JP6136137B2 - 振動アクチュエータ、レンズ鏡筒及びカメラ - Google Patents

振動アクチュエータ、レンズ鏡筒及びカメラ Download PDF

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本発明は、振動アクチュエータ、レンズ鏡筒及びカメラに関するものである。
従来の進行波型振動アクチュエータの電気機械変換素子は、プラス電圧を印加して分極したプラス領域と、マイナス電圧を印加して分極したマイナス領域とが等しい角度(面積)で設けられている(特許文献1参照)。
また、アクチュエータの駆動トルクをより大きくしたい場合や起動特性を向上させたい場合は、駆動電圧の上昇等が行なわれている。
特開2006−347257号公報
本発明の課題は、駆動電圧を上昇させることなく、大きな駆動トルクを得ることができる振動アクチュエータ、レンズ鏡筒及びカメラを提供することである。
本発明の振動アクチュエータは、円環形状であり、周方向に分割された複数の第1分割領域と複数の第2分割領域とを有する電気機械変換素子と、前記電気機械変換素子の振動により駆動力を発生する弾性体と、前記弾性体に加圧接触し、前記駆動力により、該弾性体に対して相対移動する相対移動部材と、を備え、該第1分割領域と該第2分割領域は、互いに逆方向に分極され、複数の前記第2分割領域のそれぞれは、前記周方向に沿って2つの前記第1分割領域の間に配置され、前記第1分割領域の径方向に沿った2つの縁辺によって形成される中心角は、前記第2分割領域の径方向に沿った2つの縁辺によって形成される中心角よりも大きい構成とした。
本発明によれば、大きな駆動トルクを得ることができる振動アクチュエータ、レンズ鏡筒及びカメラを提供することができる。
本発明の一実施形態の電子カメラを説明する図である。 レンズ鏡筒を説明する図であり、リング状の振動波モータをレンズ鏡筒に組み込んだ状態の図である。 振動子と移動子との一部破断斜視図である。 振動波モータおよび振動波モータの駆動装置を説明するブロック図である。 移相部によって分けられた2つの駆動信号の位相差と振動波モータの回転速度との関係を示したグラフである。 本実施形態の圧電体の分極割合を示す図である。 比較形態における圧電体の分極割合を示す図である。 圧電体に駆動信号を印加したときに発生する変位を示した図であり、図(a)は比較形態、(b)は本実施形態を示す。 本実施形態の変形形態における圧電体の分極割合を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態の電子カメラ1を説明する図である。
本実施形態の電子カメラ1は、撮像光学系(レンズ鏡筒20)と、撮像素子30と、AFE(Analog front end)回路60と、画像処理部70と、音声検出部80と、バッファメモリ110と、記録インターフェイス120と、モニタ140と、操作部材90と、メモリ130と、CPU100とから構成され、外部機器のPC100との接続が可能となっている。
レンズ鏡筒20は、複数の光学レンズにより構成され、被写体像を撮像素子30の受光面に結像させる。図1では光学レンズ系を簡略化して、単レンズLとして図示している。また、光学レンズ群の内、AF用の光学レンズLは、振動波モータ10の駆動により駆動される。
撮像素子30は、受光面に受光素子が二次元的に配列されたCMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子30は、撮像光学系20を通過した光束による被写体増を光電変換してアナログ画像信号を生成する。アナログ画像信号は、AFE回路60に入力される。
AFE回路60は、アナログ画像信号に対するゲイン調整(ISO感度に応じて信号増幅)行う。具体的には、CPU100からの感度設定指示に応じて、撮像感度を所定範囲内で変更する。AFE回路60は、さらに、内蔵するA/D変換回路によってアナログ処理後の画像信号をデジタルデータに変換する。そのデジタルデータは、画像処理部70に入力される。
画像処理部70は、デジタル画像データに対して、各種の画像処理を行う。
バッファメモリ110は、画像処理部70による画像処理の前工程や後工程での画像データを一時的に記録する。
音声検出部80は、マイクと信号増幅部44から構成され、主に動画撮影時に被写体方向からの音声を検出して取り込み、そのデータをCPU100へ伝達する。
記録インターフェイス120は、不図示のコネクタを有し、該コネクタにメモリカード121が接続され、接続されたメモリカード121に対して、データの書き込みや、記録媒体からのデータの読み込みを行う。
モニタ140は、液晶パネルによって構成され、CPU100からの指示に応じて画像や操作メニューなどを表示する。
操作部材90は、モードダイヤル、十字キー、決定ボタンやレリーズボタンを示し、各操作に応じた操作信号をCPU100へ送出する。静止画撮影や動画撮影の設定は、該操作部材90により設定される。
