JP6120957B2 - 光伝送システム - Google Patents
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Description
この発明は、保守切り替えプロトコルを光伝送ユニット(Optical channel Transport Unit:OTU)フレームのOTUオーバーヘッドに組み込むことにより、二種類の保守切り替えプロトコルを使用する保守装置を共存させる光伝送システムに関するものである。
光海底ケーブルの伝送システムでは、海底ケーブルの障害に備えて光伝送装置の保守機能として、冗長系光伝送システムを用いるという要求がある。図10に冗長系光伝送システムの概要図を示す。
図10に示すように、第1の陸上区間に設置されたネットワークプロテクション装置(NPE)である顧客伝送装置101の出力ポートは、光カップラ102と接続されている。そして、光カップラ102の出力ポートは、一方がトランスポンダ103に接続され、もう一方が光スイッチ106に接続されている。また、光スイッチ106は、入力ポートが光カップラ102及び光スイッチ208に接続されており、監視制御部(不図示)からの制御信号に従い、一方を入力元として選択することができる。また、光スイッチ106の出力ポートは、冗長用トランスポンダ107に接続されている。上記光カップラ102、トランスポンダ103、光スイッチ106、光スイッチ208、冗長用トランスポンダ107、監視制御部、及び説明を省略するトランスポンダ204、並びに光カップラ205は、海底区間における第1の陸上区間側の陸上端局に備えられる。
そして、通常運用状態の場合には、顧客伝送装置101から送出されたクライアント信号は、光カップラ102を経て、トランスポンダ103に入力される。そして、トランスポンダ103からの出力光は、光海底ケーブルを経て、対向するトランスポンダ104に入力される。その後、トランスポンダ104からの出力光は、光カップラ105を経て、第2の陸上区間に設置された顧客伝送装置201に入力される。上記トランスポンダ104、光カップラ105、後述する冗長用トランスポンダ207、光スイッチ206、及び説明を省略する光カップラ202、並びに監視制御部(不図示)は、海底区間における第2の陸上区間側の陸上端局に備えられる。
また、光スイッチ106は入力元として光スイッチ208を選択し、光スイッチ208は出力先として光スイッチ106を選択する。光スイッチ206は入力元として光スイッチ108を選択し、光スイッチ108は出力先として光スイッチ206を選択する。これにより、4つの光スイッチ106,108,206,208及び2つの冗長用トランスポンダ107,207を信号(OTUフレーム)がループする形になる。
なお、顧客伝送装置201から顧客伝送装置101への経路も同様であり、その説明を省略する。
一方、光海底ケーブルに障害が発生すると、監視制御部がこれを検知し、光スイッチ106を制御して光カップラ102を入力元に選択させる。また、光スイッチ108の出力先を光カップラ105に変更させる。これにより、光カップラ102からの出力光(クライアント信号)は、光スイッチ106を経由して、冗長用トランスポンダ107に出力される。そして、冗長用トランスポンダ107からの出力光は、光海底ケーブルを経て、対向する冗長用トランスポンダ207に入力される。そして、冗長用トランスポンダ207からの出力光は、光スイッチ108及び光カップラ105を経由して、顧客伝送装置201に入力される。
なお、障害発生時の顧客伝送装置201から顧客伝送装置101への経路も同様であり、その説明を省略する。
ここで、障害発生時の光スイッチの切り替え制御に関わる保守切り替えプロトコルとしてITU−T勧告G.709標準“Interfaces for the Optical Transport Network(OTN)”が規格化されており、光伝送システムにおいて用いられる(例えば非特許文献1参照)。
図11に、ITU−T勧告G.709標準のOTUオーバーヘッドマッピングを示す。図11に示すOTUオーバーヘッドマッピングおいて、OPUkペイロードとは送信情報を格納する場所であり、オーバーヘッドとはペイロードの先頭部分に取り付け、伝送情報や伝送路警報を格納する場所である。ITU−T勧告G.709標準では、切り替えオーバーヘッド領域であるAPS/PCC(Automatic Protection Switching Coordination channel/Protection Communication Control channel)バイトが監視制御に用いられている。
ITU−T勧告G.709"Interfaces for the Optical Transport Network(OTN)"
