JP6134829B1 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6134829B1
JP6134829B1 JP2016031660A JP2016031660A JP6134829B1 JP 6134829 B1 JP6134829 B1 JP 6134829B1 JP 2016031660 A JP2016031660 A JP 2016031660A JP 2016031660 A JP2016031660 A JP 2016031660A JP 6134829 B1 JP6134829 B1 JP 6134829B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
housing
substrate
electronic component
back cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016031660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017151586A (ja
Inventor
永井 正彦
正彦 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lenovo Singapore Pte Ltd
Original Assignee
Lenovo Singapore Pte Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lenovo Singapore Pte Ltd filed Critical Lenovo Singapore Pte Ltd
Priority to JP2016031660A priority Critical patent/JP6134829B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6134829B1 publication Critical patent/JP6134829B1/ja
Publication of JP2017151586A publication Critical patent/JP2017151586A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】薄型かつ軽量な筐体を備える場合であっても、誤作動の発生を防止することができる電子機器を提供すること。【解決手段】電子機器1は、第1筐体12と、第1筐体12の内部に配置された基板13と、基板13上に配置された取付機構14と、取付機構14に取り付けられ、一方の面151が第1筐体12の内面121と対向し、かつ他方の面152が基板13と対向するように取付機構14によって保持された板状の電子部品15と、を備え、電子部品15と基板13との間に形成された間隙S内にスペーサ16が配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器に関する。
昨今、ノートブック型のパーソナルコンピュータ(以下、ノート型PCという)、タブレット型のパーソナルコンピュータ(以下、タブレット型PCという)、スマートフォンおよび携帯電話等の各種の電子機器の筐体は、ますます薄型化・軽量化が進んでいる。これらの電子機器では、筐体内に設けられたマザーボードにメモリやCPU等の電子部品が実装されており、例えば特許文献1には、マザーボード上に設けられたソケットを介してメモリが保持された構成が開示されている。
特開2005−190296号公報
図6は、従来の電子機器101の構成の一例を示す断面図である。同図に示すように、従来の電子機器101は、背面カバー112aおよび正面カバー112bからなる筐体112内に基板(マザーボード)113が設けられている。そして、基板113上に設けられた取付機構(ソケット)114に対して、基板113の実装面131と平行に電子部品(メモリ)115が取り付けられている。
ここで、図6で示した電子機器101の筐体112は、前記した薄型化・軽量化の要求に伴い薄く軽量に形成されているため、図6に示すように、筐体112の内面121と内部の電子部品115との距離が近接している。そのため、例えばユーザが筐体112を片手で把持すると、同図に示すように、背面カバー112aに外力Fが作用し、背面カバー112aの内面121が電子部品115に接触してしまう場合がある。なお、電子機器101では、取付機構114に設けられたラッチ部141によって、電子部品115が基板113側と逆方向(背面カバー112a側)に移動することは規制されているものの、背面カバー112a側からの外力Fには対向することができない。
