JP6129034B2 - 分離膜の製造方法 - Google Patents

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本発明は、分離膜の製造方法に関するものである。
分離膜は、その空孔の孔径がナノサイズであれば、ウィルスなどの微小な不純物まで分離することができる。このような分離膜を製造するのは一般に困難であるが、より容易に製造する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の方法は、基板上に複数のカーボンナノチューブを形成する工程と、この基板上に母材を形成することで母材にこれらカーボンナノチューブを保持させる工程と、これらカーボンナノチューブを消失させることで母材に空孔を形成する工程とを備える。
特開2011−240278号公報
しかしながら、上記母材を形成するのに高温にする必要があるので、上記特許文献1の記載の方法では、母材を形成する工程において、高温のカーボンナノチューブが焼失(酸素と反応)しないよう、真空雰囲気にしなければならない。このため、上記方法は、真空雰囲気にするための真空容器や、真空ポンプなどが必要となるので、分離膜を十分容易に製造するものではない。
また、上記方法では、母材に液状ガラスを用いる例が示されている。この場合、製造される分離膜は、ガラス製であり融点が低いので、メンテナンスにおいて空孔に詰まったウィルスなどの不純物を除去するのに、これら不純物を焼却することができず、空孔に流体を逆流させて不純物を流し去るしかない。
さらに、上記方法では、母材に窒化ケイ素を用いる例が示されている。この場合、母材を形成する工程において、真空雰囲気であっても、この母材とカーボンナノチューブとが反応するので、母材とカーボンナノチューブとの境界が曖昧になり、製造される分離膜における空孔の精度が低くなる。
そこで、本発明は、メンテナンスが簡単で高品質の分離膜を十分容易に製造することができる分離膜の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る分離膜の製造方法は、母材の表裏面を貫通する空孔が多数形成された分離膜の製造方法であって、
被覆膜が周囲に形成された垂直配向のカーボンナノチューブを基板に配置する第1工程と、
上記垂直配向のカーボンナノチューブが配置された上記基板に上記母材を形成する第2工程と、
上記垂直配向のカーボンナノチューブの両端を上記母材の表裏面から露出させる第3工程と、
上記母材に保持された上記カーボンナノチューブを焼失させるとともに被覆膜を残すことで、上記母材の表裏面を貫通する空孔を多数形成する第4工程とを備えるものである。
また、本発明の請求項2に係る分離膜の製造方法は、母材の表裏面を貫通する空孔が多数形成された分離膜の製造方法であって、
被覆膜が周囲に形成された垂直配向のカーボンナノチューブを基板に配置する第1工程と、
上記垂直配向のカーボンナノチューブが配置された上記基板に上記母材を形成する第2工程と、
上記垂直配向のカーボンナノチューブの両端を上記母材の表裏面から露出させる第3工程と、
上記母材に保持された上記カーボンナノチューブを焼失させることで、上記母材の表裏面を貫通する空孔を多数形成する第4工程とを備え、
被覆膜の材質がSiCであるものである。
さらに、本発明の請求項3に係る分離膜の製造方法は、請求項1または2に記載の分離膜の製造方法において、母材がSiとCとを反応させてなるものである。
また、本発明の請求項4に係る分離膜の製造方法は、請求項1または2に記載の分離膜の製造方法において、母材の材質がAl,SiO,ZrO,TiOから選ばれる1種以上の組み合わせであるものである。
上記分離膜の製造方法によると、メンテナンスが簡単で高品質の分離膜を十分容易に製造することができる。
本発明の実施例1に係る分離膜の拡大断面斜視図である。 同分離膜の製造に用いられる被覆カーボンナノチューブの拡大断面図である。 同被覆カーボンナノチューブに母材膜となる粒子を充填した拡大断面図である。 同母材膜および被覆カーボンナノチューブの第2工程における拡大断面図である。 同母材膜および被覆カーボンナノチューブの第3工程における拡大断面図である。 同分離膜のメンテナンスを説明する拡大断面図であり、(a)はメンテナンス前を示し、(b)はメンテナンス後を示す。 本発明の実施例2に係る分離膜の拡大断面斜視図である。 本発明の変形例に係る分離膜のメンテナンスを説明する拡大断面図であり、(a)はメンテナンス前を示し、(b)はメンテナンス後を示す。
