JP6121327B2 - アプリケーションをダウンロードしてインストールする端末装置およびその方法 - Google Patents

Description

本発明は、端末装置およびそのアプリケーションインストール方法に関し、より詳細には、外部のサーバからアプリケーションをダウンロードしてインストールすると同時に、そのアプリケーションに対応する識別子を適切な位置に表示することができる端末装置およびその方法に関する。

近年、スマートフォンのような多様な機能を具備した端末装置の普及が加速化している。このような端末装置においては、ユーザの便宜性のために、多様な形態のアプリケーションプログラムを提供している。

このようなアプリケーションプログラムは製品が発売される際、端末装置そのものにデフォルトでインストールすることもできるが、後発的に外部サーバから有料または無料でダウンロードしてインストールすることもできる。

最近では、アプリケーション市場が拡大するにつれ、携帯型の端末装置だけでなく、テレビのような固定型の端末装置でもアプリケーションをダウンロードすることができるようにサービスを提供している。

アプリケーションプログラムがインストールされると、端末装置の待受画面上には当該アプリケーションプログラムを表す識別子が表示されてよい。一例として、最近流行しているスマートフォンである場合には、アプリケーションに対応するアイコンが待受画面上に表示される。

一方、このようなアイコンは、任意の位置に追加的に表示される。よって、従来、識別子の数が多い場合、ユーザが自分が新たにインストールしたアイコンの位置がどこかを確認するために、何回も画面を転換して肉眼で探さなければならないという不都合が生じていた。

なお、アプリケーションの数が多くなるにつれ、どのアイコンが新たにインストールされたアイコンであって、未だ使用していない状態であるかを一目で見分けることが困難という問題点があった。

そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、アプリケーションをダウンロードおよびインストールするうえで、当該アプリケーションに対応する識別子の表示位置および形態を適切に設定して、ユーザが容易にアプリケーションを利用することができるようにする端末装置およびそのアプリケーションインストール方法を提供することにある。

本発明の一実施形態に係る端末装置のアプリケーションインストール方法は、アプリケーションをダウンロードするためのコマンドを入力されるステップと、前記アプリケーションを実行するための識別子が追加されるページを選択するステップと、前記識別子を前記選択されたページに表示するステップとを含む。

一方、本発明の一実施形態に係る端末装置は、アプリケーションをダウンロードするためのコマンドを入力されるユーザインターフェース部と、前記コマンドが入力されると、サーバに接続されて前記アプリケーションをダウンロードする通信インターフェース部と、前記ダウンロードされるアプリケーションを保存する保存部と、前記アプリケーションに対応する識別子が表示されるページを選択する画面を提供し、前記画面から選択されたページに前記識別子を表示するように前記ユーザインターフェース部を制御する制御部とを含む。

以上説明したように、本発明によれば、ユーザは新たなアプリケーションに対する識別子を自分が望む位置に表示するように選択することができ、ダウンロードの進行状況やアプリケーションの使用状態等を容易に把握することもできる。それにより、アプリケーション使用の便宜性を高めることができる。

本発明の一実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る端末装置の細部構成を示すブロック図である。 アプリケーションダウンロード時にディスプレイされるページ選択画面の一例を示す図である。 ページ選択画面の別の例を示す図である。 アプリケーションインストール過程の一例を示す図である。 アイコンの周縁に表示されるプログレスバーの一例を示す図である。 アプリケーションインストールが完了した後、未使用状態のアイコン形態の一例を示す図である。 ページ選択画面の更に別の例を示す図である。 テキストリストを含むページ上にアプリケーションに対応するテキストが追加される過程を説明するための図である。 本発明の多様な実施形態に係る端末装置のアプリケーションインストール方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の多様な実施形態に係る端末装置のアプリケーションインストール方法を説明するためのフローチャートである。

以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。

図１は、本発明の一実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。本端末装置は、携帯電話やＰＤＡ、ＭＰ３プレーヤ等のような携帯型の端末機器であってよく、または、テレビやデジタルフォトフレームや電子ディスプレイ機器等のような固定型の端末機器で実現されてよい。

