JP6136200B2 - 垂壁部材及び防煙垂壁 - Google Patents

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Description

本発明は、火災時などに発生する煙の流動を一時的に遮断する垂壁部材及び防煙垂壁に関する。
従来から、防煙垂壁は、下方に開口された断面略コ字状の天井レールを天井面に延設し、天井レールの内側側面に垂壁部材であるパネルを嵌合させて吊り下げ、パネルを方立で固定し、方立に下側支持部材を取り付けてパネルを支持する方式が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−076442号公報 特開2008−220453号公報
しかしながら、このようなパネルを天井レールに取り付けるのは面倒であり、しかも、防煙垂壁を形成するには複数枚のパネルを使用するため、個々のパネルを製作するのも面倒であった。
この点、特許文献2には、壁などに設置したシート収納ボックスからシートをガイドレールで案内しながら引き出し、シートの先端を固定し、ボックス内に設けられた弾性体で張力を付与して、防煙垂壁とする技術が記載されている。
しかしながら、特許文献2に記載された技術は、パネルを製作する手間が改善されるものの、シートの上端部を間欠的に挟んだスライダによりシートを垂れないように保持する方法であるため、スライダで挟んだ部分にシワが発生しやすいという問題がある。
そこで、本発明は、垂壁部材を簡単に作製できるとともに天井面に容易に敷設でき、しかも、不燃シートにシワが発生するのを防止することができる垂壁部材、及びこの垂壁部材を用いた防煙垂壁を提供することを目的とする。
本発明に係る垂壁部材は、天井面に防煙垂壁を形成するために用いる垂壁部材であって、可撓性を有する矩形状の不燃シートと、不燃シートの長手方向における少なくとも一方の端部に取り付けられる方立と、方立の上端部に設けられて天井面に延設される天井レールに取り付けられる取付部材と、を備え、不燃シートが長手方向において張設可能である。
本発明に係る垂壁部材によれば、取付部材を天井レールに取り付けるとともに、不燃シートを長手方向に張設することで、垂壁部材を天井面に敷設することができる。このため、従来のように不燃シートの上端部を間欠的に保持するものと異なり、不燃シートにシワが発生するのを防止することができる。また、従来のパネル型の垂壁部材と比べて部品点数が少なく軽量化が図れるため、容易に製作することができる。しかも、可撓性を有する不燃シートは小さく丸めることができるため、搬送性が向上する。
本発明に係る防煙垂壁は、天井面に固定される固定部と、固定部から下方に延びる対向する一対の側壁部と、側壁部から対向する他方の側壁部に向けて突出する一対の突出部と、を有する断面略コ字状の天井レールと、天井面に対して垂直となるように天井レールの両端部から垂下される一対の固定枠と、可撓性を有する矩形状の不燃シートと、不燃シートの長手方向における少なくとも一方の端部に取り付けられる方立と、方立の上端部に設けられて天井レールに取り付けられる取付部材と、を有し、一対の固定枠の間に配置される垂壁部材と、を備え、取付部材は、突出部に天井レールの延在方向に摺動可能に掛止され、不燃シートは、一対の固定枠により長手方向に張力が付与されて張設されている。
本発明に係る防煙垂壁によれば、取付部材を天井レールの突出部に掛止するとともに、不燃シートを一対の固定枠により張力を付与して張設することで、垂壁部材を天井面に敷設することができる。このため、従来のように不燃シートの上端部を間欠的に保持するものと異なり、不燃シートにシワが発生するのを防止することができる。このとき、取付部材は、天井レールの延在方向に摺動可能に突出部に掛止されるため、不燃シートに付与される張力を均一化することができ、不燃シートにシワが発生するのを一層防止することができる。また、従来のパネル型の垂壁部材を用いた防煙垂壁と比べて部品点数が少なく軽量化が図れるため、容易に製作することができる。しかも、可撓性を有する不燃シートは小さく丸めることができるため、搬送性が向上する。
この場合、一対の固定枠の間に複数の垂壁部材が隣接して並べられており、隣接する垂壁部材の方立同士が連結されているものとすることができる。このようにすれば、複数の垂壁部材を連結することで、幅の広い不燃シートを用いなくても広い天井面に防煙垂壁を敷設することができるため、不燃シートにシワが発生するのを一層防止することができる。また、連結する垂壁部材の数を調整することで、防煙垂壁の長さを変更することができるため、不燃シートにシワを発生させることなく、天井面への設置自由度を向上させることができる。
