JP2014075093A - 情報処理端末およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】フォアグラウンドで動作中の任意のアプリについて、意図しないタッチ操作によりアプリが意図しない処理を実行することを防止可能なスマートフォンを実現する。
【解決手段】スマートフォン(100)では、タッチパネル(1)に対するタッチ操作に応じたタッチ操作イベントをドライバ(2)が生成する。タッチロック制御部(55)は、フォアグラウンドアプリに対する上記イベントの通知の有効化/無効化を切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】スマートフォン(100)では、タッチパネル(1)に対するタッチ操作に応じたタッチ操作イベントをドライバ(2)が生成する。タッチロック制御部(55)は、フォアグラウンドアプリに対する上記イベントの通知の有効化/無効化を切り替える。
【選択図】図1
Description
本発明は、タッチパネルを備えた情報処理端末に関する。また、本発明は、そのような情報処理端末としてコンピュータを動作させるプログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末等といったタッチパネルを備えた携帯情報端末が急速に普及している。
タッチパネルを備えた携帯情報端末は、キーボードを備えていなくても、タッチパネルを通じてユーザの操作を受け付けることができるため、タッチパネルは、携帯情報端末の小型化に寄与していると言える。
一方で、タッチパネルには、ユーザが意図せずに触れてしまったときに携帯情報端末にユーザの意図しない処理を実行させてしまうことがあるという欠点もある。
このような欠点に鑑みて、タッチパネルでの操作を制限するための様々な技術が開発され、そのような技術を用いた製品も販売されている。
例えば、Android(登録商標)OS標準のロック画面アプリは、ユーザの意図しないタッチ操作に起因して携帯情報端末がユーザの意図しない動作を行うことを防止するために、タッチ操作をロックする。
また、例えば、特許文献1には、ディスプレイに表示された清拭モードキーをタッチすることで、タッチパネル装置本体の電源をオフに設定することなく、タッチパネル入力装置のタッチ操作面を清拭することが出来る情報処理装置が開示されている。特許文献2には、タッチパネル内のユーザに指定された範囲を有効化(あるいは無効化)し、残りの範囲を無効化(あるいは有効化)することが可能な表示装置が開示されている。
また、非特許文献1には、スマートフォンで通話中に誤ってユーザが意図せずタッチパネルにタッチして通話を終了させてしまうことを防止するためのアプリがGoogle Play(登録商標)にて販売されている、ことが示されている。
"通話切断防止 - Google PlayのAndroidアプリ"[online]、Google、(2012年9月26日検索)、インターネット<https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.haibis.android.offhookguardpro>
しかしながら、上記従来の構成は、フォアグラウンドで動作中の任意のアプリについて、ユーザの意図しないタッチ操作に起因してアプリがユーザの意図しない処理を実行することを防止する、ことまではできていない。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、フォアグラウンドで動作中の任意のアプリについて、ユーザの意図しないタッチ操作に起因してアプリがユーザの意図しない処理を実行することを防止可能な情報処理端末を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理端末は、タッチパネルを備えた情報処理端末であって、上記タッチパネルに対するタッチ操作に応じたタッチ操作イベントを生成する生成手段と、フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知の有効化と無効化を切り替える通知制御手段と、を備えている、ことを特徴としている。
本発明の一態様に係る情報処理端末は、フォアグラウンドで動作中の任意のアプリについて、ユーザの意図しないタッチ操作に起因してアプリがユーザの意図しない処理を実行することを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図8を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、タッチパネルを備えた情報処理端末の一例として、スマートフォンを例に挙げて説明するが、これに限定されない。すなわち、本発明は、タブレット端末、携帯型パーソナルコンピュータなどといったタッチパネルを備えた他の情報処理端末であってもよい。なお、本実施形態に係るスマートフォンは抵抗膜式のタッチパネルを備えているが、本発明に係る情報処理端末を実施するために静電容量式のタッチパネルを用いてもよいし、他のどのような方式のタッチパネルを用いてもよい。
