JPH11220499A - ネットワークシステム及びそれに用いるクロスコネクト装置 - Google Patents
ネットワークシステム及びそれに用いるクロスコネクト装置Info
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- JPH11220499A JPH11220499A JP2247298A JP2247298A JPH11220499A JP H11220499 A JPH11220499 A JP H11220499A JP 2247298 A JP2247298 A JP 2247298A JP 2247298 A JP2247298 A JP 2247298A JP H11220499 A JPH11220499 A JP H11220499A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 OpSからパスを終端する装置に対してのみ
クロスコネクト情報を設定することで、途中で中継する
複数のクロスコネクト装置が夫々地理的に最短ルートと
なる方向に、自律的にクロスコネクト設定を行いってパ
スを開通することができるようにする。 【解決手段】 全ての装置1〜5は隣接装置間の地理的
距離を測定して、これ等各測定結果を互いに授受し合っ
て、装置間の伝送路の距離をデータベースとして共有す
しておく。OpS6からは、パスの始端と終端の装置
1,4のみに対してパス設定情報が送出されるが、各装
置は、自律的にパスAの設定において、データベースを
参照して最短距離となる様にクロスコネクト制御を行う
様動作する。
クロスコネクト情報を設定することで、途中で中継する
複数のクロスコネクト装置が夫々地理的に最短ルートと
なる方向に、自律的にクロスコネクト設定を行いってパ
スを開通することができるようにする。 【解決手段】 全ての装置1〜5は隣接装置間の地理的
距離を測定して、これ等各測定結果を互いに授受し合っ
て、装置間の伝送路の距離をデータベースとして共有す
しておく。OpS6からは、パスの始端と終端の装置
1,4のみに対してパス設定情報が送出されるが、各装
置は、自律的にパスAの設定において、データベースを
参照して最短距離となる様にクロスコネクト制御を行う
様動作する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークシステ
ム及びそれに用いるクロスコネクト装置に関し、特にS
DH(Synchronous Digital Hierarchy )伝送ネットワ
ークにおけるクロスコネクト制御方式に関するものであ
る。
ム及びそれに用いるクロスコネクト装置に関し、特にS
DH(Synchronous Digital Hierarchy )伝送ネットワ
ークにおけるクロスコネクト制御方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、SDH伝送ネットワークにおい
て、パスのクロスコネクト制御は網制御をなすオペレー
ションシステム(OpS)による集中制御方式であっ
た。即ち、あるパスを開通しようとした場合、オペレー
ションシステムはパスのルートを決定すると共に、その
ルートとなる各クロスコネクト装置それぞれに対して個
別にクロスコネクト制御を行う必要があった。
て、パスのクロスコネクト制御は網制御をなすオペレー
ションシステム(OpS)による集中制御方式であっ
た。即ち、あるパスを開通しようとした場合、オペレー
ションシステムはパスのルートを決定すると共に、その
ルートとなる各クロスコネクト装置それぞれに対して個
別にクロスコネクト制御を行う必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような集中制御方
式の場合、オペレーションシステムに多大な負荷がかか
り、その結果、パス開通までに非常に大きな時間を必要
とするという問題を有している。特に、国規模等の大き
なネットワークの場合、制御対象の装置の数が多く、し
かも制御対象の装置が地理的に分散しているため、1つ
のオペレーションシステムからの個々の装置に対する遠
隔制御に要する時間を考えると、この問題は特に顕著に
現れる。
式の場合、オペレーションシステムに多大な負荷がかか
り、その結果、パス開通までに非常に大きな時間を必要
とするという問題を有している。特に、国規模等の大き
なネットワークの場合、制御対象の装置の数が多く、し
かも制御対象の装置が地理的に分散しているため、1つ
のオペレーションシステムからの個々の装置に対する遠
隔制御に要する時間を考えると、この問題は特に顕著に
現れる。
【0004】また、本発明が提案している様に、ネット
ワーク内の各クロスコネクト装置が自律的にクロスコネ
クト制御を行う方式を採用すると、そのために、たとえ
ば、LANのルーティングアルゴリズムのように、各装
置(LANの場合は、IPルータ)が装置間の接続情報
としてのルーティングテーブルを持つ方法が考えられる
が、LANの方式をそのまま適用した場合、次の問題点
を有する。
ワーク内の各クロスコネクト装置が自律的にクロスコネ
クト制御を行う方式を採用すると、そのために、たとえ
ば、LANのルーティングアルゴリズムのように、各装
置(LANの場合は、IPルータ)が装置間の接続情報
としてのルーティングテーブルを持つ方法が考えられる
が、LANの方式をそのまま適用した場合、次の問題点
を有する。
【0005】即ち、LANの場合のルーティングアルゴ
リズムは、通過する装置(IPルータ)数で最短ルート
を判定している。ところが、SDH伝送ネットワークの
場合、例えば、図4に示す様なネットワーク構成におい
て、装置1−装置4間のパスAの例で示すように、通過
する装置数が少ないほうが最短ルートであるとは限らな
い点に特異性を持つ。
リズムは、通過する装置(IPルータ)数で最短ルート
を判定している。ところが、SDH伝送ネットワークの
場合、例えば、図4に示す様なネットワーク構成におい
て、装置1−装置4間のパスAの例で示すように、通過
する装置数が少ないほうが最短ルートであるとは限らな
い点に特異性を持つ。
【0006】即ち、装置1〜5がSDHリングネットワ
ークを構成している場合、装置1と装置4との間のパス
をOpS(オペレーションシステム)6の指示によって
形成する場合、そのパスAが通過する装置数ではなく、
地理的(物理的)距離の合計値によって、最短ルートを
判定することが技術的な課題となる。
ークを構成している場合、装置1と装置4との間のパス
をOpS(オペレーションシステム)6の指示によって
形成する場合、そのパスAが通過する装置数ではなく、
地理的(物理的)距離の合計値によって、最短ルートを
判定することが技術的な課題となる。
【0007】本発明の目的は、OpSからパスを終端す
る装置に対してのみクロスコネクト情報を設定すること
で、途中で中継する複数のクロスコネクト装置が夫々地
理的に最短ルートとなる方向に、自律的にクロスコネク
ト設定を行いってパスを開通することができるようにし
たネットワークシステム及びそれに使用するクロスコネ
クト装置を提供することである。
る装置に対してのみクロスコネクト情報を設定すること