ここで、従来のAPS/PCCバイトを用いた保守切り替え(光スイッチの切り替え)を直列に接続された伝送経路上の複数の保守装置、すなわち陸上区間の保守装置と海底区間の保守装置が実施する場合、各装置が各区間の保守切り替え内容に合わせてオーバーヘッド領域を個別に利用できなければならない。しかしながら、APS/PCCバイトは、陸上区間で使用するODU(Optical channel data unit)領域(ODUオーバーヘッド)にマッピングされている。よって、海底区間においてAPS/PCCバイトを使用すると、陸上区間において海底区間を介したAPS/PCCバイトを用いた保守切り替えを実行することができず、陸上光伝送システムと海底光伝送システムで、保守装置が共存できなくなるという課題がある。
また、そもそもクライアントインターフェースにOTUを使用する場合には、回線のエンドツーエンドで生成並びに終端されるOTUフレームのODU領域は、顧客伝送装置のためにトランスペアレント通信(ODU領域の内容を変更しない通信)を実現する必要があり、海底区間においてAPS/PCCバイトを変更することができない。従って、OTUインターフェースを使用する場合は、海底区間での保守切り替えに、従来のAPS/PCCバイトを用いた保守切り替え方式を適用することができないという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、陸上区間の保守切り替え機能及び海底区間の保守切り替え機能を共存させることができる光伝送システムを提供することを目的としている。
この発明に係る光伝送システムは、クライアント信号を送信する顧客伝送装置と接続され、クライアント信号をOTUフレームに収容して伝送する光伝送システムにおいて、対向して上り伝送経路を構成しOTUフレームを伝送する上りトランスポンダ、対向して冗長系上り伝送経路を構成しOTUフレームを伝送する冗長用上りトランスポンダ、対向して冗長系下り伝送経路を構成しOTUフレームを伝送する冗長用下りトランスポンダ、及び、クライアント信号を選択可能に入力する光スイッチを備え、冗長用下りトランスポンダは、上り伝送経路に障害が発生した際に、OTUフレームのOTUオーバーヘッドに保守情報を格納して伝送し、光スイッチは、保守情報に基づきクライアント信号を入力可能とし、当該クライアント信号を冗長用上りトランスポンダに出力するものである。
この発明によれば、光伝送システム(海底区間)を上記のように構成したので、顧客伝送装置(陸上区間)の保守情報の格納に利用しないOTUオーバーヘッドに保守情報を格納することにより、陸上区間の保守切り替え機能及び海底区間の保守切り替え機能を共存させることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光伝送システムの構成を示す概要図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光伝送システムの構成を示す概要図である。
本光伝送システムでは、図1に示すように、ネットワークプロテクション装置(NPE)である顧客伝送装置11及び顧客伝送装置21が、それぞれ第1の陸上区間、第2の陸上区間に設置され、海底区間に設置される陸上端局を介して光伝送通信を行う。
第1の陸上区間側の陸上端局には、光カップラ12、上りトランスポンダ13、光スイッチ16、冗長用トランスポンダ17、下りトランスポンダ24、光カップラ25、光スイッチ28、及び監視制御部(不図示)が備えられる。第2の陸上区間側の陸上端局には、上りトランスポンダ14、光カップラ15、光スイッチ18、光カップラ22、下りトランスポンダ23、光スイッチ26、冗長用トランスポンダ27、及び監視制御部(不図示)が備えられる。
上りトランスポンダ13と上りトランスポンダ14は、対向して上り伝送経路を構成し、下りトランスポンダ23と下りトランスポンダ24は、対向して下り伝送経路を構成する。冗長用トランスポンダ17と冗長用トランスポンダ27は、対向して冗長系上り伝送経路、および冗長系下り伝送経路を構成する。
顧客伝送装置11の出力ポートは、光カップラ12と接続される。そして、光カップラ12の出力ポートは、一方が上りトランスポンダ13に接続され、他方が光スイッチ16に接続される。光スイッチ16は、入力ポートが光カップラ12及び光スイッチ28に接続されており、監視制御部からの制御信号に従い、一方を入力元として選択する。また、光スイッチ16の出力ポートは、冗長用トランスポンダ17に接続される。
上りトランスポンダ13の出力ポートは、光海底ケーブルを経て、対向する上りトランスポンダ14に接続され、上りトランスポンダ14の出力ポートは、光カップラ15に接続される。光カップラ15は、その入力ポートが上りトランスポンダ14及び光スイッチ18に接続され、出力ポートが顧客伝送装置21に接続される。
一方、顧客伝送装置21の出力ポートは、光カップラ22と接続され、光カップラ22の出力ポートは、一方が下りトランスポンダ23に接続され、他方が光スイッチ26に接続される。光スイッチ26は、入力ポートが光カップラ22及び光スイッチ18に接続されており、監視制御部からの制御信号に従い、一方を入力元として選択する。また、光スイッチ26の出力ポートは、冗長用トランスポンダ27に接続される。
下りトランスポンダ23の出力ポートは、光海底ケーブルを経て、対向する下りトランスポンダ24に接続され、下りトランスポンダ24の出力ポートは、光カップラ25に接続される。光カップラ25は、その入力ポートが下りトランスポンダ24及び光スイッチ28に接続され、出力ポートが顧客伝送装置11に接続される。
また、トランスポンダ19、トランスポンダ29は、上記上りトランスポンダ13,24、及び上りトランスポンダ14,23と同様に、顧客伝送装置11、顧客伝送装置21にそれぞれ接続され、顧客伝送装置11、顧客伝送装置21間の海底区間における他の伝送経路を形成する。
尚、冗長用トランスポンダ17,27、及び他の伝送経路を形成するトランスポンダ19,29は、いずれも上りトランスポンダ13と下りトランスポンダ24、又は上りトランスポンダ14と下りトランスポンダ23に相当する上り/下りに対応するトランスポンダを含むが、省略して図示する。
顧客伝送装置11は、クライアント信号を光カップラ12に出力し、また、光カップラ25からの出力光(クライアント信号)を入力するものである。また、顧客伝送装置11は、陸上区間、例えば光カップラ25、顧客伝送装置11間において障害(回線障害)が発生した場合に、ITU−T勧告G.709準拠のODU領域のAPS/PCCバイトを変更したクライアント信号を上りトランスポンダ13,14(または、トランスポンダ19,29)を介する伝送経路で送信し、顧客伝送装置21の出力切り替え制御(保守切り替え)を行う。これにより、顧客伝送装置21からのクライアント信号の伝送経路を、下りトランスポンダ23,24からトランスポンダ29,19による他の伝送経路へ切り替える。
同様に、顧客伝送装置21は、クライアント信号を光カップラ22に出力し、また、光カップラ15からの出力光を入力するものである。また、顧客伝送装置21は、陸上区間、例えば光カップラ15、顧客伝送装置21間において障害(回線障害)が発生した場合に、ITU−T勧告G.709準拠のODU領域のAPS/PCCバイトを変更したクライアント信号を下りトランスポンダ23,24(または、トランスポンダ29,19)を介する伝送経路で送信し、顧客伝送装置11の出力切り替え制御(保守切り替え)を行う。これにより、顧客伝送装置11からのクライアント信号の伝送経路を上りトランスポンダ13,14からトランスポンダ19,29による他の伝送経路に切り替える。
光カップラ12は、顧客伝送装置11からのクライアント信号である出力光を2分岐して、上りトランスポンダ13及び光スイッチ16に出力するものである。
同様に、光カップラ22は、顧客伝送装置21からのクライアント信号である出力光を2分岐して、下りトランスポンダ23及び光スイッチ26に出力するものである。
上りトランスポンダ13は、光カップラ12からのクライアント信号を収容したOTUフレームを生成し、光海底ケーブルを介して上りトランスポンダ14に送信するものである。このとき、監視制御部からの制御信号に基づき、生成するOTUフレームのOTUオーバーヘッドに保守情報を格納する。また、上りトランスポンダ13は、海底区間において障害が発生した場合に、その旨を示す障害通知警報を監視制御部に通知する。また、同様に、下りトランスポンダ23は、光カップラ22からのクライアント信号を収容したOTUフレームを生成し、光海底ケーブルを介して下りトランスポンダ24に送信するものである。このとき、監視制御部からの制御信号に基づき、生成するOTUフレームのOTUオーバーヘッドに保守情報を格納する。また、下りトランスポンダ23は、海底区間において障害が発生した場合に、その旨を示す障害通知警報を監視制御部に通知する。
上りトランスポンダ14は、上りトランスポンダ13から受信したOTUフレームを終端し、クライアント信号を光カップラ15に出力するものである。このとき、OTUオーバーヘッドの内容は、監視制御部に通知される。また、上りトランスポンダ14は、海底区間において障害が発生した場合に、その旨を示す障害通知警報を監視制御部に通知する。
同様に、下りトランスポンダ24は、下りトランスポンダ23から受信したOTUフレームを終端し、クライアント信号を光カップラ25に出力するものである。このとき、OTUオーバーヘッドの内容は、監視制御部に通知される。また、下りトランスポンダ24は、海底区間において障害が発生した場合に、その旨を示す障害通知警報を監視制御部に通知する。
光カップラ15は、上りトランスポンダ14又は光スイッチ18からの出力光(クライアント信号)を顧客伝送装置21に出力するものである。
同様に、光カップラ25は、下りトランスポンダ24又は光スイッチ28からの出力光(クライアント信号)を顧客伝送装置11に出力するものである。
光スイッチ16は、光カップラ12又は光スイッチ28からの出力光を冗長用トランスポンダ17に出力するものである。監視制御部からの制御信号に従い、入力元として光カップラ12又は光スイッチ28を選択する。
同様に、光スイッチ26は、光カップラ22又は光スイッチ18からの出力光を冗長用トランスポンダ27に出力するものである。監視制御部からの制御信号に従い、入力元として光カップラ22又は光スイッチ18を選択する。
冗長用トランスポンダ17は、光スイッチ16からのクライアント信号を収容したOTUフレーム、又はクライアント信号を収容しないOTUフレームを生成し、光海底ケーブルを介して冗長用トランスポンダ27に送信するものである。このとき、監視制御部からの制御信号に基づき、生成するOTUフレームのOTUオーバーヘッドに保守情報を格納する。また、冗長用トランスポンダ27から受信したOTUフレームを終端し、クライアント信号を光スイッチ28に出力するものである。このとき、OTUオーバーヘッドの内容は、監視制御部に通知される。
同様に、冗長用トランスポンダ27は、光スイッチ26からのクライアント信号を収容したOTUフレーム、又はクライアント信号を収容しないOTUフレームを生成し、光海底ケーブルを介して冗長用トランスポンダ17に送信するものである。このとき、監視制御部からの制御信号に基づき、生成するOTUフレームのOTUオーバーヘッドに保守情報を格納する。また、冗長用トランスポンダ17から受信したOTUフレームを終端し、クライアント信号を光スイッチ18に出力するものである。このとき、OTUオーバーヘッドの内容は、監視制御部に通知される。
光スイッチ18は、冗長用トランスポンダ27からの出力光を、光カップラ15又は光スイッチ26に出力するものである。監視制御部からの制御信号に従い、出力先として光カップラ15又は光スイッチ26を選択する。
同様に、光スイッチ28は、冗長用トランスポンダ17からの出力光を、光カップラ25又は光スイッチ16に出力するものである。監視制御部からの制御信号に従い、出力先として光カップラ25又は光スイッチ16を選択する。
トランスポンダ19は、上記上りトランスポンダ13及び下りトランスポンダ24、トランスポンダ29は、上記上りトランスポンダ14及び下りトランスポンダ23と同様の機能を有する。
次に、上記のように構成された光伝送システムで用いられるOTUフレームのオーバーヘッドマッピングについて、図2に示す。
実施の形態1に係る光伝送システムでは、図2に示すように、海底区間の保守情報(切り替え情報)を、OTUオーバーヘッド(OTU領域)50のRow♯1,Cloumn♯11,12にマッピングされるGeneral Communication Channel 0(GCC0)領域に格納する。また、陸上区間の保守情報(切り替え情報)は、従来通り、ODUオーバーヘッド(ODU領域)40のRow♯4,Cloumn♯5〜8にマッピングされるAPS/PCCバイトに格納する。
なお、ITU−T勧告G.709標準では、GCC0領域は任意のデータ通信用の帯域として用いられる。このGCC0領域は、隣接する光伝送装置(トランスポンダ)間で生成並びに終端するOTU領域にあるため、海底区間内で閉じて使用され、海底区間から陸上区間伝送する際にはOTU領域は再度付け替えを行う。よって、GCC0領域に保守情報を格納しても、陸上区間にある顧客伝送装置に影響を与えることはない。
実施の形態1に係る光伝送システムでは、海底区間の保守情報を、複数フレームの識別を行うマルチフレーム識別子51と、マルチフレーム識別子51に応じたAPS/PCC値の4バイトを格納するAPS/PCCデータ領域52とから構成する。
ここで、ITU−T勧告G.709標準では、ODU領域にAPS/PCCバイトが4バイト(Row#4,Cloumn#5〜8)と規定されているが、GCC0領域は全体で2バイト(Row♯1,Cloumn♯11,12)しか規定されておらず、このままでは全て(4バイト分)の保守情報を格納できない。そこで、GCC0領域をマルチフレーム化し、3つの連続するOTUフレームで4バイトの保守情報を送信させることにより、全ての保守情報の格納と通信を実現させる。
図3に、実施の形態1におけるCloumn#11にマルチフレーム識別子51を挿入し、GCC0領域をマルチフレーム化したオーバーヘッドマッピングを示す。Cloumn♯11のビット列の先頭に2ビットのマルチフレーム識別子51の領域を確保し、マルチフレーム化した3つのGCC0領域に対し、“10”,”01”,“00”を順番に挿入する。そして、マルチフレーム化した3つのGCC0領域それぞれの下位の14ビット(Cloumn#11の残りの6ビットとCloumn#12の8ビット)であるAPS/PCCデータ領域52に、APS/PCC値(APS/PCCバイトのC5[7:0],C6[7:0],C7[7:0],C8[7:0]に相当する32ビット)を順に挿入する。
