JP2010151412A - 室外ユニットの開口カバー - Google Patents

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Sai Kawashima
宰 川島
Kazunori Tagawa
和紀 田川
Kazuya Kitagawa
和也 北川
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Abstract

【課題】部品数が増加することなく、ケーシングの開口からケーシング内部に水が浸入することを確実に防ぐことができる室外ユニットの開口カバーを提供する。
【解決手段】閉鎖弁カバー6は、ケーシング31を有し電装品ユニット35を収納している室外ユニット3において、電装品ユニット35の近傍に位置するケーシング31の開口313に取り付けられる。閉鎖弁カバー6は、カバー本体61と、リブ62とを備える。カバー本体61は、ケーシング31の開口313を覆う。リブ62は、カバー本体61の周縁部の少なくとも一部に設けられ、カバー本体61側から開口313の周囲部分313a側に向けて延びている。そして、リブ62は、カバー本体61がケーシング31の開口313を覆うように配置された際、開口313の周囲部分313aに押し当てられて変形する。
【選択図】図6

Description

本発明は、室外ユニットの開口カバーに関する。
空気調和装置の室外ユニットは、主として、ケーシング、圧縮機、室外ファン、制御基板、閉鎖弁等を備えている。ケーシングの内部は、仕切板によって機械室と送風室とに分割されており、圧縮機、制御基板及び閉鎖弁は、機械室側に設置され、室外ファンは、送風室側に設置されている。
また、ケーシングの機械室側の部分のうち、閉鎖弁付近及び制御基板付近には、開口が設けられている。このようにケーシングに開口が設けられていると、開口を介して外部からの水がケーシング内部に浸入してしまうため、一般的には、当該開口を塞ぐべく、開口にはケーシングの外側から開口用カバーが取り付けられている。しかし、開口用カバーがケーシングに取り付けられたとしても、開口用カバーとケーシングとの間には隙間ができてしまい、開口用カバーが開口を完全に塞ぐことは困難となっている。従って、開口用カバーがケーシングに取り付けられていても、外部からの水は、ケーシングと開口用カバーとの間の隙間を介してケーシング内部に浸入する恐れがある。特に、水が制御基板に接触すると、制御基板における各種制御回路に不具合が生じてしまう恐れがある。
なお、ケーシングと開口用カバーとの隙間に水が浸入するのを防止する方法としては、開口用カバーとケーシングとの隙間にシール部材を取り付ける方法が知られている(特許文献1)。また、水の制御基板への接触を防止する方法としては、制御基板に防水用カバーをかぶせる方法が知られている(特許文献2)。
特開平11−14099号公報 特開2001−99448号公報
しかしながら、特許文献1に係る方法では、開口用カバーとケーシングとの隙間を塞ぐように形作られたシール部材が新たに必要となるため、部品数が多くなると共に、コストがかかってしまう。また、特許文献2に係る方法では、制御基板にかぶせるための防水用カバーを新たに設ける必要があるため、室外ユニットを組み立てる際の部品数が多くなってしまうと共に、コストがかかってしまう。
そこで、本発明は、部品数が増加することなく、ケーシングの開口からケーシング内部に水が浸入することを確実に防ぐことができる室外ユニットの開口カバーを提供することを目的とする。
発明1に係る室外ユニットの開口カバーは、ケーシングを有し電装品を収納している室外ユニットにおいて、電装品の近傍に位置するケーシングの端子接続部用の開口に取り付けられる開口カバーである。この開口カバーは、カバー本体と、リブとを備える。カバー本体は、ケーシングの開口を覆う。リブは、カバー本体の周縁部の少なくとも一部に設けられ、カバー本体側から開口の周囲部分側に向けて延びている。そして、リブは、カバー本体がケーシングの開口を覆うように配置された際、開口の周囲部分に押し当てられて変形する。
この室外ユニットの開口カバーによると、カバー本体がケーシングの開口を覆うように配置された際(即ち、開口カバー装着の際)、リブは、ケーシングの開口の周囲部分に押し当てられて変形する。これにより、ケーシングの開口はリブによってシールされ、ケーシング内部には水が浸入にくくなる。従って、開口カバーのみによって安価に、開口を介してケーシング内部に水が浸入するのを防ぐことができる。
発明2に係る室外ユニットの開口カバーは、発明1に係る室外ユニットの開口カバーであって、リブは、開口の周囲部分に押し当てられて弾性変形する。
この室外ユニットの開口カバーによると、開口カバー装着の際、リブは、ケーシングにおける開口の周囲部分に押し当てられて弾性変形する。これにより、リブは例えば撓みながらケーシングにおける開口の周囲部分に当接した状態となり、リブとケーシングとの間には隙間がほぼない状態となる。従って、外部からケーシング内部に浸入しようとする水は、リブによってせき止められる。
発明3に係る室外ユニットの開口カバーは、発明2に係る室外ユニットの開口カバーであって、開口の周囲部分のうちリブの当接部分は、開口が形成されているケーシングの面に対し、第1所定角度傾斜している。
この室外ユニットの開口カバーによると、開口の周囲部分のうちリブの当接部分は、開口が形成されているケーシングの面、つまり開口カバーが配置される面に対し第1所定角度傾斜している。これにより、開口カバー装着の際、リブは、開口の周囲部分における傾斜部に沿って弾性変形する。つまり、この開口カバーによると、リブは、弾性変形し易くなる。
発明4に係る室外ユニットの開口カバーは、発明2に係る室外ユニットの開口カバーであって、リブは、開口の周囲部分に垂直となる方向に対して、第2所定角度傾斜する方向に延びている。
この室外ユニットの開口カバーによると、リブは、開口の周囲部分に垂直となる方向に対して第2所定角度傾斜する方向に延びている。そのため、開口カバー装着の際、リブは、開口の周囲部分に押し当てられ、より弾性変形し易くなる。
