JP6120119B1 - 壁つなぎ具 - Google Patents
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Abstract
【課題】壁に対して斜めに固定することができる壁つなぎ具を提供すること。【解決手段】仮設足場に固定させる壁つなぎ具において、壁側の長尺体を壁に対してねじ体により揺動可能に装着させ、足場側の長尺体の後端部近傍に軸動可能な筒体を遊嵌させ、筒体の側面に足場側の長尺体の軸方向と交差する方向に、クランプを軸動可能に備えさせ、壁側の長尺体が揺動されると共に、筒体が回動されると共にクランプが軸動されることにより、壁つなぎ具が、いずれの方向に斜めに固定対象物に固定されても、クランプの開口部が垂直に開口可能とされている壁つなぎ具とした。【選択図】図1
Description
本発明は、仮設足場と、構築物の壁又はコンクリート型枠等の固定対象物とを固定させる壁つなぎ具に関する。より詳細には、壁つなぎ具を固定対象物に対して斜めに取付けても、仮設足場に高い強度で固定可能であると共に、電動工具を使って容易かつ迅速に取付け・取外しをすることが可能であり、固定した後からでも、伸縮長さの微調整が可能な壁つなぎ具に関する。
壁つなぎ具は長尺体をなし、筒体と、筒体内において螺合進退されるねじ軸体とを含んで構成され、長尺体の一方の端部が固定対象物に、他方の端部に備えられたクランプが仮設足場の脚柱に固定され、仮設足場を固定対象物から所定の距離に設置させる。
仮設足場を、壁つなぎ具を使って固定対象物から所定の距離に設置してから取外すまでの作業は、次のとおりであった。ここで、固定対象物は、既に建設された構築物に限定されず、建設中の構築物も対象とされ、固定対象物は垂直方向の壁に限定されず、骨組み構造物の柱・梁等の軸状部材、コンクリートを打設させる前の型枠構造物等も含んでいる。
まず、長尺体の一方の端部を、固定対象物に対して螺合・抱合させる等して、壁つなぎ具を固定対象物に装着させる。一方の端部に雄ねじが形成されている場合には、該雄ねじの先方部を固定対象物に設けた雌ねじに位置合わせしてから、作業員がクランプ又は筒体を把持して、軸回りに回転させるようにして、壁に装着させる。
次に、他方の端部に備えられたクランプの位置が足場の脚柱の位置となるように、壁つなぎ具を壁に装着させる際と同様に、作業員がクランプ又は筒体を把持して、長尺体を軸回りに回転させるようにして、作業員が手作業で壁つなぎ具の長さを伸縮調整させていた。この長さを伸縮調整させる作業は、クランプが筒体の一側面の端部に固定されているため、クランプが出っ張った状態で筒体を軸回りに回転させなければならず、壁つなぎ具の長さ調整作業は危険を伴う作業であった。
長さ調整作業が終わってから、壁から所定の距離に設置された仮設足場の脚柱に、クランプを把持させるようにする。詳細には、クランプをなすクランプ本体とクランプ蓋体との間が開かれた状態で、クランプ本体とクランプ蓋体の間に仮設足場の脚柱を把持させるように、クランプ蓋体をクランプ本体にかぶせて、クランプ本体に揺動可能に装着されているクランプ閉鎖金具により、クランプ本体にクランプ蓋体を閉じて把持させていた。
壁つなぎ具を取外す際には、クランプ閉鎖金具を弛めて、クランプ蓋体をクランプ本体から開き、クランプを仮設足場の脚柱から外して、壁つなぎ具を固定対象物だけに取付けられた状態とさせる。そして、筒体を軸回りに回転させるようにして、固定対象物から壁つなぎ具が手作業で取り外される。
壁つなぎ具は、金属製であるため重く、クランプが出っ張った状態で筒体を軸回りに回転させなければならないことに加えて、仮設足場を自立可能な状態に維持するために必要な本数の壁つなぎ具を残して、仮設足場の解体作業の進行にあわせて取外していく必要があった。また、壁つなぎ具の本数が非常に多いため、安全に容易に取付け・取外しができる壁つなぎ具が必要とされていた。
一方、固定対象物に開口、例えば窓の開口、ベランダ手摺壁の上の開口などがある場合には、当該開口部分に対しては、予め雌ねじを設置することができないため、壁つなぎ具を仮設足場に規則的な間隔で固定することができない場合があった。また、固定対象物が複数階からなる建築物の場合には、仮設足場の高さが一定であるため、建築物の階高によっては、交差筋交いの固定部、仮設足場の建枠の変形を防止させる斜柱、落下防止のための幅木等が支障して、規則的な間隔でクランプを足場の脚柱に固定することができない場合もあった。
