JP6133723B2 - 遊技情報管理装置 - Google Patents
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遊技に応じて消費された遊技価値を示すアウトを特定可能なアウト信号と、遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値を示すセーフを特定可能なセーフ信号と、前記始動入賞回数、或いは前記役物の作動回数である始動数を特定可能な始動信号と、役物入賞数を特定可能な役物信号とを入力することにより、前記アウト、前記セーフ、前記始動数、及び前記役物入賞数を特定可能な遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、前記始動入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位始動付与価値と、前記役物入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位役物付与価値とを示す設定情報を設定する設定手段と、前記始動数に前記単位始動付与価値を乗じた値と、前記役物入賞数に前記単位役物付与価値を乗じた値とを前記セーフから除外した値を示すBYセーフ、及び前記BYセーフによる出率を示し、前記BYセーフを前記アウトにより除した値を示すBYminの少なくとも一方を特定可能なBY情報を演算する演算手段と、前記演算手段による演算結果を出力する出力手段と、を備えたものである(請求項1)。
遊技に応じて消費された遊技価値を示すアウトを特定可能なアウト信号と、遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値を示すセーフを特定可能なセーフ信号と、前記始動入賞、或いは前記役物の作動であるスタートを特定可能な始動信号と、役物入賞を特定可能な役物信号とを入力することにより、前記アウト、前記セーフ、前記スタート、前記役物入賞、及び役物入賞数を特定可能な遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、前記始動入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位始動付与価値と、前記役物入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位役物付与価値とを示す設定情報を設定する設定手段と、前記スタートが特定された時点から遡った予め設定される所定期間、及び当該スタートが特定された時点から予め設定される所定期間内の少なくともいずれか一方の所定期間である始動対応期間において、前記役物入賞が特定された場合に、当該スタートを役物入賞に対応する役物スタートとして特定する役物S特定手段と、
前記役物スタートの特定数に前記単位始動付与価値を乗じた値と、前記役物入賞数に前記単位役物付与価値を乗じた値とを前記セーフから除外した値を示すBYセーフα、及び前記BYセーフαによる出率を示し、前記BYセーフαを前記アウトにより除した値を示すBYminαの少なくとも一方を特定可能なBY情報を演算する演算手段と、前記演算手段による演算結果を出力する出力手段と、を備えたものである(請求項2)。
前記役物S特定手段は、1度の前記始動対応期間において複数の役物入賞が特定された場合であっても、1回の役物スタートとして特定するようにしても良い(請求項3)。
遊技に応じて消費された遊技価値を示すアウトを特定可能なアウト信号と、遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値を示すセーフを特定可能なセーフ信号と、役物入賞を特定可能な役物信号とを入力することにより、前記アウト、前記セーフ、及び役物入賞数を特定可能な遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、前記始動入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位始動付与価値と、前記役物入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位役物付与価値とを示す設定情報を設定する設定手段と、前記役物入賞数に前記単位始動付与価値を乗じた値と、前記役物入賞数に前記単位役物付与価値を乗じた値とを前記セーフから除外した値を示すBYセーフβ、及び前記BYセーフβによる出率を示し、前記BYセーフβを前記アウトにより除した値を示すBYminβの少なくとも一方を特定可能なBY情報を演算する演算手段と、前記演算手段による演算結果を出力する出力手段と、を備えたものである(請求項4)。