図１に示すように、本端末装置は、ユーザインターフェース部１１０と、制御部１２０と、通信インターフェース部１３０と、保存部１４０を含む。

ユーザインターフェース部１１０は、各種画面をディスプレイしてユーザに情報を提供し、ユーザから各種コマンドまたはデータを受信する構成である。ユーザインターフェース部１１０は、別個に設けられたディスプレイ素子（例えば、ＬＣＤパネル等）および入力素子（例えば、ボタンやホイール、タッチパッド、ＩＲ受信部等）を含む形態で実現されてよく、出力および入力が同時に可能なタッチスクリーンで実現されてよい。

保存部１４０は、端末装置にインストールされた各種プログラムを保存する。保存部１４０は、ＲＯＭやＲＡＭ、フラッシュメモリ、メモリカード、ＵＳＢメモリ、ＨＤＤ等のような少なくとも一つの多様なメモリを含んでよい。具体的には、保存部１４０には、端末装置を駆動させるためのＯ／Ｓ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）プログラム、各種ユーティリティープログラム、各種アプリケーションプログラム、ビューアプログラム等のような多様なプログラムが保存されてよい。以下では、端末装置で利用される多様な種類のプログラムを説明の便宜上、アプリケーションとまとめて呼ぶ。

ユーザは、ユーザインターフェース部１１０を介して自分が実行しようとするアプリケーションを選択することができる。具体的には、端末装置の画面上に表示されたアプリケーション識別子を選択する方式で、実行しようとするアプリケーションを選択することができる。識別子は多様な形態で表示されてよい。例えば、識別子は端末装置の待受画面に並ぶアイコンで表示されてよく、または、アプリケーションを表すテキスト形態で表示されてよい。なお、このような識別子は、端末装置の画面上に直接表示されてよく、ユーザが“メニュー”ボタンのような特定ボタンを選択して、使用可能なアプリケーションを検索した際、画面上にディスプレイされてよい。

アプリケーションが選択されると、制御部１２０は保存部１４０に保存されたアプリケーションプログラムを実行させ、アプリケーションプログラムに対応するサービスをユーザに提供する。

一方、このようなアプリケーションは端末装置の製造元から商品発売される際からインストールされている場合もあり、有線または無線インターフェースを介して接続される外部機器、すなわち、サーバから提供されてインストールされる場合もある。最近では、アプリケーションを有料で販売するアプリケーションストアのようなサーバも存在するため、このようなサーバからアプリケーションをダウンロードしてインストールすることもできる。

通信インターフェース部１３０は、上述の外部のサーバと有線または無線通信プロトコルで接続され、アプリケーションをダウンロードする構成である。通信インターフェース１３０からダウンロードされるアプリケーションは、保存部１４０に保存される。

制御部１２０は、ユーザインターフェース部１１０を介してユーザからサーバ接続命令が入力されると、通信インターフェース部１３０を用いてサーバに接続する。その後、サーバから提供される情報をユーザインターフェース部１１０を介してユーザに提供する。ユーザは、所望のアプリケーションを検索して選択した後、ダウンロードのためのコマンドを入力することができる。ダウンロードコマンドが入力されると、制御部１２０は選択されたアプリケーションに対するダウンロードリクエストを通信インターフェース部１３０を介してサーバに伝達する。この場合、当該アプリケーションが有料アプリケーションである場合、決済のための認証過程およびセキュリティプログラムインストール過程等を更に行ってよい。それにより、サーバからアプリケーションが伝送されると、制御部１２０は伝送されるアプリケーションを保存部１４０に保存し、アプリケーションをインストールする。

一方、制御部１２０は、アプリケーションをダウンロードするためのコマンドが入力されると、アプリケーションに対応する識別子を表示するページを選択する過程を進めることができる。すなわち、制御部１２０はページ選択画面を表示するようにユーザインターフェース部１１０を制御する。

ユーザは、ユーザインターフェース部１１０に表示されたページ選択画面上で、識別子を追加するページを選択することができる。

制御部１２０は、ページが選択されると、ダウンロード中またはダウンロード完了後に選択されたページに識別子が表示されるようにユーザインターフェース部１１０を制御する。

上述のように、識別子はアイコンやテキストのように多様な形態で実現されてよい。なお、ページ識別画面も多様な形態で表示されてよい。それに対しては後述する。

図２は、本発明の一実施形態に係る端末装置の細部構成の一例を示すブロック図である。図２に示すように、端末装置は、ユーザインターフェース部１１０と、制御部１２０と、通信インターフェース部１３０および保存部１４０を含む。

