JP6126931B2 - おろし器 - Google Patents

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Description

本発明は、大根やわさび等の被おろし物を細かくおろすための「おろし器」に関するものである。
大根やわさび等をおろすための「おろし器」は、古くから種々なものが提案され、工夫もなされてきているものである。出願人も、例えば特許文献1によって、図12に示すようなおろし器を提案してきている。
この特許文献1にて提案したおろし器は、「おろし面やおろし刃の構成を工夫することによって、切れ味に優れ、結果的に女性や老人でも軽い操作でおろしを作ることのできるおろし器を簡単な構成によって提供すること」を目的としてなされたもので、例えば、「大根やわさび等の被おろし物が表面にて擦られることになるおろし板と、このおろし板の上面から突出する多数のおろし刃と、これらのおろし刃の直近に形成した多数の落し穴とを有するおろし器であって、前記おろし板の手前側部分を上方に凸となるように大きく湾曲させるとともに、前記おろし板の向こう側部分を略平らとなるようにし、これらの向う側部分と手前側部分とを滑らかに連続させたことを特徴とするおろし器」という構成を有するものである。
これにより、この出願人が特許文献1にて提案してきたおろし器は、上記の目的を達成することができたのであるが、その他にも、特許文献2や特許文献3にて、種々な形態のおろし器が提案されてきている。
特許第3721434号掲載公報 特許第3940390号掲載公報 特開平11−267046号公報、要約、代表図
特許文献2で提案されているおろし器は、「おろし金面に対する野菜の押し付け角度変更を行わずとも、極めて効率良く野菜をすりおろすことができるおろし器を提供すること」を目的としてなされたもので、図13に示すように、例えば、「握持部の先端部におろし金面を突設し、このおろし金面に大根や生姜などの野菜を押し付けて往復移動させることで野菜をすりおろしできるおろし器において、前記おろし金面は、すりおろし往復移動方向の一側端部を略平坦形状の平坦おろし面部に形成し、この平坦おろし面部より他側部を、すりおろし往復移動方向と直交する方向の断面形状が下方へ湾曲突出する形状の湾曲おろし面部に形成すると共に、この湾曲おろし面部は前記平坦おろし面部からおろし金面の他側の端部側へ至る程湾曲度合いが徐々に強くなる湾曲形状に形成して、この湾曲おろし面部の最も下方へ突出する部位がおろし金面の他側の端部側へ向って下降傾斜するように構成したことを特徴とするおろし器」という構成を有するものである。
しかしながら、この特許文献2のおろし器では、「握持部の先端部におろし金面を突設し」たものであって、図13に示すように、「握持部の先端部」から「おろし金面」がいきなり突設されているものである。この特許文献2の段落0029の記載からすると、「断面丸形の金属製線材から成る略長方形状の枠部材Wの一側を、細長く且つ図示した所定形状に屈曲突出させてこの屈曲突出部を前記握持部1とし」たものであり、この把持部1は、非常に持ちにくいものとなっていると考えられる。
これに対して、特許文献3のおろし器では、図14に示すように、板状の把持部を採用しているようで、板状であれば手に持ち易いと考えられる。しかしながら、この特許文献3の把持部は、おろし金部分との間に「窪み」を介して連続したものとなっているため、使用時には、この把持部とおろし金部との間の窪みに自然と手が入るものと考えられる。窪みに手が入れば、図14の図示右側に突出している把持部は手からはみ出すことになるから、おろし作業は困難になるのではないかと考えられる。何より、おろし作業時に窪みに手が入れば、「おろし刃」の一部が手で隠れることになるから、「おろし刃」の一部が無駄なものとなる。
そこで、本発明者等は、使用勝手がよく、肌理の細かいおろしが行えるおろし器を提供するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、この種の、手で持っておろし作業を行うおろし器では、次の点を考慮することが良い結果を生むことが判明したのである。
(1)片方の手で動かされる被おろし物からの力に対して、もう一方の手で容易かつ確実に固定できる形状とすること。
(2)片方の手で動かされる被おろし物の先へ動く角度は、手元から先に行くに従って広がっていくこと。
(3)おろし刃の列は、片方の手で持った被おろし物の動かされる方向に対して傾斜していた方がよいこと。少なくとも、被おろし物の動かされる方向と平行の場合は、おろしが殆ど行えないこと。
(4)おろされたものがおろし板(金)から直ぐに落下してくれると、次のおろしが効果的となること。
(5)片方の手で動かされる被おろし物は、当然におろし板に押え付けられるのであるから、おろし板はこれに耐えるものであること。
(6)片方の手で持った被おろし物は、おろし板に対して動かされるため、おろし板は容器や皿に対して簡単に固定できると、おろし作業が容易となること。
(7)一般的には狭いことの多いキッチンで使用するものであるから、不使用時には、片付けがよいこと。
(8)当然のことながら、洗浄が容易かつ簡単に行えると、衛生的なキッチン用品となること。
本発明者等は、上記の考慮点(1)〜(8)のそれぞれについて、如何にして具体的に実現していくか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、上記の考慮点(1)〜(8)のそれぞれを具体的に実現することができて、おろし作業を容易に行え、肌理の細かいおろしが得られるおろし器を提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、本願発明の採った第1手段は、後述する実施形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「大根やわさびのような被おろし物が表面にて擦られることになるおろし板11と、このおろし板11の上面から突出する多数のおろし刃13と、これらのおろし刃13の直近に形成した多数の落し穴12とを有するおろし器10であって、
おろし板11を、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成するとともに、これらの握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向う側に向けて滑らかに拡大するようにしたことを特徴とするおろし器10」
である。
この第1手段に係るおろし器10では、図1〜図4に示すように、おろし板11を、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成してある。また、おろし板11の上面から突出する多数のおろし刃13と、これらのおろし刃13の直近に形成した多数の落し穴12とは、主として本体部11bに形成し、握り部11aには形成しないようにしてある。
さらに、この第1手段に係るおろし器10では、図1〜図4に示すように、握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向う側に向けて滑らかに拡大するようにして、当該おろし器10の平面視形状が閉じた「中啓扇」や「三味線の撥」のようにしたものである。「中啓扇」とは、僧侶が儀式の際に手で持って使用する扇であり、閉じている場合に、「三味線の撥」のように先に行くに従って滑らかに拡大したものである。
おろし器10が、その平面視形状において、「中啓扇」や「三味線の撥」のようになっていれば、当該おろし器10を手で持つには、一番細くなっている握り部11aを掴めばよいことは、一目瞭然である。勿論、この握り部11aは、片手で握ることができるから、当該おろし器10全体の取り扱いをし易くしている。
そして、片手で握ることのできる握り部11aに対して、本体部11bの側面が、閉じた「中啓扇」や「三味線の撥」の側面のように緩やかに連続しているから、握り部11aを握った手の指、例えば、人差し指や親指をこの本体部11bの側面に自然に沿わせることができる。このことは、当該おろし器10を皿等に固定しておろし作業を行う場合の、おろし器10の安定化を確実にすることができることを意味しており、人の手の自然な沿わせ方で当該おろし器10を使用できることをも意味している。
さらに、このおろし器10では、握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向う側に向けて滑らかに拡大するようにしたから、当然、本体部11bの平面視においても向う側に向けて拡大している。
ところで、手で持った野菜等の被おろし物を向こう側に動かす場合、その方向は、常に平面視中心線15上を移動させることは困難で、この平面視中心線15に対して先に行くに従ってブレる、つまり広がるのが自然である。一方で、手で持った野菜等の被おろし物を手前側に動かす場合、その被おろし物を持った手を、握り部11aを握った手に近付けるのが自然である。
以上の結果、この被おろし物の先に行くに従ってブレることに応じて、本体部11bについても先に行くに従って広がるようにしてあるから、この被おろし物をおろし板11上を向こう側に押す場合には、本体部11bの広がりに応じて自然に移動させることができる。一方で、手で持った野菜等の被おろし物を手前側に動かす場合、窄まっている握り部11a上を戻すことになるが、握り部11aを握っている他方の手に自然と近づけることになる。結果的に、当該おろし器10によるおろし作業は、手の自然な動きのままで行えることになって、極めて容易に行えるのである。
また、被おろし物が自然に動かされる本体部11bには、おろしを行うおとし穴12やおろし刃13が形成してあるのであるから、肌理の細かいおろしが得られる。そして、これらのおとし穴12やおろし刃13に対して、手の自然な動きによっておろし作業がなされることは、変な状態でおろし作業が中断することがないことを意味しており、肌理の細かい「おろし物」が得られることをも意味している。
なお、おろし板11の握り部11aについて、図11に示すように、支持脚14の一部に持ち上げ部14bを形成しておくことにより、当該おろし器10を平面的な部分に置いたとき、この部分から浮き上がるようにすると、当該握り部11aの下側に指を簡単に入れることができるようになる。このようにすると、当該握り部11aを握る作業が自然状態で行えることになる。
従って、この第1手段に係るおろし器10は、
(1)片方の手で動かされる被おろし物からの力に対して、もう一方の手で容易かつ確実に固定できる形状となっている
(2)片方の手で動かされる被おろし物の先へ動く角度は、手元から先に行くに従って広がっていくという自然な状態を利用したものとなっている
のであり、おろし作業が容易に行え、肌理の細かいおろしが得られるものとなっているのである。
また、上記課題を解決するために、本願発明の採った第2手段は、上記第1手段に記載のおろし器10について、
「おろし板11の握り部11a表面を上方に凸となるように大きく湾曲させるとともに、おろし板11の本体部11b表面を、握り部11aの湾曲に対して滑らかに連続させながら、向う側部分の端部11cでも上方に凸となるように湾曲させて、全ての湾曲部分表面を滑らかにかつ漸次緩くなるように連続させたこと」
である。
この第2手段に係るおろし器10は、図5及び図6に示すように、おろし板11の握り部11a及び本体部11bの上面を、上方に凸となるように湾曲させたものであり、しかもその湾曲は、握り部11aから握り部11aにおいて滑らかにかつ漸次緩くなるように連続させたものである。
このことをさらに詳細に述べると、おろし板11を裏面側から見た図6に示すように、先ず、表面を上方に凸となるように大きく湾曲させ握り部11aにおいては、その下面において、湾曲状態が小円弧16aで示される。ただし、この握り部11a裏面の小円弧16aは、図6の手前側に向けて漸次大きくなる。一方、本体部11bの湾曲状態は、図6においては大円弧16bで示される。この大円弧16bも、小円弧16aに一番近いものから、図6の手前側に向けて漸次大きくなる。湾曲が漸次大きくなるとは、図6に示すように、凸状態が漸次緩くなることを示し、平面状態に近くなることを意味する。
つまり、表面を上方に凸となるように大きく湾曲させた握り部11aにおいては、これを手で握ったとき、掌内に自然にフィットするのである。握ったときの掌内は、図6に示した小円弧16aのような円弧を描くからである。
そして、上記第1手段のおろし器10におけるように、片手で握ることのできる握り部11aに対して、本体部11bの側面が緩やかに連続しているから、握り部11aを握った手の指、例えば、人差し指や親指をこの本体部11bの側面に自然に沿わせることができる。このことは、当該おろし器10を皿等に固定しておろし作業を行う場合の、おろし器10の安定化を確実にすることができることを意味しており、人の手の自然な沿わせ方で当該おろし器10を使用できることをも意味している。
おろし板11の概略形状が以上のようにしてあることによって、例えば被おろし物として、大根やニンジンのような根菜類をおろす場合に、これを本体部11bの握り部11aに近い部分上に押しつけて動かすのであるが、この本体部11b上の一番突出した部分、つまり図4中の平面視中心線15近傍にあるおろし刃13によって当該被おろし物の切口面の略中央がおろされることになる。換言すれば、このおろし作業の最初では、本体部11b上のおろし刃13によって、被おろし物の切口の全面がおろされるのではなく、切口面の略中央がおろされることになって、中央部分をおろす力だけで十分となる。
被おろし物をさらに本体部11bの向う側部分に向けて押していくと、今度は被おろし物の左右両側がおろし刃13に接することになる。何故なら、本体部11bの向う側部分の湾曲は漸次緩くなっているから、本体部11bの左右両側部分は平面視中心線15に対して持ち上がってくる状態となるからである。このため、それまでおろされずに言わばとがった状態にあった被おろし物の左右両側部分がおろされ、被おろし物の略中央部分は左右側と同一面となるまでおろされないのである。この場合も、被おろし物の切口面全体をおろすのではないから、それ程力はいらないのである。
最後に、被おろし物を本体部11bの先端部まで押すと、ここでは非常に緩い湾曲面となっているから被おろし物の切口面の略全面がおろされることになる。一般に、例えば大根を手に持ってこれを動かそうとする時、手前側よりも向こう側へ行ったときに、体重を掛け易くなるものである。従って、この本体部11bの先端部でも腕にそれ程力を入れなくてもおろせることになるのである。
従って、この第2手段に係るおろし器10は、上記第1手段のそれと同様な機能を発揮する他、単におろし板11を上方に凸となるように湾曲させただけで、おろし作業をそれ程力を入れなくても容易に行えるものとなっているのである。
上記課題を解決するために、本願発明の採った第3手段は、上記第1手段または第2手段に記載のおろし器10について、
「各落し穴12を長穴とするとともに、各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるようにしたこと」
である。
この第3手段のおろし器10では、図2〜図4に示すように、まず、各落し穴12を長穴としたものであるが、これによって、図1に示すような丸穴であるおとし穴12の場合に比して、おろしたものがおろし板11下に落下し易くしたものである。また、各落し穴12を長穴とすることによって、被おろし物がおろし板11上を移動されるときに、これらのおとし穴12に引っ掛かりにくくなっていて、おろし作業を安定的に行えるようになっている。
そして、各落し穴12の一部の端部を平面視中心線15の反対側に延びるようにしたことによって、図2〜図4に示すように、長穴である各おとし穴12がおろし板11上で複雑に交差することになり、これらのおとし穴12以外の部分も複雑に交差することになる。このため、おろし板11自体は、多数のおとし穴12を有するものであっても、おとし穴12以外の部分が複雑に交差することによって、その剛性が高いものとなっていて、おろし作業時に加えられる力に十分耐えられるものとなっているのである。
なお、長穴である各おとし穴12を、図3や図4に示したように、平面視中心線15に対して傾斜させてある場合には、各おとし穴12の長辺12aが平面視中心線15と平行になることがないから、これらの長辺12aの直近に列となっている多数のおろし刃13が平面視中心線15と平行になることがない。換言すれば、各おろし刃13は、被おろし物のおろし面全体に当接し得るものとなり、
(3)おろし刃の列は、片方の手で持った被おろし物の動かされる方向に対して傾斜しているから、被おろし物の動かされる方向と平行になることはなく、おろしが確実に行えることになるのである。
従って、この第3手段に係るおろし器10は、上記第1手段または2のそれと同様な機能を発揮する他、
(4)おろされたものがおろし板(金)から直ぐに落下してくれる
ことになるから、おろされたもののおろし板11下への落下が促進されていて、しかも、(5)片方の手で動かされる被おろし物は、当然におろし板に押え付けられるのであるから、おろし板はこれに十分耐えられるものとなっているのである。
上記課題を解決するために、本願発明の採った第4手段は、上記第3手段に記載のおろし器10について、
「長穴である前記各おとし穴12の中心線12bと、前記平面視中心線15とのなす各角θについて、手前側から向こう側に掛けて、または向こう側から手前側に掛けて、順次大きくなるようにして、各おとし穴12の長辺12aに沿って形成した各おろし刃13の方向が、手前側から向こう側に掛けて順次変化するようにしたこと」
である。
この第4手段に係るおろし器10では、その各おとし穴12を長穴にしたことによって、図3及び図4に示すように、その各長辺12aは互いに平行になっており、各長辺12aの直近になるおろし板11には複数のおろし刃13が均等かつ同一方向に向くように形
成してある。
ここで、もし、各おとし穴12の中心線12bと、平面視中心線15とのなす各角θについて同じであると、どのおろし刃13を取ってみても、その向かう方向は同じになる。この状態で平面視中心線15に沿って大根をおろしたとすると、この大根がおろし板11表面の手前側にあっても向こう側にあっても、同じ角度のおろし刃13によっておろされることになる。極端な場合、大根のおろし面におろし刃13の通過跡である「スジ」が発生し、大根の繊維が同じところで同じ方向に切断され、所謂「滑らか」なおろしにはならないことが多くなる。
これに対して、この第4手段に係るおろし器10のように、各おとし穴12の長辺12aに沿って形成した各おろし刃13の方向が、手前側から向こう側に掛けて順次変化するようにしてあれば、大根を構成している繊維は、非常に複雑に切断されることになり、大根おろしは非常に肌理の細かいものとなる。
従って、この第4手段に係るおろし器10は、上記第3手段に係るそれと同様な機能を発揮する他、肌理の細かさをより一層効果的に発生させ得るのである。つまり、この第4手段のおろし器10では、
(3)おろし刃13の列は、片方の手で持った被おろし物の動かされる方向及び位置に対して順に傾斜していて、被おろし物の動かされる方向と平行の場合は、殆どない。
というものになっているのである。
さらに、上記課題を解決するために、本願発明の採った第5手段は、上記第1手段第4手段のいずれかに記載のおろし器10について、
「おろし板11の両側に、下端に滑り止め部分14aを備えた支持脚14を一体化したこと」
である。
この第5手段に係るおろし器10は、図5〜図11に示すように、おろし板11の両側に、下端に滑り止め部分14aを備えた支持脚14が一体化してあるのであるが、この支持脚14によって、当該おろし器10を皿等の上に置いたとき、特に図6に示すように、おろし板11下方におろしたものの落下空間が形成される。この落下空間は、第2手段のおろし器10におけるように、おろし板11の本体部11b表面を、握り部11aの湾曲に対して滑らかに連続させながら、向う側部分の端部11cでも上方に凸となるように湾曲させたとき、より大きなものとなる。
また、おろし板11の握り部11aについて、図11に示すように、支持脚14の一部に持ち上げ部14bを形成して、当該握り部11aが机上から浮くようにしておくとよい。つまり、当該おろし器10を平面的な部分に置いたとき、図11の(b)に示すように、握り部11aがこの部分から浮き上がるようにすると、当該握り部11aの下側に指を簡単に入れることができるようになる。このようにすると、当該握り部11aを握る作業が自然状態で行えることになる。
そして、この支持脚14が、下端に滑り止め部分14aを備えたことによって、当該おろし器10を皿や容器においたとき、この滑り止め部分14aが滑り止めを果たして当該おろし器10全体を固定するから、おろし板11に力を入れるおろし作業時に、当該おろし器10がズレることはない。
従って、この第5手段に係るおろし器10は、上記第1手段第4手段のいずれかに記載のそれと同様な機能を発揮する他、
(6)片方の手で持った被おろし物は、おろし板に対して動かされるため、おろし板は容器や皿に対して簡単に固定できるため、おろし作業が容易となる
という機能をも発揮するものとなっているのである。
また、上記課題を解決するために、本願発明の採った第6手段は、上記第5手段に記載のおろし器10について、
「おろし板11の本体部11b、及び支持脚14の向う側端部11cを平面視中心線15に対して直交するようにしたこと」
である。
つまり、この第6手段のおろし器10では、図4、図6、図8、図9、及び図11の(a)に示したように、おろし板11の本体部11b、及び支持脚14の向う側端部11cを平面視中心線15に対して直交させたものであるから、特に、図6、図8、及び図9から理解できるように、当該おろし器10を向う側端部11cを下にして立てることができるのである。
この向う側端部11cは、当該おろし器10の中でも最も幅の広い部分であり、この向う側端部11cを下にしてキッチンの隅に立てれば、他の部分が細い状態のままキッチンの隅に配置されることになり、当該おろし器10が不使用時にキッチン上で邪魔になることはない。
従って、この第6手段に係るおろし器10は、
(7)狭いキッチンでの不使用時には、片付けがよい
ことになるのである。
上記課題を解決するために、本願発明の採った第7手段は、上記第1手段第6手段のいずれかに記載のおろし器10について、
「おろし板11、おろし刃13、及び支持脚14の全てを合成樹脂を材料として一体性形成したこと」
である。
この第7手段のおろし器10は、その全てを合成樹脂で一体成形したのであるから、どこかが錆びることがないことは勿論、水を含むこともないから全体の洗浄が非常に簡単に行えるものとなっている。
従って、この第7手段に係るおろし器10は、上記第1手段第6手段のいずれかに記載のそれと同様な機能を発揮する他、
(8)洗浄が簡単で、常に衛生的なもの
となっているのである。
以上、説明した通り、本発明においては、
「大根やわさびのような被おろし物が表面にて擦られることになるおろし板11と、このおろし板11の上面から突出する多数のおろし刃13と、これらのおろし刃13の直近に形成した多数の落し穴12とを有するおろし器10であって、