発明5に係る室外ユニットの開口カバーは、発明2に係る室外ユニットの開口カバーであって、リブは、開口の周囲部分に押し当てられて収縮する蛇腹部を有する。
この室外ユニットの開口カバーによると、開口カバー装着の際、リブが開口の周囲部分に押し当てられ、リブの蛇腹部は収縮する。つまり、リブは、蛇腹部を有するため、より弾性変形し易くなる。
発明6に係る室外ユニットの開口カバーは、発明2に係る室外ユニットの開口カバーであって、リブは、所定の曲率半径で湾曲して延びている。
この室外ユニットの開口カバーによると、リブが湾曲形状を有しているため、開口カバー装着の際、リブが開口の周囲部分に押し当てられ、より弾性変形し易くなる。
発明7に係る室外ユニットの開口カバーは、発明1に係る室外ユニットの開口カバーであって、リブは、開口の周囲部分に押し当てられて塑性変形する。
この室外ユニットの開口カバーによると、開口カバー装着の際、リブは、ケーシングにおける開口の周囲部分に押し当てられて塑性変形する。これにより、リブは、ケーシングにおける開口の周囲部分と完全に当接した状態なり、リブとケーシングとの間には隙間がほぼない状態となる。従って、外部からケーシング内部に浸入しようとする水は、リブによってせき止められる。
発明8に係る室外ユニットの開口カバーは、発明7に係る室外ユニットの開口カバーであって、リブは、カバー本体側の第1部分と、リブの先端側の第2部分とを有する。そして、リブの第1部分の横断面は、リブの第2部分の横断面よりも面積が大きい。
この室外ユニットの開口カバーによると、リブの先端部分の横断面は、カバー本体側の横断面よりも小さい。そのため、開口カバー装着の際、リブは、ケーシングにおける開口の周囲部分に押し当てられ、より塑性変形し易くなる。
発明9に係る室外ユニットの開口カバーは、発明2〜8のいずれかに係る室外ユニットの開口カバーであって、リブが、薄肉状に形成されている。
この室外ユニットの開口カバーによると、リブが薄肉状に形成されている。そのため、開口カバー装着の際、リブは開口の周囲部分に押し当てられ、容易に弾性変形または塑性変形することができる。
発明10に係る室外ユニットの開口カバーは、発明1〜9のいずれかに係る室外ユニットの開口カバーであって、カバー本体とリブとが一体成形されている。
この室外ユニットの開口カバーによると、カバー本体とリブとは、例えばゴム等であるエラストマーで一体形成される。これにより、カバー本体とリブとを同時に成形することができ、製造コストを抑えることができる。
発明1に係る室外ユニットの開口カバーによると、開口カバーのみによって安価に、開口を介してケーシング内部に水が浸入するのを防ぐことができる。
発明2に係る室外ユニットの開口カバーによると、外部からケーシング内部に浸入しようとする水は、リブによってせき止められる。
発明3に係る室外ユニットの開口カバーによると、リブは、弾性変形し易くなる。
発明4に係る室外ユニットの開口カバーによると、開口カバー装着の際、リブは、開口の周囲部分に押し当てられ、より弾性変形し易くなる。
発明5に係る室外ユニットの開口カバーによると、リブは、蛇腹部によって、より弾性変形し易くなる。
発明6に係る室外ユニットの開口カバーによると、リブが湾曲形状を有しているため、開口カバー装着の際、リブが開口の周囲部分に押し当てられ、より弾性変形し易くなる。
発明7に係る室外ユニットの開口カバーによると、外部からケーシング内部に浸入しようとする水は、リブによってせき止められる。
発明8に係る室外ユニットの開口カバーによると、開口カバー装着の際、リブは、ケーシングにおける開口の周囲部分に押し当てられ、より塑性変形し易くなる。
発明9に係る室外ユニットの開口カバーによると、開口カバー装着の際、リブは開口の周囲部分に押し当てられ、容易に弾性変形または塑性変形することができる。
発明10に係る室外ユニットの開口カバーによると、カバー本体とリブとを同時に成形することができ、製造コストを抑えることができる。
以下、本発明に係る室外ユニットの開口カバーについて、図面を用いて詳細に説明する。
<第1実施形態>
(1)構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る空気調和装置1の外観図である。図1の空気調和装置1は、室内の壁面等に取り付けられている室内ユニット2と、室外に設置されている室外ユニット3とに分かれて構成されており、室内の冷房運転や暖房運転等を行うことができる。
室内ユニット2の内部には、室内熱交換器(図示せず)等が収納され、室外ユニット3の内部には室外熱交換器32(後述)や圧縮機33(後述)等が収納されている。そして、室内ユニット2の室内熱交換器及び室外ユニット3の室外熱交換器32は、冷媒配管4を介して接続されている。
(1−1)室外ユニットの構成
次に、本実施形態に係る室外ユニット3の構成について、図2及び図3を用いて説明する。室外ユニット3は、主として、ケーシング31、室外熱交換器32、圧縮機33、電装品ユニット35、室外ファン37、及び閉鎖弁カバー6(開口カバーに相当)を備えている。尚、以下の説明においては、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」等の方向を示す表現を適宜用いているが、これらは、室外ユニット3が図1に示すように室外に取り付けられ、通常使用される状態での各方向を表す。
〔ケーシング〕
ケーシング31は、略直方体の形状を有しており、板金及び樹脂によって形成されている。ケーシング31は、図2に示すように、ケース本体311と、ケース側壁部312とを有する。ケーシング31の内部は、図3に示すように、略鉛直に延びる仕切板36により機械室S1と送風室S2とに分割されている。機械室S1には、圧縮機33や電装品ユニット35が設置され、送風室S2には、室外熱交換機32や室外ファン37が設置されている。
