JP6135566B2 - 手動変速機のセレクトシフト機構 - Google Patents

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Description

本発明は、変速要求に応答してセレクト動作およびシフト動作を組み合わせて多数の前進段ならびに後進段のうちの1つを成立させる手動変速機のセレクトシフト機構に関する。
特許文献1に示されているように、手動変速機には、セレクトシフト機構が装備されている。このセレクトシフト機構は、シフトセレクトシャフトを中心軸線周りに回動させるセレクト動作と、前記シフトセレクトシャフトを中心軸線に沿う方向に往復変位させるシフト動作とを行うものであって、インターロックプレートと、ディテント機構とが装備されている。
前記インターロックプレートは、同時に2つ以上の変速ギヤの噛み合いを防止するためのものであって、前記シフトセレクトシャフトに一体に外嵌装着されるシフトインナレバーに一体回転可能とされたうえで、前記シフトインナレバーの中心軸線に沿う方向の動きを許容するように設けられている。前記ディテント機構は、前記セレクト動作を規制するとともにセレクト動作に節度感を与えるものであって、セレクトシフトレバーの軸部の外径側に付設されている。
特開2013−194838号公報
特許文献1では、シフト動作時(前記シフトセレクトシャフトおよび前記シフトインナレバーが一体に中心軸線に沿う方向に変位するとき)に、選択されたヘッド部がインターロックプレートを押圧することがあって、それによって前記インターロックプレートが傾くおそれがある。
仮に、前記インターロックプレートの傾きが発生すると、当該インターロックプレートに対して前記シフトインナレバーが中心軸線に沿う方向に相対変位する際に、当該両者間に「こじり」が生じて、摺動抵抗が増大するなど、滑らかな変速動作が阻害される原因になる。
本発明は、変速要求に応答してセレクト動作およびシフト動作を組み合わせて多数の前進段ならびに後進段のうちの1つを成立させる手動変速機のセレクトシフト機構において、構成要素の増加を抑えながら、シフト動作時にインターロックプレートが傾くことを抑止可能とすることを目的としている。
本発明は、変速要求に応答してセレクト動作およびシフト動作を組み合わせて多数の前進段ならびに後進段のうちの1つを成立させる手動変速機のセレクトシフト機構であって、セレクト操作力を受けて中心軸線周りに回動させられるとともにシフト操作力を受けて前記中心軸線に沿う方向に変位させられるシフトセレクトシャフトと、前記シフトセレクトシャフトに一体に外嵌される筒部の外径側に径方向外向きのアーム部を設けてなるシフトインナレバーと、前記シフトインナレバーの前記筒部に中心軸線に沿う方向に相対変位可能かつ前記中心軸線周りに一体回転可能に外嵌されるボス部の外径側に径方向外向きに突出するガイド片を設けるとともに当該ガイド片に前記アーム部が前記中心軸線に沿う方向に相対変位可能に挿通されるスリットを設けてなるインターロックプレートと、前記セレクト動作を規制するディテント機構とを備え、前記ディテント機構は、前記インターロックプレートの円周上の所定領域に一体に設けられるディテント部材と、前記インターロックプレートおよび前記シフトインナレバーを前記シフトセレクトシャフトに押し付けるための径方向内向きの荷重を前記ディテント部材に付与する押圧部材とを含む、ことを特徴としている。
この構成では、前記ディテント機構で前記インターロックプレートに径方向内向きの荷重を付与しているから、シフト動作に伴い前記シフトインナレバーが前記インターロックプレートに対して相対変位する過程において前記インターロックプレートに傾倒力が作用したとしても、当該インターロックプレートが傾くことが抑止される。
これにより、前記シフトインナレバーが前記シフトセレクトシャフトと一体に中心軸線に沿う方向に変位する過程において前記インターロックプレートと前記シフトインナレバーとの間の摺動抵抗を軽減できるようになるなど、変速動作が円滑になる。