また、取付部材は、一対の側壁部の対向方向における幅が変更可能であり、取付部材の最大幅をX、取付部材の最小幅をY、一対の突出部の離間距離をA、一対の側壁部の離間距離をBとした場合に、A<X<B、かつ、Y<Aの関係となるものとすることができる。このようにすれば、取付部材を天井レールの開口に挿入して突出部に天井レールの延在方向に摺動可能に掛止させることができるため、天井レールに取付部材を容易に取り付けることができるとともに、不燃シートを適切に張設することができる。
本発明によれば、垂壁部材を簡単に作製できるとともに天井面に容易に敷設でき、しかも、不燃シートにシワが発生するのを防止することができる。
実施形態に係る防煙垂壁の正面図である。 図1に示すII−II線における断面図である。 垂壁部材の斜視図である。 天井レールと取付部材との関係を示す図であり、(a)は天井レールの縦断面図、(b)は垂壁部材の縦断面図である。 隣接する垂壁部材間の連結方法を示す斜視図である。 隣接する垂壁部材間の連結構造を示す断面図ある。 隣接する垂壁部材間の連結構造を示す断面図である。 隣接する垂壁部材間の連結構造を示す断面図である。 天井レールに対する取付部材の取り付け方法を示す図であり、(a)は取り付ける前の状態を示した図、(b)は取り付けた後の状態を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る垂壁部材及び防煙垂壁の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、実施形態に係る防煙垂壁を示す正面図であり、図2は、図1に示すII−II線における断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る防煙垂壁1は、天井面Cに延設される天井レール10と、天井面Cに対して垂直となるように天井レール10の両端部から垂下されて壁面W1及び壁面W2に当接固定される一対の固定枠20a及び固定枠20bと、一対の固定枠20a及び固定枠20bの間に配置されて互いに隣接される複数の垂壁部材30と、を備えている。なお、以下の説明において、防煙垂壁1が延設される水平方向をX方向、垂壁部材30が吊り下げられる垂直方向をZ方向、X方向及びZ方向に直交する方向であって防煙垂壁1の厚み方向をY方向という。
図2に示すように、天井レール10は、下方に向けて開口した断面略コ字状に形成されており、天井面Cに固定される固定部11と、固定部11の一方端縁から下方に延びる側壁部12aと、固定部11の他方端縁から下方に延びて側壁部12aと対向する側壁部12bと、側壁部12aの下端部から側壁部12bに向けて突出する下側突出部13aと、側壁部12bの下端部から側壁部12aに向けて突出して下側突出部13aと対向する下側突出部13bと、下側突出部13aよりも上方において側壁部12aから側壁部12bに向けて突出する上側突出部14aと、下側突出部13bよりも上方において側壁部12bから側壁部12aに向けて突出して上側突出部14aと対向する上側突出部14bと、を備えている。
側壁部12a、下側突出部13a及び上側突出部14aと、側壁部12b、下側突出部13b及び上側突出部14bとは、線対称に形成されており、側壁部12a、下側突出部13a及び上側突出部14aと、側壁部12b、下側突出部13b及び上側突出部14bとの間に、下方に向けて開口した空間Sが形成されている。
図3は、垂壁部材の斜視図である。図1〜図3に示すように、垂壁部材30は、天井面Cに防煙垂壁1を形成するために用いる部材であって、可撓性を有する矩形状の不燃シート31と、不燃シート31の長手方向における壁面W1側の一方端部に取り付けられる方立32aと、方立32aの上端部に設けられて天井レール10に脱着可能に取り付けられる取付部材33aと、不燃シート31の長手方向における壁面W2側の他方端部に取り付けられる方立32bと、方立32bの上端部に設けられて天井レール10に脱着可能に取り付けられる取付部材33bと、を備えている。なお、方立32aと方立32bとは、基本的に同じ構造であるため、特に分けて説明する場合を除き、方立32として説明する。また、取付部材33aと取付部材33bとは、基本的に同じ構造であるため、特に分けて説明する場合を除き、取付部材33として説明する。