以上により、APS/PCC値の4バイトをマルチフレーム化したGCC0領域に格納できる。なお、図3は一例であり、マルチフレーム識別子51の値は任意である。
次に、上記のように構成された光伝送システムの動作について説明する。
まず、通常運用状態の場合での動作について、図1を参照しながら説明する。なお以下では、顧客伝送装置11から顧客伝送装置21にクライアント信号を伝送する場合について示す。
まず、通常運用状態の場合での動作について、図1を参照しながら説明する。なお以下では、顧客伝送装置11から顧客伝送装置21にクライアント信号を伝送する場合について示す。
通常運用状態の場合には、まず、顧客伝送装置11から出力されたクライアント信号は、海底区間の光カップラ12に入力される。次いで、光カップラ12からの出力光(クライアント信号)は、上りトランスポンダ13及び光スイッチ16に入力される。
次いで、上りトランスポンダ13は、光カップラ12からのクライアント信号を収容したOTUフレームを作成し、光海底ケーブルを介して、対向する上りトランスポンダ14へ送信する。その後、上りトランスポンダ14は、上りトランスポンダ13から受信したOTUフレームを終端し、クライアント信号を、光カップラ15を経て、顧客伝送装置21へ入力する。
一方、海底区間の冗長系(光スイッチ16,18,26,28及びトランスポンダ17,27)においては、監視制御部からの制御信号に従い、光スイッチ16は入力元として光スイッチ28を選択し、光スイッチ28は出力先として光スイッチ16を選択する。また、光スイッチ26は入力元として光スイッチ18を選択し、光スイッチ18は出力先として光スイッチ26を選択する。これにより、海底区間の冗長系を構成する4つの光スイッチ16,18,26,28及び2つの冗長用トランスポンダ17,27を光信号がループする形になる。
通常運用状態では、光スイッチ16は、入力元として光スイッチ28を選択しているため、光カップラ12からのクライアント信号が冗長用トランスポンダ17に入力されることはない。冗長用トランスポンダ17は、クライアント信号を収容しないOTUフレームを作成し、光海底ケーブルを介して、対向する冗長用トランスポンダ27へ送信する。冗長用トランスポンダ27は、冗長用トランスポンダ17から受信したOTUフレームを終端し、出力光(クライアント信号を含まない)を、光スイッチ18へ入力する。
光スイッチ18は、出力先として光スイッチ26を選択しているため、光スイッチ18からの出力光が光カップラ15へ入力されることはない。光スイッチ18の出力光は、光スイッチ26を介して冗長用トランスポンダ27へ入力される。
同様に、冗長用トランスポンダ27は、クライアント信号を収容しないOTUフレームを作成し、光海底ケーブルを介して、対向する冗長用トランスポンダ17へ送信する。冗長用トランスポンダ17は、冗長用トランスポンダ27から受信したOTUフレームを終端し、出力光を光スイッチ28へ入力する。
光スイッチ28は、出力先として光スイッチ16を選択しているため、光スイッチ28からの出力光が光カップラ25へ入力されることはない。光スイッチ28の出力光は、光スイッチ16を介して冗長用トランスポンダ17へ入力される。このように、通常運用状態において、光信号が冗長系をループしている。
次に、海底区間の上り伝送経路において障害が発生した場合(運用中の上りトランスポンダ13,14に故障が発生した場合を含む)の動作(保守切り替え)について、図4を参照しながら説明する。なお以下では、海底区間において回線障害61が発生した場合について示す。
海底区間において回線障害61が発生した場合、まず、上りトランスポンダ14は、その旨を示す障害通知警報を監視制御部に通知する。監視制御部は、この通知により回線障害61を検知して、冗長用トランスポンダ27へOTUフレームに保守情報を格納する指示を通知(制御信号を送信)する。冗長用トランスポンダ27は、監視制御部から制御信号を受け、前述のとおり、GCC0領域をマルチフレーム化して保守情報を格納したOTUフレーム生成し、冗長用トランスポンダ17へ送信する。このとき、送信するOTUフレームとしては、冗長系でループ送信中のクライアント信号を含まないOTUフレームを用いることができる。また、光スイッチ18,26は、監視制御部の制御により、光スイッチ18の出力先として光カップラ15を選択し、光スイッチ26の入力元として光カップラ22を選択する。
次いで、冗長用トランスポンダ17は、冗長用トランスポンダ27から受信したOTUフレームを終端し、OTUオーバーヘッドに格納された保守情報が、監視制御部へ通知される。光スイッチ16,28は、この保守情報に基づく監視制御部の制御により、光スイッチ16の入力元として光カップラ12を選択し、光スイッチ28の出力先として光カップラ25を選択する。
これにより、顧客伝送装置11、顧客伝送装置21間の主信号(クライアント信号を含む)の伝送経路が、冗長系に切り替わる。すなわち、光伝送システムにおける保守切り替えが完了する。
なお、このとき第1の陸上区間の顧客伝送装置11が、クライアントインターフェースにOUTインターフェースを選択していても、海底区間の上りトランスポンダ13,14、及び冗長用トランスポンダ17,27は、保守情報をOTUオーバーヘッドを利用して通知し、ODUオーバーヘッドの終端を行わないため、ODU領域のAPS/PCCバイトを書き換えることはなく、海底区間において障害が発生した場合でも、ODU領域のトランスペアレント通信を行うことが可能となる。
次に、陸上区間において障害が発生した場合の動作について、図5を参照しながら説明する。なお以下では、陸上区間において回線障害62が発生した場合についで示す。
陸上区間において回線障害62が発生した場合、障害を検知した顧客伝送装置21は、自装置のクライアント信号の出力先を、光カップラ22から、他の伝送経路を構成するトランスポンダ29へ切り替えるとともに、ITU−T勧告G.709標準に準拠して、ODU領域のAPS/PCCバイトに陸上区間の保守情報を格納したクライアント信号を、顧客伝送装置11へ向けて送信する。上記陸上区間の保守情報を格納したクライアント信号を受信した顧客伝送装置11は、自装置のクライアント信号の出力先を、光カップラ12から、他の伝送経路を構成するトランスポンダ19へ切り替える。これにより、顧客伝送装置11から顧客伝送装置21へのクライアント信号の伝送経路を、上りトランスポンダ13,14から、トランスポンダ19,29による他の伝送経路に切り替える。
このとき、海底区間において障害が発生していた場合でも、海底区間のトランスポンダは、ODU領域のトランスペアレント通信を実施しているため、陸上区間の保守情報の通信を妨げない。
以上のように、この実施の形態1によれば、海底区間において障害が発生した場合に、OTUオーバーヘッドのGCC0領域に保守情報を格納するように構成したので、顧客伝送装置11,21に対して、陸上区間の保守切り替え機能及び海底区間の保守切り替え機能を共存させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、光伝送システムの海底区間において回線障害が発生して、OTUオーバーヘッドに保守情報を格納する際に、GCC0領域のマルチフレーム化の方法として、先頭の2ビットにマルチフレーム識別子51を格納した場合について示した。これに対して、実施の形態2では、GCC0領域の1ビット分の先頭ビット領域にマルチフレームの先頭を示す情報(先頭フラグビット53)を格納する場合について示す。すなわち、実施の形態2に係る光伝送システムでは、海底区間の保守情報を、マルチフレームの先頭を示す先頭フラグビット53と、APS/PCC値の4バイトを格納するAPS/PCCデータ領域52とから構成する。
実施の形態1では、光伝送システムの海底区間において回線障害が発生して、OTUオーバーヘッドに保守情報を格納する際に、GCC0領域のマルチフレーム化の方法として、先頭の2ビットにマルチフレーム識別子51を格納した場合について示した。これに対して、実施の形態2では、GCC0領域の1ビット分の先頭ビット領域にマルチフレームの先頭を示す情報(先頭フラグビット53)を格納する場合について示す。すなわち、実施の形態2に係る光伝送システムでは、海底区間の保守情報を、マルチフレームの先頭を示す先頭フラグビット53と、APS/PCC値の4バイトを格納するAPS/PCCデータ領域52とから構成する。
図6に、実施の形態2におけるCloumn#11に先頭フラグ53を挿入しGCC0領域をマルチフレーム化したオーバーヘッドマッピングを示す。Cloumn#11のビット列の先頭に1ビットの先頭フラグ53の領域を確保し、マルチフレーム化した3つのGCC0領域に対し“1”,“0”,“0”を順番に挿入する。そして、マルチフレーム化した3つのGCC0領域それぞれの下位の15ビット(Cloumn#11の残りの7ビットとCloumn#12の8ビット)であるAPS/PCCデータ領域52に、APS/PCC値(APS/PCCバイトのC5[7:0],C6[7:0],C7[7:0],C8[7:0]に相当する32ビット)を順に挿入する。
以上により、APS/PCC値の4バイトをマルチフレーム化したGCC0領域に格納できる。
実施の形態2における光伝送システムでは、OTUフレームを受信し終端するトランスポンダは、読み取ったフレームがマルチフレームの先頭から何フレーム目であるかを認識するためのカウンタを備える。トランスポンダは、先頭フラグ53が“1”のフレーム受信によりカウンタをリセットすることで、マルチフレームを正確に認識し、GCC0領域に格納された保守情報を読み取る。読み取られた保守情報は、監視制御部に通知され、実施の形態1と同様に、光伝送システムにおける保守切り替えが実施される。
