次元形状推定システム1は、対象物900の三次元形状を推定する処理を行う(ステップS112)。
ステップS112の後、図6の処理を終了する。
図7は、三次元形状推定システム1がキャリブレーションを行う処理手順の例を示すフローチャートである。三次元形状推定システム1は、図6のステップS111で図7の処理を行う。図7では、基準物として立方体の物を用いる場合の例を示している。
図7の処理で、回転部120が基準物である立方体を回転させ、撮影部130が立方体をいろいろな角度から撮影して画像を取得する(ステップS121)。
次に、座標決定部293は、ステップS121で得られた画像の各々について、当該画像における立方体の頂点を検出する(ステップS122)。
そして、座標決定部293は、ステップS122で検出した頂点について三次元座標系で予め定められている座標に基づいて、各画像における画素と三次元座標との対応関係を求める(ステップS123)。これにより、座標決定部293は、ステップS121で得られた各画像について三次元座標系を決定する。
ステップS123の後、図7の処理を終了する。
図8は、三次元形状推定システム1が、対象物900の三次元形状を推定する処理を行う手順の例を示すフローチャートである。三次元形状推定システム1は、図6のステップS112で図8の処理を行う。
図8の処理では、対象物900が載置台122に載置されており、回転部120が対象物900を回転させ、撮影部130が対象物900をいろいろな角度から撮影して画像を取得する(ステップS131)。ステップS131で、回転部120は、図7のステップS121の場合と同じ回転角度で対象物900を回転させ、撮影部130は、ステップS121の場合と同じ方向から撮影する。
次に、形状推定部294は、ステップS131で得られた各画像から対象物900のシルエット画像を取得する(ステップS132)。
その後、ユーザが対象物を裏返して載置台122に載置する。回転部120は、裏返された対象物900を回転させ、撮影部130が裏返された対象物900をいろいろな角度から撮影して画像を取得する(ステップS133)。ステップS133で、回転部120は、図7のステップS121の場合と同じ回転角度で対象物900を回転させ、撮影部130は、ステップS121の場合と同じ方向から撮影する。
次に、形状推定部294は、ステップS133で得られた各画像から対象物900のシルエット画像を取得する(ステップS134)。
なお、対象物900の裏側の三次元形状が不要の場合は、ステップS133及びS134の処理を行う必要はない。
次に、形状推定部294は、得られたシルエット画像に基づいて対象物900の三次元形状を推定する(ステップS135)。具体的には、形状推定部294は、対象物900のシルエット画像の各々についてビジュアルコーンを設定し、全てのビジュアルコーンが重なり合っているビジュアルハル(の座標)を算出する。このビジュアルハルは、対象物900の三次元形状を近似している。
ステップS135の後、図8の処理を終了する。
以上のように、光源110は、対象物900に光を照射する。撮影部130は、光源110からの光が対象物900によって遮られる位置に設けられて対象物900を撮影する。形状推定部294は、撮影部130が撮影した画像に基づいて対象物900の三次元形状を推定する。
このように、撮影部130が、対象物900から見て光源110と反対側に位置して対象物900を撮影することで、得られる画像の背景は、光源110からの光が入射した領域、すなわち、光源110の一部を撮影した領域となる。反射光を用いて対象物を撮影した場合に背景として回転台または載置台の上面が撮影されることと比較して、三次元形状推定システム1によれば、対象物の三次元形状を推定する際に、背景の色の影響を受けにくい。また、反射光を用いて対象物を撮影した場合に、回転台または載置台の上面にできた対象物の影が背景画像に写り込むことがあるのに対し、三次元形状推定システム1では、背景に対象物900の影はできない。三次元形状推定システム1によれば、この点で、三次元形状推定システム1によれば、対象物の三次元形状を推定する際に、背景における対象物の影の影響を受けにくい。
また、光源110は、対象物900によって遮られる波長の光を照射する。
これにより、撮影部130が撮影する画像において、対象物900の像(シルエット画像)と、背景領域とを明確に区別し得る。これにより、形状推定部294は、撮影部130が撮影した画像にて対象物900の輪郭を高精度に検出することができ、この点で、対象物900の三次元形状を高精度に推定し得る。
また、撮影部130は、対象物900が置かれていない状態の画像である背景画像を撮影しない。
この場合、撮影部130が背景画像を撮影する必要がない点、及び、形状推定部294が、撮影部130が対象物900を撮影した画像と背景画像との差分の画像を算出する必要がない点で、処理時間が短くて済み、かつ、三次元形状推定装置200の処理負荷が軽くて済む。
また、撮影部130は、テレセントリックレンズを用いて対象物900を撮影する。