ケース本体311は、ケーシング31内部に設置された圧縮機33や室外熱交換機32を覆う部材であって、図2に示すように、送風口311aと吸気口(図示せず)とが形成されている。室外ユニット3の外部から吸気口を介してケース本体311内部に吸い込まれた空気は、送風口311aに送られる。尚、送風口311a及び吸気口は、共にケーシング31の送風室S2側部分に設けられている。ケース側壁部312は、ケース本体311の機械室S1側に配置されており、ケース側壁部312には、電装品ユニット35に接続された各種配線、及び閉鎖弁34を介して室外熱交換器32に接続された冷媒配管4が露出するための開口313,314が形成されている。つまり、開口313は、ケース側壁部312のうち、電装品ユニット35近傍に設けられており、開口314は、ケース側壁部312のうち、閉鎖弁34近傍に設けられている。
尚、本実施形態に係るケース側壁部312は、開口313,314の周囲部分313a,314a(図6参照)を除き、ほぼ平らな形状を有している(図2)。ケース側壁部312のうち、開口313,314の周囲部分313a,314aの少なくとも一部分は、図6(a)(b)に示すように、ケース側壁部312の平らな部分に対し第1所定角度α傾斜している。特に、本実施形態では、周囲部分313a,314aのうち、後述する閉鎖弁カバー6のリブ62が当接する当接部分313b,314bは、開口313,314側に近づく程低くなるように傾斜している。第1所定角度αとしては、例えば10度〜70度が挙げられ、本実施形態では、一例として第1所定角度αを30度としている。
また、この開口313,314には、閉鎖弁カバー6が開口313,314を覆うようにして取り付けられるが、本実施形態に係る閉鎖弁カバー6の詳細については、後述する。
〔室外熱交換器〕
室外熱交換器32は、吸気口を介してケース本体311内に吸い込まれてきた空気と熱交換を行うためのものである。室外熱交換器32は、図3に示すように、略L字状の形状を有し、図3においてケーシング31の左側面から背面に沿うように配置されている。このような室外熱交換器32は、長手方向両端で複数回折り返されてなる伝熱管321と、伝熱管321が挿通される複数のフィン322とを有する。伝熱管321の内部には、冷媒配管4と同様、冷媒が流れる。
また、室外熱交換器32の右側下部には、閉鎖弁34が取り付けられる(図2)。この閉鎖弁34を介して、室外熱交換器32には、冷媒配管4を流れる冷媒が出入りする。
〔圧縮機〕
圧縮機33は、冷媒配管4内を流れる冷媒を圧縮するためのものであって、図3に示すように、機械室S1内に配置されている。より具体的には、圧縮機33は、電装品ユニット35の下側に配置されている。このような圧縮機33は、図示しない圧縮機用モータと接続されており、該圧縮機用モータを駆動源として駆動する。
〔電装品ユニット〕
電装品ユニット35は、複数の電気部品が実装された制御基板35bの他、変圧器として機能するリアクタ等を収納するためのものであって、図3に示すように、機械室S1において圧縮機33の上側に配置されている。より具体的には、電装品ユニット35は、ケーシング31の開口313付近に配置されており、主として、支持部材35a、制御基板35b及び端子接続部35cとを含む。
支持部材35aは金属で構成されており、仕切板36及び室外熱交換器32を介してケーシング31の一部に固定される。制御基板35bは、支持部材35aに支持されている。ここで、制御基板35bに実装されている複数の電気部品の種類としては、MOSトランジスタやパワートランジスタ、ダイオード、CPU等が挙げられ、これらの各種部品により、制御基板35b上には圧縮機用モータや室外ファン37用のファンモータ371を駆動させるための駆動用回路が構成されている。端子接続部35cは、各種配線が接続されるためのものであって、支持部材35aのうち、ケース側壁部312の開口313部分に対応するようにして配置されている。端子接続部35cに接続される配線の種類としては、制御基板35b上に構成された各種回路から出力される信号を室外ユニット3内の各種モータ(例えば、圧縮機用モータ、後述するファンモータ371など)や室内ユニット2に伝送するための信号用配線、電源を室外ユニット3内の各種モータ等に供給するための電源供給用配線などが挙げられる。
〔室外ファン〕
室外ファン37は、送風室S2内の空気を室外ユニット3外部に送るためのものであって、図3に示すように、送風室S2に設けられている。室外ファン37は、3枚の羽根を有するプロペラファンであって、送風室S2の空気を外部に排出可能なように、ケース本体311に形成された送風口311aに対応する位置に設けられている。また、室外ファン37の回転軸は、ファンモータ371の出力軸371aに接続されており、室外ファン37は、ファンモータ371を駆動源として回転することができる。
(2)閉鎖弁カバーの構成
次に、本実施形態に係る閉鎖弁カバー6について説明する。閉鎖弁カバー6は、ケース側壁部312の外側からケース側壁部312の開口313,314を覆うようにして取り付けられる部材である。閉鎖弁カバー6は、図4及び図5に示すように、カバー本体61とリブと62を有する。
カバー本体61は、ケース側壁部312における2つの開口313,314を共に覆うことができるような形状を有している。具体的には、カバー本体61は、縦方向についてはケース側壁部312のうち上部に位置する開口313の上端部分から下部に位置する開口314の下端部分にかけて延びており、横方向については、開口313,314の各右端部分及び左端部分にかけて延びている。更に、カバー本体61は、該本体61の周縁部がケース側壁部312(具体的には、開口313,314の周囲部分313a,314a)に当接するように、縦方向については開口313の上端部分及び開口314の下端部分よりも若干長く延びていると共に、横方向については各開口313,314の両端部分よりも若干長く延びている。そして、カバー本体61は、開口314から冷媒配管4が突出しているのにあわせて(図2)、開口313を覆う部分よりも開口314を覆う部分の方が、室外ユニット3の外方に突出した形状となっている。このようなカバー本体61は、閉鎖弁カバー6がケース側壁部312に取り付けられた際、開口313,314を覆うようにして配置される。尚、カバー本体61の材質としては、エラストマー樹脂が挙げられる。
