JP6134640B2 - カム角センサ取付具及び内燃機関 - Google Patents
カム角センサ取付具及び内燃機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6134640B2 JP6134640B2 JP2013256144A JP2013256144A JP6134640B2 JP 6134640 B2 JP6134640 B2 JP 6134640B2 JP 2013256144 A JP2013256144 A JP 2013256144A JP 2013256144 A JP2013256144 A JP 2013256144A JP 6134640 B2 JP6134640 B2 JP 6134640B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle sensor
- cam angle
- head cover
- protruding
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
また、カム角センサ取付具を用いた場合、カム角センサ取付具とその上方から覆うヘッドカバーとの間の隙間に塵やゴムが溜まる場合もあった。
前記シリンダヘッドのアッパデッキと前記ヘッドカバーとの間の空間を外部に対してシールするためのシール部材が、前記ヘッドカバーとの間に設けられるフランジ面を備えるフランジ部と、
前記フランジ部に囲まれた領域内で前記フランジ面から立設し、前記カム角センサを固定するカム角センサ固定部と、
前記フランジ部に囲まれた領域内で前記フランジ面から立設し、前記カム角センサを前記回転角の測定位置にガイドするガイド孔を備えたカム角センサ取付部と、
前記フランジ部に囲まれた領域内で前記フランジ面から立設し、前記カム角センサ取付具を前記ヘッドカバーに取り付けるヘッドカバー取付部と、
前記フランジ部に囲まれた領域内に、前記フランジ面から突出し、この突出側である外側と反対側の内側の面が凹むように設けられた突出部と、を備える。
また、前記カム角センサ取付部及び前記カム角センサ固定部の突出高さは、前記突出部の突出高さと同じかそれより高い、ことが好ましい。
内燃機関10は、図示されないシリンダブロック、シリンダヘッド12、ヘッドカバー14、カム角センサ16を、含む。
吸気用カムシャフト18及び排気用カムシャフト20は、互いに平行にシリンダの配列方向Xに延びるように設けられている。吸気用カムシャフト18及び排気用カムシャフト20のそれぞれの一端には図示されないスプロケットが設けられ、このスプロケットは、図示されないタイミングチェーンを介して図示されないクランクシャフトのスプロケットと接続される。吸気用カムシャフト18及び排気用カムシャフト20はクランクシャフトの回転に応じて回転する。内燃機関10には、クランクシャフトの回転角と吸気用カムシャフト18及び排気用カムシャフト20の回転角との間の位相を変更して、吸気弁及び排気弁の開閉のタイミングを変更できる機構設けることもできる。
すなわち、カム角センサ取付具30は、内燃機関のシリンダヘッド12とヘッドカバー14の間に設けられ、シリンダヘッド12に回転可能に支持されるカムシャフトの回転角を検出するカム角センサ16を取り付けるためのブラケットである。
カム角センサ取付具30は、吸気カムシャフト18及び排気カムシャフト20に設けられたシグナルプレート22,24の突起あるいは溝を感知する2つのカム角センサ16を固定する2つのカム角センサ固定部36a,36bを有する。
具体的には、カム角センサ取付具30は、2つのフランジ部34a,34bと、カム角センサ固定部36a,36bと、ヘッドカバー取付部38a,38bと、カム角センサ取付部40a,40bと、突出部42a,42bと、取付具基部44a,44b,44cと、を有する。
以降、フランジ部34a,34b、カム角センサ固定部36a,36b、ヘッドカバー取付部38a,38b、カム角センサ取付部40a,40b、突出部42a,42b、及び取付具基部44a,44b,44cを纏めて説明するとき、それぞれフランジ部34、カム角センサ固定部36、ヘッドカバー取付部38、カム角センサ取付部40、突出部42、及び取付具基部44と称する。
フランジ部34に囲まれるように突出部42の壁60が設けられ、壁60は、カム角センサ固定部36、ヘッドカバー取付部38、及びカム角センサ取付部40に接続されている。すなわち、カム角センサ固定部36、ヘッドカバー取付部38、及びカム角センサ取付部40はフランジ面48から支柱のように立設し、これらのヘッドカバー取付部38、及びカム角センサ固定部36と接続し、カム角センサ取付部40の外側を囲むように壁60がフランジ面48から立設して延在している。さらに、突出部42の突出側である外側と反対側の凹部の内側の面の天井には、ヘッドカバー取付部38から延びたリブであって、2つの壁60の間に作られる内側空間に向かって突出したリブ62が設けられている。このようなリブ62を設けることにより、ヘッドカバー取付部38を補強支持するとともに、鋳造品としてカム角センサ取付具30を鋳造するとき、湯流れの停滞を抑制することができる。例えば、型内において、ヘッドカバー取付部38に対応する空間部分からカム角センサ固定部36及びカム角センサ取付部40に対応する空間部分の方向に向かって湯が流れる場合、リブ62を設けることにより、カム角センサ固定部36及びカム角センサ取付部40に対応する空間部分に湯を停滞することなく流すことができ、巣穴の発生を防止することができる。この点からも、ヘッドカバー取付部38から延びるリブ62が設けられていることが好ましい。
なお、カム角センサ取付具30は、アルミニウム合金を用いた鋳造品であることが、軽量化と機械的強度を確保する点で好ましいが、機械的強度が確保できれば、鉄の鋳造品や鍛造品であっても構わない。
13 アッパデッキ
14 ヘッドカバー
16 カム角センサ
16a ボルト
16b Oリング
18 吸気用カムシャフト
20 排気用カムシャフト
22,24 シグナルプレート
26,28 貫通孔
30 カム角センサ取付具
32 固定ボルト
34a,34b,34 フランジ部
36a,36b,36 カム角センサ固定部
38a,38b,38 ヘッドカバー取付部
40a,40b,40 カム角センサ取付部
42a,42b,42 突出部
44a,44b,44c 取付具基部
46 ガスケット
48 フランジ面
50 固定孔
52 取付孔
54 貫通孔
56 ガイド孔
58 シール材
60 壁
62 リブ
64 固定部
Claims (7)
- 内燃機関のシリンダヘッドとヘッドカバーの間に設けられ、前記シリンダヘッドに回転可能に支持されるカムシャフトの回転角を検出するカム角センサを取り付けるカム角センサ取付具であって、
前記シリンダヘッドのアッパデッキと前記ヘッドカバーとの間の空間を外部に対してシールするためのシール部材が、前記ヘッドカバーとの間に設けられるフランジ面を備えるフランジ部と、
前記フランジ部に囲まれた領域内で前記フランジ面から立設し、前記カム角センサを固定するカム角センサ固定部と、
前記フランジ部に囲まれた領域内で前記フランジ面から立設し、前記カム角センサを前記回転角の測定位置にガイドするガイド孔を備えたカム角センサ取付部と、
前記フランジ部に囲まれた領域内で前記フランジ面から立設し、前記カム角センサ取付具を前記ヘッドカバーに取り付けるヘッドカバー取付部と、
前記フランジ部に囲まれた領域内に、前記フランジ面から突出し、この突出側である外側と反対側の内側の面が凹むように設けられた突出部と、を備える、ことを特徴とするカム角センサ取付具。 - 前記ヘッドカバー取付部は、異なる2方向から前記突出部の2つの壁と接続されている、請求項1に記載のカム角センサ取付具。
