JP6127863B2 - 面状発熱体、車両用窓および面状発熱体の製造方法 - Google Patents

面状発熱体、車両用窓および面状発熱体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、面状発熱体、車両用窓および面状発熱体の製造方法に関する。
従来より、自動車のウインドウの表面には、ウインドウの曇りや凍結を取り除くためのデフォッガが付設されている。特に、自動車のリアウインドウの表面に付設されるデフォッガとしては、発熱体としての導電線を形成した熱線式デフォッガが用いられている。また、自動車等の車両の窓ガラスに電極ワイヤを埋め込み、電極ワイヤに電流を通して加熱する電熱窓ガラスも知られている。
たとえば特許文献1には、窓ガラス材料からなる1枚以上のガラス層と、ガラス層に支持された支持体に多数の金属細線群が形成された導電性層と、導電性層の面方向の両側に設けられて導電性層に電気を供給する一対の電極とを有する電熱窓ガラスが記載されている(たとえば特許文献1の[請求項1]参照)。
特許文献1に記載の電熱窓ガラスは、以下のように作製されている(たとえば特許文献1の段落[0150]〜[0153]参照)。まず、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上にメッシュ状パターンの金属細線を印刷することによって導電性フィルムを作製する。次に、ガラス上に、PVB(ポリビニルブチラール)フィルム、上記のようにして作製した導電性フィルム、PVBフィルムおよびガラスをこの順に重ねて真空乾燥機に入れ、真空脱気した後に真空を保ったまま加熱することによってこれらの部材を圧着させる。これにより、特許文献1に記載の電熱窓ガラスが作製される。
特開2010−251230号公報
特許文献1に記載の電熱窓ガラスにおいては、導電性フィルムが貼り付けられるガラスの表面が平面である場合には、PETフィルム上に印刷された、発熱体として機能する金属細線の太さをそのまま維持することができるため、電熱窓ガラスの表面全体にわたって発熱量を均一にすることができる。
しかしながら、導電性フィルムが貼り付けられるガラスの表面が曲面である場合には、その湾曲部分において、PETフィルム上に印刷された金属細線が、基材としてのPETフィルムの湾曲に伴って伸びてしまうため、金属細線の太さが局所的に細くなる部分が生じる。これにより、導電性フィルムが貼り付けられたガラスの表面上において金属細線の太さにばらつきが生じることから、電熱窓ガラスの表面の発熱量にばらつきが生じる。
上記の事情に鑑みて、表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる面状発熱体、車両用窓および面状発熱体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一例である第1の態様によれば、樹脂基材と、樹脂基材に設けられた導電性メッシュと、導電性メッシュに接続された給電部とを備え、導電性メッシュは、互いに間隔を空けて延在する複数本の第1の導電線と、互いに間隔を空けて延在する複数本の第2の導電線とを含み、開口部が形成されるように第1の導電線と第2の導電線とが交差してなる部材であり、給電部は、第1の導電線および第2の導電線に電流を流すことができるように導電性メッシュの両端に設けられており、第1の導電線および第2の導電線は、それぞれ波状であって、互いに交差しながら同一方向に延在しており、開口部は、第1の導電線と第2の導電線との交点の間に形成される面状発熱体を提供することができる。
本発明の他の一例である第2の態様によれば、上記の第1の態様の面状発熱体を含む車両用窓を提供することができる。
本発明の他の一例である第3の態様によれば、金型の曲面状の凹部の底面に沿って導電性メッシュを設置する工程と、金型に液状樹脂を注入する工程と、液状樹脂を硬化させることによって樹脂基材と導電性メッシュとが一体化してなる導電性基板を形成する工程と、金型から導電性基板を取り出す工程と、導電性メッシュに給電部を接続する工程とを含み、導電性メッシュは、互いに間隔を空けて延在する複数本の第1の導電線と、互いに間隔を空けて延在する複数本の第2の導電線とを含むとともに、開口部が形成されるように第1の導電線と第2の導電線とが交差してなる部材であり、給電部を接続する工程において、給電部は、第1の導電線および第2の導電線に電流を流すことができるように導電性メッシュの両端に設けられる面状発熱体の製造方法を提供することができる。