リブ62は、カバー本体61の周縁部に設けられており(図4)、閉鎖弁カバー6がケース側壁部312に取り付けられる際、カバー本体61側から開口313,314の周囲部分313a、314a側に向けて延びている(図6(a))。より具体的には、リブ62は、カバー本体61に対し、略垂直となるように延びている(図5,図6)。また、リブ62の長さは、閉鎖弁カバー6がケース側壁部312に取り付けられた際、カバー本体61と開口313,314の周囲部分313a,314aとの隙間の高さよりも長い。
尚、本実施形態に係るリブ62は、カバー本体61の周縁部のうち、冷媒配管4が外部に露出する部分61aを除き、カバー本体61の周縁部に沿ってほぼ連続的に設けられている。そして、カバー本体61と開口313,314の周囲部分313a,314aとの隙間の高さが例えば1mmであるとした場合、リブ62は、約1.5mm〜5mm程度の高さを有する。また、リブ62の材質としては、カバー本体61と同様、エラストマー樹脂が挙げられ、カバー本体61及びリブ62は、金型等によって一体成形されている。
このようなリブ62は、閉鎖弁カバー6がケース側壁部312に装着される際、開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられるようにして、周囲部分313a,314aの一部分(具体的には、当接部分313b,314b)に接触する(図6)。特に、リブ62は、既に述べたようにエラストマー樹脂で形成されており、当接部分313b,314bは、ケース側壁部312の平らな面に対し第1所定角度α傾斜している。そのため、リブ62は、図6(b)に示すように、開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられると弾性変形するようになる。具体的には、リブ62は、ケース側壁部312側の当接部分313b,314bの傾斜方向に沿って撓んでいく。従って、リブ62は、その先端部分ではなく側面部分が当接部分313b,314bに当接するようになる。これにより、リブ62及びケース側壁部312間には、リブ62の変形により隙間のない状態となる。
(3)効果
(A)
本実施形態に係る室外ユニット3の閉鎖弁カバー6によると、カバー本体61がケース側壁部312の開口313,314を覆うように配置された際(即ち、閉鎖弁カバー6装着の際)、リブ62は、ケース側壁部312の開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられて変形する。これにより、ケース側壁部312の開口313,314はリブ62によってシールされ、ケーシング31内部には水が浸入にくくなる。従って、閉鎖弁カバー6のみによって安価に、開口313,314を介してケーシング31内部に水が浸入するのを防ぐことができる。
(B)
また、本実施形態に係る閉鎖弁カバー6によると、閉鎖弁カバー6装着の際、リブ62は、ケース側壁部312における開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられて弾性変形する。これにより、リブ62は撓みながら開口313,314の周囲部分313a,314aに当接した状態となり、リブ62とケース側壁部312との間には隙間がほぼない状態となる。従って、外部からケーシング31内部に浸入しようとする水は、リブ62によってせき止められる。
(C)
また、本実施形態に係る閉鎖弁カバー6によると、開口313,314の周囲部分313a,314aのうちリブ62の当接部分313b,314bは、開口313,314が形成されているケース側壁部312の平らな面に対し第1所定角度α傾斜している。これにより、閉鎖弁カバー6装着の際、リブ62は、開口313,314の周囲部分313a,314aにおける傾斜に沿って弾性変形する。つまり、この閉鎖弁カバー6によると、リブ62は、弾性変形し易くなる。
(D)
また、本実施形態に係る閉鎖弁カバー6によると、カバー本体61とリブ62とが一体成形されているため、製造コストを抑えることができる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、ケース側壁部312側の当接部分313b,314bが傾斜していることにより、閉鎖弁カバー6装着の際、リブ62が当接部分313b,314bに沿って弾性変形する場合について説明したが、本実施形態では、リブ62を弾性変形させる他の例について説明する。
尚、本実施形態に係る空気調和装置の室外ユニットについては、第1実施形態に係る空気調和装置1の室外ユニット3と同様の構成を有しているため、以下では、室外ユニット3の構成の説明を省略すると共に、室外ユニット3における符号については、第1実施形態と同様の符号を用いることとする。以下、本実施形態の一特徴である閉鎖弁カバー106について説明する。
(1)閉鎖弁カバーの構成
図7(a)は、本実施形態に係る閉鎖弁カバー106がケース側壁部312の開口313,314に取り付けられる前の、閉鎖弁カバー106の断面概略図である。図7(b)は、閉鎖弁カバー106がケース側壁部312の開口313,314に取り付けられた際の、閉鎖弁カバー106の断面概略図である。
図7(a)に係る閉鎖弁カバー106は、第1実施形態と同様、カバー本体161とリブ162とを有する。カバー本体161は、ケース側壁部312における2つの開口313,314を共にかつ十分に覆うことができるような形状及び大きさを有している。このようなカバー本体161は、閉鎖弁カバー106がケース側壁部312に取り付けられた際、開口313,314を覆うようにして配置される。カバー本体161の材質としては、第1実施形態と同様、エラストマー樹脂が挙げられる。