役物入賞に対応する役物スタートを特定する役物S特定手段を備え、前記遊技情報特定手段は、役物入賞を特定可能であり、前記役物S特定手段は、役物入賞が特定された場合に前記役物スタートを加算する一方、役物入賞が特定されてから予め設定される所定期間内に再度役物入賞が特定された場合には、当該役物スタートの加算を抑制することにより役物スタートを更新し、前記演算手段は、前記役物入賞数に前記単位始動付与価値を乗じた値として、前記役物入賞数を前記役物スタートとして前記BY情報を演算するようにしても良い(請求項5)。
前記設定手段は、前記BY情報として前記役物入賞数に前記単位役物付与価値を乗じた値を除外対象とするか否かを遊技機の機種、及び遊技機の少なくとも一方により設定可能であっても良い(請求項6)。
遊技者が対象となる遊技機を遊技する場合、始動入賞したものの役物入賞しなかった場合には、始動入賞が得られなかった場合と同様に興趣を味わうことが出来ない。即ち、そのような始動入賞も一般入賞と何ら変わりがないとさえ感じる遊技者が多い。請求項2の発明によれば、BYminαではそのような遊技者に対して効果的ではないが与えてしまったセーフ分を把握出来るようになり、遊技機の調整に役立てることが可能となる。
図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場用システムが設けられている遊技場内には複数の遊技機1が設置されている。遊技機1は所謂パチンコ遊技機であり、各遊技機1には貸出機2がそれぞれ付設されている。これら遊技機1及び貸出機2は、中継装置3に接続されている。この中継装置3は、LAN4を介して管理装置5(遊技情報管理装置、遊技情報特定手段、設定手段、演算手段、役物S特定手段に相当)に接続しており、遊技機1や貸出機2等の遊技機側から出力される各種の遊技信号や管理装置5から送信される各種の情報を受信する。管理装置5は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、出力手段としてのモニタ6等が接続されている。このような遊技場内には例えば数百台の遊技機1が所謂遊技島単位で並設されており、管理装置5の管理対象となっている。尚、図示は省略するが、遊技場内には、遊技者が獲得した遊技価値(例えば、所謂出玉)を計数するための計数装置や景品交換のためのPOS等も設置されている。
管理対象となる遊技機1は、従来の所謂2種(ハネモノ)に属し、遊技媒体としての玉(遊技価値。所謂パチンコ玉)を盤面7に発射するためのハンドル8、第1始動口9、第2始動口10、一般入賞口11、一対の羽根12aを有した役物12、玉が払出される上皿13、及び上皿13から溢れた玉を一時的に貯留する下皿14等を備えている。発射された玉が盤面7に穿設された釘に弾かれ、第1始動口9に入賞した場合は役物12の羽根12aが1回開放し、第2始動口10に入賞した場合は2回開放する。所謂保留がないので、開放動作中(役物作動中)に始動口9,10に入賞しても賞球が払出されるだけで当該入賞による役物作動が行われることはない。第1始動口9、第2始動口10に入賞した場合の賞球は5個で役物入賞時の賞球は10個であり、一般入賞口11への入賞時の賞球は8個である。
大当りとなる条件はVゾーン12bへの入賞だけでなく、例えば始動入賞により別途大当り抽選を行い、当選した場合に大当りとなったり、役物12内への入賞数が一度に所定数(例えば3個)以上となった場合に大当りとなる等、その他の大当り条件を設けて成立した場合に大当りとなるように構成しても良い。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定。尚、遊技機1から出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機1から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
入賞S信号(始動信号に相当)=遊技機1から出力される始動入賞に応じて出力される始動入賞を特定可能な信号。始動入賞時に出力されるので信号入力に応じて役物作動を特定し、入賞S信号数を入賞Sとして特定する。第1始動口9と第2始動口10とを区別して出力しても良いが、本実施形態では共通した遊技信号を採用している。
有効S信号(始動信号に相当)=遊技機1から出力される始動入賞により変動(作動)する役物12におけるスタート(役物作動、単位遊技)を特定可能な信号。役物作動時に出力されるので信号入力に応じて役物作動を特定し、有効S信号数を有効Sとして特定する。尚、第2始動口10への入賞時には2回の役物作動があるので1回の始動入賞に対して2回分の出力を行っても良いし、第1始動口9と第2始動口10とを区別して出力しても良い。
役物信号=役物12への入賞を特定可能な信号。役物入賞時に出力されるので、信号入力に応じて役物入賞を特定し、役物信号数を役物入賞(数)として特定する。
大当り信号=遊技機1から出力される大当り期間を特定可能な信号。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号入力中を大当り中として特定する。尚、大当り信号を入力していない期間を通常状態として特定する。