以下、本発明の実施例1に係る分離膜の製造方法について図面に基づき説明する。
まず、本実施例1に係る分離膜について説明する。
図1に示すように、この分離膜1は、耐酸化性を有する母材膜2と、この母材膜2の表裏面を貫通するように形成された空孔3とを有する。上記母材膜2は厚さが数μm〜数mmであり、上記空孔3は内径が数nm〜数百nm(つまりナノサイズ)である。また、上記空孔3は、1枚の母材膜2に対して多数且つ略等間隔にされるとともに、母材膜2の表裏面に対して略垂直にされている。そして、この分離膜1は、これら多数の空孔3により、空孔3を通過するもの(流体など)と通過しないもの(ウィルスや汚れなどのナノサイズを超える不純物)とを分離する機能がある。
上記母材膜2は、耐酸化性だけでなく、耐磨耗性を有するものでもよい。耐酸化性を有する母材膜2の材質としては、例えば、Si,SiC,TiC,Cr、またはCr複炭化物が挙げられる。また、耐磨耗性も有する母材膜2の材質としては、例えば、SiC,TiC,Cr、またはCr複炭化物が挙げられる。なお、本実施例1では、一例として、母材膜2の材質がSiCであるものとする。SiCは、耐酸化性および耐磨耗性だけでなく、耐アルカリ性および耐薬品性も有する。
以下、上記分離膜1の製造方法について説明する。
この分離膜1の製造方法は、概略的に、第1工程〜第4工程を備える。
上記第1工程は、図2に示すように、SiCからなる被覆膜32が周囲に形成された垂直配向のカーボンナノチューブ33(以下、被覆カーボンナノチューブ31という)を基板Kに配置する工程である。上記第2工程は、図4に示すように、上記基板KにSiCからなる母材膜2を形成して、この母材膜2に上記被覆カーボンナノチューブ31を保持させる工程である。上記第3工程は、図5に示すように、上記被覆カーボンナノチューブ31における個々のカーボンナノチューブ33の両端を上記母材膜2の表裏面から露出させる工程である。上記第4工程は、上記母材膜2に保持された上記カーボンナノチューブ33を焼失させることで、上記母材膜2の表裏面を貫通する空孔3を多数形成する工程である。
以下、本発明の要旨であるこれら第1工程〜第4工程について詳細に説明する。
[第1工程]
図2に示すように、被覆カーボンナノチューブ31を基板Kに配置するには、例えば次の通りに行う。
まず、Siからなる基板Kに垂直配向のカーボンナノチューブ33を配置する。この場合、Siからなる基板Kに垂直配向のカーボンナノチューブ33を熱CVD法などにより直接形成してもよく、他の基板に形成された垂直配向のカーボンナノチューブ33をSiからなる基板Kに転写してもよい。ここで、分離膜1に形成される空孔3の内径は、上記垂直配向のカーボンナノチューブ33の外径に依存するので、空孔3の所望の内径に応じて、用いる垂直配向のカーボンナノチューブ33を適宜選択する。上記基板Kへの垂直配向のカーボンナノチューブ33の配置に上記熱CVD法を使用した場合、触媒粒径や、熱CVD温度、時間および用いる原料ガス(炭化水素ガス)の種類などによって形成されるカーボンナノチューブ33の外径が変化する。
次に、Siからなる基板KからSiを昇華させて上記垂直配向のカーボンナノチューブ33の周囲に付着させるとともに、付着したSiと上記カーボンナノチューブ33とを反応させることにより、SiCからなる被覆膜32を上記カーボンナノチューブ33の周囲に形成させる。この場合、上記被覆膜32を形成するための温度および時間を変化させることによって、上記垂直配向のカーボンナノチューブ33においてSiと反応してSiCとなる厚さが変化するので、被覆カーボンナノチューブ31における被覆膜32内のカーボンナノチューブ33の外径が変化する。
[第2工程]
上記基板KにSiCからなる母材膜2を形成して、この母材膜2に上記被覆カーボンナノチューブ31を保持させるには、例えば次の通りに行う。
まず、図3に示すように、基板Kに配置された被覆カーボンナノチューブ31における個々のカーボンナノチューブ33の周囲(正確には被覆膜32の周囲)に、Si粒子25およびC粒子26を充填する。なお、充填するSi粒子25とC粒子26の量は、それぞれ同じ物質量にする。この充填では、Si粒子25およびC粒子26が個々のカーボンナノチューブ33の根元(つまり基板K)まで均一に行き渡るように、基板Kおよび被覆カーボンナノチューブ31に超音波振動を与える。