しかも、前記インターロックプレートに前記ディテント機構の一部構成要素(ディテント部材)を一体に設けるように工夫しているから、前記ディテント機構の構成要素数を特許文献1に比べて削減することが可能になる。
本発明は、変速要求に応答してセレクト動作およびシフト動作を組み合わせて多数の前進段ならびに後進段のうちの1つを成立させる手動変速機のセレクトシフト機構において、構成要素の増加を抑えながら、シフト動作時にインターロックプレートが傾くことを抑止することが可能になる。したがって、本発明に係る手動変速機は、比較的簡素な構成で、変速動作の円滑化、つまりシフトフィーリングの向上を達成することが可能になる。
本発明に係る手動変速機のセレクトシフト機構の一実施形態を示す斜視図である。 図1のセレクトシフト機構の分解斜視図である。 図1のインターロックプレートおよびシフトインナレバー周辺の断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図3に、本発明の一実施形態を示している。図中、1は手動変速機に備えるセレクトシフト機構である。
セレクトシフト機構1は、手動変速機の変速段(例えば前進6速および後進段)を選択的に成立させるために、図示していないが、変速操作力(セレクト操作力およびシフト操作力)を各シンクロメッシュ機構の各スリーブやリバースアイドラギヤに選択的に伝達するものである。
具体的に、セレクトシフト機構1は、第1フォークシャフト2、第2フォークシャフト3、第3フォークシャフト4、第1シフトヘッド5、第2シフトヘッド6、第3シフトヘッド7、シフトセレクトシャフト8、アウターセレクトレバー9、アウターシフトレバー10、シフトインナレバー11、インターロックプレート12などを備えている。
第1フォークシャフト2は1速−2速切り替えに関係するものであり、第2フォークシャフト3は3速−4速切り替えに関係するものであり、第3フォークシャフト4は5速−6速切り替えに関係するものである。第1〜第3フォークシャフト2〜4にはそれぞれ図示していないシフトフォークが一体に取り付けられていて、このシフトフォークが図示していない3つのシンクロメッシュ機構の各スリーブの外周溝にそれぞれ係合されるようになっている。
第1〜第3フォークシャフト2〜4の中心軸線に沿う方向の所定領域には第1〜第3シフトヘッド5〜7がそれぞれ一体に取り付けられている。第1〜第3シフトヘッド5〜7の円周上の所定領域には、それぞれ一対の係合片5a,6a,7aが径方向外向きに突出するように設けられている。これらの係合片5a,6a,7aの各対向空間が、下記するシフトインナレバー11のアーム部11bが選択的に係合される係合凹部5b,6b,7bとされる。
シフトセレクトシャフト8は、その中心軸線100周り(図1の矢印X1およびX2で示す方向)に回転可能かつ中心軸線100に沿う方向(図1の矢印Y1およびY2で示す方向)に変位可能に配置されている。
アウターセレクトレバー9は、第1〜第3フォークシャフト2〜4のうちのいずれか1本を選択するための回転駆動力(セレクト操作力)が入力されるものであって、この回転駆動力を受けたときに下記するインターロックプレート12およびシフトインナレバー11を介して間接的にシフトセレクトシャフト8を中心軸線100周り(図1の矢印X1およびX2で示す方向)に回動させる。
このアウターセレクトレバー9は、筒部9aの円周所定領域に突片9bを径方向外向きに突出させた形状になっている。
アウターシフトレバー10は、第1〜第3フォークシャフト2〜4のうちのいずれか1本を中心軸線に沿う方向にスライドさせるための回転駆動力(シフト操作力)が入力されるものであって、この回転駆動力を受けたときにシフトセレクトシャフト8を直接的に中心軸線100に沿う方向(図1の矢印Y1およびY2で示す方向)に変位させる。
このアウターシフトレバー10は、筒部10aの円周所定領域に突片10bを径方向外向きに突出させた形状になっている。筒部10aは、シフトセレクトシャフト8の外周に嵌合固定される。突片10bは、シフトセレクトシャフト8に設けられる凹状切り欠き8aに係合される。
