JP6129682B2 - 推力制御バルブ及び飛翔体 - Google Patents

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Description

本発明は、推力制御バルブ及びこれを備える飛翔体に関するものである。
従来、飛翔体の軌道制御及び姿勢制御を行う推力制御バルブが知られている(例えば、特許文献1参照)。この推力制御バルブは、推進用ガス(作動ガス)が流通するノズルを有している。ノズルには、ガス流れ方向の上流側から、ガス供給室、ガス通路、ガス噴射室が形成されている。このノズルの内部には、プラグが挿入される。プラグは、ガス通路及びガス噴射室の間で移動自在に配置されている。推進制御バルブを閉弁する場合、ノズルの内周面にプラグの外周面を密接させる一方で、推進制御バルブを開弁する場合、ノズルの内周面からプラグの外周面を離している。
特開2004−251181号公報
しかしながら、従来の推力制御バルブでは、開弁時において、ノズルの内周面からプラグの外周面が離れる。このとき、プラグは、ノズルから離れた自由状態になることから、ノズルに対するプラグの位置が偏ってしまう可能性がある。具体的には、プラグの中心軸とノズルの中心軸とが位置ずれして、ノズルの内周面とプラグの外周面と間の隙間が不均一となったり、ノズルの中心軸に対しプラグの中心軸が傾いたりすることで、ノズルの内周面とプラグの外周面との間の流路の形状が変化したりする可能性がある。この場合、推力制御バルブからの推進用ガスの噴射分布にばらつきが生じてしまう。
そこで、本発明は、作動ガスの噴射分布のばらつきを抑制しつつ、作動ガスを好適に噴射することができる推力制御バルブ及び飛翔体を提供することを課題とする。
本発明の推力制御バルブは、噴射される作動ガスが流通するガス噴射通路が形成され、ガス噴射通路に弁座面が形成される弁体と、ガス噴射通路の内部に設けられ、弁座面に当接する被弁座面を有する弁棒と、を備え、弁棒の外周面には、弁体のガス噴射通路の内周面に接する案内面が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、弁棒の外周面には、弁体のガス噴射通路の内周面に接する案内面が形成されている。このため、弁体の弁座面から弁棒の被弁座面が離れた場合であっても、弁棒の案内面が弁体の内周面に接するため、弁棒を弁体の内周面に沿って案内することができる。これにより、弁体の内周面によって弁体と弁棒との間を維持することができるため、弁体と弁棒との相互における位置を好適に保つことができる。以上から、作動ガスの噴射分布のばらつきを抑制しつつ、作動ガスを好適に噴射することができる。
この場合、案内面は、作動ガスのガス流れ方向において、被弁座面の下流側に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、弁座面と被弁座面との間を通過する作動ガスが下流側へ向かっても、被弁座面の下流側において、弁体の内周面に沿って弁棒を案内することができる。このため、作動ガスの影響を受け難くできることから、弁座面及び被弁座面周りにおける弁棒と弁体との位置を好適に保つことができる。
この場合、弁棒は、案内面が形成される被弁座面の下流側の先端部に、作動ガスが流通するガス流通部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、先端部にガス流通部を形成することができる。このため、弁座面と被弁座面との間を通過した作動ガスは、ガス流通部を流れて、ガス流れ方向の下流側に流れることができる。
この場合、ガス流通部は、上流側を頂部とし、頂部から下流側に向かって広がるV溝であることが好ましい。
この構成によれば、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間が離れると、V溝の頂部が出現する。そして、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間がさらに離れるにつれて、V溝によって形成される流路面積が大きくなっていく。このため、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間を流れる作動ガスを、V溝に好適に流通させることができる。また、先端部にV溝を加工するという簡易な加工により、ガス流通部を形成することができる。さらに、V溝の形状を、作動ガスの噴射量に応じた形状にすることで、作動ガスの噴射量を適宜調整することが可能となる。
この場合、ガス流通部は、弁棒の中心を通るように交差させた複数のV溝であることが好ましい。