そのような場合には、仮設足場を強固に設置するために、単管を仮設足場に添えて補強し、該単管に壁つなぎ具を固定する、仮設足場の外方から斜材で補強するなどして、仮設足場を設置せざるを得なかった。また、組み立てられた仮設足場を少しでも強固に設置するために、壁つなぎ具を仮設足場の脚柱に斜めに向けて、クランプの内面と仮設足場の脚柱とが密着していない隙間があいた状態のままでも、開口の周囲に壁つなぎ具で仮設足場が固定されることもあった。
特許文献1には、壁つなぎ具の伸縮調整が、ラチェット工具を用いて簡単に行えるとともに、圧縮及び引張強度が大きな壁つなぎ具を提供することを課題とした壁つなぎ具の技術が開示されている。特許文献1の壁つなぎ具は、壁つなぎ具を貫通して仮設足場側にボルト頭部が突出されると共に、壁との螺合部には一つの方向に揺動可能な揺動手段が備えられている。ボルト頭部をラチェット工具により回動させることにより伸縮調整が容易とされている。
しかし、クランプが、壁つなぎ具の端部の端板と大径管に溶接固定されているため、壁つなぎ具を固定対象物に対して斜めに取付けた場合には、クランプの内面と足場の脚柱とが密着していない隙間があいた状態になる。そのため、壁つなぎ具が強固に設置できず、壁つなぎ具を固定対象物に対して斜めに固定することができないという課題があった。また、クランプを仮設足場の脚柱に、斜めに強固に固定しようとすると、クランプ自体を破損させ又はクランプと端板との固定部を破損させる可能性があった。
特許文献2には、壁つなぎ具の長さ調整を容易にすることを課題として、伸縮調整ボルトをクランプ内部まで貫通させて、そのボルトの頭部とクランプ閉鎖ボルトの外形を同一形状にした壁つなぎ具の技術が開示されている。特許文献2に記載の壁つなぎ具によれば、電動ドライバー等の駆動力により簡単に長さ調整をすることができるとされている。しかし、この壁つなぎ具によっても、先行文献1に記載の技術と同様に、固定対象物に対して斜めに固定することができないという課題があった。
壁つなぎ具を固定対象物に斜めに取付ける場合には、予め正確な長さとして壁つなぎを取付けることが困難であり、クランプを閉鎖した後でも、壁つなぎの長さを微調整することが必要であった。特許文献2に記載の壁つなぎ具では、クランプを閉鎖した後には、壁つなぎ具の長さの微調整をすることができないという課題があった。
一方、従来、鉄筋コンクリート建築物のベランダの手摺壁の型枠は、以下のように組み立てられていた。図7(B)図に示したように、鉄筋コンクリート建築物のベランダの手摺壁の内側の壁型枠は、床型枠から離れた状態にあるため、手摺壁の外側の壁型枠と型枠支持金物で連結支持されると共に、梁の鉄筋から斜め材で支持される、または床型枠を貫通した斜め材で支持されて、手摺壁の型枠が垂直に組み立てられていた。
しかし、梁の鉄筋から斜め材で支持させる場合には梁の強度を損なわせ、床型枠を貫通させた斜め材で支持させる場合には床の漏水の原因となっていた。そこで、手摺壁の内側の壁型枠を外側の壁型枠から型枠支持金物で連結支持させるだけでも、手摺壁の型枠を垂直に組み立て可能とする壁つなぎ具が求められていた(本発明の適用例として図7(A)図参照)。また、建築物本体の壁を基準に位置が決定されるため、手摺壁と仮設足場との距離が一定の距離とならず、壁つなぎ具を仮設足場に斜めに固定することが必要となる場合が多くなり、固定してからでも伸縮長さの調整が容易な壁つなぎ具が求められていた。
そこで、本願は、壁つなぎ具を固定対象物に対して斜めに取付けても、高い強度で仮設足場に固定可能であると共に、電動工具を使って容易かつ迅速に取付け・取外しをすることが可能であり、固定した後からでも、伸縮長さの微調整が可能な壁つなぎ具を提供することを課題とした。