ここで、ユーザインターフェース部１１０は、タッチスクリーンで実現された状態を示す。すなわち。ユーザインターフェース部１１０は、ディスプレイ部１１１と、タッチ認識部１１２を含む。ディスプレイ部１１１は、ディスプレイパネルやカラーフィルタ、バックライトユニット等と複数の層で実現されてよい。ディスプレイ部１１１は、制御部１２０から提供されるデータに応じて、多様な画面をディスプレイする。

タッチ認識部１１２は、ディスプレイ部１１１に具備されるタッチセンサで実現され、ディスプレイパネルに対するユーザのタッチを認識することができる。タッチ認識部１１２は、ユーザのタッチした地点に対する情報（例えば、座標情報）を制御部１２０に提供することができる。

一方、制御部１２０は、コマンド認識部１２１と、ダウンロード管理部１２２と、アプリケーション管理部１２３およびグラフィック制御部１２４を含む。

コマンド認識部１２１は、タッチ認識部１１２から提供される情報および現在ディスプレイされている画面データに基づいて、ユーザが入力したコマンドがどのようなコマンドかを認識する。コマンド認識部１２１は、認識されたコマンドに応じて、ダウンロード管理部１２２と、アプリケーション管理部１２３およびグラフィック制御部１２４を制御する。

ダウンロード管理部１２２は、通信インターフェース部１３０を介してサーバに接続し、アプリケーションをダウンロードする機能を提供する。ダウンロード管理部１２２は、サーバ接続や検索、アプリケーション選択、ダウンロード要求のような多様な機能のためのコマンドまたはデータを生成し、通信インターフェース部１３０を介してサーバに伝送し、サーバからの応答に応じてダウンロードを進めることができる。

アプリケーション管理部１２３は、保存部１４０に保存およびインストールされている各種アプリケーションを管理する構成を表す。アプリケーション管理部１２３は、ユーザが選択したアプリケーションを保存部１４０から読み取り、実行させる機能を行うことができる。なお、アプリケーション管理部１２３は、各アプリケーションに対してその使用状態に応じて履歴を管理することもできる。すなわち、各アプリケーションに対する使用頻度や使用時間等に対する履歴情報を管理することができる。なお、アプリケーション管理部１２３は、各アプリケーションがインストールされている位置も管理することができる。すなわち、アプリケーション管理部１２３は、保存部１４０内でアプリケーションの保存された位置のアドレス、画面ページ上におけるアプリケーション識別子の位置、各ページ別の識別子の数等に対する情報も管理することができる。

グラフィック制御部１２４は、ディスプレイ部１１１でディスプレイされる画面データを生成し、ディスプレイ部１１１に提供する構成を示す。グラフィック制御部１２４は、アプリケーションのダウンロードに関連して多様な形態のページ選択画面、ページに対するサムネールイメージ、サーバに伝送されるデータに対応する画面等のような多様な画面に対するデータを生成し、ディスプレイ部１１１に出力する。その他にも、アプリケーション実行による画面も構成してディスプレイ部１１１に提供することができる。

図３は、本発明の一実施形態に係るアプリケーションダウンロード過程におけるページ選択画面の一例を示す図である。

図３に示すように、サーバが提供する画面１０上でダウンロード命令１１が入力されると、画面１０はページ選択画面に切り替わる。ページ選択画面では、端末装置の画面ページの各々をサムネールイメージで表示して並べてよい。

すなわち、各アプリケーション識別子は、端末装置の待受画面に並べられてよい。ここで、識別子が一つの画面に全部表示することができない場合には、次のページの画面に並べられる。ユーザは画面をタッチしたり、キーを操作して次のページに画面が切り替わるようにすることができる。このように、識別子がアイコンで表示される場合には、各アイコンはページ毎に表示されてよい。それにより、各ページ別に識別子の数および種類が異なるように表示される。

図３は、全ページに対するサムネールイメージを一つの画面１０上に表示し、ユーザが選択できるようにする実施形態に対する図である。図３によると、計８のサムネールイメージ１２−１〜１２−８が表示される。ここで、識別子が追加され得る余裕スペースのあるページ、すなわち、図３の場合、第１、３、４、５、８番目のページ１２−１、１２−３、１２−４、１２−５、１２−８は選択可能な状態で表示することができる。逆に、識別子が追加される余裕スペースのないページ、すなわち、第２、６、７番目のページ１２−２、１２−６、１２−７は選択不可の状態で表示することができる。それにより、ユーザが識別子追加が可能なページのみを選択されるように誘導することができる。

