JP2018081048A - 三次元形状計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターンの投影によって物体の三次元形状の計測を行う際に、投影手段の数を増やさなくとも影となる領域が生じることを抑止できる三次元形状計測装置を提供する。【解決手段】計測対象Oに対してパターンを投影する投影手段10と、前記パターンが投影された前記計測対象を撮影する撮影手段11と、前記撮影手段により取得された画像を処理することで、検査対象の三次元形状を計測する計測手段と、前記投影手段を移動させる移動手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、三次元形状の計測装置、特に計測対象の高さ情報を取得可能な三次元形状計測装置に関する。
従来から、画像を用いて物体の三次元形状を計測する技術として、計測対象にプロジェクタ等の投影手段から周期性を有するパターンを投影し、該パターンが投影された状態の計測対象をカメラ等の撮影手段により撮影して、撮影された二次元画像を用いて計測対象の立体的形状を求める、位相シフト法が知られている。具体的には、撮影された画像において計測対象表面の形状(凹凸など)に依存して生じるパターンの歪みを解析することで、計測対象の三次元形状を計測する。
ところで、上記の方法においては、検査対象の表面の形状に起因して、パターンが遮られて影が生じ、そのために立体的形状を計測できない場合があるという問題がある。
このような問題に対して、計測対象に対して異なる方向からパターンを投影するように複数の投影手段を配置し、影になる領域を減少させる技術が提示されている(例えば特許文献1、2)。
特開2015−1381号公報 特開2015−21763号公報
しかしながら、従来技術のように装置に投影手段を配置する方法では、影になる領域を十分に減少させるには多数の投影手段を配置する必要があり、これによって計測装置全体が大型化し、コストも増大してしまう。
また、多くの投影手段を配置しようとしても、投影手段同士の物理的な干渉を避けることはできず、全方位から計測対象にパターンを投影することができるだけの投影手段を配置することは不可能であるため、影が生じる領域を十分に減少させることはできない。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パターンの投影によって物体の三次元形状の計測を行う際に、投影手段の数を増やさなくとも影となる領域が生じることを抑止できる技術を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用する。
本発明に係る三次元形状計測装置は、計測対象に対してパターンを投影する投影手段と、前記パターンが投影された前記計測対象を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により取得された画像を処理することで、検査対象の三次元形状を計測する計測手段と、前記投影手段を移動させる移動手段と、を有する構成とした。
このような構成により、所定の位置からのパターンの投影で影になる領域が生じた場合
であっても、当該影の領域にパターンが投影されるように投影手段を移動させることによって、当該領域にもパターンが投影された状態で計測対象を撮影することが可能になる。そのために、前記移動手段は、前記撮影手段が、前記計測手段が前記計測対象の三次元形状を計測することが可能なパターンを撮影し得る位置まで、前記投影手段を移動させるものであるとよい。
また、前記移動手段は、前記投影手段を、前記計測対象を内部に含んだ円周上において回転移動させるものであってもよい。このような構成であれば、特に前記計測対象が円の中心付近に位置する場合には、前記撮影手段と前記計測対象との距離の変動を抑えて前記撮影手段を移動させることが可能になる。このため、パターンの焦点を前記計測対象に概ね維持したまま前記計測対象に対するパターンの入射角を変えて影になっていた領域にもパターンを投影することが可能になる。
また、前記三次元形状計測装置は前記画像投影手段を複数有していてもよい。このような構成であると、同時に複数のパターンを前記計測対象に投影することが可能となり、より効率的に計測対象の三次元形状を計測することができる。
また、前記移動手段は、軸方向に開口する中空部を有する円筒状の回転機構であって、前記計測対象の上方に該開口が位置するように配置され、前記撮影手段は、前記計測対象に対して垂直な方向から、前記円筒状の回転機構の開口を通じて、前記計測対象を撮影するものであってもよい。このような構成であると、装置全体の小型化を図りつつ、前記計測対象を直上から撮影することが可能になる。
なお、本発明は、上記構成ないし機能の少なくとも一部を有する三次元形状計測装置として捉えることができる。また、本発明は、かかる三次元形状計測装置を備える検査装置や3次元スキャナや物体認識装置として捉えることもできる。
本発明によれば、パターンの投影によって物体の三次元形状の計測を行う際に、投影手段の数を増やさなくとも、影となる領域が生じることを抑止できる技術を提供することができる。
図1は本発明の第1の実施例に係る三次元形状計測装置のハードウェア構成を示す模式図である。 図2は本発明の第1の実施例に係る三次元形状計測装置の撮影手段、投影手段および移動手段と、計測対象物との配置関係を表す概略図である。 図3は移動手段の内部構造を表す概略図である。 図4は本発明の第1の実施例に係る三次元形状計測装置の計測手段の機能を示すブロック図である。 図5は本発明の第1の実施例に係る三次元形状計測処理の手順を示すフローチャートである。 図6は本発明の第1の実施例に係る三次元形状計測装置の第1の変形例を示す概略図である。 図7は本発明の第1の実施例に係る三次元形状計測装置の第2の変形例を示す概略図である。 図8は本発明の第2の実施例に係る基板外観検査装置を示す概略図である。 図9は移動手段および照明手段の内部構造を表す概略図である。 図10は本発明の第2の実施例に係る基板外観検査装置の主な機能を示すブロック図である。 図11は本発明の第2の実施例に係る基板外観検査装置の検査手順を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
(三次元形状計測装置の構成)
まず、図1〜図3を用いて、本実施例に係る三次元形状計測装置1の構成例を説明する。図1は本実施例に係る三次元形状計測装置1のハードウェア構成を示す模式図、図2は第1の実施例に係る三次元形状計測装置の撮影手段、投影手段および移動手段と、計測対象物との配置関係を表す概略図である。図3は、移動手段13の内部構造を示す概略図である。
図1が表すように、本実施例に係る三次元形状計測装置1は、主な構成として投影手段としてのプロジェクタ10、撮影手段としてのカメラ11、計測手段としての制御装置12(例えばコンピュータ)、移動手段としての移動機構13を有している。
プロジェクタ10は、計測対象に対してパターンを投影する手段である。ここで、パターンとは、例えば輝度の変化が周期性を示す縞模様であり、時間的に位相を変化させることが可能なものである。このパターンにより、計測対象の三次元形状を計測する処理については公知であるので詳細な説明は割愛する。なお、プロジェクタ10の数は本実施例のように1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。
カメラ11は、パターンが投影された状態の計測対象を撮影し、デジタル画像を出力する手段である。カメラ11は例えば、光学系とイメージセンサを有して構成される。三次元形状の計測を行う際は、プロジェクタ10から投影するパターンの位相を変えながら、複数枚の画像を取り込む。
図2及び図3に示すように、本実施例においては、カメラ11は、移動機構13の一部である中空円筒状の回転機構131の中空部分に収まっており、同じく移動機構13の一部である基準板132の中央部に設けられた円形の開口を通して計測対象物Oを撮影する。即ち、本実施例では、計測時には計測対象物Oがカメラ11の真下に位置するように配置される。
なお、本明細書では、撮影手段によって撮影された画像を「観測画像」という。
制御装置12は、プロジェクタ10、カメラ11及び後述する移動機構13の制御、カメラ11から取り込まれた画像に対する処理、三次元形状の計測などの機能を有しており、特許請求の範囲における計測手段に該当する。制御装置12は、CPU(プロセッサ)、メモリ、不揮発性の記憶装置(例えば、ハードディスクやフラッシュメモリ)、入力装置(例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなど)、表示装置(例えば、液晶ディスプレイなど)を備えるコンピュータにより構成することができる。後述する制御装置12の機能は、不揮発性の記憶装置に格納されたプログラムをメモリにロードし、CPUが当該プログラムを実行することにより実現することができる。ただし、制御装置12の機能の全部又は一部を、専用のハードウェアで代替しても構わない。また、分散コンピューティングやクラウドコンピューティングの技術を利用し、制御装置12の機能を複数のコンピュータの協働により実現しても構わない。