本発明の第1の発明は、第1の長尺体と第2の長尺体とを含み、全体長さを調整して仮設足場に固定させる壁つなぎ具において、第1の長尺体は、長尺体本体と固定対象物に固定される第1固定具とからなり、前記長尺体本体は、先方端部に第1固定具を揺動可能に連結させる連結部を有すると共に、後方端部に第2の長尺体を螺合させる第1螺合部を有し、第2の長尺体は、先方部に第2螺合部を有し、後方端部に螺動操作部を有し、前記螺動操作部は第2の長尺体を軸回りに回動可能とさせ、前記螺動操作部が回動されて第2螺合部が第1螺合部に螺合進退され、前記長尺体本体と第2の長尺体との全体長さが調整される壁つなぎ具であって、前記螺動操作部の内方には、筒体と、前記筒体を第2の長尺体の軸方向の移動を規制する筒体位置規制手段とが備えられ、前記筒体位置規制手段が第2の長尺体に形成され、前記筒体が、第2の長尺体の軸方向には摺動されず、第2の長尺体の周囲に回動可能に遊嵌され、前記筒体の側面に、第2の長尺体の軸方向と交差する方向に、前記仮設足場の脚柱を把持するクランプが軸動可能に備えられ、第1の長尺体が前記連結部において揺動されると共に、前記筒体が回動されると共に前記クランプが軸動されることにより、壁つなぎ具が、いずれの方向に斜めに前記固定対象物に固定されても、前記クランプの開口部が垂直に開口可能とされていることを特徴としている。
第1の長尺体及び第2の長尺体は長尺部材であればよく、その形態は筒体、ねじ軸体に限定されない。例えば、第1の長尺体が外筒と内筒を組み合わせた2つの筒体からなるものであってもよい。第1の長尺体がねじ軸体であって、第2の長尺体が端部に螺動操作部を備えた筒体であってもよい。螺動操作部の形状も、ボルトの六角頭部の形状に限定されず、手動工具又は電動工具により螺動操作が可能な形状であればよい。
第2の長尺体の周囲には筒体が回動可能に遊嵌され、その筒体の軸と交差する方向にクランプが軸動可能に備えられている。クランプは、従来の公知の壁つなぎ具と同様であればよく、クランプ本体部とクランプ蓋部とで脚柱を抱持した状態で、閉鎖用ボルトによりクランプ本体部とクランプ蓋部とが閉鎖固定されるものであればよい。クランプが軸動可能に備えられるとは、クランプ本体部が筒体に軸動可能に装着されていればよいことは勿論のことである。
筒体が第2の長尺体の周囲に回動され、クランプが第2の長尺体の側面に位置するようにされる。その状態でクランプが軸動されることにより、クランプの開口面が垂直に貫通された状態とされる。これにより、壁つなぎ具が、壁に対して、どのような方向に斜めに固定されている場合でも、クランプの内面と仮設足場の脚柱との間に隙間があかないように、クランプを脚柱に強固に固定することが可能となるという有利な効果を奏する。
また、第2の長尺体を螺動進退させる際に、第2の長尺体の周囲に回動可能に筒体に固定されたクランプを作業員が把持して、螺動操作部を螺動させるようにすれば、クランプ自体が第2の長尺体の周囲に回転することがない。これにより、安全に壁つなぎ具の伸縮長さの調整が可能となる。
更に、第2の長尺体の端部に備えられた螺動操作部を工具で螺動させることにより、壁つなぎ具を仮設足場に固定してからでも、筒体の位置が筒体位置規制手段により軸方向に規制されているため、壁つなぎ具の全体長さが調整できる。これにより、壁つなぎ具を、固定対象物に斜めに取付けても、高い強度で仮設足場に固定可能であると共に、電動工具を使って容易かつ迅速に取付け・取外しをすることが可能であり、固定した後からでも、伸縮長さの微調整が可能であるという有利な効果を奏する。
本発明の第2の発明は、第1の発明の壁つなぎ具であって、第1固定具が雄ねじ体であることを特徴としている。第1固定具が雄ねじ体であることにより、既設の壁等に対して予め雌ねじ体を設置しておけば、壁つなぎ具を容易かつ強固に固定することが可能となる。
本発明の第3の発明は、第1の発明の壁つなぎ具であって、第1固定具が、竿体を把持して固定する把持具を含み、前記把持具は、細板体が屈曲されて略コ字形状をなし、開放された先方部は竿体を把持した状態で閉鎖可能とされ、基端部が軸動可能な軸体により第1の長尺体と揺動可能に連結されていることを特徴としている。第1固定具が竿体を把持して固定する把持具であることにより、例えば型枠に接して型枠を締結させる鋼管を把持させることが可能になる。仮設足場から壁つなぎ具により、ベランダの手摺壁の型枠を固定させることが可能となり、建築物の強度を損なうことなく、また漏水の可能性を発生させることなく、コンクリート建築物のベランダを構築することができるという有利な効果を奏する。