上記の態様によれば、表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる面状発熱体、車両用窓および面状発熱体の製造方法を提供することができる。
実施の形態1の面状発熱体の模式的な平面図である。 実施の形態1の面状発熱体に用いられる導電性メッシュの模式的な拡大平面図である。 図2のIII−IIIに沿った模式的な断面図である。 図2のIV−IVに沿った模式的な断面図である。 図2のV−Vに沿った模式的な断面図である。 図2のVI−VIに沿った模式的な断面図である。 図1のVII−VIIに沿った模式的な断面図である。 図1のVIII−VIIIに沿った模式的な断面図である。 実施の形態1の面状発熱体の製造方法の一例としてインサート成形を用いた場合のフローチャートである。 金型に導電性メッシュを設置する工程の一例を図解する模式的な断面図である。 金型に液状樹脂を注入する工程の一例の一部を図解する模式的な断面図である。 金型に液状樹脂を注入する工程の一例の他の一部を図解する模式的な断面図である。 導電性基板を形成する工程の一例を図解する模式的な断面図である。 金型から導電性基板を取り出す工程の一例を図解する模式的な断面図である。 実施の形態1の面状発熱体の様々な表面形状を図解する模式的な斜視図である。 実施の形態1の面状発熱体の変形前の導電性メッシュの開口部を図解する模式的な拡大平面図である。 実施の形態1の面状発熱体の変形後の導電性メッシュの開口部を図解する模式的な拡大平面図である。 実施の形態2の面状発熱体に用いられる導電性メッシュの模式的な拡大平面図である。
以下、本発明の一例である実施の形態について説明する。なお、実施の形態の説明に用いられる図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
[実施の形態1]
<面状発熱体の構造>
図1に、本発明の一例である実施の形態1の面状発熱体の模式的な平面図を示す。実施の形態1の面状発熱体は、ポリカーボネートからなる樹脂基材1と、樹脂基材1に設けられた導電性メッシュ2と、導電性メッシュ2に接続された給電部3とを備えている。給電部3は、樹脂基材1の表面形状に合わせて面状に広がる導電性メッシュ2の両端(本実施の形態では、図1の左右方向の両端)に接続されており、給電部3間に電流を流すことによって、導電性メッシュ2が電気抵抗によって発熱し、面状発熱体の表面が発熱する。
図2に、実施の形態1の面状発熱体に用いられる導電性メッシュ2の模式的な拡大平面図を示す。導電性メッシュ2は、複数本の第1の導電線21と、複数本の第2の導電線22とを有している。第1の導電線21はそれぞれ互いに間隔を空けて第1の方向31に沿って延在しており、第2の導電線22はそれぞれ互いに間隔を空けて第1の方向31とは異なる方向である第2の方向32に沿って延在している。
また、開口部24が形成されるように、第1の導電線21と第2の導電線22とが交差している。本実施の形態において、1本の第1の導電線21は、複数本の第2の導電線22のそれぞれと交点23で固定されており、1本の第2の導電線22は、複数本の第1の導電線21のそれぞれと交点23で固定されている。そして、隣り合う2本の第1の導電線21と、隣り合う2本の第2の導電線22とで取り囲まれた空隙の領域が開口部24となっている。
導電性メッシュ2の開口率は特に限定されないが、70%以上であることが好ましい。導電性メッシュ2の開口率を70%以上とした場合には、実施の形態1の面状発熱体を樹脂基材1側から見たときの第1の導電線21および第2の導電線22の視認性を低くすることができるため、実施の形態1の面状発熱体の透明性(可視光(波長360nm〜830nm)の少なくとも一部が透過する特性:可視光の透過率が向上するほど透明性が高くなる)を向上させることができる。したがって、この場合には、実施の形態1の面状発熱体を自動車のリアウインドウ等の透明性が要求されるデフォッガ機能付きの車両用窓として好適に用いることができる。
なお、導電性メッシュ2の開口率[%]は、公知の式により算出することができる。たとえば、以下の式(I)により算出することができる。なお、式(I)において、網目は隣り合う2本の導電線間の内寸d3であり、ピッチは隣り合う2本の導電線の中心間の距離d4である。
導電性メッシュ2の開口率[%]=100×{(網目)/(ピッチ)}2 …(I)