シフトインナレバー11は、筒部11aの円周所定領域にアーム部11bを径方向外向きに突出させた形状になっている。このシフトインナレバー11の筒部11aがシフトセレクトシャフト8に一体に外嵌固定されている。これにより、シフトセレクトシャフト8が回転されたときに一体に回転することになってアーム部11bが第1〜第3シフトヘッド5〜7の係合凹部5b〜7bのうちの選択された1つに係合される(セレクト動作)。また、シフトセレクトシャフト8が中心軸線100に沿う方向のいずれか一方に変位されたときに第1〜第3シフトヘッド5〜7のうちの選択された1つおよびそれと一体の第1〜第3フォークシャフト2〜4のうちの対応する1つを中心軸線に沿う方向のいずれか一方へスライドさせる(シフト動作)。
インターロックプレート12は、シフトインナレバー11が中心軸線に沿う方向に相対変位可能にかつ中心軸線周りに一体回転可能となるように嵌め合わされている。このインターロックプレート12は、ほぼ円筒形のボス部12aの外径側に操作片12bおよびガイド片12dを径方向外向きに突出するように設けた構成である。
ボス部12aには、シフトインナレバー11の筒部11aが適宜のクリアランス(径方向のすきま)を介して嵌め入れられる。
操作片12bは、横から見て逆さU字形とされていて、その中空孔部12cには、アウターセレクトレバー9の突片9bが係合されている。
ガイド片12dは、第1〜第3シフトヘッド5〜7の各係合凹部5b〜7bに係合させられるものである。このガイド片12dには、スリット12eが設けられている。このスリット12eは、シフトインナレバー11がスライドされたときに当該シフトインナレバー11のアーム部11bの通過を許容する。ガイド片12dの上部はトランスミッションケース50の凹部51内に適宜のクリアランス(中心軸線に沿う方向ならびに径方向のすきま)を介して嵌め入れられている。
次に、上記構成のセレクトシフト機構1の動作を簡単に説明する。
いずれの変速段も成立していない状態では、シフトインナレバー11のアーム部11bがインターロックプレート12のスリット12e内に嵌まっていて、第1〜第3シフトヘッド5〜7の各係合凹部5b〜7bが隣り合わせに揃って並んだ状態になっている。
まず、アウターセレクトレバー9が一方向に所定角度回転駆動されることによってシフトセレクトシャフト8が一方向に所定角度回転させられると、その回転角度に応じてシフトインナレバー11のアーム部11bが第1〜第3シフトヘッド5〜7の係合凹部5b〜7bのうちのいずれかに係合される。
ここで、シフトインナレバー11のアーム部11bが第1シフトヘッド5の係合凹部5bに係合されると、シフトインナレバー11が1速−2速セレクト位置に移動されたことになる。また、シフトインナレバー11のアーム部11bが第2シフトヘッド6の係合凹部6bに係合されると、シフトインナレバー11が3速−4速セレクト位置に移動されたことになる。さらに、シフトインナレバー11のアーム部11bが第3シフトヘッド7の係合凹部7bに係合されると、シフトインナレバー11が5速−6速セレクト位置に移動されたことになる。
この後、アウターシフトレバー10が一方向に所定角度回転駆動されることによってシフトセレクトシャフト8が中心軸線100に沿う方向の一方にスライドさせられると、そのスライド量に応じてシフトインナレバー11のアーム部11bが、第1〜第3シフトヘッド5〜7のいずれかおよびそれと一体の第1〜第3フォークシャフト2〜4のいずれかを中心軸線に沿う方向いずれか一方へスライドさせる。
これにより、図示していない3つのシンクロメッシュ機構のスリーブのいずれかが前記スライド方向と同一方向にスライドさせられることになるので、1速段〜6速段のうちのいずれかが成立することになる。
この他、図示していないが、シフトインナレバー11がリバースセレクト位置にセレクト動作させられた場合には、シフトセレクトシャフト8が所定方向に所定角度回転することでリバースレバー(図示省略)がリバースシフトアーム(図示省略)のリバースヘッド(図示省略)に係合される。その後、シフトインナレバー11がリバース位置にシフト動作させられると、前記リバースレバーがシフトセレクトシャフト8と共にその中心軸線に沿う方向一方にスライドされることになって前記リバースシフトアームが所定方向に所定角度回転されるので、当該リバースシフトアームと一体のリバースシフトフォーク(図示省略)がリバースアイドラギヤ(図示省略)をリバースシャフト(図示省略)の中心軸線に沿う方向にスライドさせてリバースドライブギヤ(図示省略)およびリバースドリブンギヤ(図示省略)に噛合させられることになって後進段が成立することになる。