CPU100は、不図示のROMに格納されたプログラムを実行することによって電子カメラ1が行う動作を統括的に制御する。例えば、AF(オートフォーカス)動作制御、AE(自動露出)動作制御、オートホワイトバランス制御などを行う。
メモリ130は、画像処理した一連の画像データを記録する。
図2は、レンズ鏡筒20を説明する図であり、リング状の振動波モータ10をレンズ鏡筒20に組み込んだ状態の図である。また、図3は、振動子11と移動子15との一部破断斜視図である。
振動子11は、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する圧電素子や電歪素子等を例とした電気−機械変換素子(以下、圧電体と称する)13と、圧電体13を接合した弾性体12とから構成されている。振動子11には進行波が発生するようにされているが、本実施形態では一例として9波の進行波として説明する。
弾性体12は、共振先鋭度が大きな金属材料から成り、円環形状を有する。弾性体12における圧電体13が接合される接合面12dの反対側は溝12cが切ってある。そして、突起部分12b(溝12cがない箇所)の先端面が駆動面12aとなり移動子15に加圧接触される。溝12cを切る理由は、進行波の中立面をできる限り圧電体13側に近づけ、これにより駆動面12aの進行波の振幅を増幅させるためである。
圧電体13は、後に詳述するが、円周方向に沿って2つの相(A相、B相)に分かれている。そして、各相においては、方向に分割された第1分割領域13Aと、第1分割領域と分極方向が互いに逆方向である第2分割領域13Bとが、1/2波長毎に一つずつ交互に配置されている(後述の図6参照)。
圧電体13の下には、不織布16、加圧板17、加圧部材18が配置されている。
不織布16は、例えばフェルトの材質で製造されて降り、圧電体13の下に配置されて、振動子11の振動を加圧板17や加圧部材18に伝えないように機能する。
加圧板17は、加圧部材18の加圧を受ける。
加圧部材18は、加圧板17の下に配置され、加圧力を発生する。本実施形態では、加圧部材18を皿バネとしたが、皿バネでなくともコイルバネやウェーブバネでも良い。加圧部材18は、固定部材14に固定される押さえ環19に固定されることで、保持される。
移動子15は、アルミニウムといった軽金属からなり、摺動面15aの表面には耐摩耗性向上のための摺動材料が設けられている。
移動子15の摺動面15aと反対側(図3のZプラス方向、光軸方向被写体側)には、移動子15の縦方向(図3のZ方向)の振動を吸収するために、ゴムの様な振動吸収部材23が配置され、さらにそのZプラス方向には、出力伝達部材24が配置されている。
出力伝達部材24は、固定部材14に設けられたベアリング25により、加圧方向(Z方向)と径方向とを規制している。これにより移動子15は、加圧方向と径方向とが規制される。
出力伝達部材24は、突起部24aがあり、そこからカム環36に接続されたフォーク35がかん合しており、出力伝達部材24の回転とともに、カム環36が回転される。
カム環36には、キー溝37が斜めに切られており、AF環34に設けられた固定ピン38が、キー溝37にかん合していて、カム環36が回転駆動することにより、光軸方向に直進方向にAF環34が駆動され、所望の位置に停止できる様にされている。
固定部材14は、押さえ環19がネジにより取り付けられ、これを取り付けることで、出力伝達部材24から移動子15、振動子11、加圧部材18までを一つのモータユニットとして構成できるようになる。
図4は、振動波モータ10および振動波モータ10の駆動装置40Aを説明するブロック図である。
まず、振動波モータ10の駆動/制御部41について説明する。
発振部42は、制御部41の指令により所望の周波数の駆動信号を発生する。
移相部43は、制御部41の指令により、該発振部42で発生した駆動信号を位相の異なる2つの駆動信号に分ける。
増幅部44は、移相部43によって分けられた2つの駆動信号をそれぞれ所望の電圧に昇圧する。
増幅部44からの駆動信号は、振動波モータ10に伝達され、この駆動信号の印加により、後述する振動波モータ10の振動子11に進行波が発生し、移動子15が駆動される。
回転検出部46は、光学式エンコーダや磁気エンコーダ等により構成され、移動子15の駆動によって駆動された駆動物の位置や速度を検出し、検出値を電気信号として制御部41に伝達する。
制御部41は、レンズ鏡筒20内またはカメラ1本体のCPU100からの駆動指令を基に振動波モータ10の駆動および振動波モータ10の動作を制御する。制御部41は、回転検出部46からの検出信号を受け、その値を基に、位置情報と速度情報を得て、目標位置に位置決めされるように発振部42の周波数や位相差等を制御する。
図5は、移相部43によって分けられた2つの駆動信号の位相差と振動波モータ10の回転速度との関係を示したグラフである。振動波モータ10は、通常駆動時において、最も回転速度が速くなる位相差90度で駆動されている。そして、位相差が0近くになると、弾性体12の駆動面12aで発生する波は、進行波でなくなり定在波となり、移動子15の回転は停止する。