図3に、図2のIII−IIIに沿った模式的な断面図を示す。図3に示すように、第1の導電線21は、ポリエステルからなる第1の芯線21aと、第1の芯線21aの外表面を被覆する銅からなる第1の被覆材21bとを有している。なお、第1の芯線21aおよび第1の被覆材21bは、それぞれ単層のみで構成されていてもよく、複数層から構成されていてもよい。なお、第1の芯線21aおよび/または第1の被覆材21bが複数層から構成される場合には、複数層を構成するそれぞれ層の材質はすべて同一であってもよく、その少なくとも1層が異なっていてもよい。
第1の導電線21の太さd1は特に限定されないが、0.3mm以下とすることが好ましく、0.2mm以下とすることがより好ましく、0.08mm以下とすることがさらに好ましい。第1の導電線21の太さd1を0.3mm以下、0.2mm以下および0.08mm以下とするにつれて、第1の導電線21を細くしていくことができ、実施の形態1の面状発熱体を樹脂基材1側から見たときの第1の導電線21の視認性を低くすることができるため、実施の形態1の面状発熱体の透明性を向上させることができる。したがって、この場合にも、実施の形態1の面状発熱体を自動車のリアウインドウ等の透明性が要求されるデフォッガ機能付きの車両用窓として好適に用いることができる。なお、第1の導電線21の太さd1は、たとえば図2に示すように、導電性メッシュ2の表面において、第1の導電線21の延在方向(第1の方向31)と直交する方向の長さである。
図4に、図2のIV−IVに沿った模式的な断面図を示す。図4に示すように、第2の導電線22は、ポリエステルからなる第2の芯線22aと、第2の芯線22aの外表面を被覆する銅からなる第2の被覆材22bとを有している。なお、第2の芯線22aおよび第2の被覆材22bも、それぞれ単層のみで構成されていてもよく、複数層から構成されていてもよい。なお、第2の芯線22aおよび/または第2の被覆材22bが複数層から構成される場合には、複数層を構成するそれぞれ層の材質はすべて同一であってもよく、その少なくとも1層が異なっていてもよい。
第2の導電線22の太さd2は特に限定されないが、0.3mm以下とすることが好ましく、0.2mm以下とすることがより好ましく、0.08mm以下とすることがさらに好ましい。第2の導電線22の太さd2を0.3mm以下、0.2mm以下および0.08mm以下とするにつれて、第2の導電線22を細くしていくことができ、実施の形態1の面状発熱体を樹脂基材1側から見たときの第2の導電線22の視認性を低くすることができるため、実施の形態1の面状発熱体の透明性を向上させることができる。したがって、この場合にも、実施の形態1の面状発熱体を自動車のリアウインドウ等の透明性が要求されるデフォッガ機能付きの車両用窓として好適に用いることができる。なお、第2の導電線22の太さd2は、たとえば図2に示すように、導電性メッシュ2の表面において、第2の導電線22の延在方向(第2の方向32)と直交する方向の長さである。
図5に、図2のV−Vに沿った模式的な断面図を示し、図6に、図2のVI−VIに沿った模式的な断面図を示す。図5および図6に示すように、第1の導電線21と、第2の導電線22とは、これらの交点23で、第1の芯線21aと第2の芯線22aとが熱融着することによって固定されている。
なお、第1の導電線21と第2の導電線22との固定方法は、第1の芯線21aと第2の芯線22aとを熱融着によって固定する方法に限定されないが、第1の芯線21aと第2の芯線22aとの熱融着によって第1の導電線21と第2の導電線22とを固定した場合には、第1の導電線21と第2の導電線22とを固定するための接着材等の他の材料を用いることなく、第1の導電線21と第2の導電線22とを強固に固定することができる点で好ましい。
図7に、図1のVII−VIIに沿った模式的な断面図を示し、図8に、図1のVIII−VIIIに沿った模式的な断面図を示す。図7および図8に示すように、第1の導電線21および第2の導電線22は、樹脂基材1中に埋没している。したがって、導電性メッシュ2の第1の導電線21と、第2の導電線22との交点23および開口部24も樹脂基材1中に埋没することになる。また、図7において、給電部3は、導電性メッシュ2の両端の第2の導電線22の第2の被覆材22bの表面に接続されているが、この構成に限定されるものではない。
<面状発熱体の製造方法>
