JP6123514B2 - 電子機器、電子機器の制御方法およびプログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、電子機器、電子機器の制御方法およびプログラムに関する。
電子機器において、ボタンなどの操作子がどのように押下されたかによって異なる動作を実現させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、画像を撮影するアプリケーション機能を有するパーソナルコンピュータにおいて、シャッターボタンが半押しされた場合にはディスプレイにおいて当該アプリケーションのウインドウを前面に表示させ、シャッターボタンが全押しされた場合には撮影を実行する技術が開示されている。
特開2000−20205号公報
しかしながら、電子機器の状態は、ユーザの操作や処理の進行などによって刻々と変化し、例えば何らかの構成要素が正しく機能していないような場合もありうる。そのような場合にユーザの操作に応じた最適な動作を実現するためには、例えば特許文献1に記載されたような技術では十分ではなかった。
そこで、本開示では、ユーザによる操作に対して、電子機器の状態を反映してより適切な動作を実現させることが可能な、新規かつ改良された電子機器、電子機器の制御方法およびプログラムを提案する。
本開示によれば、ユーザによる操作を取得する操作部と、上記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、上記電子機器の状態を示す情報に応じて上記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える制御部とを含む電子機器が提供される。
また、本開示によれば、ユーザによる操作を取得することと、コントローラまたはプロセッサが、上記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、上記電子機器の状態を示す情報に応じて上記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替えることとを含む、電子機器の制御方法が提供される。
また、本開示によれば、ユーザによる操作を取得する機能と、上記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、上記電子機器の状態を示す情報に応じて上記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える機能とを上記電子機器のコントローラまたはプロセッサに実現させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、ユーザによる操作に対して、電子機器の状態を反映してより適切な動作を実現させることができる。
本開示の第1の実施形態に係るパーソナルコンピュータの概略的な構成を示すブロック図である。 本開示の第1の実施形態におけるパーソナルコンピュータの電源制御の例を示すフローチャートである。 本開示の第1の実施形態に係るパーソナルコンピュータにおける電源ボタンの押下状態と電源制御の状態との関係を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係るパーソナルコンピュータの概略的な構成を示すブロック図である。 本開示の第2の実施形態におけるパーソナルコンピュータの電源制御の例を示すフローチャートである。 本開示の第3の実施形態に係るタブレット端末の概略的な構成を示すブロック図である。 本開示の第3の実施形態において提供されるアプリケーション機能の画面の例を示す図である。 本開示の第3の実施形態におけるWebブラウザ機能に関するコマンド制御の第1の例を示すフローチャートである。 本開示の第3の実施形態におけるWebブラウザ機能に関する処理の第2の例を示すフローチャートである。 本開示の第4の実施形態で提供される設定画面の第1の例を示す図である。 本開示の第4の実施形態で提供される設定画面の第2の例を示す図である。 本開示の第4の実施形態で提供される設定画面の第3の例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態
1−1.電子機器の構成
1−2.電源制御の例
2.第2の実施形態
2−1.電子機器の構成
2−2.電源制御の例
3.第3の実施形態
3−1.電子機器の構成
3−2.コマンド制御の例
4.第4の実施形態
5.情報処理装置のハードウェア構成例
6.補足
(1.第1の実施形態)
(1−1.電子機器の構成)
図1は、本開示の第1の実施形態に係るパーソナルコンピュータの概略的な構成を示すブロック図である。図1を参照すると、パーソナルコンピュータ100は、電源ボタン110と、EC(Embedded Controller)120と、チップセット130と、プロセッサ140と、ディスプレイ150と、電源回路160とを含む。
パーソナルコンピュータ100は、例えばノート型、タブレット型、またはデスクトップ型でありうる。パーソナルコンピュータ100がデスクトップ型の場合、ディスプレイ150は外部装置として接続されてもよい。また、パーソナルコンピュータ100は、図示された構成要素に加えて、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力装置を有しうる。また、パーソナルコンピュータ100は、ディスプレイ150の他にも、スピーカなどの出力装置を有しうる。さらに、パーソナルコンピュータ100は、プロセッサ140が実行するプログラムやその他のデータを格納するメモリやストレージ、リムーバブル記録媒体への読み書きを実行するドライブ、外部接続機器が接続される接続ポート、またはネットワーク通信を実行する通信装置などを有してもよい。なお、これらの図示されていない構成要素のより具体的な例は、後述する情報処理装置のハードウェア構成例によって示されている。
電源ボタン110は、パーソナルコンピュータ100の筐体に設けられたハードウェアボタンである。電源ボタン110は、例えばプッシュ型のスイッチであり、ユーザによる押下操作を取得する。電源ボタン110の押下状態は、信号線を介してEC120に通知される。
EC120は、電源ボタン110の押下状態を信号線を介して検出し、電源ボタン110の押下操作の持続時間に応じてパーソナルコンピュータ100の電源制御、つまり電源回路160の制御を実行する。EC120は、パーソナルコンピュータ100がシャットダウンされている間も動作するため、パーソナルコンピュータ100を起動または再起動させるための電源制御を実行することも可能である。パーソナルコンピュータ100が起動されている間に検出された電源ボタン110の押下状態は、EC120によってチップセット130にも通知されうる。なお、EC120による電源制御の詳細については後述する。
チップセット130は、例えばストレージとして搭載されるハードディスクドライブや、USBポートに接続される外部接続機器などを制御する。チップセット130はEC120に接続されており、EC120から通知された電源ボタン110の押下状態をプロセッサ140に通知する。また、チップセット130は、プロセッサ140から省電力状態への遷移の要求を受け取ると、当該遷移のための電源制御の要求をEC120に対して発行する。なお、チップセット130は、EC120とは異なりパーソナルコンピュータ100がシャットダウンされている間には動作しない。
プロセッサ140は、例えばOS(Operating System)を動作させたり、ディスプレイ150への画像表示を制御するための処理を実行する。プロセッサ140はチップセット130に接続されており、チップセット130から電源ボタン110の押下状態を通知される。本実施形態では、パーソナルコンピュータが起動されている間に電源ボタン110の押下操作(4秒未満)が検出されると、プロセッサ140がチップセット130に対して省電力状態への遷移(スリープ)を要求する。当該要求を受けてEC120による電源制御が実行され、パーソナルコンピュータ100が省電力状態にある場合、プロセッサ140は動作しない。また、プロセッサ140は、チップセット130と同じく、パーソナルコンピュータ100がシャットダウンされている間も動作しない。
ディスプレイ150は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置であり、プロセッサ140の制御に従って画像を表示する。ディスプレイ150は、ユーザに情報を出力する出力部の一例である。パーソナルコンピュータ100が省電力状態に遷移している場合、およびパーソナルコンピュータ100がシャットダウンされている場合には、プロセッサ140が動作しないため、ディスプレイ150も動作しない、つまり画像が表示されない。なお、本実施形態では、パーソナルコンピュータ100に、電源状態を示す別途のインジケータは設けられていない。従って、ユーザは、ディスプレイ150の表示状態によってパーソナルコンピュータ100の電源状態を識別する。より具体的には、ディスプレイ150が画像を表示している場合、ユーザはパーソナルコンピュータ100が起動されていると判断することができる。また、ディスプレイ150が画像を表示していない場合、ユーザはパーソナルコンピュータ100がシャットダウンされているか、省電力状態にあると判断することができる。
電源回路160は、電源回路160a,160b,160cを含む。電源回路160は、パーソナルコンピュータ100のバッテリ、またはパーソナルコンピュータ100に接続された外部電源にパーソナルコンピュータ100の各部を接続して電力を供給する。電源回路160aは、EC120の制御によって、パーソナルコンピュータ100が起動されている間はオンになり、プロセッサ140およびディスプレイ150に電力を供給する。従って、プロセッサ140およびディスプレイ150は、パーソナルコンピュータ100が起動されている間に限って動作する。
一方、電源回路160bは、EC120の制御によって、パーソナルコンピュータ100が起動されている間、およびパーソナルコンピュータ100が省電力状態にある間はオンになり、チップセット130に電力を供給する。従って、チップセット130は、パーソナルコンピュータ100が起動されている間に加えて省電力状態にある間にも動作し、これによって省電力状態からの迅速な復帰が可能になる。また、電源回路160cは、EC120に電力を供給するため、パーソナルコンピュータ100がシャットダウンされている間もオンになっている。従って、EC120は、例えばパーソナルコンピュータ100がシャットダウンした状態で電源ボタン110の押下操作を検出し、パーソナルコンピュータ100を起動させるための電源制御を実行することが可能である。
(1−2.電源制御の例)
図2は、本開示の第1の実施形態におけるパーソナルコンピュータの電源制御の例を示すフローチャートである。
図2を参照すると、電源ボタン110の押下操作を検出した(ステップS101)EC120は、まず、パーソナルコンピュータ100が起動している否かを判定する(ステップS103)。ここで、パーソナルコンピュータ100が起動していない、すなわち省電力状態またはシャットダウンされた状態である場合(NO)、EC120はパーソナルコンピュータ100を起動させる(ステップS105)。より具体的には、EC120は、電源回路160b,160cのうちオフになっているものをオンにし(電源回路160aは既にオンになっている)、チップセット130、プロセッサ140、およびディスプレイ150のすべてを動作可能な状態にする。
一方、上記のステップS103において、パーソナルコンピュータ100が起動している場合(YES)、電源ボタン110の押下操作の持続時間(以下、押下時間ともいう)によって、EC120が実行する電源制御は異なる。つまり、この場合、EC120は、電源ボタン110の押下時間に対応付けられたパーソナルコンピュータ100の複数の電源制御を選択的に実行するともいえる。図示された例において、EC120は、電源ボタン110の押下時間が4秒以上になったか否かを判定する(ステップS107)。ここで、押下時間が4秒未満で押下が解除された場合(NO)、EC120はパーソナルコンピュータ100を省電力状態に遷移させるための電源制御を実行する(ステップS109)。より具体的には、EC120は、電源回路160cだけをオフにする。
一方、上記のステップS107において、電源ボタン110の押下時間が4秒以上になった場合(YES)、EC120は、電源ボタン110の押下時間が10秒以上になったか否かを判定する(ステップS111)。ここで、押下時間が4秒以上10秒未満で押下が解除された場合(NO)、EC120はパーソナルコンピュータ100をシャットダウンさせるための電源制御を実行する(ステップS113)。より具体的には、EC120は電源回路160b,160cを両方オフにする。
ここで、本実施形態において、パーソナルコンピュータ100の通常のシャットダウン手順は、プロセッサ140上で動作するOSによって提供される。OSがユーザからのシャットダウン命令を受け付けた場合、プロセッサ140からチップセット130を介してEC120に電源制御の要求が発行される。これに対して、電源ボタン110を4秒以上押下することによるシャットダウン処理は、例えばOSがハングアップして制御不能になり、上記のような通常のシャットダウン手順の実行が困難になった場合に実行されうる。ユーザは、例えば、電源ボタン110を4秒以上押下してパーソナルコンピュータ100をシャットダウンした後、再び電源ボタン110を押下することによってプロセッサ140上でOSを再起動させて動作を正常化させることができる。なお、OSがハングアップしている場合、プロセッサ140は省電力状態への遷移の要求を発行しないため、パーソナルコンピュータ100は省電力状態にはならない。つまり、電源ボタン110の押下が4秒未満で解除されても、上記のステップS109の処理は実行されず、パーソナルコンピュータ100は起動したままになり、OSのハングアップは継続する。
さらに、上記のステップS111において、電源ボタン110の押下時間が10秒以上になった場合(YES)、EC120はパーソナルコンピュータ100を再起動させるための電源制御を実行する(ステップS115)。より具体的には、EC120は電源回路160b,160cをオフにしてパーソナルコンピュータ100をシャットダウンした後、再び電源回路160b,160cをオンにする。
以上で説明したような電源制御の処理が実行される理由の1つとして、本実施形態では、パーソナルコンピュータ100が、ディスプレイ150の他に電源状態を示すインジケータを有さないことが挙げられる。上述のように、パーソナルコンピュータ100が起動していて電源ボタン110が長押し(図示された例では4秒以上)されるのは、例えばプロセッサ140上で動作するOSがハングアップして制御不能になった場合である。この場合、ディスプレイ150に画像が表示された状態でOSがハングアップしていれば、ディスプレイ150に表示された画像が消えることによって、ユーザはパーソナルコンピュータ100がシャットダウンされたことを識別することができる。
一方、ディスプレイ150に画像が表示されていない状態でOSがハングアップした場合(例えば、ユーザが所定の時間操作をしなかったためにプロセッサ140がディスプレイ150の表示をオフにしてバックグラウンドで処理を実行し、そのバックグラウンドでの処理でエラーが発生した場合など)には、電源ボタン110を長押ししてもディスプレイ150には画像が表示されない状態のままで変化がないため、ユーザはパーソナルコンピュータ100がシャットダウンされたか否かを識別することが困難である。さらにいえば、ディスプレイ150に画像が表示されていない場合、ユーザはパーソナルコンピュータ100が起動しているか否かを識別することも困難である。例えば、ディスプレイ150に画像が表示されていないときに、電源ボタン110を押下してもディスプレイ150に画像が表示されない場合、ユーザは、パーソナルコンピュータ100が故障して起動不能になっているのか、既に起動しているがOSがハングアップしているために画像が表示されないのかを識別することが困難である。
例えば、ディスプレイ150とは別に、電源状態を示すランプなどのインジケータがパーソナルコンピュータ100に設けられていれば、ユーザはこのインジケータが点灯しているか否かを視認することによって、パーソナルコンピュータ100が起動しているか、シャットダウンされているかを識別することができる。ところが、本実施形態ではそのようなインジケータが設けられない。また、電源状態を示すインジケータが設けられていても、外部電源の接続を示すインジケータやストレージへのアクセスを示すインジケータ、バッテリの状態を示すインジケータなど、他のインジケータがあわせて設けられている場合、どのインジケータが何を表しているかをユーザが十分に理解していない場合もある。
上記のように、本実施形態では、電源ボタン110の押下時間が10秒以上になった場合に、パーソナルコンピュータ100が再起動される。つまり、電源ボタン110を長く押し続ければ、最終的にはパーソナルコンピュータ100が起動した状態になる。従って、ユーザは、ディスプレイ150に画像が表示されていない状態でパーソナルコンピュータ100が動かなくなったら、電源ボタン110を10秒以上押し続ければよい。パーソナルコンピュータ100がシャットダウンされていたのであれば、この操作によって(10秒以上押し続ける必要はないが)パーソナルコンピュータ100が起動する。また、パーソナルコンピュータ100が既に起動していたがOSがハングアップしているために画像が表示されなかったのであれば、この操作によってパーソナルコンピュータ100が再動し、動作を正常化させることができる。
ここで、電源ボタン110を10秒以上押し続けた場合にもディスプレイ150に画像が表示されなければ、パーソナルコンピュータ100には起動時に何らかの異常(例えばハードウェアの故障や、OSのエラーなど)が発生していると推定される。この場合、一般のユーザがパーソナルコンピュータ100を復旧させることは困難であるため、例えばコールセンターに連絡することになるが、このような場合も、電源ボタン110を長く押し続ければ最終的にはパーソナルコンピュータ100が起動した状態になるはずであるため、それが可能か否かによってパーソナルコンピュータ100の状態(故障しているか否か)を判断することが容易である。例えば、「電源ボタンを押しても起動しない」というユーザの問い合わせに対して「電源ボタンを10秒以上押下する」ことを案内すれば、例えば実際にはOSがハングアップして制御不能になっているだけであった場合にはパーソナルコンピュータ100が再起動するため、パーソナルコンピュータ100がユーザの報告の通りに故障しているのか否かを容易に判断することができる。
図3は、本開示の第1の実施形態に係るパーソナルコンピュータにおける電源ボタンの押下状態と電源制御の状態との関係を示す図である。図3を参照すると、電源ボタン110が押下された(Release→Press)とき、EC120はパーソナルコンピュータ100の電源状態を省電力状態に遷移させるための電源制御を実行する。具体的な手順については既に述べたために省略するが、結果としてEC120は電源回路160aをオフにし、プロセッサ140およびディスプレイ150への電力供給を停止する。これによって、パーソナルコンピュータ100は省電力状態に遷移する。電源ボタン110の押下から4秒が経過する前にユーザが押下を解除した場合(Press→Release)、パーソナルコンピュータ100は省電力状態に維持される。
一方、電源ボタン110の押下から4秒を経過してもユーザが押下を継続している場合、EC120はパーソナルコンピュータ100を強制的にシャットダウンさせるための電源制御を実行する。より具体的には、EC120は、チップセット130を介さずに電源回路160bをオフにし(電源回路160aは既にオフにされている)、プロセッサ140およびディスプレイ150に加えてチップセット130への電力供給も停止する。これによって、EC120および電源回路160c以外の動作は停止し、パーソナルコンピュータ100はシャットダウンされる。この後、電源ボタン110の押下から10秒が経過する前にユーザが押下を解除した場合(Press→Release)、パーソナルコンピュータ100はシャットダウンされた状態に維持される。
さらに、電源ボタン110の押下から10秒を経過してもユーザが押下を継続している場合、EC120はパーソナルコンピュータ100を再起動させるための電源制御を実行する。より具体的には、EC120は、電源回路160a,160bを再びオンにし(電源回路160cはシャットダウン中もオンのままである)、チップセット130、プロセッサ140、およびディスプレイ150への電力の供給を再開する。これによって、チップセット130、プロセッサ140、およびディスプレイ150が動作を開始し、パーソナルコンピュータ100は再起動される。プロセッサ140およびディスプレイ150が正常に動作していれば、この時点でディスプレイ150には何らかの画像が表示される。この後、どのタイミングで電源ボタン110の押下操作が解除されても(Press→Release)、パーソナルコンピュータ100は起動された状態に維持される。なお、押下が解除された後に再び電源ボタン110が押下された場合(Release→Press)、ここまで説明したのと同様の処理が繰り返されうる。
以上で説明したような本開示の第1の実施形態では、電源ボタン110が10秒以上押下されることが、ディスプレイ150が情報を出力していないことを示す情報として用いられている。つまり、プロセッサ140上で動作するOSの状態に関わらず、ディスプレイ150が画像を表示している、つまり何らかの情報を出力している場合、遅くとも電源ボタン110が4秒以上押下されてパーソナルコンピュータ100がシャットダウンされた時点でディスプレイ150に画像が表示されなくなるため、ユーザは電源ボタン110を押下したことのフィードバックを得て、押下を解除するはずである。にもかかわらず、電源ボタン110の押下がさらに継続されて10秒に達した場合、ユーザは、ディスプレイ150によるフィードバックを得られていない、すなわちディスプレイ150に画像が表示されない状態が、電源ボタン110が押下される前も押下された後も継続していると推定される。そこで、EC120は、押下時間が4秒以上の場合の電源制御、つまりパーソナルコンピュータ100をシャットダウンさせるための電源制御を、押下時間が10秒以上になった時点で、パーソナルコンピュータ100を再起動させるための電源制御に切り替える。
なお、本開示の第1の実施形態には、上記で説明した例の他にもさまざまな変形例が可能である。例えば、上記で例示したパーソナルコンピュータ100は、チップセット130とプロセッサ140とを有しているが、これらの機能を集約したSoC(System on a Chip)が用いられてもよい。SoCは、1つの半導体チップ上に必要とされる一連の機能(システム)を集積させる集積回路の設計手法であり、パーソナルコンピュータの場合はプロセッサとチップセットとの機能がSoCに集約されることが多い。
また、上記で例示したパーソナルコンピュータ100では、省電力状態への遷移はプロセッサ140からチップセット130を介してEC120に要求されているが、この例には限られず、例えばプロセッサ140またはチップセット130が省電力状態への遷移のための電源制御を実行してもよい。また、本開示の実施形態に係る電子機器は、第1の実施形態のようなパーソナルコンピュータには限られず、起動やシャットダウンといった制御が存在するあらゆる機器、例えばスマートフォンやタブレット端末、ゲーム機、メディアプレーヤなどでありうるが、パーソナルコンピュータを含むこうした機器において、制御部が必ずしもEC、チップセット、およびプロセッサによって構成されているとは限らない。本実施形態で説明したような電源制御は、電源制御を実行ことが可能なあらゆる種類の制御部によって実行されうる。本明細書における「コントローラまたはプロセッサ」という用語は、上記のような、EC、チップセット、またはプロセッサその他の制御部のうちのいずれか、またはこれらの任意の組み合わせを意味する。
また、上記で例示したパーソナルコンピュータ100の電源ボタン110はプッシュ型のスイッチであったが、電源ボタンの種類はプッシュ型のスイッチには限られず、押下されたことを検出可能なものであれば、例えば静電容量型のスイッチなどどのようなものであってもよい。また、電源ボタンに代えて、スライドスイッチなど他の種類の操作子によって電源制御のための操作が取得されてもよい。
また、上記で例示したパーソナルコンピュータ100では、電源ボタン110の押下時間が4秒以上でシャットダウン、10秒以上で再起動が実行されたが、実行される制御の切り替えのための持続時間の閾値は上記の例には限られず、例えば機器の特性やユーザの嗜好などによって任意の閾値が設定されうる。
また、上記で例示したパーソナルコンピュータ100では、電源ボタン110を押下した時点で省電力状態への遷移が実行されたが、この時ではなく、その後、4秒以内に電源ボタン110の押下が解除された時に、省電力状態への遷移が実行されてもよい。なお、省電力状態は、システムによって、例えばスリープ状態、スタンバイ状態、休止状態など、さまざまな名称で呼ばれうる。
また、上記で例示したパーソナルコンピュータ100では、電源ボタン110の押下時間に応じて省電力状態への遷移、シャットダウン、および再起動の3種類の制御が選択的に実行されたが、制御の種類はこれより多くても少なくてもよい。例えば、上記のパーソナルコンピュータ100の例において、省電力状態が設けられず、他の2種類の制御が選択的に実行されてもよい。この場合、例えば、電源ボタン110を4秒未満押下した場合には何も起きず、4秒以上10秒未満押下した場合にはシャットダウンが実行され、10秒以上押下した場合には再起動が実行されうる。また、例えば「シャットダウンのための確認画面をディスプレイ150に表示させる」制御をさらに加え、電源ボタン110を4秒未満押下した場合には省電力状態に遷移し、4秒以上8秒未満押下した場合には確認画面が表示され、8秒以上12秒未満押下した場合にはシャットダウンが実行され、12秒以上押下した場合には再起動が実行されてもよい。もちろん、ここでいう4秒、8秒、12秒などの持続時間の閾値も、上記の例には限られず任意に設定されうる。
(2.第2の実施形態)
(2−1.電子機器の構成)
図4は、本開示の第2の実施形態に係るパーソナルコンピュータの概略的な構成を示すブロック図である。図4を参照すると、パーソナルコンピュータ200は、電源ボタン110と、EC220と、チップセット230と、プロセッサ240と、ディスプレイ150と、電源回路160とを含む。
パーソナルコンピュータ200は、上記の第1の実施形態と同様の構成をとりうる。ただし、以下で説明するEC220による電源制御と、これに関係するチップセット230およびプロセッサ240の動作については第1の実施形態と異なるため、ここではその点について主に説明する。それ以外の構成については、共通の符号を付することによって重複した説明を省略する。
EC220は、電源ボタン110の押下状態を信号線を介して検出し、電源ボタン110の押下操作の持続時間に応じてパーソナルコンピュータ200の電源制御、つまり電源回路160の制御を実行する。EC220は、パーソナルコンピュータ200がシャットダウンされている間も動作するため、パーソナルコンピュータ200を起動または再起動させるための電源制御を実行することも可能である。パーソナルコンピュータ200が起動されている間に検出された電源ボタン110の押下状態は、EC220によってチップセット230にも通知されうる。
さらに、EC220は、パーソナルコンピュータ200が起動している間、チップセット230およびプロセッサ240を介して、ディスプレイ150の状態を監視している。この監視によって、EC220は、例えばディスプレイ150が画像を表示しているか、つまり情報を出力しているか否かを示す情報を取得する。なお、本実施形態において、チップセット230およびプロセッサ240は、上記の第1の実施形態におけるチップセット130およびプロセッサ140と同様の機能に加えて、ディスプレイ150の状態をEC220に通知する機能を有する。
ここで、プロセッサ240は、例えば定期的にディスプレイ150の状態をEC220に通知してもよいし、ディスプレイ150の状態を変更したときに変更後の状態をEC220に通知してもよい。EC220は、このときに通知によって得られた情報を保持し、電源ボタン110が押下された場合の電源制御のための判定に利用する。
上述の第1の実施形態と同様に、例えばパーソナルコンピュータ200が電源状態を示すインジケータを有さないような場合、ディスプレイ150が画像を表示しているか否かは、ユーザがパーソナルコンピュータ200の電源状態を識別するための手がかりになりうる。本実施形態では、EC220が、この情報を、チップセット230およびプロセッサ240を介してディスプレイ150の状態を監視することによって取得する。
(2−2.電源制御の例)
図5は、本開示の第2の実施形態におけるパーソナルコンピュータの電源制御の例を示すフローチャートである。なお、図5において、ステップS201以外のステップは上記で図2を参照して説明したステップと同様であるため、共通の符号を付することによって重複した説明を省略する。
ステップS107において、電源ボタン110の押下時間が4秒以上になった場合(YES)、EC220は、プロセッサ240からチップセット230を介して取得された情報に基づいて、ディスプレイ150が画像を表示しているか否かを判定する(ステップS201)。ここで、ディスプレイ150が画像を表示している場合(YES)、EC220はパーソナルコンピュータ200をシャットダウンさせるための電源制御を実行する(ステップS113)。一方、ディスプレイ150が画像を表示していない場合(NO)、EC220はパーソナルコンピュータ200を再起動させるための電源制御を実行する(ステップS115)。
このような電源制御の処理によって、ディスプレイ150に画像が表示されていないためにユーザが電源ボタン110を押下したことのフィードバックを得られない(と推定される)場合の適切な処理、つまりパーソナルコンピュータ200の再起動を、上記の第1の実施形態のように電源ボタン110を押下してから長時間(例えば10秒)待つことなく実現することができる。
以上で説明したような本開示の第2の実施形態では、ディスプレイ150が情報を出力していないことを示す情報が、EC220がチップセット230およびプロセッサ240を介してディスプレイ150を監視することによって取得される。それゆえ、電源ボタン110が4秒以上押下された時点で、ユーザがディスプレイ150の画像の表示の有無によって電源ボタン110を押下したことのフィードバックを得られるか否かを推定することができる。この推定に基づいてパーソナルコンピュータ200をシャットダウンまたは再起動させるための電源制御を実行することによって、ディスプレイ150に画像が表示されている場合でもそうでない場合でも、ユーザに適切なフィードバックを与えることができる。
なお、ディスプレイ150が情報を出力していないことを示す情報は、ディスプレイ150から信号線などを介して直接EC220に入力されてもよい。この場合、例えばOSがハングアップした後でディスプレイ150が自ら画像を消してしまったような場合でも、EC220が、ディスプレイ150が情報を出力していないことを識別することが可能である。
また、上記の第1の実施形態について説明された各変形例は、この第2の実施形態においても同様に適用可能である。
(3.第3の実施形態)
(3−1.電子機器の構成)
図6は、本開示の第3の実施形態に係るタブレット端末の概略的な構成を示すブロック図である。図6を参照すると、タブレット端末300は、プロセッサ310と、ディスプレイ320と、タッチセンサ330と、通信装置340とを含む。なお、タブレット端末300は、図示された構成要素に加えて、各種のコントローラや電源回路、メモリ、ストレージ、接続ポートなどを含みうる。なお、これらの図示されていない構成要素のより具体的な例は、上記の第1または第2の実施形態、および後述する情報処理装置のハードウェア構成例によって示されている。
プロセッサ310は、例えばOSを動作させたり、ディスプレイ320への画像表示を制御するための処理を実行する。プロセッサ310は、タッチセンサ330などの操作部によって取得されたユーザによる操作に応じて処理を実行しうる。タッチセンサ330は、例えばディスプレイ320上に配置されてタッチパネルを構成し、ユーザによるタッチ操作を取得する。プロセッサ310は、このタッチパネルを利用した操作入力のために、ディスプレイ320にGUI(Graphical User Interface)として機能する画像を表示させる。ディスプレイ320は、例えばLCDなどの表示装置である。また、プロセッサ310は、通信装置340が実行するネットワーク通信によってネットワーク上のコンテンツを取得し、取得されたコンテンツをディスプレイ320に表示してユーザの閲覧に供するアプリケーション機能を提供することが可能である。通信装置340は、例えばインターネットまたはLAN(Local Area Network)などを介してネットワーク通信を実行する。
図7は、本開示の第3の実施形態において提供されるアプリケーション機能の画面の例を示す図である。図7を参照すると、本実施形態では、ディスプレイ320において、Webブラウザ機能の画面3200が表示される。なお、Webブラウザ機能は、ネットワーク通信によって取得されたネットワーク上のコンテンツを閲覧するアプリケーション機能の一例である。
画面3200は、例えば、戻るボタン3201、進むボタン3203、更新ボタン3205、中止ボタン3207、ホームボタン3209のような各種のボタンを含みうる。これらのボタンは、GUIとしてディスプレイ320に表示され、各ボタンに対応する領域でタッチセンサ330によって検出されるユーザのタッチ操作は、各ボタンへの押下操作としてプロセッサ310に提供される。従って、タッチセンサ330は、GUIの各ボタンへの押下操作を取得する操作部であるともいえる。なお、画面3200は、さらにアドレスバー3211などを含んでもよい。
本実施形態では、タッチセンサ330によって取得される戻るボタン3201の押下操作の持続時間に応じて、プロセッサ310がWebブラウザの複数のコマンド制御を選択的に実行する。それゆえ、以下の説明では戻るボタン3201の押下時の処理について特に説明する。他のボタンやバーの動作や機能については公知の技術が適用されうるため詳細な説明を省略するが、これらの操作子についても戻るボタン3201と同じようにして押下の持続時間に応じて選択的に実行される複数の制御が割り当てられてもよい。
(3−2.コマンド制御の例)
図8は、本開示の第3の実施形態におけるWebブラウザ機能に関するコマンド制御の第1の例を示すフローチャートである。この第1の例では、プロセッサ310が、プロセッサ310自身のWebブラウザ機能に関する処理状態に基づいて、Webブラウザ機能が正しく動作しているか否かを判定する。
図8を参照すると、戻るボタン3201の押下操作を検出した(ステップS301)プロセッサ310は、戻るボタン3201の押下の持続時間(以下、押下時間ともいう)が4秒以上になったか否かを判定する(ステップS303)。ここで、押下時間が4秒未満で押下が解除された場合(NO)、プロセッサ310はWebブラウザ機能で閲覧されているコンテンツ、すなわちWebページを前のページに戻す制御を実行する(ステップS305)。より具体的には、プロセッサ310は、メモリにキャッシュされた前のWebページを読み出してディスプレイ320に表示させるか、通信装置340にネットワーク通信を実行させて前のWebページを再取得してディスプレイ320に表示させる。
一方、上記のステップS303において、戻るボタン3201の押下時間が4秒以上になった場合(YES)、プロセッサ310は、プロセッサ310がWebブラウザ機能に関してビジー状態であるか否かを判定する(ステップS307)。より具体的には、プロセッサ310は、自身が実行しているプロセスの中で、Webブラウザ機能のプロセスがビジー状態であるか否かを判定しうる。ここで、プロセッサ310がWebブラウザ機能に関してビジー状態ではない場合(NO)、プロセッサ310は、Webブラウザ機能を終了させる制御を実行する(ステップS309)。
このようにして、第1の例では、プロセッサ310がWebブラウザ機能に関してビジー状態ではなく、Webブラウザ機能が正常に実行されていれば、戻るボタン3201の長押し(4秒以上)によってWebブラウザ機能の終了コマンドが実行される。これによって、別途の終了ボタンやメニュー項目としての終了を介さずとも、ユーザがよく使用する戻るボタン3201を長押しするだけでWebブラウザを終了させることができるという、操作性の高いGUIを提供することができる。
一方、上記のステップS307において、プロセッサ310がWebブラウザ機能に関してビジー状態である場合(YES)、プロセッサ310は、Webブラウザ機能を再起動させる制御を実行する(ステップS311)。この場合、プロセッサ310は、Webブラウザ機能が正常に実行されない状態で終了されたことを認識できるため、再起動時にはWebブラウザの状態、例えば直前に閲覧されていたWebページなどを修復させるように試みてもよい。
このようにして、第1の例では、プロセッサ310がWebブラウザ機能に関してビジー状態であり、Webブラウザ機能が正常に実行されていなければ、戻るボタン3201の長押し(4秒以上)によってWebブラウザ機能が再起動される。これによって、ユーザが本来はWebブラウザ機能を終了させる意思がないにもかかわらず、動作が停止してしまったために戻るボタン3201の長押しによってWebブラウザ機能を終了させようとした場合に、その状況を認識し、ユーザが再びWebブラウザを起動させる操作を待たずに、ユーザが望んでいるであろうWebブラウザ機能の再起動を実現することができる。
図9は、本開示の第3の実施形態におけるWebブラウザ機能に関する処理の第2の例を示すフローチャートである。なお、図9において、ステップS351以外のステップは上記で図8を参照して説明したステップと同様であるため、共通の符号を付することによって重複した説明を省略する。この第2の例では、プロセッサ310が、通信装置340の処理状態に基づいて、Webブラウザ機能が正しく動作しているか否かを判定する。
ステップS303において、戻るボタン3201の押下時間が4秒以上になった場合(YES)、プロセッサ310は、通信装置340がWebブラウザ機能に関する通信、つまりWebページの取得のための通信を実行しているか否かを判定する(ステップS351)。ここで、Webページの取得のための通信は、例えばページ中の動画や広告などの随時更新される要素を除いた部分を取得するための通信に限定されてもよい。従って、プロセッサ310は、通信装置340の動作状態だけではなく、通信装置340によって受信されたデータの内容を検証して上記の判定を実行してもよい。
上記のステップS351において、通信装置340がWebブラウザ機能に関する通信を実行していない場合(NO)、プロセッサ310は、Webブラウザ機能を終了させる制御を実行する(ステップS309)。一方、ステップS351において、通信装置340がWebブラウザ機能に関する通信を実行している場合(YES)、プロセッサ310は、Webブラウザ機能を再起動させる制御を実行する(ステップS311)。この場合、プロセッサ310は、Webブラウザ機能が次のWebページを読み込めない状態のまま終了されたことを認識できるため、再起動時にはWebブラウザの状態、例えば直前に閲覧されていたWebページなどを修復させるように試みてもよい。
このようにして、上記の第2の例では、通信装置340がWebページの取得のための通信を実行中であれば、戻るボタン3201の長押し(4秒以上)によってWebブラウザ機能が再起動される。これによって、通信先のサーバがビジー状態であるなどの理由でWebページの読み込みに時間がかかったためにユーザが戻るボタン3201の長押しによってWebブラウザ機能を終了させようとした場合に、その状況を認識し、ユーザが再びWebブラウザを起動させる操作を待たずに、ユーザが望んでいるであろうWebブラウザ機能の再起動を実現することができる。
以上で説明したような本開示の第3の実施形態では、タブレット端末300で提供される機能の1つであるWebブラウザ機能について、GUIとして表示される戻るボタン3201の押下時間に応じて選択的に実行されるコマンド制御が、Webブラウザ機能が正しく動作しているか否かを示す情報に応じて切り替えられる。ここで用いられる情報は、例えば上記の第1の例のようにプロセッサ310のWebブラウザ機能に関する処理状態を示す情報であってもよく、また上記の第2の例のように通信装置340がWebブラウザ機能に関して実行する通信の状態を示す情報であってもよい。第1の例と第2の例とが組み合わされて、プロセッサ310の処理状態と通信装置340の処理状態とのそれぞれに基づいて、Webブラウザ機能の状態が判定されてもよい。
このように、本開示の実施形態に係る制御は、電源制御のように電子機器の全体に係る制御でなくてよく、例えば電子機器によって提供されるアプリケーション機能の1つに関するコマンド制御であってもよい。また、操作部は、ハードウェア的に提供されるボタンやスイッチには限られず、タッチパネルを利用してGUIとして提供されるボタンなどのアイコンに対する操作を取得するタッチセンサなどのポインティングデバイスであってもよい。
なお、本開示の第3の実施形態でも、上記で説明した例の他にさまざまな変形例が可能である。例えば、本実施形態と同様にアプリケーション機能に関するコマンド制御を実行する実施形態でも、上記の第1の実施形態のように、押下時間に基づく制御の切り替えが実施されうる。例えば、上記の例において、Webブラウザ画面3200に表示された戻るボタン3201の押下時間が4秒未満である場合には閲覧されるWebページが前に戻り、4秒以上10秒未満である場合にはWebブラウザ機能が終了され、10秒以上である場合にはWebブラウザ機能が再起動されてもよい。
また、本実施形態と同様の実施形態に係る電子機器は、タブレット端末には限られず、ネットワーク上のコンテンツを閲覧する機能を提供可能なあらゆる機器、例えばスマートフォンやパーソナルコンピュータ、ゲーム機、メディアプレーヤなどでありうる。こうした機器において、上記の戻るボタン3201の機能は、必ずしもGUIとして提供されなくてもよく、ハードウェアのボタンやスイッチによって提供されてもよい。
また、上記で例示したタブレット端末300では、戻るボタン3201の押下時間について4秒が閾値として用いられたが、このような閾値は任意に設定されうる。また、例えば戻るボタン3201について、「直前のページに戻る」、「2つ前のページに戻る」、「最初のページに戻る」、または「ホームページに戻る」といった制御がさらに対応付けられ、押下時間に設定される複数の閾値によって3種類以上の制御が選択的に実行されてもよい。この場合、選択的に実行される制御のうちの少なくとも1つが、例えばプロセッサ310の状態や通信装置340の状態を示す情報に応じて切り替えられる。
(4.第4の実施形態)
続いて、本開示の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、例えば上記の第1〜第3の実施形態の構成に対して付加的に実現されうる。本実施形態では、電子機器の制御部によって実行される機能の切り替えについての設定機能が提供される。
図10は、本開示の第4の実施形態で提供される設定画面の第1の例を示す図である。図10に示された例では、上記の第1の実施形態のようなパーソナルコンピュータの電源制御において、電源ボタンの押下を4秒以上続けたときの電源制御と、電源ボタンの押下を10秒以上続けたときの電源制御とを選択することが可能な画面4100が表示されている。画面4100によって、ユーザは、押下時間が10秒以上か否かによる電源制御の切り替えについて、切り替え前の電源制御(押下時間が4秒以上10秒未満の場合の制御。図示された状態では「シャットダウン」)と、切り替え後の電源制御(押下時間が10秒以上の場合の制御。図示された状態では「再起動」)とをそれぞれ選択することができる。ユーザは、切り替え前後の電源制御に同じものを選択することによって、実質的に切り替えを無効化することもできる。
図11は、本開示の第4の実施形態で提供される設定画面の第2の例を示す図である。図11に示された例では、上記の第2の実施形態のようなパーソナルコンピュータの電源制御において、電源ボタンの押下を4秒以上続けたときに、ディスプレイがオンの場合の電源制御と、ディスプレイがオフの場合の電源制御とを選択することが可能な画面4200が表示されている。画面4200によって、ユーザは、ディスプレイがオンかオフかによる電源制御の切り替えについて、切り替え前の電源制御(ディスプレイがオンの場合の制御。図示された状態では「シャットダウン」)と、切り替え後の電源制御(ディスプレイがオフの場合の制御。図示された状態では「再起動」)とをそれぞれ選択することができる。上記の第1の例と同じく、ユーザは、切り替え前後の電源制御に同じものを選択することによって、実質的に切り替えを無効化することもできる。
図12は、本開示の第4の実施形態で提供される設定画面の第3の例を示す図である。図12に示された例では、上記の第3の実施形態のようなWebブラウザの制御において、戻るボタンの押下を4秒以上続けたときに、Webページを読み込み済みの場合のコマンド制御と、Webページを読み込み中の場合のコマンド制御と、システムがビジー状態の場合のコマンド制御とを選択することが可能な画面4300が表示されている。なお、この例では、上記の第3の実施形態でいう第1の例と第2の例とが組み合わせて採用されている。画面4300によって、ユーザは、Webブラウザ機能の状態によるコマンド制御の切り替えについて、切り替え前のコマンド制御(Webページ読み込み済みの場合の制御。図示された例では「ブラウザを終了」)と、通信装置の状態に基づく切り替え後のコマンド制御(Webページ読み込み中の場合の制御。図示された例では「ブラウザを復元」)と、プロセッサの状態に基づく切り替え後のコマンド制御(システムがビジー状態の場合の制御。図示された例では「ブラウザを復元」)とをそれぞれ選択することができる。ユーザは、切り替え前後のコマンド制御に同じものを選択することによって、実質的に切り替えを無効化することもできる。
このように、本開示の第4の実施形態では、操作の持続時間に応じて選択的に実行される制御について、電子機器の状態を示す情報に応じた切り替え前後の制御をユーザが設定画面を介して任意に選択することが可能である。これによって、ユーザは、例えば上記の各実施形態によって提供されるユーザインターフェースを、使い方や好みに合わせてカスタマイズしてより操作性を高めることができる。
(5.情報処理装置のハードウェア構成例)
次に、図13を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図13は、情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図示された情報処理装置900は、例えば、上記の実施形態におけるパーソナルコンピュータやタブレット端末などを実現しうる。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理装置900は、必要に応じて、撮像装置933、およびセンサ935を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)と呼ばれるような処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。

入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置、ならびにプリンタ装置などでありうる。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果を、テキストまたは画像などの映像として出力したり、音声または音響などの音声として出力したりする。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に直接接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどでありうる。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換されうる。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどでありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などである。
撮像装置933は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子、および撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの各種の部材を用いて実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。撮像装置933は、静止画を撮像するものであってもよいし、また動画を撮像するものであってもよい。
センサ935は、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、音センサなどの各種のセンサである。センサ935は、例えば情報処理装置900の筐体の姿勢など、情報処理装置900自体の状態に関する情報や、情報処理装置900の周辺の明るさや騒音など、情報処理装置900の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ935は、GPS(Global Positioning System)信号を受信して装置の緯度、経度および高度を測定するGPSセンサを含んでもよい。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
(6.補足)
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような電子機器、電子機器の制御方法、電子機器において実行されるためのプログラム、およびプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。
なお、プログラムは、例えばストレージからメモリに展開されてプロセッサによって実行されるもののほか、ECやチップセットに書き込まれるプログラムをも含みうる。また、電子機器において実現されるアプリケーション機能がネットワークを経由してサーバによって制御される場合、本開示の実施形態はサーバ、または電子機器とサーバとを含むシステムを含みうる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)ユーザによる操作を取得する操作部と、
前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える制御部と
を備える電子機器。
(2)前記ユーザに情報を出力する出力部をさらに備え、
前記制御部は、前記出力部の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える、前記(1)に記載の電子機器。
(3)前記複数の制御は、前記持続時間が第1の閾値以上になった場合に実行される電源制御を含み、
前記制御部は、前記出力部が情報を出力していないと判定された場合に前記電源制御を切り替える、前記(2)に記載の電子機器。
(4)前記制御部は、前記持続時間が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上になったか否かに基づいて前記出力部が情報を出力しているか否かを判定する、前記(3)に記載の電子機器。
(5)前記制御部は、前記持続時間が前記第2の閾値未満であれば前記電子機器をシャットダウンさせるための前記電源制御を実行し、前記持続時間が前記第2の閾値以上であれば前記電子機器を再起動させるための前記電源制御を実行する、前記(4)に記載の電子機器。
(6)前記制御部は、前記出力部を監視することによって得られた情報に基づいて前記出力部が情報を出力しているか否かを判定する、前記(3)に記載の電子機器。
(7)前記制御部は、前記出力部が情報を出力していれば前記電子機器をシャットダウンさせるための前記電源制御を実行し、前記出力部が情報を出力していなければ前記電子機器を再起動させるための前記電源制御を実行する、前記(6)に記載の電子機器。
(8)前記制御部は、前記持続時間が前記第1の閾値未満である場合には前記電子機器を省電力状態に遷移させるための電源制御を実行する、前記(3)〜(7)のいずれか1項に記載の電子機器。
(9)前記操作は、電源ボタンの押下操作である、前記(3)〜(8)のいずれか1項に記載の電子機器。
(10)前記複数の制御は、前記持続時間が第1の閾値以上になった場合に実行される、前記電子機器によって提供されるアプリケーション機能のコマンド制御を含み、
前記制御部は、前記アプリケーション機能が正しく動作していないと判定された場合に前記コマンド制御を切り替える、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の電子機器。
(11)前記制御部は、前記制御部の前記アプリケーション機能に関する処理状態に基づいて前記アプリケーション機能が正しく動作しているか否かを判定する、前記(10)に記載の電子機器。
(12)前記制御部は、前記持続時間が前記第1の閾値以上になった場合、前記制御部が前記アプリケーション機能に関してビジー状態でなければ前記アプリケーション機能を終了させるための前記コマンド制御を実行し、前記制御部が前記アプリケーション機能に関してビジー状態であれば前記アプリケーション機能を再起動させるための前記コマンド制御を実行する、前記(11)に記載の電子機器。
(13)前記アプリケーション機能に関するネットワーク通信を実行する通信部をさらに備え、
前記制御部は、前記通信部の処理状態に基づいて前記アプリケーション機能が正しく動作しているか否かを判定する、前記(10)〜(12)のいずれか1項に記載の電子機器。
(14)前記制御部は、前記持続時間が前記第1の閾値以上になった場合、前記通信部が前記アプリケーション機能に関する通信を実行していなければ前記アプリケーション機能を終了させるための前記コマンド制御を実行し、前記通信部が前記アプリケーション機能に関する通信を実行していれば前記アプリケーション機能を再起動させるための前記コマンド制御を実行する、前記(13)に記載の電子機器。
(15)前記制御部は、前記切り替え前の制御と前記切り替え後の制御とを前記ユーザが選択するための機能を提供する、前記(1)〜(14)のいずれか1項に記載の電子機器。
(16)ユーザによる操作を取得することと、
コントローラまたはプロセッサが、前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替えることと
を含む、電子機器の制御方法。
(17)ユーザによる操作を取得する機能と、
前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える機能と
を前記電子機器のコントローラまたはプロセッサに実現させるためのプログラム。
100,200 パーソナルコンピュータ
110 ボタン
120,220 EC(Embedded Controller)
130,230 チップセット
140,240 プロセッサ
150 ディスプレイ
160 電源回路
300 タブレット端末
310 プロセッサ
320 ディスプレイ
330 タッチセンサ
340 通信装置

Claims (14)

  1. ユーザによる操作を取得する操作部と、
    前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える制御部と
    前記ユーザに情報を出力する出力部と、
    を備え、
    前記複数の制御は、前記持続時間が第1の閾値以上になった場合に実行される電源制御を含み、
    前記制御部は、前記持続時間が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上になったことに基づいて前記出力部が情報を出力していない状態が前記操作前後を通じて継続していると推定し、当該推定に基づいて、前記電源制御を切り替える、電子機器。
  2. 前記制御部は、前記持続時間が前記第2の閾値未満であれば前記電子機器をシャットダウンさせるための前記電源制御を実行し、前記持続時間が前記第2の閾値以上であれば前記電子機器を再起動させるための前記電源制御を実行する、請求項に記載の電子機器。
  3. ユーザによる操作を取得する操作部と、
    前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える制御部と、
    前記ユーザに情報を出力する出力部と、
    を備え、
    前記持続時間が第1の閾値以上になった場合に、
    前記制御部は、前記出力部を監視することによって得られた情報に基づいて前記出力部が情報を出力しているか否かを判定し、前記出力部が情報を出力していないと判定された場合に電源制御を切り替える、電子機器。
  4. 前記制御部は、前記出力部が情報を出力していれば前記電子機器をシャットダウンさせるための前記電源制御を実行し、前記出力部が情報を出力していなければ前記電子機器を再起動させるための前記電源制御を実行する、請求項に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記持続時間が前記第1の閾値未満である場合には前記電子機器を省電力状態に遷移させるための電源制御を実行する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記操作は、電源ボタンの押下操作である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. ユーザによる操作を取得する操作部と
    前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える制御部と、
    を備え、
    前記複数の制御は、前記持続時間が第1の閾値以上になった場合に実行される、前記電子機器によって提供されるアプリケーション機能のコマンド制御を含み、
    前記制御部は、前記アプリケーション機能が正しく動作していないと判定された場合に前記コマンド制御を切り替える、電子機器。
  8. 前記制御部は、前記制御部の前記アプリケーション機能に関する処理状態に基づいて前記アプリケーション機能が正しく動作しているか否かを判定する、請求項に記載の電子機器。
  9. 前記制御部は、前記持続時間が前記第1の閾値以上になった場合、前記制御部が前記アプリケーション機能に関してビジー状態でなければ前記アプリケーション機能を終了させるための前記コマンド制御を実行し、前記制御部が前記アプリケーション機能に関してビジー状態であれば前記アプリケーション機能を再起動させるための前記コマンド制御を実行する、請求項に記載の電子機器。
  10. 前記アプリケーション機能に関するネットワーク通信を実行する通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記通信部の処理状態に基づいて前記アプリケーション機能が正しく動作しているか否かを判定する、請求項7〜9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記制御部は、前記持続時間が前記第1の閾値以上になった場合、前記通信部が前記アプリケーション機能に関する通信を実行していなければ前記アプリケーション機能を終了させるための前記コマンド制御を実行し、前記通信部が前記アプリケーション機能に関する通信を実行していれば前記アプリケーション機能を再起動させるための前記コマンド制御を実行する、請求項10に記載の電子機器。
  12. ユーザによる操作を取得する操作部と、
    前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記切り替え前の制御と前記切り替え後の制御とを前記ユーザが選択するための機能を提供する、電子機器。
  13. ユーザによる操作を取得することと、
    コントローラまたはプロセッサが、前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替えることと、
    前記ユーザに情報を出力することと、
    を含み、
    前記複数の制御は、前記持続時間が第1の閾値以上になった場合に実行される電源制御を含み、
    前記持続時間が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上になったことに基づいて前記ユーザに前記情報を出力していない状態が前記操作前後を通じて継続していると推定し、当該推定に基づいて、前記電源制御を切り替えることを含む、
    電子機器の制御方法。
  14. ユーザによる操作を取得する機能と、
    前記操作の持続時間に対応付けられた電子機器の複数の制御を選択的に実行するとともに、前記電子機器の状態を示す情報に応じて前記複数の制御のうちの少なくとも1つを切り替える機能と、
    前記ユーザに情報を出力する機能と、
    を前記電子機器のコントローラまたはプロセッサに実現させ、
    前記複数の制御は、前記持続時間が第1の閾値以上になった場合に実行される電源制御を含み、
    前記持続時間が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上になったことに基づいて前記ユーザに前記情報を出力していない状態が前記操作前後を通じて継続していると推定し、当該推定に基づいて、前記電源制御を切り替える機能を実現させる、
    プログラム。
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