JP4419570B2 - 3次元画像撮影装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は,例えばカメラを用いて対象物体を異なる視点位置から計測(撮影ともいう)し,これによって得られた複数の3次元形状データを統合して3次元モデルを生成する技術に関する。
従来,対象物体についての視差のある複数の画像(2次元画像)から3次元形状データを生成する技術が知られている。視差のある複数の画像を取得するために,複数のカメラが一体になった多眼カメラがしばしば用いられる。
多眼カメラでは,各カメラの外部パラメータ(カメラの位置姿勢)および内部パラメータ(焦点距離,画素ピッチなど)が予め校正されている。多眼カメラによって,対象物体を撮影し,得られた複数の画像から対応点を検出し,三角測量の原理で3次元再構成を行って3次元形状データを得る。対応点の組をより多く検出するために,対象物体にパターン光を投影して撮影する。
生成された3次元形状データに,対象物体の2次元画像(テクスチャ画像)をマッピングすることにより,対象物体についての忠実な3次元モデルが生成される。マッピングのための画像の撮影には,パターン光は邪魔になるので,3次元形状データを得るための撮影とは別に行う。なお,用途,目的等によっては,3次元形状データ自体を3次元モデルと呼ぶこともある。
特許文献1に開示されている3次元画像撮影装置の様に,対象物体に照射するパターン光を赤外光などの不可視領域において投影し,その分光領域に感度をもつカメラにより三次元形状データを得,同時に可視領域に感度をもつカメラを用いて二次元画像を撮像し3次元モデルを生成する手法も存在する。
さて,一方向から物体を撮影する3次元計測では,計測カメラの撮像範囲以外の面の3次元情報は生じないため,1回の撮影で物体の全体を計測することができない。したがって,対象物体についての3次元モデルを生成するには,対象物体について,その周囲から視点位置を変えて複数回の撮影を行う必要がある。その方法として,距離画像の位置合わせを容易にするために物体を回転台上に置き,回転台を回転させて撮影方向を変更し,回転軸の位置情報を得るために回転台上に基準物体を設けるという3次元計測手法が提案されている(特許文献2)。この手法によれば,回転軸周りに各距離画像を回転台を回転分だけ回転させる座標変換により複数の距離画像の位置合わせを行うことができる。また,回転台の回転機構をモータにより行っており,コンピュータなどのホストで制御可能であるため,任意の角度を入力する事により,複数回の3次元形状の撮影を自動化する事も可能である。
なお,3次元形状データを取得する手法には,上述のように多眼カメラを用いるもののほか,飛行距離差を用いるもの等,種々の方式があり,本発明の適用上いずれの手法を採用可能である。
特許第3384329号 特開平4−259809号公報
上記システムにおいて対象物体の3次元モデルを自動で作成するためには,対象物体の撮影する回数と各撮影から次の撮影に移動する回転台の回転角度を,制御装置などに入力し,自動的に計測が可能である。比較的単純な形状の場合は4〜8回の撮影回数で3次元モデルを形成する為に十分である。特に,球や円筒形といった形状であれば,4〜8回を等間隔の角度の撮影によって実現できる。しかし,3次元モデルを作成する対象物体の形状は,任意であり,複雑な形状のものも存在する。複雑な形状であればあるほど,回転角度を小さくし撮影回数を増やせばよい。また,ある面では複雑な形状である面では単純な形状であるといったものは,複雑な形状の部分は撮影回数を増やし,単純な形状の部分は撮影回数を少なくすればよい。自動的に撮影する場合は,撮影者が対象物体の形状から判断し,マニュアルで撮影回数・回転角度を入力する事になる。等間隔の回転角度で撮影を行う場合であれば,撮影者の入力作業は,形状から判断して入れるだけで良いが,オペレータによって入力角度の判断基準のばらつきや必要以上に細かい角度でとってしまうという問題があった。また,全周に渡って,同じ様な形状の物体ではなく複雑な形状と単純な形状の組み合わせの物体では,等間隔で読み込むと単純な形状の部分で必要以上にデータを取得してしまい,撮影時間及びデータ量が大きくなり,更にはモデル形成の計算時間もかかってしまう問題点があった。
また,上記システムの場合,対象物体の上部の形状取得が形状によっては困難である。
本発明は,回転台上に対象物体を設置し,回転させ複数回読み取り,3次元モデルを作成する際に,対象物体の形状に依存する,最適な読み取り角度位置を判別できる3次元画像撮影技術を提供することを目的としている。