本発明の第4の発明は、第1から第3の発明の壁つなぎ具であって、前記長尺体本体が筒体からなると共に、前記筒体を横断させる筒体貫通孔を有し、第2の長尺体がねじ軸体からなると共に、前記ねじ軸体を横断させる軸体貫通孔を有し、前記筒体貫通孔と前記軸体貫通孔が対向した状態で、前記筒体貫通孔と前記軸体貫通孔とに貫通軸体が挿通されることにより、前記長尺体本体と第2の長尺体とが同期して軸動可能とされていることを特徴としている。
長尺体本体に穿孔された筒体貫通孔と、第2の長尺体に穿孔された軸体貫通孔とを対向させて、貫通軸体が挿通可能とされる。筒体貫通孔と軸体貫通孔に挿通されて、長尺体本体と第2の長尺体とを共回状態とさせる貫通軸体の形状は限定されない。一方が抜け止めの膨出部とされ、貫通突出部に孔が形成され、抜け止めのピンが挿入可能とされていると好適である。
第4の発明によれば、貫通軸体が挿通されて、長尺体本体と第2の長尺体とが同期して軸動されるため、壁つなぎ具を固定対象物に取付ける場合も、壁つなぎを取外す場合にも、螺動操作部を回動させることにより、長尺体本体と第2の長尺体とを一体の状態として螺動させることが可能となり、特に、電動工具を使って取付け、取外すことが容易となり、作業効率が向上する。
本発明の第5の発明は、第4の発明の壁つなぎ具であって、前記筒体貫通孔が、前記筒体の軸方向に長い長孔とされていることを特徴としている。筒体貫通孔が、筒体の軸方向に長い長孔とされていることにより、ねじ軸体に貫通されている軸体貫通孔と筒体貫通孔とを対向させる作業が容易となる。これにより、長尺体本体と第2の長尺体とを同期させる作業が容易となる。
本発明の第6の発明は、第1から第5の発明の壁つなぎ具であって、前記螺動操作部の外縁が六角柱形状をなしていることを特徴としている。螺動操作部が、六角柱形状をなしていることにより、多くの作業員に普及している手動工具又は電動工具を使用して、容易に壁つなぎ具を設置することが可能となる。
本発明の第7の発明は、第6の発明の壁つなぎ具であって、前記クランプが、側面が開放部とされたクランプ本体と、クランプ本体の開放部を閉鎖させるクランプ蓋体とからなり、クランプ本体とクランプ蓋体とがクランプ閉鎖用ボルトで閉鎖され、前記六角柱形状が、前記クランプ閉鎖用ボルトのボルト頭部の外縁と同一形状をなしていることを特徴としている。
螺動操作部がなす外縁の六角柱形状と、クランプ閉鎖用ボルトのボルト頭部の外縁とが同一形状とされているため、作業員は一つの工具、例えば一つのソケットを使って電動ドライバーで壁つなぎ具の取付け作業と取外し作業をすることが可能となる。
・本発明の第1の発明によれば、壁つなぎ具を、固定対象物に斜めに取付けても、高い強度で仮設足場に固定可能であると共に、電動工具を使って容易かつ迅速に取付け・取外しをすることが可能であり、固定した後からでも、伸縮長さの微調整が可能であるという有利な効果を奏する。
・第2の発明によれば、既設の壁等に対して予め雌ねじ体を設置しておけば、壁つなぎ具を容易かつ強固に固定することが可能となる。
・第2の発明によれば、既設の壁等に対して予め雌ねじ体を設置しておけば、壁つなぎ具を容易かつ強固に固定することが可能となる。
・第3の発明によれば、建築物の強度を損なうことなく、また漏水の可能性を発生させることなく、コンクリート建築物のベランダを構築することができるという有利な効果を奏する。
・第4の発明によれば、螺動操作部を回動させることにより、長尺体本体と第2の長尺体とを一体の状態として螺動させることが可能となり、特に、電動工具を使って取付け、取外すことが容易となり、作業効率が向上する。
・第4の発明によれば、螺動操作部を回動させることにより、長尺体本体と第2の長尺体とを一体の状態として螺動させることが可能となり、特に、電動工具を使って取付け、取外すことが容易となり、作業効率が向上する。
・第5の発明によれば、長尺体本体と第2の長尺体とを同期させる作業が容易となる。
・第6の発明によれば、多くの作業員に普及している手動工具又は電動工具を使用して、容易に壁つなぎ具を設置することが可能となる。