これにより、撮影部130は、画像の周辺部分まで対象物900の像がかかるように対象物900を撮影することができる。この点で、撮影部130が撮影した画像における対象物900の解像度が高くなり、形状推定部294は、対象物900の三次元形状を高精度に推定することができる。
また、光源110は、平行光を照射する。
この場合、形状推定部294は、ビジュアルコーンが重なり合っている領域に代えて、多角柱が重なり合っている領域をビジュアルハルとして算出する。これにより、形状推定部294がビジュアルハルを算出する処理負荷が比較的軽くなる可能性がある。
なお、制御部290の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
(実験例)
ここで、対象物が透明な場合を例に、本願発明について行った実験について説明する。
図9は、従来と同様に可視光の反射光で対象物を撮影した画像から背景画像を除去したシルエット画像を示す図である。実験では、対象物として光造形法を用いて作製した四角い台座の上に直径がそれぞれ344μm、240μm、145μm、99μmのピラー(円柱状体)を形成したものを用いた。従来と同様に可視光の反射光で対象物を撮影した場合、背景差分を除去してもシルエット画像における形状が図9のように不明確となる。
一方、図10は、本発明において紫外光(図2で説明した波長365nmのもの)で対象物を透過光で撮影した画像を示す図である。ここでいう透過光は、対象物から見て撮影部と反対側に位置する光源からの光である。本発明によれば、図10のように、背景差分処理を行う必要なしにコントラストの高いシルエット画像を得られる。
なお、紫外光での反射も考えられるが、反射率が小さいので、やはりコントラストは高くならない。
図11は図9のように反射光でいろいろな方向からで撮影し(撮影角度20度)、従来のSFS法に用いられる解析方法を行って得られた三次元形状を示す斜視図である。このように反射光ではコントラストの高いシルエット画像が取得できていないことから、透明なピラー形状の立体形状の計測が困難であることがわかる。
図12は、図10のように紫外光の透過光で撮影した結果からSFS法を用いて解析した三次元形状を示す斜視図である。図12の例では、図11で欠落していた4本の透明なピラーを検出できている。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 三次元形状推定システム
110 光源
120 回転部
130 撮影部
200 三次元形状推定装置
210 通信部
220 表示部
230 操作入力部
280 記憶部
290 制御部
291 回転制御部
292 撮影制御部
293 座標決定部
294 形状推定部

Claims (9)

  1. 対象物に光を照射する光源と、
    前記対象物を回転させる回転部と、
    前記光源からの光が前記対象物によって遮られる位置に設けられて、前記対象物の回転における複数の回転角度のそれぞれで、前記対象物の回転軸に対して斜めの向きから前記対象物を撮影する撮影部と、
    前記撮影部が撮影した画像に基づいて前記対象物の三次元形状を推定する形状推定部と、
    を備える三次元形状推定システム。
  2. 前記撮影部は、前記対象物の回転角に対して直角から20度傾いた向きから前記対象物を撮影する、
    請求項1に記載の三次元形状推定システム。
  3. 前記光源は、前記対象物によって遮られる波長の光を照射する、
    請求項1又は請求項2に記載の三次元形状推定システム。
  4. 前記撮影部は、前記対象物が置かれていない状態の画像である背景画像を撮影しない、 請求項1から3の何れか一項に記載の三次元形状推定システム。
  5. 前記撮影部は、テレセントリックレンズを用いて前記対象物を撮影する、
    請求項1からの何れか一項に記載の三次元形状推定システム。
  6. 前記光源は、平行光を照射する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の三次元形状推定システム。
  7. 対象物に光を照射する光源からの光が前記対象物によって遮られる位置に設けられて、前記対象物の回転における複数の回転角度のそれぞれで、前記対象物の回転軸に対して斜めの向きから前記対象物を撮影する撮影部が撮影した画像に基づいて、前記対象物の三次元形状を推定する三次元形状推定装置。
  8. 光源から対象物に光を照射し、
    前記対象物を回転させ、
    前記光源からの光が前記対象物によって遮られる位置に設けられた撮影部が、前記対象物の回転における複数の回転角度のそれぞれで、前記対象物の回転軸に対して斜めの向きから前記対象物を撮影し、
    前記撮影部が撮影した画像に基づいて前記対象物の三次元形状を推定する、
    ことを含む三次元形状推定方法。
  9. コンピュータに、
    対象物に光を照射する光源からの光が前記対象物によって遮られる位置に設けられて、前記対象物の回転における複数の回転角度のそれぞれで、前記対象物の回転軸に対して斜めの向きから前記対象物を撮影する撮影部が撮影した画像に基づいて、前記対象物の三次元形状を推定させる
    ためのプログラム。
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