図6は、本実施形態の圧電体13の分極割合を示す図である。また、図7は比較形態における圧電体113の分極割合を示す図である。
本実施形態の圧電体13及び比較形態の圧電体113は、円周方向に沿って2つの相(A相、B相)に分かれている。
まず、説明を容易にするために、図7の比較形態から説明する。
比較形態においては、A相,B相のそれぞれにおいて、方向に沿って分割された第1分割領域113Aと第2分割領域113Bとが、1/2波長(中心角22.50°)毎に一つずつ交互に配置されている。第1分割領域113Aと第2分割領域とは分極方向が逆向きである。
なお、中心角とは、分割領域の周方向の両端を通る2つの半径が挟む角であり、分割領域の径方向に沿った2つの縁辺を含む半径が成す角である。
第1分割領域113Aは、図6で示す面(弾性体12が接合される面と反対側の面)が、分極時にプラス電圧が印加された面である領域である(図中、「+」の記号を付す)。また、第2分割領域113Bは、図6で示す面(弾性体12が接合される面と反対側の面)が、分極時にマイナス電圧が印加された面である領域である(図中、「−」の記号を付す)。
A相とB相との間には、3/4波長(16.875°×2=33.75°)分の間隔が空くようにして設けられた第1グランド領域113G1と、第1グランド領域113G1と中心を挟んで対向する領域に設けられた、1/4波長(11.25°)分の間隔が空くようにして設けられた第2グランド領域113G2とを有する。
一方、図6の本実施形態の圧電体13も、A相,B相のそれぞれにおいて、方向に沿って分割された第1分割領域13Aと、第1分割領域13Aと分極方向が逆の第2分割領域13Bとが、一つずつ交互に配置されている。
しかし、本実施形態の第1分割領域13Aと第2分割領域13Bは、比較形態と異なり、その中心角が、1/2波長に相当する角度ではない。
本実施形態において、第1分割領域13Aの中心角は全て等しい第1角度の24.50°である。また、第2分割領域13Bの中心角は全て等しい第2角度の20.50°である。
すなわち、第1分割領域13Aの中心角は、比較形態の22.50°から2°増加しており、第2分割領域13Bの中心角は、比較形態の22.50°から、2°減少している。また、割合で表すと、第1分割領域13Aの中心角は、第2分割領域13Bの中心角より19.5%多い。
ただし、これに限定されず、第1分割領域13Aの中心角または第2分割領域13Bの中心角の一方が、他方より1%〜30%の面積増加であればよい。また、拡大、縮小の割合を逆、すなわち第1分割領域13Aの中心角を第2分割領域13Bの中心角より小さくしても良い。
このように、第2分割領域13Bの減少量は、第1分割領域13Aの増加量と等しい。そして、A相とB相それぞれにおいて、図示するように、第1分割領域13Aの数が4、第2分割領域の数3である。すなわち第1分割領域13Aから始まって第1分割領域13Bで終わっている。このため、A相とB相それぞれにおいて、全体として第1分割領域13Aの1つの角度増加分(2°)、比較形態と比べて領域が増加している。
このため、本実施形態においては、第2グランド領域13G2の角度がA相の角度増加分(2°)とB相の角度増加分(2°)、合計で4°減少している。
すなわち、第2グランド領域13G2の角度は、比較形態の11.25°から4°減少した7.25°となる。
なお、第1グランド領域13G1は、本実施形態においても、3/4波長分(33.75°)の間隔が空くようにして設けられている。
図8は、圧電体13,113に駆動信号を印加したときに発生する変位を示した図であり、図8(a)は比較形態、図8(b)は本実施形態を示す。
図8(a)に示す比較形態の場合、第1分割領域113Aと第2分割領域113Bの中心角、周方向の長さ、及び面積が等しい(分極比率が等しい)。
よって、例えば正弦波等の駆動信号を入力すると、図中Z方向(圧電体113の厚み方向)の変位が、Zプラス方向とZマイナス方向とで等しくなる。
これに対して、図8(b)に示す本実施形態の場合、第1分割領域13Aと第2分割領域13Bの中心角、周方向の長さ、及び面積が異なる(分極比率が異なる)。
このため、図8(b)に示すように、第1分割領域13Aと第2分割領域13Bの変位量が異なる。すなわち角度が大きい第1分割領域13Aの領域変位が大きくなる。したがって、圧電体13が移動子15を持ち上げる力が大きくなり、振動アクチュエータ10の駆動トルクが大きくなる。
以上、本実施形態によると、圧電体13の分極の角度配分を変化させるだけで、アクチュエータ10の駆動トルクを大きくすることができる。また、駆動トルクが大きいので、起動性特性が向上した振動アクチュエータ、レンズ鏡筒及びカメラを提供することができる。
(変形形態)
本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上述の実施形態では、A相の角度増加分(2°)とB相の角度増加分(2°)、合計で4°を、第2グランド領域13G2の角度から減少させた。
