JP6126408B2 - 拡径用ドリルビット - Google Patents
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Description
このアンダーカットドリル装置は、下穴に挿入される中空円筒状の筒体と、下穴の開口縁部に着座し、ベアリングを介して筒体を回転自在に支持する当て部材と、同軸上において筒体にスライド自在に係合し、筒体と一体回転するシャフトと、筒体の先端側に設けられ、外周面に4つのガイド溝を有する円錐台形状のコーン部と、シャフトの先端部に取り付けられ、各ガイド溝に係合する4つのアームと、4つアームの先端部外面に交互に設けた2つの切刃および2つのガイド部と、を備えている。
切刃およびガイド部は、シャフトを引き上げた状態で筒体の内側に位置している。下穴に挿入した筒体およびシャフトを一体回転させ、シャフトを下動させてゆくと、コーン部のガイド溝により4つのアームが下動しながら外側に開いてゆく。これにより、切刃が下穴の内周面を研削し、下孔の底部(最奥部)に拡径部を形成する。
この構成によれば、ビット部を下穴に挿入した状態で、動力源を回転駆動させると、ホルダーシャフト部およびビット部が一体回転する。この状態で、ホルダーシャフト部に対し作動ロッド部を相対的に後退させると、作動ロッド部が、複数の個別ビット部を径方向外側に拡開させる。すなわち、作動ロッド部を相対的に後退させると、回転する複数の個別ビット部が径方向外側に拡開して、各個別ビット部の切刃部が下穴の一部を研削し拡径させる。この場合、複数の個別ビット部は基部でホルダーシャフト部に保持され、先端側が複数の個別ビット部の内側に係合する作動ロッド部により拡開される構成であるため、作動ロッド部を直接ホルダーシャフト部に保持する構造とすることができ、構造を単純化することができる。また、下穴に挿入される複数の個別ビット部(ビット部)と作動ロッド部とは、径方向に集約して配置することができると共に、従来技術のような外筒を必要としない。したがって、細径の下穴にも対応(拡径)させることができる。
また、各個別ビット部は、その円弧状段部がアウターホルダの環状掛止め部に掛け止めされるようにして、抜止め状態を維持する。また、拡開する各個別ビット部は、インナーホルダの環状突起部に接触する部分を中心に回動する。個別ビット部の係合基部は、インナーホルダの環状突起部により浮き上がった状態で保持され、この浮き上がり代が、各個別ビット部の回動のための空間となる。このように、複数の個別ビット部をその基部側を中心に円滑に拡開させることができる。また、各切刃部は円弧状を為すため、拡開が進むに従って、各切刃部の研削部位が円弧状の周面全体から中間部分に移行する。すなわち、研削が進むに従って切刃部の摩擦抵抗が小さくなるため、研削を円滑に進めることができる。
この構成によれば、複数のガイド突起部により、拡開(回動)する各個別ビット部を、回転反力(ねじれ)に抗して外側に拡開させることができる。
このような構成では、シャンク部52同士が噛み合うことにより、回転する4つの個別ビット部51に生ずる捻り変形が抑制され、回転に対するビット部11Aの強度アップを図ることができる。
これにより、下穴Hの穴底にニードル部63が突き当たった状態で、下穴H内のおける切刃部53の位置が区々となり、下穴Hの任意の深さ位置に拡径部を形成することができる。なお、テーパー部62側を雌ねじとし、ニードル部63側を雄ねじとしてもよい。
このような構成でも、下穴Hの穴底にニードル部63が突き当たった状態で、下穴H内のおける切刃部53の位置が区々となり、下穴Hの任意の深さ位置に拡径部を形成することができる。
調整アタッチメント90は、ホルダーシャフト部12に螺合する円筒状のアタッチメント本体91と、アタッチメント本体91に隣接してホルダーシャフト部12に螺合する止めねじ部92と、アタッチメント本体91の先端部に設けた円環状の回転受容部93と、を有している。
Claims (7)
- 躯体に穿孔した下穴に挿入して用いられ、前記下穴の一部を研削により拡径するための拡径用ドリルビットであって、
前記下穴に挿入され、シャンク部の先端部に切刃部を設けた複数の個別ビット部を有すると共に、複数の前記個別ビット部を環状に配置したビット部と、
基端側で動力源側の回転軸に着脱自在に装着され、先端側で複数の前記個別ビット部の先端側が径方向外側に拡開可能となるように、前記ビット部を基部において同軸上に保持するホルダーシャフト部と、
同軸上において基端側が前記ホルダーシャフト部にスライド自在に保持されると共に、先端側が複数の前記個別ビット部の内側に係合し、前記ホルダーシャフト部に対する相対的な後退に伴って、複数の前記個別ビット部を径方向外側に拡開させる作動ロッド部と、を備え、
複数の前記個別ビット部は、全体が断面円状の輪郭を為すようにそれぞれ円弧状断面に形成され、且つ前記ホルダーシャフト部に保持される係合基部が幅狭であって外側の円弧状段部を存して厚肉に形成され、
前記ホルダーシャフト部は、前記各係合基部に外側から接触するアウターホルダおよび内側から接触するインナーホルダを有し、
前記アウターホルダの内周面には、前記各円弧状段部が抜止め状態に掛け止めされる環状掛止め部が形成され、
前記インナーホルダの外周面には、前記環状掛止め部に対峙し、前記各個別ビット部の拡開中心となる環状突起部が形成されていることを特徴とする拡径用ドリルビット。 - 前記インナーホルダの外周面には、前記各個別ビット部の拡開に際し、前記各係合基部の側面をガイドする複数のガイド突起部が形成されていること特徴とする請求項1に記載の拡径用ドリルビット。
- 前記作動ロッド部の先端部は、前記ビット部の先端から突出しており、
前記作動ロッド部の先端が前記下穴の穴底に当接した状態で、前記回転軸を介して前記ホルダーシャフト部が押し込まれることにより、前記作動ロッド部の前記ホルダーシャフト部に対する相対的な後退が為されることを特徴とする請求項1または2に記載の拡径用ドリルビット。 - 前記作動ロッド部の先端部に着脱自在に取り付けられ、前記ビット部の前記下穴への挿入深さを調整可能な複数の調整アタッチメントを、更に備え、
前記複数の調整アタッチメントは、相互に長さが異なることを特徴とする請求項3に記載の拡径用ドリルビット。 - 前記ビット部の先端から突出する先端部の、長さが異なる複数の作動ロッド部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の拡径用ドリルビット。
- 前記作動ロッド部は、複数の前記個別ビット部の内側に係合する先太りのテーパー部を有し、
前記テーパー部に係合する前記各個別ビット部の内側は、平面形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の拡径用ドリルビット。 - 前記ビット部の先端部に冷却剤を供給するために、
前記ホルダーシャフト部は、軸心部にシャフト内流路を有し、前記作動ロッド部は、軸心部に前記シャフト内流路に連通するロッド内流路を有していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の拡径用ドリルビット。
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