本発明によれば,上述の目的を達成するために,特許請求の範囲に記載のとおりの構成を採用している。ここでは,発明を詳細に説明するのに先だって,特許請求の範囲の記載について補充的に説明を行なっておく。
請求項1に係る発明は,1つの回転軸を中心に回転制御される回転台と,前記回転台上に保持された対象物体の3次元形状データを得るために対象物体を非接触で計測する第1の3次元座標取得装置と,前記回転台の回転角位置を選定する回転制御手段とを具備し,前記回転台上に保持された前記対象物体を,前記第1の3次元座標取得装置により,異なる視点位置から計測してそれぞれの視点位置に対する3次元形状データを取得し,これら3次元形状データを合成して前記対象物体の全周囲の3次元モデルを生成する3次元画像撮影装置において,前記回転台上方に配置された第2の3次元座標取得装置と,前記第2の3次元座標取得装置の一部をなすカメラが取得した2次元画像に基づいて前記回転軸に沿って投影した前記対象物体の輪郭データをモニタする外周情報モニタ手段と,前記輪郭データから,前記第1の3次元座標取得装置により計測を行なうときの前記回転台の回転位置を決定する回転位置決定手段とを有し,前記回転位置決定手段は,前記対象物体が設置してある回転台の回転軸と同心で,前記対象物体の輪郭に接する最小の円と,前記回転軸と同心で,前記対象物体の輪郭に接する最大の円との間の半径差から前記輪郭データを数値化し,前記半径差が小さいほど,前後する視点における角度位置の間の角度を大きくして前記第1の3次元座標取得装置に3次元形状データを取得させ,かつ,前記第2の3次元座標取得装置により前記対象物体の上方の3次元形状データを取得することを特徴とする3次元画像撮影装置である。
請求項2に係る発明は、1つの回転軸を中心に回転制御される回転台と,前記回転台上に保持された対象物体の3次元形状データを得るために対象物体を非接触で計測する第1の3次元座標取得装置と,前記回転台の回転角位置を選定する回転制御手段とを具備し,前記回転台上に保持された前記対象物体を,前記第1の3次元座標取得装置により,異なる視点位置から計測してそれぞれの視点位置に対する3次元形状データを取得し,これら3次元形状データを合成して前記対象物体の全周囲の3次元モデルを生成する3次元画像撮影装置において,前記回転台上方に配置された第2の3次元座標取得装置と,前記第2の3次元座標取得装置の一部をなすカメラが取得した2次元画像に基づいて前記回転軸に沿って投影した前記対象物体の輪郭データをモニタする外周情報モニタ手段と,前記外周情報から,前記第1の3次元座標取得装置により計測を行なうときの前記回転台の回転位置を決定する回転位置決定手段とを有し,前記回転位置決定手段は,前記対象物体が設置してある回転台の回転軸と同心で所定間隔で離間する複数の同心円と前記輪郭の交点の数の推移から前記輪郭データを数値化し,前記交点の数が少ない箇所ほど,前後する視点における角度位置の間の角度を大きくして前記第1の3次元座標取得装置に3次元形状データを取得させ,かつ,前記第2の3次元座標取得装置により前記対象物体の上方の3次元形状データを取得することを特徴とする3次元画像撮影装置である。
請求項8の発明は、1つの回転軸を中心に回転制御される回転台と,前記回転台上に保持された対象物体の3次元形状データを得るために対象物体を非接触で計測する第1の3次元座標取得装置と,前記回転台の回転角位置を選定する回転制御手段とを用い,前記回転台上に保持された前記対象物体を,前記第1の3次元座標取得装置により,異なる視点位置から計測してそれぞれの視点位置に対する3次元形状データを取得し,これら3次元形状データを合成して前記対象物体の全周囲の3次元モデルを生成する3次元画像撮影方法において,前記回転台上方に第2の3次元座標取得装置を配置して前記第2の3次元座標取得装置により前記対象物体の上方の3次元形状データを取得し,かつ、前記第2の3次元座標取得装置の一部をなすカメラが取得した2次元画像に基づいて前記回転軸に沿って投影した前記対象物体の輪郭データをモニタし,前記対象物体が設置してある回転台の回転軸と同心で,前記対象物体の輪郭に接する最小の円と,前記回転軸と同心で,前記対象物体の輪郭に接する最大の円との間の半径差から前記輪郭データを数値化し,前記半径差が小さいほど,前後する視点における角度位置の間の角度を大きくして前記第1の3次元座標取得装置により3次元形状データを取得することを特徴とする3次元画像撮影方法である。