しかし、これに限定されず、例えば図9に示すように、A相の角度増加分(2°)とB相の角度増加分(2°)の合計(4°)を、第1グランド領域13G1’と第2グランド領域13G2’との両方から均等に減少させてもよい。
(2)また、A相の角度増加分(2°)とB相の角度増加分(2°)の合計(4°)の全体を、第1グランド領域から減少させてもよい。
(3)第1グランド領域13G1と第2グランド領域13G2の面積を面積は変えないように、第1分割領域と第2分割領域との面積を調整してもよい。
(4)さらに、第2グランド領域の面積を増大させ、第1グランド領域の面積を減少させても良い。
(5)第1グランド領域と第2グランド領域の面積の増減をA相とB相とで変更してもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、10:振動波モータ、11:振動子、12:弾性体、12a:駆動面、12d:接合面、13:圧電体、13A:第1分割領域、13B:第2分割領域、13G1:第1グランド領域、13G2:第2グランド領域、15:移動子、15a:摺動面、20:レンズ鏡筒

Claims (7)

  1. 円環形状であり、周方向に分割された複数の第1分割領域と複数の第2分割領域とを有する電気機械変換素子と、
    前記電気機械変換素子の振動により駆動力を発生する弾性体と、
    前記弾性体に加圧接触し、前記駆動力により、該弾性体に対して相対移動する相対移動部材と、を備え、
    該第1分割領域と該第2分割領域は、互いに逆方向に分極され、複数の前記第2分割領域のそれぞれは、前記周方向に沿って2つの前記第1分割領域の間に配置され、
    前記第1分割領域の径方向に沿った2つの縁辺によって形成される中心角は、前記第2分割領域の径方向に沿った2つの縁辺によって形成される中心角よりも大きいこと、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載の振動アクチュエータであって、
    前記第1分割領域の面積は前記第2分割領域の面積よりも大きいこと、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  3. 請求項1または2に記載の振動アクチュエータであって、
    前記第1分割領域の径方向に沿った2つの縁辺によって形成される中心角は、互いに等しい第1角度であり、
    前記第2分割領域の径方向に沿った2つの縁辺によって形成される中心角は、互いに等しく且つ前記第1角度とは異なる第2角度であり、
    前記第1角度と前記第2角度とは、互いに1〜30%異なること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  4. 請求項3に記載の振動アクチュエータであって、
    前記電気機械変換素子は、
    互いに位相が異なる駆動信号が入力され、それぞれが、複数の第1分割領域及び複数の第2分割領域を含むA相とB相と、
    前記A相と前記B相との間に設けられた第1グランド領域と、前記第1グランド領域に対して中心を挟んだ反対側における前記A相と前記B相との間に設けられた第2グランド領域と、を含み、
    前記第1角度は、駆動信号の1/2波長に相当する角度から、所定の第3角度、増加させた角度で、
    前記第2角度は、駆動信号の1/2波長に相当する角度から、前記第3角度、減少させた角度で、
    前記第2グランド領域の径方向に沿った2つの縁辺によって形成される中心角は、駆動信号の1/4波長に相当する角度から、前記第3角度の2倍減少させた角度であること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  5. 請求項3に記載の振動アクチュエータであって、
    前記電気機械変換素子は、
    互いに位相が異なる駆動信号が入力され、それぞれが、複数の第1分割領域及び複数の第2分割領域、を含むA相とB相と、
    前記A相と前記B相との間に設けられた第1グランド領域と、前記第1グランド領域に対して中心を挟んだ反対側における前記A相と前記B相との間に設けられた第2グランド領域と、を含み、
    前記第1角度は、駆動信号の1/2波長に相当する角度から、所定の第3角度、増加させた角度で、
    前記第2角度は、駆動信号の1/2波長に相当する角度から、前記第3角度、減少させた角度で、
    前記第1グランド領域の中心角は、駆動信号の3/4波長に相当する角度から、前記第3角度、減少させた角度であり、
    前記第2グランド領域の中心角は、駆動信号の1/4波長に相当する角度から、前記第3角度、減少させた角度であること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の振動アクチュエータを備えるレンズ鏡筒。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の振動アクチュエータを備えるカメラ。
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