この構成によれば、先端部に複数のV溝を形成することができるため、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間を流れる作動ガスを、複数のV溝に好適に流通させることができる。
この場合、先端部は、V溝の頂部と被弁座面との間に設けられる閉塞部を有していることが好ましい。
この構成によれば、弁棒及び弁体に与えられる振動または衝撃等の影響によって、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間が僅かに離れた場合であっても、V溝が出現することなく、閉塞部によりガス噴射通路が閉塞されるため、弁棒及び弁体への影響による予想しない作動ガスの噴射を抑制することができる。
この場合、ガス流通部は、ガス流れ方向の上流側から下流側に亘って、先端部に貫通形成される貫通孔であることが好ましい。
この構成によれば、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間が離れると、貫通孔が出現する。このため、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間を流れる作動ガスを、貫通孔に好適に流通させることができる。
この場合、貫通孔は、ガス流れ方向に直交する面で切った断面が、案内面に沿って湾曲する矩形であることが好ましい。
この構成によれば、湾曲した矩形となる貫通孔の形状を、作動ガスの噴射量に応じた形状にすることで、作動ガスの噴射量を適宜調整することが可能となる。
この場合、貫通孔は、ガス流れ方向に直交する面で切った断面が、円形であることが好ましい。
この構成によれば、円形となる貫通孔の形状を、作動ガスの噴射量に応じた形状にすることで、作動ガスの噴射量を適宜調整することが可能となる。
この場合、ガス流通部は、ガス流れ方向の上流側から下流側に亘って先端部の外周面に形成された溝であることが好ましい。
この構成によれば、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間が離れると、溝が出現する。このため、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間を流れる作動ガスを、溝に好適に流通させることができる。
この場合、ガス噴射通路には、作動ガスをガス噴射通路内に流入させるガス流入口が接続されており、ガス流入口に近いほうのガス流通部の流路面積は、ガス流入口に遠いほうのガス流通部の流路面積に比して小さいことが好ましい。
この構成によれば、ガス流入口が形成される位置を考慮して、ガス流通部の流路面積の大きさを変更することができるため、ガス流通部を通過して噴射される作動ガスの噴射分布をより均一にすることができる。
この場合、ガス流れ方向において、被弁座面の上流側に設けられ、ガス噴射通路内を流れる作動ガスを整流する整流板をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、弁体の弁座面と弁棒の被弁座面との間に向かう作動ガスを、整流板により整流することができるため、弁座面と被弁座面との間を通過して噴射される作動ガスの噴射分布をより均一にすることができる。
本発明の飛翔体は、上記の推力制御バルブを備えることを特徴とする。
この構成によれば、噴射分布が均一となる作動ガスを噴射して、飛翔体自体または飛翔体の先端側に格納される頭部体の姿勢制御を行うことができるため、姿勢を精度良く制御することができる。
図1は、実施例1に係る推力制御バルブを備える飛翔体の模式図である。 図2は、実施例1に係る推力制御バルブを軸方向に沿って切った断面図である。 図3は、実施例1に係る推力制御バルブの弁棒を示す斜視図である。 図4は、実施例2に係る推力制御バルブを軸方向に沿って切った断面図である。 図5は、実施例2に係る推力制御バルブの弁棒の先端部を軸方向に直交する面で切った断面図である。 図6は、実施例3に係る推力制御バルブの弁棒の先端部を軸方向に直交する面で切った断面図である。 図7は、実施例4に係る推力制御バルブの弁棒の先端部を軸方向に直交する面で切った断面図である。 図8は、実施例5に係る推力制御バルブを軸方向に沿って切った断面図である。 図9は、実施例5に係る推力制御バルブの整流板を軸方向に直交する面で切った断面図である。 図10は、実施例6に係る推力制御バルブの弁棒の先端部をを軸方向に直交する面で切った断面図である。