・第7の発明によれば、作業員は一つの工具、例えば一つのソケットを使って電動ドライバーで壁つなぎ具の取付け作業と取外し作業をすることが可能となる。
・第6の発明によれば、多くの作業員に普及している手動工具又は電動工具を使用して、容易に壁つなぎ具を設置することが可能となる。
・第7の発明によれば、作業員は一つの工具、例えば一つのソケットを使って電動ドライバーで壁つなぎ具の取付け作業と取外し作業をすることが可能となる。
実施例1として、図1から図4を参照して壁つなぎ具1を説明する。図1は壁つなぎ具1の斜視図を示し、図2(A)図は壁つなぎ具1の側面図を示し、図2(B)図は壁つなぎ具1の構成を示すために、壁つなぎ具の部品を分解した状態を示している。図2(C)図は壁つなぎ図1の底面図を示している。図3(A)図は図2(A)図の壁つなぎ具1の右側面図を示し、図3(B)図は図2(B)図のA−A位置の断面端面図を示している。図4は壁つなぎ具1の使用工程の一例を示している。
壁つなぎ具1は、第1の長尺体100と第2の長尺体200とを備えている。第1の長尺体100は、長尺体本体をなす筒体10と、第1固定具をなす雄ねじ軸体20とを有し、筒体10に雄ねじ軸体20が連結部において、連結軸30により(図1のA軸回りに)揺動可能に連結されている。雄ねじ軸体20の螺合深さを加減することにより、第1の長尺体100はいずれの方向にも揺動可能とされている。
雄ねじ軸体20は、予め壁に埋設されたねじ受け体300に螺合されるねじ部21を壁側端部に有すると共に、環状部22が足場側端部に形成されている(図2(B)図参照)。筒体10は、壁側端部の近傍に連結孔11を有すると共に、連結孔11と足場側端部との間に、長孔12を有している。連結孔11と長孔12は、筒体の軸方向に交差する方向に貫通して穿孔されている。また、筒体10は、筒体内の足場側端部に、第1螺合部をなす雌ねじ部13が形成されている(図2(B)図において破線で示している)。また、雌ねじ部13の位置から内方には貫通孔17が穿孔され、以下で説明する雄ねじ部40の先方に外れ止めの潰しをすることが可能とされている。
環状部22を壁側端部から筒体内に挿し込ませて、環状部22がなす孔と連結孔11とを向かい合わせた位置で、連結軸30により連結させて、雄ねじ軸体20と筒体10とが揺動可能に連結される。筒体10の外方に突出された連結軸30の突出部31は、筒体から抜けないように膨出されて抜け止めがされている。筒体10の壁側端部の孔が拡幅されていると、揺動幅が大きくなり好適である。
第2の長尺体200は、先方部に第2螺合部をなす雄ねじ部40を有し、後方端部に六角柱形状をなす螺動操作部41を有している(図2(B)図参照)。螺動操作部41の内方には、第2の長尺体の周囲に回動可能に(図1のC軸回りに)筒体50が遊嵌されている。筒体50の側面には、第2の長尺体200の軸方向と交差する方向に、クランプ60が軸動可能に備えられている。筒体50が雄ねじ部の方向に移動しないように、筒体50が第2の長尺体200に挿し込まれてから、第2の長尺体200の側面が膨出されて筒体50の外れ止め部42が形成されている。外れ止め部42と螺動操作部41との間の第2の長尺体は、円形断面形状とされている。
また、雄ねじ部40の後方において、筒体10から外方に突出した部分と、筒体50との間には、先が細い工具、例えば「しの工具」の先方部を挿し込むことが可能な大きさの孔43が雄ねじ部の軸方向に交差する方向に貫通して穿孔されている(図2(A)図参照)。壁つなぎ具1を固定対象物に固定してから、「しの工具」を孔43に挿し込んで、手作業でも壁つなぎ具の伸縮長さの調整ができる。また、雄ねじ部40の先方には、軸体貫通孔44が穿孔されている。軸体貫通孔44には、長孔12を介して貫通軸体14が挿入可能とされている。
軸体貫通孔44と長孔12に貫通軸体14が挿入されると、長尺体本体10と第2の長尺体40が共回りされる状態となる。貫通軸体14の一方の端部には、膨出部が外れ止めとして形成されると共に、他方の端部には孔15が穿孔されている(図1参照)。孔15には、「R」文字の形状をした割ピン16が挿入される。脱着容易な割ピン16を外れ止めとすることにより、壁つなぎ具に貫通軸体14を脱着することが容易となり好適である。
クランプ60は、クランプ本体61には、一方の端部にクランプ蓋体62が揺動可能に装着され、他方の端部にクランプ閉鎖用ボルト63が揺動可能に装着されている。仮設足場の脚柱をクランプ本体61とクランプ蓋体62とで抱持した状態で、クランプ閉鎖用ボルト63がクランプ本体61とクランプ蓋体62とを閉じて固定する。クランプ閉鎖用ボルト63のボルト頭部の形状と、螺動操作部41の形状が、同一の六角柱形状とされていると、同一の工具を使って作業することができ好適である。
クランプ本体61には、筒体50の側面に面する側に円形形状の孔64(図1参照)が形成されている。筒体50の側面には基板が溶接され、基板には前記孔64に内接して、クランプを軸動可能(図1のB軸回りに)とさせる回転基部65が形成されている(図3(B)図参照)。
ここで、壁つなぎ具を壁に装着させる使用工程を、図4を参照して詳細に説明する。まず、予め壁に埋設され、内面に雌ねじが形成されたねじ受け体300の穴に、雄ねじ軸体20の先方を位置合わせし、僅かに螺合させた状態とする(図4(A)図参照)。そして、貫通軸体14を装着させたままで、作業員はクランプを一方の手で把持して、他方の手で工具により螺動操作部を回動させて、前記穴にねじ部21を螺進させて、壁つなぎ具を壁に直立した状態に装着させる(図4(B)図参照)。工具は電動工具が好適であるが、ラチェットレンチ等の手動工具であってもよいことは勿論のことである。
そして、連結軸30の位置で、雄ねじ軸体20と筒体10とを屈曲させるようにして、揺動させる(図4(C)図参照)。図4(C)図では、下方に揺動させているが、揺動の方向は、下方に限定されず、雄ねじ軸体20の螺合深さを加減して、いかなる方向としてもよい。割ピン16を貫通軸体14から外し、貫通軸体14を雄ねじ部40から外し。雄ねじ部40と筒体10との共回り状態を解除する。そして、作業員はクランプを一方の手で把持して、他方の手で工具により螺動操作部41を回動させて、壁つなぎ具1の長さを調整する(図4(C)図参照)。
長さ調整後、クランプ60を筒体50の水平側面に位置するように筒体50を回動させる(図4(D)図参照)。更に、クランプ60を回転基部65に対して軸動させて、クランプの開口部を垂直に開口させた状態とさせる。この状態で、クランプ60に仮設足場の脚柱400を抱持させるようにする。垂直に開口したクランプの開口部で、垂設された脚柱400を抱持させるため、クランプ60の内面は脚柱を、隙間なく、ぐらつかないように抱持して、必要な強度が発揮される(図4(E)図参照)。
(実施例2)
次に、実施例2として、第1の長尺体70が、外筒体71と内筒体72とを有する壁つなぎ具2を、図5を参照して簡単に説明する。壁つなぎ具2において、第1の長尺体70は先方が外筒体71とされ、先方の外筒体71に内接して、後方の内筒体72が摺動可能に嵌着されている。外筒体71と内筒体72の側面には各々貫通孔が穿孔され、各々の貫通孔が向かい合った位置で、脱落しないように貫通軸体77が装着されて第1の長尺体70の長さが決定される。
次に、実施例2として、第1の長尺体70が、外筒体71と内筒体72とを有する壁つなぎ具2を、図5を参照して簡単に説明する。壁つなぎ具2において、第1の長尺体70は先方が外筒体71とされ、先方の外筒体71に内接して、後方の内筒体72が摺動可能に嵌着されている。外筒体71と内筒体72の側面には各々貫通孔が穿孔され、各々の貫通孔が向かい合った位置で、脱落しないように貫通軸体77が装着されて第1の長尺体70の長さが決定される。
先方が先細りとされた外筒体71の先方開口には、後端に突起73を有する膨出部を備えた雄ねじ軸体74が、嵌着されている。外筒体を横断するように装着された回転止め軸体75に、前記突起73が引っ掛かって、雄ねじ軸体74の空回りが抑制される。これにより、雄ねじ軸体は所定の回転幅で回転が許容された状態で揺動される。また、内筒体72の後端には、第2の長尺体をなす雄ねじ体40を螺合させる雌ねじ部76が形成されている。壁つなぎ具2は、第1の長尺体が2つの筒体からなっているため、全体の伸縮可変幅が大きくなり、固定対象物と仮設足場との間の距離にばらつきがある場合に好適である。第2の長尺体200の構成は実施例1と同様であるため、説明を省略している。
