JP6132134B2 - ユーザ端末管理システム及びその方法 - Google Patents
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Description
このため、地球温暖化を抑制する対策として、節電を目的としたオフィスにおけるパーソナルコンピュータなどのユーザ端末の省電力化が望まれている。
この省電力化に対応して、オフィスの照明、空調における省電力とともに、ユーザ端末による消費電力を削減することが重要な課題となっている。
そこで、ユーザの有無を検出する赤外線センサをユーザ端末に設け、ユーザがユーザ端末近傍に存在していないことを検出すると、ユーザ端末の表示装置の電源をオフし、消費電力を低減させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。
一方、表示画面が頻繁にオフされることによるユーザのストレスを低減させるため、赤外線センサーの不感時間を長くすると、ユーザがユーザ端末を利用していない場合にも消費電力低減の制御が行われず消費電力の低減が不十分となる。
すなわち、赤外線センサーによって、ユーザの不在確認を行うのみでは、ユーザの利便性と消費電力低減とにトレードオフの関係を有することになり、ユーザ端末の電源のオフを制御する不十分な情報しか得られない。
この場合も特許文献1と同様に、ユーザの業務効率が低下し、ユーザにストレスを与えることになる。
さらに、OSでシャットダウンを行った場合や、ユーザが出勤してユーザ端末を起動させる場合、ユーザ自身がユーザ端末の起動を行う必要があり、ユーザ端末で作業を開始するまでの時間がかかり、業務効率を低下させることになる。
この図1において、ユーザ端末管理システム1は、位置検出装置2、端末モード制御装置3、位置データベース4、ユーザデータベース5を備えている。ユーザ端末6は、ユーザに対応して設置されている。送信機7の各々は、ユーザUが操作するユーザ端末6それぞれの近傍に配置され(例えば、ユーザ端末6の各々の直上の近い位置の天井に設けられており)、自身を識別する送信機識別情報を含む情報を無線信号として、近傍のユーザ端末6にのみ到達する微弱な電力の電波により、一定周期で連続して送信している。すなわち、ユーザ端末6の各々の位置を特定するため、送信機7の各々は、対応するユーザ端末6の近傍に配置されている。ユーザ端末管理システム1、ユーザ端末6の各々は、インターネットなどの情報通信網Iにより接続されている。
ユーザUは、自身の存在する位置の検出を行うために送受信機8を携帯している。この送受信機8は、例えば、ICカード、RFタグあるいは屋内GPSの端末のいずれを用いても良い。本実施形態において、屋内GPSを用いた例を示す。送受信機8は、屋内GPSの端末であり、一定周期(例えば、1分周期で、送信機7の電波を受信し、送信機7の送信機識別情報及び自身を識別する端末所有者識別情報を含むユーザ位置情報を位置検出装置2に対して送信する。ここで、送受信機8は、周期的に無線信号を受信する際、周囲に送信機7が配置されておらず、いずれの送信機7からの無線信号も受信できない場合、内部の記憶部に予め書き込まれてい記憶されているダミーの送信機識別情報を、ユーザ位置情報とする。このダミーの送信機識別情報は、位置データベース4の位置テーブルにおけるダミーの送信機識別情報と同一の情報である。
また、ユーザ位置検出部21は、ユーザ位置情報から送信機識別情報を抽出し、この抽出した送信機識別情報に対応する端末識別情報を、位置データベース4の位置テーブルから読み出す。
ステップS1:
進入進出確認部22は、ユーザUの携帯している送受信機8から進入進出信号が供給されたか否かの検出を行う。
ここで、進入進出確認部22は、送受信機8から進入進出信号が供給された場合、処理をステップS2へ進め、一方、送受信機8から進入進出信号が供給されない場合、ステップS1の処理を繰り返す。
進入進出確認部22は、ユーザUの携帯している送受信機8から進入進出信号が供給されると、この進入進出信号からユーザUの端末所有者識別情報を抽出する。
そして、進入進出確認部22は、抽出した端末所有者識別情報に対応する進入フラグの状態を、ユーザデータベース5のユーザテーブルにおいて検出する。
このとき、進入進出確認部22は、進入フラグが「0」であるため、ユーザUが特定の領域(例えば、ユーザUが使用するユーザ端末6が配置されている部屋あるいは建物)に進入したことを検出し、端末所有者識別情報を含む進入信号を、モード制御部32に対して出力する。また、進入進出確認部22は、ユーザデータベース5のユーザテーブルにおいて、この端末所有者識別情報に対応する進入フラグを「0」から「1」に書き換える。
そして、モード制御部32は、抽出したこの端末識別情報に対応するユーザ端末6を、シャットダウンから起動し、通常モードとして稼働させ、処理をステップS3へ進める。ここでの起動は、LAN(Local Area Network)を介して行うユーザ端末6の電源操作、例えばWake on LAN(登録商標)などの機能によって行う。また、モード制御部32は、ユーザデータベース5のユーザテーブルにおいて、この進入したユーザUの端末所有者識別情報に対応するモードフラグを「3」から「0」に書き換える。
次に、モード制御部32は、ユーザUの特定の領域への進入が確認されると、このユーザUの端末所有者識別情報に対応するタイマー34をリセットし、このタイマー34のカウント値を「0」とし、カウントを開始して処理をステップS4へ進める。
次に、ユーザ位置検出部21は、送信機7から送信されるユーザ位置情報により、進入したユーザUが自身の操作するユーザ端末6の近傍にいるか否かの検出を行う。
ここで、ユーザ位置検出部21は、送信機7からのユーザ位置情報から、送信機識別情報及び端末所有者識別情報を読み出す。
次に、ユーザ位置検出部21は、読み出した送信機識別情報に対応する端末識別情報を、位置データベース4の位置テーブルから読み出す。
そして、ユーザ位置検出部21は、読み出した端末識別情報に対応する端末所有者識別情報を、ユーザデータベース5のユーザテーブルから読み出す。
次に、ユーザ位置検出部21は、ユーザデータベース5のユーザテーブルから読み出した端末所有者識別情報が、ユーザ位置情報から抽出した端末所有者識別情報に一致するか否かの判定を行う。
一方、ユーザ位置検出部21は、ユーザデータベース5のユーザテーブルから読み出した端末所有者識別情報が、ユーザ位置情報から抽出した端末所有者識別情報に一致しない場合、特定領域に進入したユーザUが自身の操作するユーザ端末6の近傍にいない、すなわち在席していないと判定し、この特定領域に進入したユーザUの端末所有者識別情報に対応するタイマー34のカウント処理を開始し、処理をステップS9へ進める。これにより、ユーザ位置検出部21によるユーザの位置検出がエラーとなり、ユーザUがユーザ端末6近傍にいないと判定された場合でも、ユーザ端末6に対応した電話端末を用いてユーザが通話中であれば、ユーザUがユーザ端末6の近傍にいるか否かを検出することができる。
次に、ユーザ端末操作検出部31は、ユーザ端末6から送信される無操作カウント値と、予め内部の記憶部に書き込まれて記憶されている判定値との比較を行い、ユーザ端末6がユーザUにより操作されているか否かの確認を行う。
次に、ユーザ端末操作検出部31は、ユーザ端末6から送信される無操作カウント値が判定値を超えている場合、ユーザ端末6が操作されていないと判定し、モード制御部31に対して、ユーザ端末6がユーザUに操作されていないことを示すユーザ操作情報(端末識別情報が付加されている)を出力する。このユーザ操作情報により、モード制御部31は、ユーザ端末6がユーザUに操作されていないとして、処理をステップS7へ進める。
一方、ユーザ端末操作検出部31は、ユーザ端末6から送信される無操作カウント値が判定値以下である場合、ユーザ端末6が操作されていると判定し、ユーザ端末6がユーザUに操作されていることを示すユーザ操作情報をモード制御部31に対して出力する。このユーザ操作情報により、モード制御部31は、ユーザ端末6がユーザUに操作されているとして、処理をステップS3へ進める。
次に、電話状態検出部33は、進入したユーザUの端末所有者識別情報に対応する電話識別情報を、ユーザデータベース5のユーザテーブルから読み出す。
そして、電話状態検出部33は、読み出した電話識別情報を付加して、電話端末の使用状況の問い合わせを、DHCPサーバに対して行う。
これにより、電話状態検出部33は、送信した問い合わせに付加した電話識別情報に対応するユーザUの電話端末の使用状況を示すユーザ通話情報を、この問い合わせの応答としてDHCPサーバから得る。
次に、電話状態検出部33は、DHCPサーバから問い合わせの応答として得たユーザ通話情報に示される、問い合わせた電話識別情報の電話端末(ユーザUの電話端末)の使用状況が電話端末を使用している(通話中)である場合、処理をステップS3へ進める。
一方、電話状態検出部33は、DHCPサーバから問い合わせの応答として得たユーザ通話情報に示される、問い合わせた電話識別情報の電話端末が通話中でない場合、処理をステップS10へ進める。
次に、モード制御部32は、進入したユーザUに対応するタイマー34のカウント値を読み込み、このカウント値が予め内部の記憶部に記憶されている第1設定時間を超えたか否かの判定を行う。
そして、モード制御部32は、タイマー34のカウント値が第1設定時間を超えていない場合、処理をステップS4へ進める。
一方、モード制御部32は、タイマー34のカウント値が第1設定時間を超えている場合、処理をステップS11へ進める。
次に、モード制御部32は、進入したユーザUに対応するユーザ端末6において、このユーザ端末6自身の表示装置をオフとする表示装置オフモードであるか否かの判定を行う。
ここで、モード制御部32は、ユーザデータベース5のユーザテーブルから、このユーザ端末6の端末識別情報に対応するモードフラグのデータを読み出す。
このとき、モード制御部32は、この読み出したモードフラグが「1」でない場合、すなわち、「0」であり、進入したユーザUに対応するユーザ端末6が表示装置オフモードでない場合、処理をステップS12へ進める。
一方、モード制御部32は、読み出したモードフラグが「1」である場合、すなわち、読み出したモード進入したユーザUに対応するユーザ端末6が表示装置オフモードである場合、処理をステップS13へ進める。
次に、モード制御部32は、対応するユーザ端末6に対して表示装置の電源をオフとすることを示す制御信号を出力するとともに、ユーザデータベース5におけるユーザテーブルにおいて、このユーザ端末6の端末識別情報に対応するモードフラグを、「0」から「1」に書き換える。
また、電源をオフとする制御信号が供給されると、ユーザ端末6は、自身の表示装置の電源をオフとし、稼働状態を通常モードから表示装置オフモードに移行する。
次に、モード制御部32は、進入したユーザUに対応するタイマー34のカウント値を読み込み、このカウント値が予め内部の記憶部に記憶されている第2設定時間を超えたか否かの判定を行う。
そして、モード制御部32は、タイマー34のカウント値が第2設定時間を超えていない場合、処理をステップS4へ進める。
一方、モード制御部32は、タイマー34のカウント値が第2設定時間を超えている場合、処理をステップS14へ進める。
次に、モード制御部32は、進入したユーザUに対応するユーザ端末6がスリープモードであるか否かの判定を行う。
ここで、モード制御部32は、ユーザデータベース5のユーザテーブルから、このユーザ端末6の端末識別情報に対応するモードフラグのデータを読み出す。
このとき、モード制御部32は、この読み出したモードフラグが「2」でない場合、すなわち、「1」であり、進入したユーザUに対応するユーザ端末6がスリープモードでない場合、処理をステップS15へ進める。
一方、モード制御部32は、読み出したモードフラグが「2」である場合、すなわち、読み出したモード進入したユーザUに対応するユーザ端末6がスリープモードである場合、処理をステップS16へ進める。
次に、モード制御部32は、対応するユーザ端末6に対してスリープモードとすることを示す制御信号を出力するとともに、ユーザデータベース5のユーザテーブルにおけるこのユーザ端末6の端末識別情報に対応するモードフラグを、「1」から「2」に書き換える。
また、電源をオフとする制御信号が供給されると、ユーザ端末6は、稼働状態を表示装置オフモードからスリープモードに移行する。
次に、モード制御部32は、進入したユーザUに対応するタイマー34のカウント値を読み込み、このカウント値が予め内部の記憶部に記憶されている第3設定時間を超えたか否かの判定を行う。
そして、モード制御部32は、タイマー34のカウント値が第3設定時間を超えていない場合、処理をステップS4へ進める。
一方、モード制御部32は、タイマー34のカウント値が第3設定時間を超えている場合、処理をステップS17へ進める。
次に、モード制御部32は、対応するユーザ端末6に対してシャットダウンとすることを示す制御信号を出力するとともに、ユーザデータベース5におけるユーザテーブルのこのユーザ端末6の端末識別情報に対応するモードフラグを、「2」から「3」に書き換える。
また、電源をオフとする制御信号が供給されると、ユーザ端末6は、自身をスリープモードの稼働状態からシャットダウンのモードに移行させる。
次に、モード制御部32は、シャットダウンしているユーザ端末6に対して問い合わせを行い、ユーザUが起動する制御を行ったか否かの判定を行う。
そして、モード制御部32は、上述したユーザ端末6への問い合わせに対し、ユーザ端末6から供給される起動したか否かを示す情報により、ユーザ端末6が再起動したか否かの判定を行う。
このとき、モード制御部32は、ユーザ端末6が再起動して通常モードとなった場合、ユーザデータベース5のユーザテーブルにおいて、このユーザ端末6の端末識別情報に対応するモードフラグを「3」から「0」に書き換える。モードフラグを書き換えた後、モード制御部32は、処理をステップS3へ進める。
一方、モード制御部32は、ユーザ端末6が再起動されずシャットダウンのモードである場合、処理をステップS19へ進める。
次に、進入進出確認部22は、ユーザUの携帯している送受信機8から進入進出信号が供給されたか否かの検出を行う。
ここで、進入進出確認部22は、送受信機8から進入進出信号が供給された場合、処理をステップS20へ進め、一方、送受信機8から進入進出信号が供給されない場合、処理をステップS18へ進める。
次に、進入進出確認部22は、ユーザUの携帯している送受信機8から進入進出信号が供給されると、この進入進出信号からユーザUの端末所有者識別情報を抽出する。
そして、進入進出確認部22は、抽出した端末所有者識別情報に対応する進入フラグの状態を、ユーザデータベース5のユーザテーブルにおいて検出する。
このとき、進入進出確認部22は、進入フラグが「1」であるため、ユーザUが特定の領域にすでに存在していることから、ユーザUが特定領域から進出したと判定する。そして、進入進出確認部22は、ユーザデータベース5のユーザテーブルにおいて、この端末所有者識別情報に対応する進入フラグを「1」から「0」に書き換え、処理をステップS1へ進める。
そこで、上述した本実施形態によれば、ユーザ位置情報が自身の操作するユーザ端末6の近傍に存在しない状態を示し、ユーザ操作情報がユーザが操作していない状態を示し、かつ、ユーザ通話情報がユーザが通話をしていない状態を示している場合のみ、本当にユーザUがユーザ端末6を使用していないと判定される。このため、本実施形態によれば、本当にユーザがユーザ端末6を使用していないとした場合を即座に検出することができ、表示装置オフモードに移行させるため、ユーザ端末6を即座に省エネルギーのモードに移行させることができる。
また、本実施形態によれば、操作するユーザ端末6のある建物内あるいは室内などの予め設定された特定の領域に、このユーザ端末6を操作するユーザUが進入した(入った)ことを検出した場合、このユーザ端末6を起動させるため、ユーザUが席に着いた際に、ユーザ端末6の起動を待つことなく、即座にユーザ端末6を操作できる状態となっており、業務効率を向上させることができる。
また、電話端末として、デジタル回線を用いるIP電話やPHSではなく、アナログ回線を用いるアナログ電話を用いても良い。
そして、電話状態検出部33は、各電話端末が通話中か否かを、上述した検出センサの出力により検出する。すなわち、電話状態検出部33は、検出センサの出力が「0」の場合に通話中、一方、検出センサの出力が「1」の場合に通話中でないと判定する。
しかしながら、ユーザUが特定領域に進入した場合に進入を示す進出信号、またユーザUが特定領域から進出した(出た)場合に進出を示す進出信号を出力するゲート装置を設ける構成としても良い。
また、室内GPSではなく、ICカード、RFタグを用いる場合、室内GPSの端末の替わりにICカードの社員証あるいはRFタグが登載された社員証などを用い、ユーザ端末3の各々に送信機7を設け、実施形態で説明したように、ユーザUの在席を確認しても良い。ここで、ICカード、RFタグには、送受信機8と同様の処理を可能とするように、ユーザUを特定する端末所有者識別番号が予め書き込まれて記憶されている。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
2…位置検出装置
3…端末モード制御装置
4…位置データベース
5…ユーザデータベース
6…ユーザ端末
7…送信機
8…送受信機
21…ユーザ位置検出部
22…進入進出確認部
31…ユーザ端末操作検出部
32…モード制御部
33…電話状態検出部
34…タイマー
Claims (6)
- ユーザ端末の稼働状態を管理するユーザ端末管理システムであり、
前記ユーザ端末に付与されている第1端末識別情報が、当該ユーザ端末の近傍に位置するユーザが携帯する送受信機から送信される当該ユーザを識別する端末所有者識別情報に対応付けられている第2端末識別情報との各々を比較することで、前記ユーザ端末の近傍における当該ユーザ端末を操作するユーザの有無の検出を行い、前記第1端末識別情報と前記第2端末識別情報とが一致しているか否かの情報を、前記ユーザ端末の近傍における当該ユーザ端末を操作するユーザの有無を示すユーザ位置情報として出力するユーザ位置検出部と、
ユーザ端末に対応した電話が通話中か否かの検出を行い、この通話中か否かを示すユーザ通話情報を出力する電話状態検出部と、
前記ユーザによる前記ユーザ端末の操作状態の検出を行い、当該ユーザ端末が操作されているか否かを示すユーザ操作情報を出力するユーザ端末操作検出部と、
前記ユーザ位置情報、前記ユーザ通話情報及び前記ユーザ操作情報により、前記ユーザ端末の稼働状態を消費電力の低減のモードに移行させるモード制御部と
を備えることを特徴とするユーザ端末管理システム。 - 前記モード制御部が、
前記ユーザ位置情報が前記ユーザの有無に関わらず、前記ユーザ通話情報が前記ユーザが通話中であることを示す場合、前記ユーザ操作情報が前記ユーザ端末が操作されていないと判定しても、前記ユーザ端末の稼働状態を消費電力削減を行うモードに移行させない
ことを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末管理システム。 - 時間をカウントするタイマーをさらに有し、
前記モード制御部が、
前記ユーザが前記ユーザ端末近傍に存在し、前記ユーザ端末が無操作であり、かつ前記電話が通話中でない状態の時間を、前記タイマーにカウントさせ、当該タイマーのカウント値に対応した消費電力削減のモードに、前記ユーザ端末の動作のモードを切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザ端末管理システム。 - 第1設定時間、第2設定時間及び第3設定時間が前記モード制御部に予め書き込まれて記憶されており、
前記モード制御部が、
前記カウント値が前記第1設定時間を超えた場合、前記ユーザ端末の稼働状態を通常モードから前記ユーザ端末の表示装置の電源をオフする表示装置オフモードに移行させ、
前記カウント値が前記第2設定時間を超えた場合、前記ユーザ端末の稼働状態を表示装置オフモードからスリープモードに移行させ、
前記カウント値が前記第3設定時間を超えた場合、前記ユーザ端末の稼働状態をスリープモードからシャットダウンに移行させる
ことを特徴とする請求項3に記載のユーザ端末管理システム。 - 前記ユーザが予め設定された領域に進入したことを検出し、ユーザの当該領域への進入を示すユーザ検出情報を出力する進入進出検出部をさらに有し、
前記モード制御部が、
前記ユーザ検出情報が供給されると、前記ユーザ端末を起動させる
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のユーザ端末管理システム。 - ユーザ端末の稼働状態を管理するユーザ端末管理方法であり、
ユーザ位置検出部が、前記ユーザ端末に付与されている第1端末識別情報が、当該ユーザ端末の近傍に位置するユーザが携帯する送受信機から送信される当該ユーザを識別する端末所有者識別情報に対応付けられている第2端末識別情報との各々を比較することで、前記ユーザ端末の近傍における当該ユーザ端末を操作するユーザの有無の検出を行い、前記第1端末識別情報と前記第2端末識別情報とが一致しているか否かの情報を、前記ユーザ端末の近傍における当該ユーザ端末を操作するユーザの有無を示すユーザ位置情報として出力するユーザ位置検出過程と、
電話状態検出部が、ユーザ端末に対応した電話が通話中か否かの検出を行い、この通話中か否かを示すユーザ通話情報を出力する電話状態検出過程と、
ユーザ端末操作検出部が、前記ユーザによる前記ユーザ端末の操作状態の検出を行い、当該ユーザ端末が操作されているか否かを示すユーザ操作情報を出力するユーザ端末操作検出過程と、
モード制御部が、前記ユーザ位置情報、前記ユーザ通話情報及び前記ユーザ操作情報により、前記ユーザ端末の稼働状態を消費電力の低減のモードに移行させるモード制御過程部と
を含むことを特徴とするユーザ端末管理方法。
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