図9に、実施の形態1の面状発熱体の製造方法の一例としてインサート成形を用いた場合のフローチャートを示す。図9に示すように、実施の形態1の面状発熱体の製造方法においては、金型に導電性メッシュを設置する工程(S10)と、金型に液状樹脂を注入する工程(S20)と、導電性基板を形成する工程(S30)と、金型から導電性基板を取り出す工程(S40)と、導電性メッシュに給電部を接続する工程(S50)とがこの順序で行なわれる。なお、実施の形態1の面状発熱体の製造方法には、上記のS10〜S50以外の工程が含まれていてもよいことは言うまでもない。
≪金型に導電性メッシュを設置する工程≫
金型に導電性メッシュを設置する工程(S10)は、実施の形態1の面状発熱体の形状に応じて形成された金型に導電性メッシュ2を設置することによって行なうことができ、たとえば図10の模式的断面図に示すように、金型41の凹部の底面41aに沿って導電性メッシュ2を設置することにより行なうことができる。
ここで、導電性メッシュ2は、たとえば、ポリエステルからなる複数本の第1の芯線21aと、ポリエステルからなる複数本の第2の芯線22aとを熱融着によって固着した後に、第1の芯線21aおよび第2の芯線22aの外表面に銅をめっき等で被覆することによって作製することができる。
また、金型41の凹部の形状は、実施の形態1の面状発熱体の形状に応じて適宜設定することができる。たとえば、金型41の凹部の底面41aを曲面状とすることによって、実施の形態1の面状発熱体の導電性メッシュ2の設置側の樹脂基材1の表面を曲面状とすることができる。
≪金型に液状樹脂を注入する工程≫
金型に液状樹脂を注入する工程(S20)は、導電性メッシュ2が設置された金型41の凹部に液状樹脂を注入することによって行なうことができ、たとえば以下のようにして行なうことができる。
まず、図11の模式的断面図に示すように、金型41の凹部側に、液状樹脂の注入口43を備えた別の金型42を設置する。ここで、金型42の金型41側の表面42aの形状は、実施の形態1の面状発熱体の形状に応じて適宜設定することができる。たとえば、金型42の表面42aを曲面状とすることによって、実施の形態1の面状発熱体の導電性メッシュ2の設置側とは反対側の表面を曲面状とすることができる。
次に、図12の模式的断面図に示すように、金型42の注入口43から金型41の凹部に液状樹脂1aを注入する。なお、液状樹脂1aとしては、液状樹脂1aが硬化することによって樹脂基材1となる材料が用いられ、たとえば液状のポリカーボネートを用いることができる。
≪導電性基板を形成する工程≫
導電性基板を形成する工程(S30)は、金型41に注入された液状樹脂1aを硬化することにより行なうことができ、たとえば図13の模式的断面図に示すように、金型41の凹部に注入された液状樹脂1aを冷却して液状樹脂1aを硬化させることにより導電性基板61を形成することができる。導電性基板61は、液状樹脂1aが硬化してなる樹脂基材1が、導電性メッシュ2と一体化することにより形成される。
なお、液状樹脂1aの硬化方法は、上述の冷却による方法に限定されず、液状樹脂1aの性質に応じた方法を適宜用いることができる。
≪金型から導電性基板を取り出す工程≫
金型から導電性基板を取り出す工程(S40)は、たとえば図14の模式的断面図に示すように、上述のようにして形成された導電性基板61を金型41から離型することによって行なうことができる。なお、導電性基板61の金型41からの離型方法は、特に限定されず、従来から公知の方法を適宜用いることができる。
≪導電性メッシュに給電部を接続する工程≫
導電性メッシュに給電部を接続する工程(S50)は、導電性基板61の導電性メッシュ2の第1の導電線21および第2の導電線22に電流を流すことができるように導電性メッシュ2の両端に給電部3を接続することによって行なうことができる。たとえば図7に示すように、導電性メッシュ2の両端の第2の導電線22の第2の被覆材22bの外表面に給電部3を電気的かつ機械的に接続することによって、導電性基板61の導電性メッシュ2に給電部3を接続することができる。
なお、給電部3の接続方法は特に限定されず、たとえば半田などの導電性接着材によって接続する方法などを用いることができる。
<作用効果>
実施の形態1の面状発熱体は、給電部3から電流が注入されて発熱する発熱体として、複数本の第1の導電線21と複数本の第2の導電線22とが、第1の方向31および第2の方向32のそれぞれの方向に複数個ずつ配置された交点23で固定された導電性メッシュ2を用いているが、交点23は所定の範囲内において可動とされている。