そして、上記のような背面カバー112aと電子部品115の接触が頻繁に発生すると、図7(a)〜図7(c)に示すように電子部品115が揺動し、取付機構114の金属端子114aと電子部品115との間に異物Duが挟まって、電子機器101に誤作動が発生する可能性がある。なお、異物Duとしては、例えば塵や埃、または金属端子114aを取付機構114にはんだ付けした際の残留フラックス、金属端子114aを表面処理した際の酸化被膜等が挙げられる。また、上記のような場合に電子機器101に発生する誤作動としては、例えば画面乱れ等が挙げられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、薄型かつ軽量な筐体を備える場合であっても、誤作動の発生を防止することができる電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、筐体と、前記筐体の内部に配置された基板と、前記基板上に配置された取付機構と、前記取付機構に取り付けられ、一方の面が前記筐体の内面と対向し、かつ他方の面が前記基板と対向するように前記取付機構によって保持された板状の電子部品と、を備え、前記電子部品と前記基板との間に形成された間隙内にスペーサが配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記筐体は、前記スペーサの端部から前記筐体の内面に向かって延在し、前記スペーサと前記筐体の内面とを接続する延在部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記筐体は、前記筐体の正面側を覆う正面カバーと、前記筐体の背面側を覆う背面カバーと、を備え、前記延在部および前記スペーサは、前記背面カバーと一体的に設けられ、前記スペーサは、前記正面カバーに対して前記背面カバーをスライドさせて取り付ける際に、前記間隙内に配置されるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記スペーサは、前記スペーサの端部から前記筐体の内面に向かって延在する延在部を備え、前記延在部は、その延在方向を回転軸として回転可能に構成され、前記スペーサは、前記延在部の回転に応じて、前記間隙内に配置された状態と、前記間隙の外に配置された状態とが切り替え可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記筐体は、少なくとも前記電子部品と対向する領域が取り外し可能に構成されていることを特徴とする。
本発明に係る電子機器によれば、例えばユーザが筐体を片手で把持して外力が作用した場合であっても、スペーサによって電子部品の移動が規制されているため、電子部品の揺動により取付機構の金属端子と電子部品との間に異物が挟まることがなく、誤作動が防止される。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器の一例を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る電子機器の構成を示す断面図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る電子機器の構成を示す断面図である。 図4は、本発明の第2実施形態の変形例に係る電子機器の構成を示す断面図である。 図5は、本発明の第3実施形態に係る電子機器の構成を示す断面図である。 図6は、従来技術に係る電子機器の構成を示す断面図である。 図7は、従来技術に係る電子機器において、取付機構の金属端子と電子部品との間に異物が挟まる様子を説明するための説明図である。
以下、本発明に係る電子機器の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、以下の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
以下、本発明の各実施形態に共通する電子機器の構成について、図1を参照しながら説明する。本発明の各実施形態で説明する電子機器としては、同図に示すようなノート型PCが挙げられる。電子機器1は、機器本体10と、蓋体20とを備え、当該蓋体20を左右のヒンジ22により機器本体10に対して開閉可能に連結したクラムシェル型である。
機器本体10は、図1に示すように、キーボード装置11と、第1筐体(筐体)12と、を備えている。第1筐体12は、第1筐体12の背面側を覆う背面カバー12aと、第1筐体12の正面側を覆う正面カバー12bとからなり、内部に基板、演算処理装置、ハードディスク装置、メモリ等の電子部品が収容されている。
蓋体20は、図1に示すように、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置21と、第2筐体23と、を備えている。第2筐体23は、第2筐体23の背面側を覆う背面カバー23aと、第2筐体23の正面側を覆う正面カバー23bとからなり、内部にアンテナ24等の電子部品が収容されている。なお、アンテナ24は、同図では第2筐体23の内部に収容されているが、第1筐体12の内部に収容されていてもよい。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る電子機器1の構成について、図2を参照しながら説明する。なお、同図では、第1筐体12の内部に収容された電子部品のうち、本発明の説明に必要な構成のみを抜き出して示している(後記する図3〜図5も同様)。また、以下で参照する図2(a)〜図2(c)のうち、図1の断面状態に対応するものは図2(c)であるため、まず図2(c)を参照しながら電子機器1の構成を説明する。