以下に、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施例1に係る推力制御バルブを備える飛翔体の模式図である。図1に示すように、実施例1に係る推力制御バルブ10は、いわゆるスラスタであり、飛翔体1の先端側のノーズコーン4に格納される頭部体5に複数設けられている。複数の推力制御バルブ10は、作動ガスを噴射することで、飛翔体1の制御を行える。飛翔体1の制御としては、飛翔体1のノーズコーン4から露出した頭部体5の軌道及び姿勢を制御している。なお、この構成に限定されず、推力制御バルブ10を飛翔体1自体に取り付け、飛翔体1自体の軌道及び姿勢を制御してもよい。
図2は、実施例1に係る推力制御バルブを軸方向に沿って切った断面図である。図3は、実施例1に係る推力制御バルブの弁棒を示す斜視図である。推力制御バルブ10は、内部にガス噴射通路Lが形成された弁体15と、ガス噴射通路Lに沿って弁体15の内部に挿入される弁棒16とを有している。
弁体15は、円筒形状に形成されており、その内部に、噴射される作動ガスGが流通する中空円柱形状のガス噴射通路Lが形成されている。なお、この弁体15は、複数の部材で構成されてもよいし、単体の部材で構成されてもよい。弁体15は、径方向の内側に突出する絞り部21と、絞り部21のガス流れ方向の下流側に設けられるノズル部22とを含んでいる。
絞り部21は、弁棒16が密接する弁座面P1と、弁棒16を案内する被案内面P2とが形成されている。弁座面P1は、ガス流れ方向の上流側から下流側に向けて、ガス噴射通路Lが先細りとなるテーパ形状に形成されている。被案内面P2は、弁座面P1の下流側に連なる円筒面となっており、絞り部21の上流側におけるガス噴射通路Lの径に比して小径となっている。
ノズル部22は、作動ガスGを噴射する部位となっており、被案内面P2の下流側に連なるノズル面P3を有している。ノズル面P3は、ガス流れ方向の上流側から下流側に向けて、ガス噴射通路Lが広がるテーパ形状に形成されている。
このため、ガス噴射通路Lは、弁座面P1の上流側において大径となり、弁座面P1において縮径し、被案内面P2において小径となり、ノズル面P3において拡径する通路となる。
弁棒16は、円柱形状に形成されており、弁棒16の軸心と、弁体15の軸心とを一致させて配置されている。この弁棒16は、軸方向に往復移動可能となっている。弁棒16は、ガス流れ方向の下流側の端部である先端部25と、先端部25の上流側に設けられる弁部26とを有している。
先端部25は、その外周面が案内面P4となっており、弁体15のガス噴射通路Lの内周面である被案内面P2に摺接する。このため、弁棒16の案内面P4における先端部25は、弁体15の被案内面P2におけるガス噴射通路Lの内径よりも僅かに小径となる円形状に形成されている。また、先端部25には、ノズル部22へ向けて作動ガスGが流通するガス流通部として機能する一対のV溝31(図3参照)が形成されている。各V溝31は、その頂部31aが、ガス流れ方向の上流側に位置し、頂部31aから下流側に向かって広がる形状となっている。そして、図3に示すように、一対のV溝31は、各頂部31aが弁棒16の軸心を通るように直交に交差している。このため、先端部25は、一対のV溝31が交差して形成されることにより、案内面P4を有する4つの突起部32が形成される。
弁部26は、弁体15の被案内面P2におけるガス噴射通路Lの内径よりも大径となる円柱状に形成されている。このため、弁部26は、被案内面P2におけるガス噴射通路Lを通過不能な大きさとなっている。この弁部26は、先端部25の案内面P4の上流側に接する被弁座面P5を有している。被弁座面P5は、弁体15の弁座面P1と相補的形状となっており、弁座面P1に密接可能となっている。つまり、被弁座面P5は、先端部25へ向かって先細りとなるテーパ形状となっている。
また、先端部25は、V溝31の頂部31aと、弁部26の被弁座面P5との間に、作動ガスGの流通を抑制する閉塞部33を有している。閉塞部33は、弁部26と突起部32との間に設けられたV溝31が形成されていない部位であり、軸方向における長さdを有している。このため、弁体15の弁座面P1と、弁棒6の被弁座面P5とが密接した状態から、弁体15に対して弁棒16が長さdに収まる範囲で軸方向に移動し、弁座面P1と被弁座面P5との間が僅かに開いても、作動ガスGの流通を抑制することが可能となる。
上記のように構成される推力制御バルブ10は、その弁棒16が、弁体15に対して閉弁する往路方向に移動すると、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が狭くなっていく。そして、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5とが密接することで、推力制御バルブ10は閉弁される。
