JP6125346B2 - 温水コンセント - Google Patents

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Description

本発明は、温水コンセント、特に、室外の熱源機から延びる室外側温水配管の先端に装着されて、壁面又は床面等に設置される温水コンセントに関する。
温水循環暖房装置に使用される温水コンセント(4)は、図7に示すように、室外の熱源機(51)から延びる一対の室外側温水配管(40a)(40b)の先端にそれぞれ接続されるコンセント本体(41a)(41b)が、合成樹脂製の小判状の連結体(48)内に収容された状態でボックス(図示せず)に固定されて、壁板(5)や床板等に取り付けられているもので、連結体(48)に差し込まれているコンセント本体(41a)(41b)のプラグ接続筒部(43a)(43b)に、図示しないが、室内の放熱機から延びる室内側温水配管の先端に設けられた接続端部としての温水プラグのプラグ筒が差し込まれて接続されると共に、これらプラグ接続筒部(43a)(43b)の間には、前記温水プラグを抜け止め状態に係合させるための係合部(44)と、前記温水プラグの電気端子が接続される電気接続用孔(45)が設けられている。
プラグ接続筒部(43a)(43b)には、弁体(46)が内蔵されており、前記温水プラグのプラグ筒をプラグ接続筒部(43a)(43b)内に差し込んで、弁体(46)を開弁させることにより、室外側温水配管(40a)(40b)と室内側温水配管とが連通し、熱源機と放熱機との間に循環流路が形成される。
なお、ボックスを壁板(5)の開口内に嵌め込んで固定した状態にて、開口の表面側には、スライド式の蓋板(47a)を有する化粧ケース(47)が添設されている。温水コンセント(4)の使用時には、蓋板(47a)を上方にスライドさせることにより開放部(47b)を露出させ、開放部(47b)内にて開放している小判型の凹部内に、連結体(48)が露出する態様となっている。
また、温水コンセント(4)の不使用時には、プラグ接続筒部(43a)(43b)からの水滴の落下や塵芥のプラグ接続筒部(43a)(43b)への侵入を防止するために、プラグ接続筒部(43a)(43b)に各々内嵌可能な一対の挿入体(36a)(36b)を小判型の連結板(37)から一体的に突設させた構成の保護キャップ(35)が設けられている。
挿入体(36a)(36b)をプラグ接続筒部(43a)(43b)に嵌め込むことにより、化粧ケース(47)の凹部(42)は連結板(37)によってほぼ全域に渡って閉塞されることとなる。
なお、温水コンセント(4)の使用時に、保護キャップ(35)が温水プラグの接続の邪魔にならないように、化粧ケースの底部に、保護キャップ(35)を収納するための保護キャップ収納部を設けたものが、特開平11−14081号公報に開示されている。
特開平11−14081号公報 特開2008−275202号公報
しかしながら、上記したような、保護キャップ収納部を化粧ケース(47)の底部に設ける構成とすると、化粧ケース(47)の奥行きを、保護キャップ(35)の連結板(37)の幅以上に設定する必要があるため、化粧ケース(47)の、壁板(5)からの突出高さは大きくなってしまう。このため。温水コンセント(4)を薄肉に構成することができず、壁板(5)から大きく突出する嵩高な見栄えの悪いものとなってしまう不都合がある。
本発明は、『室外の熱源機から延長する一対の室外側温水配管が各々接続される配管接続筒部と、室内の放熱機から延長する一対の室内側温水配管の先端部に接続されている温水プラグのプラグ部が各々着脱自在に接続されるプラグ接続筒部とから略L字状の流路を有する一対のコンセント本体が、前記プラグ接続筒部が室内側に向くように、壁板等の開口内に設置され、
前記開口を閉塞するように化粧ケースが前記壁板等の表面に添設され、
前記化粧ケース内に前記プラグ接続筒部を室内に臨ませる開放部が設けられると共に、
前記開放部を開閉自在とする蓋板が設けられている温水コンセント』において、
前記化粧ケースの、前記壁板等の表面からの突出高さを小さくすることを課題とする。
請求項1に係る発明のものは、『底部と周壁からなる箱体であり、前記壁板に設けた開口からその裏側へ陥入させて設置されるボックスが設けられると共に、前記底部には、プラグ接続筒部が前記底部の外面側から差し込み可能な一対の差込孔が形成され、
不使用時における前記プラグ接続筒部に水密状態に且つ取り外し可能に装着させる保護キャップが設けられ、