防煙垂壁1を構成する垂壁部材30の枚数は、特に制限されるものではないが、本実施形態では、防煙垂壁1に3枚の垂壁部材30が設けられるものとする。このため、本実施形態では、便宜上、垂壁部材30を、固定枠20a側に配置される垂壁部材30を垂壁部材30a、固定枠20b側に配置される垂壁部材30を垂壁部材30b、垂壁部材30aと垂壁部材30bとの間に配置される垂壁部材30を垂壁部材30cという。
不燃シート31は、固定枠20aと固定枠20bとにより長手方向に張設されるものである。不燃シート31の素材としては、可撓性及び不燃性を有すれば特に制限されないが、例えば、ガラス繊維強化シートを用いることができる。この不燃シート31を構成するガラス繊維強化シートは、ガラス繊維織物と、このガラス繊維織物に樹脂を含浸及び硬化させた樹脂被覆層と、により構成されるものである。ガラス繊維織物の織組織は、平織、朱子織、綾織、斜子織、畦織などが挙げられる。ガラス繊維強化シートを構成する樹脂被覆層を構成する樹脂は、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。なお、樹脂被覆層として、上記樹脂に、難燃剤、紫外線吸収剤、充填剤、帯電防止剤などの添加物を含めるのが好ましい。また、不燃シート31としてガラス繊維強化樹脂シートを用いる場合は、不燃性及び剛性を向上させるため、以下のものであることが好ましい。すなわち、ガラス繊維織物を構成するガラス繊維糸の番手は、5〜70texが好ましく、10〜35texが更に好ましい。また、ガラス繊維糸に含まれるフィラメント(ガラス繊維)の直径は、1〜20μmが好ましく、3〜12μmが更に好ましい。また、単位面積当たりのガラス繊維織物の質量は、10〜300g/mが好ましく、20〜300g/mが更に好ましい。また、単位面積当たりの樹脂被覆層の質量は、10〜500g/mが好ましい。なお、ガラス繊維織物には、ガラス繊維処理剤で表面処理するのが好ましい。
方立32は、天井面Cに対して垂直となるように天井レール10から垂下される角棒状の部材である。このうち、方立32aは、不燃シート31の長手方向における壁面W1側の一方端部を固定する部材であり、方立32bは、不燃シート31の長手方向における壁面W2側の他方端部を固定する部材である。方立32に対する不燃シート31の固定は、特に限定されるものではないが、例えば、方立32に不燃シート31を挟み込み又は巻き付け、方立32に不燃シート31をねじ止め又は接着することにより行うことができる。方立32の素材は、難燃性を有する素材であれば如何なる素材を用いてもよく、例えば、アルミ材が用いられる。
取付部材33は、下側に向けて開口した断面略ハ字状に形成されており、方立32の上端面に固定される固定部35と、方立32の一方面側(表面側)に配置されて固定部35の一方端縁から下方に延びる支持部36と、方立32の他方面側(裏面側)に配置されて固定部35の他方端縁から下方に延びる支持部37と、を備えている。
固定部35は、矩形の平板状に形成されている。方立32の上端面に対する固定部35の固定は、特に限定されるものではないが、例えば、ねじ止めや接着により行うことができる。固定部35のX方向における長さは、特に制限されないが、方立32のX方向における長さと同じであることが好ましい。固定部35のY方向における幅aは、方立32の上端面のY方向における幅に支持部36及び支持部37の厚みを加えた寸法と同じ、又は、この寸法よりも僅かに大きい寸法となっている。
支持部36及び支持部37は、矩形の平板状に形成されている。支持部36及び支持部37は、方立32の表裏面から離間するように傾斜しながら固定部35の一方端縁及び他方端縁から下方に延びており、方立32に対して傘のように開いている。
このように構成される取付部材33は、弾性を有する板ばねとなっており、固定部35に対する支持部36及び支持部37の屈曲角度を変化させることが可能となっている。つまり、取付部材33は、一対の側壁部12a及び側壁部12bの対向方向における幅が変更可能となっている。このため、垂壁部材30のY方向における最大幅は、取付部材33の自然状態における支持部36の下端縁と支持部37の下端縁との間隔となり、垂壁部材30のY方向における最大幅は、固定部35のY方向における幅となる。
また、取付部材33は、支持部36及び支持部37が突っ張って垂壁部材30を支持できる剛性を有している。このため、取付部材33は、例えば、板厚が0.1mm以上1.0mm以下の鋼材やアルミ材などの素材を用いることができる。
図4は、天井レールと取付部材との関係を示す図であり、(a)は天井レールの側面図、(b)は垂壁部材の側面図である。図4に示すように、取付部材33の最小幅、すなわち固定部35のY方向における幅を“a”とし、取付部材33の最大幅、すなわち取付部材33が弾性変形していない自然状態における支持部36の下端縁から支持部37の下端縁までのY方向における幅を“b”とし、支持部36及び支持部37のZ方向における高さを“c”とする。また、下側突出部13aと下側突出部13bとのY方向における間隔を“d”とし、側壁部12aと側壁部12bとのY方向における間隔を“e”とし、上側突出部14aと上側突出部14bとのY方向における間隔を“f”とし、下側突出部13a及び下側突出部13bと上側突出部14a及び上側突出部14bとのZ方向における間隔を“g”とする。
そして、幅aは、間隔dよりも狭くなっている(a<d)。このため、取付部材33を天井レール10の空間Sに挿入することが可能となっている。また、間隔dは、幅bよりも狭くなっている(d<b)。このため、取付部材33が天井レール10の空間Sに挿入された際に、支持部36及び支持部37を下側突出部13a及び下側突出部13bで掛止することが可能となっている。また、幅bは、間隔eよりも狭くなっている(b<e)。このため、取付部材33が天井レール10の空間Sに挿入された際に、取付部材33が、側壁部12aと側壁部12bとに狭持されずに、天井レール10の延在方向に摺動することが可能となっている。また、間隔fは、幅aよりも広く、間隔dよりも狭くなっている(a<f<d)。このため、取付部材33を上側突出部14aと上側突出部14bとの間に挿入することが可能となっており、更に、取付部材33を上側突出部14aと上側突出部14bとの間に挿入することで、支持部36の下端縁から支持部37の下端縁までのY方向における幅を間隔dよりも狭くすることが可能となっている。また、間隔gは、高さcよりも高くなっている(g>c)。このため、支持部36及び支持部37が下側突出部13a及び下側突出部13bに掛止される際に、支持部36及び支持部37が上側突出部14a及び上側突出部14bに挟み込まれて閉じるのを防止することが可能となっている。
そして、隣接する垂壁部材30は、隣接する方立32同士が連結されている。つまり、壁面W1側に配置される垂壁部材30の方立32bと壁面W2側に配置される垂壁部材30の方立32aとが連結されている。隣接する方立32bと方立32aとの連結は、特に限定されるものではないが、例えば、図5及び図6に示す方法や、図7に示す方法や、図8に示す方法とすることができる。
図5は、隣接する垂壁部材間の連結方法を示す斜視図である。図6は、隣接する垂壁部材間の連結構造を示す断面図ある。図5及び図6に示す方法は、鰐口状に形成されて方立32b及び方立32aの表裏面を一体的に挟み込む連結部材41を用いた方法である。具体的に説明すると、方立32b及び方立32aの表裏面を連結部材41で一体的に挟み込み、一方の方立32bと連結部材41とにボルト42を貫通させて締め付けるとともに、他方の方立32aと連結部材41とにボルト42を貫通させて締め付けることで、方立32bと方立32aとを連結する。この場合、方立32bと方立32aとの間に空間を形成せずに方立32bと方立32aとを当接させた状態で連結してもよく、方立32bと方立32aとの間に空間を形成して方立32bと方立32aとを離間させた状態で連結してもよい。なお、図5及び図6では、方立32に不燃シート31を挟み込むことで方立32に不燃シート31を固定した状態を示している。
図7は、隣接する垂壁部材間の連結構造を示す断面図である。図7に示す方法は、断面H状に形成されて方立32b及び方立32aがそれぞれ挿入される一対の挿入空間が形成された連結部材43を用いた方法である。具体的に説明すると、方立32b及び方立32aをそれぞれ連結部材43の一対の挿入空間に挿入し、方立32b、連結部材43及び方立32aにボルト44を貫通させて締め付けることで、方立32bと方立32aとを連結する。この場合、方立32bと方立32aとは、連結部材43の厚み分だけ離間している。なお、図7では、方立32に不燃シート31を巻き付けて接着することで方立32に不燃シート31を固定した状態を示している。
