JP6126913B2 - 打撃工具 - Google Patents
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Description
特許文献1の油圧式トルクレンチの外装部は、モータを収容するハウジングと、その前側に配置される遊星歯車機構の外郭と、更にその前側に配置されるシリンダのケースから成る。
本発明は、一層コンパクトで、より強度が高く、更に内部部材等の保護の水準が高められた打撃工具を提供することを主な目的とするものである。
請求項2に記載の発明は、上記発明にあって、前記カバーの下部が、前記右ハウジング及び前記左ハウジングに挟み込まれることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記発明にあって、前記右ハウジング及び前記左ハウジングには、ライトの側に配置されるライトハウジングが形成されており、前記カバーは、前記ライトハウジングに係合されることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、上記発明にあって、前記右ハウジング及び前記左ハウジングには、ライトを保持するライト保持部が形成されており、前記カバーは、前記ライト保持部に保持されることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、上記発明にあって、前記打撃機構部は、ブレードを有するオイルユニットであることを特徴とするものである。
図1は電動回転工具あるいは打撃工具の一例である充電式のオイルパルスドライバ1の左側面図であり、図2はオイルパルスドライバ1の前面図であり、図3はオイルパルスドライバ1の中央縦断面図であり、図4はオイルパルスドライバ1の中央縦断面一部拡大図であり、図5はオイルパルスドライバ1の本体部4の横断面図であり、図6は図3のA−A断面図であり、図7は図3のB−B断面図である。
オイルパルスドライバ1は、その外郭を形成する外郭ハウジング2を有している。尚、図1において、左が前となる。
オイルパルスドライバ1は、中心軸を前後方向とする筒状の本体部4と、本体部4の下部から突出するように形成されたグリップ部6を有する。
グリップ部6は、使用者が把持する部分であり、グリップ部6の上部には、使用者による指先で引く操作が可能であるトリガ形式のスイッチレバー8が設けられている。スイッチレバー8は、スイッチ本体部8aから突出している。
モータ10は、オイルパルスドライバ1の駆動源であり、その回転が遊星歯車機構12により減速された後、回転に適宜打撃を付加するオイルユニット13を経て、シャフト14に伝達される。シャフト14は、回転打撃力を受けて軸周りに回転する部分である。
モータハウジング20の上部前側(本体部4の前下部)には、後述するライト32の上側に配置されるライト保持上ハウジング20fと、ライト32の下側に配置されるライト保持下ハウジング20hが形成されている。
ユニットケース22は、その後部がモータハウジング20の前部内に入り込んだ状態で取り付けられ、モータハウジング20に接続されている。モータハウジング20の前部は、筒状(円筒状)に開口している。
ユニットケース22の後部内側には、外方へ突出するユニットケースリブ22a,22aが設けられている。
一方、モータハウジング20の前部内側におけるユニットケースリブ22a,22aの前側又は後側には、その周囲に対し内方へ突出するユニットケース取付用リブ20c,20cが設けられている。又、前のユニットケース取付用リブ20cの前方には、前のユニットケースリブ22aの前後方向の厚みと同等の間隔を置いて、段部20dが形成されている。段部20dは、その前側に対して後側が径方向外方に広がり、前側の内径に対して後側の内径が拡大するように形成されている。更に、後のユニットケース取付用リブ20cの後方には、後のユニットケースリブ22aの前後方向の厚みと同等の間隔を置いて、その周囲に対し内方に突出するリブ20eが形成されている。
そして、ユニットケースリブ22a,22aの前側又は後側に、ユニットケース取付用リブ20c,20cが配置されている。前のユニットケース取付用リブ20cと段部20dの間(嵌合部)に、前のユニットケースリブ22a(被嵌合部)が嵌合し、後のユニットケース取付用リブ20cとリブ20eの間(嵌合部)に、後のユニットケースリブ22a(被嵌合部)が嵌合する。ユニットケース取付用リブ20c,20cの前側又は後側においてユニットケースリブ22a,22aが嵌合することで、ユニットケース22がモータハウジング20の前方において固定される。尚、嵌合部及び/又は被嵌合部が、ユニットケース22とモータハウジング20の接続部となる。又、嵌合部及び/又は被嵌合部は、ユニットケース22の前方への抜け(モータハウジング20からの離脱)や、ユニットケース22のモータハウジング20に対する左右の回転を防止する前抜け止め部の一つにもなっている。