したがって、実施の形態1の面状発熱体の表面がたとえば図15に示すような曲面形状71、折れ形状72および凹凸形状73等の平面でない形状を有するように、上述の図9〜図14に示すインサート成形により形成され、たとえば図10に示すように金型41の凹部の底面41aに沿って導電性メッシュ2を設置する際に導電性メッシュ2が変形する場合であっても、導電性メッシュ2の変形は、たとえば図16の模式的拡大平面図に示す1辺の長さ(たとえば隣り合う交点23aと交点23bとの間の距離)がLである正方形の開口部24が、たとえば図17の模式的拡大平面図に示すような1辺の長さ(たとえば隣り合う交点23aと交点23bとの間の距離)がLである平行四辺形等に変形することのみによって行なわれる。そのため、導電性メッシュ2の変形時に、第1の導電線21および第2の導電線22は、従来のように引っ張られず、局所的に細くなる部分が生じにくくなることから、隣り合う交点間の距離Lはほとんど変わらない。すなわち、導電性メッシュ2は、開口部24を取り囲む第1の導電線21と第2の導電線22との交点23a,23b,23c,23dの対向する交点間の距離(交点23aと交点23dとの間の距離、および交点23bと交点23cとの間の距離)を可変とすることによって変形可能とされている。
これにより、実施の形態1の面状発熱体の表面が、インサート成形等により、曲面等の平面でない形状に成形される場合であっても、導電性メッシュ2の第1の導電線21および第2の導電線22の太さがばらつくのを抑えることができる。そのため、実施の形態1の面状発熱体においては、面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる。
なお、導電性メッシュ2は、たとえば上述のインサート成形の金型41への設置時等に変形し得るが、導電性メッシュ2が変形するタイミングはこのタイミングに限定されるものではない。
<その他の形態>
上記においては、樹脂基材1がポリカーボネートからなる場合について説明したが、樹脂基材1は、ポリカーボネートに限定されず、ポリカーボネート以外の樹脂も用いることができるが、ポリカーボネートを含むことがより好ましい。樹脂基材1が樹脂を含む場合には、インサート成形により実施の形態1の面状発熱体を作製した際の面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減するという効果が特に効果的となる。また、樹脂基材1としてポリカーボネートを用いた場合には、樹脂基材1の透明性を向上させることができるとともに、樹脂基材1の耐久性も向上させることができる。
上記においては、導電性メッシュ2の第1の導電線21の第1の芯線21aおよび第2の導電線22の第2の芯線22aがポリエステルからなる場合について説明したが、ポリエステルに限定されず、たとえば樹脂、ガラスまたは金属などの材料を適宜用いることができる。なかでも、第1の芯線21aおよび第2の芯線22aは、同一の樹脂からなることが好ましい。この場合には、第1の芯線21aと第2の芯線22aとの熱融着により、第1の導電線21と第2の導電線22とを強固に固定することができる。
上記においては、導電性メッシュ2の第1の導電線21の第1の被覆材21bおよび第2の導電線22の第2の被覆材22bが銅からなる場合について説明したが、銅に限定されず、たとえば銅と銅以外の金属との2層構造からなる金属層等の導電性材料を適宜用いることができる。
また、上記においては、第1の芯線21aと第2の芯線22aとの熱融着によって第1の導電線21と第2の導電線22とが固定された導電性メッシュ2を用いる場合について説明したが、導電性メッシュ2の変形時に第1の導電線21および第2の導電線22の太さがばらつくのを抑えることができるのであれば、第1の導電線21と第2の導電線22とは固定されていなくてもよい。また、たとえば、第1の方向31に延在する第1の導電線21と、第1の方向31とは異なる第2の方向32に延在する第2の導電線22とが平織りや綾織りなどの製織によって導電性メッシュ2が構成されていてもよい。
また、給電部3としては、導電性メッシュ2に電流を流すことができるものであれば特に限定されず、たとえば金属などの導電性材料を適宜用いることができる。
[実施の形態2]
