JP5423281B2 - オイルパルス工具 - Google Patents

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Description

本発明は、オイルパルス工具に関する。特にオイルパルス機構部を冷却可能な構造を有するオイルパルス工具に関する。
特許文献1に記載されている図1により、従来の技術を説明する。
オイルパルス工具は、モータと出力軸の間に、オイルパルス機構部を有する。
オイルパルス機構部は、モータの回転により回転する筒状のケースと、ケースの内部に充填される作動油と、後部がケースの内部に挿入されるスピンドルと、スピンドルに保持されるブレードと、を有する。
オイルパルス機構部は、ケースとスピンドルとの相対回転により、ブレードとケース内面とで作動油をシールし、オイル室内を所定の圧力まで上昇させ、スピンドルへ瞬間的に衝撃トルクを伝達するようになっている。
このようなオイルパルス機構部の内部に充填された作動油は、油圧の上昇により、その油温が上昇してしまい、ケースから漏れ出してしまう場合があった。このため、油温が上昇しにくい構造とすることが必要となっていた。
そこで、オイルパルス機構部を覆うハンマケースに風窓を設け、この風窓により、ハンマケースの内部へと外気が流入するようになっていた。この流入した外気によってオイルパルス機構部を冷却することができるようになっている。
特開2004−249423
特許文献1の構造では、金属製のハンマケースが外枠を形成している。このため、ハンマケースにより、スピンドルによってネジ締めなどを行う木材などを傷つけてしまう場合があった。また、ハンマケースがオイルパルス機構部の熱により熱くなってしまった場合にも、作業者が快適に作業を行うことができるようにする必要があった。
また、冷却を行うための風窓の配置については特に考えられておらず、効率的な冷却が行われていなかった。
本発明の目的は、オイルパルス機構部の熱が作業者に伝わりにくくすることができるオイルパルス工具を提供することである。
上記の目的は、内部に作動油が入れられるオイルパルス機構部と、前記オイルパルス機構部を覆うハンマケースと、前記ハンマケースに設けられる第1の穴及び第2の穴と、前記ハンマケースを覆うカバーと、を有するオイルパルス工具であって、前記カバーには、第3の穴及び第4の穴が設けられることを特徴とするオイルパルス工具によって達成することができる。
ハンマケースには第1の穴及び第2の穴を、カバーには、第3の穴及び第4の穴を設けることにより、ハンマケースの熱が作業者に伝わりにくくなる。
また、第1の穴及び第2の穴と、第3の穴及び第4の穴とを適した位置に配置することで、ハンマケースの内部へと効率的に外気を流入させることができる。
本発明の一実施形態を示すオイルパルス工具の一部断面図 本発明の一実施形態を示すオイルパルス工具のハンマケースの外観が分かる一部断面図 本発明の一実施形態を示すオイルパルス工具の一部外観図 図3の要部拡大図 本発明の一実施形態を示すオイルパルス工具のカバーと断面部分を示す図 図5のA−A線矢視図 図5のB−B線矢視図
本発明の一実施形態を、図1から図7を用いて説明する。
図1には、オイルパルス工具の一例として、電動の充電式オイルパルスドライバ1を示している。
充電式オイルパルスドライバ1は、前後方向に延びる胴体部52と、胴体部52から下方に延びるハンドル部51とを有する。グリップ部51の下方には、充電池50が着脱可能に設けられている。グリップ部51の上部であって、前方には、トリガ54が設けられている。トリガ54を操作することにより、
胴体部52の後方には、電動のモータ2が収容されている。モータ2には、減速機構部を介して、オイルパルス機構部3が接続されている。
胴体部52の前方には、ハンマケース7が固定されている。胴体部52及びグリップ部51は、樹脂の一体成形で設けられる左右の2つ割(半割)ハウジングにより構成されている。この2つ割ハウジングで挟み込むことにより、ハンマケース7は胴体部52に固定されている。ハンマケース7の内部には、オイルパルス機構部が収容されている。
オイルパルス機構部3は、減速機構部に固定されるケース5と、ケース5の外周に設けられるファン9と、ケース5の内部に後部が収容されるスピンドル4と、ケース5の内部に入れられる作動油とにより構成される。
スピンドル4の前端には、ネジ締めなどの際に使用するビットを取付けることができるようになっている。