前記蓋板を開放することにより前記化粧ケース内に露出させる前記開放部内に、前記保護キャップを収容可能な保護キャップ収容部を設け、
前記保護キャップ収容部は、前記壁板の表面よりも奥へ陥入するように前記保護キャップを差し込み可能な差込孔であり、
前記保護キャップは、前記一対のプラグ接続筒部に各々嵌入可能な一対の挿入体とこれら挿入体が突設されている連結板とからなり、
前記化粧ケース内の前記開放部には、内部に前記プラグ接続筒部が位置する上差込孔と、前記連結板が嵌め込み可能な大きさ形状の下差込孔が設けられ、
前記下差込孔の底部には、前記一対の挿入体がそれぞれ挿入可能な挿入孔が形成されている』ことを特徴とする。
上記技術的手段は次のように作用する。
温水コンセントの不使用時には、プラグ接続筒部に保護キャップが装着された状態で、化粧ケースの蓋板は閉じられている。温水コンセントを使用するには、化粧ケースの蓋板を開けて開放部を露出させ、開放部内のプラグ接続筒部から保護キャップを取り外し、同じく開放部内に設けられている保護キャップ収容部としての差込孔に保護キャップを差し込んで収容する。その後、プラグ接続筒部に温水プラグを接続すれば温水コンセントを使用することができる。使用後は、温水プラグをプラグ接続筒部から取り外し、保護キャップを保護キャップ収容部から取り出して、プラグ接続筒部に再度装着させ、蓋板で開放部を閉塞させる。
保護キャップ収容部は、前記壁板の表面よりも奥へ陥入するように設けられた差込孔であるから、化粧ケースの、壁面等の表面からの突出高さに影響を及ぼすことはない。
なお、化粧ケースの蓋板を開放すると、開放部内に、2つの上下差込孔が露出し、プラグ接続筒部は上差込孔内に設けられていると共に、保護キャップは下差込孔内に収容可能である。保護キャップに設けた挿入体を下差込孔の底部に設けた挿入孔に挿入させておくことにより、保護キャップは下差込孔内の奥深くに差込状態に収容される。
請求項2の発明のものは、上記請求項1の発明の温水コンセントにおいて、『前記温水プラグの前記プラグ部は、前記室内側温水配管の流路に対して直角方向に延長する姿勢に配設され、
前記室内側温水配管の前記先端部近傍から前記プラグ部の先端までは、略L字状のケーシングで包囲され、
前記ケーシングは、前記室内側温水配管の前記先端部近傍とそれに続く所定範囲を被覆する第1ケース部と、前記第1ケース部から直角方向に連通し且つ前記プラグ部全体を包囲する第2ケース部とから構成され、
前記プラグ部を前記コンセント本体の前記プラグ接続筒部に接続させると、前記第2ケース部の開放端が前記上差込孔に直角方向に差し込まれると共に、前記第1ケース部の側面が、前記開放部の前記保護キャップ収容部の形成範囲に対して平行に且つ近接して位置する』ことを特徴とする。
プラグ接続筒部から取り外された保護キャップを保護キャップ収容部に収容した後に、ケーシングの第2ケース部を、蓋体を開放させた化粧カバーの開放部内の前記上差込孔に直角方向に差し込んで、前記上差込孔内に設けられているプラグ接続筒部にプラグ部を接続することにより、温水コンセントに温水プラグを接続させる。この接続状態にて、前記保護キャップ収容部は、開放部に対して平行に且つ近接して位置する第1ケース部の側面によって覆われる態様となる。
請求項3の発明のものは、上記各請求項に記載の温水コンセントにおいて、『前記保護キャップは、化粧ケースと連結具で連結されている』ことを特徴とするものでは、保護キャップは連結具で化粧ケースと連結されているため、不用意に紛失してしまう不都合がない。
保護キャップ収容部は、化粧ケースの蓋板で閉塞可能な開放部内にて、壁板等の表面よりも奥まった位置に設けられる構成としたから、保護キャップ収容部の存在に係らず、壁面等の表面に添設される化粧ケースの突出高さを小さく設定することができる。これにより、温水コンセントを壁板等に低く設置することができるから、室内における温水コンセントの美観が向上する上に邪魔にもならない。
また、温水プラグの温水コンセントへの装着時に、保護キャップ収容部に収容される保護キャップに対して、温水プラグのケーシングを近接させて位置させる構成としたものでは、保護キャップ収容部内の保護キャップは、温水プラグのケーシングで覆われる態様となって外方に露出しないから、保護キャップが外的衝撃等を受けることがなく、不用意に損傷したり、外れたりする不都合を防止することができる。