図18に、本発明の他の一例である実施の形態2の面状発熱体に用いられる導電性メッシュ2の模式的な拡大平面図を示す。実施の形態2の面状発熱体は、導電性メッシュ2を構成する第1の導電線21および第2の導電線22がそれぞれ波状であって、互いに交差しながら同一方向(第2の方向32)に延在しているとともに、隣り合う2本の第1の導電線21がこれらの接点25で固定されており、隣り合う2本の第2の導電線22がこれらの接点26で固定されていることを特徴としている。
実施の形態2の面状発熱体に用いられる導電性メッシュ2において、第1の導電線21および第2の導電線22はそれぞれ第1の方向31とその反対方向に交互に湾曲している。また、互いに交差する1本の第1の導電線21と1本の第2の導電線22とは、第2の方向32に沿って位置する複数個の交点23のそれぞれで固定されている。また、隣り合う1本の第1の導電線21と1本の第1の導電線21とが、第2の方向32に沿って位置する複数個の接点25のそれぞれで固定されており、隣り合う1本の第2の導電線22と1本の第2の導電線22とが、第2の方向32に沿って位置する複数個の接点26のそれぞれで固定されている。さらに、隣り合う2本の第1の導電線21の固定点である接点25、第1の導電線21と第2の導電線22との固定点である交点23、および隣り合う2本の第2の導電線22の固定点である接点26は、第1の方向31および第2の方向32のそれぞれの方向に複数個ずつ配置されて列を構成している。実施の形態2の面状発熱体においても、交点23、接点25および接点26はそれぞれ所定の範囲内において可動である。
したがって、実施の形態2の面状発熱体の表面がたとえば図15に示すような曲面形状71、折れ形状72および凹凸形状73等の平面でない形状を有するように、上述の図9〜図14に示すインサート成形により形成され、たとえば図10に示すように金型41の凹部の底面41aに沿って導電性メッシュ2を設置する際に導電性メッシュ2が変形する場合であっても、導電性メッシュ2は、開口部24を取り囲む交点23および接点25,26のうち、対向する交点23間の距離ならびに対向する接点25,26間の距離を可変とすることによって変形可能である。
そのため、導電性メッシュ2の変形時に、第1の導電線21および第2の導電線22は、従来のように引っ張られず、局所的に細くなる部分が生じにくくなることから、実施の形態2の面状発熱体の表面が、インサート成形等によって、曲面等の平面でない形状に成形される場合であっても、導電性メッシュ2の第1の導電線21および第2の導電線22の太さがばらつくのを抑えることができる。これにより、実施の形態2の面状発熱体においても、面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる。
なお、実施の形態2の面状発熱体において、開口部24は、隣り合う2本の第1の導電線21と隣り合う2本の第2の導電線22とで取り囲まれた空隙の領域だけでなく、互いに交差する1本の第1の導電線21の湾曲部と1本の第2の導電線22の湾曲部とで取り囲まれた第1の導電線21と第2の導電線22との交点23の間の空隙の領域も開口部24となる。
また、実施の形態2の面状発熱体においては、実施の形態1の面状発熱体のように第1の導電線21と第2の導電線22とが異なる方向に延在している場合と比べて、第1の導電線21および第2の導電線22の延在方向(第2の方向32)における導電性メッシュ2の変形の自由度が向上するとともに、導電性メッシュ2に入射した光を反射しにくくすることができるために透明性が向上する。
実施の形態2における上記以外の説明は実施の形態1と同様であるため、その説明については繰り返さない。
[付記]
本発明の一例である第1の態様によれば、樹脂基材と、樹脂基材に設けられた導電性メッシュと、導電性メッシュに接続された給電部と、を備え、導電性メッシュは、互いに間隔を空けて延在する複数本の第1の導電線と、互いに間隔を空けて延在する複数本の第2の導電線とを含み、開口部が形成されるように第1の導電線と第2の導電線とが交差してなる部材であり、給電部は、第1の導電線および第2の導電線に電流を流すことができるように導電性メッシュの両端に設けられている面状発熱体を提供することができる。本発明の第1の態様は、発熱体として導電性メッシュを採用しているため、従来の印刷による金属細線を用いた場合と比べて、面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる。