図2は一の機種の設定情報例を示している。設定情報としては、S賞球、役物賞球、始動タイマが設定されている。S賞球(単位始動付与価値に相当)は始動口9,10に入賞した場合の賞球数、役物賞球(単位役物付与価値に相当)は役物12への入賞時の賞球数を示しており、始動タイマは始動入賞時に作動するタイマの作動期間の設定値である。
尚、セブン機の場合は例えばBYminをベース−入賞S率×S賞球にて求める等、本発明と異なり役物入賞分を除外対象としない。つまり、セブン機の場合は役物入賞が発生しないことから、ベースから役物入賞分を除外する必要がないためである。
図5は管理装置5による遊技情報集計処理を示している。尚、図5に示すフローチャートは一の遊技機1に対する動作を示すものであり、実際には管理対象となる全ての遊技機1に対して同一の動作を並列に実行している。管理装置5は、大当りフラグが0である通常状態では(S1:YES)、遊技機側からアウト信号またはセーフ信号または有効S信号が入力したか(S2:NO)、入賞S信号が入力したか(S3:NO)、役物信号が入力したか(S6:NO)、大当り信号が入力開始したか(S14:NO)を判定している。アウト信号またはセーフ信号または有効S信号のいずれかが入力したときは(S2:YES)、対応する遊技情報を更新する(S13)。始動入賞に応じて入賞S信号が入力したときは(S3:YES)、入賞Sを更新してから(S4)、始動タイマをスタートする(S5)。この始動タイマは図2の作動期間(5秒)だけ作動し、その後停止するが、作動中に入賞S信号を入力した場合、つまり始動入賞した場合には再スタートするようになっている。
管理装置5は、大当り信号が入力開始したときは(S14:YES)、大当り状態であるとし、大当りフラグを1とする(S15)。大当りフラグが1の場合には(S1:NO)、大当り信号が入力終了したかのみを判定し(S11:NO)、大当り信号が入力終了するまで遊技情報の集計は行わない。
管理装置5は、役物信号が入力したときは(S6:YES)、役物入賞を更新(カウントアップ)してから、始動タイマが作動中かを判定する(S8)。始動タイマは図2に示すように5秒に設定されており、開放した羽根12aにより導かれて1個目の玉が役物入賞したときは始動タイマは作動中であることから(S8:YES)、役物Sを更新(カウントアップ)し(S9)、始動タイマを停止する(S10)。この停止後は役物信号が入力しても(S6:YES)、始動タイマが作動していないため(S8:NO)、役物Sは更新されない。これにより、羽根12aの開放により2個目以降の玉が役物入賞するにしても、役物Sが更新されることはない。即ち、始動タイマが作動中か否かにより1回の始動入賞に応じて複数の役物入賞があった場合でも1回の役物入賞があったと判定するのである。これは、後述するようにBYminαを求める際に、役物入賞した始動入賞分のセーフをベース(%換算)から除外していることから、1回の役物作動で複数の役物入賞(複数カウント)があった場合に、1回の始動入賞を重複して除外対象としてしまう虞を排除するためである。
尚、このような構成に代えて、役物入賞後に作動する役物タイマ(約2秒程度)を設け、その作動中に役物入賞があった場合には役物S、或いは役物入賞を更新しない手段(役物S特定手段に相当)を設けるようにしても良い(請求項5に対応)。この場合、上記同様に始動入賞により役物タイマの作動を停止させることが望ましい。
以上の様にして、管理装置5は通常中における素データを収集し、その素データに基づいて遊技機別、機種別の遊技情報を集計する。
即ち、BYをベース−有効S×S賞球で求めることを基本とし、BYminをベース−入賞S率×S賞球−役物入賞率×役物賞球、BYminαをベース−役物S率×S賞球−役物入賞率×役物賞球、BYminβをベース−役物入賞率×S賞球−役物入賞率×役物賞球にて演算し、管理する。
遊技情報(通常中データ)としては次の各項目が設定されている。
アウト、セーフ=アウトはアウト信号に基づく遊技機1にて消費された遊技玉数(消費価値)で、セーフはセーフ信号に基づく遊技機1が遊技に応じて払出した遊技玉数(入賞付与価値)。尚、以下も含め図3及び図4は大当り状態等を除いた通常状態における遊技情報を集計対象とする。
有効S、入賞S、役物入賞、役物S=有効Sは有効S信号に基づく遊技機1における役物作動回数(役物作動させた始動数)で、入賞Sは入賞S信号に基づく始動口9,10への入賞数で、役物入賞は役物信号に基づく役物12への入賞(役物入賞)回数で、役物Sは有効Sの内、役物12に入賞した有効S(役物入賞させた始動数)。
ベース、BY、BYmin=ベースは所謂出率でセーフ÷アウトにより示される値。BYは有効S分を除いたベース。即ち、役物開放とならなかった始動入賞と役物入賞と一般入賞口への入賞(一般入賞)とによる出率(ベース−有効S×S賞球)。BYminは始動入賞と役物入賞分とを除いたベース。即ち、一般入賞による出率(ベース−入賞S率×S賞球−役物入賞率×役物賞球)。