電子機器1は、図2(c)に示すように、背面カバー12aおよび正面カバー12bを備える第1筐体12と、基板13と、取付機構14と、電子部品15と、を備えている。また、背面カバー12aは、スペーサ16と、延在部17と、を備えている。
スペーサ16は、図2(c)に示すように、電子部品15と基板13との間に形成された間隙S内に配置されている。すなわち、スペーサ16は、電子部品15の他方の面152と基板13の実装面131にそれぞれ接触している。これにより、スペーサ16は、電子部品15が基板13側に移動することを規制している。なお、スペーサ16の素材は特に限定されないが、背面カバー12a側からの外力(図6参照)に対抗できる程度の剛性を有する素材で構成することが好ましい。
延在部17は、スペーサ16の端部から背面カバー12aの内面121に向かって延在しており、スペーサ16と背面カバー12aの内面121とを接続している。これにより、延在部17は、スペーサ16を支持するとともに、例えばユーザが第1筐体12を把持し、背面カバー12aに外力が作用するような場合であっても、当該背面カバー12aが基板13側に撓まないように支持している。
言い換えると、スペーサ16および延在部17は、背面カバー12aと一体的に設けられており、図2(c)に示すように、背面カバー12aの内面121側から基板13(電子部品15)側に延在部17が突出するとともに、延在部17側から取付機構14側にスペーサ16が突出するように形成されている。
基板13は、具体的にはマザーボード(主基板)であり、図2(c)に示すように、第1筐体12の内部に配置されている。取付機構14は、具体的にはメモリ用のソケットであり、基板13上に配置されている。また、取付機構14は、電子部品15が基板13側と逆方向(背面カバー12a側)に移動することを規制するラッチ部141を備えている。なお、図2(c)で示した取付機構14は概念的なものであり、実際のメモリ用のソケットとは具体的な構成は異なる(後記する図3〜図5も同様)。
電子部品15は、具体的には板状に形成されたメモリ(例えばDIMM)であり、図2(c)に示すように、取付機構14に取り付けられている。電子部品15は、一方の面151が背面カバー12aの内面121と対向し、かつ他方の面152が基板13の実装面131と対向するように取付機構14によって保持されている。すなわち、電子部品15は、取付機構14に対して、背面カバー12aの内面121および基板13の実装面131と平行な方向に取り付けられている。
(スペーサの取付方法)
以下、電子機器1におけるスペーサ16の取付方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、背面カバー12aが取り外されている状態で取付機構14に電子部品15を取り付ける。なお、電子機器1の組み立て工程では、交換容易性の観点から、高価な電子部品はなるべく最後に基板13に取り付けるという方針がある。そのため、メモリを想定している電子部品15も、同図に示すように、背面カバー12aを取り付ける直前に行っている。また、電子部品15が背面カバー12aに近接した位置に配置されるのも、上記のような交換容易性の問題に起因している。
続いて、図2(b)に示すように、正面カバー12bに対して背面カバー12aをスライドさせ、両者を取り付ける。そして、図2(c)に示すように、正面カバー12bに背面カバー12aを取り付けると同時に、間隙S内にスペーサ16を配置する。
このように、電子機器1におけるスペーサ16は、正面カバー12bに背面カバー12aを取り付ける際に、間隙S内に配置されるような位置および大きさに構成されている。すなわち、スペーサ16は、図2(c)に示すように正面カバー12bに背面カバー12aが取り付けられている状態において、少なくとも一部が間隙S内に配置される位置(x軸方向における位置)に設けられているとともに、間隙Sとほぼ同じ幅(y軸方向における幅)に形成されている。なお、前記したx軸方向とは、例えば電子部品15が取付機構14に取り付けられる方向であり、前記したy軸方向とは、電子部品15や基板13の板厚方向のことを示している。
以上のような構成を備える電子機器1は、例えばユーザが第1筐体12を片手で把持し、背面カバー12aに外力が作用した場合であっても、スペーサ16によって電子部品15の移動が規制されている。従って、電子部品15の揺動により取付機構14の金属端子(図7参照)と電子部品15との間に異物が挟まることがなく、誤作動が防止される。また、電子機器1は、延在部17によって背面カバー12aが支持されているため、外力によって背面カバー12aが撓むことが抑制され、筐体全体の強度が向上する。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係る電子機器1Aの構成について、図3を参照しながら説明する。まず図3(c)を参照しながら電子機器1Aの構成を説明する。