本実施の形態に係るスマートフォンには、タッチパネルに対するタッチ操作をロックするタッチロックアプリケーションがインストールされており、このタッチロックアプリケーションが動作しているときの処理に特徴がある。
最初に、本発明の実施の形態に係るスマートフォンの構成について、図1を参照しながら説明する。
(スマートフォン100の構成)
図1は、本実施の形態に係るスマートフォン100の要部構成を示すブロック図である。
図1は、本実施の形態に係るスマートフォン100の要部構成を示すブロック図である。
以下、図1に基づいて、スマートフォン100の構成について説明する。
スマートフォン100は、入力面としてのタッチパネル1と、タッチパネルドライバ2と、タッチパネル制御部(タッチファーム)3と、を備えている。
タッチパネル制御部3は、タッチパネル1から送られる電圧情報(タッチパネルの各座標についてその座標の抵抗膜に印加される電圧の値を示した電圧情報)を、タッチされた位置の座標を示す位置座標情報に変換する。
タッチパネルドライバ2は、タッチパネル制御部3からの位置座標情報に基づいて、OS(オペレーティングシステム)が処理可能なタッチ操作イベントを生成する。
なお、タッチパネルドライバ2は、スマートフォン100の起動時に制御部(CPU)8によってOSと一緒にメモリ(図示せず)から読み込まれることで機能する。また、タッチパネル制御部3は、タッチパネルドライバ2から指定されたスキャン間隔を周期として、繰り返し、電圧情報の座標位置情報への変換と変換で得られた座標位置情報のタッチパネルドライバ2への出力とを実行する。
そして、図示されているように、タッチパネル1と、タッチパネルドライバ2と、タッチパネル制御部3と、が入力面であるタッチパネル1に対するユーザの入力操作を検出するタッチパネルモジュール(検出部)4となっている。
それから、スマートフォン100は、タッチパネルモジュール4で検出されたユーザの入力操作に応じた処理を行うようになっている。
また、スマートフォン100の制御部8は、イベント制御部5、フォアグラウンドアプリケーション実行部6およびタッチロックアプリケーション実行部7として機能する。
イベント制御部5は、様々なイベント(電話着信イベント、電源ボタン短押しイベント等)をハンドリングする。
イベント制御部5を構成するタッチロック制御部55は、タッチパネルドライバ2からのタッチ操作イベントをフォアグラウンドで動作しているアプリケーション(フォアグラウンドアプリケーション)に通知するか否かを制御する。制御部8は、OSのフレームワークをメモリから読み込むことで、イベント制御部5として機能する。なお、フォアグラウンドアプリケーションは、アクティブなアプリケーションとも言い換えることができる。
フォアグラウンドアプリケーション実行部6は、フォアグラウンドアプリケーションの各種処理を実行する。例えば、フォアグラウンドアプリケーションが写真閲覧アプリケーションである場合、フォアグラウンドアプリケーション実行部6は、アプリケーションで管理されている様々な写真を表示するための処理を行う。
タッチロックアプリケーション実行部7は、前述のタッチロックアプリケーションの各種処理を実行する。制御部8は、タッチロックアプリケーションをメモリから読み込むことで、タッチロックアプリケーション実行部7として機能する。なお、タッチロックアプリケーションは、バックグラウンドで動作する常駐型のアプリケーションである。
そして、スマートフォン100には、液晶表示パネルである表示部9が備えられている。例えば、フォアグラウンドアプリケーションが前述の写真閲覧アプリケーションである場合、表示部9には様々な写真が表示される。
(スマートフォン100の動作)
次に、ユーザ操作によりタッチロックアプリケーションが起動する時のスマートフォン100の動作について図2〜図6を参照しながら以下に説明する。なお、上記ユーザ操作は、操作によってフォアグラウンドアプリケーションが他のアプリケーションに切り替わらなければ、どのような操作であってもよい。例えば、ランチャー内のタッチロックアプリケーションを起動するためのアイコンをタッチする操作であってもよい。あるいは、例えば、スマートフォン100にタッチロックアプリケーション起動用のハードキーを設けてもよく、この場合、上記ユーザ操作はハードキーの押下であってもよい。
次に、ユーザ操作によりタッチロックアプリケーションが起動する時のスマートフォン100の動作について図2〜図6を参照しながら以下に説明する。なお、上記ユーザ操作は、操作によってフォアグラウンドアプリケーションが他のアプリケーションに切り替わらなければ、どのような操作であってもよい。例えば、ランチャー内のタッチロックアプリケーションを起動するためのアイコンをタッチする操作であってもよい。あるいは、例えば、スマートフォン100にタッチロックアプリケーション起動用のハードキーを設けてもよく、この場合、上記ユーザ操作はハードキーの押下であってもよい。
図2は、タッチロックアプリケーションが起動した時のスマートフォン100の動作を示したフローチャート図である。図3は、スマートフォン100を構成するハードウェアおよびソフトウェアを階層的に示した図である。また、図4はスマートフォン100のタッチロックに関する状態遷移図であり、図5はスマートフォン100のタッチパネルスキャンに関する状態遷移図である。さらに、図6は、タッチパネルスキャンの間隔と、消費電力と、の関係を示した図である。
図2に示すように、S1において、タッチロックアプリケーション実行部7は、タッチロック制御部55にタッチロックの開始を要求する。S1の処理は、図3において(4)として示されている。
要求を受けたタッチロック制御部55は、S2において、図4に示すように、スマートフォン100のタッチロックに関するステータスを通常状態からタッチロック状態に移行させる。具体的には、ステータスを示す変数の値を、通常状態を示す値からタッチロック状態を示す値に変更する。
S2の後、タッチロック制御部55は、図5に示すように、タッチパネルのモードをノーマルモードにするようにタッチパネルドライバ2に要求する(S3)。S3の処理は、図3において(7)として示されている。
要求を受けたタッチパネルドライバ2は、スキャン間隔を長くするように、タッチパネル制御部3に要求する(S4)。S4の処理は、図3において(8)として示されている。
さらに、タッチロックアプリケーション実行部7は、他のアプリケーション(アラームアプリケーション等)による現在のフォアグラウンドアプリケーションに対する割り込みの監視を開始し(S5)、処理を終了する。S5の処理は、図3において(6)として示されている。
以上、タッチロックアプリケーションの起動時におけるスマートフォン100の動作について説明した。
以上のように、タッチロックアプリケーションが起動するとスマートフォン100のタッチパネルはアクティブモードからスリープモードに移行する。すなわち、図6に示すように、タッチロックアプリケーションが起動すると、スマートフォン100におけるタッチパネルの消費電力が少なくなる。
次に、タッチパネル1上のフォアグラウンドアプリケーションの表示領域にユーザが指をタッチしたときのスマートフォン100の動作について図3〜図5および図7を参照しながら説明する。図7は、上記動作を示すフローチャート図である。
図7に示すように、まず、タッチパネル1は、タッチパネル上の各座標の電圧値(タッチ位置に応じた電圧情報)をタッチパネル制御部3に出力する(S21)。
次に、タッチパネル制御部3は、各座標の電圧値から、タッチ点数と、各タッチ位置の座標とを求め、タッチ点数と各タッチ位置の座標とを示す位置座標情報をタッチパネルドライバ2に出力する(S22)。S22の処理は、図3において(1)として示されている。
なお、スマートフォン100において、S21およびS22の処理は、タッチパネルに対する指の接触がない間も繰り返し実行される。
S22の後、タッチパネルドライバ2は、タッチパネル制御部3から供給されてくる位置座標情報に基づいてタッチイベント情報を生成し、生成したタッチイベント情報をタッチロック制御部55に出力する(S23)。S23の処理は、図3において(2)として示されている。
タッチイベント情報が入力されたタッチロック制御部55は、ステータスを示す変数の値に基づいて、現在のステータスがタッチロック状態であるか通常状態であるかを判定する(S24)。
タッチロック制御部55は、現在のステータスが通常状態であると判定した場合、タッチイベント情報をフォアグラウンドアプリケーション実行部6に通知し(S25)、フォアグラウンドアプリケーション実行部6は、必要に応じて、タッチイベントに応じた処理を実行し(S26)、処理を終了する。なお、S25の処理は、図3において(3)として示されている。
一方、タッチロック制御部55は、現在のステータスがタッチロック状態であると判定した場合、タッチイベント情報をフォアグラウンドアプリケーション実行部6に通知せずに、タッチイベントが特定のジェスチャーイベントであるか否かを判定する(S27)。
タッチロック制御部55は、タッチイベントが特定のジェスチャーイベントでないと判定した場合、何もせずに処理を終了する。
一方、タッチロック制御部55は、タッチイベントが特定のジェスチャーイベントであると判定した場合、図5に示すように、タッチパネルのモードをアクティブモードにするようにタッチパネルドライバ2に要求する(S28)。S28の処理は、図3において(7)として示されている。
そして、要求を受けたタッチパネルドライバ2は、スキャン間隔を短くするように、タッチパネル制御部3に要求する(S29)。S29の処理は、図3において(8)として示されている。
さらに、タッチロック制御部55は、図4に示すように、スマートフォン100のタッチロックに関するステータスをタッチロック状態から通常状態に移行させる。具体的には、ステータスを示す変数の値を、タッチロック状態を示す値から通常状態を示す値に変更する(S30)。
S30の後、タッチロック制御部55は、タッチロックアプリケーションに終了するよう要求し(S31)、処理を終了する。
以上、フォアグラウンドアプリケーションの表示領域にユーザが指をタッチしたときのスマートフォン100の動作について説明した。
以上のように、スマートフォン100がタッチロック状態にあるときにユーザが意図せずタッチパネルに指を接触させたとしても、スマートフォン100のフォアグラウンドアプリケーションは、指のタッチに起因する処理は行わない。例えば、フォアグラウンドアプリケーションが動画再生アプリケーションであって再生停止ボタンの表示領域にユーザが意図せず指を接触させても、動画再生アプリケーションは、動画の再生を停止しない。また、スマートフォン100がタッチロック状態にあるときにユーザが特定のジェスチャー操作を行った場合、スマートフォン100は、タッチロック状態を解除する。
したがって、ユーザは、タッチロック状態にあるスマートフォン100で動作しているフォアグラウンドアプリケーションを操作したいと思ったときはいつでも、フォアグラウンドアプリケーションをすぐに操作することができる。また、スマートフォン100は、タッチロック状態にあるときには、タッチ操作イベントをフォアグラウンドアプリケーションに通知する処理を行わないので、そのぶん、消費電力を削減することができる。
なお、上記特定のジェスチャーイベントは、例えば、指の接触点の軌跡が特定の図形または文字(例えば、“○”や“×”)を成すように指を動かすジェスチャー操作がタッチパネル1に対して成された場合に生成されてもよい。
次に、タッチロックアプリケーションの起動完了後におけるスマートフォン100の動作について図3〜図5および図8を参照しながら説明する。
図8は上記動作を示すフローチャート図である。
スマートフォン100は、タッチロックアプリケーションの起動が完了する(すなわち、図2のS1〜S5の処理を完了する)と、以下に説明する動作を行う。
すなわち、タッチロックアプリケーション実行部7は、音声着信イベントをフレームワークから受け付けたか否かを判定する(S41)。
また、タッチロックアプリケーション実行部7は、他のアプリケーションの割り込みを検出したか否かを判定する(S42)。
また、タッチロックアプリケーション実行部7は、画面表示オフ通知をフレームワークから受け付けたか否かを判定する(S43)。
さらに、タッチロックアプリケーション実行部7は、タッチロックアプリケーションのタスクを終了すべき旨の要求をタッチロック制御部55から受け付けたか否かを判定する(S48)。
タッチロックアプリケーション実行部7は、「音声着信イベント」「他のアプリケーションの割り込み」「画面表示オフ通知」「タスクの終了要求」のいずれが発生するまで、S41〜S43、およびS48からなる工程を繰り返す。
一方、タッチロックアプリケーション実行部7は、S41にて音声着信イベントを受け付けたと判定した場合、S42にて他のアプリケーションの割り込みを検出した場合、および、S43にて画面表示オフ通知を受け付けた場合、S44の処理に進む。
S44において、タッチロックアプリケーション実行部7は、タッチロック制御部55にタッチロック状態を解除するよう要求する。S44の処理は、図3において(4)として示されている。
要求を受けたタッチロック制御部55は、S45において、図4に示すように、スマートフォン100のタッチロックに関するステータスをタッチロック状態から通常状態に移行させる。具体的には、ステータスを示す変数の値を、タッチロック状態を示す値から通常状態を示す値に変更する。
S45の後、タッチロック制御部55は、図5に示すように、タッチパネルのモードをアクティブモードにするようにタッチパネルドライバ2に要求する(S46)。S46の処理は、図3において(7)として示されている。
要求を受けたタッチパネルドライバ2は、スキャン間隔を短くするように、タッチパネル制御部3に要求する(S47)。S47の処理は、図3において(8)として示されている。
スマートフォン100は、S47の後、S49の処理に進む。また、S48にてタッチロックアプリケーション実行部7がタッチロックアプリケーションのタスクを終了すべき旨の要求を受け付けた場合にも、スマートフォン100は、S49の処理に進む。
S49において、タッチロックアプリケーション実行部7は、タッチロックアプリケーションのタスク(プロセス)を終了(terminate)させ、処理を終了する。
以上、タッチロックアプリケーションの起動が完了してからタッチロックアプリケーションが終了するまでのスマートフォン100の動作について説明した。
以上のように、タッチロック状態にあるスマートフォン100は、音声着信時やアラームの通知時のように、ユーザがタッチ操作を行うべき状況になった時に、タッチロック状態を自動的に解除する。したがって、ユーザは、受話操作等の必要な操作を素早く行うことができる。
(付記事項1)
前述の画面表示オフ通知は、画面表示がオンになっている状態でフレームワークが電源ボタン(図示せず)の短押しを検出した時に、フレームワークによって発行される。スマートフォン100は、短押しの検出時にタッチロック状態になっている場合には、図5に示すように、タッチロック状態を解除した後にタッチパネルをスリープモードに移行させる。なお、図6に示すように、スマートフォン100は、スリープモード中のタッチパネルにスキャンを行わないので電源ボタンの押下以外の如何なる操作も受け付けない。
前述の画面表示オフ通知は、画面表示がオンになっている状態でフレームワークが電源ボタン(図示せず)の短押しを検出した時に、フレームワークによって発行される。スマートフォン100は、短押しの検出時にタッチロック状態になっている場合には、図5に示すように、タッチロック状態を解除した後にタッチパネルをスリープモードに移行させる。なお、図6に示すように、スマートフォン100は、スリープモード中のタッチパネルにスキャンを行わないので電源ボタンの押下以外の如何なる操作も受け付けない。
(付記事項2)
また、図5に示すように、スマートフォン100は、タッチパネルがノーマルモードからスリープモードに移行した後に電源ボタンの短押しを検出すると、タッチパネルをノーマルモードに移行させる。同様に、スマートフォン100は、タッチパネルがアクティブモードからスリープモードに移行した後に電源ボタンの短押しを検出すると、タッチパネルをアクティブモードに移行させる。
また、図5に示すように、スマートフォン100は、タッチパネルがノーマルモードからスリープモードに移行した後に電源ボタンの短押しを検出すると、タッチパネルをノーマルモードに移行させる。同様に、スマートフォン100は、タッチパネルがアクティブモードからスリープモードに移行した後に電源ボタンの短押しを検出すると、タッチパネルをアクティブモードに移行させる。
(スマートフォン100の利点)
以上のように、タッチパネル1を備えるスマートフォン100では、タッチパネル1に対するタッチ操作に応じたタッチ操作イベントをタッチパネルドライバ2が生成する。
以上のように、タッチパネル1を備えるスマートフォン100では、タッチパネル1に対するタッチ操作に応じたタッチ操作イベントをタッチパネルドライバ2が生成する。
そして、タッチロック制御部55は、フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知の有効化(通常状態)および無効化(タッチロック状態)を切り替える。
上記の構成により、スマートフォン100は、フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知を無効化することができる。したがって、スマートフォン100は、フォアグラウンドで動作中の任意のアプリについて、ユーザの意図しないタッチ操作に起因してアプリがユーザの意図しない処理を実行することを防止できる。
(まとめ)
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
以上のように、本発明の一態様に係る情報処理端末(スマートフォン100)は、タッチパネル(タッチパネル1)を備えた情報処理端末であって、上記タッチパネルに対するタッチ操作に応じたタッチ操作イベントを生成する生成手段(タッチパネルドライバ2)と、フォアグラウンドアプリケーション(フォアグラウンドアプリケーション実行部6)に対する上記タッチ操作イベントの通知の有効化と無効化を切り替える通知制御手段(タッチロック制御部55)と、を備えている、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、情報処理端末にインストールされているどのアプリがフォアグラウンドアプリケーションになったとしても、通知制御手段がフォアグラウンドアプリケーションに対するタッチ操作イベントを無効化している限り、ユーザが意図せずにタッチパネルに触れても、フォアグラウンドアプリケーションは、ユーザの意図しない処理を実行しない。
したがって、上記情報処理端末は、フォアグラウンドで動作中の任意のアプリについて、ユーザの意図しないタッチ操作に起因してアプリがユーザの意図しない処理を実行することを防止できる。
また、本発明の一態様に係る操作制御方法は、タッチパネルを備えた情報処理端末の操作制御方法であって、上記タッチパネルに対するタッチ操作に応じたタッチ操作イベントを生成する生成工程と、フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知の有効化と無効化を切り替える通知制御工程と、を含んでいる、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の一態様に係る操作制御方法は、本発明の一態様に係る情報処理端末と同様の作用効果を奏する。
本発明の一態様に係る情報処理端末は、上記通知制御手段が、上記通知が無効化されている期間内に上記タッチパネルが特定のタッチ操作を受け付けると、上記フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知を有効化する、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記情報処理端末は、ユーザに、特定のタッチ操作をさせるだけで、フォアグラウンドアプリケーションに様々な処理を行わせることができる、というさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る情報処理端末では、上記通知が無効化されている期間における上記タッチパネルに対するスキャンの間隔は、上記通知が有効化されている期間における上記間隔よりも長い、ことが望ましい。
上記の構成によれば、上記情報処理端末は、フォアグラウンドアプリケーションに対するタッチ操作イベントを無効化している間の消費電力をより削減することができるというさらなる効果を奏する。
本発明の一態様に係る情報処理端末は、他のアプリケーションの割り込みを検出する検出手段(タッチロックアプリケーション実行部7)をさらに備え、上記通知が無効化されている期間内に上記検出手段が上記他のアプリケーションの割り込みを検出した場合に、上記通知制御手段は、上記フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知を有効化する、ことが望ましい。
ここで、割り込まれる他のアプリとは、例えば、アラームアプリ、通話アプリなど、情報処理端末のユーザにとって重要なアプリである。割り込みによりフォアグラウンドアプリとなったこのようなアプリに対して依然としてタッチ操作を行えないとすれば、ユーザにとって不都合である。
上記の構成によれば、上記情報処理端末は、他のアプリケーションの割り込みがあった場合に、フォアグラウンドアプリケーション(上記他のアプリケーション)に対するタッチ操作イベントの通知を有効化する。したがって、上記情報処理端末は、割り込みの前にフォアグラウンドアプリケーションに対するタッチ操作イベントの通知が無効化されていても、割り込みによりフォアグラウンドアプリケーションになった上記他のアプリケーションをユーザがすぐに操作することを可能にする、というさらなる効果を奏する。
なお、本発明の一態様に係る情報処理端末は、上記通知が無効化されている期間内に自端末の画面表示をオフにする操作(電源ボタンの短押し)が検出された場合に、上記通知制御手段は、上記フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知を有効化する、ことが望ましい。
また、本発明は、上記情報処理端末としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラムの形態で実施できる。また、そのようなプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体の形態で本発明を実施できる。
(ソフトウェアによる実現例)
最後に、スマートフォン100の各ブロック、特に、イベント制御部5(タッチロック制御部55)は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
最後に、スマートフォン100の各ブロック、特に、イベント制御部5(タッチロック制御部55)は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、スマートフォン100は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるスマートフォン100の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、スマートフォン100に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、スマートフォン100を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、スマートフォン、タブレット端末等に好適に適用することができる。
100 スマートフォン(情報処理端末)
1 タッチパネル
2 タッチパネルドライバ(生成手段)
3 タッチパネル制御部
5 イベント制御部
55 タッチロック制御部(通知制御手段)
7 タッチロックアプリケーション実行部(検出手段)
1 タッチパネル
2 タッチパネルドライバ(生成手段)
3 タッチパネル制御部
5 イベント制御部
55 タッチロック制御部(通知制御手段)
7 タッチロックアプリケーション実行部(検出手段)
Claims (5)
- タッチパネルを備えた情報処理端末であって、
上記タッチパネルに対するタッチ操作に応じたタッチ操作イベントを生成する生成手段と、
フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知の有効化と無効化を切り替える通知制御手段と、を備えている、ことを特徴とする情報処理端末。 - 上記通知制御手段は、上記通知が無効化されている期間内に上記タッチパネルが特定のタッチ操作を受け付けると、上記フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知を有効化する、ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理端末。
- 上記通知が無効化されている期間における上記タッチパネルに対するスキャンの間隔は、上記通知が有効化されている期間における上記間隔よりも長い、ことを特徴とする、請求項1または2に記載の情報処理端末。
- 他のアプリケーションの割り込みを検出する検出手段をさらに備え、
上記通知が無効化されている期間内に上記検出手段が上記他のアプリケーションの割り込みを検出した場合に、上記通知制御手段は、上記フォアグラウンドアプリケーションに対する上記タッチ操作イベントの通知を有効化する、ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理端末。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理端末としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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