ところで、この実施形態では、前記セレクト動作を規制するためのディテント機構15が設けられている。
ディテント機構15は、シフトセレクトシャフト8の回転動作を例えば3段階の節度感を与えるとともに、当該3段階の位置で保持可能とすることにより、セレクト動作を規制するものである。
このディテント機構15は、ディテント部材20、押圧部材30などを備えており、インターロックプレート12の外径側に配置されている。
ディテント部材20は、インターロックプレート12の操作片12bの突出方向先端側部分に一体に設けられている。このディテント部材20の外面には、1つの規制片21、2つの丘22,23、2つの谷24,25などが設けられている。インターロックプレート12の回転角度に応じて前記ディテント部材20の第1谷24、第2谷25、第2丘23の裾野領域26のうちのいずれか1つに下記押圧部材30のロックボール32が当接配置されるようになる。
押圧部材30は、インターロックプレート12およびシフトインナレバー11をシフトセレクトシャフト8に押し付けるための径方向内向きの荷重をディテント部材20に付与するものである。
この押圧部材30は、軸部31において中実になっている下端部にロックボール32を回転自在に保持させるとともに、ばね33により軸部31をその中心軸線に沿う方向の一方側に付勢することによりロックボール32をディテント部材20に押し付けるように構成されている。
軸部31は、トランスミッションケース50に設けられるガイド孔52内に当該ガイド孔52の中心軸線に沿う方向にスライド可能かつ前記中心軸線周りに回転可能となるように収納されている。
ガイド孔52の上側開口には、プラグ34が螺合装着されていて、当該上側開口がプラグ34によって閉塞されている。このプラグ34と軸部31における穴31aの内底面との対向空間には、ばね33(例えば円筒形のコイルスプリング)が圧縮させられた状態で収納されている。この圧縮状態のばね33の弾性復元力によって押圧部材30の軸部31の下端部(ロックボール32)がガイド孔52の下側開口から外側へ飛び出すように付勢されている。
次に、ディテント機構15の動作を説明する。
シフトインナレバー11およびインターロックプレート12が回転させられたときに、当該インターロックプレート12のディテント部材20が押圧部材30を上下昇降させるのであるが、押圧部材30が下降することによりロックボール32がディテント部材20の第1谷24、第2谷25、第2丘23の裾野領域26のうちのいずれか1つに一旦当接配置されてから乗り越えて飛び出すようになる。この動きによって、シフトインナレバー11およびインターロックプレート12の回転過程で節度感が与えられることになる。
そして、第1谷24、第2谷25、第2丘23の裾野領域26のうちの選択された1つにロックボール32が当接配置された状態でシフトインナレバー11およびインターロックプレート12の回転が停止されると、ばね33の弾性復元力を受けているロックボール32によって前記状態が保持されることになる。
これにより、シフトインナレバー11の回転角度に応じて第1〜第3シフトヘッド5〜7の係合凹部5b〜7bのうちの1つにシフトインナレバー11のアーム部11bが係合されるとともに、当該係合状態においてシフトインナレバー11の回転動作が禁止されることになるので、シフトインナレバー11のアーム部11bが第1〜第3シフトヘッド5〜7の係合凹部5b〜7bのうちの選択されていない残りに対して係合することが阻止される。
ところで、前記ディテント機構15のロックボール32が第1谷24、第2谷25、第2丘23の裾野領域26から第1丘22、第2丘23へ乗り越えられないようにする力(状態保持力またはディテント力)は、節度感とのバランスを考慮して適宜に設定される。