そして、Si粒子25およびC粒子26が充填された被覆カーボンナノチューブ31を、Siの融点である1410℃以上に加熱して、Si粒子25とC粒子26とを反応焼結させる。すなわち、この加熱により、充填されたSi粒子25とC粒子26とが反応し、この反応による発熱でさらに反応が進んでいくことにより、充填されたSi粒子25およびC粒子26から母材膜2(SiC膜)が形成される。
これにより、図4に示すように、母材膜2(SiC膜)に上記被覆カーボンナノチューブ31が保持された状態となる。なお、この母材膜2を形成する際に、カーボンナノチューブ33が被覆膜32で保護されて母材膜2と反応しないので、SiC部分(母材膜2および被覆膜32)とカーボンナノチューブ33との境界が曖昧にならない。
[第3工程]
被覆カーボンナノチューブ31における個々のカーボンナノチューブ33の両端を上記母材膜2の表裏面から露出させるには、まず、被覆カーボンナノチューブ31を保持した母材膜2を、基板Kから剥離する。そして、図5に示すように、この母材膜2の表裏面のうち、カーボンナノチューブ33の端が露出していない面(図5では表裏面の両面)をラッピングマシン28などにより研磨する。ラッピングマシン28を使用することにより、母材膜2の表裏面を少しずつ削ることができるので、カーボンナノチューブ33の端を露出させるのに必要以上の削りが防止される。
[第4工程]
上記母材膜2に保持された上記カーボンナノチューブ33を焼失させるには、まず、カーボンナノチューブ33の両端が表裏面から露出した母材膜2を、酸素雰囲気で700℃以上に加熱する。そうすると、カーボンナノチューブ33は、酸素と反応することにより、COとなって焼失する。これら焼失したカーボンナノチューブ33の位置が、母材膜2における空孔3となる。この第4工程を終えると、図1に示す分離膜1が完成する。
以下、上記分離膜1のメンテナンスについて説明する。
こうして製造された分離膜1は、SiCのみからなるので、耐酸化性を有する。したがって、図6(a)に示すように、上記分離膜1の使用によりウィルスなどの不純物Vが空孔3に詰まっても、図6(b)に示すように、上記分離膜1を1000℃程度に加熱することによって、分離膜1は燃焼しないまま不純物Vが焼却されるので、上記分離膜1のメンテナンスは簡単となる。
このように、上記実施例1に係る分離膜1の製造方法によると、SiC部分(母材膜2および被覆膜32)とカーボンナノチューブ33との境界が曖昧にならないので、形成される空孔3の精度が高くなり、高品質の分離膜1を製造することができる。
また、母材膜2を形成する第2工程において、真空雰囲気にする必要が無いので、分離膜1を十分容易に製造することができる。
さらに、空孔3に詰まった不純物Vが分離膜1の加熱によって焼却されるので、メンテナンスが簡単な分離膜1を製造することができる。
加えて、基板Kへの垂直配向のカーボンナノチューブ33の配置に上記熱CVD法を使用した場合、触媒粒径や、熱CVD温度、時間および用いる原料ガス(炭化水素ガス)の種類などによって、形成される空孔3の内径を簡単に制御することができる。また、上記被覆膜32を形成するための温度および時間を変化させることによって、形成される空孔3の内径を簡単に制御することができる。
さらに、被覆膜32および母材膜2の材質をSiCにすることで、製造される分離膜1が耐酸化性および耐磨耗性だけでなく、耐アルカリ性および耐薬品性も有するので、より高品質の分離膜1を製造することができる。
また、母材膜2の形成にSi粒子25およびC粒子26の反応焼結を用いるので、効率よく母材膜2が形成され、分離膜1を十分容易に製造することができる。
上記実施例1では、単一の材質(一例としてSiC)からなる分離膜1の製造方法について説明したが、本実施例2では、複数の材質からなる分離膜1の製造方法について説明する。以下、本実施例2に係る製造方法について説明するが、上記実施例1と異なる構成について説明するとともに、上記実施例1と同一の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
まず、本実施例2に係る分離膜1について説明する。
図7に示すように、この母材膜2は、空孔3に面する筒部23と、これら筒部23以外の本体部22とから構成される。上記筒部23は、高硬度で、耐酸化性および耐摩耗性を有するものである。上記筒部23の材質としては、例えばSiCが挙げられる。上記本体部22は、上記筒部23と比べて、高柔軟性のもの、安価なもの、または高透光性のものなどである。このような上記本体部22の材質としては、SiO(化学的に安定で且つ光学用途に適用可),TiO(光触媒機能有り),Al(SiCより安価),ZrO(高透光性)が挙げられる。
