JP5854594B2 - スクリュー圧縮機 - Google Patents
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Description
また、容量制御時においては、容量制御手段となるスライド弁が移動しても吐出口面積が減少することなく一定に保持することで、部分負荷特性を向上させることができるスクリュー圧縮機を提供することを目的とする。
図1は本発明の実施の形態1に係るスクリュー圧縮機の要部を示す概略断面図、図2はこのスクリュー圧縮機の容量制御手段を示す概略断面図、図3は図2の横断面を示す概略断面図、図4は図2のA−A断面図である。
この実施の形態1に係るスクリュー圧縮機は、図1から図4に示すように、筒状のケーシング1と、このケーシング1内に収容されたスクリューローター2と、このスクリューローター2を回転駆動するモーター3と、スクリューローター2の回転軸(スクリュー軸)21に対し直交状態で、かつ、軸対称に配置された一対のゲートローター4とを備えている。
ゲートローター4はそれぞれ、スクリューローター2のスクリュー溝22に係合する矩形状などの歯41(図5参照)を複数円周方向に等角度の間隔で形成したものである。
スクリュー圧縮機の圧縮機構は、スクリューローター2の回転により、吸入行程、圧縮行程、吐出行程を繰り返すようになっている。
図5(a)は吸入行程における圧縮室5の状態を示している。スクリューローター2がモーター3により駆動されて実線矢印の方向に回転すると、図5において下側のゲートローター4はスクリューローター2の回転に伴い点線矢印の方向に回転し、上側のゲートローター4はこれと反対の方向に回転する。吸入行程においては、圧縮室5は最も拡大した容積となっており、作動ガスが低圧室8の吸込口9から流入してその圧縮室5を満たしている。
引き続きスクリューローター2が回転すると、圧縮室5は図5(c)に示すように、容積が最小となり、これにより圧縮された高圧の作動ガスが吐出口7より吐出室6へ吐出される。そして、再び図5(a)から吸入が繰り返される。圧縮された高圧の作動ガスは、吐出室6から機外に取り出されて、例えば冷凍サイクル回路を循環するように構成される。
容量制御手段10となるスライド弁10aは、連続的、あるいはステップ的に移動させるものとし、これによって吐出口7の面積を一定に保持した状態でスクリュー圧縮機の吸込容量を調整することができる。
また、吐出口7は吐出開口端面aが固定された構造となっているため、容量制御時にスライド弁10aが移動しても吐出口7の面積が減少することがなく、吐出圧力損失を低減することができ、容量制御運転時の性能、すなわち部分負荷特性についても向上させることができる。
なお、スライド弁10aを駆動させる方法としては冷媒ガス、油、モータによるものなど特に限定されるものではない。
図12は本発明の実施の形態2による容量制御手段10と吐出口7の配置関係を示すケーシング内筒面およびスクリューローター円筒面の展開図である。
実施の形態1では、容量制御手段10となるスライド弁10aをスクリューローター2の軸方向吐出側へ移動することによって圧縮室5と低圧室8とを連通させるバイパス口14の開口面積を拡大させる構造としたが、この実施の形態2では、図12に示すようにスライド弁10aを上記と反対方向、すなわちスクリューローター2の軸方向吸込側へ移動させることによって、圧縮室5と低圧室8とを連通させるバイパス口14の開口面積を拡大させる構造としたものである。
このように構成することでスライド弁10aを吸込側へ移動させる構造となるため、スライド弁10aを移動させるために必要な隙間を吐出側へ設ける必要がなく、吐出側からの漏れが小さくなることでさらにスクリュー圧縮機の性能を向上させることができる。
図13は本発明の実施の形態3による容量制御手段10の吸込側端面形状を示すケーシング内筒面およびスクリューローター円筒面の展開図である。
実施の形態1〜2では、容量制御手段10となるスライド弁10aをスクリューローター2の軸方向に移動させることで圧縮室5と低圧室8とをバイパスさせる構造について述べたが、この実施の形態3では、図13に示すようにスライド弁10aの吸込側端面bをスクリューローター2のスクリュー溝22の螺旋形状に略一致させる構造としたものである。
このように構成することでスライド弁10aを吸込側へ移動させる構造となるため、スライド弁10aを移動させるために必要な隙間を吐出側へ設ける必要が無く、吐出側からの漏れが小さくなることでさらにスクリュー圧縮機の性能を向上させることができる。
図14は本発明の実施の形態4による容量制御手段10を管路形状のバイパスポート16とした場合のケーシング内筒面およびスクリューローター円筒面の展開図である。
以上の実施の形態1〜3では、吐出口7と容量制御機構10を分離して配置して機能を分ける構成とし、スライド弁10aをスクリューローター2の軸方向へ移動させることで容量制御を行う場合について述べたが、この実施の形態4では、図14に示すように吐出口7と分離して配置した容量制御手段10の別の構成として、ケーシング内筒12の吸込側に圧縮室5から低圧室8へつながる少なくとも一つ以上の管路形状のバイパスポート16を形成し、バイパスポート16と低圧室8との間の管路に開閉弁(図示省略)を設けるものである。
Claims (6)
- ケーシングと、
前記ケーシング内に回転可能に収容され、複数のスクリュー溝を有するスクリューローターと、
前記スクリューローターのスクリュー溝に係合するそれぞれ複数の歯を有する一対のゲートローターと、を備え、
前記ケーシングと前記スクリューローターのスクリュー溝と前記ゲートローターの歯とで形成される空間を作動ガスの圧縮室とし、
前記圧縮室と前記ケーシング内の低圧室とを連通させて作動ガスの前記圧縮室への吸込み量を調整する容量制御手段を備え、圧縮された作動ガスを吐出口より吐出するようにしたスクリュー圧縮機において、
前記スクリュー溝のそれぞれの吐出側の端部は、前記スクリューローターの円周方向において第1の角度に亘って設けられており、
前記容量制御手段は、前記吐出口と分離して、該吐出口から前記円周方向に離れた位置に配置されており、
前記容量制御手段の前記吐出口寄りの端部と、前記吐出口の前記容量制御手段寄りの端部との間は、前記円周方向に第2の角度だけ離れており、
前記第2の角度は、前記第1の角度よりも大きくなっていることを特徴とするスクリュー圧縮機。 - 前記容量制御手段は、前記スクリューローターの軸方向に移動するスライド弁を有し、
前記スライド弁は、吐出側へ移動することにより、前記圧縮室と前記低圧室とを連通させるバイパス口の開口面積を拡大するようになっていることを特徴とする請求項1記載のスクリュー圧縮機。 - 前記容量制御手段は、前記スクリューローターの軸方向に移動するスライド弁を有し、
前記スライド弁は、吸い込み側へ移動することにより、前記圧縮室と前記低圧室とを連通させるバイパス口の開口面積を拡大するようになっていることを特徴とする請求項1記載のスクリュー圧縮機。 - 前記スライド弁の吸込み側端面が、前記スクリューローターのスクリュー溝の螺旋形状に略一致するように形成されていることを特徴とする請求項2または3記載のスクリュー圧縮機。
- 前記容量制御手段として、少なくとも1つ以上の管路形状のバイパスポートを形成し、前記バイパスポートと前記低圧室との間の管路に開閉弁を設けたことを特徴とする請求項1記載のスクリュー圧縮機。
- 容量制御方法として、前記容量制御手段のほかに前記スクリューローターのインバータ駆動による回転数制御を併用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
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