で、途中で中継する複数のクロスコネクト装置が夫々地
理的に最短ルートとなる方向に、自律的にクロスコネク
ト設定を行いってパスを開通することができるようにし
たネットワークシステム及びそれに使用するクロスコネ
クト装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ネット
ワークを構成する個々のクロスコネクト装置が、隣接装
置との間の地理的距離を測定して、ネットワーク内の全
ての装置に関する接続情報と地理的距離情報とからなる
データベースを有し、各装置がこのデータベースを参照
して最短距離のパスを形成するようにしたことを特徴と
するネットワークシステムが得られる。
ワークを構成する個々のクロスコネクト装置が、隣接装
置との間の地理的距離を測定して、ネットワーク内の全
ての装置に関する接続情報と地理的距離情報とからなる
データベースを有し、各装置がこのデータベースを参照
して最短距離のパスを形成するようにしたことを特徴と
するネットワークシステムが得られる。
【0009】そして、前記データベースには、更に使用
可能な残存する残存帯域情報を有し、各装置は前記最短
距離情報と前記残存帯域情報とを参照して残存するパス
のうち最短距離のパスを形成するようにしたことを特徴
とし、また、前記ネットワークはSDH伝送ネットワー
クであることを特徴とする。
可能な残存する残存帯域情報を有し、各装置は前記最短
距離情報と前記残存帯域情報とを参照して残存するパス
のうち最短距離のパスを形成するようにしたことを特徴
とし、また、前記ネットワークはSDH伝送ネットワー
クであることを特徴とする。
【0010】また本発明によれば、ネットワークを構成
するクロスコネクト装置であって、隣接装置間の地理的
距離を測定する手段と、この測定結果を互いの装置間で
授受してネットワーク内の全ての装置に関する接続情報
と地理的距離情報とからなるデータベースを生成保持す
る手段と、パス設定の際のクロスコネクト制御時に、前
記データベースを参照して最短距離のパスを形成すよう
制御する制御手段とを含むことを特徴とするクロスコネ
クト装置が得られる。
するクロスコネクト装置であって、隣接装置間の地理的
距離を測定する手段と、この測定結果を互いの装置間で
授受してネットワーク内の全ての装置に関する接続情報
と地理的距離情報とからなるデータベースを生成保持す
る手段と、パス設定の際のクロスコネクト制御時に、前
記データベースを参照して最短距離のパスを形成すよう
制御する制御手段とを含むことを特徴とするクロスコネ
クト装置が得られる。
【0011】そして、前記データベースには、更に使用
可能な残存する残存帯域情報を有し、前記制御手段は、
前記最短距離情報と前記残存帯域情報とを参照して残存
するパスのうち最短距離のパスを形成するようにしたこ
とを特徴とする。
可能な残存する残存帯域情報を有し、前記制御手段は、
前記最短距離情報と前記残存帯域情報とを参照して残存
するパスのうち最短距離のパスを形成するようにしたこ
とを特徴とする。
【0012】発明の作用を述べる。例えば、図4のネッ
トワーク構成例において、各装置1〜5は、パス終端機
能と、セクションを終端しパス単位のクロスクネクト機
能を持つものとする。ここで、パスAを装置1と装置4
の間に開通しようとする場合、装置1−装置5−装置4
のルートと、装置1−装置2−装置3−装置4の2通り
のルートが考えられる。装置を通過する数としては前者
のほうが少ないが、地理的な距離としては逆に後者のほ
うが短い。このように、通過する装置数ではなく、トー
タルの地理的な距離を基準として最短ルートを選ぶため
のクロスコネクト制御を、各装置が自律的に行うための
方法を提供する。
トワーク構成例において、各装置1〜5は、パス終端機
能と、セクションを終端しパス単位のクロスクネクト機
能を持つものとする。ここで、パスAを装置1と装置4
の間に開通しようとする場合、装置1−装置5−装置4
のルートと、装置1−装置2−装置3−装置4の2通り
のルートが考えられる。装置を通過する数としては前者
のほうが少ないが、地理的な距離としては逆に後者のほ
うが短い。このように、通過する装置数ではなく、トー
タルの地理的な距離を基準として最短ルートを選ぶため
のクロスコネクト制御を、各装置が自律的に行うための
方法を提供する。
【0013】そのために各装置は、隣接装置間の地理的
距離を測定するために、主信号のセクションオーバーヘ
ッドバイトを用いてマルチフレーム情報を送信し、隣接
装置でこれを折り返すことにより、送信マルチフレーム
位相と折り返された受信位相を比較して隣接装置間の地
理的な距離を測定する。
距離を測定するために、主信号のセクションオーバーヘ
ッドバイトを用いてマルチフレーム情報を送信し、隣接
装置でこれを折り返すことにより、送信マルチフレーム
位相と折り返された受信位相を比較して隣接装置間の地
理的な距離を測定する。
【0014】この距離情報を、別のセクションオーバー
ヘッドバイトを用いてネットワーク内の各装置間で互い
に定周期で交換し合ってこの距離情報を含めたネットワ
ーク内の各装置の接続情報に関するデータベースを作成
する。
ヘッドバイトを用いてネットワーク内の各装置間で互い
に定周期で交換し合ってこの距離情報を含めたネットワ
ーク内の各装置の接続情報に関するデータベースを作成
する。
【0015】そして、パスAを開通させようとする場
合、OpS6は装置1に対して接続先情報を設定する。
装置1はパスオーバーヘッドバイトへOpSより受信し
た接続先情報を挿入する。途中の装置2,3はパスオー
バーヘッド情報を常時モニタしており、有効な接続先情
報を受信した場合にデータベースの距離情報を参照して
地理的に最短となるルートへクロスコネクト設定を行
う。
合、OpS6は装置1に対して接続先情報を設定する。
装置1はパスオーバーヘッドバイトへOpSより受信し
た接続先情報を挿入する。途中の装置2,3はパスオー
バーヘッド情報を常時モニタしており、有効な接続先情
報を受信した場合にデータベースの距離情報を参照して
地理的に最短となるルートへクロスコネクト設定を行
う。
【0016】パスAを終端する装置4は、同様にパスオ
ーバーヘッド情報を常時モニタしており、自装置宛ての
情報として受信してパスAを終端するためのクロスコネ
クト制御を行う。逆方向の場合もOpSが装置4に対し
て接続先情報を設定することにより同様に動作する。以
上により、装置1−装置4間の双方向パスAが開通す
る。
ーバーヘッド情報を常時モニタしており、自装置宛ての
情報として受信してパスAを終端するためのクロスコネ
クト制御を行う。逆方向の場合もOpSが装置4に対し
て接続先情報を設定することにより同様に動作する。以
上により、装置1−装置4間の双方向パスAが開通す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の実施例を説明する。
の実施例を説明する。
【0018】図1はクロスコネクト装置の基本構成を示
すブロック図であり、本例では、先に説明した図4に示
した様なリングネットワークを構成するための装置の例
である。図1では、簡単化のために、図4のリングネッ