更に、モータハウジング20の前端開口部の内側には、段部20iが形成されている。段部20iの後側の径は、段部20iの前側の径より大きくなっている。又、ユニットケース22の側面であって、段部20iに対応する部分には、段部22dが設けられている。段部22dの後側の径は、段部20iの前側の径より大きくなっている。段部20i,22dの大きさは同等であり、これらが組み合うことにより、ユニットケース22の前方への抜けが止められ、又ユニットケース22の左右への回転が防止される(前抜け止め部の別の一つ)。
又、ユニットケース22の中央部には、空気を取り入れるための孔22c,22cが左右に設けられている(図5)。
ユニットケース22は、遊星歯車機構12(の後端部以外)やオイルユニット13を収容する。又、モータハウジング20とユニットケース22後部が重なった部分の内方には、遊星歯車機構12の前部と、オイルユニット13の後部が配置されている。
ユニットケース22の下後部は、その前側部分(からの延長線)に対して更に下方へ凹む凹部22eが設けられている。ユニットケース22における凹部22eの左右には、樹脂用ダンパ穴22f,22fが、内方に向かう方向で開けられている(図6)。各樹脂用ダンパ穴22fの下側は、外方に突出する突起22gとなっている(図6)。
左の突起22gの外側には、左モータハウジング20aの内壁の部分(左挟込部20j)が接しており、右の突起22gの外側には、右モータハウジング20bの内壁の部分(右挟込部20k)が接していて、左挟込部20jと右挟込部20kによりユニットケース22の下後部が挟み込まれている(図6)。
カバー24の下部は、モータハウジング20におけるスイッチレバー8上側の部分に対応する(当該部分を避ける)ようにえぐれており、カバー24の下部の後端は、カバー24の上部の後端より前方に有る。カバー24の下部の後端面(下端面)は、モータハウジング20のライト保持上ハウジング20fにおける上面と連続しており、当該上面に支えられている。即ち、カバー24は、モータハウジング20に保持されている。又、カバー24(の下部)は、左モータハウジング20a及び右モータハウジング20bに挟み込まれている。モータハウジング20のライト保持上ハウジング20fは、ユニットケース22とモータハウジング20の接続部(ユニットケース取付用リブ20c・段部20d・リブ20e・ユニットケースリブ22a)より後方に配置されている。カバー24(の下部)は、ライト32とユニットケース22との間で保持される。
カバー24は、ユニットケース22前部の外側に被せられており、即ちユニットケース22の外周にカバー24が設けられている。カバー24は、ユニットケース22の外周に保持されており、ユニットケース22を覆っている。ユニットケース22の前端部は、カバー24前端から前方へ出ており、ユニットケース22の中央部分が、カバー24の内側に配置されている。
又、ユニットケース22の下部の前部の周面は、モータハウジング20下部のライト保持上ハウジング20fの内面に接続されている。モータハウジング20のライト保持上ハウジング20fの内面は、ユニットケース22の下部を保持しており、ライト32を保持する役割に加え、ユニットケース22を保持する保持部の一つとしての役割も担っている。尚、ライト保持上ハウジング20fの内側には、カバー24下部の後端部分が配置されている。
一方、ユニットケース22の下部の後部の周面は、左右のユニットケース保持リブ20g,20g(ユニットケース22を保持する保持部の別の一つ)により保持される。各ユニットケース保持リブ20gは、左モータハウジング20a又は右モータハウジング20bの内面から内方へ水平状に突設されている。
カバー24の下部には、ライト保持上ハウジング20fの上部の形状に対応する溝状の係合部24cが形成されており、係合部24cとライト保持上ハウジング20fが係合することで、カバー24が抜け止めされ、又左右への回転が止められる(回り止め部、図3,図4)。係合部24cに隣接するように、下の孔24dが配置されている。
又、カバー24の左右には、他の部分より外方へ膨らむ突出部24b,24bが形成されている。突出部24b,24bの内面とユニットケース22の外面の間には、隙間25,25が形成される。各突出部24bの内方に、ユニットケース22の孔22cが配置され、各孔22cは、対応する隙間25に面している。
更に、モータハウジング20の上部の前端部の左右と、カバー24の後端部の左右の間(本体部4の前部の左右におけるモータハウジング20とユニットケース22の境目)には、スリット状の前吸気口27,27が形成されている。カバー24の突出部24b,24bは、前吸気口27,27の前方に配置されている。
よって、本体部4の左において、前吸気口27により、カバー24と左モータハウジング20aの間で通風可能な通風路W0が形成される。又、本体部4の左において、隙間25(突出部24bの内側)により、通風路W0からユニットケース22内の手前(孔22c)までの通風路W1が形成される。通風路W1は、カバー24(の内面)とユニットケース22(の外面)の間において形成される。通風路W0ないし通風路W1は、連続しており、空気を外部からユニットケース22内部手前まで通すことが可能である。一方、本体部4の右においても、同様に通風路W0,W1が形成される。
更に、ユニットケース22(の内面)とオイルユニット13(の外面)の間には隙間29が開けられており、孔22cや隙間29により、通風路W2が形成される。通風路W2は、孔22c,22cにより、通風路W1と連続している。
一方、ユニットケース22の凹部22eと遊星歯車機構12(後述のインターナルギヤ72の下部外面)の間には隙間が取られており、通風可能な通風路W3となっている。通風路W3は、通風路W2と通じている。
ダンパ26は、カバー24から出たユニットケース22前端部の外側に被せられている。又、ダンパ26の各溝26aは、対応するダンパ保持リブ24aを受け入れており、ダンパ26はカバー24に保持されている。
ダンパ26は、蓄光材が混入された状態で形成されており、蓄光を呈して暗所で発光可能である。尚、ユニットケース22前端部は、ダンパ26の前端からも僅かに前に出ている。
ユニットケース22、カバー24、及びダンパ26、並びにモータハウジング20の前部下側(ライト保持上ハウジング20f・ライト保持下ハウジング20hないしその周辺部)は、本体部4の前部の外郭となっている。
又、スイッチレバー8の上側であって、正逆切替レバー30の前方には、前方を照射可能なライト32が設けられている。ライト32の上側に、モータハウジング20のライト保持上ハウジング20fが配置されており、ライト保持上ハウジング20fとライト保持下ハウジング20hの間に、ライト32が収容されている。
ライト32は、LEDであり、スイッチレバー8と上下方向で重なるように設けられている。ライト32は、スイッチレバー8と上下方向で重なるように設けられているので、ライト32の照射方向に使用者の指等が位置せずに、ライト32の照射を妨げる事態の発生を防止し、ライト32点灯時の視認性を良好なものとすることができる。尚、ユニットケース22には、ライト32のリード線を保持するための凹み部が形成されている(図示せず)。
グリップ部6の下端部は、その上部に対して主に前方へ広がる電池取付部34となっており、電池取付部34の下方には、フック35を上下動させるためのスライダ36により着脱可能にバッテリ37が保持されている。バッテリ37は、ここでは14.4V(ボルト)のリチウムイオンバッテリである。
電池取付部34の内部には、制御回路基板38が配置されている。制御回路基板38は、平たい箱状である樹脂製の基板ケース39に収容されている。基板ケース39は、電池取付部34の内部(左モータハウジング20aの下端部と右モータハウジング20bの下端部の間)において固定されている。制御回路基板58には、後述の各駆動コイル48に対応して設けられ、対応するコイル48のスイッチングを行う、図示しない6個のスイッチング素子、及び図示しないマイコンが搭載されている。マイコンは、スイッチング素子44,44・・等を制御する。尚、当該スイッチング素子を、後述のセンサ基板44に搭載しても良い。
ステータ40は、固定子鉄芯45に前絶縁部材46及び後絶縁部材47を介して巻かれる複数(6個)のコイル48,48・・を有する。又、前絶縁部材46の前面周縁には、各駆動コイル48とセンサ基板44を電気的に接続する接点としてのコイル接続部(図示せず)が、合計6個設けられている。
ロータ42は、回転軸としてのロータ軸50と、ロータ軸50の周囲において固定された筒状の回転子鉄心51と、回転子鉄心51の周囲に配置され、筒状で周方向に極性を交互に変えられた永久磁石52を有する。回転子鉄心51や永久磁石52は、固定子鉄芯45の内側に配置されている。尚、ロータ42における前側(センサ基板44側)には、複数のセンサ用永久磁石(図示せず)が、放射状に配置されている。又、回転子鉄心51と、永久磁石52と、センサ用永久磁石は、アッセンブリ化されている(ロータアッセンブリ)。
センサ基板44は、図示しないリード線により、各コイル48や、電池取付部34の端子部(バッテリ37)ないし制御回路基板38と電気的に接続されており、各コイル48における通電状態を制御することでロータ42の回転を制御する。センサ基板31の後面には、3個の磁気センサ(図示せず)が固定されている。センサ基板44は、ネジ54,54により、前絶縁部材46の前側に取り付けられている。
ロータ軸30における回転子鉄心51の前側には、筒状の樹脂スリーブ55が設けられている。樹脂スリーブ55の前方には、ロータ軸50の前の軸受56が設けられている。又、軸受56の前方であって、ロータ軸50の前端部には、ピニオン57が固定されている。
ロータ軸50の後部には、金属製のインサートブッシュ59を介して冷却用のファン60が取り付けられている。インサートブッシュ59は圧入されており、ファン60のロータ軸50に対する固定力が高いものとなる。軸受56は、本体部4における上部中央のネジ28と、本体部4における下部(の中央)のネジ28の、それぞれの中心を結んだ直線上に配置されている。よって、ロータ軸50の振動を効果的に抑制することができる。
モータハウジング20におけるファン60の径方向外方の部分には、複数の小孔から成る排気口61,61・・が形成されている。又、モータハウジング20における前絶縁部材46やセンサ基板44の径方向外方部分には、複数の小孔から成る吸気口62,62・・が形成されている。ロータ軸50と共にファン60が回転すると、外部の空気が吸気口62,62・・からモータハウジング20内に導入され、モータ10の各種部材を経て排気口61,61から排出される。
ロータ軸50の後端部の周囲には、ロータ軸50の後の軸受64が設けられている。軸受64は、モータハウジング20の上後端部内側において、左モータハウジング20aと右モータハウジング20bに挟まれた状態で固定されている。
遊星歯車機構12は、内歯部72cを有するインターナルギヤ72と、インターナルギヤ72の内歯部72cに噛み合う外歯部74aを有する複数の遊星歯車74,74・・と、各遊星歯車74の軸である各ピン76と、キャリア77を含む。
内歯保持部72aは、後部に、周囲に対し円筒状に後方へ突出した軸受保持部72bを有する。
又、内歯保持部72aの円筒状の内面の後部には、その前部より内方へ突出する内歯部72cが設けられている。内歯部72cにおいては、遊星歯車74,74・・と噛み合う内歯が形成されており、内歯部72cは内歯保持部72aにより保持されている。又、内歯保持部72aの円筒面の内面の前部(内歯保持部72aの開口部内側)には、軸受保持部72dが形成されている。軸受保持部72dは、内歯部72cにおける内歯の根本よりも外側に窪むように形成されており、内歯保持部72aの円筒状の内面の後部に対し拡径されている。
内歯保持部72aの後部においては、特に図7に示すように、後方から見て中央に軸受保持部72bが有り、又軸受保持部72bから上下左右に延びるリブ72e,72e・・が突設されている。
軸受保持部72bの内側は、内歯部72cの内方まで貫通する前後方向の孔となっており、当該孔の中に、ロータ軸50の先端部やピニオン57の後部が配置される。又、軸受保持部72bにおける、当該孔の後部内(開口部内側)に、ロータ軸50の前の軸受56が保持されている。
軸受保持部72bやリブ72e,72e・・は、モータハウジング20内面から内方へ突設されたインターナルギヤ固定用リブ78,78・・(後抜け止め部)により保持される。各インターナルギヤ固定用リブ78は、軸受保持部72bの外面あるいはリブ72e,72e・・の外面に達する位置まで突設されている。内歯保持部72aに達するインターナルギヤ固定用リブ78,78(前のインターナルギヤ固定用リブ78,78)は、ユニットケース22固定用のリブ20eと一体に形成されている。又、下のインターナルギヤ固定用リブ78,78の根元には、通風口78a,78aが開けられている(図3,図4,図7)。インターナルギヤ72外方の通風口78a,78aにおいて通風可能であるから、通風口78a,78aも、インターナルギヤ72外方における通風路W3に含める。
インターナルギヤ72は、その側部や後部を挟み込む各インターナルギヤ固定用リブ78により、後方へ抜けることを止められている。各インターナルギヤ固定用リブ78の先端部は、挟込部78bとなっている(図7)。
ユニットケース22の後部(前のユニットケースリブ22aより後側の部分)は、モータハウジング20(嵌合部内面やユニットケース取付用リブ20cの先端面)とインターナルギヤ72(内歯保持部72aの外面)に挟まれる。
一方、インターナルギヤ72の前端(内歯保持部72aの軸受保持部72dの前面)は、ユニットケース22の内面に形成された段部22bに接している(図5)。段部22bは、その後側の内径が前側の内径より拡大するように形成されており、前のユニットケースリブ22a(あるいは前のユニットケース取付用リブ20cと段部20dの間の嵌合部)の径方向内方に配置されている。
又、インターナルギヤ72の内歯保持部72aにおける縦の内面には、周りの面に対して後方へ凹むリング状の凹み72fが設けられている。内歯保持部72aの内側においては、各遊星歯車74に対する潤滑を確保するためにグリスが適宜施されるところ、凹み72fにおいてグリスを収納可能であるため、グリス切れまでの期間を長くして潤滑不足の事態の発生を防ぎ、グリスの補充回数を少なくしてメンテナンス性をより良好にすることができる。又、凹み74の設置により非設置の場合に比べてインターナルギヤ72の表面積を広くすることができ、動作時等に発生した熱をより効率良く放熱することができる。
各遊星歯車74の前側に、上下左右に広がる板状のキャリア77が配置される。キャリア77は、各ピン76の前部を回転可能に受け入れている。キャリア77の中央には、スプライン孔が形成されている。
そして、キャリア77は、インターナルギヤ72の内周側(径方向内方)に配置されている。
ロータ軸50が回転してピニオン57が回転すると、インターナルギヤ72の内歯部72cに従って各遊星歯車74が自転と共に公転し、各遊星歯車74の公転により各ピン76を介してキャリア77が減速の上で回転される。
尚、シャフト14(の後部)や、シャフト軸受104、前シールリング105について、オイルユニット13の構成要素と扱うことも可能である。
そして、筒リブ80aの外側であって、前オイルケース80側面の内側に、リング83が配置される。リング83は、樹脂(より詳しくは合成樹脂)で形成される輪状の部材である。リング83の内部には、気体83a(空気)が封入されている。
又、リング83と筒リブ80a後端部と段部80bの後側に、板84が配置される。板84は、互いに対向する位置(図3,図4では上下)に隙間部84a,84aを有しており、各隙間部84aによりリング83周辺と板84の後方部分とが互いに連通している。
前オイルケース80における隙間部84a,84aの前方に位置する部分には、ネジ82,82のためのネジ穴が開けられている。
側壁部81aは、前オイルケース80の後部の開口部に、接する状態で入れられている。側壁部81aと前オイルケース80の間に、中シールリング90及び後シールリング92が配置されている。
側壁部81aの内面の互いに対向する位置(図5では左右)には、他の内面(円筒面)に対して内側に隆起する隆起部96,96が設けられている。
中央部81bは、側壁部81aの後端を塞いでいる。中央部81bの外面は、円筒状であり、その径は、側壁部81aの外径より小さくされている。即ち、側壁部81aと中央部81bの境目には、前に対して後が縮径して窪む段が形成されている。
中央部81bの外側には、後オイルケース81(オイルユニット13)を回転可能に支持するオイルユニット軸受97が配置されている。オイルユニット軸受97の外面部(の後部)は、軸受保持部72dに嵌め込まれており、オイルユニット軸受97は、インターナルギヤ72における内歯保持部72aの軸受保持部72dにより保持されている。オイルユニット軸受97(第1の軸受)、内歯保持部72a、及びロータ軸50の前の軸受56(第2の軸受)、並びに後オイルケース81(中央部81b及び後部81c)により、インターナルギヤ72において閉空間が形成されており、オイルユニット軸受97や軸受56は、当該閉空間(の外郭)の構成要素となっている。
後部81cは、中央部81bの後面から後方へ円筒状に突出するように形成されている。後部81cは、中央部81bより縮径されている。後部81cの外径は、キャリア77のスプライン孔の径と同等とされている。後部81cの外面には、キャリア77のスプライン孔に噛み合うスプライン溝が形成されており、キャリア77と後部81cが互いに回転係止するように形成されている。尚、キャリア77と後部81cにおける回転係止の構造は、スプライン構造に代えて六角孔(多角孔)と六角柱(多角柱)とする等、どのような構造であっても良い。
シャフト14後部の外面には、板84中央の孔と、筒リブ80a内面が接触している。筒リブ80aの前側には、シールリング100とリング102が、中央の孔においてシャフト14外面に接触する状態で設けられている。
前オイルケース80の前側には、シャフト14を回転可能に支持するシャフト軸受104が配置されている。シャフト軸受104は、ユニットケース22前部の内側において取り付けられている。更に、シャフト軸受104の前側には、前シールリング105が配置されている。前シールリング105は、シャフト14の外面に接している。前シールリング105は、ユニットケース22前部の内側において取り付けられている。
シャフト14の内部には、シャフト14の全体に亘る前後方向の孔が開けられている。当該孔の前部は、ビットを装着可能なチャック穴106となっている。チャック穴106の外方(シャフト14の先端部)には、チャック108が設けられている。又、当該孔における中央部(チャック穴106の後方)に、当該孔を塞ぐ状態で、出力調節機構94が配置されている。
シャフト14、前オイルケース80、後オイルケース81、ネジ82,82、出力調節機構94、並びに各種のシールリング等により、密閉空間が形成され、当該密閉空間内には、オイルが封入されている。
当該密閉空間に対するオイルの封入は、ネジ82,82の孔を通じて真空引きした状態で行われ、オイル封入後にネジ82,82が入れられる。
又、当該密閉空間内のオイルは、板84の隙間部84a,84aを通じてリング83の後側に流入可能である。リング83は、後側に流入して隣接したオイルから受ける圧力に応じて収縮可能である。リング83は、主に気体83aが圧縮されることにより収縮し、オイルの熱が比較的に高くなり圧力が増すと収縮する。
カム85は、扁平状(図3,図4では前後上下に広がっている)であり、シャフト14と共に左右に回転可能に設けられる。
カム85の周り(図3,図4では上下)には、金属(鉄)製のボール86,86が配置される。各ボール86は、カム85に接触可能である。シャフト14には、各ボール86を入れる径方向の孔が設けられる。当該孔は、シャフト14の前後方向の孔と連通している。
各ボール86の外側(図3,図4では上又は下)には、ブレード88が配置される。各ブレード88は、ボール86と後オイルケース81(側壁部81a)の内壁に同時に接触可能である。側壁部81aの隆起部96,96が左右に位置している場合において、カム85が回転により水平となり、ボール86,86がカム85の左右に位置したときには、ブレード88,88が左又は右の隆起部96,96に当たる。このとき、カム85やボール86,86により、シャフト14の前後方向の孔の後部に連通するように開けられた径方向のオイル通過孔110,110(図5)が塞がれ、シャフト14後部内(カム85の周囲部)が密閉されて、その密閉部分の内圧が、他の部分におけるオイルの内圧に対して高くなる。この密閉部分の内圧の上昇により、各ブレード88の位置(カム85やボール86により外側に押されて隆起部96に当接可能となった位置)が保持される。
オイルの内圧は、出力調節機構94により調整可能である。出力調節機構94は、前後に移動することで、自身の後部におけるオイルの通過量が調整され、もってオイルの内圧が調整される。出力調節機構94は、チャック穴106に挿入される操作具により回転されることで前後移動される。
シャフト14は、オイルユニット13を介して、遊星歯車機構12に接続されており、遊星歯車機構12により回転駆動される。
使用者がグリップ部6を把持してスイッチレバー8を引くと、スイッチ本体部8aにおける切替によりバッテリ28からモータ10への給電がなされ、センサ基板44等からの情報に基づく制御回路基板38によりコイル48,48・・(駆動コイル)のスイッチングが順次行われて、ロータ軸50が回転する。
より詳細には、ファン60が回転により周囲の空気を排気口61,61・・の方面へ押すことで風が起き、吸気口62,62・・から導入された空気がモータ10の内部(ステータ40とロータ42の間等)や外部を通って排気口61,61から出る(図1や図5におけるモータ10あるいは各吸気口62・各排気口61付近の一点鎖線参照)。モータ10及びその周辺における風は、主に、まず固定子鉄心45の外周を通って固定子鉄心45を冷却し、次いでセンサ基板44の全面を通ってセンサ基板44が冷却される。続いて回転子鉄心51、各コイル48及び固定子鉄心45の内周を通ってこれらが冷却される。
又、各前吸気口27(通風路W0)から導入された空気が、各隙間25(通風路W1)や各孔22cを経て、ユニットケース22内面とオイルユニット13外面の間(通風路W2)を流れる(図1や図5における前通気口27付近の一点鎖線参照)。この風は、更に遊星歯車機構12(インターナルギヤ72)の外面とユニットケース22内面(あるいはモータハウジング20a内面)の間(通風路W3)を通ってモータハウジング20内に至り、下のインターナルギヤ固定用リブ78,78に形成された通風口78a,78aを通過する(図4の一点鎖線参照)。そして、この風は、吸気口62,62・・から導入された空気と合流する。
オイルユニット13の各ブレード88は、通常、後オイルケース81の側壁部81aの隆起部96に当接している状態で保持されている。この状態においては、ボール86,86やカム85によりオイル通過孔110,110が塞がれ、カム85の周囲部に高圧のオイル密閉空間が形成されて、ブレード88,88が高圧のオイルにより隆起部96,96に押し付けられて、ブレード88,88の位置が保持される。そして、後オイルケース81の回転は、各ブレード88、各ボール86、カム85やオイルを介してシャフト14に伝わり、チャック108により固定されたビットが回転して、ネジ締め等が行われる。
他方、ネジが締まったとき等、シャフト14への負荷が高まって後オイルケース81の回転よりもシャフト14の回転が遅れるようになった場合には、次のようにして、衝撃トルクがオイルユニット13により断続的に発生し、シャフト14に与えられる。即ち、後オイルケース81とシャフト14が相対的に回転し、各ブレード88が隆起部96から一旦離れ、カム85や各ボール86が各オイル通過孔110を開放して、カム85の周りのオイル密閉空間が開放され、各ボール86や各ブレード88が径方向内側に引き込まれて、各ブレード88が次の隆起部96に至るまで、後オイルケース81の相対的な回転を許容する。そして、各ブレード88が次の隆起部96に当接すると、カム85の周りのオイル密閉空間が再度密閉されて比較的に高圧のオイルで満たされるようになり、カム85や各ボール86を介して各ブレード88が径方向外側に張り出す位置に保持されて隆起部96に当たり、衝撃トルクがシャフト14に伝達され、適宜同様の動作が繰り返される。
オイルユニット13は衝撃トルクを発生可能であり、衝撃トルクがシャフト14に与えられることにより、ビットを通じてネジの増し締め等が行える。
尚、作動によりオイルが高温となってその体積が膨張したとしても、中空のリング83がオイルに押されて収縮することにより、オイルによる内圧の上昇が抑制され、オイル温度の変動による内圧の変動がリング83により調整される。
従って、インターナルギヤ72とオイルユニット軸受97を径方向に重ねることで、これらの設置スペースにつき重なった分だけ前後方向に短くすることができ、コンパクトで取扱い易いオイルパルスドライバ1を提供することができる。
又、モータ10と、モータ10により回転されるピニオン57と、ピニオン57と噛み合う遊星歯車74,74・・と、遊星歯車74,74・・と噛み合うインターナルギヤ72と、遊星歯車74,74・・を保持するピン76,76・・と、ピン76,76・・を保持するキャリア77と、キャリア77により回転駆動され、遊星歯車74,74・・の前方に配置されるシャフト14と、を有しており、インターナルギヤ72の内周側に、キャリア77が配置されている。
従って、インターナルギヤ72の内方にキャリア77を収めることで、実質的にインターナルギヤ72の設置スペースにおいてキャリア77を設置することができ、前後方向に短く、コンパクトで取扱い易いオイルパルスドライバ1を提供することができる。
更に、モータ10と、モータ10により回転されるピニオン57と、ピニオン57と噛み合う遊星歯車74,74・・と、遊星歯車74,74・・と噛み合うインターナルギヤ72と、を有しており、インターナルギヤ72は、内歯部72cと、内歯部72cを保持するための内歯保持部72aを有しており、内歯保持部72aは、オイルユニット軸受97及びロータ軸50の前の軸受56を保持し、オイルユニット軸受97及び軸受56により、閉空間が形成されている。
よって、インターナルギヤ72において、閉空間を、他部材の回転のために設置される第1の軸受と第2の軸受によって形成することができ、これらの軸受に複数の機能を持たせることができ、部品数を削減し、無駄のより少ない構成として、低コストでコンパクトなオイルパルスドライバ1を提供することができる。
又、ユニットケース22の外周にカバー24を設けたので、ユニットケース22を保護して耐久性を向上することができるし、モータハウジング10の外面とカバー24の外面を面一にしてデザイン性や取扱性を向上することができる。
更に、モータ10を収容するモータハウジング20を設け、モータハウジング20にユニットケース取付用リブ20c,20c並びに段部20d及びリブ20e(嵌合部)を設け、ユニットケース22にユニットケースリブ22a,22a(被嵌合部)を設け、当該嵌合部と当該被嵌合部を嵌合したので、ユニットケース22をモータハウジング20に対し強度や剛性の高い状態で取り付けることが可能となる。
又更に、カバー24にダンパ26を保持させたので、ユニットケース22を衝撃等から保護して耐久性を向上することができるし、カバー24等の外面とダンパ26の外面を面一にしてデザイン性や取扱性を向上することができる。
又、シャフト14は、衝撃トルクを発生可能なオイルユニット13と接続されているので、上述したような作用効果を奏するオイルパルスドライバ1を提供することが可能となる。
加えて、ユニットケース22は、モータハウジング20の前抜け止め部(ユニットケース取付用リブ20c,20c,段部20i)により、前方への抜けを止められていると共に左右への回転を止められており、インターナルギヤ72は、モータハウジング20のインターナルギヤ固定用リブ78,78・・により、後方への抜けを止められているので、ユニットケース22とインターナルギヤ72をモータハウジング20内においてしっかりと固定することができ、ユニットケース22の前方への抜けを止め、且つインターナルギヤ72の後方への抜けを止めるというように、互いに離れる方向への抜けが止められるという効率の良い構成において、これらを固定することができる。
又、カバー24において、カバー24の回転を止める係合部24cに隣接して、ダンパ26を固定するための孔24dを設けたので、カバー24の回り止めとダンパ26の取付の双方の機能をコンパクトな構成において実現することができる。
又、モータハウジング20は、右モータハウジング20bと左モータハウジング20aを有し、カバー24は、右モータハウジング20bと左モータハウジング20aで挟み込まれるので、カバー24を強度の高い状態で簡単に組み付けることができる。
更に、カバー24をユニットケース22の外周に保持した状態で、右モータハウジング20bと左モータハウジング20aで挟み込むことで、カバー24はモータハウジング20に保持されるので、ユニットケース22及びカバー24をコンパクトで強度の高い状態でモータハウジング20と組み合わせることができる。
又、ユニットケース22とモータハウジング20の接続部(ユニットケース取付用リブ20c・段部20d・リブ20e・ユニットケースリブ22a)は、カバー24を保持するモータハウジング20のライト保持上ハウジング20fよりも後方に配置されるので、ユニットケース22を強固に保持しながら、ユニットケース22を保護するカバー24をコンパクトに配置することができる。
更に、ユニットケース22の周面がモータハウジング20の内面(ライト保持上ハウジング20fの上面やユニットケース保持リブ20g,20gの上側)に接続されており、モータハウジング20の内面がユニットケース22の下部を保持するので、ユニットケース22をモータハウジング20に強固に組み付けることができ、又ユニットケース22の保持構造をコンパクトにすることができる。
加えて、モータハウジング20の内側に、カバー24の少なくとも一部が配置されており、カバー24の内側に、ユニットケース22の少なくとも一部が配置されているので、モータハウジング20・ユニットケース22・カバー24をコンパクトに組み合わせることが可能となる。