ファン9は前後方向に延びており、ファン9の前後方向の長さは、(ハンマケースの)排気口11(第2の穴に相当する)の前後方向の長さよりも長くなっている。また、ファン9の前端は、(ハンマケースの)吸気口8(第1の穴に相当する)の後端よりも後方に位置している。
吸気口8は、排気口11よりも前方に設けられている。また、吸気口8及び排気口11は、ハンマケース7の側面に設けられている。また、この吸気口8及び排気口11は、左右方向にスピンドル4を対称中心として、線対称な位置に2箇所配置されている。
吸気口8は、スピンドル4の回転軸よりも下方に設けられている。また、排気口11は、スピンドルの回転軸よりも上方に設けられている。
吸気口8は2つ設けられており、2つの吸気口8の間には1本のリブ8Aが設けられている。また、排気口11は2つ設けられており、2つの排気口11の間には1本のリブ11Aが設けられている。このリブにより、ハンマケース7の内部へと粉塵などのごみが入りにくくなっている。
ハンマケース7の下方には、ライト53が配置されている。ライト53は、ハンマケースにネジで固定されている。
ハンマケース7及びライト53を覆うようにカバー10が設けられている。カバー10は、樹脂により構成されている。カバー10は、カバーの前方に設けられ、ハンマケース7に凹凸係合するストッパ12により固定されている。
カバー10には、(カバーの)吸気口13(第3の穴に相当する)及び(カバーの)排気口14(第4の穴に相当する)、ライト用穴15が設けられている。この吸気口13及び排気口14は、左右方向にスピンドル4を対称中心として、線対称な位置に2箇所配置されている。
図4を参照すると、吸気口13は、吸気口8に対応する場所に設けられている。この対応する場所とは、紙面と直交する方向である左右方向に見て吸気口13の内部に、吸気口8が設けられるという意味である。吸気口13は、7つの穴を有する。その穴の間には、6本のリブ13Aが設けられている。
また、排気口14は、排気口11に対応する場所に設けられている。この対応する場所とは、紙面と直交する方向である左右方向に見て排気口14の内部に、排気口11が設けられるという意味である。排気口14は、4つの穴を有する。その穴の間には、3本のリブ14Aが設けられている。
このリブにより、カバー10よりハンマケース7へと粉塵などのごみが入りにくくなっている。
吸気口8及び吸気口13は、スピンドル4の回転軸よりも下方に設けられている。
また、排気口11及び排気口14は、スピンドル4の回転軸よりも上方に設けられている。
図5にカバー10の左側面図を示す。このカバー10に示されるA−A線矢視図が、図6であり、B−B線矢視図が図7である。
図6に示されるように、排気口11及び排気口14と同一の断面に、ファン9が設けられている。また、リブ13Aによって、排気口8から排出される空気は分散されるようになっている。
図7に示されるように、吸気口8及び排気口13と同一の断面に、ファン9は設けられない。このため、効率的にハンマケース7の内部へと空気が流入できるようになっている。
図中に示されるように、吸気口13の上下方向の長さは、吸気口8の上下方向の長さよりも短い。このため、カバーの吸気口13によって、粉塵などがハンマケース7の内部へと侵入することを少なくすることができる。
充電式オイルパルスドライバ1の動作について説明する。
作業者がグリップ部51を握った状態で、トリガ54を引く操作をすると、蓄電池50からモータ2へと通電される。
モータ2に通電されると、モータ2が回転する。モータ2が回転すると、減速機構部が回転し、減速機構部に固定されているケース5が回転する。ケース5が回転すると、ファン9が回転する。
ファン9が回転すると、吸気口13から吸気口8を介して、ハンマケース7の内部へと外気が流入する。この流入した外気は、ファン9により、ハンマケース7の内部を後方へと移動し、排気口11から排気口14を介して、ハンマケース7の外部へと移動する。このため、ハンマケース7の内部を効率的に冷却することができる。
このハンマケース7の内部に外気が流入する際に、吸気口8及び吸気口13は、スピンドル4の回転軸よりも下方に設けられている。このため、吸気口より意図せず入ってしまった粉塵などのごみを、素早くハンマケースの下部に貯めることができる。このため、ハンマケースの内部で粉塵などのごみが舞うことが少なくなり、ハンマケース7とオイルパルス機構部3との間に位置する粉塵がオイルパルス機構部の回転をロックさせることが少なくなる。