請求項9に係る発明は、1つの回転軸を中心に回転制御される回転台と,前記回転台上に保持された対象物体の3次元形状データを得るために対象物体を非接触で計測する第1の3次元座標取得装置と,前記回転台の回転角位置を選定する回転制御手段とを用い,前記回転台上に保持された前記対象物体を,前記第1の3次元座標取得装置により,異なる視点位置から計測してそれぞれの視点位置に対する3次元形状データを取得し,これら3次元形状データを合成して前記対象物体の全周囲の3次元モデルを生成する3次元画像撮影方法において,前記回転台上方に第2の3次元座標取得装置を配置して前記第2の3次元座標取得装置により前記対象物体の上方の3次元形状データを取得し,かつ、前記第2の3次元座標取得装置の一部をなすカメラが取得した2次元画像に基づいて前記回転軸に沿って投影した前記対象物体の輪郭データをモニタし,前記対象物体が設置してある回転台の回転軸と同心で所定間隔で離間する複数の同心円と前記輪郭の交点の数の推移から前記輪郭データを数値化し,前記交点の数が少ない箇所ほど,前後する視点における角度位置の間の角度を大きくして前記第1の3次元座標取得装置により3次元形状データを取得することを特徴とする3次元画像撮影方法である。

なお,本発明は装置またはシステムあるいは方法として実現できるのみでなく,そのような発明の一部をソフトウェアとして構成することができることはもちろんである。またそのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品も本発明の技術的な範囲に含まれることも当然である。
本発明の上述の側面および他の側面は特許請求の範囲に記載され以下実施例を用いて詳述される。
本発明によれば,回転台上に対象物体を設置し,回転させ複数回読み取り3次元モデルを作成する際に,対象物体に最適な読み取り角度位置を算出する事が可能になる。
以下,本発明の実施例について説明する。
[前提構成]
本発明の各実施例を説明する前に,その理解を容易にするために前提となる3次元画像撮影装置の構成について説明しておく。
図1は本発明の各実施例の前提となる3次元画像撮影装置を示しており,この図において,3次元画像撮影装置は,回転台1,3次元座標取得装置2,制御装置3等を有して構成されている。回転台1は回転軸を中心にテーブル4を回転させる。3次元座標取得装置2は,固定して取り付けられ,回転台1のテーブル4に載置された対象物体5を回転台1の回転角度位置に応じた視点で撮影し,対象物体5の表面上の複数の点の座標データ(形状データ)を取得する。制御装置3は例えばコンピュータであり,回転台1の回転制御・角度位置制御を行い,また,3次元座標取得装置2から取得した座標データを張り合わせて全周囲の3次元モデルのデータを合成する。表示部3aは,対象物体のモニタ画像等を表示するものである。
3次元座標取得装置2は,例えば,ステレオ画像法,光切断法,空間コード化法や特許第3384329号などに記載されている手法により,対象物体の3次元形状を測定する。それと同時に,対象物体の2次元画像(テクスチャ画像)も取得する。特許第3384329号を例に取れば,投影パターンが可視領域の波長域である場合は,別途2次元画像取得用カメラを用意するか,パターンを点灯時は3次元情報を取得し,パターン消灯時に2次元画像を取得するまた,投影パターンを不可視領域の波長域で投影する場合には,3次元画像取得用カメラと2次元画像取得用カメラを別に用意,もしくは各波長成分に分割する光学素子を用いて,各波長成分に分光感度をもつ撮像素子によって同じカメラで3次元画像と2次元画像を同時に取得する事が可能である。3次元座標取得装置2は,1台もしくは複数台のカメラや投光器との組み合わせのバリエーションにより構成される。たとえば,ステレオ画像法は,二台以上のカメラで構成され,光切断法や空間コード化法は投光器と1台もしくは複数台のカメラとの組み合わせで構成され,特許第3384329号は,投光器と2台もしくは複数台のカメラとの組み合わせで構成される。そのため,カメラが撮像される範囲や,投光器が投光される範囲の3次元画像しか取得が出来ない。従って,3次元モデルを作成するためには,図1に示すように対象物体5を回転台1の上に設置し,回転台1の複数の回転角位置で複数回測定を行い3次元モデルを作成する。図1に示す例では,画像入力の効率化を図るため,3次元座標取得装置2と回転台1を制御可能な制御装置3(ホストコンピュータ)に接続し,この制御装置3により,回転台1への回転角の移動指示と,3次元座標取得装置2の制御,撮影,画像転送,画像処理などを行っている。
つぎに,3次元座標取得装置2の構成例について説明しておく。