一方で、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が密着した状態、つまり閉弁状態において、弁棒16が、弁体15に対して開弁する復路方向に移動すると、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が広がっていく。このとき、弁棒16は、その先端部25の閉塞部33が、弁体15の絞り部21から出現した後、その先端部25のV溝31の頂部31aが、弁体15の絞り部21から出現する。そして、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間がさらに広がると、V溝31がさらに出現することで、V溝31によって形成される作動ガスGの流路面積が大きくなる。V溝31が絞り部21から出現すると、作動ガスGは、V溝31を通過して、ノズル部22へ流入し、ノズル部22から噴射される。
なお、弁棒16は、弁体15との開度が最大となった場合であっても、その先端部25が、弁体15の絞り部21から引き抜かれることなく、絞り部21に挿入された状態となる。つまり、弁棒16の先端部25は、弁体15の絞り部21に挿入された状態で軸方向に移動する。
このように、作動ガスGは、絞り部21から出現するV溝31を通過することで、ノズル部22から噴射される。このとき、V溝31は、その形状が、噴射される作動ガスGの噴射量に応じた形状とする。つまり、作動ガスGの噴射量を過渡的に大きくしたい場合は、V溝31の溝幅を広くする一方で、作動ガスGの噴射量を小さくしたい場合は、V溝31の溝幅を狭くする。
以上のように、実施例1の構成によれば、弁棒16の外周面に、弁体15のガス噴射通路Lの被案内面P2に接する案内面P4を形成することができる。このため、弁体15の弁座面P1から弁棒16の被弁座面P5が離れた場合であっても、弁棒16の案内面P4が弁体15の被案内面P2に接するため、弁棒16を弁体15の被案内面P2に沿って案内することができる。これにより、弁体15の被案内面P2によって、弁体15と弁棒16との軸心を一致させた状態で、弁棒16を軸方向に移動させることができる。このため、弁体15と弁棒16との相互の位置を好適に保つことができることから、作動ガスGの噴射分布のばらつきを抑制しつつ、作動ガスGを好適に噴射することができる。
また、実施例1の構成によれば、案内面P4を、被弁座面P5の下流側に形成することができる。このため、弁座面P1と被弁座面P5との間を通過した作動ガスGは、弁棒16の先端部25のV溝31を通過する。このとき、弁棒16は、その先端部25が、弁体15の被案内面P2に沿って案内されるため、通過する作動ガスGの影響を受け難くできることから、弁棒16と弁体15との位置を好適に保つことができる。
また、実施例1の構成によれば、案内面P4が形成される被弁座面P5の下流側の先端部25に、ガス流通部としてのV溝31を形成することができる。このため、弁座面P1と被弁座面P5との間を通過した作動ガスGを、V溝31からノズル部22へ向けて好適に流すことができる。このとき、先端部25に形成されるV溝31は、切り欠いて加工することにより、容易に形成することができる。また、V溝31の形状を、作動ガスGの噴射量に応じた形状にすることで、作動ガスGの噴射量を適宜調整することが可能となる。
また、実施例1の構成によれば、弁部26の被弁座面P5と、先端部25のV溝31の頂部31aとの間に閉塞部33を設けることができる。このため、弁棒16及び弁体15に与えられる振動または衝撃等の影響によって、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が僅かに離れた場合であっても、V溝31の頂部31aが絞り部21から出現することがないため、弁棒16及び弁体15への影響による予想しない作動ガスGの噴射を抑制することができる。
次に、図4及び図5を参照して、実施例2に係る推力制御バルブ50について説明する。図4は、実施例2に係る推力制御バルブを軸方向に沿って切った断面図である。図5は、実施例2に係る推力制御バルブの弁棒の先端部を軸方向に直交する面で切った断面図である。なお、実施例2では、実施例1と重複する記載を避けるべく、実施例1と異なる部分についてのみ説明する。実施例1では、弁棒16の先端部25にV溝31を形成したが、実施例2では、弁棒16の先端部51に貫通孔55(詳細は後述)を形成している。以下、実施例2に係る推力制御バルブ50について説明する。