- 前記突出部の前記突出側である外側と反対側の内側の面の天井には、前記ヘッドカバー取付部から延び、前記2つの壁の間につくられる内側空間に向かって突出したリブが設けられている、請求項1または2に記載のカム角センサ取付具。
- 前記カム角センサ取付部及び前記カム角センサ固定部の突出高さは、前記突出部の突出高さと同じかそれより高い、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカム角センサ取付具。
- 前記フランジ面から、前記突出部の突出方向と反対側に延びて、前記シリンダヘッドに固定する固定部を備えた取付具基部を、さらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカム角センサ取付具。
- 前記カム角センサ取付具は、アルミニウム合金を用いた鋳造品である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のカム角センサ取付具。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のカム角センサ取付具と、前記シリンダヘッドと、前記ヘッドカバーを含み、前記ヘッドカバーは、合成樹脂製である、内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013256144A JP6134640B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | カム角センサ取付具及び内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013256144A JP6134640B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | カム角センサ取付具及び内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015113763A JP2015113763A (ja) | 2015-06-22 |
JP6134640B2 true JP6134640B2 (ja) | 2017-05-24 |
Family
ID=53527805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013256144A Active JP6134640B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | カム角センサ取付具及び内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6134640B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6528810B2 (ja) | 2017-07-14 | 2019-06-12 | マツダ株式会社 | エンジンのシリンダヘッドカバー構造 |
JP6996463B2 (ja) * | 2018-09-21 | 2022-01-17 | 株式会社豊田自動織機 | シリンダヘッドカバー及びシリンダヘッドカバーの製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0349335U (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-14 | ||
JP3767595B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2006-04-19 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のカム角センサ取付構造 |
JP4321504B2 (ja) * | 2005-07-25 | 2009-08-26 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のカム角センサ取付構造 |
JP5278155B2 (ja) * | 2009-05-07 | 2013-09-04 | トヨタ自動車株式会社 | シリンダヘッドカバー |
JP5814673B2 (ja) * | 2011-07-20 | 2015-11-17 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 車両用オイルストレーナ |
-
2013
- 2013-12-11 JP JP2013256144A patent/JP6134640B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015113763A (ja) | 2015-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4321504B2 (ja) | 内燃機関のカム角センサ取付構造 | |
CN102066726B (zh) | 内燃机的凸轮角度传感器的安装方法及装置 | |
JP3767595B2 (ja) | 内燃機関のカム角センサ取付構造 | |
CA2317159C (en) | Construction for a cam rotation sensor attaching portion | |
JP6134640B2 (ja) | カム角センサ取付具及び内燃機関 | |
JP6101070B2 (ja) | ヘッドカバーの注油構造 | |
JP5432856B2 (ja) | オイルセパレータの配設構造 | |
JP2007107387A (ja) | 内燃機関のカム角センサ取付構造 | |
EP1482149B1 (en) | Sensor mounting structure for engine | |
JP2008174116A (ja) | エンジンのチェーンケース構造 | |
JP3745980B2 (ja) | エンジンにおけるハーネス或いはセンサの取り付け構造 | |
JP2020101171A (ja) | 内燃機関 | |
JP2021063495A (ja) | エンジンの補機取付構造 | |
JP2005054702A (ja) | 内燃機関のオイル戻し通路構造 | |
JP2013174226A (ja) | 内燃機関の構造 | |
TH61106B (th) | โครงสร้างติดตั้งตัวตรวจรู้สำหรับเครื่องยนต์ | |
TH74170A (th) | โครงสร้างติดตั้งตัวตรวจรู้สำหรับเครื่องยนต์ | |
JP2009228560A (ja) | 内燃機関におけるクランク角センサ取付構造 | |
JP2005090322A (ja) | エンジンのブリーザ装置 | |
WO2016001989A1 (ja) | 内燃機関 | |
JPH0560014A (ja) | 内燃機関のシリンダヘツドカバー構造 | |
TH99252A (th) | ฝาครอบฝาสูบสำหรับเครื่องยนต์เผาไหม้ภายใน | |
TH46098B (th) | ฝาครอบฝาสูบสำหรับเครื่องยนต์เผาไหม้ภายใน |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170418 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170420 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6134640 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |