JP6115456B2 - 廃熱回生用のランキンサイクル - Google Patents
廃熱回生用のランキンサイクル Download PDFInfo
- Publication number
- JP6115456B2 JP6115456B2 JP2013250281A JP2013250281A JP6115456B2 JP 6115456 B2 JP6115456 B2 JP 6115456B2 JP 2013250281 A JP2013250281 A JP 2013250281A JP 2013250281 A JP2013250281 A JP 2013250281A JP 6115456 B2 JP6115456 B2 JP 6115456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- expander
- passage
- valve
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図9を用いて説明する。なお、図2、図3、図4、図8に記載された上下方向は、鉛直上下方向に一致する。本実施形態に係るランキンサイクル1は、図示しない定置用エンジン(例えば、都市ガス、LPガス等のガスを燃料として作動するガスエンジン)の廃熱を利用して発電を行う廃熱回生用ランキンサイクルである。
上方側(膨張機ハウジング134側)のスラストプレート136は膨張機ハウジング134に固定されている。下方側(可動スクロール133側)のスラストプレート137は、可動スクロール133の基板部133aに固定されて、可動スクロール133と一体的に旋回する。
変更1:三方弁12を廃して、単に通路C1、C2、C10を繋げただけの構成に変更。
変更2:一方向弁19を廃して、単に通路C8、C9を繋げただけの構成に変更。
変更3:減圧弁21を均圧弁に変更。
なお、図6においては、エンジン冷却水温および冷媒ポンプ回転速度については、本実施形態も比較例も同じように変化する。
次に、本発明の第2実施形態について、図10、図11を参照して説明する。なお、図11に記載された上下方向は、鉛直上下方向に一致する。
本実施形態が第1実施形態と構成上で異なるのは、図10に示すように、ランキンサイクル1において、オイルポンプ22およびモータ23を新たに設けた点と、図11に示すように、オイル分離器15の位置をオイル供給ポート201aの位置よりも低くした点である。
次に、本発明の第3実施形態について、図12を参照して説明する。なお、図12に記載された上下方向は、鉛直上下方向に一致する。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、本実施形態のオイル分離器15が、図2に示すように、ポンプ膨張発電機100と一体に形成されている点である。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。例えば、以下のような変形例も許容される。なお、以下の変形例は、それぞれ独立に、上記実施形態に適用および不適用を選択できる。すなわち、以下の変形例のうち任意の組み合わせを、上記実施形態に適用することができる。
上記各実施形態において、オイル分離器15は冷、媒から潤滑オイルを分離する方式として遠心分離式を採用しているが、遠心分離式ではなく衝突分離式を採用していてもよし、それら以外の方式を採用してもよい。
上記各実施形態では、減圧弁21によって発生させる一次側(通路C10側)と二次側(通路C11側)の差圧は一定であったが、必ずしも一定でなくともよい。例えば、減圧弁21の上記差圧は、ランキンサイクル1の外気温に応じて変動させてもよい。
予備運転時に膨張機13を真空ポンプのように働かせる必要がない場合は、上記各実施形態の三方弁12を廃してもよい。その場合、C1、C10,C2は常時連通し、減圧弁は、通常状態において常に閉じた状態とすればよい。
上記各実施形態では、通常運転時には水冷媒熱交換器11から減圧弁21に流れる冷媒の量がゼロになるが、必ずしもゼロにする必要はない。通常運転時に水冷媒熱交換器11から減圧弁21に流れる冷媒の量は、予備運転時に水冷媒熱交換器11から減圧弁21に流れる冷媒の量より減っていればよい。
膨張機13の吐出側から膨張機13への冷媒の逆流を防止する必要がなければ、一方向弁14も必須ではない。
上記各実施形態では、チップシール132c、133cの両方が樹脂製であったが、チップシール132c、133cのうちいずれか一方のみが樹脂製で、他方は金属製であってもよい。その場合でも、予備運転時の摩擦損失を膨張機13全体として低減するという効果は、或る程度実現される。
上記各実施形態では、特許請求の範囲の第2の弁の例として、三方弁12を採用している。しかし、第2の弁は、三方弁に限らず、以下のような機能1、2を共に実現する弁であればどのようなものであってもよい。
機能1:予備運転時に、水冷媒熱交換器11からバイパス通路C10、C11を通って凝縮器16に冷媒が流れることを許可すると共に、水冷媒熱交換器11から膨張機13へ冷媒が流れることを禁止する。
機能2:通常運転時に、水冷媒熱交換器11から膨張機13を通って凝縮器16に冷媒が流れることを許可する。
上記実施形態では、冷媒は、水冷媒熱交換器11において定置用エンジンによって暖められた冷却水の廃熱を回収するようになっている。しかし、水冷媒熱交換器11において定置用エンジン以外のエンジン(例えば車載エンジン)によって暖められた冷却水の廃熱を回収するようになっていてもよい。
11 水冷媒熱交換器
12 三方弁(第2の弁)
13 膨張機
14 一方向弁
15 オイル分離器
16 凝縮器
18 冷媒ポンプ
21 減圧弁(第1の弁)
C10、C11 バイパス通路
Claims (5)
- 冷媒を循環させる冷媒ポンプ(18)と、
エンジンの冷却液廃熱を前記冷媒に回収させる熱交換器(11)と、
前記冷媒の膨張によって作動することで、前記冷媒に回収された廃熱を動力に変換する膨張機(13)と、
前記膨張機によって膨張した冷媒を凝縮させる凝縮器(16)と、
前記冷媒を前記膨張機を介さずに前記熱交換器から前記凝縮器へと流すように前記膨張機と並列回路を形成するバイパス通路(C10、C11)に配置された第1の弁(21)と、
前記第1の弁(21)から出た前記冷媒から潤滑オイルを分離し、分離された前記潤滑オイルを前記膨張機の摺動部(136、137、139a、139b)へ供給するオイル分離器(15)と、を備え、
予備運転時には、前記熱交換器から前記バイパス通路を通って前記凝縮器に前記冷媒が流れると共に、前記バイパス通路から前記オイル分離器に流入した前記冷媒から分離された前記潤滑オイルが前記オイル分離器から前記膨張機の前記摺動部へ供給され、
前記予備運転の後の通常運転時には、前記バイパス通路を通る冷媒の量が前記予備運転時よりも減ると共に、前記熱交換器から前記膨張機を通って前記凝縮器に前記冷媒が流れることで前記凝縮器が作動し、
前記第1の弁は、当該第1の弁の下流側の冷媒圧力を、当該第1の弁の上流側の冷媒圧力より下げる減圧弁であることを特徴とする廃熱回生用のランキンサイクル。 - 前記予備運転時に、前記熱交換器から前記バイパス通路を通って前記凝縮器に前記冷媒が流れることを許可すると共に、前記熱交換器から前記膨張機へ前記冷媒が流れることを禁止し、前記通常運転時に、前記熱交換器から前記膨張機を通って前記凝縮器に前記冷媒が流れることを許可する第2の弁(12)を備え、
前記膨張弁は、
固定スクロール(132)と、
旋回スクロール(132)と、
前記旋回スクロールから見て前記固定スクロールとは反対側にあって前記旋回スクロールを前記固定スクロール側に付勢する方向に重なり、前記旋回スクロールの旋回時に互いに摺動する金属製のプレート(136、137)と、を備え、
前記固定スクロールおよび旋回スクロール(132)のうち一方または両方は、前記固定スクロールと前記旋回スクロールの間をシールするための樹脂製のシール(132c、133c)を有し、
前記予備運転時に、前記第2の弁によって前記熱交換器から前記膨張機へ前記冷媒が流れることを禁止された状態で前記膨張機が作動することで、前記固定スクロールと前記旋回スクロールの間の作動室の気圧が、前記膨張機の前記作動室以外の気圧よりも低くなり、この気圧差によって、前記旋回スクロールを前記固定スクロール側に押しつける付勢力が発生することを特徴とする請求項1に記載のランキンサイクル。 - 前記予備運転時に、前記膨張機の吐出側に流れる冷媒が前記膨張機に逆流することを防止する一方向弁(14)を有することを特徴とする請求項1または2に記載のランキンサイクル。
- 前記オイル分離器のオイル送出ポート(154)は、前記膨張機の摺動部よりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のランキンサイクル。
- 前記オイル分離器のオイル送出ポート(154)は、前記膨張機の摺動部よりも低いい位置に設けられており、
当該ランキンサイクルは、前記オイル分離器と前記膨張機とを繋ぐ通路(X1)の途中に配置され、前記オイル分離器側から前記潤滑オイルを吸入して前記膨張機側に吐出するオイルポンプ(22)を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のランキンサイクル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013250281A JP6115456B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 廃熱回生用のランキンサイクル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013250281A JP6115456B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 廃熱回生用のランキンサイクル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015108299A JP2015108299A (ja) | 2015-06-11 |
JP6115456B2 true JP6115456B2 (ja) | 2017-04-19 |
Family
ID=53438828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013250281A Active JP6115456B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 廃熱回生用のランキンサイクル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6115456B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5954712A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-29 | Nippon Denso Co Ltd | ランキンサイクル油もどし装置 |
JP2006300004A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Denso Corp | 膨張機 |
JP4625474B2 (ja) * | 2007-01-18 | 2011-02-02 | ヤンマー株式会社 | ランキンサイクル動力回収装置 |
JP4683002B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2011-05-11 | トヨタ自動車株式会社 | エンジン廃熱回収システム |
EP2476869B1 (de) * | 2011-01-17 | 2017-04-05 | Orcan Energy AG | Schmierung volumetrisch arbeitender Expansionsmaschinen |
JP2013142296A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Toyota Industries Corp | 廃熱利用装置 |
-
2013
- 2013-12-03 JP JP2013250281A patent/JP6115456B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015108299A (ja) | 2015-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7870733B2 (en) | Fluid machine for rankine cycle | |
KR101482879B1 (ko) | 동력 발생 장치 및 이 장치의 운전 방법 | |
JP4864689B2 (ja) | 流体機械およびランキンサイクル | |
US7735335B2 (en) | Fluid pump having expansion device and rankine cycle using the same | |
AU2008222268B2 (en) | Refrigeration system | |
JP4684882B2 (ja) | 流体機械 | |
JP2012207655A (ja) | ランキンサイクル装置 | |
JP2007255327A (ja) | 膨張機制御装置 | |
JP2009235985A (ja) | 多気筒回転式圧縮機および冷凍サイクル装置 | |
JP4689498B2 (ja) | 膨張機およびその制御装置 | |
US20060196204A1 (en) | Fluid pump and fluid machine | |
US7823398B2 (en) | Compressor/expander of the rotating vane type | |
JP2006300004A (ja) | 膨張機 | |
JP6115456B2 (ja) | 廃熱回生用のランキンサイクル | |
JP6599136B2 (ja) | 液体用ポンプ及びランキンサイクル装置 | |
JP5854594B2 (ja) | スクリュー圧縮機 | |
JP2008157152A (ja) | ランキンサイクル | |
JP2014001667A (ja) | ランキンサイクル装置 | |
CN108463635B (zh) | 摆动活塞式压缩机 | |
JP2010038120A (ja) | 流体機械 | |
EP3732351B1 (en) | Energy recovery circuit | |
JP4549884B2 (ja) | 流体機械 | |
EP3732377B1 (en) | Energy recovery circuit from a thermal source and related energy recovery method | |
JP2011214484A (ja) | 廃熱利用装置及び廃熱利用装置における圧縮機制御方法 | |
CN112240224B (zh) | 流体循环系统及其操作方法、计算机可读介质和控制器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160328 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170306 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6115456 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |