JP6131703B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の室内を空調する車両用空調装置に関するものである。特に、内気と外気とから選択的に空気を吸い込んで空調ダクトに空気を送り込む車両用空調装置の内外気切替装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載の車両用内外気切替装置が知られている。車両用空調装置は、内部に蒸発器や凝縮器といった熱交換器を有する空調ダクトを備えている。この空調ダクトの上流側には、内外気切替装置が設けられている。
この内外気切替装置は、車両用空調装置の空調ダクトに空調風を送り込むブロワがブロワケーシング内に収納されている。ブロワケーシングの上端にダンパを収納する内外気ケースが設けられている。内外気ケースの一方には内気を導入する内気導入口が設けられ、他方には外気を導入する外気導入口が設けられている。
特開平4−328016号公報
この外気導入口は、車両側に設けられ、外気を吸い込む車両側外気吸込口に接続される。そして、外気導入口と車両側外気吸込口との接続面には、シール用パッキンをはさみ込み、接続部のシールが成されている。ここで、一つの内外気ケースを異なる車両間において共用する場合、内外気ケースの外気導入口と車両側外気吸込口とを接続しなければならないが、一つの車両に合わせて、内外気ケースの大きさを設定すると、他の車両には適合しないという問題を生じる。
そこで、追加ダクトを設け、かつ、車両毎に夫々長さの異なる追加ダクトを設定し、内外気ケースと車両側外気吸込口との間を追加ダクトで接続することが考えられる。しかし、この追加ダクトは、追加ダクトと車両側外気吸込口との間に、シール用パッキンを設けて気密および防水構造を採用しなければならず、かつ、追加ダクトと内外気ケースとの間にもシール用パッキンを設けて、気密および防水構造を設定する必要がある。また、内外気ケースと追加ダクトとが結合できる構造が必要と成り、きわめて複雑な構造が要求される。
本発明は、このような問題点に鑑み、車両に対し追加ダクト無しで内外気ケースを車両側外気吸込口に接続し、他の車両に対しては、追加ダクトを介して車両側外気吸込口と内外気ケースとを接続できる車両用空調装置を提供することを目的とする。
従来技術として列挙された特許文献の記載内容は、この明細書に記載された技術的要素の説明として、参照によって導入ないし援用することができる。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、本発明では、内部を空調風が流れ、この空調風の温度を調整する熱交換器が設けられた空調ダクト(20)と、空調ダクト内を流れる空調風の上流側に設けられ空調風を空調用ダクトに送り込むブロワ(9)が内部に設けられたブロワケーシング(8)と、ブロワケーシングに車両外部の空気である外気と、車両内部を循環する空気である内気とのいずれかを選択して送り込むダンパ(5)を有する内外気ケース(1)と、を備え、
内外気ケースに外気を送り込むために車両側に設けられ外気を吸い込む車両側外気吸込口(3)と内外気ケースとの間に、追加ダクト(2)が配設可能であり、内外気ケースの追加ダクトを接続する開口部端面(15)にシール面部(16)を有し、シール面部は、シール用パッキン(13p)を介して車両側外気吸込口と直接的に接続可能な開口部端面の一部から成り、シール面部は、追加ダクトが配設されたときに追加ダクトの端部に設けられた凸部(18)と凹凸嵌合され、凸部と共に嵌合部(17、18)を形成する凹部(17)を有し、シール面部は、シール用パッキンを配設するための環状の平坦部(16)を有し、平坦部は、平坦部の内周側に外気が導入される外気導入口(7)を有し、平坦部内に凹部が形成されており、追加ダクトが配設されないときに、シール部の平坦部にシール用パッキン(13p)が配設され、シール用パッキン(13p)を介して車両側外気吸込口と内外気ケースとが直接的に接続される。
この発明によれば、内外気ケース(1)に外気を送り込むために車両側に設けられ外気を吸い込む車両側外気吸込口(3)と内外気ケース(1)との間に設けられた追加ダクト(2)を備えている。かつ、内外気ケースの追加ダクト(2)を接続する部分にシール面部(16)を有し、シール面部(16)は、車両側外気吸込口(3)に、シール用パッキン(13p)を介して接続される開口部端面(15)の一部から成る。従って、車両側外気吸込口(3)と内外気ケース(1)との間に追加ダクト(2)を設けないで直接的に車両側外気吸込口(3)と内外気ケース(1)とを接続する場合は、シール面部(16)にシール用パッキン(13p)を設けて容易に車両側外気吸込口(3)と内外気ケース(1)とを接続することができる。また、車両側外気吸込口(3)と内外気ケース(1)との間に追加ダクト(2)を設けなければならない場合は、シール面部(16)に嵌合部(17)、(18)を形成する凹部(17)を有するため、この凹部(17)に、追加ダクト(2)の端部に設けられた凸部(18)を嵌合する。この嵌合で容易に内外気ケース(1)と追加ダクト(2)とを接続できる。従って、車両側外気吸込口(3)と内外気ケース(1)とを接続する場合において、追加ダクト(2)を用いたり、用いなかったりすることができるため、寸法の異なる車両間において、内外気ケース(1)を共用することができる。
また、この発明では、追加ダクト(2)の端部は、追加ダクト(2)と内外気ケース(1)とが接続された場合に、シール面部(16)よりも内外気ケース(1)の内部に進入する環状の壁部(19)を有している。
この発明によれば、車両側外気吸込口(3)から外気と共に水が浸入しても、この水は、シール面部(16)よりも内外気ケース(1)の内部に進入する環状の壁部(19)を伝わって、内外気ケース(1)の内部に導かれる。よって、追加ダクト(2)と内外気ケース(1)との間を伝わって水が内外気ケース(1)の外部に導かれることが無い。従って、水が車両内の予期しない部分に浸入することを抑制することができる。
また、この発明では、シール面部(16)は、シール用パッキン(13p)を配設するための環状の平坦部(16)を有し、平坦部(16)は、平坦部(16)の内周側に外気が導入される外気導入口(7)を有し、平坦部(16)内に凹部(17)が形成されている。
この発明によれば、シール面部16は、シール用パッキン13pを配設するための環状の平坦部16を有する。従って、この平坦部16に環状のシール用パッキン13pを配設して、内外気ケース1に車両側外気吸込口3を確実にシールして結合することができる。また、平坦部16の内周側に外気が導入され、平坦部16の中に凹部17が形成されているから、シール用パッキン13pを平坦部16に配設することができる。
また、この発明では、凸部(18)は、内外気ケース(1)の外気導入口(7)の周りを環状に取囲む環状凸部(18)から成り、環状の壁部(19)は、環状凸部(18)の内周側に設けられている。そして、内外気ケースと追加ダクトとが凹凸嵌合された場合に、凸部と環状の壁部とが並行して設けられ、環状の壁部と内外気ケースとの間には、シール用パッキンを介在させることなく隙間が形成されて、環状の壁部の外周面が内外気ケースと離間している。
この発明によれば、追加ダクト(2)の内部に外気と共に水が侵入しても、内周側の環状の壁部(19)と外周側の環状凸部(18)の両方に取囲まれているから、より確実に、水が追加ダクト(2)または内外気ケース(1)の外部に漏れないようにすることができる。従って、水が車両内の予期しない部分に浸入することを抑制することができる。
なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号ないし説明は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を分かり易く示す一例であり、発明の内容を限定するものではない。
本発明の第1実施形態における内外気ケースと追加ダクトと車両側外気吸込口との関係を示す模式構成図である。 上記実施形態における追加ダクトと内外気ケースとの結合状態を示した模式構成図である。 図2のY3にて示す部分の一部拡大断面図である。 図2のY4にて示す部分の一部拡大断面図である。 図2の矢印Y5−Y5線に沿う部分の一部拡大断面図である。 上記実施形態において、追加ダクトを設けずに、直接的に内外気ケースと車両側外気吸込口とを接続した状態を示す模式構成図である。 図6の矢印Y7で示す方向から見た内外気ケースの外気導入口の開口部端面の形状を模式的に示す外形図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部を説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図7を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態における内外気ケース1と追加ダクト2と車両側外気吸込口3との関係を示している。内外気ケース1の中には、軸部4を中心に左右に回動するダンパ5が設けられている。車両側外気吸込口3は、実際には、エンジンルームと車室内とを隔てる隔壁に設けられた外気を取り込む開口部であるが、図1等では模式的に図示している。
このダンパ5の矢印Y0方向に沿う回動によって、内外気ケース1が内気導入口6から車室内の空気を導入する場合と、外気導入口7から車両外部の空気を導入する場合とを切替えている。そして内外気ケース1に導入された内気または外気は、内外気ケース1に接続されたブロワケーシング8に導かれる。ブロワケーシング8内には遠心ファンからなるブロワ9が設けられている。
そして、ブロワ9によって、空調用ダクト20に空調風を供給している空調用ダクト20内には空調風を冷却または加熱する図示しない熱交換器と冷却または加熱度合いを調整するエアミックスダンパ等が設けられている。空調用ダクト20内を流れた空調風は図示しない吹出口から車室内に導かれる。
内外気ケース1と追加ダクト2との境界部である内外気ケース1の外気導入口7部分は、外気と共に浸入してきた水が、追加ダクト2と内外気ケース1との接続部から外部に漏れ出さないようにシールする必要がある。つまり、追加ダクト2と内外気ケース1とが結合される必要がある上に、車両側外気吸込口3と追加ダクト2との間をシールする必要がある。車両側外気吸込口3と追加ダクト2との間には、シール用パッキン23Pが設けられる。矢印Y1は、車両側外気吸込口3を介して追加ダクト2内に導入される外気の流れを示している。矢印Y2は、車室内を循環する空気である内気が、内外気ケース1に導入される内気の流れを示している。
図2は、追加ダクト2と内外気ケース1との結合状態を示している。内外気ケース1には、ダンパ5の軸が挿入される軸穴11が設けられている。内外気ケース1と追加ダクト2の境界部は、内外気ケース1の外気導入口7と成り、追加ダクト2の先端には、追加ダクト2の外気導入口12が形成されている。内外気ケース1と追加ダクト2とは、同じ合成樹脂、例えばポリプロピレンが使用されて成型されている。
図3は、図2のY3にて示す部分を拡大して示している。図3において、追加ダクト2と内外気ケース1とは、凹凸嵌合により結合されている。次に、図4は、図2のY4にて示す部分を一部拡大して示し、内外気ケース1と追加ダクト2との嵌合部を示す。更に、図5は、図2の矢印Y5−Y5線に沿う部分を一部拡大して示している。
図6において、追加ダクト2を設けずに、直接的に内外気ケース1と図1の車両側外気吸込口3とを接続した状態を説明する。車両側外気吸込口3に、内外気ケース1の外気導入口7との接続部には、シール用パッキン13pが設けられるため、内外気ケース1の追加ダクト2を接続する部分に後述するシール面部が形成されている。
図7は、図6の矢印Y7で示す方向から見た内外気ケース1の外気導入口7の開口部端面15の形状を模式的に示している。この開口部端面15にて、図2のように内外気ケース1と追加ダクト2とが接続され、また別の場合においては、図6のように直接的に車両側外気吸込口3が内外気ケース1に取り付けられる。開口部端面15の一部は、シール用パッキン13pが密接するシール面部16を形成している。
図7の開口部端面15と車両側外気吸込口3とが追加ダクト2を用いず直接的に接続される場合を説明する。図1においてブロワケーシング8を出た空気は、空調風の温度を調整する図示しない熱交換器が設けられた空調用ダクト20に流れ込む。この空調ダクト内を流れる空調風の上流側には空調風を空調用ダクトに送り込むブロワ9が設けられ、ブロワ9は、渦巻き型のブロワケーシング8内に設けられている。
ブロワ9は、図示しないブロワモータによって回転する遠心ファンを有し、遠心ファンの中心から風を矢印Y3のように内外気ケース1内の風を吸い込む。ダンパ5によって選択された内気導入口6からの矢印Y2にて示す空気の流れ、または、矢印Y1にて示す外気の空気の流れが、ブロワ9の回転によって引き起こされる。内外気ケース1内には、ブロワケーシング8内に車両外部の外気と車両内部の内気とを選択して送り込むダンパ5を有する。
図1のように、内外気ケース1に外気を取り込むために、車両側に設けられた車両側外気吸込口3と内外気ケース1との間に追加ダクト2を設けないで、図6のように、直接的に内外気ケース1を車両側外気吸込口3に接続することもできる。
図1の構成とするか図6の構成とするかは、内外気ケース1を設ける車両の種類によって異なる。すなわち、車両の取り付け寸法に合わせて、図1のように追加ダクト2を設けたり、追加ダクト2を設けなかったりすることができる。
また、追加ダクト2の寸法は、異なる寸法のものを複数用意すれば、多数の車両間に共通の内外気ケース1を設定することができる。内外気ケース1と追加ダクト2とを接続するために、内外気ケース1を追加ダクト2に接続する部分には、図3および図7のように、シール面部16が形成されている。このシール面部16は、シール用パッキン(図6の13p)を貼ることができる平坦な部分を有している。
図7は、図6の矢印Y7方向から見た内外気ケース1の開口部端面15を示しており、シール面部16は、図1、図2のように追加ダクト2の端部に接続される。または、シール面部16は、図6のように車両側外気吸込口3に、シール用パッキン13pを介して接続される。
図7の開口部端面15の一部であるシール面部16には、凹部17が環状に形成されている。図3から図5に示すように、凹部17は、追加ダクト2の端部に設けられた凸部18と凹凸嵌合される。凸部18は、追加ダクト2の端部に環状に形成され、図3から図5のように凸部18と凹部17は、嵌合部17、18を形成する。
図3から図5に示すように、追加ダクト2の端部には、追加ダクト2と内外気ケース1とが接続されるように、開口部端面15の内周側に、内外気ケース1の内部に深く進入する環状の壁部19が形成されている。
シール面部を16を有する開口部端面15は、図6のように内外気ケース1と車両側外気吸込口3とが直接接続される場合に、ゴム製のシール用パッキン13pを配設するために、環状の平坦部を図7のように有している。この環状の平坦部の中には、環状の凹部17が一巡して設けられている。平坦部の内周側に外気が導入される外気導入口7を有し、この外気導入口7の外周側に凹部17が外気導入口7を取囲むように設けられている。
図3から図5に示すように、追加ダクト2の内外気ケース1と接続する側に設けられた凸部18は、内外気ケース1の外気導入口7の周りを環状に取囲む環状凸部18として形成されている。そして、追加ダクト2の端部に設けられた環状の壁部19は、環状凸部18の内周側に設けられている。そして内外気ケース1と追加ダクト2とが凹凸嵌合によって結合され、凸部18と環状の壁部19とが図3から図5のように並行して配置されている。
そして、図3において、開口部端面15から凸部18先端までの高さH1よりも、開口部端面15から環状の壁部19の先端までの高さH2の方が、高く設定されている。図4においても、開口部端面15から凸部18先端までの高さH1よりも、開口部端面15から環状の壁部19の先端までの高さH2の方が、高く設定されている。図5においては、開口部端面15から凸部18先端までの高さH1よりも、追加ダクト2側の開口部端面15tから環状の壁部19先端までの高さH2aの方が、高く設定されている。
図5に示すように凸部18の高さH1とは、追加ダクト2と内外気ケース1とが接近するシール面部16を有する内外気ケース1側の開口部端面15から凸部18先端までの長さである。また、環状の壁部19の高さとは、追加ダクト2と内外気ケース1とが接近する追加ダクト2の内外気ケース1側の開口部端面15tから環状の壁部19先端までの高さである。
なお、この高さH1、H2(H2a)の関係は、必ずしもH2(H2a)のほうがH1よりも大きい関係を有していなければ成らないという必須事項ではない。しかし、H2(H2a)をH1よりも大きくする程度の環状の壁部19の長さを設定する方が、追加ダクト2側から浸入する水が、外部に漏れ出さないようにし易い。
(実施形態の作用効果)
次に上記一実施形態の作用効果について説明する。上記実施形態においては、内部を空調風が流れ、この空調風の温度を調整する熱交換器が設けられた空調ダクト20が設けられている。空調ダクト20内を流れる空調風の上流側に設けられ空調風を空調用ダクト20に送り込むブロワ9が内部に設けられたブロワケーシング8を有する。
ブロワケーシング8に車両外部の空気である外気と、車両内部を循環する空気である内気とのいずれかを選択して送り込むダンパ5を有する内外気ケース1が設けられている。この内外気ケース1に外気を送り込むために、車両側に設けられ外気を吸い込む車両側外気吸込口3と内外気ケース1との間に設けられた追加ダクト2が設けられている。
内外気ケース1の追加ダクト2を接続する開口部端面15にシール面部16を有している。このシール面部16は、図6のように、車両側外気吸込口3に、シール用パッキン13pを介して接続される開口部端面15の一部から成る。シール面部16は、図2から図5のように、追加ダクト2の端部に設けられた凸部18と凹凸嵌合され、凸部18と共に嵌合部を形成する凹部17を有している。
これによれば、内外気ケース1に外気を送り込むために、車両側に設けられ外気を吸い込む車両側外気吸込口3と内外気ケース1との間に、追加ダクト2を設けることができる。内外気ケース1の追加ダクト2を接続する開口部端面15にシール面部16が設けられ、シール面部16は、車両側外気吸込口3に、シール用パッキン13pを介して接続されるリング状の開口部端面でもある。従って、車両側外気吸込口3と内外気ケース1との間に追加ダクト2を設けないで直接的に車両側外気吸込口3と内外気ケース1とを接続する場合は、シール面部16にシール用パッキン13pを設けて、容易に車両側外気吸込口3と内外気ケース1とを接続することができる。
また、車両側外気吸込口3と内外気ケース1との間に追加ダクト2を設けなければならない場合がある。この場合は、シール面部16に嵌合部を形成する凹部17を有するため、この凹部17に、追加ダクト2の端部に設けられた凸部18を嵌合することで、容易に内外気ケース1と追加ダクト2とを接続できる。従って、車両側外気吸込口3と内外気ケース1とを接続する場合において、追加ダクト2を用いたり、用いなかったりすることができるため、寸法の異なる車両間において、内外気ケース1を共用することができる。
次に、追加ダクト2の端部は、追加ダクト2と内外気ケース1とが接続された場合に、シール面部16よりも内外気ケース1の内部に進入する環状の壁部19を有している。
これによれば、車両側外気吸込口3から外気と共に水が浸入しても、この水は、シール面部16よりも内外気ケース1の内部に進入した環状の壁部19を伝わって、内外気ケース1の内部に図3〜図5の矢印Y30のように導かれる。よって、追加ダクト2と内外気ケース1との間を伝わって水が内外気ケース1の外部に導かれることが無い。従って、水が車両内の予期しない部分に浸入することを抑制することができる。
次に、図7のように、シール面部16は、シール用パッキン13p(図6)を配設するための環状の平坦部を有し、平坦部は、平坦部の内周側に外気が導入される外気導入口7を有し、平坦部の中に凹部17が形成されている。
これによれば、シール面部16は、シール用パッキン13pを配設するための環状の平坦部を有する。従って、この平坦部に環状のシール用パッキン13pを配設して、内外気ケース1に車両側外気吸込口3を直接的に結合することができる。また、平坦部の内周側に外気が導入される外気導入口7を有し、平坦部の中に凹部17が形成されているから、平坦部16に貼ったシール用パッキン13pで外気導入口7の周囲をシールすることができる。
次に、凸部18は、内外気ケース1の外気導入口7の周りを環状に取囲む環状凸部18から成り、環状の壁部19は、環状凸部18の内周側に設けられている。これによれば、追加ダクト2の内部に外気と共に水が侵入しても、図3のように、内周側の環状の壁部19と外周側の環状凸部18の両方に水が取囲まれているから、より確実に、水が追加ダクト2または内外気ケース1の外部に漏れないようにできる。
次に、内外気ケース1と追加ダクト2とが凹凸嵌合された場合に、凸部18と環状の壁部19とが並行して設けられている。そして、図3〜図5のように、追加ダクト2と内外気ケースの開口部端面15から凸部18の先端までの高さH1よりも、開口部端面15(15t)から環状の壁部19の先端までの高さH2(H2a)の方が高くされている。
詳細には、図3において、追加ダクト2と内外気ケースの対向端面となる開口部端面15から凸部18先端までの高さH1よりも、開口部端面15から環状の壁部19の先端までの高さH2の方が、高く設定されている。図4においても、追加ダクト2と内外気ケースの対向端面となる開口部端面15から凸部18先端までの高さH1よりも、開口部端面15から環状の壁部19の先端までの高さH2の方が、高く設定されている。図5においては、追加ダクト2と内外気ケースの対向端面となる開口部端面15から凸部18先端までの高さはH1である。この高さH1よりも、追加ダクト2と内外気ケース1の対向端面となる追加ダクト2側の開口部端面15tから環状の壁部19先端までの高さH2aの方が、高く設定されている。
これによれば、内外気ケース1と追加ダクト2とを結合するときに、先に環状の壁部19を内外気ケース1内に挿入してから、開口部端面15の凹部17と追加ダクト2の端部に設けられた凸部18とを凹凸嵌合させることができ、組み付けが容易である。また、環状の壁部19の高さが比較的高いため、より確実に、水が追加ダクト2または内外気ケース1の外部に漏れないようにすることができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものである。
車両側外気吸込口3と追加ダクト2の間のシール用パッキン23p(図1)および車両側外気吸込口3と内外気ケース1の間のシール用パッキン13p(図6)は、車両側外気吸込口3と一体に形成されていても良いし、別体のパッキンを貼り付けてもよい。
シール面部16は、シール用パッキン13pを配設するための環状の平坦部16を有しており、上記実施形態においては、シール面部16の全面が平坦部16と成って、シール面部16と平坦部16が同一であるが、シール面部16の一部に平坦部があっても良い。すなわち、シール面部16の中に平坦でない部分が混じっていても良い。要は、シール用パッキン13pを用いてシールが成され、追加ダクト2と内外気ケース1とが嵌合できればよい。
また、内外気ケース1の追加ダクト2を接続する開口部端面15に嵌合部17、18を有するが、図示しないタッピングビス等の締結具を用いて、内外気ケース1と追加ダクト2とを接続しても良いことは勿論である。
1 内外気ケース
2 追加ダクト
3 車両側外気吸込口
8 ブロワケーシング
13p シール用パッキン
17 凹部
16 シール面部(平坦部)
18 凸部(環状凸部)
19 環状の壁部
20 空調ダクト

Claims (1)

  1. 内部を空調風が流れ、この空調風の温度を調整する熱交換器が設けられた空調ダクト(20)と、
    前記空調ダクト内を流れる前記空調風の上流側に設けられ前記空調風を前記空調ダクトに送り込むブロワ(9)が内部に設けられたブロワケーシング(8)と、
    前記ブロワケーシングに車両外部の空気である外気と、車両内部を循環する空気である内気とのいずれかを選択して送り込むダンパ(5)を有する内外気ケース(1)と、を備え、
    前記内外気ケースに前記外気を送り込むために車両側に設けられ前記外気を吸い込む車両側外気吸込口(3)と前記内外気ケースとの間に、追加ダクト(2)が配設可能であり、
    前記内外気ケースの前記追加ダクトを接続する開口部端面(15)にシール面部(16
    )を有し、
    前記シール面部は、シール用パッキン(13p)を介して前記車両側外気吸込口と直接的に接続可能な前記開口部端面の一部から成り、
    前記シール面部は、前記追加ダクトが配設されたときに前記追加ダクトの端部に設けられた凸部(18)と凹凸嵌合され、前記凸部と共に嵌合部(17、18)を形成する凹部(17)を有し、
    前記シール面部は、前記シール用パッキンを配設するための環状の平坦部(16)を有し、前記平坦部は、前記平坦部の内周側に前記外気が導入される外気導入口(7)を有し、前記平坦部内に前記凹部が形成されており、
    前記追加ダクト配設されないときに、前記シール面部の前記平坦部にシール用パッキン(13p)が配設され、前記シール用パッキン(13p)を介して前記車両側外気吸込口と前記内外気ケースとが直接的に接続されるものであり、
    前記追加ダクトの端部は、前記追加ダクトと前記内外気ケースとが接続された場合に、前記シール面部よりも前記内外気ケースの内部に進入する環状の壁部(19)を有しており、
    前記凸部は、前記内外気ケースの前記外気導入口の周りを環状に取囲み、前記環状の壁部は、前記凸部の内周側に設けられており、
    前記内外気ケースと前記追加ダクトとが凹凸嵌合された場合に、前記凸部と前記環状の壁部とが並行して設けられ、前記環状の壁部と前記内外気ケースとの間には、シール用パッキンを介在させることなく隙間が形成されて、前記環状の壁部の外周面が前記内外気ケースと離間しており、
    前記シール面部から前記凸部の先端までの高さ(H1)よりも、前記シール面部から前記環状の壁部の先端までの高さ(H2)の方が高くされていることを特徴とする車両用空調装置。
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