選択可能な状態の表示または選択不可の状態の表示は、多様な方式で行われてよい。例えば、選択可能な状態のサムネールイメージは正常に表示し、選択不可の状態のサムネールイメージはその明るさをダウングレードして薄く表示することができる。または、選択不可の状態のサムネールイメージに対しては選択不可であることを表すメッセージとともに表示することもでき、そのカラーを選択可能な状態のサムネールイメージと差別化してユーザが識別できるように実現することもできる。

一方、図３においては、全ページをすべてサムネールイメージで表示し、その余裕スペースの有無に応じて選択可能または選択不可の状態で表示しているが、実施形態によっては、選択不可なページに対してはサムネールイメージそのものを表示しないようにすることができる。

図４は、ページ選択画面の別の構成を示す図である。図４によると、識別子はアイコンの形態で表示され、既存の識別子が表示される各ページに対するサムネールイメージが一つの画面上に並べられる。図３と同様に、余裕スペースのあるサムネールイメージは選択可能な状態で表示し、余裕スペースのないサムネールイメージは選択不可の状態で表示する。

一方、各ページには、識別子がグループ化されて保存されたフォルダが含まれてよい。よって、ユーザがページを選択した場合、その選択されたページに存在するフォルダを選択できるフォルダ選択ポップアップウィンドウが表示されてよい。

図４によると、第８サムネールイメージ１２−８が選択されると、その第８サムネールイメージ１２−８の一側にフォルダ選択ポップアップウィンドウ１３−１が表示される。フォルダ選択ポップアップウィンドウ１３−１には、第８サムネールイメージ１２−８に含まれた全フォルダが全て表示され、ユーザが特定フォルダを選択するように実現してよい。この場合、フォルダ選択ポップアップウィンドウ１３−１にはフォルダに対する情報が表示される。または、第８サムネールイメージ１２−８に含まれた全フォルダ毎に一回ずつのフォルダ選択ポップアップウィンドウを表示することもできる。この場合には、各フォルダ選択ポップアップウィンドウには、そのフォルダ内に含まれた識別子に対する情報が表示されてよい。

一方、余裕スペースのないページの場合にも、フォルダが存在すると、そのフォルダに識別子が追加されてよい。よって、図４に示すように、選択不可の状態のサムネールイメージ１２−２、１２−６、１２−７のうち、第６サムネールイメージ１２−６に選択可能なフォルダが存在すると、第６サムネールイメージ１２−６の一側にフォルダ選択ウィンドウ１３−２が固定的に表示されてよい。フォルダ選択ウィンドウ１３−２もフォルダ選択ポップアップウィンドウ１３−１と同様に、全フォルダに対する情報を示す一つのウィンドウで表示されたり、各フォルダに対応する複数のウィンドウで表示されて当該フォルダ内の識別子情報を示すように実現されてよい。

図４で選択可能なサムネールイメージに対してはフォルダ選択ポップアップウィンドウ１３−１が提供され、選択不可のサムネールイメージに対してはポップアップ形態ではなく、固定的に表示されるフォルダ選択ウィンドウ１３−２が提供されるものとして説明したが、必ずしもこのように表示されなければならないというものではない。すなわち、選択不可のサムネールイメージに対しても、当該イメージが選択された際にフォルダ選択ウィンドウ１３−２がポップアップ形態で表示されるように実現できる。一方、選択可能なサムネールイメージに対してもポップアップ形態ではなく、固定的な形態のフォルダ選択ウィンドウが提供されてよい。

画面上に表示されるフォルダ選択ウィンドウは、アプリケーションの種類またはユーザの選択に応じて区分されるアプリケーショングループに対応するフォルダに対して選択するように提供されてよい。例えば、ダウンロードするアプリケーションがゲームアプリケーションであれば、ゲームグループに該当するフォルダに対するフォルダ選択ポップアップウィンドウ１３−１またはフォルダ選択ウィンドウ１３−２のみが画面上にポップアップ形態または固定形態で表示されてよい。

一方、アプリケーションに対する識別子は、多様な形態のアイコンで表示されてよい。アイコンの形態は、アプリケーション提供者から提供される形態であってよく、ユーザが直接生成したり編集した形態であってよい。