移動機構13はプロジェクタ10を、計測対象物Oに対して相対的に移動させる手段である。図2及び図3に示すように、本実施例における移動機構13は、モータ(図示せず)によって駆動される中空円筒状の回転機構131と、該回転機構131に組み付けられてプロジェクタ10を支持する基準板132と、を備えている。回転機構131は、筐体131aと回転体131bからなり、筐体131aの上部が三次元形状計測装置1のフレーム14に固定されている。
回転機構131は、例えばギアによってモータの回転が伝達されることにより、Z軸方向に延びる回転軸を中心として360度の範囲内で回転体131bが回転するように構成されている。この回転体131bが回転すると、回転機構131に組み付けられた基準板132も回転し、これによって基準板132に係止されているプロジェクタ10は、円筒状の回転機構131の回転軸を中心とした円周上を回転移動することになる。すなわち、回転機構131の回転軸と同軸上に計測対象物Oが配置されている場合、プロジェクタ10は計測対象物Oを中心として、XY軸により定義される平面上を回転移動する。
(制御部の機能)
続いて、図4に基づいて制御装置12の三次元形状計測に関わる機能を説明する。制御装置12は、三次元形状計測に関わる機能として、画像取得部20、三次元形状計測部21、投影手段位置制御部22、影領域判定部23を有している。
画像取得部20はカメラ11から三次元形状計測に用いる複数の観測画像を取り込む機能であり、例えば計測対象物Oに投影されるパターンの位相が4分の1πずつ異なる画像4枚を取得する。
三次元形状計測部21は取得された複数の観測画像に基づいて、計測対象物Oの三次元形状を算出する機能である。本実施例では、取得した4枚の画像間における計測対象物Oの表面上の一点の位置を表す画素の二次元の位相差に基づいて、当該点の三次元位置を求め、取得された二次元画像から計測対象物Oの三次元形状を計測する。
投影手段位置制御部22は、入力された投影手段位置情報に基づいて、当該位置に投影手段を移動させるように移動機構13を制御するための信号を出力する。本実施例では、ユーザーが入力装置を用いて任意の投影手段位置情報を入力すると、プロジェクタ10を当該位置に移動させるように回転機構131を駆動させるための信号を出力する。なお、投影手段位置情報は、特定の位置を基準点とした絶対値であってもよいし、位置情報入力時点のプロジェクタ10の位置を基準として、相対的な位置を示す値であってもよい。
影領域判定部23は、画像取得部20によって取得された観測画像にパターンの投影されていない影の領域が存在するか否かを判定する機能である。判定のための基準は特に限定されず、例えば、観測画像の輝度値に対して所定の閾値を基準として設定しておき、観測画像の輝度値が該閾値を下回る部分があればそれを影の領域であると判定するようにしてもよい。また、投影されるパターンと観測画像のパターンを対比して、観測画像においてパターンの欠落部分を検出できた場合には、影の領域が存在すると判断してもよい。
(三次元形状計測処理の流れ)
次に、図5を参照して、本実施例における三次元形状計測の手順について説明する。まず、計測対象物Oに対して、プロジェクタ10から、パターンが投影される(ステップS11)。次に、撮影手段12によってパターンが投影されている状態の計測対象物Oが撮影され、制御装置12が、画像取得部20によって当該画像を取得する(ステップS12)。
そしてステップS13において、ステップS12で取得された画像に、パターンが投影されていない影の領域が存在するか否かを判断する。ここで、観測画像に影の領域が存在する場合には、ステップS14に進み、ユーザーに対して観測画像に影の領域が存在することを通知する警告を出力する。警告は、例えば表示装置にエラーメッセージを表示させるものであってもよいし、音声により警告音を発するものであってもよい。また、これらを組み合わせたものであっても構わない。
ステップS15において、警告を受けたユーザーは、制御装置12に任意の投影手段位置情報を入力し、プロジェクタ10を移動させる。その上で再び計測対象物Oに対してパターンを投影し、撮影を行い、観測画像に影の領域がなくなるまで、ステップS11〜S15の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS13において、観測画像に影の領域がないと判断された場合には、制御部12の三次元形状計測部21によって、計測対象物Oの三次元形状が算出され(ステップS16)、三次元形状計測の処理を終える。
以上のような本実施例の三次元形状計測装置1の構成により、一つのプロジェクタ10によって、計測対象物Oを中心とした円周上のいずれの位置からでも計測対象物Oに対してパターンを投影することが可能になる。このため、多数の投影手段を配置することなく、精度の高い三次元形状計測ができ、装置の大型化、高コスト化を抑えることができる。