また、排気口11及び排気口14がスピンドル4の回転軸よりも上方に設けられている。このため、排気口から排出される、ハンマケース7の内部で温められた外気がグリップ部51の方へと移動することがない。このため、作業者の作業性が良くなる。
吸気口13の上下方向の長さは、吸気口8の上下方向の長さよりも短くなっている。これにより、カバー10の吸気口13により大きい粉塵などのごみが、ハンマケース7の内部へと流入しにくくなる。
また、吸気口8及び排気口11をハンマケース7の上面ではなく、左右の側面に設けている。このため、作業場所に粉塵などが舞っている場合にも、吸気口8又は排気口11から粉塵がハンマケース7の内部へと入ることが少なくなる。
また、排気口14の上下方向の長さは、排気口11の上下方向のなさがよりも短くなっている。このため、暖かい排気されるハンマケース7内部の空気を、分散させた状態でハンマケース7の外へと排出させることができる。このように、カバー10によりハンマケース7から排出された空気をガイドさせることができるようになっている。このため、作業者に暖かい空気が当たることが少なくなり、作業者にとって使いやすいオイルパルスドライバとすることができる。
上記した本発明の一実施形態は、種々の変更が可能である。
本発明では、充電池50により、モータ2へと給電する構造とした。この充電池50ではない、商用電源でモータ2へと給電する構造であっても良い。この場合には、コンセントに接続可能なプラグを設け、プラグに電源コードを接続し、電源コードをモータへと接続するようにすれば良い。
また、本発明では、電気により電動のモータ2を回転させる構造とした。電気によらず、モータを回転させるものであっても良い。このモータとしては、圧縮空気を用いて回転させるエアモータであっても良いし、エンジンであってもよい。このため、このモータとは、オイルパルス機構部を回転させる回転駆動源であれば、どのようなものであっても良い。
本発明では、ストッパ12によりカバー10を固定する構造とした。この構造を、カバー10にハンマケース7と凹凸嵌合するようにして、直接固定する構造であっても良い。
吸気口及び排気口は、左右の両側面に設けるようにしたが、左右のいずれかの片面であってもよい。両面に設けるようにすれば、より効率的にオイルパルス機構を冷却できるが、片面であっても、オイルパルス機構を冷却できる効果はある。
1 充電式オイルパルスドライバ
2 (電動の)モータ
3 オイルパルス機構部
4 スピンドル
5 ケース
6 ブレード
7 ハンマケース
8 (ハンマケースの)吸気口
9 ファン
10 カバー
11 (ハンマケースの)排気口
12 ストッパ
13 (カバーの)吸気口
14 (カバーの)排気口

Claims (5)

  1. 内部に作動油が入れられるオイルパルス機構部と、
    前記オイルパルス機構部を覆うハンマケースと、
    前記ハンマケースに設けられる第1の穴及び第2の穴と、
    前記ハンマケースを覆うカバーと、を有するオイルパルス工具であって、
    前記カバーには、第3の穴及び第4の穴が設けられており、
    前記オイルパルス機構部には、ファンが固定されており、
    前記第3の穴及び前記第1の穴を介して、ハンマケースの内部へと外気が取り込まれ、
    前記第2の穴及び前記第4の穴を介して、ハンマケースの外部へと前記外気が排出される
    ことを特徴とするオイルパルス工具。
  2. 前記オイルパルス工具は、上下方向に延びるグリップ部を有し、
    前記第3の穴の上下方向の長さは、前記第1の穴の上下方向の長さよりも長い事を特徴と
    する請求項1記載のオイルパルス工具。
  3. 前記オイルパルス機構部に接続され、前記ハンマケースより前方へと突出するスピンドル
    を有し、
    前記第1の穴は、前記スピンドルよりも下方に設けられ、
    前記第2の穴は、前記スピンドルよりも上方に設けられることを特徴とする請求項1記載
    のオイルパルス工具。
  4. 前記第1の穴は、前記第3の穴に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項1記
    載のオイルパルス工具。
  5. 前記第2の穴は、前記第4の穴に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項1記
    載のオイルパルス工具。
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