このため、本実施例2に係る分離膜1は、上記実施例1に係る分離膜1と同様に、負担の大きい部分、すなわち、流体の通過する空孔3に面する部分(筒部23)が、高硬度で、耐酸化性および耐磨耗性を有する。したがって、本実施例2に係る分離膜1も耐久性が担保される。
一方、本実施例2に係る母材膜2の大部分を占める本体部22が、高柔軟性のもの、安価なもの、または高透光性のものである。したがって、本実施例2に係る分離膜1は、上記実施例1に係る分離膜1と比べて、全体として、高柔軟性、安価または高透光性などとなる。
以下、本実施例2に係る分離膜1の製造方法について説明する。
この製造方法では、第2工程において形成される母材膜2が、上記実施例1のようにSiCからなるものではなく、SiCからなる上記筒部23と、上記本体部22とからなるものである。このため、第2工程において充填されるものが、上記実施例1のようにSi粒子25およびC粒子26ではなく、加熱により上記本体部22となる材質の粒子となる。具体的にこの粒子は、上記材質がSiOならSi粒子、上記材質がTiOならTi粒子、上記材質がAlならAl粒子、上記材質がZrOならZr粒子である。また、第2工程において、充填された上記粒子を酸素雰囲気で焼結させて、上記本体部22を形成する。
このように、本実施例2に係る分離膜1の製造方法によると、上記実施例1の効果を奏するだけでなく、製造される分離膜1が高柔軟性、安価または高透光性などとなるので、より高品質の分離膜1を十分容易に製造することができる。
ところで、上記実施例1および2に係る母材膜2が、3族または5族の原子を微量に含むものであっても良い。この場合、上記母材膜2の電気伝導性が向上し、図8(a)に示すように、上記分離膜1に電流を流すことによってジュール熱が発生し、図8(b)に示すように、空孔3に詰まった不純物Vがジュール熱により焼却される。したがって、この場合、メンテナンスがより簡単な分離膜1を製造することができる。
また、上記実施例1では、Siからなる基板Kについて説明したが、基板Kの材質はSiに限定されない。しかし、基板Kの材質が、カーボンナノチューブ33と反応することで被覆膜32となるものであれば、実施例1に記載の方法で容易に被覆膜32が形成される。この場合、分離膜1を十分容易に製造することができる。
さらに、上記実施例1および2では、垂直配向のカーボンナノチューブ33の基板Kに対する角度について説明しなかったが、90度±10度であればよい。
K 基板
V 不純物
1 分離膜
2 母材膜
3 空孔
25 Si粒子
26 C粒子
28 ラッピングマシン
31 被覆カーボンナノチューブ
32 被覆膜
33 カーボンナノチューブ

Claims (4)

  1. 母材の表裏面を貫通する空孔が多数形成された分離膜の製造方法であって、
    被覆膜が周囲に形成された垂直配向のカーボンナノチューブを基板に配置する第1工程と、
    上記垂直配向のカーボンナノチューブが配置された上記基板に上記母材を形成する第2工程と、
    上記垂直配向のカーボンナノチューブの両端を上記母材の表裏面から露出させる第3工程と、
    上記母材に保持された上記カーボンナノチューブを焼失させるとともに被覆膜を残すことで、上記母材の表裏面を貫通する空孔を多数形成する第4工程とを備えることを特徴とする分離膜の製造方法。
  2. 母材の表裏面を貫通する空孔が多数形成された分離膜の製造方法であって、
    被覆膜が周囲に形成された垂直配向のカーボンナノチューブを基板に配置する第1工程と、
    上記垂直配向のカーボンナノチューブが配置された上記基板に上記母材を形成する第2工程と、
    上記垂直配向のカーボンナノチューブの両端を上記母材の表裏面から露出させる第3工程と、
    上記母材に保持された上記カーボンナノチューブを焼失させることで、上記母材の表裏面を貫通する空孔を多数形成する第4工程とを備え、
    被覆膜の材質がSiCであることを特徴とする分離膜の製造方法。
  3. 母材の材質がSiCからなり、SiとCとを反応させてなるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の分離膜の製造方法。
  4. 母材の材質がAl,SiO,ZrO,TiOから選ばれる1種以上の組み合わせであることを特徴とする請求項1または2に記載の分離膜の製造方法。
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