図8は、隣接する垂壁部材間の連結構造を示す断面図である。図8に示す方法は、断面H状に形成されて方立32b及び方立32aがそれぞれ挿入される一対の挿入空間が形成された連結部材45を用いた方法である。具体的に説明すると、方立32b及び方立32aをそれぞれ連結部材45の一対の挿入空間に挿入し、方立32b、連結部材45及び方立32aを断面コ字状のカバー46で一体的に覆う。そして、押しネジ47をカバー46にねじ込んで方立32bを方立32a側に押圧するとともに、押しネジ47をカバー46にねじ込んで方立32aを方立32b側に押圧することで、方立32bと方立32aとを連結する。この場合、方立32bと方立32aとは、連結部材45の厚み分だけ離間している。なお、図8では、方立32に不燃シート31を巻き付けて接着することで方立32に不燃シート31を固定した状態を示している。
図1に示すように、固定枠20aは、壁面W1に当接固定されて、壁面W1に配置される垂壁部材30aの壁面W1側に配置される方立32aを固定する部材である。固定枠20aに対する方立32aの接続方法は、特に制限されるものではなく、例えば、ねじ止めにより行うことができる。固定枠20aの素材は、難燃性を有する素材であれば如何なる素材を用いてもよく、例えば、アルミ材が用いられる。
固定枠20bは、壁面W2に当接固定されて、壁面W2側に配置される垂壁部材30bの壁面W2側に配置される方立32bを弾性支持する部材である。つまり、固定枠20bには、方立32bが固定されてX方向に弾性伸縮可能な張力付与部材21が取り付けられており、固定枠20bは、張力付与部材21を介して方立32bを支持している。このため、壁面W1に配置される垂壁部材30aの壁面W1側に配置される方立32aを固定枠20aに固定して、壁面W2側に配置される垂壁部材30bの壁面W2側に配置される方立32bを固定枠20bに取り付けることで、不燃シート31に不燃シート31の長手方向であるX方向の張力を付与して、不燃シート31を張設することができる。固定枠20bの素材は、難燃性を有する素材であれば如何なる素材を用いてもよく、例えば、アルミ材が用いられる。張力付与部材21としては、弾性伸縮可能なあらゆる部材を採用することができ、例えば、バネやゴムなどで構成される部材を採用することができる。張力付与部材21に対する張力付与部材21の取り付け方法は、特に制限されるものではなく、例えば、ねじ止めにより行うことができる。
次に、防煙垂壁1の設置方法について説明する。
まず、天井面Cに天井レール10を固定するとともに、壁面W1及び壁面W2に固定枠20a及び固定枠20bを固定する。
次に、天井レール10の下方から垂壁部材30を上昇させて、取付部材33を、天井レール10の下側突出部13aと下側突出部13bとの間から空間Sに挿入する。このとき、取付部材33は、支持部36及び支持部37が閉じるように弾性変形して下側突出部13aと下側突出部13bとの間を通過していく。そして、取付部材33は、下側突出部13aと下側突出部13bとの間を通過すると、支持部36及び支持部37が元の自然状態に戻って下側突出部13a及び下側突出部13bに掛止される。このとき、取付部材33が弾性変形していない自然状態における支持部36の下端縁から支持部37の下端縁までのY方向における幅bは、側壁部12aと側壁部12bとのY方向における間隔eよりも狭いため(図4参照)、支持部36及び支持部37は、天井レール10の延在方向に摺動可能に掛止される。これにより、天井レール10に対する垂壁部材30の取り付けが終了する。
そして、天井レール10に必要枚数の垂壁部材30(垂壁部材30a、垂壁部材30b及び垂壁部材30c)を取り付けると、隣接する垂壁部材30の隣接する方立32同士を連結する。つまり、垂壁部材30aの方立32bと垂壁部材30cの方立32aとを連結し、垂壁部材30cの方立32bと垂壁部材30bの方立32aとを連結する。方立32同士の連結は、例えば、上述したように図5〜図8に示した方法により行うことができる。これにより、隣接する垂壁部材30間が閉鎖される。なお、このとき、連結した複数の垂壁部材30のX方向における全長が、固定枠20aと固定枠20bとの間の間隔よりも短くなるようにしておく。
次に、垂壁部材30aの壁面W1側に配置される方立32aを固定枠20aに固定し、垂壁部材30bの壁面W2側に配置される方立32bを固定枠20bに取り付けられた、張力付与部材21に取り付ける。すると、張力付与部材21により垂壁部材30bの方立32bが壁面W2側に引っ張られるため、各垂壁部材30の不燃シート31に長手方向(X方向)の張力が付与され、全ての不燃シート31が固定枠20aと固定枠20bとの間に張設される。