以上のように、この実施の形態2によれば、GCC0領域に先頭フラグビット53を格納してマルチフレーム化し、保守情報を格納するように構成したので、実施の形態1と同様に、光伝送システムにおいて、陸上区間の保守切り替え機能及び海底区間の保守切り替え機能を共存させることができる効果を得ることができる。加えて、各フレームの先頭1ビット以外はデータ領域として使用することができるため、GCC0領域にAPS/PPC値以外のデータなど他情報も同時に挿入するなど、多くのデータを挿入できるという効果を有する。
また、OTUオーバーヘッドへデータ(保守情報)を格納する他の挿入例として、図7,8に示すように、先頭フラグビット53及びマルチフレーム識別子51を組み合わせて用いることもできる。図8では、Cloumn#11だけでなくCloumn#12にも先頭ビットフラグ53、複数フレームの識別を行うマルチフレーム識別子51を定義している。このデータ挿入例では先頭フラグビット53が1ビット、マルチフレーム識別子51が3ビットとなり、APS/PCC値の4バイトを送るために4つのOTUフレームを用いる。この方法により、マルチフレームをより正確に認識することができ、実施の形態1と同様に、光伝送システムにおいて、陸上区間の保守切り替え機能及び海底区間の保守切り替え機能を共存させることができる効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、光伝送システムの海底区間において回線障害が発生した場合に、保守情報をOTUオーバーヘッドのGCC0領域に格納する場合について示した。これに対して、実施の形態3では、海底区間の保守情報(切り替え情報)を、OTUオーバーヘッド(OTU領域)のRow#1,Cloumn#13,14にマッピングされるReserved for future international standardization(RES)領域に格納する場合について示す。
実施の形態1,2では、光伝送システムの海底区間において回線障害が発生した場合に、保守情報をOTUオーバーヘッドのGCC0領域に格納する場合について示した。これに対して、実施の形態3では、海底区間の保守情報(切り替え情報)を、OTUオーバーヘッド(OTU領域)のRow#1,Cloumn#13,14にマッピングされるReserved for future international standardization(RES)領域に格納する場合について示す。
図9に、実施の形態3におけるCloumn#13に先頭フラグ53とマルチフレーム識別子51を挿入し、RES領域をマルチフレーム化したオーバーヘッドマッピングを示す。Cloumn#13のビット列の先頭に1ビットの先頭フラグ53の領域と2ビットのマルチフレーム識別子51の領域を確保し、マルチフレーム化した3つのRES領域に対し、先頭フラグ“1”とマルチフレーム識別子“10”、先頭フラグ“0”とマルチフレーム識別子“01”、先頭フラグ“0”とマルチフレーム識別子“00”を順番に挿入する。そして、マルチフレーム化した3つのRES領域それぞれの下位の13ビット(Cloumn#13の残りの5ビットとCloumn#14の8ビット)であるAPS/PCCデータ領域52に、APS/PCC値(APS/PCCバイトのC5[7:0],C6[7:0],C7[7:0],C8[7:0]に相当する32ビット)を順に挿入する。
以上により、APS/PCC値の4バイトをマルチフレーム化したRES領域に格納できる。
ここで、RES領域はGCC0領域と同様に2バイトであるため、OTUフレームへ保守情報を格納する際のマルチフレーム化やデータ挿入は、上記以外の実施の形態1,2に示した手法、すなわち、マルチフレーム識別子のみ、又は先頭フラグのみを挿入する方法を同様に使用することができる。GCC0領域は海底区間の光伝送装置においては、光伝送以外での別用途で使用することがあるが、RES領域はITU−Tの勧告上では定義はなされてないので、そのまま使用することができる。本発明によって、現行の光海底ケーブル伝送システムの構成を変更することなく、陸上区間と海底区間それぞれの保守切り替え機能の共存する光伝送システムを構築できる。
以上のように、この実施の形態3によれば、RES領域をマルチフレーム化して保守情報を格納するように構成したので、実施の形態1と同様に、光伝送システムにおいて、陸上区間の保守切り替え機能及び海底区間の保守切り替え機能を共存させることができる効果を得ることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る光伝送システムは、顧客伝送装置(陸上区間)の保守情報の格納に利用しないOTUオーバーヘッドに保守情報を格納することにより、陸上区間の保守切り替え機能及び海底区間の保守切り替え機能を共存させることができ、二種類の保守切り替えプロトコルを使用する保守装置を共存させる光伝送システム等に用いるのに適している。