本発明の第1の態様において、第1の導電線と第2の導電線との交点の複数が開口部を取り囲んでおり、導電性メッシュは、対向する交点間の距離を可変とすることによって変形可能とされていることが好ましい。この場合には、インサート成形の金型への導電性メッシュの設置時等に導電性メッシュが変形したとしても、導電性メッシュの開口部の変形により対応することができ、第1の導電線および第2の導電線は従来のように引っ張られず、局所的に細くなる部分が生じにくくなる。これにより、導電性メッシュの第1の導電線と第2の導電線の太さがばらつくのを抑えることができるため、面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる。
本発明の第1の態様においては、導電性メッシュの開口率が70%以上であることが好ましい。この場合には、面状発熱体を樹脂基材側から見たときの第1の導電線および第2の導電線の視認性を低くすることができるため、面状発熱体の透明性を向上させることができる。
本発明の第1の態様においては、第1の導電線は、第1の方向に延在し、第2の導電線は、第1の方向とは異なる第2の方向に延在しており、導電性メッシュは、第1の導電線と第2の導電線とが製織されていてもよい。この場合にも、インサート成形の金型への導電性メッシュの設置時等に導電性メッシュが変形したとしても、導電性メッシュの開口部の変形により対応することができ、第1の導電線および第2の導電線は従来のように引っ張られず、局所的に細くなる部分が生じにくくなり、導電性メッシュの第1の導電線と第2の導電線の太さがばらつくのを抑えることができる。そのため、従来の印刷による金属細線を用いた場合と比べて、面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる。
本発明の第1の態様において、第1の導電線および第2の導電線は、それぞれ波状であって、互いに交差しながら同一方向に延在しており、開口部は、第1の導電線と第2の導電線との交点の間に形成されていてもよい。この場合にも、インサート成形の金型への導電性メッシュの設置時等に導電性メッシュが変形したとしても、導電性メッシュの開口部の変形により対応することができ、第1の導電線および第2の導電線は従来のように引っ張られず、局所的に細くなる部分が生じにくくなり、導電性メッシュの第1の導電線と第2の導電線の太さがばらつくのを抑えることができる。そのため、従来の印刷による金属細線を用いた場合と比べて、面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる。
本発明の第1の態様において、第1の導電線は、第1の芯線と第1の芯線の外表面を被覆する第1の被覆材とを有し、第2の導電線は、第2の芯線と第2の芯線の外表面を被覆する第2の被覆材とを有しており、第1の芯線および第2の芯線は樹脂を含み、第1の被覆材および第2の被覆材は導電性材料を含み、第1の芯線と第2の芯線とが固定されていてもよい。この場合にも、インサート成形の金型への導電性メッシュの設置時等に導電性メッシュが変形したとしても、導電性メッシュの開口部の変形により対応することができ、第1の導電線および第2の導電線は従来のように引っ張られず、局所的に細くなる部分が生じにくくなり、導電性メッシュの第1の導電線と第2の導電線の太さがばらつくのを抑えることができる。そのため、従来の印刷による金属細線を用いた場合と比べて、面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる。
本発明の他の一例である第2の態様によれば、本発明の第1の態様の面状発熱体を含む車両用窓を提供することができる。本発明の第2の態様の車両用窓は、本発明の第1の態様の面状発熱体を含むため、当該車両用窓自体の表面が曲面等の平面でない形状であっても、車両用窓の表面全体をより均一に加熱することができる。なお、車両用窓は、自動車等の車両に用いられる窓である。すなわち、本発明の第2の態様の車両用窓は、本発明の第1の態様の面状発熱体自体が自動車のリアウインドウ等の車両用の窓として用いられることを意味している。