又、カバー24とユニットケース22の間に通風路W1を設けたので、ユニットケース22の外面に対してカバーの形状を突出させること等によってコンパクトで簡易に冷却・塵排出用の通風路W1を形成することができる。
更に、カバー24とモータハウジング20の間に通風路W0を設けたので、これらを組み合わせること等によってコンパクトで簡易に冷却・塵排出用の通風路W0を形成することができる。
加えて、ライト32とユニットケース22との間においてカバー24が保持されるので、コンパクトな構成において効率良くカバー24を保持することが可能となる。
内歯保持部及び内歯部を互いに別体とし、内歯保持部材と内歯部材として良い。この場合、内歯保持部材に内歯部材を取り付けて、インターナルギヤを形成する。
そして、モータ10と、モータ10により回転されるピニオン57と、ピニオン57と噛み合う遊星歯車74,74・・と、遊星歯車74,74・・と噛み合う当該インターナルギヤと、遊星歯車74,74・・により回転駆動され、遊星歯車74,74・・の前方に配置されるシャフト14と、を有しており、当該インターナルギヤは、内歯部材と、前記内歯部材を保持するための内歯保持部材を有しており、当該内歯部材の前方にオイルユニット軸受97を配置し、当該内歯保持部材の前部においてオイルユニット軸受97を保持すれば、前後方向に短くコンパクトで取扱い易いオイルパルスドライバを提供することができる。
又、モータ10と、モータ10により回転されるピニオン57と、ピニオン57と噛み合う遊星歯車74,74・・と、遊星歯車74,74・・と噛み合う当該インターナルギヤと、を有しており、当該インターナルギヤは、内歯部材と、前記内歯部材を保持するための内歯保持部材を有しており、当該内歯保持部材は、オイルユニット軸受97及びロータ軸50の前の軸受56を保持し、オイルユニット軸受97及び軸受56により、閉空間を形成すれば、軸受に複数の機能を持たせて部品数を削減し、低コストでコンパクトなオイルパルスドライバを提供することができる。
減速ギヤ部につき、遊星歯車機構に代えて、あるいは遊星歯車機構と共に、互いに歯数の相違する歯車群を用いても良い。
ユニットケースにつき、左モータハウジング及び右モータハウジングに対し、4本のネジで固定しても良い。
モータハウジングにおけるグリップ部を別体とする等ハウジングの区分の数を増減したり、各種歯車の設置数を増減したり、スイッチレバーのスイッチの形式を変更したり、ダンパを蓄光性を呈さないものとしたりする等、各種部材の数や配置、材質、大きさ、形式、部材の一体化や別体化等を適宜変更することができる。
オイルユニットを省略し、ユニットケースに代えてハンマケースとし、ハンマ及びアンビルを含むインパクト機構部をオイルユニットに代わる打撃機構部としてハンマケース内等に具備させてインパクトドライバ(回転打撃工具)としたり、オイルユニットを省略すると共にユニットケースに代えてギアケースを採用し、更に例えば2段階の遊星歯車機構等の減速機構部を配置して、減速機構部の出力軸をギヤケースから前方へ突出させて、先端工具(ビット)を保持する先端工具保持部を出力軸の前部に固定することにより、充電式のドライバドリル又は振動ドライバドリルとしたりする等、オイルパルスドライバ以外の電動回転工具や打撃工具とすることも可能である。又、バッテリに代えてあるいはバッテリと共に電源コードを具備させ、電源に接続して電源から給電可能としても良い。
Claims (5)
- モータと、
前記モータが内方に配置される左ハウジング及び右ハウジングと、
前記モータにより駆動される打撃機構部と、
前記打撃機構部が内方に配置され、前記左ハウジング及び前記右ハウジングに挟み込まれるケースと、
前記ケースを覆い、前記左ハウジング及び前記右ハウジングに挟み込まれるカバーと、
を有することを特徴とする打撃工具。 - 前記カバーの下部が、前記右ハウジング及び前記左ハウジングに挟み込まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。 - 前記右ハウジング及び前記左ハウジングには、ライトの側に配置されるライトハウジングが形成されており、
前記カバーは、前記ライトハウジングに係合される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の打撃工具。 - 前記モータにより駆動される減速ギヤ部を有しており、
前記ケースには、前記減速ギヤ部における内歯部を保持する内歯保持部が保持されており、
前記内歯保持部と前記ケースとの間に、通風路が形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の打撃工具。 - 前記打撃機構部は、ブレードを有するオイルユニットである
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の打撃工具。
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