11,21 顧客伝送装置、12,15,22,25 光カップラ、13,14 上りトランスポンダ、23,24 下りトランスポンダ、17,27 冗長用トランスポンダ、16,18,26,28 光スイッチ、19,29 トランスポンダ、40 ODUオーバーヘッド(ODU領域)、50 OTUオーバーヘッド(OTU領域)、51 マルチフレーム識別子、52 APS/PCCデータ領域、61 回線障害、62 回線障害。
Claims (12)
- クライアント信号を送信する顧客伝送装置と接続され、前記クライアント信号をOTUフレームに収容して伝送する光伝送システムにおいて、
対向して上り伝送経路を構成し前記OTUフレームを伝送する上りトランスポンダ、
対向して冗長系上り伝送経路を構成し前記OTUフレームを伝送する冗長用上りトランスポンダ、
対向して冗長系下り伝送経路を構成し前記OTUフレームを伝送する冗長用下りトランスポンダ、
及び、前記クライアント信号を選択可能に入力する光スイッチ
を備え、
前記冗長用下りトランスポンダは、前記上り伝送経路に障害が発生した際に、前記OTUフレームのOTUオーバーヘッドに保守情報を格納して伝送し、
前記光スイッチは、前記保守情報に基づき前記クライアント信号を入力可能とし、当該クライアント信号を前記冗長用上りトランスポンダに出力する
ことを特徴とする光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記保守情報を前記OTUオーバーヘッドのGCC0領域に格納する
ことを特徴とする請求項1記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記保守情報を前記OTUオーバーヘッドのRES領域に格納する
ことを特徴とする請求項1記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記保守情報をマルチフレーム化した複数の前記GCC0領域に分割して格納する
ことを特徴とする請求項2記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記分割した保守情報をマルチフレーム識別子と合わせて、前記複数のGCC0領域に格納することによりマルチフレーム化する
ことを特徴とする請求項4記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記分割した保守情報を、マルチフレームの先頭を示す先頭フラグと合わせて、前記複数のGCC0領域に格納することによりマルチフレーム化する
ことを特徴とする請求項4記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記分割した保守情報を、マルチフレームの先頭を示す先頭フラグ及びマルチフレーム識別子と合わせて、前記複数のGCC0領域に格納することによりマルチフレーム化する
ことを特徴とする請求項4記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記保守情報をマルチフレーム化した複数の前記RES領域に分割して格納する
ことを特徴とする請求項3記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記分割した保守情報をマルチフレーム識別子と合わせて、前記複数のRES領域に格納することによりマルチフレーム化する
ことを特徴とする請求項8記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記分割した保守情報を、マルチフレームの先頭を示す先頭フラグと合わせて、前記複数のRES領域に格納することによりマルチフレーム化する
ことを特徴とする請求項8記載の光伝送システム。 - 前記冗長用下りトランスポンダは、前記分割した保守情報を、マルチフレームの先頭を示す先頭フラグ及びマルチフレーム識別子と合わせて、前記複数のRES領域に格納することによりマルチフレーム化する
ことを特徴とする請求項8記載の光伝送システム。 - 前記上り伝送経路に障害が発生していない場合に、前記冗長系上り伝送経路及び前記冗長系下り伝送経路で信号を伝送するループを形成し、
前記冗長用下りトランスポンダは、
前記上り伝送経路に障害が発生した場合に、前記ループ上で伝送中のOTUフレームのOTUオーバーヘッドに前記保守情報を格納して伝送する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の光伝送システム。
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