(実施例3)
ここで、仮設足場の脚柱から支持して、ベランダの手摺型枠500を自立させることに、好適な実施例3の壁つなぎ具3を、図6、図7を参照して説明する。まず、図7(B)図を参照して、従来のベランダの手摺型枠500の組立方法を説明する。ベランダの内側の手摺壁型枠501の下方には、ベランダの床のコンクリート502が流し込まれるため、内側の手摺壁型枠501は下方が空いた状態で組み立てられている。
ここで、仮設足場の脚柱から支持して、ベランダの手摺型枠500を自立させることに、好適な実施例3の壁つなぎ具3を、図6、図7を参照して説明する。まず、図7(B)図を参照して、従来のベランダの手摺型枠500の組立方法を説明する。ベランダの内側の手摺壁型枠501の下方には、ベランダの床のコンクリート502が流し込まれるため、内側の手摺壁型枠501は下方が空いた状態で組み立てられている。
内側の手摺壁型枠501は、高さ調整の金物503に載せられると共に、外側の手摺壁型枠504とセパレータ505と締結金物506を介して、角鋼管507により両側から締付けられて固定されている。そして、角鋼管507が建築物の梁の鉄筋に固定された金属棒体508により引っ張られ又は突っ張られる等して、手摺壁型枠500が内外方向に倒れないように固定されていた。しかし、金属棒体508を梁の鉄筋に固定させることにより、梁の強度を損なわせる場合があるという課題があった。また図は省略しているが、床を貫通させて手摺型枠500を固定した場合には、ベランダ床に漏水原因を残すという課題もあった。
ここで、実施例3として、第1固定具に実施例1の雄ねじ軸体20に替えて、略「コ」字形状をなす把持具80を有する壁つなぎ具3を、図6と図7(A)図を参照して説明する。図6(A)図は壁つなぎ具3の側面図を示し、図6(B)図は壁つなぎ具3の使用状態を示す説明図である。図7(A)図は、壁つなぎ具3を使って、仮設足場の脚柱400にベランダの手摺壁型枠500を固定した状態を示した説明図である。
把持具80は、型枠を両側から締結させる竿体をなす角鋼管507を、三方から把持するように、略「コ」字形状に屈曲された板体からなっている。先方に延びた上方板81と下方板82には、板が延びる方向に、長孔83,83が形成されている。把持具80に竿体を把持させた状態で、上方板と下方板の各々の長孔83,83を貫通させるように、楔体84が挿し込まれて、把持具80が竿体に固定される(図6(B)図参照)。
把持具80は、その基端部で軸体85を介して筒体10に揺動可能に連結され、軸体85は基端部に遊動可能に嵌着されている点を除き、その他の構成は実施例1又は実施例2と同一とされるため、ここでは説明を省略している。壁つなぎ具3は、手摺壁型枠500と仮設足場の脚柱400との間に斜めに設置することができるため、設置が容易であると共に、手摺壁型枠500が内外方向に倒れないように固定されるため、梁の鉄筋から金属棒体508により手摺壁型枠500を固定する必要がなくなり、梁の強度を損なわせないという有利な効果を奏する。
(その他)
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2,3…壁つなぎ具、
10…筒体、11…連結孔、12…長孔、13…雌ねじ部、14…貫通軸体、15…孔、
16…割ピン、17…貫通孔、
20…雄ねじ軸体、21…ねじ部、22…環状部、
30…連結軸、31…突出部、
40…雄ねじ部、41…螺動操作部、42…外れ止め部、44…軸体貫通孔、
50…筒体、
60…クランプ、61…クランプ本体、62…クランプ蓋体、
63…クランプ閉鎖用ボルト、64…孔、65…回転基部、
70…第1の長尺体、71…外筒体、72…内筒体、73…突起73、74…雄ねじ軸体、
75…回転止め軸体、76…雌ねじ部、77…貫通軸体、
80…把持具、81…上方板81、82…下方板、83…長孔、84…楔体、85…軸体、
100…第1の長尺体、200…第2の長尺体、300…ねじ受け体、400…脚柱、
500…手摺型枠、501…内側の手摺壁型枠、502…床のコンクリート、
503…金物、504…外側の手摺壁型枠、505…セパレータ、
506…締結金物、507…角鋼管、508…金属棒体
