JP2020043394A - 電子装置及びテレビジョン受信装置 - Google Patents

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Eisuke Sato
栄介 佐藤
健一 諏訪
Kenichi Suwa
健一 諏訪
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Abstract

【課題】コネクタに接続された電子部品がコネクタから外れることを抑制することができる電子装置等を提供する。【解決手段】電子装置は、電子部品が接続されるコネクタと、コネクタに挿入された電子部品の振動を規制する振動規制部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電子装置及びテレビジョン受信装置等に関する。
特許文献1には、機器本体の外装面にメモリーカードを着脱自在に装着するスロットを備えた電子装置が記載されている。特許文献1の電子装置では、スロットに挿入されたメモリーカードの一部が外装の外部に突出し、当該メモリーカードの突出部を包囲する保護カバーが外装面に着脱自在に取り付けられている。
特開2002−342717号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電子装置の構成では、メモリーカードがスロットに挿入された状態、すなわち、電子部品がコネクタに接続された状態で、電子部品は、コネクタとの接続部分以外で支持されていない。このため、電子装置に振動や衝撃が加わると、電子部品が振動し、コネクタから外れる可能性があった。
本発明は、コネクタに接続された電子部品がコネクタから外れることを抑制できる電子装置等を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様に係る電子装置は、電子部品が接続されるコネクタと、前記コネクタに挿入された前記電子部品の振動を規制する振動規制部と、を備える。
本発明の一態様に係る電子装置において、前記コネクタは、板状の基板部、及び、前記基板部に設けられ接続部を備える電子部品の前記接続部が接続され、前記振動規制部は、前記コネクタに前記電子部品が接続された際の、前記基板部の少なくとも一方の面側に位置する。
本発明の一態様に係る電子装置において、前記接続部は、前記基板部の一端側に設けられ、前記振動規制部は、前記基板部の前記一端側に対する他端側に少なくとも位置する。
本発明の一態様に係る電子装置において、前記振動規制部は、前記コネクタに接続された際の前記電子部品と離間する位置に配置される。
本発明の一態様に係る電子装置において、前記コネクタに接続された際の前記電子部品と前記振動規制部との間の離間距離は、前記基板部の厚み以下である。
本発明の一態様に係る電子装置において、前記コネクタを収容し、前記コネクタ及び前記電子部品の少なくとも一方が挿通される開口部を有する筺体と、前記電子部品が前記コネクタに接続された際に、前記開口部の外側に露出した前記電子部品の一部を覆うカバーと、を備え、前記振動規制部は、前記カバーに設けられる。
本発明の一態様に係るテレビジョン受信装置は、電子部品が接続されるコネクタと、前記コネクタに挿入された前記電子部品の振動を規制する振動規制部と、テレビジョン放送を受信する受信部と、を備える。
第1実施形態におけるテレビジョン受信装置の概略構成の一例を示す図である。 第1実施形態におけるテレビジョン受信装置の概略構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係るテレビジョン受信装置の要部の概略構成の一例を示す断面図である。 ACASチップの概略構成の一例を示す斜視図である。 第2実施形態に係るテレビジョン受信装置の要部の概略構成の一例を示す断面図である。 第3実施形態におけるテレビジョン受信装置の概略構成の一例を示す図である。 第3実施形態に係るテレビジョン受信装置の要部の概略構成の一例を示す断面図である。 第3実施形態に係るカバーの概略構成の一例を示す図である。 本発明に係るテレビジョン受信装置の変形例を示す断面図である。 本発明に係るテレビジョン受信装置の変形例を示す断面図である。 本発明に係るテレビジョン受信装置の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の一態様に係るテレビジョン受信装置について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、図中に矢印で示す、前、後、左、右、上、及び下のそれぞれの向きを使用する。