リブ162は、第1実施形態と同様、カバー本体161の周縁部に沿ってほぼ連続的に設けられており、閉鎖弁カバー106がケース側壁部312に取り付けられる際、カバー本体161側から開口313,314の周囲部分313a,314a側に向けて延びている。特に、本実施形態に係るリブ162は、開口313,314の周囲部分313a,314aに垂直となる方向に対して第2所定角度β傾斜する方向に延びている(図7(a))。ここで、第2所定角度βの範囲としては、例えば10度〜50度が挙げられる。また、リブ162の長さは、カバー本体161と開口313,314の周囲部分313a,314aとの隙間の高さと第2所定角度βとにより決定される。具体的には、リブ162は、閉鎖弁カバー106の装着時にリブ162の側面部分が開口313,314の周囲部分313a,314aに十分当接するような長さを有する。尚、リブ162の材質としては、第1実施形態と同様、エラストマー樹脂が挙げられ、リブ162はカバー本体161と一体成形されている。
尚、本実施形態では、ケース側壁部312における開口313,314の周囲部分313a,314aは、第1実施形態に係る図6のように傾斜しておらず、平らな状態となっている(図7(a)(b))。
このようなリブ162は、閉鎖弁カバー106がケース側壁部312に装着される際、開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられると、図7(b)に示すように弾性変形するようになる。つまり、リブ162は、リブ162の延びる方向(つまり、周囲部分313a,314aに垂直となる方向に対して第2所定角度β傾斜する方向)に撓んでいく。従って、リブ162は、その先端部分ではなく側面部分が周囲部分313a,314aに当接するようになり、リブ162とケース側壁部312との間には、リブ162の変形により隙間のない状態となる。
(2)効果
本実施形態に係る閉鎖弁カバー106によると、リブ162は、開口313,314の周囲部分313a,314aに垂直となる方向に対して第2所定角度β傾斜する方向に延びている。そのため、閉鎖弁カバー106がケース側壁部312に装着された際、リブ162は、開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられ、より弾性変形し易くなる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る閉鎖弁カバー206について説明する。
尚、本実施形態に係る空気調和装置の室外ユニットについては、第1実施形態に係る空気調和装置1の室外ユニット3と同様の構成を有しているため、以下では、室外ユニット3の構成の説明を省略すると共に、室外ユニット3における符号については、第1実施形態と同様の符号を用いることとする。以下、本実施形態の一特徴である閉鎖弁カバー206について説明する。
(1)閉鎖弁カバーの構成
図8(a)は、本実施形態に係る閉鎖弁カバー206がケース側壁部312の開口313,314に取り付けられる前の、閉鎖弁カバー206の断面概略図である。図8(b)は、閉鎖弁カバー206がケース側壁部312の開口313,314に取り付けられた際の、閉鎖弁カバー206の断面概略図である。
図8(a)に係る閉鎖弁カバー206は、第1実施形態と同様、カバー本体261とリブ262とを有する。カバー本体261は、ケース側壁部312における2つの開口313,314を共にかつ十分に覆うことができるような形状及び大きさを有している。このようなカバー本体261は、閉鎖弁カバー206がケース側壁部312に取り付けられた際、開口313,314を覆うようにして配置される。カバー本体261の材質としては、第1実施形態と同様、エラストマー樹脂が挙げられる。
リブ262は、第1実施形態と同様、カバー本体261の周縁部に沿ってほぼ連続的に設けられており、閉鎖弁カバー206がケース側壁部312に取り付けられる際、カバー本体261側から開口313,314の周囲部分313a,314a側に向けて延びている。特に、本実施形態に係るリブ262は、図8(a)(b)に示すように、蛇腹形状を有している。従って、リブ262は、閉鎖弁カバー206がケース側壁部312に装着される際、開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられると、図8(b)に示すように、収縮するように弾性変形する。
ここで、リブ262の長さは、カバー本体261と開口313,314の周囲部分313a,314aとの隙間の高さによって決定される。具体的には、リブ262は、閉鎖弁カバー206の装着時にリブ262が収縮して開口313,314の周囲部分313a,314aに十分当接するような長さを有する。また、リブ262の材質としては、第1実施形態と同様、エラストマー樹脂が挙げられ、リブ262はカバー本体261と一体成形されている。
尚、本実施形態では、ケース側壁部312における開口313,314の周囲部分313a,314aは、第2実施形態と同様、平らな状態となっている(図8(a)(b))。
(2)効果
本実施形態に係る閉鎖弁カバー206によると、閉鎖弁カバー206がケース側壁部312に装着された際、リブ262が開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられ、リブ262は収縮し、リブ262とケース側壁部312との間には隙間がほぼない状態となる。従って、外部からケーシング31内部に浸入しようとする水は、リブ262によってせき止められる。
尚、本実施形態では、リブ262自体が蛇腹状に形成されている場合について説明したが、図9に示すように、リブ262’は、少なくとも一部分が蛇腹形状であってもよい(つまり、リブ262’は、蛇腹部262a’を有する)。このような閉鎖弁カバー206’によると、閉鎖弁カバー206’がケース側壁部312に取り付けられた際、カバー本体261は、開口313,314を覆うようにして配置され、リブ262’は、蛇腹部262a’が収縮するようになる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る閉鎖弁カバー306について説明する。