おろし板11を、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成するとともに、これらの握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向う側に向けて滑らかに拡大するようにしたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、おろし作業を容易に行え、肌理の細かいおろしが得られるおろし器10を提供することができるのである。
本発明の第一実施例に係るおろし器10の斜視図である。 同第二実施例に係るおろし器10の平面図である。 同第三実施例に係るおろし器10の平面図である。 同第四実施例に係るおろし器10の平面図である。 図4に示したおろし器10の正面図である。 同おろし器10の背面図である。 同おろし器10の底面図である。 同おろし器10の右側面図である。 同おろし器10の左側面図である。 おろし刃13を拡大して示すもので、(a)は図4中の1−1線に沿って見た部分拡大平面図、(b)は図10の(a)中の2−2線に沿って見た断面図、(c)は図10の(a)中の3−3線に沿って見た断面図である。 本発明の第五実施例に係るおろし器10を示すもので、(a)は背面図、(b)は正面図である。 特許文献1に示された技術を示す斜視図である。 特許文献2に示された技術を示す斜視図である。 特許文献3に示された技術を示す平面図である。
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態であるおろし器10について説明するが、図面には、合計で5つの実施例が示してある。
(第一実施例)
図1には、本発明の第一実施例に係るおろし器10の斜視図が示してある。このおろし器10では、おろし板11は、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成してあり、これらの握り部11aと本体部11bの両側面は、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向う側に向けて滑らかに拡大するようにしてある。
また、この第一実施例に係るおろし器10では、おとし穴12は丸穴としてあり、このおとし穴12の周囲に、図10に例示するような多数のおろし刃13が形成してある。これらの丸穴であるおとし穴12については、各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるように、つまり平面視中心線15に対してランダムに配置して、おろし板11の剛性が高くなるようにしてある。
この第一実施例に係るおろし器10は、その全体を、合成樹脂を材料として一体成形したものであり、このことは、以下の実施例に係るおろし器10についても同様である。勿論、後述する第四実施例のおろし器10のように、おろし板11の両側に、下端に滑り止め部分14aを備えた支持脚14を一体化し、この滑り止め部分14aについてのみエラストマーのような、他とは異なる材料を使用することも可能である。
なお、この第一実施例に限らず、図1〜図10に示したように、おろし板11の握り部11aの端部(通常上端部となる)に掛け穴11dが形成してある。この掛け穴11dは、これを利用して壁のフック等に当該おろし器10を吊下しておくために使用されるものである。
(第二実施例)
図2には、本発明の第二実施例に係るおろし器10が示してあるが、このおろし器10では、おとし穴12を長穴としたことが上記第一実施例と異なるものであり、この長穴の中心線12bを平面視中心線15と直交するようにしたものである。なお、この第二実施例に係るおろし器10においても、その各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるようにしたものである。
(第三実施例)
図3には、本発明の第三実施例に係るおろし器10が示してあるが、このおろし器10では、おとし穴12を長穴としたことは上記第二実施例と同じであり、この長穴の中心線12bを平面視中心線15と斜めに交差するようにしたものである。ただし、この斜め方向は、次に述べる第四実施例の場合とは逆となっている。なお、この第三実施例に係るおろし器10においても、その各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるようにしたものである。
(第四実施例)
図4〜図10には、本発明の第四実施例に係るおろし器10が示してある。このおろし器10では、まず、おろし板11を、手前側の握り部11aと、この握り部11aの向こう側に連続する本体部11bとによって構成するとともに、これらの握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向う側に向けて滑らかに拡大するようにしたものであり、上記第一〜第三実施例の基本構成を踏襲している。
また、この第四実施例に係るおろし器10では、例えば図6に示したように、おろし板11の握り部11a表面を上方に凸となるように大きく湾曲させるとともに、おろし板11の本体部11b表面を、握り部11aの湾曲に対して滑らかに連続させながら、向う側部分の端部11cでも上方に凸となるように湾曲させたものである。これにより、当該おろし器10のおろし板11において、その握り部11a及び本体部11bの平面視では、図4及び図5に示したように、全ての湾曲部分表面が滑らかで、かつおろし板11の端部11cに向って漸次緩くなりながら連続しているのである。
このことをさらに詳細に述べると、おろし板11を裏面側から見た図6に示したように、先ず、表面を上方に凸となるように大きく湾曲させ握り部11aにおいては、その下面において、湾曲状態が小円弧16aで示される。ただし、この握り部11a裏面の小円弧16aは、図6の手前側に向けて漸次大きくなる。一方、本体部11bの湾曲状態は、図6においては大円弧16bで示される。この大円弧16bも、小円弧16aに一番近いものから、図6の手前側に向けて漸次大きくなる。湾曲が漸次大きくなるとは、図6に示すように、凸状態が漸次緩くなることを示し、平面状態に近くなることを意味する。
つまり、表面を上方に凸となるように大きく湾曲させた握り部11aにおいては、これを手で握ったとき、掌内に自然にフィットすることになるのである。握ったときの掌内は、図6に示した小円弧16aのような円弧を描くからである。
そして、このおろし器10においては、片手で握ることのできる握り部11aに対して、本体部11bの側面が緩やかに連続しているから、握り部11aを握った手の指、例えば、人差し指や親指をこの本体部11bの側面に自然に沿わせることができる。このことは、当該おろし器10を皿等に固定しておろし作業を行う場合の、おろし器10の安定化を確実にすることができることを意味しており、人の手の自然な沿わせ方で当該おろし器10を使用できることをも意味している。
また、この第四実施例に係るおろし器10では、特に図4に示したように、各落し穴12を長穴とするとともに、各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるようにしてあり、各おとし穴12の長辺12aに、多数のおろし刃13を形成したものである。これらのおろし刃13は、各おとし穴12の直近に形成したもので、各おろし刃13でおろされたものが直ちにおとし穴12内に落下し得るようにしてある。さらに、各落し穴12の一部の端部が平面視中心線15の反対側に延びるようにしたことによって、各おとし穴12が長穴であっても、おろし板11の剛性を高くすることができるし、当該おろし器10をおろし作業時の力に十分耐えられるものとしているのである。
さらに、この第四実施例に係るおろし器10では、各おとし穴12の中心線12bは、平面視中心線15に対して鋭角θで交差するようにしてあり、第三実施例における鈍角θで交差するのとは逆にしてある。各おとし穴12の中心線12bについて、平面視中心線15に対して鋭角θで交差するようにしたのは、そのようにしておくと、おろし作業時において、その各長辺12aに近接して設けた各おろし刃13が平面視中心線15に近い部分から外側に向って作用することになり、おろしを円滑に行えるようにするからである。
また、この第四実施例に係るおろし器10では、長穴である各おとし穴12の中心線12bと、平面視中心線15とのなす各角θについて、手前側から向こう側に掛けて順次大きくなるようにしてある。これにより、各おとし穴12の長辺12aに沿って形成した各おろし刃13の方向が、手前側のおとし穴12から向こう側のおとし穴12に掛けて順次変化することになる。
これにより、被おろし物である大根を構成している繊維は、おろし板11の手前側から向こう側に至る間あるいはこれと逆の間に、非常に複雑に切断されることになり、大根おろしは非常に肌理の細かいものとなるのである。勿論、長穴である各おとし穴12の中心線12bと、平面視中心線15とのなす各角θについて、向こう側から手前側に掛けて順次大きくなるようにしても、同様な効果が得られる。
そして、この第四実施例に係るおろし器10では、図5から図10に示したように、おろし板11の両側に、下端に滑り止め部分14aを備えた支持脚14が一体化してある。この支持脚14は、当該おろし器10を皿等の上に置いたとき、特に図6に示したように、おろし板11下方におろしたものの落下空間を形成する。この落下空間は、おろし板11の本体部11b表面を、握り部11aの湾曲に対して滑らかに連続させながら、向う側部分の端部11cでも上方に凸となるように湾曲させたとき、より大きなものとなる。