図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、本発明は、後述する実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる構成等の範囲内で変更できる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン受信装置1を前側から見た際の概略構成を示す斜視図である。図2は、テレビジョン受信装置1を後側から見た際の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、テレビジョン受信機1は、表示部2と、筐体3と、スタンド4と、処理部5と、を備える。表示部2の周囲及び後側には筐体3が設けられる。表示部2の下側にはスタンド4が設けられる。筐体3の内部には処理部5が設けられる。テレビジョン受信機1は、アンテナ(図示略)を介して受信した放送波(テレビジョン放送)を複合し、複合した情報に基づいて表示部2に映像を表示する。
テレビジョン受信機1は、4K/8K放送を視聴するための契約を管理する限定受信システム(CAS:Conditional Access System)に対応している。具体的には、テレビジョン受信装置1は、4K/8K放送を視聴するためのACAS(Advanced Conditional Access System)チップ6(図3等参照)が取り付け可能に構成されている。ACASチップ6については後述する。
表示部2は、例えば、液晶パネルとバックライトユニットとを含み、図1に示された前側の表示面21に画像を表示する。表示部2は横長矩形をなし、表示部2の長辺は左右方向に延び、短辺は上下方向に延びている。なお、表示部2は、図示を省略するが、例えば、液晶パネル及バックライトユニットが取り付けられるバックプレートや、液晶パネルの周囲を囲み液晶パネルを支持するフレーム等を適宜含み構成される。
筐体3は、前側筐体31と、後側筐体32と、を備える。表示部2及び処理部5を内部に収容する。なお、図示を省略するが、電源装置や音声出力装置等の各種装置が、適宜、筐体3内に設けられる。
前側筐体31は、表示部2の前側の一部と、表示部2の上下左右の各側面の前側の一部と、を覆う位置に設けられる。
後側筐体32は、表示部2の後側を覆う位置に設けられる。図2に示すように、後側筐体32には、ACASチップ6を取り付けるための取付部10が設けられている。
図3は、取付部10及び取付部10の周囲を含むテレビジョン受信装置1の断面を模式的に示した図である。なお、図3は、前後方向及び左右方向に平行な仮想面での切断面を下方から見た際の断面図を模式的に示す。
処理部5は、筺体3の内部に配置され、図3に示すように、処理基板51と、コネクタ52と、を備える。処理部5は、筺体3の内部に配置され、アンテナ(図示略)を介して放送波(テレビジョン放送)を受信する受信処理、符号化された放送波を復号する復号処理、及び、CASによる認証処理等の各種処理を実施する。また、処理部5は、復号した情報に基づいて表示部2に映像を表示する表示処理や、テレビジョン受信装置1の各部へ供給する電力の制御を行う電力制御処理を実施してもよい。
処理基板51は、上記各種処理を実施するための処理回路が設けられる。処理回路は、例えば、受信処理を実施する受信回路、復号処理を実施するデコーダ、及び、認証処理を実施する認証回路等である。また、処理基板51は、表示処理を実施する表示回路や、電力制御処理を実施する電力制御回路が設けられてもよい。
コネクタ52は、処理基板51に設けられるコネクタ本体521と、コネクタ本体521に設けられ後述するACASチップ6と接続される端子部522と、を備える。コネクタ本体521は、処理基板51の左端側で、後部筺体32の開口部321に臨む位置に設けられる。端子部522は、コネクタ本体521から開口部321に向かって左方向に延出する。なお、本実施形態では、端子部522の左端は、開口部321から筺体3の外部に突出している。これにより、端子部522の左端が筺体3の内部に位置する場合と比べて、使用者等によるACASチップ6の取り付け作業を容易とすることができる。
図4は、ACASチップ6を示す斜視図である。
ACASチップ6は、基板部61と、接続部62とを備える。