図4に示すように、実施例2に係る推力制御バルブ50の弁棒16は、先端部51と弁部26とを有している。なお、弁部26は、実施例1と同様の構成であるため、説明を省略する。先端部51は、弁部26に連なる小径部53と、小径部53に連なる大径部54とを有する。小径部53は、弁体15の絞り部21の被案内面P2におけるガス噴射通路Lよりも小径となっている。このため、小径部53と被案内面P2におけるガス噴射通路Lとの間には、所定の隙間が形成される。
大径部54は、その外周面が案内面P4となっており、弁体15のガス噴射通路Lの内周面である被案内面P2に摺接する。このため、弁棒16の案内面P4における大径部54は、弁体15の被案内面P2におけるガス噴射通路Lの内径よりも僅かに小径となる円形状に形成されている。また、大径部54には、ノズル部22へ向けて作動ガスGが流通するガス流通部として機能する複数の貫通孔55(図5参照)が形成されている。各貫通孔55は、大径部54に対し、上流側から下流側に亘って軸方向に貫通形成されている。また、各貫通孔55は、軸方向から見た断面において、案内面P4に沿って湾曲する矩形状の開口となっており、小径部53の外径と大径部54の外径との間に形成されている。そして、複数の貫通孔55は、大径部54の周方向に沿って並んで形成されている。
上記のように構成される推力制御バルブ50は、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が密着した状態、つまり閉弁状態において、弁棒16が、弁体15に対して開弁する復路方向に移動すると、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が広がっていく。このとき、弁棒16は、その先端部51の小径部53が、弁体15の絞り部21から出現する。小径部53が絞り部21から出現すると、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間を通過する作動ガスGは、小径部53と被案内面P2におけるガス噴射通路Lとの間に形成される隙間に流入する。そして、隙間に流入した作動ガスGは、複数の貫通孔55を通過して、ノズル部22へ流入し、ノズル部22から噴射される。
以上のように、実施例2の構成によれば、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が離れることで、小径部53が絞り部21から出現し、これにより、複数の貫通孔55が開放される。このため、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間を流れる作動ガスGを、複数の貫通孔55に好適に流入させることができる。
また、実施例2の構成によれば、湾曲した矩形状の開口となる貫通孔55の形状を、作動ガスGの噴射量に応じた形状にすることで、作動ガスGの噴射量を適宜調整することが可能となる。
次に、図6を参照して、実施例3に係る推力制御バルブ60について説明する。図6は、実施例3に係る推力制御バルブの弁棒の先端部を軸方向に直交する面で切った断面図である。なお、実施例3では、実施例1及び2と重複する記載を避けるべく、実施例1及び2と異なる部分についてのみ説明する。実施例2では、弁棒16の先端部51の大径部54に、湾曲する矩形状の開口となる貫通孔55を複数形成したが、実施例3では、弁棒16の先端部51の大径部54に、円形の開口となる貫通孔61を複数形成している。以下、実施例3に係る推力制御バルブ60について説明する。
図6に示すように、実施例3に係る推力制御バルブ60の弁棒16において、先端部51の大径部54には、ノズル部22へ向けて作動ガスGが流通するガス流通部として機能する複数の貫通孔61が形成されている。各貫通孔61は、大径部54に対し、上流側から下流側に亘って軸方向に貫通形成されている。また、各貫通孔61は、軸方向から見た断面において、円形状の開口となっており、小径部53の外径と大径部54の外径との間に形成されている。そして、複数の貫通孔61は、大径部54の周方向に沿って並んで形成されている。このとき、複数の貫通孔61は、その内径が同径となっている。
以上のように、実施例3の構成によれば、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が離れることで、小径部53が絞り部21から出現し、これにより、複数の貫通孔61が開放される。このため、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間を流れる作動ガスGを、複数の貫通孔61に好適に流入させることができる。
また、実施例3の構成によれば、円形状の開口となる貫通孔61の内径を、作動ガスGの噴射量に応じた内径にすることで、作動ガスGの噴射量を適宜調整することが可能となる。