トワークにおける装置1,2のみにつき示しているが、
他の装置3〜5についても同等構成であることは勿論で
ある。
すブロック図であり、本例では、先に説明した図4に示
した様なリングネットワークを構成するための装置の例
である。図1では、簡単化のために、図4のリングネッ
トワークにおける装置1,2のみにつき示しているが、
他の装置3〜5についても同等構成であることは勿論で
ある。
【0019】図1において、装置間のSDH伝送路を介
して接続する中継IF部(インタフェース)104(装
置1の場合)または105,106(装置2の場合)を
2組づつ持ち、それぞれをWEST,EASTと呼ぶ。
また、中継IF部以外に、パスを終端する機能を持つ終
端IF部107,108を持ち、各中継IF部、終端I
F部はTSW部(クロスコネクト部)101,102に
接続される。各装置間は、装置1−装置2の接続例とし
て示すように、EASTの中継IF部104とWEST
の中継IF部105同士を接続し、リングネットワーク
を構成する。さらに、TSW部101,102は、各中
継IF部間または中継IF部と終端IF部間をパス単位
にクロスコネクトする機能を持つ。
して接続する中継IF部(インタフェース)104(装
置1の場合)または105,106(装置2の場合)を
2組づつ持ち、それぞれをWEST,EASTと呼ぶ。
また、中継IF部以外に、パスを終端する機能を持つ終
端IF部107,108を持ち、各中継IF部、終端I
F部はTSW部(クロスコネクト部)101,102に
接続される。各装置間は、装置1−装置2の接続例とし
て示すように、EASTの中継IF部104とWEST
の中継IF部105同士を接続し、リングネットワーク
を構成する。さらに、TSW部101,102は、各中
継IF部間または中継IF部と終端IF部間をパス単位
にクロスコネクトする機能を持つ。
【0020】図2は図1を用いて示した構成を基本構成
として、本実施例における各装置の詳細なブロック図で
ある。図2において、伝送路よりSDH光信号を受信
し、セクションオーバーヘッドを終端する中継IF部1
4,15、パスを終端する終端IF部16、主信号をパ
ス単位に任意のIFへクロスコネクト制御を行うTSW
部13を有している。
として、本実施例における各装置の詳細なブロック図で
ある。図2において、伝送路よりSDH光信号を受信
し、セクションオーバーヘッドを終端する中継IF部1
4,15、パスを終端する終端IF部16、主信号をパ
ス単位に任意のIFへクロスコネクト制御を行うTSW
部13を有している。
【0021】終端IF部16は、装置外部のOpS6
(図4参照)よりパスの接続先及び接続元装置となる装
置番号と、その各装置内の接続先及び接続元終端IFを
示すIF番号を受信した場合、その値のうち接続先装置
番号とIF番号をパスオーバーヘッドのJ1バイトに挿
入する。
(図4参照)よりパスの接続先及び接続元装置となる装
置番号と、その各装置内の接続先及び接続元終端IFを
示すIF番号を受信した場合、その値のうち接続先装置
番号とIF番号をパスオーバーヘッドのJ1バイトに挿
入する。
【0022】このJ1バイトは、図8に示すような64
マルチフレーム構成をとり、64バイトデータの内、1
バイトを接続先装置番号用のエリアとし、1バイトを接
続先IF番号用のエリアとし、1バイトをマルチフレー
ム同期パタンとして用い、残りの61バイトは未使用と
し、all“1”とする。図7は装置外部のOpSから
指定された場合に生成されるJ1バイトによるマルチフ
レーム構成を示している。
マルチフレーム構成をとり、64バイトデータの内、1
バイトを接続先装置番号用のエリアとし、1バイトを接
続先IF番号用のエリアとし、1バイトをマルチフレー
ム同期パタンとして用い、残りの61バイトは未使用と
し、all“1”とする。図7は装置外部のOpSから
指定された場合に生成されるJ1バイトによるマルチフ
レーム構成を示している。
【0023】LAPD(Link Access Protocol on the
Dchannel)終端部17,18は、中継IF部14,15
で終端するセクションオーバーヘッドのうち、D1〜D
3バイト(192kbps)を用いて、隣接装置と情報
通信するためのデータリンクプロトコルを実装してい
る。
Dchannel)終端部17,18は、中継IF部14,15
で終端するセクションオーバーヘッドのうち、D1〜D
3バイト(192kbps)を用いて、隣接装置と情報
通信するためのデータリンクプロトコルを実装してい
る。
【0024】距離情報交換制御部11は中継IF部1
4,15で測定した隣接装置間の距離情報を取得すると
ともに、この情報を他装置へ転送するために、LAPD
終端部17,18、中継IF部14,15を介して、自
装置及び対向装置の装置番号とともに自装置で対向装置
との間で測定した距離情報を他装置へ転送する制御を行
う。また、逆に、他装置より中継IF部14,15で受
信する同様な情報をLAPD終端部17,18を介して
受信する。本実施例で用いる装置番号と距離情報により
構成される情報のフォーマットを図10に示す。
4,15で測定した隣接装置間の距離情報を取得すると
ともに、この情報を他装置へ転送するために、LAPD
終端部17,18、中継IF部14,15を介して、自
装置及び対向装置の装置番号とともに自装置で対向装置
との間で測定した距離情報を他装置へ転送する制御を行
う。また、逆に、他装置より中継IF部14,15で受
信する同様な情報をLAPD終端部17,18を介して
受信する。本実施例で用いる装置番号と距離情報により
構成される情報のフォーマットを図10に示す。
【0025】図10では、自装置の番号を「装置番号
1」、対向装置の装置番号を「装置番号2」、その装置
間の距離情報を「距離情報」としており、これらの情報
に対してCRC符号を付加している。また、距離情報交
換制御部11は、中継IF部14,15に対して距離を
測定するためのループバック制御を行い、その結果得ら
れる距離情報を取得する。
1」、対向装置の装置番号を「装置番号2」、その装置
間の距離情報を「距離情報」としており、これらの情報
に対してCRC符号を付加している。また、距離情報交
換制御部11は、中継IF部14,15に対して距離を
測定するためのループバック制御を行い、その結果得ら
れる距離情報を取得する。
【0026】J1バイトモニタ部19,20,21で
は、パスオーバーヘッドのJ1バイトをモニタしてマル
チフレーム同期を確立すると共に、64バイト情報をク
ロスコネクト制御部12へ通知する。
は、パスオーバーヘッドのJ1バイトをモニタしてマル
チフレーム同期を確立すると共に、64バイト情報をク
ロスコネクト制御部12へ通知する。
【0027】クロスコネクト制御部12はJ1バイトモ
ニタ部19,20,21より通知されるJ1バイトデー
タを基に、距離情報交換制御部11で構築し保持される
ネットワーク内の接続情報と距離情報に関するデータベ
ースを参照して、TSW部13へクロスコネクト制御を
行う。
ニタ部19,20,21より通知されるJ1バイトデー
タを基に、距離情報交換制御部11で構築し保持される
ネットワーク内の接続情報と距離情報に関するデータベ
ースを参照して、TSW部13へクロスコネクト制御を
行う。
【0028】図3は本発明の実施例における中継IF部
14,15の構成を示すブロック図である。マルチフレ
ーム生成部52で生成するマルチフレーム情報を図6に
示す。16マルチフレーム構成をとり、16バイトデー
タの内、16バイト目にマルチフレーム同期用のパタン
を挿入し、他の15バイトのうち、先頭の1バイトをル
ープ制御用、2バイト目を装置番号用に割り当てる。他
は意味を持たないため、all“1”としている。
14,15の構成を示すブロック図である。マルチフレ
ーム生成部52で生成するマルチフレーム情報を図6に
示す。16マルチフレーム構成をとり、16バイトデー
タの内、16バイト目にマルチフレーム同期用のパタン
を挿入し、他の15バイトのうち、先頭の1バイトをル
ープ制御用、2バイト目を装置番号用に割り当てる。他
は意味を持たないため、all“1”としている。
【0029】マルチフレーム生成部52はマルチフレー
ム挿入部53に対して図6に示す16バイトのデータ
を、1フレームに1バイトづつ周期的に通知する(16
フレーム周期)。マルチフレーム受信部54は対向装置
より受信するセクションオーバーヘッドのZ1バイトを
モニタし、受信Z1バイトに関してマルチフレーム同期
を確立している。マルチフレーム挿入部53はマルチフ
レーム生成部52から毎フレーム受信する1バイトデー
タと、対向装置より毎フレーム受信しているマルチフレ
ーム受信部54からの1バイトデータを選択し、セクシ
ョンオーバーヘッドのZ1バイトに挿入する。
ム挿入部53に対して図6に示す16バイトのデータ
を、1フレームに1バイトづつ周期的に通知する(16
フレーム周期)。マルチフレーム受信部54は対向装置
より受信するセクションオーバーヘッドのZ1バイトを
モニタし、受信Z1バイトに関してマルチフレーム同期
を確立している。マルチフレーム挿入部53はマルチフ
レーム生成部52から毎フレーム受信する1バイトデー
タと、対向装置より毎フレーム受信しているマルチフレ
ーム受信部54からの1バイトデータを選択し、セクシ
ョンオーバーヘッドのZ1バイトに挿入する。
【0030】図5はこのようにして生成されるZ1バイ
トによるマルチフレーム構成を示している。挿入の論理
は、マルチフレーム受信部54で受信するマルチフレー
ム情報のループバック制御がオンで且つ装置番号が自装
置の番号でない場合には、マルチフレーム受信部54か
らのデータを選択し、そうでない場合には、マルチフレ
ーム生成部52のデータを挿入するものとする。
トによるマルチフレーム構成を示している。挿入の論理
は、マルチフレーム受信部54で受信するマルチフレー
ム情報のループバック制御がオンで且つ装置番号が自装
置の番号でない場合には、マルチフレーム受信部54か
らのデータを選択し、そうでない場合には、マルチフレ
ーム生成部52のデータを挿入するものとする。
【0031】マルチフレーム生成部52で生成している
マルチフレーム位相とマルチフレーム受信部54で受信
しているマルチフレーム位相とは、遅延測定部51へ通
知される。遅延測定部51では、図9に示すように、両
者の位相を比較しフレーム差αを計算する。
マルチフレーム位相とマルチフレーム受信部54で受信
しているマルチフレーム位相とは、遅延測定部51へ通
知される。遅延測定部51では、図9に示すように、両
者の位相を比較しフレーム差αを計算する。
【0032】なお、DCC(Data Communication Chann
el)チャンネル(D1〜D3)及びLAPDプロトコル
を用いた隣接装置間との情報交換の方法は、一般的な手
段であり、ITU- T勧告G.784に、オペレーショ
ンシステムを含めた装置間の管理系情報通信ネットワー
ク(TMNネットワーク)として、装置が実装すること
が標準化されている。さらに、LAPDプロトコル自体
は、同じくITU−T勧告Q.921で標準化されたプ
ロトコルである。
el)チャンネル(D1〜D3)及びLAPDプロトコル
を用いた隣接装置間との情報交換の方法は、一般的な手
段であり、ITU- T勧告G.784に、オペレーショ
ンシステムを含めた装置間の管理系情報通信ネットワー
ク(TMNネットワーク)として、装置が実装すること
が標準化されている。さらに、LAPDプロトコル自体
は、同じくITU−T勧告Q.921で標準化されたプ
ロトコルである。
【0033】更に、ISO−8437で規定されたCL
NP(Conectionless-Mode NetworkProtocol )プロト
コルを使用して隣接装置以外の、例えば、装置1と3,
4等との情報交換(地理的距離情報交換)が可能であ
る。
NP(Conectionless-Mode NetworkProtocol )プロト
コルを使用して隣接装置以外の、例えば、装置1と3,
4等との情報交換(地理的距離情報交換)が可能であ
る。
【0034】次に、図4のネットワーク構成例を基に、
各装置の動作を説明する。図4に示すように、装置1〜
装置5をリング状に中継IF部同士を接続したリングネ
ットワーク構成において、各装置間の伝送路距離は同図
中に示す通りであるとする。動作例として、装置1−装
置4間にパスAを設定することにするが、まず、その前
に特定のパス設定には依存しない各部の定常的な動作を
説明する。
各装置の動作を説明する。図4に示すように、装置1〜
装置5をリング状に中継IF部同士を接続したリングネ
ットワーク構成において、各装置間の伝送路距離は同図
中に示す通りであるとする。動作例として、装置1−装
置4間にパスAを設定することにするが、まず、その前
に特定のパス設定には依存しない各部の定常的な動作を
説明する。
【0035】距離情報交換制御部11は、ある一定の周
期、たとえば1分周期で、各中継IF部14,15(マ
ルチフレーム生成部52)に対して、ループバック制御
を実行し、続いて、中継IF部14,15(遅延測定部
51)より隣接装置間の距離を測定した結果を読み出
す。
期、たとえば1分周期で、各中継IF部14,15(マ
ルチフレーム生成部52)に対して、ループバック制御
を実行し、続いて、中継IF部14,15(遅延測定部
51)より隣接装置間の距離を測定した結果を読み出
す。
【0036】ここで、距離情報交換制御部11よりルー
プバック制御を受信した場合の中継IF部14,15の
動作を説明する。通常、マルチフレーム挿入部53は、
マルチフレーム生成部52からのマルチフレームパタン
を選択し、Z1バイトに挿入している。マルチフレーム
生成部52はループ制御をオフ、装置番号に自装置の番
号を付与したマルチフレームパタンを生成している。
プバック制御を受信した場合の中継IF部14,15の
動作を説明する。通常、マルチフレーム挿入部53は、
マルチフレーム生成部52からのマルチフレームパタン
を選択し、Z1バイトに挿入している。マルチフレーム
生成部52はループ制御をオフ、装置番号に自装置の番
号を付与したマルチフレームパタンを生成している。
【0037】ここで、ループバック制御を受信すると、
マルチフレームパタン生成部52は、ループ制御バイト
をONにした情報に変える。対向装置の中継IF部1
4,15におけるマルチフレーム受信部54では、ルー
プ制御がオンとなったマルチフレームパタンを受信する
ため、マルチフレームパタン挿入部53では、マルチフ
レームパタン受信部54からのマルチフレームパタンを
選択してZ1バイトに挿入することとなる。即ち、対向
装置の中継IF部14,15側で自装置が生成したマル
チフレームパタンが折り返されることになる。
マルチフレームパタン生成部52は、ループ制御バイト
をONにした情報に変える。対向装置の中継IF部1
4,15におけるマルチフレーム受信部54では、ルー
プ制御がオンとなったマルチフレームパタンを受信する
ため、マルチフレームパタン挿入部53では、マルチフ
レームパタン受信部54からのマルチフレームパタンを
選択してZ1バイトに挿入することとなる。即ち、対向
装置の中継IF部14,15側で自装置が生成したマル
チフレームパタンが折り返されることになる。
【0038】自装置側のマルチフレームパタン受信部5
4では、自装置が送信し対向装置で折り返されたマルチ
フレームパタンを受信する。マルチフレームパタン内の
装置番号により、自装置が生成したパタンであることを
識別し、このマルチフレームパタンを位相情報と共に、
遅延測定部51へ送出する。
4では、自装置が送信し対向装置で折り返されたマルチ
フレームパタンを受信する。マルチフレームパタン内の
装置番号により、自装置が生成したパタンであることを
識別し、このマルチフレームパタンを位相情報と共に、
遅延測定部51へ送出する。
【0039】遅延測定部51では、図9に示すように、
マルチフレーム生成部52におけるマルチフレーム位相
とマルチフレーム受信部54より受信するマルチフレー
ム位相とを比較することにより、伝送路の絶対距離をフ
レーム差αとして算出する。但し、このフレーム差αは
伝送路の往復分の距離であるため、装置間の距離はα/
2である。
マルチフレーム生成部52におけるマルチフレーム位相
とマルチフレーム受信部54より受信するマルチフレー
ム位相とを比較することにより、伝送路の絶対距離をフ
レーム差αとして算出する。但し、このフレーム差αは
伝送路の往復分の距離であるため、装置間の距離はα/
2である。
【0040】以上のように、中継IF部14,15は距
離情報交換制御部11からの指示をトリガにして伝送路
の距離測定を行う。
離情報交換制御部11からの指示をトリガにして伝送路
の距離測定を行う。
【0041】ここで、再び距離情報交換部11の定周期
動作の説明に戻る。距離情報交換部11は定周期で中継
IF部14,15へループバック制御を行うと共に、そ
の結果得られる距離測定結果を中継IF部14,15よ
り読み出す。距離情報交換制御部11は中継IF部1
4,15より読み出した伝送路の距離情報を、図10に
示すデータフォーマットで、LAPD終端部17,18
へ送信する。図10において、「装置番号1」は自装置
の番号を示し、「装置番号2」は距離測定の対象となる
対向装置の装置番号を示す。
動作の説明に戻る。距離情報交換部11は定周期で中継
IF部14,15へループバック制御を行うと共に、そ
の結果得られる距離測定結果を中継IF部14,15よ
り読み出す。距離情報交換制御部11は中継IF部1
4,15より読み出した伝送路の距離情報を、図10に
示すデータフォーマットで、LAPD終端部17,18
へ送信する。図10において、「装置番号1」は自装置
の番号を示し、「装置番号2」は距離測定の対象となる
対向装置の装置番号を示す。
【0042】なお、「装置番号2」は、ループバック制
御を行っていない状態において、対向装置が生成するマ
ルチフレーム情報をマルチフレーム受信部54でモニタ
することにより、認識することができる。例として、図
4における装置1が他装置へ送信する情報を図12に示
す。なお、各装置は、WEST側、EAST側に対応し
て2種類の情報を送信することになる。また、距離は、
キロメートルで示しているが、実際に測定したフレーム
差を「1フレーム=25km」で換算した結果である。
御を行っていない状態において、対向装置が生成するマ
ルチフレーム情報をマルチフレーム受信部54でモニタ
することにより、認識することができる。例として、図
4における装置1が他装置へ送信する情報を図12に示
す。なお、各装置は、WEST側、EAST側に対応し
て2種類の情報を送信することになる。また、距離は、
キロメートルで示しているが、実際に測定したフレーム
差を「1フレーム=25km」で換算した結果である。
【0043】他装置も同様の動作を行うため、他装置よ
り同様の情報をLAPD終端部17または18より受信
した場合は、受信情報を取り込むと同時に、受信したL
APD終端部17または18以外のLAPD終端部1
7,18へそのまま転送する1。つまり、LAPD終端
部17より受信した場合はLAPD終端部18へ、LA
PD終端部18より受信した場合はLAPD終端部17
へ転送する。
り同様の情報をLAPD終端部17または18より受信
した場合は、受信情報を取り込むと同時に、受信したL
APD終端部17または18以外のLAPD終端部1
7,18へそのまま転送する1。つまり、LAPD終端
部17より受信した場合はLAPD終端部18へ、LA
PD終端部18より受信した場合はLAPD終端部17
へ転送する。
【0044】こうすることにより、ネットワーク内の各
装置で測定した距離情報を各装置で共有することがで
き、図11に示すような、装置間の接続情報と装置間の
距離情報に関するデータベースを作成する。
装置で測定した距離情報を各装置で共有することがで
き、図11に示すような、装置間の接続情報と装置間の
距離情報に関するデータベースを作成する。
【0045】以上が各装置が行う定常的な動作である。
続いて、各装置が行うクロスコネクト制御に関する動作
を説明する。図2において、J1バイトモニタ部19,
20,21は、受信する各パスのJ1バイトを監視し
て、マルチフレーム同期を確立する。マルチフレーム同
期が確立した場合は、64バイトのマルチフレームパタ
ンをクロスコネクト制御部12へ通知する。クロスコネ
クト制御部12はJ1バイトモニタ部よりマルチフレー
ムパタンを受信した場合、その中に埋め込まれた装置番
号をチェックする。
続いて、各装置が行うクロスコネクト制御に関する動作
を説明する。図2において、J1バイトモニタ部19,
20,21は、受信する各パスのJ1バイトを監視し
て、マルチフレーム同期を確立する。マルチフレーム同
期が確立した場合は、64バイトのマルチフレームパタ
ンをクロスコネクト制御部12へ通知する。クロスコネ
クト制御部12はJ1バイトモニタ部よりマルチフレー
ムパタンを受信した場合、その中に埋め込まれた装置番
号をチェックする。
【0046】装置番号が自装置の番号でない場合は、距
離情報交換制御部11で作成する図11のデータベース
情報を参照し、自装置を基準に最も地理的距離が最短と
なるルートへクロスコネクト制御を行う。装置番号が自
装置の番号の場合は、さらに、IF番号を参照して自装
置内の対応する終端IFに接続するためのクロスコネク
ト制御を行う。
離情報交換制御部11で作成する図11のデータベース
情報を参照し、自装置を基準に最も地理的距離が最短と
なるルートへクロスコネクト制御を行う。装置番号が自
装置の番号の場合は、さらに、IF番号を参照して自装
置内の対応する終端IFに接続するためのクロスコネク
ト制御を行う。
【0047】以上示したクロスコネクト制御における動
作を基に、図4におけるパスAを開通する場合の各装置
の動作を説明する。装置1は装置外部のOpS6より装
置1内の特定の終端IF部と装置4内の特定の終端IF
部とを指定したクロスコネクト情報を受信したとする。
装置1はクロスコネクト情報により特定される終端IF
部16に対して、この情報のうち、接続先となる装置4
とその終端IF部に関する情報をJ1バイトの64バイ
トデータとして設定する。
作を基に、図4におけるパスAを開通する場合の各装置
の動作を説明する。装置1は装置外部のOpS6より装
置1内の特定の終端IF部と装置4内の特定の終端IF
部とを指定したクロスコネクト情報を受信したとする。
装置1はクロスコネクト情報により特定される終端IF
部16に対して、この情報のうち、接続先となる装置4
とその終端IF部に関する情報をJ1バイトの64バイ
トデータとして設定する。
【0048】装置1のJ1バイトモニタ部11では、こ
の設定したJ1バイトを検出するため、図11のデータ
ベースより、装置5を通るルート(合計900km)よ
りも、装置2を通るルート(合計250km)の方が短
いと判定し、EAST側のIF部へパスAに対してクロ
スコネクト設定を行う。この結果、パスAは装置2に到
着する。
の設定したJ1バイトを検出するため、図11のデータ
ベースより、装置5を通るルート(合計900km)よ
りも、装置2を通るルート(合計250km)の方が短
いと判定し、EAST側のIF部へパスAに対してクロ
スコネクト設定を行う。この結果、パスAは装置2に到
着する。
【0049】装置2はWEST側の伝送路に対応するJ
1バイトモニタ部19または20より、J1バイトを受
信するため、クロスコネクト制御部12は、装置1を通
るルート(合計950km)よりも装置3を通るルート
(合計200km)のほうが短いと判定し、EAST側
のIF部へパスAに対してクロスコネクト設定を行う。
この結果、パスAは装置2まで到着する。
1バイトモニタ部19または20より、J1バイトを受
信するため、クロスコネクト制御部12は、装置1を通
るルート(合計950km)よりも装置3を通るルート
(合計200km)のほうが短いと判定し、EAST側
のIF部へパスAに対してクロスコネクト設定を行う。
この結果、パスAは装置2まで到着する。
【0050】同様に、装置3でも同様な動作を行い、パ
スAは装置4まで到着する。最後に、装置4では、EA
ST側IF部より受信するパスAのJ1バイトを検出
し、自装置宛てのパスであると判定する。従って、続い
てIF情報を参照し、その対応する終端IFへ接続する
ためのクロスコネクト制御を行う。
スAは装置4まで到着する。最後に、装置4では、EA
ST側IF部より受信するパスAのJ1バイトを検出
し、自装置宛てのパスであると判定する。従って、続い
てIF情報を参照し、その対応する終端IFへ接続する
ためのクロスコネクト制御を行う。
【0051】こうして、オペレーションシステムより指
定された、装置1の特定終端IF〜装置4の特定終端I
F間のパスを開通することができる。装置4から装置1
に向かう逆方向の信号についても、同様に、装置4がオ
ペレーションシステムより、同様の情報を受信すること
により、装置1までパスを開通することができ、双方向
信号であるパスAが開通されるのである。
定された、装置1の特定終端IF〜装置4の特定終端I
F間のパスを開通することができる。装置4から装置1
に向かう逆方向の信号についても、同様に、装置4がオ
ペレーションシステムより、同様の情報を受信すること
により、装置1までパスを開通することができ、双方向
信号であるパスAが開通されるのである。
【0052】上記実施例では、リングネットワークを例
としているため、図2で中継IF部14,15として示
すように、中継IF部が2つであった。さらに、終端I
F部16は一つに簡略化して一装置を構成した。
としているため、図2で中継IF部14,15として示
すように、中継IF部が2つであった。さらに、終端I
F部16は一つに簡略化して一装置を構成した。
【0053】しかしながら、一般には、中継IF部及び
終端IF部は多数持つのが一般的である。その場合は、
リングではなく、メッシュ型のネットワークの構成も可
能となり、その場合も、本方式を適用することにより同
様な機能、効果を実現することができる。
終端IF部は多数持つのが一般的である。その場合は、
リングではなく、メッシュ型のネットワークの構成も可
能となり、その場合も、本方式を適用することにより同
様な機能、効果を実現することができる。
【0054】パス接続情報の転送用として、パスオーバ
ヘッドのJ1バイトを使用しているが、必ずしもJ1バ
イトである必要はない。但し、J1バイトは、ITU−
T勧告G.707にて、64マルチフレームのパストレ
ース情報として標準化されているため、上記実施例にお
いてもJ1バイトを適用している。また、マルチフレー
ム数を64としたのもこの理由であり他意はない。
ヘッドのJ1バイトを使用しているが、必ずしもJ1バ
イトである必要はない。但し、J1バイトは、ITU−
T勧告G.707にて、64マルチフレームのパストレ
ース情報として標準化されているため、上記実施例にお
いてもJ1バイトを適用している。また、マルチフレー
ム数を64としたのもこの理由であり他意はない。
【0055】さらに、マルチフレーム内のバイトの割り
当てについては、装置番号やIF番号用に必要なバイト
数は、ネットワーク内の装置やIFを特定できるだけの
情報エリアが必要であるという条件のもとで任意であ
る。また、マルチフレーム同期パタンのバイト位置とバ
イト数も任意である。
当てについては、装置番号やIF番号用に必要なバイト
数は、ネットワーク内の装置やIFを特定できるだけの
情報エリアが必要であるという条件のもとで任意であ
る。また、マルチフレーム同期パタンのバイト位置とバ
イト数も任意である。
【0056】次に、隣接装置間の距離測定のために、セ
クションオーバーヘッドのZ1バイトを使用した。Z1
バイトは、STM−N信号の場合、9N列×9行からな
るセクションオーバーヘッドにおける9行目、1列〜N
列までのNバイトを指しており、上記実施例では、Nバ
イトの中の1バイト分を使用している。現在、ITU−
T勧告G.707では、このZ1バイトの用途は未定義
であり、未使用バイトの扱いであることから、距離測定
用のバイトとして今回使用した。これも、必ずしも、Z
1バイトである必要はなく、他のオーバーヘッドバイト
であっても構わない。また、マルチフレーム内の各バイ
トの位置や装置番号のバイト数については、J1バイト
の場合と同様である。
クションオーバーヘッドのZ1バイトを使用した。Z1
バイトは、STM−N信号の場合、9N列×9行からな
るセクションオーバーヘッドにおける9行目、1列〜N
列までのNバイトを指しており、上記実施例では、Nバ
イトの中の1バイト分を使用している。現在、ITU−
T勧告G.707では、このZ1バイトの用途は未定義
であり、未使用バイトの扱いであることから、距離測定
用のバイトとして今回使用した。これも、必ずしも、Z
1バイトである必要はなく、他のオーバーヘッドバイト
であっても構わない。また、マルチフレーム内の各バイ
トの位置や装置番号のバイト数については、J1バイト
の場合と同様である。
【0057】但し、Z1バイトに関するマルチフレーム
数(今回16としている)は、装置間の距離測定可能な
範囲を決定するパラメータとなる。例えば、16マルチ
フレームの場合、1フレーム=25kmであるため、1
6フレームは距離換算で400kmである。さらに、本
方式では伝送路の往復の距離を測定するため、装置間の
距離差にして、200kmまでを測定可能である。装置
間の距離がこれ以上に大きくなる可能性が想定されるシ
ステムの場合は、さらにマルチフレーム数を増やす必要
がある。
数(今回16としている)は、装置間の距離測定可能な
範囲を決定するパラメータとなる。例えば、16マルチ
フレームの場合、1フレーム=25kmであるため、1
6フレームは距離換算で400kmである。さらに、本
方式では伝送路の往復の距離を測定するため、装置間の
距離差にして、200kmまでを測定可能である。装置
間の距離がこれ以上に大きくなる可能性が想定されるシ
ステムの場合は、さらにマルチフレーム数を増やす必要
がある。
【0058】次に、本発明の他の実施例について、図面
を参照して説明する。装置の構成図については、図2及
び図3と同様である。先の実施例における装置間で交換
する情報例は図10に示した通りであるが、これを図1
3のように拡張する。異なる点は、「残存帯域情報」を
追加している点である。残存帯域情報とは、「その中継
IF部にあといくつのパスを新たにクロスコネクトする
ことが可能か」を示すパス数である。この結果、各装置
が共有するデータベースにも残存帯域情報が追加され、
図14のようになる。
を参照して説明する。装置の構成図については、図2及
び図3と同様である。先の実施例における装置間で交換
する情報例は図10に示した通りであるが、これを図1
3のように拡張する。異なる点は、「残存帯域情報」を
追加している点である。残存帯域情報とは、「その中継
IF部にあといくつのパスを新たにクロスコネクトする
ことが可能か」を示すパス数である。この結果、各装置
が共有するデータベースにも残存帯域情報が追加され、
図14のようになる。
【0059】J1バイトモニタ部14または15で有効
値を受信した場合、クロスコネクト制御部12に通知さ
れるが、このとき、クロスコネクト制御部12は、図1
4に示すデータベース情報を参照する。そこで、先の実
施例と同様に最短ルートとなる方向を決定すると共に、
その決定されたルートに沿って接続先装置までの間に、
その間の複数の伝送路それぞれについてパス設定可能な
帯域が残されているか否かを判定し、残されている場合
は、先の実施例と同様な動作を行い、不可能な場合はも
う一方のルートに対して同様に確認し、残存帯域があれ
ばそのルートに向かってクロスコネクト制御を実行しす
る。全てのルートに残存帯域がない場合は、外部のオペ
レーションシステムから要求を受信しても制御を実行し
ない。
値を受信した場合、クロスコネクト制御部12に通知さ
れるが、このとき、クロスコネクト制御部12は、図1
4に示すデータベース情報を参照する。そこで、先の実
施例と同様に最短ルートとなる方向を決定すると共に、
その決定されたルートに沿って接続先装置までの間に、
その間の複数の伝送路それぞれについてパス設定可能な
帯域が残されているか否かを判定し、残されている場合
は、先の実施例と同様な動作を行い、不可能な場合はも
う一方のルートに対して同様に確認し、残存帯域があれ
ばそのルートに向かってクロスコネクト制御を実行しす
る。全てのルートに残存帯域がない場合は、外部のオペ
レーションシステムから要求を受信しても制御を実行し
ない。
【0060】図14に示す例では、装置1から装置4に
向かってパスAを設定しようとした場合、最短ルートで
ある装置4−装置3−装置2−装置1のルート上、装置
2−装置1間の残存帯域がないことがわかり、パス開通
できないことがわかる。もう一方のルートである装置4
−装置5−装置1を見ると、残存帯域がそれぞれ、1以
上存在するため、パス設定可能と判断し、このルート上
にパスAを設定することになる。
向かってパスAを設定しようとした場合、最短ルートで
ある装置4−装置3−装置2−装置1のルート上、装置
2−装置1間の残存帯域がないことがわかり、パス開通
できないことがわかる。もう一方のルートである装置4
−装置5−装置1を見ると、残存帯域がそれぞれ、1以
上存在するため、パス設定可能と判断し、このルート上
にパスAを設定することになる。
【0061】先の実施例では、クロスコネクト制御を各
装置で次々と実行していく中で、途中の装置で、残存帯
域がなかった場合のことが考慮されていなかったが、こ
の実施例では、パスの始点となる装置で予め、終端装置
までの残存帯域を確認し、パスの開通が可能か、不可能
かを判定することができ、且つ、最短ルートとそうでな
いルートとの間に優先順位を設けることができるという
新たな効果を有する。
装置で次々と実行していく中で、途中の装置で、残存帯
域がなかった場合のことが考慮されていなかったが、こ
の実施例では、パスの始点となる装置で予め、終端装置
までの残存帯域を確認し、パスの開通が可能か、不可能
かを判定することができ、且つ、最短ルートとそうでな
いルートとの間に優先順位を設けることができるという
新たな効果を有する。
【0062】尚、伝送路の地理的距離の測定及び当該測
定結果の装置間での交換は、一定周期で行っているが、
システム変更等によりデータベースの内容が古くなり、
内容更新が必要なためである。
定結果の装置間での交換は、一定周期で行っているが、
システム変更等によりデータベースの内容が古くなり、
内容更新が必要なためである。
【0063】
【発明の効果】第1の効果は、オペレーションシステム
はパスを終端する両端の装置に対してのみ制御を実行
し、パスが通過するルート上の複数のクロスコネクト装
置に対して直接制御を実行することなく、いわゆるエン
ド・ツー・エンドのパスを開通することができるという
ことである。その理由は、パスを終端する装置の間に存
在する各装置は、受信パスを常時モニタすることによ
り、受信パス情報を基にした自律的なクロスコネクト制
御が行われ、各装置による分散制御が可能となるためで
ある。
はパスを終端する両端の装置に対してのみ制御を実行
し、パスが通過するルート上の複数のクロスコネクト装
置に対して直接制御を実行することなく、いわゆるエン
ド・ツー・エンドのパスを開通することができるという
ことである。その理由は、パスを終端する装置の間に存
在する各装置は、受信パスを常時モニタすることによ
り、受信パス情報を基にした自律的なクロスコネクト制
御が行われ、各装置による分散制御が可能となるためで
ある。
【0064】各装置が次々と自律的に制御を行う結果、
オペーレーションシステムから個別に制御を実行する方
式と比べて全ての装置に対して制御が完了するまでのト