本願発明の実施の形態の温水コンセントの不使用状態を示す断面図である。 本願発明の実施の形態の温水コンセントの化粧カバーの蓋板を開放した状態を示す正面図である。 本願発明の実施の形態の温水コンセントに接続させる温水プラグの断面図である。 本願発明の実施の形態の温水コンセントの化粧カバーの蓋板を開放した状態を示す斜視図である。 本願発明の実施の形態の温水コンセントに温水プラグを接続した状態を示す断面図である。 本願発明の実施の形態の温水コンセントに温水プラグを接続した状態を示す斜視図である。 従来の温水コンセントの正面図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本願発明の実施の形態における温水コンセント(1)の断面図であり、図2は、温水コンセント(1)の化粧ケース(12)の蓋板(13)を開けた状態の正面図である。
また、図3は、温水コンセント(1)に接続させる温水プラグ(3)の断面図である。
温水プラグ(3)は、図3に示すように、ファンヒータ等の放熱機(52)から延びる一対の往路及び復路を構成する一対の室内側温水配管(30a)(30b)の各々にプラグ部(33a)(33b)が連通接続されている。室内側温水配管(30a)(30b)の先端の接続端部近傍からプラグ部(33a)(33b)の開放端までは、略L字状のケーシング(34)によって全体的に包囲されている。
ケーシング(34)は、室内側温水配管(30a)(30b)の接続端部側を被覆する第1ケース部(31)と、第1ケース部(31)から直角方向に連通し且つプラグ部(33a)(33b)を包囲する第2ケース部(32)とから構成されている。
一対のコンセント本体(10a)(10b)は、図1及び図2に示すように、プラグ接続筒部(15a)(15b)がそれぞれ回動自在に差し込まれる筒部(11a)(11b)を有する連結体(11)によって所定の間隔をおいて水平に並列する態様で連結されると共に、連結体(11)の基部にはフランジ部(11c)を外方に張り出させており、このフランジ部(11c)が、ボックス(2)の底部(20)に取付ネジ(27)によってネジ止めされて固定される。
連結体(11)の筒部(11a)(11b)が各々対応する底部(20)の各位置には、プラグ接続筒部(15a)(15b)が各々回動自在に差し込み可能な一対の差込孔(26a)(26b)が形成されている。
温水コンセント(1)に内蔵させる一対のコンセント本体(10a)(10b)は、図1の左側にプラグ接続筒部(15a)(15b)が突出し、下方に配管接続筒部(17a)(17b)が開放する略L字状の流路を有しており、プラグ接続筒部(15a)(15b)に、温水プラグ(3)のプラグ部(33a)(33b)が接続され、配管接続筒部(17a)(17b)に、温水を加熱する熱源機(51)から延長して往路及び復路を構成する一対の室外側温水配管(40a)(40b)がそれぞれ接続される。
底部(20)の外面側から、コンセント本体(10a)(10b)のプラグ接続筒部(15a)(15b)を、底部(20)の差込孔(26a)(26b)及び連結体(11)の筒部(11a)(11b)に連続して差し込むと共に、連結体(11)のフランジ部(11c)をボックス(2)の底部(20)の所定位置にネジ止めすることにより、コンセント本体(10a)(10b)と連結体(11)とはボックス(2)に一体に固定される。なお、フランジ部(11c)とボックス(2)の底面(20)との間にはシール部材(28)を介在させて、壁板(5)の裏側の冷気がボックス(2)の差込孔(26a)(26b)を介して室内に侵入する不都合を防止している。
ボックス(2)は、略矩形状の底部(20)と、その四方を囲む周壁からなる矩形の箱体であり、壁板(5)に設けた開口(50)からその裏側へ陥入させて設置される。前記周壁の開放端から外方へ張り出させた鍔部(25)が、開口(50)の周縁に壁板(5)の表面側から係止可能となっており、この鍔部(25)の内側部分と、ボックス(2)の周壁に外嵌させ且つ壁板(5)の裏面に添設させた取付金具(53)とを固定ネジ(29)で締め付けることにより、壁板(5)の開口(50)の周縁を、鍔部(25)と取付金具(53)とで挟圧する態様でボックス(2)は開口(50)内に固定される。
壁板(5)の表面には、鍔部(25)を被覆するように、化粧ケース(12)が添設固定される。化粧ケース(12)には、上下にスライド自在な蓋板(13)が備えられており、図2及び図4に示すように、蓋板(13)を下方へスライドさせることにより、化粧ケース(12)内に、開放部(21)を露出させることができる。
開放部(21)内には、温水プラグ(3)のケーシング(34)のうち、プラグ部(33a)(33b)を包囲している第2ケース部(32)の開放端が挿入可能な大きさ形状の上差込孔(22)が開口していると共に、その下方には、後述する保護キャップが収容される保護キャップ収容部としての下差込孔(23)が開口している。
保護キャップ(6)は、不使用時における温水コンセント(1)のプラグ接続筒部(15a)(15b)からの水滴の落下や塵芥の侵入を防止するために装着させるもので、図7に示すような、従来のものと同様な構成のものが採用可能であり、図1に示すように、プラグ接続筒部(15a)(15b)に各々内嵌可能な一対の挿入体(61a)(61b)と、これら挿入体(61a)(61b)を突設させた小判型の連結板(60)とからなり、連結板(60)の外面中央と、上差込孔(22)の周囲とは、ボールチェーン(14)で連結された構成となっている。
下差込孔(23)の底面(24)には、挿入体(61a)(62b)がそれぞれ差込可能な一対の挿入孔(24a)(24b)が形成されており、保護キャップ(6)は、挿入体(61a)(62b)が挿入孔(24a)(24b)にそれぞれ差し込まれることにより、図1の点線及び図5に示すように、下差込孔(23)内に収容されることとなり、下差込孔(23)の開放端は、図4に示すように、連結板(60)によってほぼ全域に渡って閉塞されることとなる。
なお、下差込孔(23)の底面(24)は、壁板(5)の開口(50)内に位置するように設けられており、底面(24)の挿入孔(24a)(24b)に差し込まれた挿入体(61a)(62b)は、ボックス(2)内に突出する態様となる。
不使用時における温水コンセント(1)は、図1に示すように、プラグ接続筒部(15a)(15b)内に挿入体(61a)(62b)が挿入された状態で保護キャップ(6)が連結体(11)の頂面に装着されており、この状態で、開放部(21)全体は蓋板(13)によって閉塞されている。
温水コンセント(1)を使用するには、蓋板(13)を下方へスライドさせて開放部(21)を開放させ、上差込孔(22)と下差込孔(23)を露出させる。
上差込孔(22)内に位置するプラグ接続筒部(15a)(15b)には、保護キャップ(6)の挿入体(61a)(62b)が差し込まれているから、連結板(60)に連結されているボールチェーン(14)を手前に引っ張って、プラグ接続筒部(15a)(15b)から挿入体(61a)(61b)を引き抜いて、保護キャップ(6)をプラグ接続筒部(15a)(15b)から取り外す。
取り外された保護キャップ(6)は、図2及び図4に示すように、その挿入体(61a)(61b)を下差込孔(23)の底面(24)の挿入孔(24a)(24b)に差し込むことにより、不使用状態の保護キャップ(6)は下差込孔(23)内に収容されることとなる。
このように、下差込孔(23)は保護キャップ(6)の収容部として機能することとなる。
そして、図5に示すように、温水プラグ(3)の第2ケース部(32)を、化粧ケース(12)内の開放部(21)に露出している上差込孔(22)に差し込むことにより、温水プラグ(3)のプラグ部(33a)(33b)が、温水コンセント(1)のプラグ接続筒部(15a)(15b)に接続される。これにより、プラグ接続筒部(15a)(15b)内の弁体(18)とプラグ部(33a)(33b)内の弁体(38)が開弁し、室外の熱源機(51)と室内の放熱機(52)とが流路接続すると共に電気接続することにより、室外側温水配管(40a)(40b)と室内側温水配管(30a)(30b)との間に循環流路が形成され温水が循環する。
このように、温水プラグ(3)を温水コンセント(1)に接続させた温水コンセント(1)の使用時には、図6に示すように、上差込孔(22)には温水プラグ(3)の第2ケース部(32)が嵌入されており、下差込孔(23)の開放端には温水プラグ(3)の第1ケース部(31)が近接して位置し、下差込孔(23)内の保護キャップ(6)は第1ケース部(31)の側面によって覆われた態様となる。よって、下差込孔(23)内に収容された状態の保護キャップ(6)は、第1ケース部(31)によって隠蔽されて保護される態様となるから、外的衝撃を受けることなく、不用意に損傷したり外れたりする不都合はない。
なお、上差込孔(22)の下面には、温水プラグ(3)の取外し時に滴下する漏水を受ける受け皿(19)が設けられている。この受け皿(19)に、前述したボールチェーン(14)を収容しておけば、温水プラグ(3)の接続時や、温水コンセント(1)の使用後に化粧カバー(12)の蓋板(13)を閉塞させる際に、ボールチェーン(14)が邪魔になることはない。
この実施の形態の温水コンセント(1)では、保護キャップ(6)の収容部を、化粧カバー(12)内にて、壁板(5)の開口(50)内に奥まって位置するように設ける構成としたから、化粧カバー(12)の壁板(5)から室内に突出させる突出高さを小さく設定することができ、薄肉の温水コンセントを壁板(5)の表面に設置することができる。これにより、温水コンセント(1)の美観が向上する上に、室内にて邪魔になることもない。
尚、上記実施の形態では、壁板(5)に設置式の温水コンセント(1)について説明したが、床面設置式のものについても同様に使用することができることは言うまでもない。
(1) ・・・・・・・・温水コンセント
(10a)(10b)・・・・・コンセント本体
(12)・・・・・・・・化粧ケース
(13)・・・・・・・・蓋板
(15a)(15b)・・・・・プラグ接続筒部
(21)・・・・・・・・開放部
(23)・・・・・・・・下差込孔(保護キャップ収容部)
(3) ・・・・・・・・温水プラグ
(33a)(33b)・・・・・プラグ部
(30a)(30b)・・・・・室内側温水配管
(40a)(40b)・・・・・室外側温水配管
(5) ・・・・・・・・壁板
(50)・・・・・・・・開口
(51)・・・・・・・・熱源機
(52)・・・・・・・・放熱機
(6) ・・・・・・・・保護キャップ

Claims (3)

  1. 室外の熱源機から延長する一対の室外側温水配管が各々接続される配管接続筒部と、室内の放熱機から延長する一対の室内側温水配管の先端部に接続されている温水プラグのプラグ部が各々着脱自在に接続されるプラグ接続筒部とから略L字状の流路を有する一対のコンセント本体が、前記プラグ接続筒部が室内側に向くように、壁板等の開口内に設置され、
    前記開口を閉塞するように化粧ケースが前記壁板等の表面に添設され、
    前記化粧ケース内に前記プラグ接続筒部を室内に臨ませる開放部が設けられると共に、
    前記開放部を開閉自在とする蓋板が設けられている温水コンセントにおいて、
    底部と周壁からなる箱体であり、前記壁板に設けた開口からその裏側へ陥入させて設置されるボックスが設けられると共に、前記底部には、プラグ接続筒部が前記底部の外面側から差し込み可能な一対の差込孔が形成され、
    不使用時における前記プラグ接続筒部に水密状態に且つ取り外し可能に装着させる保護キャップが設けられ、
    前記蓋板を開放することにより前記化粧ケース内に露出させる前記開放部内に、前記保護キャップを収容可能な保護キャップ収容部を設け、
    前記保護キャップ収容部は、前記壁板の表面よりも奥へ陥入するように前記保護キャップを差し込み可能な差込孔であり、
    前記保護キャップは、前記一対のプラグ接続筒部に各々嵌入可能な一対の挿入体とこれら挿入体が突設されている連結板とからなり、
    前記化粧ケース内の前記開放部には、内部に前記プラグ接続筒部が位置する上差込孔と、前記連結板が嵌め込み可能な大きさ形状の下差込孔が設けられ、
    前記下差込孔の底部には、前記一対の挿入体がそれぞれ挿入可能な挿入孔が形成されていることを特徴とする温水コンセント。
  2. 請求項1に記載の温水コンセントにおいて、
    前記温水プラグの前記プラグ部は、前記室内側温水配管の流路に対して直角方向に延長する姿勢に配設され、
    前記室内側温水配管の前記先端部近傍から前記プラグ部の先端までは、略L字状のケーシングで包囲され、
    前記ケーシングは、前記室内側温水配管の前記先端部近傍とそれに続く所定範囲を被覆する第1ケース部と、前記第1ケース部から直角方向に連通し且つ前記プラグ部全体を包囲する第2ケース部とから構成され、
    前記プラグ部を前記コンセント本体の前記プラグ接続筒部に接続させると、前記第2ケース部の開放端が前記上差込孔に直角方向に差し込まれると共に、前記第1ケース部の側面が、前記開放部の前記保護キャップ収容部の形成範囲に対して平行に且つ近接して位置する温水コンセント。
  3. 請求項1又は2に記載の温水コンセントにおいて、
    前記保護キャップは、化粧ケースと連結具で連結されていることを特徴とする温水コンセント。
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