尚、本実施形態に係る空気調和装置の室外ユニットについては、第1実施形態に係る空気調和装置1の室外ユニット3と同様の構成を有しているため、以下では、室外ユニット3の構成の説明を省略すると共に、室外ユニット3における符号については、第1実施形態と同様の符号を用いることとする。以下、本実施形態の一特徴である閉鎖弁カバー306について説明する。
(1)閉鎖弁カバーの構成
図10(a)は、本実施形態に係る閉鎖弁カバー306がケース側壁部312の開口313,314に取り付けられる前の、閉鎖弁カバー306の断面概略図である。図10(b)は、閉鎖弁カバー306がケース側壁部312の開口313,314に取り付けられた際の、閉鎖弁カバー306の断面概略図である。
図10(a)に係る閉鎖弁カバー306は、第1実施形態と同様、カバー本体361とリブ362とを有する。カバー本体361は、ケース側壁部312における2つの開口313,314を共にかつ十分に覆うことができるような形状及び大きさを有している。このようなカバー本体361は、閉鎖弁カバー306がケース側壁部312に取り付けられた際、開口313,314を覆うようにして配置される。カバー本体361の材質としては、第1実施形態と同様、エラストマー樹脂が挙げられる。
リブ362は、第1実施形態と同様、カバー本体361の周縁部に沿ってほぼ連続的に設けられており、閉鎖弁カバー306がケース側壁部312に取り付けられる際、カバー本体361側から開口313,314の周囲部分313a,314a側に向けて延びている。特に、本実施形態に係るリブ362は、第1実施形態に係るリブ62と同様に、ほぼ垂直方向に延びているが、第1実施形態に係るリブ62よりも薄肉状に形成されている(図10(a))。従って、リブ362は、閉鎖弁カバー306がケース側壁部312に装着される際、開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられると、図10(b)に示すように容易に撓むようになる(弾性変形)。
ここで、リブ362の長さは、カバー本体361と開口313,314の周囲部分313a,314aとの隙間の高さによって決定される。具体的には、リブ362は、閉鎖弁カバー306の装着時にリブ362が開口313,314の周囲部分313a,314aに十分当接するような長さを有する。また、リブ362の材質としては、第1実施形態と同様、エラストマー樹脂が挙げられ、リブ362は、カバー本体361と一体成形されている。
尚、本実施形態では、ケース側壁部312における開口313,314の周囲部分313a,314aは、第2実施形態と同様、平らな状態となっている(図10(a)(b))。
(2)効果
本実施形態に係る閉鎖弁カバー306によると、リブ362が薄肉状に形成されているため、閉鎖弁カバー306がケース側壁部312に装着された際、リブ362は開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられ、容易に弾性変形する。従って、リブ362とケース側壁部312との間には隙間がほぼない状態となり、外部からケーシング31内部に浸入しようとする水は、リブ362によってせき止められる。
<第5実施形態>
上記第1〜第4実施形態では、リブが弾性変形を行う場合について説明したが、以下では、リブが塑性変形を行うことで、リブとケース側壁部との間の隙間をなくすことができる閉鎖弁カバー406について説明する。
尚、本実施形態に係る空気調和装置の室外ユニットについては、第1実施形態に係る空気調和装置1の室外ユニット3と同様の構成を有しているため、以下では、室外ユニット3の構成の説明を省略すると共に、室外ユニット3における符号については、第1実施形態と同様の符号を用いることとする。以下、本実施形態の一特徴である閉鎖弁カバー406について説明する。
(1)閉鎖弁カバーの構成
図11(a)は、本実施形態に係る閉鎖弁カバー406がケース側壁部312の開口313,314に取り付けられる前の、閉鎖弁カバー406の断面概略図である。図11(b)は、閉鎖弁カバー406がケース側壁部312の開口313,314に取り付けられた際の、閉鎖弁カバー406の断面概略図である。
図11(a)に係る閉鎖弁カバー406は、第1実施形態と同様、カバー本体461とリブ462とを有する。カバー本体461は、ケース側壁部312における2つの開口313,314を共にかつ十分に覆うことができるような形状及び大きさを有している。このようなカバー本体461は、閉鎖弁カバー406がケース側壁部312に取り付けられた際、開口313,314を覆うようにして配置される。カバー本体461の材質としては、合成樹脂等が挙げられる。
リブ462は、第1実施形態と同様、カバー本体461の周縁部に沿ってほぼ連続的に設けられており、閉鎖弁カバー406がケース側壁部312に取り付けられる際、カバー本体461側から開口313,314の周囲部分313a,314a側に向けて延びている。具体的には、リブ462は、カバー本体461に対しほぼ垂直方向に延びている。
特に、本実施形態に係るリブ462は、図12に示すように、カバー本体461側の第1部分462aとリブ462の先端側の第2部分462bとを有しており、第1部分462aの横断面の面積は、第2部分462bの横断面の面積よりも大きい。具体的には、リブ462の第1部分462aは、その太さが約均一のままカバー本体461に対し略垂直に延びており、第2部分462bは、第1部分462a側から先端部に向かって除々に細くなっており、尖った形状を有している。
また、リブ462の長さは、カバー本体461と開口313,314の周囲部分313a,314aとの隙間の高さによって決定される。具体的には、リブ462は、閉鎖弁カバー406の装着時にリブ462が開口313,314の周囲部分313a,314aに十分当接するような長さを有する。例えば、カバー本体461と開口313,314の周囲部分313a,314aとの隙間の高さが例えば1mmであるとした場合、リブ462は、例えば約1.2mmの高さを有するように形成される。この場合、第1部分462aの高さは約1mm、第2部分462bの高さは約0.2mmとなるように、第1部分462a及び第2部分462bが形成される。また、リブ462の材質としては、塑性変形のし易いものが挙げられ、例えばカバー本体461と同様、合成樹脂等が挙げられる。カバー本体461とリブ462とが同じ材質からなる場合には、カバー本体461及びリブ462は、一体成形されることができる。
上記リブ462は、閉鎖弁カバー406がケース側壁部312に装着される際、開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられる。すると、図11(b)に示すように、リブ462の第2部分462bに係る先端部は、開口313,314の周囲部分313a,314aに接触して塑性変形する。従って、リブ462の先端部は、潰れた状態で周囲部分313a,314aに当接した状態となる。
尚、本実施形態では、ケース側壁部312における開口313,314の周囲部分313a,314aは、第2実施形態と同様、平らな状態となっている(図11(a)(b))。
(2)効果
(A)
本実施形態に係る閉鎖弁カバー406によると、閉鎖弁カバー406がケース側壁部312に装着された際、リブ462は、ケース側壁部312における開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられて塑性変形する。これにより、リブ462は、ケース側壁部312における開口313,314の周囲部分313a,314aと完全に当接した状態となり、リブ462とケース側壁部312との間には隙間がほぼない状態となる。従って、外部からケーシング31内部に浸入しようとする水は、リブ462によってせき止められる。
(B)
また、本実施形態に係る閉鎖弁カバー406によると、リブ462の先端部側である第2部分462bの横断面は、カバー本体461側である第1部分462aの横断面よりも小さい。そのため、閉鎖弁カバー406がケース側壁部312に装着された際、リブ462は、ケース側壁部312における開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられ、より塑性変形し易くなる。
尚、本実施形態では、図11及び図12に示すように、リブ462が先端部分の尖った形状を有している場合について説明した。しかし、本実施形態に係るリブ462は、開口313,314の周囲部分313a,314aに押し当てられて塑性変形し、リブ462とカバー本体461との隙間がなくなればよい。従って、リブ462の形状は、図11及び図12に係る形状には限定されず、第2部分462bが第1部分462aよりも横断面が小さいという条件を満たす場合のように、塑性変形し易い形状であればよい。
<その他の実施形態>
(a)
上記第1実施形態〜第4実施形態では、リブが弾性変形を行う場合について説明した。弾性変形するリブのその他の例としては、図13に示すように、リブ562が、予め所定の曲率半径で湾曲して延びている場合が挙げられる。このリブ562によると、閉鎖弁カバー506がケース側壁部に装着された際、リブ562はより弾性変形し易くなる。
(b)
上記第4実施形態では、リブ362が薄肉状に形成されている場合について説明した。しかし、リブは、第4実施形態以外の実施形態(つまり、第1〜第3実施形態、第5実施形態)においても、薄肉状に形成されていてもよい。
(c)
上記第1〜第5実施形態では、カバー本体及びリブが一体成形されていると説明した。しかし、カバー本体及びリブは、一体成形されるのではなく、個々に成形されてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、カバー本体及びリブがエラストマー製の樹脂で形成され、上記第5実施形態では、カバー本体及びリブが合成樹脂で形成されると説明した。しかし、第1〜第4実施形態ではリブが弾性変形を行い、第5実施形態ではリブが塑性変形を行えばよく、カバー本体及びリブの材質は、これらに限定されない。
(d)
上記第1〜第5実施形態では、閉鎖弁カバー406が、2つの開口313,314を共に塞ぐ場合について説明した。しかし、2つの開口313,314を1つのカバーで塞ぐのではなく、開口313を塞ぐ開口カバーと、開口314を塞ぐ開口カバーとが、それぞれ別々に設けられても良い。
(e)
上記第1〜第5実施形態では、本発明に係る開口カバーが、空気調和装置に係る閉鎖弁カバーとして利用される場合について説明した。しかし、本発明に係る開口カバーの利用形態は、これに限定されるのではなく、例えば給湯機に係る室外ユニットにおいて、該ユニット内部に収納された電装品ユニット付近に設けられた開口を塞ぐためのカバーとして利用されてもよい。
本発明に係る室外ユニットの開口カバーは、従来の開口カバーよりあるリブを利用することにより、開口カバーのみによって、安価に、開口を介してケーシング内部に水が浸入するのを防ぐことができる。従って、本発明に係る室外ユニットは、空気調和装置や給湯機において、当該ユニット本体内部に収納された電装品付近の開口を塞ぐための開口カバーとして適用することができる。
第1実施形態に係る空気調和装置の外観図。 第1実施形態に係る室外ユニットにおいて、ケーシングの一部が取り外された室外ユニットの外観図。 第1実施形態に係る室外ユニットにおいて、ケーシング全てが取り外された室外ユニットの外観図。 第1実施形態に係る閉鎖弁カバーの外観図。 図4の閉鎖弁カバーのV−V断面を、閉鎖弁カバーの上側から見た場合の図。 (a)第1実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられる前の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 (b)第1実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられた際の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 (a)第2実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられる前の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 (b)第2実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられた際の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 (a)第3実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられる前の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 (b)第3実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられた際の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 第3実施形態に係る閉鎖弁カバーの変形例を説明するための図。 (a)第4実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられる前の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 (b)第4実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられた際の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 (a)第5実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられる前の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 (b)第5実施形態に係る閉鎖弁カバーが開口に取り付けられた際の、閉鎖弁カバーの断面概略図。 第5実施形態に係るリブの拡大図。 その他の実施形態(a)に係るリブの拡大図。
符号の説明
1 空気調和装置
3 室外ユニット
5 電装品ユニット
6 閉鎖弁カバー
31 ケーシング
61 カバー本体
62 リブ
311 ケース本体
312 ケース側壁部
313,314 開口
313a,314a 周囲部分
313b,314b 当接部分
462a リブの第1部分
462b リブの第2部分

Claims (10)

  1. ケーシング(31)を有し、電装品(35)を収納している室外ユニット(3)において、前記電装品(35)の近傍に位置する前記ケーシング(31)の端子接続部(35c)用の開口(313)に取り付けられる前記室外ユニットの開口カバー(6)であって、
    前記ケーシング(31)の前記開口(313)を覆うカバー本体(61,161,261,361,461)と、
    前記カバー本体(61,161,261,361,461)の周縁部の少なくとも一部に設けられ、前記カバー本体(61,161,261,361,461)側から前記開口(313)の周囲部分(313a)側に向けて延びるリブ(62,162,262,362,462)と、
    を備え、
    前記リブ(62,162,262,362,462)は、前記カバー本体(61,161,261,361,461)が前記ケーシング(31)の前記開口(313)を覆うように配置された際、前記開口(313)の前記周囲部分(313a)に押し当てられて変形する、
    室外ユニットの開口カバー(6,106,206,306,406)。
  2. 前記リブ(62,162,262,362)は、前記開口(313)の前記周囲部分(313a)に押し当てられて弾性変形する、
    請求項1に記載の室外ユニットの開口カバー(6,106,206,306)。
  3. 前記開口(313)の前記周囲部分(313a)のうち前記リブ(62)の当接部分(313b)は、前記開口(313)が形成されている前記ケーシング(31)の面に対し第1所定角度(α)傾斜している、
    請求項2に記載の室外ユニットの開口カバー(6)。
  4. 前記リブ(162)は、前記開口(313)の前記周囲部分(313a)に垂直となる方向に対して第2所定角度(β)傾斜する方向に延びている、
    請求項2に記載の室外ユニットの開口カバー(106)。
  5. 前記リブ(262)は、前記開口(313)の前記周囲部分(313a)に押し当てられて収縮する蛇腹部を有する、
    請求項2に記載の室外ユニットの開口カバー(206)。
  6. 前記リブ(562)は、所定の曲率半径で湾曲して延びている、
    請求項2に記載の室外ユニットの開口カバー(506)。
  7. 前記リブ(462)は、前記開口(313)の前記周囲部分(313a)に押し当てられて塑性変形する、
    請求項1に記載の室外ユニットの開口カバー(406)。
  8. 前記リブ(462)は、前記カバー本体(461)側の第1部分(462a)と、前記リブ(462)の先端側の第2部分(462b)とを有し、
    前記リブ(462)の前記第1部分(462a)の横断面は、前記リブ(462)の前記第2部分(462b)の横断面よりも面積が大きい、
    請求項7に記載の室外ユニットの開口カバー(406)。
  9. 前記リブ(62,162,262,362,462)が、薄肉状に形成されている、
    請求項2〜8のいずれかに記載の室外ユニットの開口カバー(6,106,206,306,406)。
  10. 前記カバー本体(61,161,261,361,461)と前記リブ(62,162,262,362,462)とが一体成形されている、
    請求項1〜9のいずれかに記載の室外ユニットの開口カバー(6,106,206,306,406)。
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