尚、例示した演算式は一例であり、どのような演算式により算出しても良い。例えばBYminについて「ベース−入賞S率×S賞球−役物入賞率×役物賞球」なる演算式を例示したが、「(セーフ−入賞S×S賞球−役物入賞×役物賞球)÷アウト」なる演算式でも演算結果としては同様の値を得られるので、このような演算式を採用しても良い。この点、BYminαやBYminβ等の他の遊技情報についても同様である。
図3及び図4では通常状態を集計対象としたが、例えば時短状態等の特別状態を集計対象としても良い。また、例えば入賞Sに対する役物Sや役物入賞の割合を求めて役物入賞S率を管理しても良い。
始動入賞以外のベースであるBYとしてセーフから始動入賞分と役物入賞分とのセーフを除外したBYセーフ÷アウトであるBYminを管理するようにしたので、始動入賞に応じて役物12が開放し、役物12への入賞により払出しが生ずる遊技機1について、遊技者が余り関心を抱かない一般入賞等の入賞についての遊技情報を適切に管理することができる。
役物入賞した始動入賞分を役物入賞率×S賞球と見做した上で、BYとしてセーフから役物入賞した始動入賞分と役物入賞分とのセーフを除外したBYminβを管理するようにしたので、演算過程を単純化出来る。
機種別にBY情報として役物入賞分を除外するか否かを設定するようにしたので、管理対象となる遊技機の中には本発明が対象としない所謂セブン機と呼ばれる機種や本発明の対象となる所謂ハネモノと呼ばれる機種が混在するような遊技場においても柔軟にBY情報を管理可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せるようにしても良い。
BYは有効Sに基づき、BYminは入賞Sに基づく等、有効Sと入賞Sとを区別して入力したが、入力端子の数が限られる場合等、条件に応じて、若干不正確にはなるが、いずれか一方を始動信号として入力し、区別せずに管理しても良いし、例えばBYを入賞Sに基づき、BYminは有効Sに基づき特定する等しても良い。
始動入賞後に役物入賞した場合にその始動入賞を役物入賞に対応付けたが、信号のタイムラグ等を考慮して役物信号を入力してから所定時間内に始動信号を入力した場合に当該始動信号を役物入賞に対応付けても良いし、信号の出力態様によっては役物信号を出力してから始動信号出力するような場合もあるので、始動信号入力前の所定時間内に役物入賞信号を入力した場合に対応付けても良い。
図2等の設定は遊技場管理者が任意に設定しても、予め管理装置5の製造メーカにて設定しても、外部(例えばチェーン店本部等)の管理サーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。
集計例として営業日1日を例示したが、複数の営業日が含まれる営業期間を任意に設定して、その期間における遊技情報を集計対象として抽出した上で集計を行っても良く、この場合、平均情報は営業日1日当りの1台当りの平均値とすることが望ましい。また、期間を指定せず帳票を出力するで、予め設定される営業日(出力日当日)を特定しても良い。
対象となる遊技機としては遊技媒体をデータのみで管理する所謂封入式等の例示したパチンコ遊技機以外のパチンコ遊技機等も採用できる。
管理装置5が行う処理の一部を中継装置3、或いは遊技装置等にて行っても良く、この場合、中継装置3等を含めた構成が遊技情報表示装置に相当する。また、変形例を含む例示した構成をどのように組合わせても良い。
Claims (6)
- 遊技価値を消費することで始動口への入賞である始動入賞が可能であり、当該始動入賞に応じて入賞可能な状態となるように作動する役物を備え、当該役物内への入賞に基づき大当りを発生可能な遊技機の遊技情報を管理対象とした遊技情報管理装置であって、
遊技に応じて消費された遊技価値を示すアウトを特定可能なアウト信号と、遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値を示すセーフを特定可能なセーフ信号と、前記始動入賞回数、或いは前記役物の作動回数である始動数を特定可能な始動信号と、役物入賞数を特定可能な役物信号とを入力することにより、前記アウト、前記セーフ、前記始動数、及び前記役物入賞数を特定可能な遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記始動入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位始動付与価値と、前記役物入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位役物付与価値とを示す設定情報を設定する設定手段と、
前記始動数に前記単位始動付与価値を乗じた値と、前記役物入賞数に前記単位役物付与価値を乗じた値とを前記セーフから除外した値を示すBYセーフ、及び前記BYセーフによる出率を示し、前記BYセーフを前記アウトにより除した値を示すBYminの少なくとも一方を特定可能なBY情報を演算する演算手段と、