これにより、防煙垂壁1の設置が終了する。
次に、防煙垂壁1を設置した後に、天井レール10から垂壁部材30を取り外す方法について説明する。
まず、固定枠20a及び張力付与部材21から方立32を取り外し、隣接する方立32同士の連結を解除する。これにより、各垂壁部材30が独立して天井レール10に垂下された状態となる。
次に、方立32を傾かせることにより取付部材33の一方側を上昇させる。ここで、不燃シート31は可撓性を有するため、隣接する方立32間に隙間が無くても方立32を傾かせることができる。なお、隣接する方立32間を図7又は図8の構造により連結していた場合は、連結部材43又は連結部材45を抜去することで隣接する方立32間に隙間を生じさせることができる。
すると、上昇された取付部材33の一方側の上端部が上側突出部14aと上側突出部14bとの間に挿入されることで、取付部材33が弾性変形して、支持部36及び支持部37が閉じる。これにより、支持部36の下端縁から支持部37の下端縁までのY方向における幅が、下側突出部13aと下側突出部13bとのY方向における間隔dよりも狭くなる(図4参照)。そこで、支持部36及び支持部37が閉じた状態を保持させながら、取付部材33の一方側又は他方側を下降させて、取付部材33を下側突出部13aと下側突出部13bとの間から下方に引き出す。
これにより、天井レール10に対する垂壁部材30の取り外しが終了する。
このように、本実施形態によれば、不燃シート31を固定枠31a及び固定枠31bにより張力を付与して張設するとともに、取付部材33を天井レール10の一対の下側突出部13aに掛止することで、垂壁部材30を天井面に敷設することができる。このため、従来のように不燃シートの上端部を間欠的に保持するものと異なり、不燃シート31にシワが発生するのを防止することができる。
また、取付部材33を天井レール10の開口に挿入して一対の下側突出部13aに天井レール10の延在方向に摺動可能に掛止させることができるため、天井レール10に取付部材33を容易に取り付けることができるとともに、不燃シート31を適切に張設することができる。
また、複数の垂壁部材30を連結することで、幅の広い不燃シートを用いなくても広い天井面Cに防煙垂壁1を敷設することができるため、不燃シート31にシワが発生するのを一層防止することができる。また、連結する垂壁部材30の数を調整することで、防煙垂壁1の長さを変更することができるため、不燃シート31にシワを発生させることなく、天井面Cへの設置自由度を向上させることができる。
また、従来のパネル型の垂壁部材を用いた防煙垂壁と比べて部品点数が少なく軽量化が図れるため、容易に製作することができる。しかも、可撓性を有する不燃シート31は小さく丸めることができるため、搬送性が向上する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態において、取付部材は、断面ハ字状の板ばねであるものとして説明したが、天井レールに取り付けることができれば如何なる構造・形状としてもよく、図9に示す取付部材34としてもよい。図9に示す取付部材34は、所謂トンボと呼ばれる部材であって、水平に延びる掛止部34aを有する断面T字状に形成された部材である。取付部材34の最大幅は、掛止部34aの延在方向における長さとなり、取付部材34の最小幅は、掛止部34aの厚みとなる。そして、取付部材34の最大幅をX、取付部材34の最小幅をY、一対の下側突出部13a及び下側突出部13bの離間距離をA、一対の側壁部12a及び側壁部12bの離間距離をBとした場合に、A<X<B、かつ、Y<Aの関係となっている。このため、取付部材34は、図9(a)に示すように、掛止部34aの延在方向を天井レール10の延在方向に向けることで、天井レール10の空間Sに挿入することができ、図9(b)に示すように、この状態で掛止部34aの延在方向を天井レール10の延在方向と垂直な方向に向けることで、掛止部34aを一対の下側突出部13aに掛止することができる。
また、上記実施形態では、全ての垂壁部材が、不燃シートの長手方向における両端部に方立が取り付けられるものとして説明したが、固定枠に固定される垂壁部材は、固定枠に固定される側の方立を取り付けないものとしてもよい。この場合、不燃シートを直接固定枠又は張力付与部材に固定する。このようにすれば、不燃シートの長さを簡単に変更する(短くする)ことができるため、防煙垂壁の長さを敷設面の長さに容易に合わせることができる。
また、上記実施形態では、壁面W2に固定される固定枠20bにのみ張力付与部材21が設けられるものとして説明したが、張力付与部材は、固定枠20a及び固定枠20bの少なくとも一方に設けられていればよく、例えば、固定枠20a及び固定枠20bの双方に設けられてもよい。
1…防煙垂壁、10…天井レール、11…特開平、11…固定部、12a…側壁部、12b…側壁部、13a…下側突出部、13b…下側突出部、14a…上側突出部、14b…上側突出部、20a…固定枠、20b…固定枠、21…張力付与部材、30…垂壁部材、30a…垂壁部材、30b…垂壁部材、30c…垂壁部材、31…不燃シート、31a…固定枠、31b…固定枠、32…方立、32a…方立、32b…方立、33…取付部材、33a…取付部材、33b…取付部材、34…取付部材、34a…掛止部、35…固定部、36…支持部、37…支持部、41…連結部材、42…ボルト、43…連結部材、44…ボルト、45…連結部材、46…カバー、47…ネジ、C…天井面、W1…壁面、W2…壁面。

Claims (4)

  1. 天井面に延設される天井レールと、前記天井面に対して垂直となるように前記天井レールの両端部から垂下される一対の固定枠と、前記一対の固定枠の少なくとも一方に取り付けられて弾性収縮可能な張力付与部材と、を備える防煙垂壁の、前記張力付与部材により張力を付与されて前記一対の固定枠の間に張設される垂壁部材であって、
    可撓性を有する矩形状の不燃シートと、
    前記不燃シートの長手方向における少なくとも一方の端部に取り付けられる方立と、
    前記方立の上端部に設けられて前記天井レールに摺動可能に取り付けられる取付部材と、
    を備え、
    前記不燃シートは、前記方立に直接接して固定されて、その上端部が前記天井レールに保持されておらず、
    前記取付部材は、前記方立のみに取り付けられており、
    前記不燃シートは、前記長手方向において張設可能である、
    垂壁部材。
  2. 天井面に固定される固定部と、前記固定部から下方に延びる対向する一対の側壁部と、前記側壁部から対向する他方の前記側壁部に向けて突出する一対の突出部と、を有する断面略コ字状の天井レールと、
    前記天井面に対して垂直となるように前記天井レールの両端部から垂下される一対の第一固定枠及び第二固定枠と、
    可撓性を有する矩形状の不燃シートと、前記不燃シートの長手方向における少なくとも一方の端部に取り付けられる方立と、前記方立の上端部に設けられて前記天井レールに取り付けられる取付部材と、を有し、前記第一固定枠及び前記第二固定枠の間に配置される垂壁部材と、
    前記第一固定枠及び前記第二固定枠の少なくとも一方に取り付けられて前記長手方向に弾性収縮可能な張力付与部材と、
    を備え、
    前記不燃シートは、前記方立に直接接して固定されて、その上端部が前記天井レールに保持されておらず、
    前記取付部材は、前記方立のみに取り付けられているとともに、前記突出部に前記天井レールの延在方向に摺動可能に掛止され、
    前記不燃シートは、前記張力付与部材により前記長手方向に張力が付与されて前記第一固定枠及び前記第二固定枠の間に張設されており、
    前記第一固定枠及び前記第二固定枠の間に複数の前記垂壁部材が隣接して並べられており、
    隣接する前記垂壁部材の前記方立同士が連結されている、
    防煙垂壁。
  3. 前記取付部材は、前記一対の側壁部の対向方向における幅が変更可能であり、
    前記取付部材の最大幅をX、前記取付部材の最小幅をY、前記一対の突出部の離間距離をA、前記一対の側壁部の離間距離をBとした場合に、A<X<B、かつ、Y<Aの関係となる、
    請求項2に記載の防煙垂壁。
  4. 前記複数の垂壁部材のうち前記第一固定枠側に配置される垂壁部材は、前記不燃シートの前記第一固定枠側の端部が、前記張力付与部材に取り付けられた前記方立に固定されているか、又は、前記張力付与部材に直接固定されており、
    前記複数の垂壁部材のうち前記第二固定枠側に配置される垂壁部材は、前記不燃シートの前記第二固定枠側の端部が、前記張力付与部材又は前記第二固定枠に取り付けられた前記方立に固定されているか、又は、前記張力付与部材又は前記固定枠に直接固定されている、
    請求項2又は3に記載の防煙垂壁。
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