基板部61は、板状の部材であり、ACASチップ6に固有の識別番号や暗号鍵が格納されるメモリ等の各種回路が設けられた基板である。
ソケット62は、コネクタ52と接続される接続部に相当する。ソケット62は、基板部61の一端部611側に設けられ、当該一端部611側に開口する略管状の外形を有する。ソケット62は、コネクタ52の端子部522が、一端部611の側から他端部612の側に向かって挿入され、当該端子部522に基板部61が固定される。これによりACASチップ6とコネクタ52とが電気的に接続される。
以下、図3を参照して取付部10について説明する。
取付部10において、後側筐体32には開口部321が設けられ、開口部321を覆うカバー7が取り付けられる。
開口部321は、後側筺体32の処理部5の左方に左右方向に開口する。図3に示すように、ACASチップ6は、基板部61におけるソケット62が設けられた第1面613を前側に、反対側の第2面614を後側に向けた状態で、コネクタ52に取り付けられる。ACASチップ6の右端側の一部を除く他の部分は、開口部321から左方に向かって、筺体3の外部に突出している。
カバー7は、本体部71と、振動規制部72と、を備え、ACASチップ6を保護する。
本体部71は、コネクタ52に接続された状態で筺体3の外部に露出したACASチップ6を内部に収容可能な容器状に形成され、一端側(図中では右側)に開口711を有する。本体部71は、開口部321を覆い、かつ、コネクタ52に接続されたACASチップ6を本体部71の内に収容した状態で、後部筺体32にネジ8で固定される。このように、カバー7は、コネクタ52に接続された状態で筺体3の外部に露出したACASチップ6を覆い、ACASチップ6を保護する。すなわち、カバー7は、ACASチップ6における筺体3の外部に露出した露出部を覆う。
本実施形態では、本体部71の内面と、ACASチップ6とは離間している。すなわち、左右方向における本体部71の内寸は、筺体3の外部に露出したACASチップ6の露出部よりも大きい。また、図示を省略するが、上下方向における本体部71の内寸は、ACASチップ6よりも大きい。
振動規制部72は、本体部71の底部712から開口711に向かって延出する板状の部材である。カバー7が後部筺体32に取り付けられた状態で、振動規制部72は、コネクタ52に接続されたACASチップ6の第2面614側に位置する。振動規制部72の前面721は、前後方向に対して略直交し、上下方向及び左右方向に沿うように配置され、第2面614と対向し、かつ、離間している。
振動規制部72は、ACASチップ6の振動を規制する。すなわち、テレビジョン受信装置1に振動や衝撃が加わった場合等に、ACASチップ6は、コネクタ52側を支点とする振動が生じる可能性がある。例えば、本実施形態では、ACASチップ6に前後方向の振動が生じる可能性があり、当該振動において基板部61の他端部612は、自由端であり、他端部612の振幅が最大となる。振動規制部72は、ACASチップ6の後側に離間して配置されており、ACASチップ6の振動を規制する。これにより、例えば、ACASチップ6が前後方向に許容範囲を超えて振動することが抑制され、当該振動によりACASチップ6がコネクタ52から脱落するという不具合が生じることを抑制できる。
また、振動規制部72は、ACASチップ6と離間しているので、テレビジョン受信装置1に振動や衝撃が加わった瞬間に、振動規制部7からACASチップ6に直に負荷が加わることを抑制できる。このため、振動規制部7からACASチップ6に加わる負荷を低減でき、当該負荷によるACASチップ6の脱落や破損等の不具合が生じることを抑制できる。
ここで、振動規制部72の前面721とACASチップ6の第2面614との間の距離(離間距離)は、基板部61の厚み寸法以下であることが好ましい。離間距離をより大きく設定する、例えば、基板部61の厚み寸法(例えば0.5mm〜1mm)程度とすることにより、カバー7を取り付ける際に、振動規制部72がACASチップ6に接触することを抑制できる。しかしながら、離間距離が大きすぎる場合、例えば、ACASチップ6の振動振幅を超えた値に設定されていると、ACASチップ6の振動抑制の効果を十分に得られない可能性がある。したがって、例えば、離間距離を基板部61の厚み寸法以下とすることにより、ACASチップ6の振動抑制の効果を得ることができる。