前記演算手段による演算結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。 - 遊技価値を消費することで始動口への入賞である始動入賞が可能であり、当該始動入賞に応じて入賞可能な状態となるように作動する役物を備え、当該役物内への入賞に基づき大当りを発生可能な遊技機の遊技情報を管理対象とした遊技情報管理装置であって、
遊技に応じて消費された遊技価値を示すアウトを特定可能なアウト信号と、遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値を示すセーフを特定可能なセーフ信号と、前記始動入賞、或いは前記役物の作動であるスタートを特定可能な始動信号と、役物入賞を特定可能な役物信号とを入力することにより、前記アウト、前記セーフ、前記スタート、前記役物入賞、及び役物入賞数を特定可能な遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記始動入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位始動付与価値と、前記役物入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位役物付与価値とを示す設定情報を設定する設定手段と、
前記スタートが特定された時点から遡った予め設定される所定期間、及び当該スタートが特定された時点から予め設定される所定期間内の少なくともいずれか一方の所定期間である始動対応期間において、前記役物入賞が特定された場合に、当該スタートを役物入賞に対応する役物スタートとして特定する役物S特定手段と、
前記役物スタートの特定数に前記単位始動付与価値を乗じた値と、前記役物入賞数に前記単位役物付与価値を乗じた値とを前記セーフから除外した値を示すBYセーフα、及び前記BYセーフαによる出率を示し、前記BYセーフαを前記アウトにより除した値を示すBYminαの少なくとも一方を特定可能なBY情報を演算する演算手段と、
前記演算手段による演算結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。 - 前記役物S特定手段は、1度の前記始動対応期間において複数の役物入賞が特定された場合であっても、1回の役物スタートとして特定することを特徴とする請求項2記載の遊技情報管理装置。
- 遊技価値を消費することで始動口への入賞である始動入賞が可能であり、当該始動入賞に応じて入賞可能な状態となるように作動する役物を備え、当該役物内への入賞に基づき大当りを発生可能な遊技機の遊技情報を管理対象とした遊技情報管理装置であって、
遊技に応じて消費された遊技価値を示すアウトを特定可能なアウト信号と、遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値を示すセーフを特定可能なセーフ信号と、役物入賞を特定可能な役物信号とを入力することにより、前記アウト、前記セーフ、及び役物入賞数を特定可能な遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記始動入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位始動付与価値と、前記役物入賞した際に遊技者に付与される1入賞当りの遊技価値である単位役物付与価値とを示す設定情報を設定する設定手段と、
前記役物入賞数に前記単位始動付与価値を乗じた値と、前記役物入賞数に前記単位役物付与価値を乗じた値とを前記セーフから除外した値を示すBYセーフβ、及び前記BYセーフβによる出率を示し、前記BYセーフβを前記アウトにより除した値を示すBYminβの少なくとも一方を特定可能なBY情報を演算する演算手段と、
前記演算手段による演算結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。 - 役物入賞に対応する役物スタートを特定する役物S特定手段を備え、
前記遊技情報特定手段は、役物入賞を特定可能であり、
前記役物S特定手段は、役物入賞が特定された場合に前記役物スタートを加算する一方、役物入賞が特定されてから予め設定される所定期間内に再度役物入賞が特定された場合には、当該役物スタートの加算を抑制することにより役物スタートを更新し、
前記演算手段は、前記役物入賞数に前記単位始動付与価値を乗じた値として、前記役物入賞数を前記役物スタートとして前記BY情報を演算することを特徴とする請求項4記載の遊技情報管理装置。 - 前記設定手段は、前記BY情報として前記役物入賞数に前記単位役物付与価値を乗じた値を除外対象とするか否かを遊技機の機種、及び遊技機の少なくとも一方により設定可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の遊技情報管理装置。
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