JP6121761B2 - 遊技機 - Google Patents
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遊技球が入賞可能な始動入賞手段(31,32)と、1つの図柄を停止表示可能な複数の有効停止位置(S1〜S9)を有する複数列の図柄列(26a,26b,26c)において図柄を変動させて図柄変動演出を実行可能な図柄表示手段(17)と、前記始動入賞手段(31,32)への入賞を契機として当りか否かの判定を行う当り判定手段(60a)とを備え、図柄変動演出の結果として各図柄列(26a,26b,26c)の有効停止位置(S1〜S9)に停止表示された図柄の有効組み合わせとなる有効ライン(L1〜L5)が複数設定されて、前記当り判定手段(60a)の当り判定が肯定判定の場合に、複数の有効ライン(L1〜L5)の内の何れかに所定の当り表示となる図柄組み合わせを表示させるよう構成された遊技機において、
前記図柄表示手段(17)の前側を移動する可動手段(95)を備え、前記図柄表示手段(17)の表示態様を、前記可動手段(95)を移動して図柄表示手段(17)の前側から退避させることで全ての有効ライン(L1〜L5)を露出する第1状態と、前記可動手段(95)を移動して図柄表示手段(17)の前側に臨ませて一部の有効ライン(L1,L3,L4,L5)を覆い隠す第2状態とに切り替える状態切替手段(65a,95,96)と、
前記始動入賞手段(31,32)への入賞を契機に前記図柄表示手段(17)で実行される図柄変動演出の演出内容を決定すると共に、該図柄表示手段(17)を制御する図柄表示制御手段(65a)とを備え、
前記図柄表示制御手段(65a)は、
前記第1状態では、該第1状態で用いられる有効ライン(L1〜L5)でリーチの図柄組み合わせとなるように図柄を停止し得るように図柄表示手段(17)を制御し、
前記第2状態では、該第2状態で用いられる有効ライン(L2)でリーチの図柄組み合わせで図柄を停止し得るように図柄表示手段(17)を制御し、
前記演出内容は、前記第2状態で用いられる有効ライン(L2)でリーチを形成するように図柄を仮停止した後に、該リーチを形成している図柄を移動して、第2状態において前記可動手段(95)で隠れると共に第1状態で用いられる有効ライン(L1〜L5)でリーチの図柄組み合わせとなるように変化させる特殊演出内容を含み、
前記図柄表示制御手段(65a)が特殊演出内容を決定した場合は、前記状態切替手段(65a,95,96)により表示態様が第2状態に切り替えられた状態で図柄変動演出が実行されている間に、該第2状態で用いられる有効ライン(L2)でリーチを形成するように図柄が仮停止し、該リーチを形成している図柄を、第2状態において前記可動手段(95)で隠れると共に第1状態で用いられる有効ライン(L1〜L5)でリーチの図柄組み合わせとなるように移動して停止した後に、前記状態切替手段(65a,95,96)が可動手段(95)を移動して表示態様を第2状態から第1状態に切り替えるよう構成したことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、有効ライン数を変化させるよう構成したので、リーチ演出の多様化を図って興趣を向上することができる。
また、第2状態でリーチの図柄組み合わせで仮停止した図柄が移動することで、第2状態で用いられる有効ラインでリーチ表示が形成されなくなったと落胆した遊技者に対し、状態切替手段によって表示態様が第1状態に切り替えられることで露出した有効ラインでリーチが形成されていることにより、遊技者の期待感を高めることができる。
前記有効ライン(L1〜L5)でリーチを形成する図柄組み合わせを特定する複数のリーチ表示パターンを含む全ての有効ライン(L1〜L5)での図柄組み合わせを特定する複数の図柄表示パターンが記憶される図柄表示パターン記憶手段(65b)と、
前記始動入賞手段(31,32)への入賞を契機に前記有効ライン(L1〜L5)にリーチを表示するか否かを判定するリーチ判定手段(60a)と、
前記リーチ判定手段(60a)の判定結果が肯定判定の場合に、前記複数のリーチ表示パターンの中から1つのリーチ表示パターンを決定するリーチ表示パターン決定手段(65a)とを備え、
前記リーチ表示パターン決定手段(65a)は、
前記第1状態で全ての図柄が確定停止される場合は、前記全てのリーチ表示パターンの中から1つのリーチ表示パターンを決定し、
前記第2状態で全ての図柄が確定停止される場合は、前記第2状態で用いられる有効ライン(L2)でリーチを形成する複数のリーチ表示パターンの中から1つのリーチ表示パターンを決定することを要旨とする。
これによれば、図柄の組み合わせをパターン化したので、制御負荷を軽減することができる。
前記状態切替手段(65a,95,96)は、
前記図柄表示手段(17)の有効ライン(L1〜L5)を全て露出して第1状態とする第1位置と、少なくとも一部の有効ライン(L1,L3,L4,L5)を隠して第2状態とする第2位置との間を移動する可動手段(95)と、
前記可動手段(95)を第1位置および第2位置に移動させる移動手段(96)と、
前記可動手段(95)を第1位置および第2位置に移動させるように移動手段(96)を制御する移動制御手段(65a)とを備えることを要旨とする。
これによれば、可動手段によって有効ラインを隠すようにしたので、可動手段の動作とリーチ演出とによって興趣を向上することができる。
前記図柄表示手段(17)には、図柄の変動方向に並ぶ複数の有効ライン(L1,L2,L3)が設定され、
前記可動手段(95)は、図柄表示手段(17)の図柄表示領域における図柄の変動方向に対向する縁部から図柄表示領域に対して進退する一対の可動部材(95a,95b)を備え、
前記一対の可動部材(95a,95b)を相互に近接移動することで、両可動部材(95a,95b)の間に第2状態で用いる有効ライン(L2)が臨むと共に、一対の可動部材(95a,95b)を相互に離間移動することで、第1状態で用いる有効ライン(L1〜L5)が露出するよう構成されることを要旨とする。
これによれば、第2状態で用いる有効ラインを遮ることなく他の有効ラインを隠したり露出することができる。
遊技球が入賞可能な始動入賞手段(31,32)と、1つの図柄を停止表示可能な複数の有効停止位置(S1〜S9)を有する複数列の図柄列(26a,26b,26c)において図柄を変動させて図柄変動演出を実行可能な図柄表示手段(17)と、前記始動入賞手段(31,32)への入賞を契機として当りか否かの判定を行う当り判定手段(60a)とを備え、図柄変動演出の結果として各図柄列(26a,26b,26c)の有効停止位置(S1〜S9)に停止表示された図柄の有効組み合わせとなる有効ライン(L1〜L5)が複数設定されて、前記当り判定手段(60a)の当り判定が肯定判定の場合に、複数の有効ライン(L1〜L5)の内の何れかに所定の当り表示となる図柄組み合わせを表示させるよう構成された遊技機において、
前記図柄表示手段(17)の前側を移動する可動手段(95)を備え、前記図柄表示手段(17)の表示態様を、前記可動手段(95)を移動して図柄表示手段(17)の前側から退避させることで全ての有効ライン(L1〜L5)を露出する第1状態と、前記可動手段(95)を移動して図柄表示手段(17)の前側に臨ませて一部の有効ライン(L1,L3,L4,L5)を覆い隠す第2状態とに切り替える状態切替手段(65a,95,96)と、
前記始動入賞手段(31,32)への入賞を契機に前記図柄表示手段(17)で実行される図柄変動演出の演出内容を決定すると共に、該図柄表示手段(17)を制御する図柄表示制御手段(65a)とを備え、
前記演出内容における図柄変動演出の結果として各図柄列(26a,26b,26c)の有効停止位置(S1〜S9)に図柄が停止表示される図柄停止パターンとして、前記第2状態で用いられる有効ライン(S2)ではずれ表示となり、第2状態において前記可動手段(95)で隠れると共に第1状態で用いられる有効ライン(L1〜L5)で当り表示となる図柄組み合わせになる特殊図柄停止パターンが設定され、
前記図柄表示制御手段(65a)が特殊図柄停止パターンとなる演出内容を決定した場合は、前記状態切替手段(65a,95,96)により表示態様が第2状態に切り替えられた状態で、該第2状態で用いられる有効ライン(L2)ではずれ表示となり、第2状態において前記可動手段(95)で隠れると共に第1状態で用いられる有効ライン(L1〜L5)で当り表示となる図柄組み合わせで図柄が停止した後に、前記状態切替手段(65a,95,96)が可動手段(95)を移動して表示態様を第2状態から第1状態に切り替えるよう構成したことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、第2状態で露出している有効ラインではずれ表示の結果となった状態から、状態切替手段によって表示態様が第1状態に切り替えられることで露出する有効ラインで当り表示が表示されるので、インパクトのある演出ができ、遊技の興趣を向上し得る。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、所定条件の成立(後述する始動入賞装置30の始動入賞口31,32へのパチンコ球の入賞)を契機として演出用の図柄(以下飾図という)を変動表示させて図柄変動演出を行う演出実行手段としての図柄表示装置(図柄表示手段)17が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板(図示せず)で前後に開口する窓口13aを覆うよう構成された装飾枠としての前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。前記上球受け皿14は、前記前枠13と別体に形成して中枠12に対して開閉可能に組み付けるようにしてもよい。