なお、振動規制部72の前面721とACASチップ6の第2面614との間の離間距離は、ACASチップ6の振動振幅の許容範囲よりも小さいことが好ましい。これにより、ACASチップ6が許容範囲を超えて振動し、例えば、ACASチップ6がコネクタ52から脱落することを抑制できる。なお、ACASチップ6の振動振幅の許容範囲の最大値は、ACASチップ6及びコネクタ52の形状及び剛性や、接続強度等の種々の条件に応じて変化し、シミュレーション等に応じて算出できる。
本実施形態では、図3に示すように、前面721は、後方から見た平面視にて、基板部61のうち振動の振幅が最大となる他端部612の少なくとも一部と重なっている。このため、上記離間距離は、他端部612の振動の振幅が許容範囲となるように設定されている。したがって、上記平面視にて、振動規制部7の前面721が他端部612と重なっておらず、例えば、左右方向における中心位置よりも一端部611側の領域のみと重なっている場合と比べて、離間距離を大きくすることができるので、カバー7の取付け時等に、ACASチップ6と振動規制部7とが無用に接触することを抑制できる。
なお、図3の左右方向及び前後方向に直交する上下方向において、振動規制部72の前面721の寸法は、ACASチップ6の基板部61の寸法よりも大きいことが好ましい。すなわち、後方から見た平面視にて、前面721は、基板部61の上下それぞれの端部と重なっていることが好ましい。このような構成では、上述の前後方向の振動と同様に、ACASチップ6にコネクタ52との接続部分を通り、左右方向に平行な仮想軸の周りの回動方向のACASチップ6の振動を規制するとともに、ACASチップ6と振動規制部7とが無用に接触することを抑制できる。
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態に係るテレビジョン受信装置1Aにおける取付部10の周囲の断面を模式的に示した図である。
第1実施形態では、カバー7は、一つの振動規制部72が設けられていたが、第2実施形態のカバー7Aでは、第1振動規制部72に加え、第2振動規制部73が設けられている。それ以外の構成については、第1実施形態と同様に構成される。
第2振動規制部73は、第1振動規制部72の前方に対向して設けられる板状部材である。第2振動規制部73は、左右方向の寸法が第1振動規制部72よりも小さいこと以外は、第1振動規制部72と略同様の外形を有する。第2振動規制部73は、カバー7Aが取り付けられた状態で、コネクタ52に接続されたACASチップ6の第1面613側に位置し、ACASチップ6側の後面731が当該第1面613と離間している。
第2振動規制部73によって、第1振動規制部72と同様に、ACASチップ6の振動を規制することにより、当該振動によりACASチップ6が脱落したり、破損したりすることを抑制できる。
また、カバー7Aを取り付けた際の、第2振動規制部73の底面部712とは反対側の先端部732と、ソケット62との間の距離を、コネクタ52の端子部522のソケット62への挿入量よりも小さくする。これにより、振動等によりACASチップ6がコネクタ52から離れる方向に移動したとしても、ACASチップ6の左右方向の移動量を挿入量以下とすることができ、ACASチップ6の脱落をより確実に抑制できる。
[第3実施形態]
第3実施形態について説明する。
図6は、第3実施形態に係るテレビジョン受信装置1Bの一例を示す斜視図である。図7は、テレビジョン受信装置1Bの取付部10の一例を模式的に示す断面図である。
テレビジョン受信装置1Bは、さらに、B−CAS方式の限定受信システムにも対応し、取付部10においてB−CASカード9を挿入可能に構成されている。具体的には、処理部5の基板51には、B−CASカード9に記録された情報を読み取る読取ユニット53が設けられる。読取ユニット53は、B−CASカード9が挿入される挿入部531が、後部筺体32の開口部321に臨むように配置される。読取ユニット53は、コネクタ52に対して開口部321とは反対側、すなわち、コネクタ52の右方に配置される。読取ユニット53の挿入部531は、コネクタ52の後方に位置し、これによりコネクタ52と干渉することなくB−CASカード9を挿入できる。
図8は、第3実施形態におけるカバー7Bを左側から見た図である。なお、図8では、カバー7Bのみを図示し、他の構成の図示を省略している。
カバー7Bは、ACASカード6を内部に収容する本体部74と、ACASカード6の振動を規制する第1規制部75と、B−CASカード9の振動を規制する第3振動規制部76と、を備える。