この支持脚14が、下端に滑り止め部分14aを備えたことによって、当該おろし器10を皿や容器においたとき、この滑り止め部分14aが滑り止めを果たして当該おろし器10全体を固定することになるから、おろし板11に力を入れるおろし作業時に、当該おろし器10がズレることがないことは言うまでもない。
さらにまた、この第四実施例に係るおろし器10では、図4、図6、図8、図9、及び図11の(a)に示したように、おろし板11の本体部11b、及び支持脚14の向う側端部11cを平面視中心線15に対して直交させたものである。これにより、特に、図6、図8、及び図9に示したように、当該おろし器10を向う側端部11cを下にして立てることができるのである。
この向う側端部11cは、おろし板11の握り部11aと本体部11bの両平面視形状を、当該おろし板11の平面視中心線15に対して、向う側に向けて滑らかに拡大するようにしたから、当該おろし器10の中でも最も幅の広い部分であり、この向う側端部11cを下にしてキッチンの隅に立てれば、他の部分が細い状態のままキッチンの隅に配置されることになり、当該おろし器10の不使用時にキッチン上で邪魔になることはない。
そして、上記のおろし器10については、おろし板11、おろし刃13、及び支持脚14の全てを合成樹脂を材料として一体性形成したものである。
つまり、いずれの実施例に係るおろし器10も、そのおろし板11、おろし刃13、及び支持脚14の全てを合成樹脂で一体成形したのであるから、長期間使用してもどこかが錆びることがないことは勿論、水を含むこともないから全体の洗浄が非常に簡単に行えるものとなっているのである。
(第五実施例)
図11には、本発明の第五実施例に係るおろし器10の正面図及び背面図が示してあるが、このおろし器10は、そのおろし板11の握り部11aについて、支持脚14の一部に持ち上げ部14bを形成して、当該握り部11aが机上から浮くようにしたものである。つまり、当該おろし器10を平面的な部分に置いたとき、図11の(b)に示したように、握り部11aがこの部分から浮き上がるから、当該握り部11aの下側に指を簡単に入れることができるのである。このように支持脚14の一部に持ち上げ部14bを形成すると、当該握り部11aを握る作業が自然状態で行えることになる。
10 おろし器
11 おろし板
11a 握り部
11b 本体部
11c 端部
11d 掛け穴
12 おとし穴
12a 長辺
12b 中心線
13 おろし刃
14 支持脚
14a 滑り止め部分
14b 持ち上げ部
15 平面視中心線
16a 小円弧
16b 大円弧

Claims (5)

  1. 大根やわさびのような被おろし物が表面にて擦られることになるおろし板と、このおろし板の上面から突出する多数のおろし刃と、これらのおろし刃の直近に形成した多数の落し穴とを有するおろし器であって、
    前記おろし板を、手前側の握り部と、この握り部の向こう側に連続する本体部とによって構成するとともに、これらの握り部と本体部の両平面視形状を、当該おろし板の平面視中心線に対して、向う側に向けて滑らかに拡大するようにし
    前記各落し穴を長穴とするとともに、前記各落し穴の一部の端部が前記平面視中心線の反対側に延びるようにし、
    長穴である前記各おとし穴の中心線と、前記平面視中心線とのなす各角θについて、手前側から向こう側に掛けて、または向こう側から手前側に掛けて、順次大きくなるようにして、各落し穴の長辺に沿って形成した各おろし刃の方向が、手前側から向こう側に掛けて順次変化するようにしたことを特徴とするおろし器。
  2. 前記おろし板の握り部表面を上方に凸となるように大きく湾曲させるとともに、前記おろし板の本体部表面を、前記握り部の湾曲に対して滑らかに連続させながら、向う側部分の端部でも上方に凸となるように湾曲させて、全ての湾曲部分表面を滑らかにかつ漸次緩くなるように連続させたことを特徴とする請求項1に記載のおろし器。
  3. 前記おろし板の両側に、下端に滑り止め部分を備えた支持脚を一体化したことを特徴とする請求項1または2に記載のおろし器。
  4. 前記おろし板の本体部、及び前記支持脚の向う側端部を前記平面視中心線に対して直交するようにしたことを特徴とする請求項に記載のおろし器。
  5. 前記おろし板、おろし刃、及び支持脚の全てを、合成樹脂を材料として一体性形成したことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のおろし器。
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