<変形例>
なお、本実施例に係る三次元形状計測装置1では、プロジェクタ10を一つのみ配置していたが、必ずしもこのようにする必要はなく、二つ以上の投影手段を設けてもよい。例えば、図6に示すように、二つのプロジェクタ10a、10bを、基準版132の対向する位置に配置し、計測対象物Oに同時にパターンを投影するようにしてもよい。この場合には、回転機構131の駆動(回転)角度は180度とすることができる。
複数の投影手段によりパターンを投影すると、それだけ計測対象物Oに影の領域が生じにくくなるため、計測の効率を高めることができる。また、投影手段を移動させる場合にも、移動手段の回転角度を小さくすることができ、移動のための時間を短縮することが可能になる。このため、計測の効率化とコスト低減等のバランスを勘案して、任意の数の投影手段を配置することができる。
また、図7に示すように、本実施例における三次元形状計測装置1に、斜視カメラ112を設けて、計測対象物Oを斜め上から撮影した斜視画像を取得し、該画像を三次元形状計測に用いてもよい。このようにすれば、計測対象物Oを直上から撮影した場合には死角となってしまう位置についても、斜視画像により観測可能であるため、精度の高い三次元形状計測が可能になる。
なお、本実施例における三次元形状計測処理では、ステップS13において、観測画像に影の領域が有るか否かの判断を制御部12で行っていたが、この判断は観測画像を表示装置に表示させたうえで、ユーザーが目視により行ってもよい。
また、本実施例では、ステップS13で影の領域があるか否かの判断を行っていたが、これを、観測画像に基づいて計測対象物Oの三次元形状が計測できるか否かを判断するステップとしてもよい。即ち、影の領域によって計測対象物Oの三次元形状が計測不可能と判断された場合にステップS14に進むようにしてもよい。影の領域があったとしても、計測対象物Oの三次元形状が計測できるのであれば、プロジェクタ10を移動させる必要は無いからである。
<実施例2>
次に、本発明に係る他の実施例である基板外観検査装置5について説明する。基板外観検査装置5は、実施例1の三次元形状計測装置1にいわゆるカラーハイライト方式による外観検査を組み合わせた、基板の外観検査装置である。このため、三次元形状計測装置1の三次元形状の計測に関する部分については、実施例1と同様の構成であるから、実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
図8は本発明の第2の実施例に係る基板外観検査装置5を示す概略図、図9は照明装置51の内部構造を表す概略図である。図8に示すように、本実施例に係る基板外観検査装置5は、三次元形状計測装置1の基準板132の底面に照明装置51が組み付けられた構成となっている。また、図9に示すように、照明装置51は、環状の赤色照明(R)511、緑色照明(G)512、青色照明(B)513が異なる高さに配置された中空の照明手段である。
図10は、基板外観検査装置5の主な機能を示すブロック図である。図10に示すように、本実施例における基板外観検査装置5では、制御部12に、実施例1の機能に加えて、三次元形状判定部24と、はんだ状態計測部25、はんだ状態判定部26が備わっている。
三次元形状判定部24は、計測された計測対象物Oの三次元形状が、所定の検査基準を満たしているか否かを判定する機能である。はんだ状態計測部25は、撮影装置11によって撮影された画像に基づいて、計測対象物O上のはんだ面の状態を計測する機能である。はんだ状態判定部26は、計測されたはんだ面の状態が、所定の検査基準を満たしているか否かを判定する機能である。
次に、本実施例における基板外観検査装置5を用いた基板外観検査の処理の流れを説明する。図11は基板外観検査装置5の検査手順を示すフローチャートである。図11に示すように、基板外観装置5はまず計測対象物Oの三次元形状を計測する(ステップS21)。なお、三次元形状の計測処理の詳細は、実施例1において説明した処理の流れ(図5参照)と同様であるため説明を省略する。
そして、ステップS22において、当該形状が所定の検査基準を満たしているか否かを判断する。ここで、当該形状が所定の検査基準を満たしていない場合には、計測対象物Oは不良品であると判定して処理を終える(ステップS23)。
一方、ステップ22において、所定の検査基準を満たしていると判断された場合には、ステップS24に進み、カラーハイライト方式におけるはんだ状態の計測を行う。なお、カラーハイライト方式によるはんだ状態の計測については公知の技術であるため、詳細は省略するが、概略以下のような方法により行われる。