図５は、アプリケーションダウンロードおよびインストール過程を説明するための図である。図５によると、アプリケーションサーバから提供されるページ上でダウンロード命令が入力されると、画面１０はページ選択画面に変更される。それにより、各ページに対するサムネールイメージ１２−１〜１２−８が選択可能または選択不可の状態で表示される。

このような状態で、一つのサムネールイメージが選択されると、画面は当該サムネールイメージに該当するページの画面に切り替わる。例えば、図５において、第８サムネールイメージ１２−８が選択されると、画面１０上には第８サムネールイメージ１２−８内に表示されていた縮小された形態の各アイコンが正常サイズで並べられる。

そして、新たにダウンロードされるアプリケーションに対応するアイコンが追加的に表示される。このとき、追加されるアイコンの一側にはダウンロードの進み具合を示す情報が表示される。図５の実施形態では、プログレスバー１４がこのような情報に該当する。図５において、プログレスバー１４は、アイコンの周縁に沿って時計回りまたは反時計回りに回転してダウンロードの進み具合を示す。

具体的なプログレスバー１４の形態は、図６および図７で示されている。図６によると、プログレスバー１４はアイコンの一辺上の一地点から時計回りにアイコンの周縁に沿って拡張表示され、ダウンロードが完了すると、最初の出発位置までに完全に連結される。

それから、図７のように、アイコンの一側には、ダウンロードが完了している状態であることを表すマーク１５が更に表示される。

すなわち、端末装置はダウンロードが完了した後、未使用の状態であるアプリケーションに対してはそのアイコンの一側に特殊な形のマークを表示し、その状態をユーザが容易に把握するようにすることができる。図５では、マーク１５を表示する方式で実現したが、アイコンそのものを点滅させたり、ハイライトさせる等、識別力を付加する方式でその状態を表すこともできる。端末装置は、当該アプリケーションが一旦使用されると、そのマーク１５表示を除去することができる。

更に別の実施形態としては、使用頻度が低いアプリケーションに対しても類似する方式でマークを表示したり、アイコンに識別力を与えて、その使用状態を表すこともできる。

一方、図５ないし図７においては、プログレスバーを用いてダウンロードの進み具合を表すようにしているが、ダウンロードの進み具合を示す情報として、数字やテキスト等が活用されてよい。すなわち、ダウンロードの進み具合を表す比率、ダウンロードにかかる総所要時間および現在まで進められた時間、残りの時間等のような情報がアイコンの一側または画面上の一領域に表示されてよい。なお、プログレスバーのような形態で表示されるとしても、図５のように、必ずしもアイコンの周縁を囲むように表示されなければならないわけではなく、アイコンの一側に単なるバー状に表示されてよい。

以上のような実施形態では、識別子がアイコンで表示される場合を説明したが、識別子は多様な形態で表示されてよい。すなわち、更に別の例として、識別子はアプリケーションを示すテキストそのものであってよい。具体的には、アプリケーション名やダウンロード日時、提供者名等のような具体的な内容の記録されたテキストが識別子として活用されてよい。

この場合、各識別子はリスト形態でまとめられてよい。よって、ページ選択画面は、図８のように表示されてよい。

図８によると、各識別子は予め設定された数単位で区分されて一つのページを形成し、形成された各ページに対するサムネールイメージ１６−１ないし１６−６が画面上に表示されてよい。図８においては、ｎ個単位で区分された状態であることを知ることができる。

このような状態で、ユーザは新たにダウンロードされるアプリケーションの識別子が追加されるページを選択することができる。この場合、ページ選択だけでなく、当該ページ内で識別子の位置まで選択することもできる。

図３と違って、図８の実施形態では、全ページが選択可能な状態で表示される。そのテキストは、その特性上、リスト形態で順次に並べられ、各ページはリストを予め設定された数単位で区分したものに過ぎないため、ユーザはリスト内で自分が識別子を追加しようとする位置を直ちに選択して、その位置に識別子を表示するようにすることができる。よって、選択不可の状態でサムネールイメージを表示しない。

図９は、一つのページが選択された状態の画面構成を示す。図８の画面で、第２サムネールイメージ１６−２が選択されると、画面は図９のように切り替わる。ユーザは、図９の画面で再びＡＰＰ ｎ＋２とＡＰＰ ｎ＋３との間を選択することができる。

この場合、選択された位置の下側から存在していたアプリケーションテキスト、すなわち、ＡＰＰ ｎ＋３、ＡＰＰ ｎ＋４、…は、下側方向にシフトされてスペースを確保し、その確保されたスペースに新たな識別子であるＡＰＰ ｘが更に表示される。

このように、識別子はアイコン形態ではないテキスト形態でも表示されてよく、このような場合にも、ページ選択が可能である。

なお、図８および図９の実施形態でも、ダウンロードの進み具合を表す情報が同時に表示されてよい。すなわち、図９において新たに追加された識別子であるＡＰＰ ｘの一側にダウンロードの進み具合を示す数字、テキストまたはプログレスバーが併せて表示され、ダウンロードの進み具合を表すことができる。

なお、ダウンロードしてから未使用の状態であるアプリケーションの識別子である場合、他識別子より明るいカラーまたは輝度で表示したり点滅させたり、特殊マークを付する方式でその状態を表示することもできる。それに対しては、図５ないし７に示すものと類似するため、具体的な説明および図示は省略する。

図１０は、本発明の一実施形態に係る端末装置のアプリケーションインストール方法を説明するためのフローチャートである。

図１０に示すように、ダウンロードのためのコマンドが入力されると（Ｓ１０１０）、ページ選択画面を提供し、ダウンロードされるアプリケーションに対応する識別子が表示されるページが選択される（Ｓ１０２０）。

ページ選択は、多様な方式で行なわれてよい。具体的には、図３、４、５、８のようなページ選択画面を通じてユーザから選択されてよい。

それにより、ページが選択されると、選択されたページに識別子を表示する（Ｓ１０３０）。上述のように、端末装置がタッチスクリーンを具備する場合なら、ページ選択は画面を直接タッチする方式で行なわれてよい。

なお、一旦、識別子が表示されると、ダウンロードが完了するまでダウンロードの進み具合を表す情報が識別とともに提供されてよい。

図１１は、本発明の別の実施形態に係る端末装置のアプリケーションインストール方法を説明するためのフローチャートである。

図１１に示すように、ユーザは端末装置を用いてサーバに接続する（Ｓ１１１０）。この場合、サーバに対する情報は端末装置そのものに直接保存されてよく、サーバアドレスをユーザが直接入力して接続してもよい。

サーバに接続すると、ユーザは自分がダウンロードしようとするアプリケーションを検索した後、ダウンロードするか否かを決定する。

ダウンロードするアプリケーションを選択し、ダウンロードすると決定すると（Ｓ１１２０）、ページ選択画面がディスプレイされる（Ｓ１１３０）。

ページ選択画面は、既にインストールされているアプリケーションに対応する既存の識別子が各々含まれたページのサムネールイメージを並べる形態で構成される。ここで、サムネールイメージの数が一画面に全部表示できないくらい多い場合、画面タッチおよびスクロールによって切り替わる複数のページに分けてサムネールイメージが表示されてよい。

ページ選択画面を通じてページが選択されると（Ｓ１１４０）、ユーザはフォルダまたはグループを選択することができる（Ｓ１１６０）。すなわち、ページ選択時に当該ページにフォルダが存在する場合には、フォルダ選択のためのウィンドウが表示されてよい。それにより、ユーザはそのウィンドウを通じて特定フォルダを選択することができる。フォルダ選択が行なわれると、当該ページの当該フィルダ内にダウンロードされるアプリケーションの識別子が更に表示される（Ｓ１１７０）。

一方、ページ選択が行なわれていない場合（Ｓ１１４０）には、任意のページが自動的に選択される（Ｓ１１５０）。一例として、最後のページが選択されてよい。

なお、ページ選択後にフォルダ選択が行なわれていない場合には、選択されたページの待受画面上に識別子表示を追加する（Ｓ１１８０）。

一方、上述のページおよびフォルダ選択作業とは別途に、選択されたアプリケーションに対するダウンロードおよびインストール作業は自動的に行なわれる。

それにより、追加される識別子の一側には、ダウンロードおよびインストールの進み具合に応じて変化される情報が表示されてよい。それにより、ユーザが当該識別子のアプリケーションに対するダウンロードおよびインストールの進み具合を確認することができる。

ダウンロードおよびインストールが完了すると、そのアプリケーションが最初に使用されるまで使用有無をチェックし（Ｓ１１９０）、未使用の状態であれば、マークを表示することができる（Ｓ１２００）。ここで、マークとは、未使用の状態であることを示す表示であってよい。よって、ダウンロード完了と同時にマークは自然的に表示されるようになる。

一方、マークが表示されている状態で、アプリケーション使用が行なわれると、当該マークを削除する（Ｓ１２１０）。それにより、既存の識別子と同様に扱われる。

図１０および図１１は、本発明の多様な実施形態を具体的に説明するためのフローチャートであるため、本発明のアプリケーションインストール方法の進行は、必ずしも図１０および図１１に示された順番で行なわれるものではない。
すなわち、フォルダ選択のような過程やマーク表示、削除等のような段階も実施形態によって削除されてよい。なお、ページ選択なしに直ちにフォルダ選択が行なわれてよい。

なお、上述のようなページ選択画面は、モードに応じて選択的に提供されてよい。すなわち、ユーザが新たな識別子を表示するページを直接選択せずに、任意で追加表示しようとする場合、通常モードで指定することができる。この場合には、ページ選択画面が提供されず、任意のページに直ちに識別子が表示されてよい。逆に、ユーザは自分がページを直接選択しようとする場合、ページ選択モードに指定することができる。このときには、上述のような多様な方式のページ選択画面を通じて、ページやフォルダ等を選択して表示することができる。

なお、上述の本発明の多様な実施形態に係るアプリケーションインストール方法は、多様な記録媒体に保存され、端末装置本体に具備されたＣＰＵによって実行可能なプログラムコードによって実現されてよい。

具体的には、上述のアプリケーションインストール方法を行なうためのコードは、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、フラッシュメモリ、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＥＰＲＯＭ（Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ）、ＥＥＰＲＯＭ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃａｌｌｙ Ｅｒａｓａｂｌｅ ａｎｄ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ）、ハードディスク、リムーバブルディスク、メモリカード、ＵＳＢメモリ、ＣＤ−ＲＯＭ等のように、端末機で読み取り可能な多様な種類の記録媒体に保存されていてよい。

以上のように、本発明の多様な実施形態によると、ユーザは新たなアプリケーションに対する識別子を自分所望の位置に表示するように選択することができ、ダウンロードの進み具合やアプリケーションの使用状態等を容易に把握することもできる。それにより、アプリケーション使用の便宜性を増大させることができる。

以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的趣旨の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

１１０ ユーザインターフェース部
１１１ ディスプレイ部
１１２ タッチ認識部
１２０ 制御部
１２１ コマンド認識部
１２２ ダウンロード管理部
１２３ アプリケーション管理部
１２４ グラフィック制御部
１３０ 通信インターフェース部
１４０ 保存部

Claims (13)

1. 端末装置による前記端末装置のアプリケーションインストール方法において、
   アプリケーションを前記端末装置の通信インターフェースを介してダウンロードするためのコマンドが前記端末装置のユーザインターフェース部を介して入力されるステップと、
   前記コマンドの入力に応答し、前記端末装置に既にインストールされているアプリケーションに対応する識別子を含む複数のページに対する複数のイメージをディスプレイするように、前記端末装置の制御部が前記ユーザインターフェース部を制御するステップと、
   前記アプリケーションに対応する識別子を前記複数のイメージの中から選択されたページに追加して表示するように、前記制御部が前記ユーザインターフェース部を制御するステップとを含み、
   前記複数のページは、余裕スペースに応じて選択可能な状態で表示されてユーザの選択に応じて前記アプリケーションに対応する識別子が追加的に表示され得るページ、及び余裕スペースに応じて選択不可な状態で表示されて前記アプリケーションに対応する識別子が追加的に表示され得ないページを含み、
   前記アプリケーションに対応する識別子には、前記アプリケーションが最初に実行される前まで未使用の状態を示すマークが表示される
   ことを特徴とするアプリケーションインストール方法。
2. 前記識別子は、前記アプリケーションに対応するアイコンである
   ことを特徴とする請求項１に記載のアプリケーションインストール方法。
3. 前記選択可能な状態のページが選択されると、フォルダ選択ポップアップウィンドウをディスプレイするステップを更に含む
   ことを特徴とする請求項１に記載のアプリケーションインストール方法。
4. 前記複数のイメージをディスプレイするように前記端末装置の前記制御部が前記ユーザインターフェース部を制御するステップは、
   前記識別子が追加されるスペースのないページにフォルダが含まれていると、前記選択不可の状態のページの一側に、フォルダ選択ウィンドウを活性化状態で同時にディスプレイする
   ことを特徴とする請求項３に記載のアプリケーションインストール方法。
5. サーバから前記アプリケーションをダウンロードし、前記端末装置にインストールするステップを更に含み、
   前記識別子の一側には、前記アプリケーションのダウンロードの進み具合を示す情報が表示される
   ことを特徴とする請求項２ないし４のいずれか一項に記載のアプリケーションインストール方法。
6. 前記情報は、前記アプリケーションのダウンロードの進み具合に応じて前記識別子の周縁で時計回りまたは反時計回りに回転しながら表示されるプログレスバーイメージで表示され、
   プログレスバーは、前記アプリケーションのダウンロードが完了する時点で、前記識別子の周縁を全部囲む形態で表示される
   ことを特徴とする請求項５に記載のアプリケーションインストール方法。
7. 前記アプリケーションのダウンロードが完了して前記アプリケーションが前記端末装置にインストールされ、前記識別子が前記選択されたページに表示されると、前記アプリケーションが最初に実行されるまで、前記識別子の一側に未使用の状態であることを表すマークを表示するステップを更に含む
   ことを特徴とする請求項２ないし６のいずれか一項に記載のアプリケーションインストール方法。
8. 前記識別子は、前記アプリケーションを示すテキストであり、
   前記複数のイメージをディスプレイするように前記端末装置の前記制御部が前記ユーザインターフェース部を制御するステップは、既にインストールされている前記アプリケーションを示すテキストリストを予め設定された数単位に分割して複数のページで表示するように、前記制御部が前記ユーザインターフェース部を制御するステップと、
   前記分割された各テキストリストに対応するページの中から、前記アプリケーションを示すテキストを追加するページをユーザが選択可能な画面として前記ユーザに提供するように前記制御部が前記ユーザインターフェース部を制御するステップとを含む
   ことを特徴とする請求項２ないし７のいずれか一項に記載のアプリケーションインストール方法。
9. 前記複数のイメージをディスプレイするように前記端末装置の前記制御部が前記ユーザインターフェース部を制御するステップは、
   前記選択されたページのテキストリスト上で、既存のテキストの表示位置を下側にシフトしながら、スペースを確保するステップと、
   前記確保されたスペースに、前記テキストを更に表示するステップとを含む
   ことを特徴とする請求項８に記載のアプリケーションインストール方法。
10. 端末装置であって、
    アプリケーションをダウンロードするためのコマンドが入力されるユーザインターフェース部と、
    前記コマンドが入力されると、サーバに接続されて前記アプリケーションをダウンロードする通信インターフェース部と、
    前記ダウンロードされる前記アプリケーションを保存する保存部と、
    前記コマンドの入力に応答し、前記端末装置に既にインストールされている前記アプリケーションに対応する識別子を含む複数のページに対する複数のイメージをディスプレイし、前記アプリケーションに対応する識別子を前記複数のイメージの中から選択されたページに追加して表示するように前記ユーザインターフェース部を制御する制御部とを含み、
    前記複数のページは、余裕スペースに応じて選択可能な状態で表示されてユーザの選択に応じて前記アプリケーションに対応する識別子が追加的に表示され得るページ、及び余裕スペースに応じて選択不可な状態で表示されて前記アプリケーションに対応する識別子が追加的に表示され得ないページを含み、
    前記アプリケーションに対応する識別子には、前記アプリケーションが最初に実行される前まで未使用の状態を示すマークが表示される
    ことを特徴とする端末装置。
11. 前記識別子は、前記アプリケーションを実行するためのアイコンである
    ことを特徴とする請求項１０に記載の端末装置。
12. 前記制御部は、
    前記選択可能な状態のページが選択されると、フォルダ選択ポップアップウィンドウをディスプレイするように前記ユーザインターフェース部を制御する
    ことを特徴とする請求項１０に記載の端末装置。
13. 前記制御部は、
    前記識別子が追加されるスペースのないページにフォルダが含まれていると、前記選択不可の状態のページの一側に、フォルダ選択ウィンドウを活性化状態で同時にディスプレイするように前記ユーザインターフェース部を制御する
    ことを特徴とする請求項１０に記載の端末装置。

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