JP6126931B2 - おろし器 - Google Patents
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Description
(1)片方の手で動かされる被おろし物からの力に対して、もう一方の手で容易かつ確実に固定できる形状とすること。
(2)片方の手で動かされる被おろし物の先へ動く角度は、手元から先に行くに従って広がっていくこと。
(3)おろし刃の列は、片方の手で持った被おろし物の動かされる方向に対して傾斜していた方がよいこと。少なくとも、被おろし物の動かされる方向と平行の場合は、おろしが殆ど行えないこと。
(4)おろされたものがおろし板(金)から直ぐに落下してくれると、次のおろしが効果的となること。
(5)片方の手で動かされる被おろし物は、当然におろし板に押え付けられるのであるから、おろし板はこれに耐えるものであること。
(6)片方の手で持った被おろし物は、おろし板に対して動かされるため、おろし板は容器や皿に対して簡単に固定できると、おろし作業が容易となること。
(7)一般的には狭いことの多いキッチンで使用するものであるから、不使用時には、片付けがよいこと。
(8)当然のことながら、洗浄が容易かつ簡単に行えると、衛生的なキッチン用品となること。
「大根やわさびのような被おろし物が表面にて擦られることになるおろし板11と、このおろし板11の上面から突出する多数のおろし刃13と、これらのおろし刃13の直近に形成した多数の落し穴12とを有するおろし器10であって、
おろし板11を、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成するとともに、これらの握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向こう側に向けて滑らかに拡大するようにしたことを特徴とするおろし器10」
である。
(1)片方の手で動かされる被おろし物からの力に対して、もう一方の手で容易かつ確実に固定できる形状となっている
(2)片方の手で動かされる被おろし物の先へ動く角度は、手元から先に行くに従って広がっていくという自然な状態を利用したものとなっている
のであり、おろし作業が容易に行え、肌理の細かいおろしが得られるものとなっているのである。
「おろし板11の握り部11a表面を上方に凸となるように大きく湾曲させるとともに、おろし板11の本体部11b表面を、握り部11aの湾曲に対して滑らかに連続させながら、向こう側部分の端部11cでも上方に凸となるように湾曲させて、全ての湾曲部分表面を滑らかにかつ漸次緩くなるように連続させたこと」
である。
「各落し穴12を長穴とするとともに、各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるようにしたこと」
である。
(3)おろし刃の列は、片方の手で持った被おろし物の動かされる方向に対して傾斜しているから、被おろし物の動かされる方向と平行になることはなく、おろしが確実に行えることになるのである。
(4)おろされたものがおろし板(金)から直ぐに落下してくれる
ことになるから、おろされたもののおろし板11下への落下が促進されていて、しかも、(5)片方の手で動かされる被おろし物は、当然におろし板に押え付けられるのであるから、おろし板はこれに十分耐えられるものとなっているのである。
「長穴である前記各おとし穴12の中心線12bと、前記平面視中心線15とのなす各角θについて、手前側から向こう側に掛けて、または向こう側から手前側に掛けて、順次大きくなるようにして、各おとし穴12の長辺12aに沿って形成した各おろし刃13の方向が、手前側から向こう側に掛けて順次変化するようにしたこと」
である。
成してある。
(3)おろし刃13の列は、片方の手で持った被おろし物の動かされる方向及び位置に対して順に傾斜していて、被おろし物の動かされる方向と平行の場合は、殆どない。
というものになっているのである。
「おろし板11の両側に、下端に滑り止め部分14aを備えた支持脚14を一体化したこと」
である。
(6)片方の手で持った被おろし物は、おろし板に対して動かされるため、おろし板は容器や皿に対して簡単に固定できるため、おろし作業が容易となる
という機能をも発揮するものとなっているのである。
「おろし板11の本体部11b、及び支持脚14の向こう側端部11cを平面視中心線15に対して直交するようにしたこと」
である。
(7)狭いキッチンでの不使用時には、片付けがよい
ことになるのである。
「おろし板11、おろし刃13、及び支持脚14の全てを合成樹脂を材料として一体性形成したこと」
である。
(8)洗浄が簡単で、常に衛生的なもの
となっているのである。
「大根やわさびのような被おろし物が表面にて擦られることになるおろし板11と、このおろし板11の上面から突出する多数のおろし刃13と、これらのおろし刃13の直近に形成した多数の落し穴12とを有するおろし器10であって、