次に、図7を参照して、実施例4に係る推力制御バルブ70について説明する。図7は、実施例4に係る推力制御バルブの弁棒の先端部を軸方向に直交する面で切った断面図である。なお、実施例4では、実施例1から3と重複する記載を避けるべく、実施例1から3と異なる部分についてのみ説明する。実施例3では、弁棒16の先端部51の大径部54に形成した円形状の開口となる複数の貫通孔61の内径が同径となっていたが、実施例4では、複数の貫通孔61の内径が異径となっている。以下、実施例4に係る推力制御バルブ70について説明する。
図4を参照すると、ガス噴射通路Lには、作動ガスGをガス噴射通路L内に流入させるガス流入口71が接続されている。ガス流入口71は、弁体15の軸心に対して、径方向から作動ガスGが流入するように接続されている。
図7に示すように、実施例4に係る推力制御バルブ70の弁棒16において、先端部51の大径部54に貫通形成される複数の貫通孔61は、ガス流入口71に最も近い貫通孔61が最も小径の内径となる貫通孔61aとなっており、ガス流入口71に最も遠い貫通孔61が最も大径の内形となる貫通孔61bとなっている。そして、他の複数の貫通孔61は、最も小径となる貫通孔61aから最も大径となる貫通孔61bへ向かうにつれて、内径が徐々に大きくなっている。
以上のように、実施例4の構成によれば、ガス流入口71が形成される位置を考慮して、ガス流入口71に近いほうの貫通孔61の内径を小さくし、ガス流入口71に遠いほうの貫通孔61の内径を大きくすることができる。このため、ガス流入口71から流入する作動ガスGのガス噴射通路L内における分布が不均一であっても、複数の貫通孔61を通過してノズル部22から噴射される作動ガスGの噴射分布を均一にすることができる。
なお、実施例4では、実施例3の貫通孔61に適用して説明したが、実施例1のV溝31、または実施例2の貫通孔55に適用してもよい。
次に、図8及び図9を参照して、実施例5に係る推力制御バルブ80について説明する。図8は、実施例5に係る推力制御バルブを軸方向に沿って切った断面図である。図9は、実施例5に係る推力制御バルブの整流板を軸方向に直交する面で切った断面図である。なお、実施例5では、実施例1から4と重複する記載を避けるべく、実施例1から4と異なる部分についてのみ説明する。実施例5では、弁棒16の弁部26の上流側に整流板81が取り付けられている。以下、実施例5に係る推力制御バルブ80について説明する。
図8に示すように、弁棒16は、弁部26のガス流れ方向の上流側に設けられる整流板81を有している。整流板81は、円盤状に形成され、その外周面が、絞り部21の上流側におけるガス噴射通路Lの内周面に摺接している。また、整流板81は、ガス流入口71の下流側に配置されている。図9に示すように、整流板81には、作動ガスGが流通する複数の整流用貫通孔82が形成されている。各整流用貫通孔82は、整流板81に対し、上流側から下流側に亘って軸方向に貫通形成されている。また、各整流用貫通孔82は、軸方向から見た断面において、円形状の開口となっており、弁部26の外周面とガス噴射通路Lの内周面との間に形成されている。そして、複数の整流用貫通孔82は、整流板81の周方向に沿って並んで形成されている。このとき、複数の整流用貫通孔82は、その内径が同径となっている。
以上のように実施例5の構成によれば、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間との間に向かう作動ガスGを、整流板81により整流することができるため、弁座面P1と被弁座面P5との間を通過して噴射される作動ガスGの噴射分布をより均一にすることができる。
なお、実施例5では、整流板81に形成される複数の整流用貫通孔82を同径としたが、ガス流入口71が形成される位置を考慮して、ガス流入口71に近いほうの整流用貫通孔82の内径を小さくし、ガス流入口71に遠いほうの整流用貫通孔82の内径を大きくしてもよい。また、整流板81は、実施例5に限らず、実施例1から4のいずれに適用してもよい。
次に、図10を参照して、実施例6に係る推力制御バルブ90について説明する。図10は、実施例6に係る推力制御バルブの弁棒の先端部を軸方向に直交する面で切った断面図である。なお、実施例6では、実施例1から5と重複する記載を避けるべく、実施例1から5と異なる部分についてのみ説明する。実施例2では、弁棒16の先端部51の大径部54に複数の貫通孔55を貫通形成したが、実施例6では、弁棒16の先端部51の大径部54にガス流通溝91を形成している。以下、実施例6に係る推力制御バルブ90について説明する。