3次元座標取得装置2の構成例を図2に示す。図2において,3次元座標取得装置2は,投影装置(プロジェクタ)11,モニタ用撮像装置(第1カメラ。CCDカメラ)12,三角測量用撮像装置(第2カメラ。CCDカメラ)13およびハーフミラー14を含んで構成されている。投影装置11は,3次元座標取得を行うためにパターンを測定対象に対して投影する。モニタ用撮像装置12は,投影装置11と,ほぼ同一主点,同一光軸に配置されパターンをモニタする。三角測量用撮像装置13は撮影装置と異なる光軸に配置されている。この点は例えば特開2000−65542公報に記載のものと同様の構成である。投影装置11は,プロジェクタもしくはレーザスリット投影系を用いる。この投影装置11はあらかじめ定められたコードに対応する輝度値によって投影パターンを形成し,投影を行う。投影パターンは,図3に示すような濃淡のあるスリットパターンを用い,例えば,図3の右側に図示されている物体(測定対象)にパターン投影する。投影パターンはハーフミラー14を介して測定対象に投影され,その反射光がハーフミラー14で反射されてモニタ用撮像装置12に入射する。測定対象からの反射光はモニタ用撮像装置12とは異なる光路を経て三角測量用撮像装置13に入射する。
図4も用いてパターン投影およびその撮像について詳細に説明する。モニタ用撮像装置(第1カメラ)12と投影装置(プロジェクタ)11は,先に述べたようにハーフミラー14などを用いて,ほぼ同一主点,同一光軸に配置される。三角測量用撮像装置(第2カメラ)13は,別光軸上に配置される。投影装置(プロジェクタ)11により図4に示すようなストライプパターンを投影する。ほぼ同主点,同光軸のモニタ用撮像装置(第1カメラ)12で観測された画像(第1カメラの撮像画像)から再符号化を実施し,さらに,モニタ用撮像装置(第1カメラ)12で観測された画像(第1カメラの撮像画像)と三角測量用撮像装置(第2カメラ)13で観測された画像(第2カメラの撮像画像)とから距離画像を算出する。再符号化は高精度の計測に必要であるが,必須なわけではない。
[外周情報取得に特徴がある実施例]
以下,本発明の各実施例を詳細に説明する。まず,外周情報を取得する点に特徴がある実施例1〜6について説明する。
まず本発明の実施例1について説明する。図5は,本発明の実施例1を示しており,図1の構成例の回転台1の上部にカメラ6を設置したものである。上部からカメラ6を設置する事により対象物体5の外周情報(外形形状,輪郭,底面形状)を計測するものである。なお,図5において図1と対応する箇所には対応する符号を付した。図12にあるような対象物体を回転台1上部からのカメラ6で観測する。カメラ6で取得した画像は図13の様になる。対象物体の外周情報の算出は,回転台1および回転台1を設置している台(図示しない)から対象物体5を分離して行なう。対象物体の未設置状態の際に,カメラ6で画像を取得し,対象物体を設置した際の画像との差分で対象物体を認識し,外形を算出する事が一般的である。
カメラ6により取得した外周情報(外形,輪郭等)は回転位置等決定部7に送られ,読み取り回数,読み取り位置すなわち読み取りを行なう回転台1の回転位置が決定される。読み取り回数,読み取り位置をどのように決定するかについては実施例7以降で説明する。
実施例1の構成は,回転台1の上部にカメラ6を配置して対象物体(被写体)を認識するという基本的構成である。ただ,回転台1や回転台1をおいてある台の色と対象物体の色が同じ様な色である場合は,カメラ6での撮影において,被写体を分離する事は難しい。その為,対象物体下部を光らせ被写体のシルエットをカメラで撮影し,外形形状を求めるというやり方と,従来のクロマキー方式の様に,ブルーバックの台座にし,テクスチャ分離を容易にしやすくする手法を採用できる。これらについては実施例2および3に示す。対象物体5が回転台1に対して大きな場合には,回転台1を載置する台と対象物体との間でも確実に分離が行なわれるようにする必要がある。ただし,回転台1の大きさを十分な余裕を持って設計すれば,回転台1を載置する台の方に工夫をする必要はない。3次元モデルを自動的に取得するには,通常,3次元座標取得装置2が撮影可能な範囲内に収まる対象物体(被写体)でなければならず,この結果,通常は回転台1と対象物体5との分離のみを考慮すれば十分である。
つぎに本発明の実施例2について説明する。図6は,本発明の実施例2を示しており,図1の構成例の回転台1の上部にカメラ6を設置し,さらに回転台1のテーブル4上に光源8を設けたものである。上部からカメラ6を設置する事により対象物体5の外周情報(外形,輪郭等)を計測する。なお,図6において図1,図5と対応する箇所には対応する符号を付した。この実施例では回転台1のテーブル4を,光源8を内蔵する自発光式にし,対象物体5の外形を明瞭に分離できるようにしている。回転台1の輝度(色)と対象物体5の輝度(色)が近くて分離ができない場合にとくに有効である。この構成の場合,図12の対象物体は,図14の様に観測される。また,一般的にクロマキー処理で知られるように,回転台1をある特定の色(背景色)で構成し,その色を鍵として対象物体と分離するという手法もある。本構成の場合,対象物体と回転台との分離を簡単に行う事が可能である。
