JP6126374B2 - 記録装置及び記録制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は記録装置及び記録制御方法に関し、特に、例えば、インクジェット記録ヘッドによりインク滴を記録媒体に吐出して画像を記録する記録装置及びその記録制御方法に関する。
インクジェット記録装置(以下、記録装置)に搭載した記録ヘッドから吐出されるインク滴は、その記録ヘッドを往復走査するキャリッジの速度とインクの吐出速度の合成ベクトルの方向に飛翔する。このため、キャリッジ速度が変動するとインク滴の記録媒体上での着弾位置がずれ、その結果、記録品位が低下する。これを防止するために、これまでにも、キャリッジ速度に合わせて記録タイミングを調整することにより、インク滴の着弾精度を向上する技術が提案され、画像品位の向上を図っている。
しかし、キャリッジ速度のサーボ速度制御が非常に安定している系の場合、加減速域の速度変化の大きな領域では記録タイミング調整により画像品位が向上する。一方、一定速度領域では上記の記録タイミング調整を実行しない方がインク滴の着弾精度が向上する場合がある。記録タイミングのずらし量の演算で使用する速度情報は、エンコーダ信号から検出する量子化誤差を含む離散的な取得情報の為、キャリッジ速度が安定している場合にはその誤差要因が着弾精度の劣化を引き起こす。
これを解決するために、キャリッジ速度の変化が所定値より大きい時のみ記録タイミング調整を実行するように制御する方法が考案されている。この方法により、キャリッジ速度が安定した一定速度領域で自動的に記録タイミング調整が実施されないよう制御することで、着弾精度の低下を防止している。
特開2005−041028号公報
図11はキャリッジが加速中の速度情報取得状況を説明する図である。
図11において、縦軸はキャリッジ速度(v)、横軸は記録ヘッドを搭載したキャリッジの位置(x)を示している。xはキャリッジのホームポジションからの距離で示す。また、破線803は理想の速度プロファイルを、丸印●は速度検出タイミング★で検出される実際の速度である。
エンコーダからの出力デジタル信号から検出される速度情報は、キャリッジが一定距離移動する毎に得られるので、速度検出タイミング★はキャリッジ位置に関し、等間隔に得られる。サーボ制御によりキャリッジ速度は理想の速度プロファイル803に近付くようにキャリッジモータのトルクは調整される。
さて、キャリッジ駆動機構にかかる負荷の状態などの要因により、実際の速度は理想のプロファイルに対してズレを生じる。このため、キャリッジ速度の変化が所定値より大きい時のみ記録タイミング調整を実行するという従来の制御方法では、その調整を実行する速度の変化量δVに対し、速度差が大きなタイミング(図中のA,B,D,F,G)では調整が実行される。これに対し、速度差が小さなタイミング(図中のC,E)では調整が実行されない場合がある。
従って、従来の方法では、キャリッジ加減速中は確実に速度が変化する領域なので速度検出タイミング毎に調整を実行することが理想的であるにも係らず、速度差が小さいと記録タイミング調整が実行されない可能性もある。これに対し、キャリッジ一定速度領域では、記録タイミング調整を実行しない方が良好な記録がなされるにも係らず、ある速度差が生じると、記録タイミング調整が実行されてしまうこともある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査して記録を行う場合に適切な記録タイミング調整の実行と抑制を行うことで良好な記録を行うことが可能な記録装置及び記録制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の記録装置は次のような構成からなる。
即ち、記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査しながら、前記記録ヘッドからインク滴を記録媒体に吐出して記録を行う記録装置であって、前記キャリッジを走査する方向に沿って設けられたリニアスケールと、前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジの走査に伴って前記リニアスケールに設けられたスリットを読取るエンコーダと、前記エンコーダから出力された信号に基づいて、前記キャリッジの走査速度を検出する検出手段と、前記走査速度と、前記記録ヘッドからのインク滴の吐出速度と、前記記録ヘッドのインク吐出面と前記記録媒体との間の距離とに基づいて、前記記録ヘッドによる記録タイミングの補正量を演算する演算手段と、前記演算手段により得られた補正量に基づいて、前記記録ヘッドによる記録タイミングを調整する調整手段とを有し、前記調整手段は、前記検出手段により検出された前記キャリッジの走査速度が予め定められた速度の範囲の内にある場合には、前記記録タイミングの調整を抑止し、前記予め定められた速度の範囲として、前記キャリッジの一定速度領域における走査速度を挟み、高速側の閾値と低速側の閾値とが定められることを特徴とする。
また本発明を別の側面から見れば、記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査しながら、前記記録ヘッドからインク滴を記録媒体に吐出して記録を行う記録装置における記録制御方法であって、前記キャリッジを走査する方向に沿って設けられたリニアスケールに設けられたスリットを、前記キャリッジの走査に伴って、前記キャリッジに設けられたエンコーダにより読取ることにより前記エンコーダから出力された信号に基づいて、前記キャリッジの走査速度を検出し、前記走査速度と、前記記録ヘッドからのインク滴の吐出速度と、前記記録ヘッドのインク吐出面と前記記録媒体との間の距離とに基づいて、前記記録ヘッドによる記録タイミングの補正量を演算し、前記演算により得られた前記補正量に基づいて、前記記録ヘッドによる記録タイミングを調整し、検出された前記走査速度が予め定められた速度の範囲の内にある場合には、前記記録タイミングの調整を抑止し、前記予め定められた速度の範囲として、前記キャリッジの一定速度領域における走査速度を挟み、高速側の閾値と低速側の閾値とが定められることを特徴とする記録制御方法を備える。
本発明によれば、記録ヘッドを搭載したキャリッジの走査速度の変化が大きな領域では最適な記録タイミングの調整が確実に実行され、走査速度の安定度が高い領域では記録タイミングの調整を抑止することができる。これにより、記録タイミングの演算誤差などによるインクの着弾精度の低下を防止して高品位な記録を実現することができるという効果ある。
本発明の代表的な実施例である記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。 図1に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。 記録ヘッドの移動速度と記録媒体におけるインク滴の着弾位置との関係を説明する図である。 記録タイミング調整によりインク滴着弾位置を補正する様子を示す説明する図である。 エンコーダ信号に基づくキャリッジ制御と記録制御の構成を示すブロック図である。 キャリッジの走査速度が変化した場合の補正値を説明する図である。 エンコーダ信号に基づく記録制御の動作を説明するフローチャートである。 キャリッジの速度プロファイルと予め設定された低速側速度閾値 Vlowと高速側速度閾値Vhighの関係を示す図である。 他の実施例に従うキャリッジの速度プロファイルと基準走査速度との関係を示す図である。 式(8)の演算結果がマイナスの場合のエンコーダ信号と記録タイミングトリガとの関係を示すタイミングチャートである。 キャリッジ加速中の速度情報取得状況を説明する図である。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録」(以下、「プリント」とも称する)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も表すものとする。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
また、「インク」とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成又は記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表すものとする。インクの処理としては、例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固又は不溶化させることが挙げられる。
またさらに、「記録要素」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
<インクジェット記録装置の説明(図1〜図2)>
図1は本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置の要部を示す概観斜視図である。
図1において、記録紙のような記録媒体201は、記録領域に配置された記録媒体の搬送ローラ202とプラテン212上のリブ、拍車213により支持され、搬送ローラ202が搬送モータ203により駆動され、矢印αの方向(副走査方向)に搬送される。なお、搬送モータ203にはステッピングモータやDCモータが使用される。近年では、静粛性等の理由によりDCモータが多く利用されている。
DCモータを搬送モータとして用いる場合には、搬送ローラ202にロータリーエンコーダ(不図示)を設置し、そこから得られるエンコーダ信号に基づいて搬送モータ203の駆動を制御する。
搬送ローラ202の前方には、これと平行にシャフト204が設けられている。キャリッジ205は、シャフト204に移動自在にガイドされ、キャリッジモータ206の出力によりベルト207を介して矢印βの方向(主走査方向)に往復移動される。シャフト204とキャリッジ205との間には、摩擦等による機械的負荷を減らすために、グリース等の潤滑油が塗られている。なお、キャリッジモータ206には、搬送モータ203と同様に、ステッピングモータやDCモータが使用される。近年では、静粛性等の理由によりDCモータが多く利用されている。
DCモータをキャリッジモータとして用いる場合には、キャリッジ205に対してリニアエンコーダ(不図示)を設け、かつシャフト204と平行にリニアスケール(不図示)を設ける。そして、リニアエンコーダから得られる信号に基づいて、キャリッジモータ206の駆動を制御する。また、このリニアエンコーダから得られる信号に基づいて、記録ヘッド208からインクを吐出するための記録タイミングも生成する。
キャリッジ205には、記録ヘッド208とインクを収容するタンク209が搭載される。図1に示す記録ヘッドはカラー画像記録用である。このため、キャリッジ205の移動方向に沿って、ブラックインク吐出用のヘッド208BK、シアンインク吐出用のヘッド208C、マゼンタインク吐出用のヘッド208M、イエロインク吐出用のヘッド208Yが並んで配置される。また、タンク209として、ブラックインク(BK)用のタンク209BK、シアンインク(C)用のタンク209C、マゼンタインク(M)用のタンク209M、イエロインク(Y)用のタンク209Yが搭載され、各色に対応したヘッドにインクを供給する。
記録ヘッド208の前面(インク吐出面)、即ち、記録媒体201の記録面と所定間隔(例えば、0.8mm)を隔て対向する面には、インク吐出部が設けられている。インク吐出部には、キャリッジ205の走査方向と交差する方向に沿って、複数(例えば、48個、64個など)のインク吐出口が縦一列に配置されている。
また、後述する記録装置の制御回路(CPU、ASIC)やこれに併設されたROM,RAM等を含むコントローラは、例えば、インタフェースを介して外部のホスト装置から記録モードの情報や画像データを受信する。そして、記録装置のコントローラは、これらの情報や画像データに基づいて、記録装置における各種モータ等の駆動源などと共に、ヘッドドライバを介して記録ヘッド208を制御する。これにより、記録ヘッド208のインク吐出部からインクを吐出し、記録媒体201に画像を記録する。即ち、記録ヘッド208を主走査方向に移動させつつ、インク吐出部からインクを吐出させる動作と記録媒体201を副走査方向に所定量搬送させる動作とを交互に繰り返すことにより、記録媒体201上に画像を記録する。
図2は図1に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
図2に示すように、コントローラ600は、MPU601、ROM602、特殊用途集積回路(ASIC)603、RAM604、システムバス605、A/D変換器606などで構成される。ここで、ROM602は後述する制御シーケンスに対応したプログラム、所要のテーブル、その他の固定データを格納する。ASIC603は、キャリッジモータ206の制御、搬送モータ203の制御、リニアエンコーダ210の制御、及び、記録ヘッド208の制御のための制御信号を生成する。RAM604は、画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等として用いられる。システムバス605は、MPU601、ASIC603、RAM604を相互に接続してデータの授受を行う。A/D変換器606は以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をMPU601に供給する。
また、図2において、610は画像データの供給源となるコンピュータ(或いは、画像読取り用のスキャナやデジタルカメラなど)でありホスト装置と総称される。ホスト装置610と記録装置との間ではインタフェース(I/F)611を介して画像データ、コマンド、ステータス信号等を送受信する。
さらに、620はスイッチ群であり、電源スイッチ621、プリントスイッチ622、回復スイッチ623などから構成される。630は装置状態を検出するためのセンサ群であり、位置センサ631、温度センサ632等から構成される。
さらに、640はキャリッジ205を矢印β方向に往復走査させるためのキャリッジモータ206を駆動させるキャリッジモータドライバ、642は記録媒体201を搬送するための搬送モータ203を駆動させる搬送モータドライバである。644は記録ヘッド208を駆動制御するヘッドドライバである。
ASIC603は、記録ヘッド208による記録走査の際に、RAM604の記憶領域に直接アクセスしながら記録ヘッドに対して記録素子(吐出用のヒータ)を駆動するためのデータを転送する。
上述のように、キャリッジの移動方向にはリニアスケールが設けられ、キャリッジ205にはリニアエンコーダ210が設けられる。リニアエンコーダ210はキャリッジ205に移動に従って、リニアスケールに等間隔で設けられたスリットを読取り、エンコーダ信号を発生し、これをASIC603に出力する。
図1〜図2に示す構成により、ホスト装置610から転送された画像データは、インタフェース611にて受信されてから、コントローラ600に送られる。コントローラ600は、圧縮データの伸張やデータ配列の変換等を行い、受信データを記録ヘッド208により記録可能な形式に変換してヘッドドライバ644に転送する。
なお、図1〜図2に示す記録ヘッド208は、例えば、熱エネルギーを利用してインクを吐出する形式のインクジェット記録ヘッドである。そのインクジェット記録ヘッドは、インク流路内に備えられた電気熱変換体が発生する熱エネルギーにより、インク流路内のインクに膜沸騰を生じさせ、その発泡エネルギーによってインク吐出口からインク滴を吐出する。
図3は、記録ヘッド208の移動速度と記録媒体201におけるインク滴の着弾位置との関係を説明する図である。ここでは、記録ヘッド208を搭載したキャリッジ205がβ方向(主走査方向)に走査速度Vpで移動していると想定する。
ここで、インク滴302が記録ヘッド208のインク吐出面から吐出速度Vdで記録媒体201に向かって吐出されたとすれば、インク滴302は、走査速度Vpと吐出速度Vdが合成されたベクトルで飛翔する。そして、インク滴302は記録ヘッド208のインク吐出面と記録媒体201との間の距離dを飛翔して記録媒体201の位置304に着弾する。
図4は記録タイミング調整によりインク滴着弾位置を補正する様子を示す説明する図である。
図4に示すように、エンコーダ信号501により記録ヘッドの位置管理用信号ためにエンコーダポジショントリガ502を発生する。高解像度記録を行う場合、エンコーダ周期の1/2や1/4等の周期のトリガを発生させて記録を行う。例えば、150dpiのエンコーダ信号の1/2で600dpi、1/4で1200dpiになる。ここでは、説明の簡略化のために、エンコーダ信号501の解像度で記録を行うことを前提に説明する。
つまり、エンコーダポジショントリガ502の数が記録タイミングトリガ503の数と一致する。前述のように、インク滴504は記録ヘッド(キャリッジ)の走査速度とインク滴の吐出速度の合成ベクトル方向に飛翔する。
ここで、記録ヘッド(キャリッジ)の理想走査速度をVi、インク滴の吐出速度をVdとした場合に、エンコーダポジショントリガ502から遅延値(delay)だけ遅らせて記録トリガaが発生するとする。もし、理想走査速度Viより記録ヘッド(キャリッジ)の走査速度が速いVfである場合、演算により遅延値(delay)は小さくなり、つまり理想走査速度時の記録トリガaより早いタイミングで記録トリガbが発生する。同様に理想走査速度Viより記録ヘッド(キャリッジ)の走査速度が遅いVsである場合、演算により遅延値(delay)は大きくなり、理想移動速度時の記録トリガaより遅いタイミングで記録トリガcが発生する。記録トリガaに対して、記録トリガb或いは記録トリガcを生成するためのシフト量は記録ヘッドの駆動タイミングのずらし量ともいう。
このような制御により、記録ヘッド(キャリッジ)の走査速度によるインク滴の着弾位置ずれが補正され、常に記録ヘッド(キャリッジ)が理想速度で移動している場合にインク滴が到達する位置613にインク滴を着弾させることが可能になる。ここで、記録ヘッド(キャリッジ)の現在の速度は、現在位置の1つ前のエンコーダ信号の周期Tpの逆数として演算を実行する。
図5はエンコーダ信号に基づくキャリッジ制御と記録制御の構成を示すブロック図である。図5において、ASIC603の内部はキャリッジ制御を行うための機能構成ブロックとして示されている。
キャリッジモータ206により駆動されるキャリッジ205には、記録ヘッド208が搭載されると共に、リニアエンコーダ210が実装される。リニアエンコーダ210は、キャリッジ205が一定距離移動する毎にパルス信号(エンコーダ信号)を出力する。そのエンコーダ信号は、ASIC603のLPF部110を通過してノイズが除去されてから、エッジトリガ生成部111に送られる。エッジトリガ生成部111は、受信したエンコーダ信号の所定のエッジ(エンコーダエッジ)を検出してトリガパルスを発生する。エッジトリガ生成部111で生成されたトリガパルスは、速度検出部112、エッジトリガ遅延部113、そして、サーボ制御用位置検出部(不図示)に送られる。
速度検出部112は、エッジトリガ生成部111で生成されたトリガパルスの間隔を測定し、その値を現時点の速度情報として遅延値演算部114に転送する。また、速度検出部112にて検出された速度情報は、必要に応じて、キャリッジモータ206をサーボ制御するためにサーボコントローラ(不図示)にも送られる。
遅延値演算部114では、速度検出部112から送られてきた速度情報等を使用して、後述するインク滴の着弾位置を補正するための記録ヘッドの駆動タイミングのずらし量を演算する。
図4を参照して説明した記録ヘッドの駆動タイミングのずらし量は、遅延値更新部115を介して、エッジトリガ遅延部113に送られる。遅延値更新部115は、閾値速度レジスタ118の情報により、エッジトリガ遅延部113に送る記録ヘッドの駆動タイミングのずらし量を保持するか現状の速度による演算結果に更新するかを判断している。エッジトリガ遅延部113は、遅延値更新部115を介して受け取った駆動タイミングのずらし量に従って、エッジトリガ生成部111にて生成されたトリガパルスを遅延させて記録タイミング発生部116と記録位置検出部117に出力する。
記録タイミング発生部116は、エッジトリガ遅延部113から送られてきたトリガパルスから、それを記録解像度に変換した記録タイミング信号を生成して、ヘッドドライバ644に送る。一方、記録位置検出部117は、エッジトリガ遅延部113から送られてきた信号をカウントすることにより記録タイミングに関する位置情報を生成して、記録開始と記録終了の情報をヘッドドライバ644に送る。
ヘッドドライバ644は、MPU601で生成された記録データを記録タイミング発生部116と記録位置検出部117から情報をもとに、記録ヘッド208に転送する。記録ヘッド208は、ヘッドドライバ644から送られてきた記録信号と記録タイミング信号に基づいて、記録素子を駆動しインク滴を記録媒体に向かって吐出する。
図6はキャリッジ(記録ヘッド)の走査速度が変化した場合の補正値(補正量)を説明する図である。ここでは、キャリッジの基準走査速度をVref、現在の走査速度をVp、インクの吐出速度をVd、記録ヘッドと記録媒体間の距離をdとする。そして、キャリッジの走査速度が基準速度Vrefの時にインク滴が飛翔する角度をθ、その時にインク吐出点からインクが記録媒体に着弾した地点の主走査方向の距離をLとする。また、現在の走査速度Vpの時にインク滴が飛翔する角度をθp、その時にインク吐出点からインクが記録媒体に着弾した地点の記録ヘッド走査方向の距離をLpとする。
すると、次のような関係が得られる。即ち、
tanθ =Vref/Vd=L/dより、 L=d*Vref/Vd ……(1)
tanθp=Vp/Vd =Lp/dより、Lp=d*Vp/Vd ……(2)
である。
式(1)と式(2)より各速度で記録ヘッドが移動した時のインク吐出点からインク着弾点までの距離の差Lxは、
Lx=L−Lp=(Vref−Vp)*d/Vd ……(3)
となる。
ここで、キャリッジ(記録ヘッド)の走査速度はエンコーダ信号のエッジ間隔、つまりエンコーダ解像度の距離を移動する時間で得られる。エンコーダ解像度の距離をE、速度Vrefで距離Eを移動した時の時間をTref、速度Vpで距離Eを移動した時の時間をTpとすると、
Vref=E/Tref ……(4)
Vp =E/Tp ……(5)
となる。
また、インク滴が速度Vdで距離dを移動するのに要する時間をTdとすると、
Vd =d/Td ……(6)
が得られる。
従って、式(3)〜式(6)より現在の走査速度VpでLxを移動するのに要する時間Tdelayは、次のようになる。即ち、
Tdelay=Lx/Vp=(Tp−T)*Td/Tref ……(7)
が得られる。
ここで、A=Td/Trefとすると、
Tdelay=(Tp−Tref)*A ……(8)
が得られる。
図6を見ればわかるように、現在の走査速度Vpのインクの吐出点を時間Tdelayずらすことにより基準走査速度Vref時の着弾位置711に現在の走査速度Vpの着弾位置を合わせることが可能となる。
つまり、式(8)より、インク滴の吐出速度Vdと記録ヘッドの基準走査速度Vrefがわかれば、現在の走査速度Vpを検出する毎に着弾位置を補正することが可能であることがわかる。
図7はエンコーダ信号に基づく記録制御の動作を説明するフローチャートである。ここでは説明を簡単にするため、2つの速度閾値の間の速度を連続して2回検知したタイミングから補正値(補正量)の更新を抑止するとして説明する。なお、この回数は2回に限定されるものではなく、3回など適切な回数以上でも良い。
まず、記録のために記録ヘッドの走査を開始すると、ステップS902では、遅延値更新フラグFdに初期値として“0”をセットする。エンコーダ信号のエッジを検出する毎にステップS903では速度情報と位置情報を取得し、その後、ステップS904では、キャリッジの速度や位置が着弾補正機能の有効領域内にあるかどうかを判断する。ここで、キャリッジの速度や位置が補正機能の有効領域範囲の内にあると判断された場合、処理はステップS905に進む。これに対して、キャリッジの速度や位置が補正機能の有効領域範囲外にあると判断された場合、処理を終了する。
ステップS905では、現在の走査速度Vpに対する補正値Tdelay(Vp)を計算する。さらに、ステップS906では、現在の走査速度Vpが予め設定された低速側速度閾値Vlowと高速側速度閾値Vhighとの間の速度であるどうかを調べる。ここで、現在の走査速度VpがVp≧Vhigh或いはVp≦Vlowである、即ち、2つの速度閾値の間の速度でない場合、処理はステップS907に進み、遅延値更新フラグFdを 初期値“0”にリセットする。さらに、ステップS908において、データラッチ回路(DLatch)に計算された補正値を保持する。その後、ステップS909では、保持された補正値を用いて記録タイミングを補正して記録を行う。その後、処理はステップS903に戻り、次のエンコーダ信号の入力による速度情報と位置情報の取得タイミングを待ち合わせる。
これに対し、現在の走査速度VpがVlow<Vp<Vhighの関係を満足し、2つの速度閾値の間にあると判断される場合、処理はステップS910に進み、遅延値更新フラグFdの値を調べる。ここで、Fd≠1である場合、処理はステップS911に進み、遅延値更新フラグFdを“1”にセットし、前述したステップS908とステップS909を実行する。これに対して、Fd=1の場合、処理はそのままステップS909に進み、DLatchに計算された補正値を保持せず、以前に保持された補正値を用いて記録タイミングを補正して記録を行う。
遅延値更新フラグFdの値の判定により、現在の走査速度Vpが前記2つの速度閾値の間に連続して2回入ると着弾補正値の更新を抑止する。
上記のような処理を実行し、キャリッジの位置が補正機能有効領域外となれば、処理を終了する。
図8はキャリッジ(記録ヘッド)の速度プロファイルと予め設定された低速側速度閾値 Vlowと高速側速度閾値Vhighの関係を示す図である。図8において、縦軸はキャリッジ速度(v)、横軸はキャリッジ(記録ヘッド)の位置(x)を示している。キャリッジ位置(x)の原点はキャリッジのホームポジションとする。
図8に示すように、キャリッジ(記録ヘッド)の速度プロファイル1001は、停止状態(v=0)から徐々に加速して、速度が安定した一定速度制御領域に入る。その後、徐々に減速して停止し、キャリッジ1走査を終了する。なお、近年の記録速度の高速化と記録装置の小型化に伴い、記録領域1002はキャリッジ(記録ヘッド)の加速領域の一部しから、記録が終了する前の減速領域の一部にまで及ぶ。
ここで、キャリッジ(記録ヘッド)の速度が安定した一定速度を挟むように低速側速度閾値Vlowと 高速側速度閾値Vhighを設定する。この場合、速度が安定した一定速度領域を含む期間1005の間は着弾補正値の更新が実施されない制御になる。
従って以上説明した実施例によれば、速度変化が大きな領域では最適な着弾補正が実施され、速度が安定した一定速度領域では補正値の更新を抑止することが可能になる。また、加速終了時のオーバシュートや一定速時に外乱などにより、キャリッジ(記録ヘッド)の走査速度が高速側速度閾値Vhigh以上や低速側速度閾値Vlow以下になった場合に補正値の更新を実行することができる。
なお、キャリッジが速度が安定した一定速度領域における記録タイミングの補正は以上説明した実施例の他にも次のような実施例も可能である。
図9は他の実施例に従うキャリッジ(記録ヘッド)の速度プロファイルと基準走査速度Vref=E/Trefとの関係を示す図である。図9において、縦軸はキャリッジ速度(v)、横軸はキャリッジ(記録ヘッド)の位置(x)を示している。キャリッジ位置(x)の原点はキャリッジのホームポジションとする。
キャリッジ(記録ヘッド)の速度プロファイル401は、図8と同様に、停止状態(v=0)から徐々に加速して、速度が安定した一定速度制御領域に入る。その後、徐々に減速して停止し、キャリッジ1走査を終了する。
着弾補正値Tdelayは式(8)に従って計算される。式(8)から現在の走査速度Vpが基準走査速度Vrefに近づくほど補正値は小さくなり、Vp=Vrefで補正値 Tdelay=0 になる。
この実施例では、速度プロファイル401の一定速度Vconstより若干遅い基準走査速度(Vref=E/Tref)を設定する。このように基準走査速度を設定すると、キャリッジ一定速領域では式(8)の演算結果がマイナスになる。
図10は式(8)の演算結果がマイナスの場合のエンコーダ信号と記録タイミングトリガとの関係を示すタイミングチャートである。
図10によれば、エンコーダ信号501の1周期終了時(t=Tp)が速度情報の確定タイミングになり、速度情報の確定タイミングから速度情報の取得や演算がスタートし、演算結果が算出されたタイミングが補正値Tdelay=0 になる。
図9を参照して説明した速度プロファイルの一定速度Vconstより若干遅い基準走査速度(Vref=E/Tref)を設定し、式(8)の演算結果がマイナスになると、速度情報の確定タイミングより前のタイミングTdelay=マイナスを示す。これは、演算に必要な速度情報の確定タイミングより前のタイミングになり、物理的に不可能である。つまり、実際の動作としては補正値Tdelay=0が最小設定値になる。従って、この実施例では演算結果が“0”以下の場合に補正値Tdelay=0に固定して出力する構成となる。
従って、図9を参照して説明した速度プロファイルの一定速度Vconstより若干遅い基準走査速度(Vref=E/Tref)を設定すると、キャリッジ走査速度が基準走査速度以上になると、補正値Tdelay=0になる。このようにして、実質的に一定速度領域(基準走査速度Vref以上の領域)で補正値の更新を抑止する制御を実現できる。

Claims (7)

  1. 記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査しながら、前記記録ヘッドからインク滴を記録媒体に吐出して記録を行う記録装置であって、
    前記キャリッジを走査する方向に沿って設けられたリニアスケールと、
    前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジの走査に伴って前記リニアスケールに設けられたスリットを読取るエンコーダと、
    前記エンコーダから出力された信号に基づいて、前記キャリッジの走査速度を検出する検出手段と、
    前記走査速度と、前記記録ヘッドからのインク滴の吐出速度と、前記記録ヘッドのインク吐出面と前記記録媒体との間の距離とに基づいて、前記記録ヘッドによる記録タイミングの補正量を演算する演算手段と、
    前記演算手段により得られた補正量に基づいて、前記記録ヘッドによる記録タイミングを調整する調整手段とを有し、
    前記調整手段は、前記検出手段により検出された前記キャリッジの走査速度が予め定められた速度の範囲の内にある場合には、前記記録タイミングの調整を抑止し、
    前記予め定められた速度の範囲として、前記キャリッジの一定速度領域における走査速度を挟み、高速側の閾値と低速側の閾値とが定められることを特徴とする記録装置。
  2. 前記キャリッジが移動する領域は、前記走査速度を加速する領域と、前記キャリッジを一定速度で移動させる領域と、前記走査速度を減速する領域とを含み、
    前記記録ヘッドによる記録する領域には、前記走査速度を加速する領域の一部と、前記キャリッジを一定速度で移動させる領域と、前記走査速度を減速する領域の一部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記調整手段は、前記検出手段により検出された前記走査速度が連続して予め定められた回数以上、前記高速側の閾値と前記低速側の閾値との間にあった場合、前記記録タイミングの調整を抑止することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  4. 前記演算手段は、前記キャリッジの移動に従って、前記エンコーダの信号が出力される毎に前記補正量を演算することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記演算手段は、前記エンコーダの信号の周期をTp、前記キャリッジが基準走査速度で走査された時の前記信号の周期をTref、インク滴が前記記録ヘッドから吐出され前記記録ヘッドのインク吐出面と前記記録媒体との間の距離を飛翔するのに必要な時間をTdとした場合に、
    前記記録ヘッドの記録タイミングの補正量をTdelayとすれば、
    Tdelay=(Tp−Tref)*A、
    A=Td/Tref
    で与えられることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  6. 前記キャリッジの一定速度領域における走査速度より若干遅い速度を、前記基準走査速度として設定し、
    前記演算手段による演算の結果として得られた記録タイミングの補正量が“0”以下の場合には、前記記録ヘッドの記録タイミングの補正量を“0”とすることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  7. 記録ヘッドを搭載したキャリッジを走査しながら、前記記録ヘッドからインク滴を記録媒体に吐出して記録を行う記録装置における記録制御方法であって、
    前記キャリッジを走査する方向に沿って設けられたリニアスケールに設けられたスリットを、前記キャリッジの走査に伴って、前記キャリッジに設けられたエンコーダにより読取ることにより前記エンコーダから出力された信号に基づいて、前記キャリッジの走査速度を検出し、
    前記走査速度と、前記記録ヘッドからのインク滴の吐出速度と、前記記録ヘッドのインク吐出面と前記記録媒体との間の距離とに基づいて、前記記録ヘッドによる記録タイミングの補正量を演算し、
    前記演算により得られた前記補正量に基づいて、前記記録ヘッドによる記録タイミングを調整し、
    検出された前記走査速度が予め定められた速度の範囲の内にある場合には、前記記録タイミングの調整を抑止し、
    前記予め定められた速度の範囲として、前記キャリッジの一定速度領域における走査速度を挟み、高速側の閾値と低速側の閾値とが定められることを特徴とする記録制御方法。
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