本体部74は、コネクタ52に接続された状態で筺体3の外部に露出したACASチップ6が収容される収容部741と、左右方向に沿ってB−CASカード9が挿入される挿入口742と、筺体3に当接した状態でネジ8により固定される固定部743と、を備える。収容部741は、カバー7Bが筺体3に取り付けられた状態で、挿入口742の前方に位置する。挿入口742は、左右方向に貫通する貫通孔であり、右方向に向かうにしたがって、上下方向及び前後方向の寸法が小さくなるように傾斜した内面を有する。なお、挿入口742の内面の右端側には、B−CASカード9を読取部53の挿入部531に導くガイド744が設けられる。
第1振動規制部75は、図7に示すように、収容部741と挿入口742とを隔てる隔壁の一部であり、コネクタ52に接続されたACASチップ6の振動を規制する規制面751を有する。規制面751は、コネクタ52に接続されたACASチップ6の第2面614と略平行、かつ離間している。規制面751は、第2面614の少なくとも一部に対向し、図示例では第2面614のうち一端部611側の一部を除く略全面に対向している。
第3振動規制部76は、図7に示すように、挿入口742の前側の内面から、前後方向に沿って後方に向かって、すなわちB−CASカード9の挿入位置に向かって突出するように設けられる。図8に示す例では、第3規制部76は、挿入口742の前側に位置する内面に複数設けられる。第3規制部76は、左右方向に延在する板状の部材であり、左右方向よりも上下方向の寸法が小さい。複数の第3規制部76は、上下方向に離間して配置されている。
第3振動規制部76の先端部761は、図7に示すように、挿入されたB−CASカード9と離間している。このため、テレビジョン受信装置1Bに振動や衝撃が加わった瞬間に、第3振動規制部76からB−CASカード9に直に大きな負荷が加わることを抑制できる。
第3振動規制部76とB−CASカード9との離間距離は、B−CASカード9の振動振幅の許容範囲よりも小さいことが好ましい。これにより、B−CASカード9が許容範囲を超えて振動し、例えば、B−CASカード9が脱落することを抑制できる。
ここで、B−CASカード9の振動振幅は、左右方向において読取ユニット53から離れるほど大きくなる。したがって、第3振動規制部76は、B−CASカード9と最も近接する先端部761が、B−CASカード9の振動振幅がより大きくなる挿入口742のより左端側を含むよう設けられることが好ましい。このような構成では、挿入口742のより右端側に先端部761が設けられている場合と比べて、B−CASカード9と第3振動規制部76との離間距離をより大きくすることができ、B−CASカード9と第3振動規制部76とが無用に接触することを抑制できる。
[変形例]
本発明に係る電子装置等は、上述の各実施形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内において、各種の変形や、各実施例の全部及び一部を組み合わせる等の変更によって得られる構成は本発明に含まれるものである。
図9は、テレビジョン受信装置の一変形例における取付部の断面を模式的に示した図である。
上記各実施形態では、ACASチップ6が筺体3の外部に突出している構成を例示したが、これに限定されない。図9に示す例では、取付部は、筺体3(図示省略)の内部に設けられ、ACASチップ6が筺体3の内部に配置されている。また、振動規制部11は、処理部5の基板51に設けられ、基板部61の第1面613側に位置する。振動規制部11は、例えば、立方体状等の略柱体形状である。なお、振動規制部11は、上下方向の厚み寸法が、左右方向及び前後方向よりも小さい板状の部材でもよく、板状の振動規制部11の複数が、上下方向に互いに離間して配置されてもよい。
また、図10は、テレビジョン受信装置の他の変形例における取付部の断面を模式的に示した図である。図10に示す振動規制部12は、基板51に設けられ、基板51から突出し、先端に向かって細くなる略錐体形状である。
このように、上記第1実施形態では板状の振動規制部を例示したが、振動規制部の形状は、板状に限定されず、各種の柱体形状や錐体形状でもよく、これら各種の形状を組み合わせた形状でもよい。なお、振動規制部11,12は、例えば、筺体3に設けられ、基板部61の第2面614側に位置してもよい。