おろし板11を、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成するとともに、これらの握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向こう側に向けて滑らかに拡大するようにしたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、おろし作業を容易に行え、肌理の細かいおろしが得られるおろし器10を提供することができるのである。
図1には、本発明の第一実施例に係るおろし器10の斜視図が示してある。このおろし器10では、おろし板11は、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成してあり、これらの握り部11aと本体部11bの両側面は、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向こう側に向けて滑らかに拡大するようにしてある。
図2には、本発明の第二実施例に係るおろし器10が示してあるが、このおろし器10では、おとし穴12を長穴としたことが上記第一実施例と異なるものであり、この長穴の中心線12bを平面視中心線15と直交するようにしたものである。なお、この第二実施例に係るおろし器10においても、その各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるようにしたものである。
図3には、本発明の第三実施例に係るおろし器10が示してあるが、このおろし器10では、おとし穴12を長穴としたことは上記第二実施例と同じであり、この長穴の中心線12bを平面視中心線15と斜めに交差するようにしたものである。ただし、この斜め方向は、次に述べる第四実施例の場合とは逆となっている。なお、この第三実施例に係るおろし器10においても、その各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるようにしたものである。
図4〜図10には、本発明の第四実施例に係るおろし器10が示してある。このおろし器10では、まず、おろし板11を、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成するとともに、これらの握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向こう側に向けて滑らかに拡大するようにしたものであり、上記第一〜第三実施例の基本構成を踏襲している。
図11には、本発明の第五実施例に係るおろし器10の正面図及び背面図が示してあるが、このおろし器10は、そのおろし板11の握り部11aについて、支持脚14の一部に持ち上げ部14bを形成して、当該握り部11aが机上から浮くようにしたものである。つまり、当該おろし器10を平面的な部分に置いたとき、図11の(b)に示したように、握り部11aがこの部分から浮き上がるから、当該握り部11aの下側に指を簡単に入れることができるのである。このように支持脚14の一部に持ち上げ部14bを形成すると、当該握り部11aを握る作業が自然状態で行えることになる。
11 おろし板
11a 握り部
11b 本体部
11c 端部
11d 掛け穴
12 おとし穴
12a 長辺
12b 中心線
13 おろし刃
14 支持脚
14a 滑り止め部分
14b 持ち上げ部
15 平面視中心線
16a 小円弧
16b 大円弧
Claims (5)
- 大根やわさびのような被おろし物が表面にて擦られることになるおろし板と、このおろし板の上面から突出する多数のおろし刃と、これらのおろし刃の直近に形成した多数の落し穴とを有するおろし器であって、
前記おろし板を、手前側の握り部と、この握り部の向こう側に連続する本体部とによって構成するとともに、これらの握り部と本体部の両平面視形状を、当該おろし板の平面視中心線に対して、向こう側に向けて滑らかに拡大するようにし、
前記各落し穴を長穴とするとともに、前記各落し穴の一部の端部が前記平面視中心線の反対側に延びるようにし、
長穴である前記各おとし穴の中心線と、前記平面視中心線とのなす各角θについて、手前側から向こう側に掛けて、または向こう側から手前側に掛けて、順次大きくなるようにして、各落し穴の長辺に沿って形成した各おろし刃の方向が、手前側から向こう側に掛けて順次変化するようにしたことを特徴とするおろし器。 - 前記おろし板の握り部表面を上方に凸となるように大きく湾曲させるとともに、前記おろし板の本体部表面を、前記握り部の湾曲に対して滑らかに連続させながら、向こう側部分の端部でも上方に凸となるように湾曲させて、全ての湾曲部分表面を滑らかにかつ漸次緩くなるように連続させたことを特徴とする請求項1に記載のおろし器。
- 前記おろし板の両側に、下端に滑り止め部分を備えた支持脚を一体化したことを特徴とする請求項1または2に記載のおろし器。
- 前記おろし板の本体部、及び前記支持脚の向こう側端部を前記平面視中心線に対して直交するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のおろし器。
- 前記おろし板、おろし刃、及び支持脚の全てを、合成樹脂を材料として一体性形成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のおろし器。
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