前記遊技盤20は、図2に示すように、ベニヤ材や合成樹脂材により形成された略矩形状の板部材であって、遊技盤20の裏面側に前記図柄表示装置17が着脱可能に組み付けられている。前記遊技盤20の前面には、略円形状に湾曲形成した案内レール21が配設されており、該案内レール21により画成される略円形の遊技領域20aに、前記中枠12に配設された図示しない打球発射装置から発射されたパチンコ球が打ち出されることで遊技が行われるようになっている。また、前記遊技盤20には、前後に貫通する装着口(図示せず)が適宜位置に開設されており、各装着口に対して各種の遊技盤設置部品(具体的には後述する枠状装飾体25、始動入賞装置30、特別入賞装置40、普通入賞装置45、ゲート部材48等)が前側から取り付けられると共に、遊技領域20aの最下部位置には、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口22が開設されている。なお、前記装着口の形成数は、遊技盤20に取り付けられる各種遊技盤設置部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜変更される。
図2に示すように、前記始動入賞装置30は、前記始動入賞口31,32が上下の位置関係で2つ設けられている。ここで、上側に位置する第1始動入賞口(第1始動入賞手段)31は、遊技領域20a内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされている。下側に位置する第2始動入賞口(第2始動入賞手段)32を挟む左右両側には、該第2始動入賞口32を開閉可能に構成された開閉部材34,34が設けられており、駆動手段としての始動入賞ソレノイド33(図8参照)の駆動に伴って一対の開閉部材34,34が第2始動入賞口32を閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。
前記特別入賞装置40は、図2に示すように、遊技領域20aに開口する特別入賞手段としての特別入賞口41を開閉自在に閉成する開閉扉(開閉部材)43を備えており、駆動手段としての特別入賞ソレノイド42(図8参照)の駆動に伴って開閉扉43が閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。また、前記特別入賞装置40には、前記特別入賞口41に入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての特別入賞検出センサ44(図8参照)が設けられている。特別入賞検出センサ44は、前記メイン制御基板60に配線接続されており、特別入賞検出センサ44がパチンコ球を検出すると、検出信号をメイン制御基板60に出力し、メイン制御基板60は、前記払出制御基板75に制御信号を出力して、前記球払出装置76に予め設定された数の賞球を払い出させるようになっている。ここで、前記特別入賞ソレノイド42は、前記始動入賞装置30へのパチンコ球の入賞を契機として特別入賞装置40を開放する当り遊技(大当り遊技)が付与される場合に、当りの種類に応じた所定の開閉条件に従ってメイン制御基板60によって駆動制御される。
前記普通入賞装置45には、該入賞装置45に設けた普通入賞口に入賞したパチンコ球を検出する普通入賞検出センサ47が設けられている。この普通入賞検出センサ47は、前記メイン制御基板60に配線接続されており、該普通入賞検出センサ47からメイン制御基板60への球検出信号の入力に伴って所定数の賞球が払い出されるようになっている。この普通入賞検出センサ47によるパチンコ球の検出(すなわち普通入賞装置45に設けた普通入賞口へのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出される。
図2に示すように、前記枠状装飾体25の左側には、遊技領域20aを流下するパチンコ球が通過可能なゲート部材48が設けられている。前記ゲート部材48にはゲートセンサ49(図8参照)が配設されており、該ゲート部材48を通過するパチンコ球をゲートセンサ49で検出するよう構成されている。前記ゲートセンサ49は、前記メイン制御基板60に配線接続されており、該ゲートセンサ49からメイン制御基板60への球検出信号の入力(すなわちゲートセンサ49のパチンコ球の検出(ゲート部材48のパチンコ球の通過))に伴って各種通過検出情報(後述する普図当り判定用乱数等の乱数情報)が取得され、この取得した情報に基づいて後述する普図当り判定(普図当り抽選)が行われるよう構成されている。そして、この普図当り抽選の結果に応じて前記始動入賞装置30の始動入賞ソレノイド33が駆動制御されて開閉部材34,34が開閉動作するようになっている。
前記遊技盤20の所定位置(実施例では、遊技領域20a外の右下部位置)には、前記メイン制御CPU60aにより決定された各種の遊技情報を表示する遊技情報表示部Mが設けられており、当該遊技情報表示部Mを確認することで、遊技に必要な遊技情報を適宜に確認し得るようになっている。ここで、実施例の遊技情報表示部Mには、前記遊技情報を表示する各遊技状態表示部として、特図表示部50A,50B、特図保留表示部52,53、普図表示部55、普図保留表示部56、ラウンド表示部57および状態表示部58が設けられている。なお、前記遊技情報表示部Mの前面は、光透過性のカバー体Maにより覆蓋保護されており、カバー体Maを介して遊技状態表示部Mに表示された各種の遊技情報を確認し得るよう構成されている。
前記特図表示部(表示手段)50A,50Bは、前記第1始動入賞口31および第2始動入賞口32への入賞を契機として行われる特図当り判定(特図当り抽選)の結果を示す報知用の特別図柄(以下、特図という)を特定可能に表示する表示部である。ここで、図2に示すように、特図表示部50A,50Bは、前記第1始動入賞口31への入賞(第1始動入賞検出センサ35による検出)を契機として変動表示(以下特図変動表示という場合がある)を開始する第1特図表示部50Aと、第2始動入賞口32への入賞(第2始動入賞検出センサ36による検出)を契機として特図変動表示を開始する第2特図表示部50Bとからなり、各特図表示部50A,50Bの何れも複数個(実施例では8個ずつ)の発光表示部により構成されている。そして、前記第1始動入賞口31へのパチンコ球の入賞を契機として、第1特図表示部50Aの発光表示部が順次点灯・消灯する特図変動表示が行われ、最終的に発光表示部が確定的に点灯した点灯位置(点灯パターン)により複数種類の特図の内の1つを表示するようになっている。また、第2始動入賞口32へのパチンコ球の入賞を契機として、第2特図表示部50Bの発光表示部が点灯・消灯する特図変動表示が行われて、最終的に発光部が確定的に点灯した点灯位置(点灯パターン)により複数種類の特図の内の1つを表示するよう構成されている。なお、実施例の各発光表示部はLEDにより構成されているが、これに限らず点灯位置を適宜変更して表示態様を可変し得る形態であればよく、また7セグメント表示器やドットマトリックス、小型の液晶表示器、その他特図を表示可能な表示手段を採用できる。
前記特図保留表示部52,53は、前記第1始動入賞口31および第2始動入賞口32にパチンコ球が入賞した際に取得される入賞情報(各種乱数情報)を、機内部の記憶手段(実施例では、メイン制御RAM60c)に特図始動保留情報(始動保留情報)として記憶する場合に、当該特図始動保留情報の保留数を特定可能に表示する表示部である。ここで、図2に示すように、前記特図保留表示部52,53は、前記第1始動入賞口31にパチンコ球が入賞した際に取得される入賞情報(各種乱数情報)をメイン制御RAM60cが第1特図始動保留情報として記憶した保留数を表示する第1特図保留表示部52と、第2始動入賞口32にパチンコ球が入賞した際に取得される入賞情報(各種乱数情報)をメイン制御RAM60cが第2特図始動保留情報として記憶した保留数を表示する第2特図保留表示部53とからなり、各特図保留表示部52,53の何れも複数個(実施例では2個ずつ)の発光表示部により構成されている。この第1特図始動保留情報の保留数を表示する複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された第1特図保留表示部52が設けられると共に、該第2特図始動保留情報の保留数を表示する複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された第2特図保留表示部53が設けられている。すなわち、前記第1および第2特図保留表示部52,53の表示内容によって、保留されている第1特図変動表示および第2特図変動表示の回数(図柄変動演出の回数)が報知される。
前記普図表示部55は、前記ゲートセンサ49のパチンコ球の検出(ゲート部材48のパチンコ球の通過)を契機として行われる普図当り判定(普図当り抽選)の結果を示す報知用の普通図柄(以下、普図という)を特定可能に表示する表示部である。ここで、図2に示すように、普図表示部55では、ゲートセンサ49のパチンコ球の検出(ゲート部材48のパチンコ球の通過)を契機として、複数種類の普図を変動させて1つの普図を導出する変動表示(以下普図変動表示という場合がある)が行われるようになっている。実施例では、2つのLEDの発光態様にて複数種類(実施例では3種類)の普図を表示するようになっている。具体的には、右側LEDだけが点灯する発光態様,左側LEDだけが点灯する発光態様および左右のLEDが点灯する発光態様により3種類の普図を示している。なお、以下では、右側LEDだけが点灯することにより示される普図を普図Aとし、左側LEDだけが点灯することにより示される普図を普図Bとし、左右のLEDが点灯することにより表示される普図を普図Cとする。そして、前記普図表示部55の最終的な点灯結果から普図当りまたははずれを認識できるようになっている。具体的には、普図当り判定の結果がはずれの場合に普図表示部55に普図Aが表示され、当りの場合に普図表示部55に普図Bまたは普図Cが表示されるよう構成されている。すなわち、この普図当りを認識できる普図が普図当り表示となり、はずれを認識できる普図が普図はずれ表示となる。
前記普図保留表示部56は、前記ゲート部材48をパチンコ球が通過した際に取得される球通過検出情報(普図当り判定用乱数等の各種乱数情報)を、機内部の記憶手段(実施例では、メイン制御RAM60c)に普図始動保留情報(始動保留情報)として記憶する場合に、当該普図始動保留情報の保留数を特定可能に表示する表示部である。ここで、前記普図保留表示部56は、図2に示すように、複数個(実施例では2個)の発光表示部により構成されており、該普図保留表示部56の表示内容によって保留されている普図の変動回数が報知される。前記普図保留表示部56で表示される普図始動保留記憶数は、ゲート部材48をパチンコ球が通過すると1加算され、普図変動表示が開始されることにより1減算される。なお、普図始動保留記憶数には所定の上限数(実施例では「4」)が設定されており、該上限数まで普図始動保留記憶数を加算し得るよう設定されている。具体的に、実施例の普図保留表示部56は、普図始動保留記憶数が1〜2の場合には普図保留表示部56が上から順に点灯し、普図始動保留記憶数が3〜4の場合には普図保留表示部56が上から順に点滅することで、普図変動表示が行われる保留数を把握し得るようになっている。
前記ラウンド表示部57は、大当り判定に当選した場合に、当選した当り遊技(大当り遊技)のラウンド回数を特定可能に表示する表示部である。すなわち、実施例のパチンコ機10では、大当り判定に当選した場合に、後述するように複数種類の大当り遊技の中から1つの大当り遊技が決定されると共に、この大当り遊技には規定のラウンド回数(規定ラウンド数)が異なる複数種類のものが設定されており、当選した大当り遊技の規定ラウンド数を報知するラウンド表示部57で表示するようになっている。このラウンド表示部57は、複数のLED(実施例では8個)から発光表示部が構成される。実施例では、大当り遊技の規定ラウンド数として、「4回」および「16回」の2種類が設定されており、規定ラウンド数毎に点灯するLEDが定められて、LEDの点灯位置に応じて当選した大当り遊技に対応した規定ラウンド数が報知されるようになっている。
前記状態表示部58は、パチンコ機10において遊技が行われる複数種類の遊技状態が設定されている場合に、当該遊技状態を特定可能に表示する表示部であって、複数個(実施例では3個)のLEDにより構成されている。ここで、実施例ではパチンコ機10に対しては、遊技が行われる遊技状態として後述のように確変状態および変短状態が設定されていることから、状態表示部58のLEDが異なった点灯パターンで点灯することで遊技状態としての確変状態および変短状態を特定するようになっている。ここで、実施例の状態表示部58は、前記ラウンド表示部57の上方に隣接する1個のLEDと、普図保留表示部56の上端側に直線的に隣接する2個のLEDとから構成されており、ラウンド表示部57に隣接するLEDにより確変状態であることを報知すると共に、普図保留表示部56に隣接するLEDにより変短状態であることを報知するよう構成されている。ここで、パチンコ機10は、当選した大当り図柄の種類に応じて大当り遊技の終了後の遊技状態が定まるよう設定され、大当りの当選を契機に遊技状態を変更可能になっている。また、前記状態表示部58は、特図表示部50A,50Bが大当り図柄を表す点灯パターンで点灯したと同時またはその後の大当り遊技が行われる時に、当選した大当り図柄に対応した大当り遊技の終了後の遊技状態を表示するパターンで点灯するよう設定される。また、状態表示部58は、特図表示部50A,50Bにおいて次の特図変動表示が行われるまで、点灯パターンを維持するよう設定されている。
前記図柄表示装置17は、複数の図柄(飾図)を周面に表示した複数(実施例では3つ)の図柄ドラム17a,17b,17cを左右方向に並列に配置して構成され(図9参照)、各図柄ドラム17a,17b,17cが夫々ドラム用駆動モータ29a,29b,29cによって回転駆動されるよう構成される。この図柄表示装置17は、前記枠状装飾体25の表示窓口25aに対して各図柄ドラム17a,17b,17cの回転方向に並ぶ3つの飾図を1度に臨ませ(表示させ)得るよう構成されている。そして、図柄表示装置17は、前記第1始動入賞口31または第2始動入賞口32への入賞を契機として、各図柄ドラム17a,17b,17cが回転することで表示窓口25aに臨む飾図が変動開始されて所要の図柄変動演出を行い、各図柄ドラム17a,17b,17cが回転停止することで表示窓口25aに各種図柄(飾図)の組み合わせを表示可能に構成される。なお、図柄表示装置17で行われる図柄変動演出を前側から視認可能とする表示窓口25aによって、図柄表示装置25の図柄表示領域が規定されている。
実施例のパチンコ機10は、大当り遊技終了後に遊技者に有利な遊技状態として第1特典遊技状態を付与する機能を備えている。ここで、第1特典遊技状態としては、前記特別入賞口41へのパチンコ球の入賞契機が、当該第1特典遊技状態が付与されていない状態に較べて増加する状態である。具体的には、第1特典遊技状態では、特図当り確率を低確率から高確率に変動することにより特別入賞口41へのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。以下の説明では、第1特典遊技状態を、便宜的に「確変状態」というものとする。
また、実施例のパチンコ機10は、大当り遊技終了後に遊技者に有利な遊技状態として第2特典遊技状態(第2の遊技状態)を付与する機能を備えている。ここで、第2特典遊技状態としては、前記第2始動入賞口32へのパチンコ球の入賞契機が、当該第2特典遊技状態が付与されていない状態(第1の遊技状態)と較べて増加する入賞率向上状態である。言い換えると、入賞率向上状態は、前記ゲートセンサ49の検出に伴って行われる普図当り判定において単位時間に普図当りと判定される割合が向上した状態である。具体的には、第2特典遊技状態では、(1)普図変動表示の変動時間の短縮、(2)普図当り確率を低確率から高確率に変動、(3)普図当り1回についての第2始動入賞口32を開放する開閉部材34の開放時間を増やすこと、により第2始動入賞口32へのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。第2特典遊技状態では、上記(1)〜(3)を単独または複数を組み合わせることができる。なお、普図当り1回についての第2始動入賞口32を開放する開閉部材34の開放時間を増やすに際しては、開閉部材34の開放時間を単純に延長することで実現してもよく、また開閉部材34の開放回数を増やすことで実現することもでき、またこれらを複合させてもよい。実施例では、第2特典遊技状態を変短状態と指称するものとし、実施例の変短状態は上記(1)〜(3)を組み合わせて設定されている。また、変短状態が付与されていない状態を非変短状態というものとする。すなわち、変短状態は、第2始動入賞口32へのパチンコ球の入賞率が向上した入賞率向上状態である。
次に、実施例のパチンコ機10で付与される大当り遊技について説明する。大当り遊技は、特図変動表示の結果として第1特図表示部50Aまたは第2特図表示部50Bに大当り図柄が確定停止表示された後に開始されるよう設定されており、当選した大当り遊技(大当り図柄)の種類に応じて特別入賞装置40の開閉扉43が開閉動作される。なお実施例の大当り遊技では、特別入賞装置40の開閉扉43を開放するラウンド遊技を規定ラウンド数(実施例では4回、16回)だけ実行することで、大当り遊技が終了するようになっている。1回のラウンド遊技は、特別入賞口41に規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは各ラウンド遊技の開始から規定時間(ラウンド遊技時間)が経過することで終了する。なお、大当り遊技における各ラウンド遊技の間は、所定時間だけ開閉扉43が閉鎖状態で保持されるラウンド間インターバル時間が設定されている。ここで、前記大当り遊技の各ラウンド遊技における特別入賞装置40の開閉扉43の開閉態様(開閉パターン)は、パチンコ球を所定間隔(実施例では0.6秒間隔)で連続的に発射した条件において、1回の開放動作(開放してから閉鎖するまでの動作)においてラウンド遊技に定められた規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞可能な時間だけ開放を継続する長時間開放動作と、該長時間開放動作よりも開閉扉43の開放時間が短く設定された短時間開放動作とを適宜に組み合わせて構成されるものである。なお、実施例では、開閉扉43が最大で25秒間開放する長時間開放動作のみを行うよう設定されている。
実施例のパチンコ機10では、図3に示すように、大当り判定に当選した場合に、遊技者に与える価値が異なる複数種類の大当り遊技の中から1つの大当り遊技が決定され、その決定された大当り遊技が付与される。ここで、複数種類の大当り遊技の内で何れの大当り遊技が付与されるかは、大当り判定に当選した際に決定される大当り図柄(特図1および特図2)の種類に基づいて決定されるようになっている。実施例において第1特図表示部50Aに表示可能な100種類の大当り図柄としての特図1は、図柄A、図柄Bの2つのグループに分類されており、第1特図表示部50Aに確定停止表示された大当り図柄としての特図1に応じた大当り遊技が付与されるようになっている。同様に、実施例において第2特図表示部50Bに表示可能な100種類の大当り図柄としての特図2は、図柄a、図柄bの2つのグループに分類されており、第2特図表示部50Bに確定停止表示された大当り図柄としての特図2に応じた大当り遊技が付与される。ここで、100種類の大当り図柄としての特図1は、図柄Aに50種類、図柄Bに50種類が夫々振り分けられている。また、100種類の大当り図柄としての特図2は、図柄aに50種類、図柄bに50種類が夫々振り分けられている。
前記第1特図始動保留情報(第1始動入賞口31へのパチンコ球の入賞)に基づく大当り判定の判定結果が肯定判定の場合には、前記メイン制御CPU60aは、予め定められた複数種類の大当り図柄の中から1つの大当り図柄を決定するよう設定されている。具体的に、実施例では、図3に示すように、第1始動入賞口31へパチンコ球が入賞した際に取得された特図決定用乱数に基づいて、2種類の大当り図柄(図柄A、図柄B)の中から1つの大当り図柄を決定するようになっている。実施例のパチンコ機では、第1特図始動保留情報に基づく大当り判定の判定結果が肯定判定の場合に、50%の割合で大当り図柄としての図柄Aが選択され、50%の割合で大当り図柄としての図柄Bが選択されるよう特図決定用判定値が割り当てられている。同様に、前記第2特図始動保留情報(第2始動入賞口32へのパチンコ球の入賞)に基づく大当り判定の判定結果が肯定判定の場合には、前記メイン制御CPU60aは、予め定められた複数種類の大当り図柄の中から1つの大当り図柄を決定するよう設定されている。具体的に、実施例では、図3に示すように、第2始動入賞口32へパチンコ球が入賞した際に取得された特図決定用乱数に基づいて、2種類の大当り図柄(図柄a、図柄b)の中から1つの大当り図柄を決定するようになっている。実施例のパチンコ機では、第2特図始動保留情報に基づく大当り判定の判定結果が肯定判定の場合に、50%の割合で大当り図柄としての図柄aが選択され、50%の割合で大当り図柄としての図柄bが選択されるよう特図決定用判定値が割り当てられている。なお、前述した大当り図柄の振分割合は一例であり、これに限られるものではない。
前記図柄Aおよび図柄aに対応した第1の大当り遊技は、当該第1の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第1の大当り遊技の終了後に確変状態および変短状態が付与される大当り遊技として設定されている。具体的に、実施例では、図3に示すように、図柄Aまたは図柄a(第1の大当り遊技)が決定された場合に、第1の大当り遊技の終了後に所定の変動回数(実施例では32回)の図柄変動演出(第1または第2特図変動表示)が実行されるまで確変状態が継続して付与されるよう設定されている。また、図柄Aまたは図柄a(第1の大当り遊技)が決定された場合に、第1の大当り遊技の終了後に所定の変動回数(実施例では32回)の図柄変動演出(第1または第2特図変動表示)が実行されるまで変短状態が継続して付与されるよう設定されている。すなわち、第1の大当り遊技は、大当り遊技の終了後に、確変状態と変短状態とが同じ変動回数分だけ付与されるようになっている。
前記図柄Bおよび図柄bに対応した第2の大当り遊技は、当該第2の大当り遊技をメイン制御CPU60aが決定した際に、第2の大当り遊技の終了後に確変状態および変短状態が付与される大当り遊技として設定されている。具体的に、実施例では、図3に示すように、図柄Bまたは図柄b(第2の大当り遊技)が決定された場合に、第2の大当り遊技の終了後に所定の変動回数(実施例では32回)の図柄変動演出(第1または第2特図変動表示)が実行されるまで確変状態が継続して付与されるよう設定されている。また、図柄Bまたは図柄b(第2の大当り遊技)が決定された場合に、第2の大当り遊技の終了後に所定の変動回数(実施例では16回)の図柄変動演出(第1または第2特図変動表示)が実行されるまで変短状態が継続して付与されるよう設定されている。すなわち、第2の大当り遊技は、大当り遊技の終了後に、確変状態が付与される変動回数よりも少ない変動回数分だけ変短状態が付与されるようになっている。
次に、パチンコ機10の制御構成について説明する。実施例のパチンコ機10には、図8に示す如く、パチンコ機10を全体的に制御する制御手段としてのメイン制御基板(メイン制御手段)60と、該メイン制御基板60からの制御信号に基づいて各制御対象を制御する制御手段としてのサブ制御基板(サブ制御手段)65とが設けられている。すなわち、メイン制御基板60では、パチンコ機10に備えられた各種検出センサ(検出手段)からの検出信号に基づいて各種処理が実行され、その処理結果に応じた各種の制御信号(制御コマンド)がサブ制御基板65,72,73に出力されるようになっている。
前記メイン制御基板60は、図8に示す如く、制御処理を実行するメイン制御CPU60a、該メイン制御CPU60aが実行する制御プログラムを記憶するメイン制御ROM60b、当該メイン制御CPU60aの処理に必要なデータの書込み・読出しが可能なメイン制御RAM60c等が備えられている。そして、前記始動入賞検出センサ35,36、特別入賞検出センサ44、普通入賞検出センサ47、ゲートセンサ49等の各種センサが前記メイン制御CPU60aに接続されている。また、メイン制御CPU60aには、遊技情報表示部Mの各表示部(第1および第2特図表示部50A,50B、第1および第2特図保留表示部52,53、普図表示部55、普図保留表示部56、ラウンド表示部57、状態表示部58)が接続されて、各検出センサ35,36,44,49の検出を契機としてメイン制御CPU60aで実行された制御処理に基づいて、遊技情報表示部Mの各表示部50A,50B,52,53,55,56,57,58の表示制御が実行されるようになっている。また、メイン制御CPU60aには、前記第2始動入賞口32を開閉する開閉部材34,34に連繋する始動入賞ソレノイド33および特別入賞口41を開閉する開閉扉43に連繋する特別入賞ソレノイド42が接続されており、該メイン制御CPU60aでの制御処理結果に基づいて各ソレノイド33,42を駆動させることで、対応する開閉部材34,34や開閉扉43が開閉するようになっている。
一方、メイン制御ROM60bには、図柄変動演出の結果、大当りを発生させることを示す大当り判定値が記憶されている。大当り判定値は、前記特図当り判定用乱数を用いて大当りか否かの判定(大当り判定)で用いる判定値であり、特図当り判定用乱数の取り得る「0」〜「65535」までの全65536通りの整数の中から所定数の判定値が定められている。ここで、大当り判定値は、大当り判定を行う時点で前述した確変状態が付与されているか否かで判定値の設定数が異なっている。具体的には、確変状態のときに設定される大当り判定値の数(実施例では510個)は、非確変状態の場合に設定される大当り判定値の数(実施例では509個)よりも多く設定されている。すなわち、確変状態における大当り判定値の設定数を多くすることで、大当り遊技が発生し易くなっている。
メイン制御ROM60bには、複数種類の特図変動パターンが記憶されている。前記特図変動パターンは、第1特図変動表示または第2特図変動表示が開始してから飾図が確定停止表示されるまでの間に実行される演出内容(図柄変動演出の表示内容、発光演出態様、音声演出態様)の基本的なベースとなる内容を特定するものである。また、特図変動パターンは、第1特図変動表示または第2特図変動表示が開始してから特図1または特図2が確定停止表示されるまでの変動時間(図柄変動演出および特図変動表示の時間)を特定している。
前記統括制御基板65には、統括制御CPU65aが備えられている。該統括制御CPU65aには、図8に示す如く、統括制御ROM65bおよび統括制御RAM65cが接続されている。また、統括制御CPU65aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を統括制御RAM65cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。
特図入力処理では、図4に示すように、第1始動入賞口31にパチンコ球が入賞したか否かをメイン制御CPU60aが判定する(ステップA11)。すなわち、ステップA11においてメイン制御CPU60aは、第1始動入賞口31に対応する第1始動入賞検出センサ35がパチンコ球を検出した時に出力する検出信号が入力されたか否かを判定する。そしてステップA11の判定結果が否定の場合には、ステップA15に移行する。ステップA11の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、メイン制御RAM60cに記憶されている第1特図始動保留情報の保留数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップA12)。ステップA12の判定結果が否定(すなわち第1特図始動保留情報の保留数が4)の場合には、メイン制御CPU60aは、ステップA15に移行する。
次に、特図開始処理について図5に基づき説明する。メイン制御CPU60aは、特図開始処理を所定の周期(実施例では4ms)毎に実行している。特図開始処理では、メイン制御CPU60aは、特図表示部50A,50Bおよび図柄表示装置17において特図1または特図2が変動表示中であるか、または大当り遊技中であるか否かを判定する(ステップB11)。そして、ステップB11の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、特図開始処理を終了する。一方、ステップB11の判定結果が否定の場合には、第2特図始動保留情報の保留数を読み出し(ステップB12)、第2特図始動保留情報の保留数が「0」よりも大きいか否かを判定する(ステップB13)。ステップB13の判定結果が否定の場合には(第2特図始動保留情報の保留数=0の場合には)、メイン制御CPU60aは、ステップB16の処理に移行する。またメイン制御CPU60aは、ステップB13の判定結果が肯定の場合には(第2特図始動保留情報の保留数>0)の場合には、メイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶される特図変動処理フラグに第2特図変動演出を実行することを示す値「1」を設定する。次いで、メイン制御CPU60aが第2特図始動保留情報の保留数を1減算して(ステップB14)、保留数に対応付けられたメイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶されている当該第2特図始動保留情報(特図当り判定用乱数の値、特図決定用乱数の値、演出実行判定用乱数の値および特図変動パターン振分用乱数の値等の各種乱数の値)をメイン制御CPU60aが取得する(ステップB15)。
次に、統括制御基板65で実行される処理について説明する。統括制御基板65の統括制御CPU65aは、前記メイン制御CPU60aから入力された特図変動パターン指定コマンドに基づいて、当該図柄変動演出において実行する演出パターンを決定し、決定した演出パターンを指定する演出パターン指定コマンドを図柄表示装置17やランプ制御基板72、音制御基板73等に出力する。なお、統括制御CPU65aが選択可能な演出パターンは、特図変動パターン毎に分類されており、特図変動パターンに対応する演出パターンが選択される。すなわち、統括制御CPU65aは、決定された変動パターンに基づいた図柄変動演出を実行させる演出実行制御手段として機能する。
次に、実施例のメイン制御ROM60bに記憶されているはずれ変動用および大当り変動用の特図変動パターンの詳細について説明する。前記メイン制御ROM60bには、図12に示すように、はずれ変動用の特図変動パターンとして、図柄変動演出においてリーチ演出が行われることなく(リーチ表示が表示されることなく)はずれ表示となるはずれ演出用の通常はずれ特図変動パターンP1と、図柄変動演出においてリーチ演出が行われて最終的にはずれ表示となるはずれリーチ演出用のリーチはずれ特図変動パターンP2〜P38とが設定されている。また、はずれ変動用の特図変動パターンとして、図柄変動演出において各図柄列26a,26b,26cの第2状態で用いられる中有効ラインL2を構成する有効停止位置S2,S8にリーチ表示となる飾図を仮停止させた後に、左右の図柄列26a,26cの飾図を再び変動させる演出内容を特定したリーチはずれ特殊特図変動パターンP39〜P48が設定されている。
前記通常はずれ特図変動パターンP1は、始動入賞口31,32への入賞に基づいて行われる大当り判定および演出実行判定の判定結果が何れも否定の場合にメイン制御CPU60aが決定する特図変動パターンである。すなわち、通常はずれ特図変動パターンP1は、パチンコ機10において遊技が行われた際に選択頻度が最も高い特図変動パターンである。ここで、実施例のメイン制御ROM60bには、所定数(実施例では1種類)の通常はずれ特図変動パターンP1が記憶されている。
前記リーチはずれ特図変動パターンP2〜P38は、始動入賞口31,32への入賞に基づいて行われる大当り判定が否定判定となり、演出実行判定の判定結果が否定結果となる場合にメイン制御CPU60aが決定する特図変動パターンである。ここで、実施例のメイン制御ROM60bには、リーチはずれ特図変動パターンP2〜P38として複数種類(実施例では37種類)の特図変動パターンが記憶されると共に、リーチ大当り特図変動パターンP49〜P61として複数種類(実施例では13種類)の特図変動パターンが記憶されている。そして、リーチはずれ特図変動パターンP2〜P38では、図柄変動演出において何れかの有効ラインL1〜L5においてリーチ表示を形成してリーチ演出を実行した後に、最終的にはずれ表示(リーチはずれ表示)となる図柄組み合わせで飾図が確定停止表示される演出を特定している。また、前記リーチ大当り特図変動パターンP49〜P61は、始動入賞口31,32への入賞に基づいて行われる大当り判定が肯定判定の場合にメイン制御CPU60aが決定可能な特図変動パターンである。リーチ大当り特図変動パターンP49〜P61では、図柄変動演出において何れかの有効ラインL1〜L5においてリーチ表示を形成してリーチ演出を実行した後に、最終的に当り表示となる図柄組み合わせで飾図が確定停止表示される演出を特定している。このように、図柄変動演出においてリーチ演出を行って当り表示が表示される可能性を示唆した後にはずれ表示または当り表示が表示されることで、図柄変動演出に対する期待感を持たせている。なお、リーチ表示が表示される有効ラインL1〜L5をリーチラインとする。
前記メイン制御ROM60bに記憶されるリーチはずれ特殊特図変動パターンP39〜P48は、始動入賞口31,32への入賞に基づいて行われる大当り判定が否定判定の場合に決定され得る特図変動パターンである。このリーチはずれ特殊特図変動パターンでは、図柄変動演出において左図柄列26aおよび右図柄列26cにおける中有効ラインL2上にリーチ表示を形成する飾図を仮停止させた後に、飾図を再び変動してはずれ表示となる飾図を確定停止させる演出内容を特定したものである。実施例では、リーチはずれ特殊特図変動パターンP39〜P48として複数種類(実施例では10種類)の特図変動パターンがメイン制御ROM60bに記憶されている。
前記メイン制御ROM60bに記憶されるリーチ大当り特殊特図変動パターンP62〜P65は、始動入賞口31,32への入賞に基づいて行われる大当り判定が肯定判定の場合に決定され得る特図変動パターンである。このリーチ大当り特殊特図変動パターンP62〜P65では、図柄変動演出において左図柄列26aおよび右図柄列26cにおける中有効ラインL2上にリーチ表示を形成する飾図を仮停止させた後に、飾図を再び変動して第1傾斜有効ラインL4および第2傾斜有効ラインL5でダブルリーチとなる飾図を停止表示させる演出内容を特定したものである。実施例では、リーチ大当り特殊特図変動パターンP62〜P65として複数種類(実施例では4種類)の特図変動パターンがメイン制御ROM60bに記憶されている。
前記統括制御ROM65bには、特図変動パターンP1〜P66で特定される演出の具体的内容を規定する演出パターンおよび該特図変動パターンP1〜P66に基づいて決定可能な第1〜第9有効停止位置S1〜S9に確定停止する飾図の図柄停止パターンが記憶されている。そして、統括制御基板65の統括制御CPU65aは、メイン制御CPU60aから入力された特図変動パターン指定コマンドに基づいて、当該図柄変動演出において実行する演出パターンを決定し、決定した演出パターンに基づいて図柄表示装置17を制御する。また、統括制御CPU65aは、特図変動パターン指定コマンドに基づいて、図柄表示装置17に最終的に確定停止表示させる各図柄列26a,26b,26cの飾図(停止図柄)の図柄停止パターンを決定する。すなわち、統括制御CPU65aは、図柄表示装置17で実行される図柄変動演出の演出内容を決定する演出内容決定手段としての機能を有する。ここで、統括制御CPU65aが選択可能な演出パターンおよび図柄停止パターンは、特図変動パターン毎に分類されており、統括制御基板65に入力される特図変動パターン指定コマンドで指定された特図変動パターンに対応する演出パターンおよび図柄停止パターンが選択される。
前記統括制御ROM65bに記憶される図柄停止パターンとして、図13に示す如く、前記通常はずれ特図変動パターンP1に基づいて決定可能な通常はずれ図柄停止パターン、前記リーチはずれ特図変動パターンP2〜P38に基づいて決定可能なリーチはずれ図柄停止パターン、前記リーチはずれ特殊特図変動パターンP39〜P48に基づいて決定可能なリーチはずれ特殊図柄停止パターン、前記リーチ大当り特図変動パターンP49〜P61およびリーチなし大当り特図変動パターンP66に基づいて決定可能な大当り図柄停止パターン、前記リーチ大当り特殊特図変動パターンP62〜P65に基づいて決定可能なリーチ大当り特殊図柄停止パターンが設定される。また、通常はずれ図柄停止パターン、リーチはずれ図柄停止パターン、リーチはずれ図柄停止パターン、大当り図柄停止パターンおよびリーチ大当り図柄停止パターンは夫々複数種類が設定される。そして、統括制御CPU65aは、通常はずれ特図変動パターンP1、リーチはずれ特図変動パターンP2〜P38、リーチはずれ特殊特図変動パターンP39〜P48およびリーチ大当り特殊特図変動パターンP62〜P65の何れかを指定する特図変動パターン指定コマンドが入力されると、図柄停止パターンとして対応する通常はずれ図柄停止パターン、リーチはずれ図柄停止パターン、リーチはずれ特殊図柄停止パターンおよびリーチ大当り特殊図柄停止パターンを決定し、決定した図柄停止パターンに基づいて図柄表示装置17を制御する。また、統括制御CPU65aは、リーチ大当り特図変動パターンP49〜P61およびリーチなし大当り特図変動パターンP66の何れかを指定する特図変動パターン指定コマンドが入力されると、図柄停止パターンとして複数種類の大当り図柄停止パターンの中から1つの大当り図柄停止パターンを決定し、決定した大当り図柄停止パターンに基づいて図柄表示装置17を制御する。なお、実施例では、リーチ大当り特図変動パターンP49〜P61およびリーチなし大当り特図変動パターンP66に基づく図柄停止パターンの決定は、共通の大当り図柄停止パターンの中から1つを決定するようにしているが、図柄停止パターンとしてリーチ大当り特図変動パターンP49〜P61に対応するリーチ大当り図柄停止パターンおよびリーチなし大当り特図変動パターンP66に対応するリーチなし大当り図柄停止パターンを夫々複数種類設定して、対応する図柄停止パターンの中から決定するようにしてもよい。
次に、統括制御CPU65aにおける図柄停止パターンの決定について、以下に詳細に説明する。
前記統括制御ROM65bには、統括制御CPU65aがリーチはずれ特殊特図変動パターンP39〜P48に基づいて決定したリーチはずれ特殊図柄停止パターンおよびリーチ大当り特殊特図変動パターンP62〜P65に基づいて決定したリーチ大当り特殊停止パターンに基づいて、第2位置に位置する前記可動部材95a,95bが第1位置に移動する前に左図柄列26aおよび右図柄列26cの飾図を仮停止する図柄仮停止パターンを決定する図柄仮停止パターン振分テーブルが記憶されている(図22参照)。実施例では、リーチはずれ特殊図柄停止パターンZP207,ZP215,ZP216,ZP225,ZP226,ZP235,ZP236,ZP237,ZP238の夫々に対して2種類の図柄仮停止パターンが設定される。この図柄仮停止パターンは、左図柄列停止パターン番号および右図柄列停止パターン番号で特定されている。実施例では左図柄列停止パターン番号LP0と右図柄列停止パターン番号RP0の第1図柄仮停止パターン、左図柄列停止パターン番号LP2と右図柄列停止パターン番号RP8の第2図柄仮停止パターン、左図柄列停止パターン番号LP8と右図柄列停止パターン番号RP2の第3図柄仮停止パターンの3種類が設定されており、この中の2種類が各リーチはずれ特殊図柄停止パターンに対応して設定されている。具体的には、リーチはずれ特殊図柄停止パターンZP207,ZP215,ZP225,ZP235,ZP237の夫々に第1図柄仮停止パターンおよび第2図柄仮停止パターンが対応して設定され、リーチはずれ特殊図柄停止パターンZP216,ZP226,ZP236,ZP238の夫々に第1図柄仮停止パターンおよび第3図柄仮停止パターンが対応して設定されている。各図柄仮停止パターンにおける具体的な飾図の停止組み合わせは、第1図柄仮停止パターンでは左図柄列26aが「・7・」で右図柄列26cが「・7・」となり、第2図柄仮停止パターンでは左図柄列26aが「・5・」で右図柄列26cが「・5・」となり、第3図柄仮停止パターンでは左図柄列26aが「・3・」で右図柄列26cが「・3・」となる。なお、「 」内に示す飾図の順番は、左図柄列26aでは「第1有効停止位置S1・第2有効停止位置S2・第3有効停止位置S3」の順であり、右図柄列26cでは「第7有効停止位置S7・第8有効停止位置S8・第9有効停止位置S9」の順である。
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
(通常はずれ特図変動パターンが決定された場合)
非確変状態では、前記可動手段95の可動部材95a,95bは第1位置に保持されて、前記図柄表示装置17の全ての有効ラインL1〜L9が露出した状態となっている(図10参照)。この状態で、前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によって通常はずれ特図変動パターンP1が決定され、該通常はずれ特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力されると、該統括制御CPU65aは複数種類の通常はずれ演出パターンの中から1つの通常はずれ演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるはずれ特図変動パターンP1に基づいて統括制御CPU65aは、通常はずれ図柄停止パターン振分テーブル(図18)を用いて複数種類の通常はずれ図柄停止パターンZP1〜ZP200の中から1つの通常はずれ図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定した通常はずれ演出パターンおよび通常はずれ図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17を制御することで、該図柄表示装置17において図柄変動演出が実行され、最終的に通常はずれ図柄停止パターンで特定されたはずれ表示となる図柄組み合わせで飾図が停止表示される。
前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によってリーチはずれ特図変動パターンP2〜P38が決定され、該通常はずれ特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力されると、該統括制御CPU65aは特定リーチはずれ演出パターンを含む複数種類のリーチはずれ演出パターンの中から1つのリーチはずれ演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるリーチはずれ特図変動パターンP2〜P38に基づいて統括制御CPU65aは、第1のリーチはずれ図柄停止パターン振分テーブル(図19(a))を用いて複数種類のリーチはずれ図柄停止パターンZP201〜ZP238の中から1つのリーチはずれ図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定したリーチはずれ演出パターンおよびリーチはずれ図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17を制御することで、該図柄表示装置17において有効ラインL1〜L5の何れかにリーチ表示を形成した後に、最終的にリーチはずれ図柄停止パターンで特定されたはずれ表示(リーチはずれ表示)となる図柄組み合わせで飾図が停止表示される。
前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によってリーチ大当り特図変動パターンP49〜P61が決定され、該リーチ大当り特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力されると、該統括制御CPU65aは特定リーチ大当り演出パターンを含む複数種類のリーチ大当り演出パターンの中から1つのリーチ大当り演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるリーチ大当り特図変動パターンP49〜P61に基づいて統括制御CPU65aは、第1の大当り図柄停止パターン振分テーブル(図20(a))を用いて複数種類の大当り図柄停止パターンZP239〜ZP251の中から1つの大当り図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定したリーチ大当り演出パターンおよび大当り図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17を制御することで、該図柄表示装置17において有効ラインL1〜L5の何れかにリーチ表示を形成した後に、最終的に大当り図柄停止パターンで特定された大当り表示(リーチ当り表示)となる図柄組み合わせで飾図が停止表示される。
また、前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によってリーチなし大当り特図変動パターンP66が決定され、該リーチなし大当り特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力されると、該統括制御CPU6aは複数種類のリーチなし大当り演出パターンの中から1つのリーチなし大当り演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるリーチなし大当り特図変動パターンP66に基づいて統括制御CPU65aは、第1の大当り図柄停止パターン振分テーブル(図20(a))を用いて複数種類の大当り図柄停止パターンZP239〜ZP251の中から1つの大当り図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定したリーチなし大当り演出パターンおよび大当り図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17を制御することで、該図柄表示装置17においてリーチ表示を経ることなく最終的に大当り図柄停止パターンで特定された大当り表示となる図柄組み合わせで飾図が停止表示される。
次に、前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によってリーチはずれ特殊特図変動パターンP39〜P48およびリーチ大当り特殊特図変動パターンP62〜P65が決定された場合につき説明する。リーチはずれ特殊特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力されると、該統括制御CPU65aは複数種類のリーチはずれ特殊演出パターンの中から1つのリーチはずれ特殊演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるリーチはずれ特殊特図変動パターンに基づいて統括制御CPU65aは、リーチはずれ特殊図柄停止パターン振分テーブル(図21(a))を用いて複数種類のリーチはずれ特殊図柄停止パターンZP207,ZP215,ZP216,ZP225,ZP226,ZP235,ZP236,ZP237,ZP238の中から1つのリーチはずれ特殊図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。更に、統括制御CPU65aは、決定されたリーチはずれ特殊図柄停止パターンに基づいて、図柄仮停止パターン振分テーブル(図22)を用いて複数種類の図柄仮停止パターンの中から1つの図柄仮停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定したリーチはずれ特殊演出パターン、図柄仮停止パターンおよびリーチはずれ特殊図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17および可動手段95を制御する。
前記リーチ大当り特殊特図変動パターンP62〜P65を指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力された場合では、該統括制御CPU65aは複数種類のリーチ大当り特殊演出パターンの中から1つのリーチ大当り特殊演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるリーチ大当り特殊特図変動パターンに基づいて統括制御CPU65aは、リーチ大当り特殊図柄停止パターン振分テーブル(図21(b))を用いて複数種類のリーチ大当り特殊図柄停止パターンZP244,ZP245,ZP246,ZP247の中から1つのリーチ大当り特殊図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。更に、統括制御CPU65aは、決定されたリーチ大当り特殊図柄停止パターンに基づいて、図柄仮停止パターン振分テーブル(図22)を用いて複数種類の図柄仮停止パターンの中から1つの図柄仮停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定したリーチ大当り特殊演出パターン、図柄仮停止パターンおよびリーチ大当り特殊図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17および可動手段95を制御する。
(通常はずれ特図変動パターンが決定された場合)
確変状態では、前記可動手段95の可動部材95a,95bは第2位置に保持されて、前記図柄表示装置17の上有効停止位置S1,S4,S7(上有効ラインL1)および下有効停止位置S3,S6,S9(下有効ラインL3)が隠され、中有効停止位置S2,S5,S8(中有効ラインL2)のみが露出した第2状態となっている(図23(a),図24(a)参照)。この状態で、前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によって通常はずれ特図変動パターンP1が決定され、該通常はずれ特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力された場合は、前記第1状態の場合と同様に、統括制御CPU65aは複数種類の通常はずれ演出パターンの中から1つの通常はずれ演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるはずれ特図変動パターンP1に基づいて統括制御CPU65aは、通常はずれ図柄停止パターン振分テーブル(図18)を用いて複数種類の通常はずれ図柄停止パターンZP1〜ZP200の中から1つの通常はずれ図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定した通常はずれ演出パターンおよび通常はずれ図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17を制御することで、該図柄表示装置17において図柄変動演出が実行され、最終的に通常はずれ図柄停止パターンで特定されたはずれ表示となる図柄組み合わせで飾図が停止表示される。
前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によってリーチはずれ特図変動パターンP2〜P38が決定され、該通常はずれ特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力されると、該統括制御CPU65aは複数種類の特定リーチはずれ演出パターンの中から1つの特定リーチはずれ演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるリーチはずれ特図変動パターンP2〜P38に基づいて統括制御CPU65aは、第2のリーチはずれ図柄停止パターン振分テーブル(図19(b))を用いて複数種類のリーチはずれ図柄停止パターンZP201,ZP204,ZP209,ZP212,ZP217,ZP219,ZP222,ZP227,ZP229,ZP232の中から1つのリーチはずれ図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定した特定リーチはずれ演出パターンおよびリーチはずれ図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17を制御することで、該図柄表示装置17において中有効ラインL2にリーチ表示を形成した後に、最終的にリーチはずれ図柄停止パターンで特定されたはずれ表示(リーチはずれ表示)となる図柄組み合わせで飾図が確定停止表示される。
前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によってリーチ大当り特図変動パターンP49〜P61が決定され、該リーチ大当り特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力されると、該統括制御CPU65aは複数種類の特定リーチ大当り演出パターンの中から1つの特定リーチ大当り演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるリーチ大当り特図変動パターンP49〜P61に基づいて統括制御CPU65aは、第2の大当り図柄停止パターン振分テーブル(図20(b)参照)を用いて複数種類の大当り図柄停止パターンZP248,ZP249,ZP250,ZP251の中から1つの大当り図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定した特定リーチ大当り演出パターンおよび大当り図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17を制御することで、該図柄表示装置17において中有効ラインL2にリーチ表示を形成した後に、最終的に大当り図柄停止パターンで特定された大当り表示(リーチ当り表示)となる図柄組み合わせで飾図が確定停止表示される。
また、前記始動入賞口31,32への入賞を契機とした乱数抽選によってリーチなし大当り特図変動パターンP66が決定され、該リーチなし大当り特図変動パターンを指定する特図変動パターン指定コマンドが統括制御CPU65aに入力されると、該統括制御CPU65aは複数種類のリーチなし大当り演出パターンの中から1つのリーチなし大当り演出パターンを乱数抽選により決定する。また、特図変動パターン指定コマンドで指定されるリーチなし大当り特図変動パターンP66に基づいて統括制御CPU65aは、第2の大当り図柄停止パターン振分テーブルを用いて複数種類の大当り図柄停止パターンZP248,ZP249,ZP250,ZP251の中から1つの大当り図柄停止パターンを乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、決定したリーチ大当り演出パターンおよび大当り図柄停止パターンに基づいて、前記図柄表示装置17を制御することで、該図柄表示装置17において中有効ラインL2にリーチ表示を形成することなく最終的に大当り図柄停止パターンで特定された大当り表示となる図柄組み合わせで飾図が停止表示される。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、確変状態において可動手段により一部の有効ラインを隠す第2状態としたが、非確変状態においても予め設定された条件が成立したときに可動手段により一部の有効ラインを隠す第2状態とするようにしてもよい。また、各演出パターンを決定するのに合わせて第1状態とするか第2状態とするかを乱数抽選により決定するようにしてもよい。更に、可動手段の動作パターンを統括制御ROMに複数種類記憶しておき、各演出パターンを決定するのに合わせて複数種類の動作パターンから1つの動作パターンを乱数抽選により決定する構成を採用し得る。また、可動手段の動作パターンは、図柄表示装置による図柄変動演出中に進退移動して一部の有効ラインを隠した状態としたり露出する状態とすることを反復するものを設定することができる。
(2) 実施例では、一対の可動部材を1基の可動部材用駆動モータにより近接離間移動するよう構成したが、各可動部材を夫々独立した駆動手段(移動手段)によって移動する構成を採用し得る。このように、各可動部材を夫々独立して移動する構成とした場合は、実施例において上有効停止位置(上有効ライン)のみを隠す状態や、下有効停止位置(下有効ライン)のみを隠す状態を設けることができ、演出の幅が広がる。そして、可動手段の動作パターンとして、一対の可動部材を同時に移動するパターンや各可動部材を個々に移動するパターン等、多数の動作パターンを設定することができ、可動手段の動作パターンと図柄表示装置による図柄変動演出との組み合わせによって演出の幅をより広げることができる。
(4) 実施例では、リーチ用の特殊演出パターンで特定される可動手段の動作パターンとして、第2状態で用いられる有効ラインでリーチ表示となる組み合わせで仮停止された飾図が再変動する前に可動手段が移動して第1状態で用いる有効ラインを露出するパターンを設定したが、仮停止された飾図が再変動した後に可動手段が移動する動作パターンを設定してもよい。この場合には、仮リーチ飾図が再変動することで第2状態で用いられる有効ラインでリーチ表示が形成されなくなったと落胆した遊技者に対し、可動手段が移動して第1状態とすることでダブルリーチが形成されていることにより、遊技者の期待感を高めることができる。
(5) 特殊図柄停止パターンとして、第2状態で用いられる有効ラインでははずれ表示となると共に第1状態で用いられる有効ラインでは大当り表示となる飾図の組み合わせになる第2の特殊図柄停止パターンを設定し、該第2の特殊図柄停止パターンが決定された場合に、可動手段により第2状態に切り替えられた状態で該第2状態で用いられる有効ラインではずれ表示となる組み合わせで飾図を停止した後、可動手段を移動して第1状態とする構成を採用し得る。この構成では、露出している有効ラインではずれ表示の結果となった状態から可動手段の動作に伴って露出する有効ラインで大当り表示が表示されるので、インパクトのある演出ができ、遊技の興趣を向上し得る。
(6) 実施例では、複数の図柄列を左右方向に並列に設けて各図柄列において飾図を縦方向に変動するよう構成したが、複数の図柄列を上下方向に並列に設けて各図柄列において飾図を横方向に変動する構成を採用することができる。そして、この構成においては、図柄表示領域における左右の縁部から図柄表示領域に対して横方向に進退移動する可動部材によって左右両端側の有効停止位置を隠した第2状態と露出した第1状態とにするよう構成すればよい。
(7) 各図柄列に設定する有効停止位置は3つに限られるものではなく、各図柄列に1つの有効停止位置を設定してもよく、任意数の有効停止位置を設定することができる。また、各図柄列の有効停止位置の数は、同じである必要はなく、例えば左右の図柄列に3つの有効停止位置を設定する一方で、中図柄列に中有効停止位置に相当する1つの有効停止位置のみを設定することもできる。
(9) 実施例においてメイン制御手段(メイン制御CPU)が備える機能の全部または一部をサブ制御手段(統括制御CPU)が備えるようにしてもよく、反対にサブ制御手段が備える機能の全部または一部をメイン制御手段が備えるようにしてもよい。そして実施例では、メイン制御基板とサブ制御基板(統括制御基板)とを分けて設けるようにしたが、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、実施例におけるメイン制御手段およびサブ制御手段の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が備えるようにしてもよい。更に、別途制御基板を備えて、実施例のメイン制御手段やサブ制御手段が備える機能の全部また一部を、別の制御手段に備えさせてもよい。
(10) 統括制御基板から出力された制御信号(制御コマンド)に基づいて図柄表示装置(図柄表示手段)を制御する表示制御基板を用いる場合は、該表示制御基板に備えた表示制御CPUに、図柄表示装置の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されて表示制御ROMおよび各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている表示制御RAMを接続するよう構成すればよい。また、統括制御手段(統括制御CPU)が備える機能の全部または一部を表示制御手段(表示制御CPU)が備えるようにしてもよく、反対に表示制御手段が備える機能の全部または一部を統括制御手段が備えるようにしてもよい。統括制御基板(統括制御CPU)と表示制御基板(表示制御CPU)とは分けて設けても、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、統括制御手段および表示制御手段の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が備えるようにしてもよい。また、発光制御を行うランプ制御手段や音出力制御を行う音制御手段に関しても同様に、統括制御手段が兼用することができる。
(11) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
31 第1始動入賞口(始動入賞手段)
32 第2始動入賞口(始動入賞手段)
60a メイン制御CPU(当り判定手段)
60c メイン制御RAM(保留記憶手段)
65a 統括制御CPU(状態切替手段,図柄表示制御手段)
95 可動手段(状態切替手段)
96 可動部材用駆動モータ(状態切替手段)
S1〜S9 有効停止位置
L1〜L5 有効ライン
Claims (2)
- 遊技球が入賞可能な始動入賞手段と、1つの図柄を停止表示可能な複数の有効停止位置を有する複数列の図柄列において図柄を変動させて図柄変動演出を実行可能な図柄表示手段と、前記始動入賞手段への入賞を契機として当りか否かの判定を行う当り判定手段とを備え、図柄変動演出の結果として各図柄列の有効停止位置に停止表示された図柄の有効組み合わせとなる有効ラインが複数設定されて、前記当り判定手段の当り判定が肯定判定の場合に、複数の有効ラインの内の何れかに所定の当り表示となる図柄組み合わせを表示させるよう構成された遊技機において、
前記図柄表示手段の前側を移動する可動手段を備え、前記図柄表示手段の表示態様を、前記可動手段を移動して図柄表示手段の前側から退避させることで全ての有効ラインを露出する第1状態と、前記可動手段を移動して図柄表示手段の前側に臨ませて一部の有効ラインを覆い隠す第2状態とに切り替える状態切替手段と、
前記始動入賞手段への入賞を契機に前記図柄表示手段で実行される図柄変動演出の演出内容を決定すると共に、該図柄表示手段を制御する図柄表示制御手段とを備え、
前記図柄表示制御手段は、
前記第1状態では、該第1状態で用いられる有効ラインでリーチの図柄組み合わせとなるように図柄を停止し得るように図柄表示手段を制御し、
前記第2状態では、該第2状態で用いられる有効ラインでリーチの図柄組み合わせで図柄を停止し得るように図柄表示手段を制御し、
前記演出内容は、前記第2状態で用いられる有効ラインでリーチを形成するように図柄を仮停止した後に、該リーチを形成している図柄を移動して、第2状態において前記可動手段で隠れると共に第1状態で用いられる有効ラインでリーチの図柄組み合わせとなるように変化させる特殊演出内容を含み、
前記図柄表示制御手段が特殊演出内容を決定した場合は、前記状態切替手段により表示態様が第2状態に切り替えられた状態で図柄変動演出が実行されている間に、該第2状態で用いられる有効ラインでリーチを形成するように図柄が仮停止し、該リーチを形成している図柄を、第2状態において前記可動手段で隠れると共に第1状態で用いられる有効ラインでリーチの図柄組み合わせとなるように移動して停止した後に、前記状態切替手段が可動手段を移動して表示態様を第2状態から第1状態に切り替えるよう構成した
ことを特徴とする遊技機。 - 遊技球が入賞可能な始動入賞手段と、1つの図柄を停止表示可能な複数の有効停止位置を有する複数列の図柄列において図柄を変動させて図柄変動演出を実行可能な図柄表示手段と、前記始動入賞手段への入賞を契機として当りか否かの判定を行う当り判定手段とを備え、図柄変動演出の結果として各図柄列の有効停止位置に停止表示された図柄の有効組み合わせとなる有効ラインが複数設定されて、前記当り判定手段の当り判定が肯定判定の場合に、複数の有効ラインの内の何れかに所定の当り表示となる図柄組み合わせを表示させるよう構成された遊技機において、
前記図柄表示手段の前側を移動する可動手段を備え、前記図柄表示手段の表示態様を、前記可動手段を移動して図柄表示手段の前側から退避させることで全ての有効ラインを露出する第1状態と、前記可動手段を移動して図柄表示手段の前側に臨ませて一部の有効ラインを覆い隠す第2状態とに切り替える状態切替手段と、
前記始動入賞手段への入賞を契機に前記図柄表示手段で実行される図柄変動演出の演出内容を決定すると共に、該図柄表示手段を制御する図柄表示制御手段とを備え、
前記演出内容における図柄変動演出の結果として各図柄列の有効停止位置に図柄が停止表示される図柄停止パターンとして、前記第2状態で用いられる有効ラインではずれ表示となり、第2状態において前記可動手段で隠れると共に第1状態で用いられる有効ラインで当り表示となる図柄組み合わせになる特殊図柄停止パターンが設定され、
前記図柄表示制御手段が特殊図柄停止パターンとなる演出内容を決定した場合は、前記状態切替手段により表示態様が第2状態に切り替えられた状態で、該第2状態で用いられる有効ラインではずれ表示となり、第2状態において前記可動手段で隠れると共に第1状態で用いられる有効ラインで当り表示となる図柄組み合わせで図柄が停止した後に、前記状態切替手段が可動手段を移動して表示態様を第2状態から第1状態に切り替えるよう構成した
ことを特徴とする遊技機。
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