つぎに本発明の実施例3について説明する。図7は,本発明の実施例3を示しており,図1の構成例の回転台1の上部にカメラ6を設置し,さらに回転台1のテーブル4上ならびに回転台1の載置台(とくに回転台の周囲の位置)に光源8,8aを設けたものである。上部からカメラ6を設置する事により対象物体5の外周情報(外形,輪郭等)を計測する。なお,図7において図1,図5または図6と対応する箇所には対応する符号を付した。この実施例では,対象物体5が回転台1よりも大きい事を想定し,回転台1及び回転台1を設置している台を自発光式にする。この構成の場合も,図12の対象物体が,図14の様に観測される。また,回転台1及び回転台1を設置している台の双方をある特定の色(背景色)で構成し,その色を鍵として対象物体と分離するという手法も採用できる。本構成の場合,対象物体と,回転台および載置台との分離を簡単に行う事が可能である。
つぎに本発明の実施例4について説明する。図8は,本発明の実施例4を示しており,図1の構成例の回転台1の上部に照明装置9を設置し,これに併せて回転台1のテーブル4上に光センサ配列10を設けたものである。
図8に示すように,照明装置9により上部から対象物体5を投射し,対象物体5から形成される接地面および影を回転台1のテーブル4に設けた光センサ配列10により検出し,計測している。光センサ配列10は,二次元マトリックス状に配置する場合と,回転軸から放射状に配置するケースが考えられるがどちらでも構わない。
本実施例のおいても図12の対象物体は,図14の様に観測される。
なお,本実施例の光センサ配列10に代えて図9に示すように圧力センサ配列10bを回転台1のテーブル4上に設け,対象物体5の重力により対象物体5の底面形状を検出して外周情報としてもよい。また,図8の光センサ配列10に感圧機能を付加し,投影面および底面形状の双方から外周情報を取得するようにしても良い。
つぎに本発明の実施例5について説明する。図10は,本発明の実施例5を示しており,実施例4の構成に加えて,回転台1を載置する台にも光センサ配列10aを配置して成るものである。
図10に示すように,照明装置9により上部から対象物体5を投射し,対象物体から形成される接地面および影を回転台1のもしくは回転台1を設置している台に配置された光センサ10,10aにより検出し,計測している。本実施例でも,光センサ配列は,二次元マトリックス状に配置する場合と,回転軸から放射状に配置するケースが考えられるが,どちらでも構わない。
つぎに本発明の実施例6について説明する。図11は,本発明の実施例6を示しており,図1の構成例の回転台1の上部にカメラ6や照明装置9に代えて3次元座標取得装置2aを設置している。3次元座標取得装置2aは,上方の視点から対象物体5の表面座標を取得する。また,3次元座標取得装置2aのカメラを用いてカメラ6と同様に対象物体の外周上方を取得する。
実施例1〜5が採用する,回転台1および3次元座標取得装置2からなる基本構成で3次元モデルを作成する場合に,形状によっては,物体の上面部の形状が取得できないことがある。たとえば,図16に示すような物体を,回転台1に設置して読み取りを行うと,図19,図20に示すように頭頂部のデータが欠落してしまう。図17,図18の様なデータを取得するためには,図5のカメラ6の代わり図11に示すように3次元座標取得装置2aを配置する。これによって,上方からの対象物体5の形状を計測する事が可能である。
[読み取り位置の決定に特徴がある実施例]
つぎに読み取り位置の決定に特徴がある実施例について説明する。
以下の実施例では,実施例1〜6により取得した外周情報を解析して,最適な読み取り位置・回数を求める。
まず,読み取り位置・回数の決定の基本的な考え方を説明する。たとえば図12に示すような対象物体を読み取る場合,図14に示すような外形形状を求める事が出来る。非常に単純な形状の場合,60°置きもしくは45°置きに均等に回転させ6方向もしくは8方向から読み取りを行う。8方向(45°置き)の例を図15において中太線の線分で示す。しかし,図12の様な対象物の形状においては,上記設定角度であれば対象物体の影などによりデータが取りきれない部分が生じてしまう。その為,外形形状から,対象物体の形状の複雑さを推定し,最適な読み取り位置を算出する(図15において太い矢印で示す)。外形形状から,最も小さな読み取り角度で読み込む角度を算出した場合,図12の対象物体は,均等角度で読み取るならば,おおよそ16等分(22.5°おき)の読み取りが必要である。しかし,図12の対象物体は,前面部と後面部は単純な形状であり,細かい均等角度で読み取りを行う場合,重複するデータが増え,処理時間がかかってしまう。そこで,外形形状から解析し,単純な部分は読み取り回数を少なく,複雑な部分は読み取り回数を多くすればよい。