ータルの時間が削減される効果があると共に、オペレー
ションシステムにかかる負荷が削減されるという効果が
ある。
オペーレーションシステムから個別に制御を実行する方
式と比べて全ての装置に対して制御が完了するまでのト
ータルの時間が削減される効果があると共に、オペレー
ションシステムにかかる負荷が削減されるという効果が
ある。
【0065】第2の効果は、パスを設定可能なルートが
複数ある場合は、地理的に最短となるルートが自律的に
選択されて、そのルートでパスが開通するということで
ある。その理由は、各装置が隣接装置との間の距離を自
律的に測定し、その測定情報を装置間で交換し合うこと
により、各装置がネットワーク内の各装置の接続関係と
その地理的な距離情報を持っているためである。
複数ある場合は、地理的に最短となるルートが自律的に
選択されて、そのルートでパスが開通するということで
ある。その理由は、各装置が隣接装置との間の距離を自
律的に測定し、その測定情報を装置間で交換し合うこと
により、各装置がネットワーク内の各装置の接続関係と
その地理的な距離情報を持っているためである。
【図1】本発明の実施例のクロスコネクト装置の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例のクロスコネクト装置の具体例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】中継IF部の例を示すブロック図である。
【図4】本発明が適用される一般的なネットワーク例を
示す図である。
示す図である。
【図5】Z1バイトによるマルチフレーム構成を示す図
である。
である。
【図6】マルチフレーム生成部52で生成されるマルチ
フレーム情報を示す図である。
フレーム情報を示す図である。
【図7】J1バイトによるマルチフレーム構成を示す図
である。
である。
【図8】J1バイトによるマルチフレーム情報を示す図
である。
である。
【図9】図5のマルチフレームによる位相差の例を示す
図である。
図である。
【図10】伝送路の距離情報を示すためのフォーマット
例である。
例である。
【図11】伝送路の距離情報のデータベースの例を示す
図である。
図である。
【図12】図10の距離情報の一例を示す図である。
【図13】伝送路の距離情報を示すためのフォーマット
の他の例である。
の他の例である。
【図14】伝送路の距離情報のデータベースの他の例を
示す図である。
示す図である。
1〜5 クロスコネクト装置 6 Ops(オペレーションシステム) 11 距離情報交換制御部 12 クロスコネクト制御部 13 TSW部 14,15 中継IF部 16 終端IF部 17,18 LAPD終端部 19,20,21 J1バイトモニタ部 50 DCC終端部 51 遅延測定部 52 マルチフレーム生成部 53 マルチフレームパタン挿入部 54 マルチフレーム受信部
Claims (6)
- 【請求項1】 ネットワークを構成する個々のクロスコ
ネクト装置が、隣接装置との間の地理的距離を測定し
て、ネットワーク内の全ての装置に関する接続情報と地
理的距離情報とからなるデータベースを有し、各装置が
このデータベースを参照して最短距離のパスを形成する
ようにしたことを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項2】 前記データベースには、更に使用可能な
残存する残存帯域情報を有し、各装置は前記最短距離情
報と前記残存帯域情報とを参照して残存するパスのうち
最短距離のパスを形成するようにしたことを特徴とする
ネットワークシステム。 - 【請求項3】 前記ネットワークはSDH伝送ネットワ
ークであることを特徴とする請求項1または2記載のネ
ットワークシステム。 - 【請求項4】 定期的に前記地理的距離の測定を行って
前記データベースの更新を行うようにしたことを特徴と
する請求項1〜3いずれか記載のネットワークシステ
ム。 - 【請求項5】 ネットワークを構成するクロスコネクト
装置であって、隣接装置間の地理的距離を測定する手段
と、この測定結果を互いの装置間で授受してネットワー
ク内の全ての装置に関する接続情報と地理的距離情報と
からなるデータベースを生成保持する手段と、パス設定
の際のクロスコネクト制御時に、前記データベースを参
照して最短距離のパスを形成すよう制御する制御手段と
を含むことを特徴とするクロスコネクト装置。 - 【請求項6】 前記データベースには、更に使用可能な
残存する残存帯域情報を有し、前記制御手段は、前記最
短距離情報と前記残存帯域情報とを参照して残存するパ
スのうち最短距離のパスを形成するようにしたことを特
徴とするクロスコネクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247298A JPH11220499A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | ネットワークシステム及びそれに用いるクロスコネクト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247298A JPH11220499A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | ネットワークシステム及びそれに用いるクロスコネクト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220499A true JPH11220499A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12083666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2247298A Pending JPH11220499A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | ネットワークシステム及びそれに用いるクロスコネクト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220499A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004093357A1 (ja) * | 2003-04-17 | 2004-10-28 | Fujitsu Limited | 伝送ネットワークシステム |
JP2016105550A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 富士通株式会社 | 伝送装置、伝送網システム、及び伝送遅延測定方法 |
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1998
- 1998-02-04 JP JP2247298A patent/JPH11220499A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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