電子機器1Aは、図3(c)に示すように、背面カバー12Aaおよび正面カバー12bを備える第1筐体12Aと、基板13と、取付機構14と、電子部品15と、スペーサ16Aと、ネジ部材18と、保持部材19と、を備えている。
電子機器1Aは、前記した電子機器1(図2(c)参照)では、延在部17およびスペーサ16が背面カバー12aと一体で構成されていたのに対し、図3(c)に示すように、延在部17Aおよびスペーサ16Aが背面カバー12Aaと別体で構成されている点が異なる。
背面カバー12Aaには、図3(c)に示すように、開口部122が形成されており、当該開口部122にネジ部材18が挿通されている。スペーサ16Aは、電子部品15と基板13との間の間隙S内に配置されており、延在部17Aを備えている。
延在部17Aは、図3(c)に示すように、スペーサ16Aの端部から背面カバー12Aaの内面121に向かって延在している。延在部17Aの上部には、ネジ穴171が形成されており、当該ネジ穴171にネジ部材18が挿入されている。そして、延在部17Aは、ネジ部材18の回転に伴い、当該延在部17Aの延在方向を回転軸として回転可能に構成されている。また、延在部17Aの上部における外周には、例えば止め輪等からなる保持部材19が外嵌されており、開口部122上で延在部17Aを保持している。
(スペーサの取付方法)
以下、電子機器1Aにおけるスペーサ16Aの取付方法について説明する。
まず、図3(a)に示すように、背面カバー12Aaが取り外されている状態で取付機構14に電子部品15を取り付ける。続いて、背面カバー12Aaの開口部122に、保持部材19を介して延在部17Aおよびスペーサ16Aを取り付けた後、図3(b)に示すように、基板13の実装面131上にスペーサ16Aを配置するとともに、正面カバー12bに背面カバー12aを取り付ける。そして、図3(c)に示すように、ネジ部材18をネジ穴171に挿入して回し、延在部17Aとともにスペーサ16Aを回転させ、間隙S内にスペーサ16Aを配置する。
このように、電子機器1Aにおけるスペーサ16Aは、ネジ部材18および延在部17Aの回転に応じて、間隙Sの外に配置された状態(図3(b)参照)と、間隙S内に配置された状態(図3(c)参照)とが切り替え可能に構成されている。
以上のような構成を備える電子機器1Aは、前記した電子機器1と同様に、背面カバー12Aaに外力が作用した場合であっても、スペーサ16Aによって電子部品15の移動が規制されているため、異物混入による誤作動が防止される。
[第2実施形態の変形例]
以下、本発明の第2実施形態の変形例に係る電子機器1Bの構成について、図4を参照しながら説明する。
電子機器1Bは、第1筐体12Bの一部が取り外し可能である点が前記した電子機器1A(図3(c)参照)とは異なる。電子機器1Bは、図4に示すように、背面カバー12Baの一部に窓部123が形成されており、当該窓部123に対応する位置に蓋部材124が配置されている。すなわち、電子機器1Bは、背面カバー12Baの一部が、着脱自在の蓋部材124で構成されている。
(スペーサの取付方法)
以下、電子機器1Bにおけるスペーサ16Aの取付方法について説明する。なお、以下では、第1筐体12Bから蓋部材124のみを取り外して電子部品15の交換を行う際にスペーサ16Aを取り付ける方法について説明する。つまり、以下の説明の開始時点では、図4に示すように、背面カバー12Baは正面カバー12bに取り付けられたままの状態となっている。
まず、取付機構14に電子部品15を取り付ける。続いて、基板13の実装面131上にスペーサ16Aを配置するとともに、延在部17Aの上側から蓋部材124を取り付け、ネジ部材18をネジ穴171に挿入する。そして、ネジ部材18を回し、延在部17Aとともにスペーサ16Aを回転させ、間隙S内にスペーサ16Aを配置する。
以上のような構成を備える電子機器1Bは、前記した電子機器1と同様に、蓋部材124に外力が作用した場合であっても、スペーサ16Aによって電子部品15の移動が規制されているため、異物混入による誤作動が防止される。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態に係る電子機器1Cの構成について、図5を参照しながら説明する。まず図5(c)を参照しながら電子機器1Cの構成を説明する。
電子機器1Cは、図5(c)に示すように、背面カバー12Caおよび正面カバー12bを備える第1筐体12Cと、基板13Aと、取付機構14と、電子部品15と、スペーサ16Bと、を備えている。
電子機器1Cは、前記した電子機器1A(図3(c)参照)では、ネジ部材18の回転に応じて延在部17Aおよびスペーサ16Aを回転させていたのに対し、図5(c)に示すように、ネジ部材18を備えていない点が異なる。
スペーサ16Bは、図5(c)に示すように、電子部品15と基板13Aとの間の間隙S内に配置されており、延在部17Bを備えている。延在部17Bは、スペーサ16Bの端部から背面カバー12Caの内面121に向かって延在している。また、延在部17Bの下部には軸部172が形成されており、当該軸部172は、基板13Aの実装面131上に形成された軸穴132に挿入されている。また、延在部17Bは、軸部172を回転軸として回転可能に構成されている。
(スペーサの取付方法)
以下、電子機器1Cにおけるスペーサ16Bの取付方法について説明する。
まず、図5(a)に示すように、背面カバー12Caが取り外されている状態で取付機構14に電子部品15を取り付ける。続いて、図5(b)に示すように、軸穴132に軸部172を挿入して基板13Aの実装面131上にスペーサ16Bを配置するとともに、軸部172を回転軸として延在部17Bとともにスペーサ16Bを回転させ、間隙S内にスペーサ16Bを配置する。そして、図5(c)に示すように、延在部17Bの上側から背面カバー12Caを取り付ける。
以上のような構成を備える電子機器1Cは、前記した電子機器1と同様に、背面カバー12Caに外力が作用した場合であっても、スペーサ16Bによって電子部品15の移動が規制されているため、異物混入による誤作動が防止される。
以上、本発明に係る電子機器について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、図1〜図5では、電子機器1,1A,1B,1CとしてノートPCを例示したが、本発明は、タブレット型PC、スマートフォンおよび携帯電話等の、筐体内にメモリ等の電子部品を備えており、かつユーザが筐体を把持しながら使用する各種の電子機器に適用可能である。
また、図2〜図5では、取付機構14として、メモリ用のソケットの概念的な構成を示したが、取付機構14としては、例えば左右一対のラッチ部でメモリを把持するような一般的なソケット(例えばJEDEC規格等に準拠したもの)を用いることができる。
また、図2〜図5では、電子部品15としてメモリを想定して説明を行ったが、電子部品15は、メモリ以外にも、無線通信用のサブカードや半導体ストレージ等の、筐体に近接した位置に配置されるものであっても構わない。
また、図3(b)および図3(c)では、延在部16Aの上部における外周に保持部材19を外嵌し、開口部122上で保持する構成としたが、保持部材19は設けなくても構わない。この場合、まず取付機構14に電子部品15を取り付けた後(図3(a)参照)、基板13の実装面131上にスペーサ16Aのみを配置する。続いて、延在部17Aの上側から蓋部材124を取り付け、ネジ部材18をネジ穴171に挿入する。そして、ネジ部材18を回し、延在部17Aとともにスペーサ16Aを回転させることにより、間隙S内にスペーサ16Aを配置する。
1,1A,1B,1C,101 電子機器
10 機器本体
11 キーボード装置
12,12A,12B,12C 第1筐体(筐体)
12a,12Aa,12Ba,12Ca,112a 背面カバー
12b,112b 正面カバー
121 内面
122 開口部
123 窓部
124 蓋部材
13,13A,113 基板
131 実装面
132 軸穴
14,114 取付機構
114a 金属端子
141 ラッチ部
15,115 電子部品(メモリ)
151 一方の面
152 他方の面
16,16A,16B スペーサ
17,17A,17B 延在部
171 ネジ穴
172 軸部
18 ネジ部材
19 保持部材
20 蓋体
21 ディスプレイ装置
22 ヒンジ
23 第2筐体
23a 背面カバー
23b 正面カバー
24 アンテナ
Du 異物
S 間隙

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に配置された基板と、
    前記基板上に配置された取付機構と、
    前記取付機構に取り付けられ、一方の面が前記筐体の内面と対向し、かつ他方の面が前記基板と対向するように前記取付機構によって保持された板状の電子部品と、
    を備え、
    前記電子部品と前記基板との間に形成された間隙内にスペーサが配置されており、
    前記筐体は、前記スペーサの端部から前記筐体の内面に向かって延在し、前記スペーサと前記筐体の内面とを接続する延在部を備え、
    前記筐体は、
    前記筐体の正面側を覆う正面カバーと、
    前記筐体の背面側を覆う背面カバーと、
    を備え、
    前記延在部および前記スペーサは、前記背面カバーと一体的に設けられ、
    前記スペーサは、前記正面カバーに対して前記背面カバーをスライドさせて取り付ける際に、前記間隙内に配置されるように構成されていることを特徴とする電子機器。
  2. 筐体と、
    前記筐体の内部に配置された基板と、
    前記基板上に配置された取付機構と、
    前記取付機構に取り付けられ、一方の面が前記筐体の内面と対向し、かつ他方の面が前記基板と対向するように前記取付機構によって保持された板状の電子部品と、
    を備え、
    前記電子部品と前記基板との間に形成された間隙内にスペーサが配置されており、
    前記スペーサは、前記スペーサの端部から前記筐体の内面に向かって延在する延在部を備え、
    前記延在部は、その延在方向を回転軸として回転可能に構成され、
    前記スペーサは、前記延在部の回転に応じて、前記間隙内に配置された状態と、前記間隙の外に配置された状態とが切り替え可能に構成されていることを特徴とする電子機器。
  3. 前記筐体は、少なくとも前記電子部品と対向する領域が取り外し可能に構成されていることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
JP2016031660A 2016-02-23 2016-02-23 電子機器 Active JP6134829B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016031660A JP6134829B1 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016031660A JP6134829B1 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6134829B1 true JP6134829B1 (ja) 2017-05-24
JP2017151586A JP2017151586A (ja) 2017-08-31

Family

ID=58745755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016031660A Active JP6134829B1 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6134829B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020043394A (ja) * 2018-09-06 2020-03-19 シャープ株式会社 電子装置及びテレビジョン受信装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176567A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Fujitsu Ltd プリント基板組立体、情報技術装置用筐体及び情報技術装置
JP2011170912A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Toshiba Corp 記憶装置及び電子機器
JP2012222168A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子モジュール

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176567A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Fujitsu Ltd プリント基板組立体、情報技術装置用筐体及び情報技術装置
JP2011170912A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Toshiba Corp 記憶装置及び電子機器
JP2012222168A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017151586A (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI428684B (zh) 攝影機旋轉機構及可攜式電子裝置
JP2006277116A (ja) 電子機器およびヒンジユニット
JP6155979B2 (ja) 情報処理装置
EP2017689A2 (en) Display device and electronic apparatus
JP2017134758A (ja) 情報処理装置
CN109710027B (zh) 携带式电子装置
US10444801B2 (en) Electronic device and latching mechanism
JP2011048732A (ja) 電子機器
JP6134829B1 (ja) 電子機器
JP4655772B2 (ja) 携帯型情報処理装置
TWI748616B (zh) 顯示裝置
JP2009108919A (ja) 携帯電子機器
CN108139783B (zh) 电子设备及闩锁机构
JP5733143B2 (ja) ヒンジユニット、及びヒンジユニットを備えた電子機器
JP7029606B2 (ja) 電子機器
JP6633593B2 (ja) 電子機器
WO2018079327A1 (ja) 端末装置
JP4293041B2 (ja) 情報処理装置
WO2006103755A1 (ja) 電子機器
JP5471996B2 (ja) 電子装置及び連結ユニット
JP6388970B2 (ja) 携帯用情報機器
JP6631465B2 (ja) 端末装置
WO2016051708A1 (ja) 電子機器
TWM552607U (zh) 筆記型電腦
JP2016025444A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6134829

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250