なお,処理時間が増大することがさほど問題にならない場合には,上述のように最小読み取り角度を算出し,この角度で均等に読み取りを行なうようにしても良い。
図15に図12の外形形状から算出した読み取り位置の例を示す。黒い放射状の線の太線部が45°間隔で,細い線がその中間の角度すなわち22.5°である。矢印で示す線が最適な読み取り位置を表した線であり,図12の対象物体においては,8方向からの読み取りで,3次元モデルが作成可能である。すなわち,45°等間隔おきで画像を読み込んだのとデータ量は等価になると言える。
以下,以下に読み取り角度等の決定方法の実施例を示す。
本発明の実施例7の読み取り角度等の決定方法を説明する。この実施例では,対象物体の設置してある回転台中心を原点とし,外形形状の曲線をy=f(x)とし,外形曲線の各点の傾きf’(x)を算出し,傾き量の変化量が少ない場合は,緩やかな曲線と判断し,変化量が大きい場合は,複雑な曲線と判断する。この変化量に基づいて各点の複雑さを判別して必要な読み取り角度位置を決定しても良いし,トータルの読み取り回数を決定しても良い。
つぎに本発明の実施例8について説明する。以下では図21(a)〜(c)に示す外形形状の例を用いて説明する。
この実施例では,図22に示すように,回転台中心部から,同心円を描き,輪郭(外形形状曲線ともいう)に最初に接する円と最後に接する円を求める。各々の円の半径差dを求め,最初に接する円の半径rで割った数値d/rによって回転角度を決定する。図22(b)に示すように数値が限りなくゼロに近い場合は,60°おき6ポイントの計測で,数値が大きくなるにつれ分割する角度を小さくし,読み取りポイントを多くする。他方,図22(a)の様な図形の場合,破線で示すように90°などの均等角度で分割し,その領域(象限)内で最初に接する円と最後に接する円との半径差を求めて最初に接する円の半径で割った数値によって,分割回数を決定してもよい。先の例(図22(b)に対応した計測例)の場合は,全周に渡って均等な角度で読み込みを行うが,象限で区切った本手法では,各々の象限ごとに読み取り角度を決めるので象限間の読み取り角度は必ずしも一致していない。
輪郭と同心円との間の交点の個数に応じて輪郭の複雑さを判別しても良い。個数が多いほど複雑となる。この場合も,象限等の部分領域にわけても良い。
つぎに本発明の実施例9について説明する。この実施例でも,実施例8と同様に等間隔の同心円を描く。各々の同心円と輪郭との接点を求め,その接点と円の中心を結ぶ。その様子を図22(c)に示す。各々の接点と中心を結んだ線の長さを求め,長さの変化により,長さが単調増大,単調減少の変化をしていくが,輪郭の極大点や極小点を境に変曲点を持つ。その変曲点間の線の角度を算出し,角度量が大きい場合は,緩やかな形状と判断が出来,角度が小さい場合はそうでないと判断が出来る。以上により,読み取りの角度を決定する。
つぎに本発明の実施例10について説明する。この実施例では,図23に示すように,回転軸を中心として,放射状に線を引く。実施例では,22.5°間隔で線を引く。放射線と輪郭の接点との面積を求め,図24に示すように,各面積の変化を見る。図24(b)の様な,比較的単純な形状の場合は,変化量が少ない。変化の少ない部分の角度を大きく,大きい部分の読み取り角度を小さく読み取る。
つぎに本発明の実施例11について説明する。この実施例では,実施例10とと同様の放射状に線を引く。図25〜図27に示すように,たとえば45°,30°,22.5°おきの線と輪郭との接点を直線で結び,多角形を形成する。各多角形の頂点の変化および角度の差から読み取り角度を求める。図25〜図27で得られるそれぞれの情報を個別に利用しても良いし,統合して利用しても良い。
つぎに本発明の実施例12について説明する。この実施例においては,回転軸中心を原点とし,最小回転読み取り角度,45°間隔で線を引き,その線間で形成される極大・極小点をもとめ,極大・極小点の差が小さい場合は,読み取り角度を変化させずに,読み取り,大きい場合は,極大・極小点の数と大きさによって読み取り角度を決定する。
以上で本発明の実施例の説明を終了する。以上の実施例によれば,回転台上に対象物体を設置し,回転させ複数回読み取り3次元モデルを作成する場合に,最適な読み取り角度・回数を算出する事が可能になる。
なお,本発明は上述の実施例に限定されるものではなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば,上述の実施例では,対象物体を設置する回転台の中心を原点とする例を記載したが,輪郭の重心位置を中止としても可能である。また,カメラ等外周情報を取得する装置を回転台の下方に配置して当該外周情報を取得するようにしても良い。回転台のテーブル等を透明とすれば(透明材料を用いる。または,細い支持部材でテーブル等を構成し実質的に光が下方に到来するようにする),テーブル等で外周情報が隠蔽されることなく確実に当該外周情報を取得できる。また,外周情報を取得するために3次元座標取得装置を回転台の下方に配置し,テーブル等を透明にすれば,対象物体の底面形状も取得可能である。
本発明の実施例の前提となる3次元画像撮影装置の構成を説明する図である。 上述3次元画像撮影装置の3次元座標取得装置の構成例を模式的に示す図である。 図2の3次元座標取得装置の動作を説明する図である。 図2の3次元座標取得装置の動作を説明する図である。 本発明の実施例1の構成を説明する図である。 本発明の実施例2の構成を説明する図である。 本発明の実施例3の構成を説明する図である。 本発明の実施例4の構成を説明する図である。 上述実施例4の変形例の構成を説明する図である。 本発明の実施例5の構成を説明する図である。 本発明の実施例6の構成を説明する図である。 本発明の実施例により計測する対象物体であるプリンタの斜めから撮影した図である。 図12の対象物体を上面から撮影した図である。 図13の撮影画像から取りだした輪郭の画像である。 図14の輪郭情報に基づいた読み取り位置を説明する図である。 本発明の実施例6で撮影するのに最適な対象物体である。 上述実施例6により取得された座標データの例を示す図である。 上述実施例6により主に取得された座標データの例を示す図である。 実施例6の回転台上方の3次元座標取得装置を用いない場合の一部欠落がある座標データの例を示す図である。 実施例6の回転台上方の3次元座標取得装置を用いない場合の一部欠落がある座標データの例を示す図である。 本発明の実施例で計測する対象物体の輪郭例を説明する図である。 本発明の実施例8,9による読み取り位置決定を説明する図である。 本発明の実施例10による読み取り位置決定を説明する図である。 本発明の実施例10による読み取り位置決定を説明する図である。 本発明の実施例11による読み取り位置決定を説明する図である。 本発明の実施例11による読み取り位置決定を説明する図である。 本発明の実施例11による読み取り位置決定を説明する図である。
符号の説明
1 回転台
2,2a 3次元座標取得装置
3 制御装置
3a 表示部
4 テーブル
5 対象物体
6 カメラ
6 表示部
7 回転位置等決定部
8,8a 光源
9 照明装置
10,10a 光センサ配列
10b 圧力センサ配列
11 投影装置
12 モニタ用撮像装置
13 三角測量用撮像装置
14 ハーフミラー

Claims (9)

  1. 1つの回転軸を中心に回転制御される回転台と,前記回転台上に保持された対象物体の3次元形状データを得るために対象物体を非接触で計測する第1の3次元座標取得装置と,前記回転台の回転角位置を選定する回転制御手段とを具備し,前記回転台上に保持された前記対象物体を,前記第1の3次元座標取得装置により,異なる視点位置から計測してそれぞれの視点位置に対する3次元形状データを取得し,これら3次元形状データを合成して前記対象物体の全周囲の3次元モデルを生成する3次元画像撮影装置において,
    前記回転台上方に配置された第2の3次元座標取得装置と,前記第2の3次元座標取得装置の一部をなすカメラが取得した2次元画像に基づいて前記回転軸に沿って投影した前記対象物体の輪郭データをモニタする外周情報モニタ手段と,前記外周情報から,前記第1の3次元座標取得装置により計測を行なうときの前記回転台の回転位置を決定する回転位置決定手段とを有し,
    前記回転位置決定手段は,前記対象物体が設置してある回転台の回転軸と同心で,前記対象物体の輪郭に接する最小の円と,前記回転軸と同心で,前記対象物体の輪郭に接する最大の円との間の半径差から前記輪郭データを数値化し,前記半径差が小さいほど,前後する視点における角度位置の間の角度を大きくして前記第1の3次元座標取得装置に3次元形状データを取得させ,
    かつ,前記第2の3次元座標取得装置により前記対象物体の上方の3次元形状データを取得することを特徴とする3次元画像撮影装置。