即ち、基板外観検査装置5の、R照明511、G照明512、B照明513から、それぞれ計測対象物Oのはんだ面に照明光が照射され、計測対象物O上のはんだ面の角度に応じて、それぞれ異なる角度で入射したRGBの3色の照明の反射光が撮影装置11によって撮影される。はんだの状態(形状)に応じて赤、緑、青の各色の反射の仕方が決まるため、撮影された画像における3色の割合や位置を特定することで、はんだの状態を計測することができる。
そして、次にステップS25において、上記のように計測されたはんだの状態が、所定の検査基準を満たしているか否かを判断する。ここで、はんだの状態が検査基準を満たし
ている場合には、計測対象物Oは良品であると判定して(ステップS26)、処理を終了する。一方、はんだの状態が検査基準を満たしていないと判断された場合には、計測対象物Oは、不良品であると判定して(ステップS23)、処理を終了する。
以上のように、投影手段の数を少なくしつつ精度の高い三次元形状計測が可能な、位相シフト方式による外観検査と、カラーハイライト方式によるはんだ状態の計測を、多くの要素を共通にした一つの装置で実施するようにした、本実施例の基板外観検査装置5のような構成により、装置の大型化を抑え、かつ高い検査精度をもった検査装置を提供することが可能になる。
<変形例>
なお、本実施例に係る基板外観検査装置5では、位相シフト方式による検査の後に、カラーハイライト方式の検査を行うようにしていたが、この順序が逆であっても構わない。また、それぞれの検査を並行して実施し、検査結果を最終的に照合して、良不良の判定を行うようにしてもよい。
<その他>
上記各実施例は、本発明を例示的に説明するものに過ぎず、本発明は上記の具体的な形態には限定されない。本発明はその技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記実施例においては、移動機構13はモータとモータの回転により駆動する円筒状の回転機構及び基準板による構成であったが、必ずしもこのような構成に限る必要はない。例えば、モータとしては、回転モータの他リニアモータを使用してもよい。また、モータの代わりに他の手段(例えば空圧や油圧を用いたアクチュエータ)を用いてもよい。さらに、回転機構は円筒状でなくてもよいし、基準板を用いない構成であってもよい。
また、投影手段10の移動についても、上記実施例ではXY軸により定義される平面上で回転移動するものであったが、これに限る必要はなく、例えば、ZX軸により定義される平面上を回転移動するものであってもよいし、これらを組み合わせたものであってもよい。また、移動の方法も回転移動のみに限定されず、直線状や円弧以外の曲線状に移動するものであってもよい。
1・・・三次元形状計測装置
5・・・基板外観検査装置
10・・・プロジェクタ
11・・・カメラ
12・・・制御装置
13・・・移動機構
20・・・画像取得部
21・・・三次元形状計測部、
22・・・投影手段位置制御部、
23・・・影領域判定部
51・・・照明装置
O・・・計測対象物

Claims (5)

  1. 計測対象に対してパターンを投影する投影手段と、
    前記パターンが投影された前記計測対象を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により取得された画像を処理することで、検査対象の三次元形状を計測する計測手段と、
    前記投影手段を移動させる移動手段と、
    を有する三次元形状計測装置。
  2. 前記移動手段は、
    前記撮影手段が、前記計測手段が前記計測対象の三次元形状を計測することが可能なパターンを撮影し得る位置に、前記投影手段を移動させる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の三次元形状計測装置。
  3. 前記移動手段は、
    前記投影手段を、前記計測対象を内部に含んだ円周上において回転移動させる
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の三次元形状計測装置。
  4. 前記投影手段を複数有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の三次元形状計測装置。
  5. 前記移動手段は、軸方向に開口する中空部を有する円筒状の回転機構であって、前記計測対象の上方に該開口が位置するように配置され、
    前記撮影手段は、前記計測対象に対して垂直な方向から、前記回転機構の開口を通じて、前記計測対象を撮影する
    ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の三次元形状計測装置。
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