10…筒体、11…連結孔、12…長孔、13…雌ねじ部、14…貫通軸体、15…孔、
16…割ピン、17…貫通孔、
20…雄ねじ軸体、21…ねじ部、22…環状部、
30…連結軸、31…突出部、
40…雄ねじ部、41…螺動操作部、42…外れ止め部、44…軸体貫通孔、
50…筒体、
60…クランプ、61…クランプ本体、62…クランプ蓋体、
63…クランプ閉鎖用ボルト、64…孔、65…回転基部、
70…第1の長尺体、71…外筒体、72…内筒体、73…突起73、74…雄ねじ軸体、
75…回転止め軸体、76…雌ねじ部、77…貫通軸体、
80…把持具、81…上方板81、82…下方板、83…長孔、84…楔体、85…軸体、
100…第1の長尺体、200…第2の長尺体、300…ねじ受け体、400…脚柱、
500…手摺型枠、501…内側の手摺壁型枠、502…床のコンクリート、
503…金物、504…外側の手摺壁型枠、505…セパレータ、
506…締結金物、507…角鋼管、508…金属棒体
Claims (7)
- 第1の長尺体と第2の長尺体とを含み、全体長さを調整して仮設足場に固定させる壁つなぎ具において、
第1の長尺体は、長尺体本体と固定対象物に固定される第1固定具とからなり、
前記長尺体本体は、先方端部に第1固定具を揺動可能に連結させる連結部を有すると共に、後方端部に第2の長尺体を螺合させる第1螺合部を有し、
第2の長尺体は、先方部に第2螺合部を有し、後方端部に螺動操作部を有し、前記螺動操作部は第2の長尺体を軸回りに回動可能とさせ、
前記螺動操作部が回動されて第2螺合部が第1螺合部に螺合進退され、前記長尺体本体と第2の長尺体との全体長さが調整される壁つなぎ具であって、
前記螺動操作部の内方には、筒体と、前記筒体を第2の長尺体の軸方向の移動を規制する筒体位置規制手段とが備えられ、
前記筒体位置規制手段が第2の長尺体に形成され、
前記筒体が、第2の長尺体の軸方向には摺動されず、第2の長尺体の周囲に回動可能に遊嵌され、
前記筒体の側面に、第2の長尺体の軸方向と交差する方向に、前記仮設足場の脚柱を把持するクランプが軸動可能に備えられ、
第1の長尺体が前記連結部において揺動されると共に、前記筒体が回動されると共に前記クランプが軸動されることにより、壁つなぎ具が、いずれの方向に斜めに前記固定対象物に固定されても、前記クランプの開口部が垂直に開口可能とされている、
ことを特徴とする壁つなぎ具。 - 第1固定具が雄ねじ体である、
ことを特徴とする請求項1に記載の壁つなぎ具。 - 第1固定具が、竿体を把持して固定する把持具を含み、
前記把持具は、細板体が屈曲されて略コ字形状をなし、開放された先方部は竿体を把持した状態で閉鎖可能とされ、基端部が軸動可能な軸体により第1の長尺体と揺動可能に連結されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の壁つなぎ具。 - 前記長尺体本体が筒体からなると共に、前記筒体を横断させる筒体貫通孔を有し、
第2の長尺体がねじ軸体からなると共に、前記ねじ軸体を横断させる軸体貫通孔を有し、
前記筒体貫通孔と前記軸体貫通孔が対向した状態で、前記筒体貫通孔と前記軸体貫通孔とに貫通軸体が挿通されることにより、前記長尺体本体と第2の長尺体とが同期して軸動可能とされている、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の壁つなぎ具。 - 前記筒体貫通孔が、前記筒体の軸方向に長い長孔とされている、
ことを特徴とする請求項4に記載の壁つなぎ具。 - 前記螺動操作部の外縁が六角柱形状をなしている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の壁つなぎ具。 - 前記クランプが、側面が開放部とされたクランプ本体と、クランプ本体の開放部を閉鎖させるクランプ蓋体とからなり、クランプ本体とクランプ蓋体とがクランプ閉鎖用ボルトで閉鎖され、
前記六角柱形状が、前記クランプ閉鎖用ボルトのボルト頭部の外縁と同一形状をなしている、
ことを特徴とする請求項6に記載の壁つなぎ具。
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