  2. 1つの回転軸を中心に回転制御される回転台と,前記回転台上に保持された対象物体の3次元形状データを得るために対象物体を非接触で計測する第1の3次元座標取得装置と,前記回転台の回転角位置を選定する回転制御手段とを具備し,前記回転台上に保持された前記対象物体を,前記第1の3次元座標取得装置により,異なる視点位置から計測してそれぞれの視点位置に対する3次元形状データを取得し,これら3次元形状データを合成して前記対象物体の全周囲の3次元モデルを生成する3次元画像撮影装置において,
    前記回転台上方に配置された第2の3次元座標取得装置と,前記第2の3次元座標取得装置の一部をなすカメラが取得した2次元画像に基づいて前記回転軸に沿って投影した前記対象物体の輪郭データをモニタする外周情報モニタ手段と,前記外周情報から,前記第1の3次元座標取得装置により計測を行なうときの前記回転台の回転位置を決定する回転位置決定手段とを有し,
    前記回転位置決定手段は,前記対象物体が設置してある回転台の回転軸と同心で所定間隔で離間する複数の同心円と前記輪郭の交点の数の推移から前記輪郭データを数値化し,前記交点の数が少ない箇所ほど,前後する視点における角度位置の間の角度を大きくして前記第1の3次元座標取得装置に3次元形状データを取得させ,
    かつ,前記第2の3次元座標取得装置により前記対象物体の上方の3次元形状データを取得することを特徴とする3次元画像撮影装置。
  3. 前記第1の3次元座標取得装置は,前記対象物体の2次元画像を取得するカメラを含み,当該2次元画像から前記対象物体の3次元形状データを得る請求項1または2記載の3次元画像撮影装置。
  4. 前記回転台の表面に発光手段を設けた請求項1、2または3記載の3次元画像撮影装置。
  5. 前記回転台表面の色を前記対象物体と異なる色にした請求項1、2または3記載の3次元画像撮影装置。
  6. 前記回転台を設置している台の表面に発光手段を設けた請求項1〜5のいずれかに記載の3次元画像撮影装置。
  7. 前記回転台を設置している台の表面の色を前記対象物体と異なる色にしたことを特徴とした請求項1〜5のいずれかに記載の3次元画像撮影装置。
  8. 1つの回転軸を中心に回転制御される回転台と,前記回転台上に保持された対象物体の3次元形状データを得るために対象物体を非接触で計測する第1の3次元座標取得装置と,前記回転台の回転角位置を選定する回転制御手段とを用い,前記回転台上に保持された前記対象物体を,前記第1の3次元座標取得装置により,異なる視点位置から計測してそれぞれの視点位置に対する3次元形状データを取得し,これら3次元形状データを合成して前記対象物体の全周囲の3次元モデルを生成する3次元画像撮影方法において,
    前記回転台上方に第2の3次元座標取得装置を配置して前記第2の3次元座標取得装置により前記対象物体の上方の3次元形状データを取得し,
    かつ、前記第2の3次元座標取得装置の一部をなすカメラが取得した2次元画像に基づいて前記回転軸に沿って投影した前記対象物体の輪郭データをモニタし,
    前記対象物体が設置してある回転台の回転軸と同心で,前記対象物体の輪郭に接する最小の円と,前記回転軸と同心で,前記対象物体の輪郭に接する最大の円との間の半径差から前記輪郭データを数値化し,前記半径差が小さいほど,前後する視点における角度位置の間の角度を大きくして前記第1の3次元座標取得装置により3次元形状データを取得することを特徴とする3次元画像撮影方法。
  9. 1つの回転軸を中心に回転制御される回転台と,前記回転台上に保持された対象物体の3次元形状データを得るために対象物体を非接触で計測する第1の3次元座標取得装置と,前記回転台の回転角位置を選定する回転制御手段とを用い,前記回転台上に保持された前記対象物体を,前記第1の3次元座標取得装置により,異なる視点位置から計測してそれぞれの視点位置に対する3次元形状データを取得し,これら3次元形状データを合成して前記対象物体の全周囲の3次元モデルを生成する3次元画像撮影方法において,
    前記回転台上方に第2の3次元座標取得装置を配置して前記第2の3次元座標取得装置により前記対象物体の上方の3次元形状データを取得し,
    かつ、前記第2の3次元座標取得装置の一部をなすカメラが取得した2次元画像に基づいて前記回転軸に沿って投影した前記対象物体の輪郭データをモニタし,
    前記対象物体が設置してある回転台の回転軸と同心で所定間隔で離間する複数の同心円と前記輪郭の交点の数の推移から前記輪郭データを数値化し,前記交点の数が少ない箇所ほど,前後する視点における角度位置の間の角度を大きくして前記第1の3次元座標取得装置により3次元形状データを取得することを特徴とする3次元画像撮影方法。
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