図10に示すように、実施例6に係る推力制御バルブ90の弁棒16において、先端部51の大径部54には、ノズル部22へ向けて作動ガスGが流通するガス流通部として機能する複数のガス流通溝91が形成されている。各ガス流通溝91は、大径部54の外周面に対し、上流側から下流側に亘って軸方向に形成されている。また、各ガス流通溝91は、軸方向から見た断面において、凹状に没入する形状となっている。そして、複数のガス流通溝91は、大径部54の周方向に沿って並んで形成されている。
以上のように、実施例6の構成によれば、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間が離れることで、小径部53が絞り部21から出現し、これにより、複数のガス流通溝91が開放される。このため、弁体15の弁座面P1と弁棒16の被弁座面P5との間を流れる作動ガスGを、複数のガス流通溝91に好適に流入させることができる。
また、実施例6の構成によれば、ガス流通溝91の形状を、作動ガスGの噴射量に応じた形状にすることで、作動ガスGの噴射量を適宜調整することが可能となる。
1 飛翔体
4 ノーズコーン
5 頭部体
10 推力制御バルブ
15 弁体
16 弁棒
21 絞り部
22 ノズル部
25 先端部
26 弁部
31 V溝
32 突起部
33 閉塞部
50 推力制御バルブ(実施例2)
51 先端部(実施例2)
53 小径部
54 大径部
55 貫通孔
60 推力制御バルブ(実施例3)
61 貫通孔(実施例3)
70 推力制御バルブ(実施例4)
71 ガス流入口
80 推力制御バルブ(実施例5)
81 整流板
82 整流用貫通孔
90 推力制御バルブ(実施例6)
91 ガス流通溝
L ガス噴射通路
G 作動ガス
d 閉塞部の長さ
P1 弁座面
P2 被案内面
P3 ノズル面
P4 案内面
P5 被弁座面

Claims (12)

  1. 噴射される作動ガスが流通するガス噴射通路が形成され、前記ガス噴射通路に弁座面が形成される弁体と、
    前記ガス噴射通路の内部に設けられ、前記弁座面に当接する被弁座面を有する弁棒と、を備え、
    前記弁棒の外周面には、前記弁体の前記ガス噴射通路の内周面に接する案内面が形成され、
    前記案内面は、前記作動ガスのガス流れ方向において、前記被弁座面の下流側に形成されていることを特徴とする推力制御バルブ。
  2. 前記弁棒は、前記案内面が形成される前記被弁座面の下流側の先端部に、前記作動ガスが流通するガス流通部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の推力制御バルブ。
  3. 前記ガス流通部は、上流側を頂部とし、前記頂部から下流側に向かって広がるV溝であることを特徴とする請求項2に記載の推力制御バルブ。
  4. 前記ガス流通部は、前記弁棒の中心を通るように交差させた複数の前記V溝であることを特徴とする請求項3に記載の推力制御バルブ。
  5. 前記先端部は、前記V溝の頂部と前記被弁座面との間に設けられる閉塞部を有していることを特徴とする請求項3または4に記載の推力制御バルブ。
  6. 前記ガス流通部は、前記ガス流れ方向の上流側から下流側に亘って、前記先端部に貫通形成される貫通孔であることを特徴とする請求項2に記載の推力制御バルブ。
  7. 前記貫通孔は、前記ガス流れ方向に直交する面で切った断面が、前記案内面に沿って湾曲する矩形であることを特徴とする請求項6に記載の推力制御バルブ。
  8. 前記貫通孔は、前記ガス流れ方向に直交する面で切った断面が、円形であることを特徴とする請求項6に記載の推力制御バルブ。
  9. 前記ガス流通部は、前記ガス流れ方向の上流側から下流側に亘って前記先端部の外周面に形成された溝であることを特徴とする請求項2に記載の推力制御バルブ。
  10. 前記ガス噴射通路には、前記作動ガスを前記ガス噴射通路内に流入させるガス流入口が接続されており、
    前記ガス流入口に近いほうの前記ガス流通部の流路面積は、前記ガス流入口に遠いほうの前記ガス流通部の流路面積に比して小さいことを特徴とする請求項2から9のいずれか1項に記載の推力制御バルブ。
  11. 前記ガス流れ方向において、前記被弁座面の上流側に設けられ、前記ガス噴射通路内を流れる前記作動ガスを整流する整流板をさらに備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の推力制御バルブ。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の推力制御バルブを備えることを特徴とする飛翔体。
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