本発明の他の一例である第3の態様によれば、金型に導電性メッシュを設置する工程と、金型に液状樹脂を注入する工程と、液状樹脂を硬化させることによって樹脂基材と導電性メッシュとが一体化してなる導電性基板を形成する工程と、金型から導電性基板を取り出す工程と、導電性メッシュに給電部を接続する工程とを含み、導電性メッシュは、互いに間隔を空けて延在する複数本の第1の導電線と、互いに間隔を空けて延在する複数本の第2の導電線とを含み、開口部が形成されるように第1の導電線と第2の導電線とが交差してなる部材であり、給電部を接続する工程において、給電部は、第1の導電線および第2の導電線に電流を流すことができるように導電性メッシュの両端に設けられる面状発熱体の製造方法を提供することができる。本発明の第3の態様は、発熱体として導電性メッシュを採用した面状発熱体を製造しているため、従来の印刷による金属細線を用いた場合と比べて、面状発熱体の表面形状に起因する発熱量のばらつきを低減することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、上述の各実施の形態の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の一態様の面状発熱体および面状発熱体の製造方法は、特に、自動車のリアウインドウ等のデフォッガ機能付き車両用窓、デフォッガ機能付き住宅用窓ガラス、およびデフォッガ機能付き冷凍ショーケース等の透明性を有する樹脂窓用の面状発熱体とおよびその製造に好適に用いることができる。
1 樹脂基材、1a 液状樹脂、2 導電性メッシュ、3 給電部、21 第1の導電線、21a 第1の芯線、21b 第1の被覆材、22 第2の導電線、22a 第2の芯線、22b 第2の被覆材、23,23a,23b,23c,23d 交点、24 開口部、25,26 接点、31 第1の方向、32 第2の方向、41,42 金型、41a 底面、42a 表面、43 注入口、61 導電性基板、71 曲面形状、72 折れ形状、73 凹凸形状。

Claims (6)

  1. 樹脂基材と、
    前記樹脂基材に設けられた導電性メッシュと、
    前記導電性メッシュに接続された給電部と、を備え、
    前記導電性メッシュは、互いに間隔を空けて延在する複数本の第1の導電線と、互いに間隔を空けて延在する複数本の第2の導電線とを含み、開口部が形成されるように前記第1の導電線と前記第2の導電線とが交差してなる部材であり、
    前記給電部は、前記第1の導電線および前記第2の導電線に電流を流すことができるように前記導電性メッシュの両端に設けられており、
    前記第1の導電線および前記第2の導電線は、それぞれ波状であって、互いに交差しながら同一方向に延在しており、
    前記開口部は、前記第1の導電線と前記第2の導電線との交点の間に形成される、面状発熱体。
  2. 前記第1の導電線と前記第2の導電線との交点の複数が前記開口部を取り囲んでおり、
    前記導電性メッシュは、対向する前記交点間の距離を可変とすることによって変形可能とされている、請求項1に記載の面状発熱体。
  3. 前記導電性メッシュの開口率が70%以上である、請求項1または請求項2に記載の面状発熱体。
  4. 前記第1の導電線は、第1の芯線と、前記第1の芯線の外表面を被覆する第1の被覆材とを有し、
    前記第2の導電線は、第2の芯線と、前記第2の芯線の外表面を被覆する第2の被覆材とを有しており、
    前記第1の芯線および前記第2の芯線は、樹脂を含み、
    前記第1の被覆材および前記第2の被覆材は、導電性材料を含み、
    前記第1の導電線と前記第2の導電線とが固定されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の面状発熱体。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の面状発熱体を含む、車両用窓。
  6. 金型の曲面状の凹部の底面に沿って導電性メッシュを設置する工程と、
    前記金型に液状樹脂を注入する工程と、
    前記液状樹脂を硬化させることによって樹脂基材と前記導電性メッシュとが一体化してなる導電性基板を形成する工程と、
    前記金型から前記導電性基板を取り出す工程と、
    前記導電性メッシュに給電部を接続する工程とを含み、
    前記導電性メッシュは、互いに間隔を空けて延在する複数本の第1の導電線と、互いに間隔を空けて延在する複数本の第2の導電線とを含むとともに、開口部が形成されるように前記第1の導電線と前記第2の導電線とが交差してなる部材であり、
    前記給電部を接続する工程において、前記給電部は、前記第1の導電線および前記第2の導電線に電流を流すことができるように前記導電性メッシュの両端に設けられる、面状発熱体の製造方法。
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