以上説明した構成の実施形態では、インターロックプレート12のボス部12a内にシフトインナレバー11の筒部11aが適宜のクリアランス(径方向のすきま)を介して嵌め入れられているとともに、インターロックプレート12の操作片12bの上部がトランスミッションケース50の凹部51内に適宜のクリアランス(インターロックプレート12の中心軸線に沿う方向ならびに径方向のすきま)を介して嵌め入れられているので、前記各クリアランス分についてインターロックプレート12に傾倒力が作用する。
そこで、この実施形態では、ディテント機構15によりインターロックプレート12およびシフトインナレバー11をシフトセレクトシャフト8の円周上の所定領域に押し付けるように工夫しているので、シフト動作に伴いインターロックプレート12に前記傾倒力が作用したとしても、当該インターロックプレート12が傾くことを抑止することが可能になる。
したがって、前記シフト動作時にインターロックプレート12に対するシフトインナレバー11の摺動抵抗が軽減されることになるので、変速動作の円滑化、つまりシフトフィーリングの向上を達成することが可能になる。
しかも、前記ディテント機構15をインターロックプレート12の外径側に配置したうえで、ディテント機構15の一部構成要素(ディテント部材20)をインターロックプレート12に一体に設けるように工夫しているから、ディテント機構15の構成要素数を特許文献1に比べて削減することが可能になるなど、設備コストの低減に貢献できるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
例えば上記実施形態において、シフトセレクトシャフト8は手動による操作力を受けて作動する形態、あるいはアクチュエータによる駆動力を受けて作動する形態にすることが可能である。
本発明は、変速要求に応答してセレクト動作およびシフト動作を組み合わせて多数の前進段ならびに後進段のうちの1つを成立させる手動変速機のセレクトシフト機構に好適に利用することが可能である。
1 セレクトシフト機構
8 シフトセレクトシャフト
11 シフトインナレバー
11a シフトインナレバーの筒部
11b シフトインナレバーのアーム部
12 インターロックプレート
12a インターロックプレートのボス部
12b インターロックプレートの操作片
12c 操作片の中空孔部
12d インターロックプレートのガイド片
12e インターロックプレートのスリット
15 ディテント機構
20 ディテント部材
21 規制片
22 第1丘
23 第2丘
24 第1谷
25 第2谷
26 第2丘の裾野領域
30 押圧部材
31 軸部
32 ロックボール
33 ばね

Claims (1)

  1. 変速要求に応答してセレクト動作およびシフト動作を組み合わせて多数の前進段ならびに後進段のうちの1つを成立させる手動変速機のセレクトシフト機構であって、
    セレクト操作力を受けて中心軸線周りに回動させられるとともにシフト操作力を受けて前記中心軸線に沿う方向に変位させられるシフトセレクトシャフトと、
    前記シフトセレクトシャフトに一体に外嵌される筒部の外径側に径方向外向きのアーム部を設けてなるシフトインナレバーと、
    前記シフトインナレバーの前記筒部に中心軸線に沿う方向に相対変位可能かつ前記中心軸線周りに一体回転可能に外嵌されるボス部の外径側に径方向外向きに突出するガイド片を設けるとともに当該ガイド片に前記アーム部が前記中心軸線に沿う方向に相対変位可能に挿通されるスリットを設けてなるインターロックプレートと、
    前記セレクト動作を規制するディテント機構とを備え、
    前記ディテント機構は、前記インターロックプレートの円周上の所定領域に一体に設けられるディテント部材と、前記インターロックプレートおよび前記シフトインナレバーを前記シフトセレクトシャフトに押し付けるための径方向内向きの荷重を前記ディテント部材に付与する押圧部材とを含む、ことを特徴とする手動変速機のセレクトシフト機構。
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