図11は、第3実施形態に係るテレビジョン受信装置の変形例を模式的に示す図である。上記第3実施形態では、基板部61の第2面614に略平行となるように形成された規制面751が、第2面614の略全面に対向していたが、これに限定されない。例えば、図11に示す例では、規制面751は、振幅が最大となる基板部61の他端部612側に、第2面614に対して傾斜するように形成されていてもよい。
上記各実施形態において、振動規制部が、電子部品であるACASチップ6との離間距離は、ACASチップ6の基板部61の厚み以下であることが好ましいとしたが、これに限定されない。離間距離は、基板部61の厚みよりも大きくてもよい。
また、上記実施形態において、振動規制部が、電子部品であるACASチップ6に対して離間して配置される場合について例示したが、これに限定されない。例えば、振動規制部が、ACASチップ6と接触していてもよい。このような構成では、ACASチップ6の振動をより確実に抑制することができる。なお、第3振動規制部についても同様である。
上記各実施形態において、電子部品としてACASチップ6を例示したが、これに限定されない。例えば、制御基板やメモリーカード等の各種の電子部品をコネクタに取り付ける取付部について本発明を好適に適用できる。
上記各実施形態において、テレビジョン受信装置について例示したが、これに限定さない、例えば、表示部を備えないテレビジョン受信装置としてのチューナや、受信部を備えない電子装置についても本発明を適用できる。また、受信部を備えるテレビジョン受信装置以外にも、例えば、電子部品が接続されるコネクタを備えるPC等の各種の電子装置についても本発明を好適に適用できる。
1,1A,1B テレビジョン受信装置、2 表示部、3 筺体、4 スタンド、5 処理部、6 ACASチップ、7,7A,7B カバー、8 ネジ、9 B−CASカード、10 取付部、31 前側筺体、32 後側筺体、51 基板、52 コネクタ、53 読取ユニット、61 基板部、62 ソケット、71 本体部、72 振動規制部(第1振動規制部)、73 第2振動規制部、74 本体部、75 第1振動規制部、76 第3振動規制部、321 開口部、521 コネクタ本体、522 端子部、531 挿入部、611 一端部、612 他端部、613 第1面、614 第2面、711 開口、712 底部、721 前面、731 後面、732 先端部、741 収容部、742 挿入口、743 固定部、744 ガイド、751 規制面

Claims (7)

  1. 電子部品が接続されるコネクタと、
    前記コネクタに挿入された前記電子部品の振動を規制する振動規制部と、
    を備える電子装置。
  2. 前記コネクタは、板状の基板部、及び、前記基板部に設けられ接続部を備える電子部品の前記接続部が接続され、
    前記振動規制部は、前記コネクタに前記電子部品が接続された際の、前記基板部の少なくとも一方の面側に位置する
    請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記接続部は、前記基板部の一端側に設けられ、
    前記振動規制部は、前記基板部の前記一端側に対する他端側に少なくとも位置する
    請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記振動規制部は、前記コネクタに接続された際の前記電子部品と離間する位置に配置される
    請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記コネクタに接続された際の前記電子部品と前記振動規制部との間の離間距離は、前記基板部の厚み以下である
    請求項4に記載の電子装置。
  6. 前記コネクタを収容し、前記コネクタ及び前記電子部品の少なくとも一方が挿通される開口部を有する筺体と、
    前記電子部品が前記コネクタに接続された際に、前記開口部の外側に露出した前記電子部品の一部を覆うカバーと、を備え、
    前記振動規制部は、前記カバーに設けられる
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子装置。
  7. 電子部品が接続されるコネクタと、
    前記コネクタに挿入された前記電子部品の振動を規制する振動規制部と、
    テレビジョン放送を受信する受信部と、
    を備えるテレビジョン受信装置。
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