JP6114874B2 - 乗客シートのための座席構造および乗客シート - Google Patents

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Description

本発明は、広範には、乗客シートのための座席構造および乗客シートに関する。
たとえば航空機の標準的なエコノミータイプの乗客シートは、横方向に離間された脚部に取り付けられた構造フレームによって支持されているシートボトムおよびリクライニングシートバックから構成される。シートバックをリクライニングさせることによってより大きな座角が達成される場合に、後方乗客の個人空間が大きく影響を受ける。
この後方乗客の空間の問題をなくすために、シートパンを前方にスライドさせることのみによって座角変更を達成するための固定背シェルシートが開発されている。しかしながら、シートパンが前方の乗客シートに向かって動くため、固定背シェルシートは、乗客の膝空間を著しく損なう。
後方乗客空間の低減と乗客の膝空間の低減との間の均衡を達成するために、シートバックとシートパンとの結合された同時の動きによる関節機構を備えるように、シートパンが開発されている。この関節機構によって、後方乗客の個人空間または乗客の膝空間のいずれかを過度に損なうことなく、大きい座角変更が達成されることが可能になり得る。関節式乗客シートは、シートボトムとシートバックとがともに関節接合することによって、乗客がより快適な着座体験を得ることを可能にすることができる。通常、関節式シートパンは、シートバックがリクライニングするのと同時に前方にスライドする。
本発明の実施形態は、上述した問題に対処するための、少なくとも既存のソリューションに対する代替手段を提供することを模索するものである。
本発明の第1の態様によれば、乗客シートのための座席構造が提供され、座席構造は、シートパンであって、乗客シートのフレーム構造に、シートパンが乗客シートのシートバックの動きから独立してフレームに対して前後方向に可動であるように取り付けるための、シートパンと、シートパンを初期位置に付勢するための付勢手段とを備える。
本発明の第2の態様によれば、乗客シートのための座席構造が提供され、座席構造は、乗客シートのフレーム構造に取り付けるための第1のシートパンと、第2のシートパンであって、第2のシートパンがフレーム構造を基準として第1のシートパンに対して前後方向に可動であるように、第1のシートパンの上に配置するための、第2のシートパンとを備える。
本発明の第3の態様によれば、第1の態様または第2の態様による座席構造を備える乗客シートが提供される。
本発明の実施形態は、図面とともに、ほんの一例としての以下の記載から当業者により良好に理解され、容易に明らかとなろう。
例示的な実施形態による上部シートパンおよびシートバックフレームの同時の動きを示す概略図である。 例示的な実施形態による上部シートパンおよびシートバックフレームの同時の動きを示す概略図である。 例示的な実施形態による上部シートパンの独立した動きを示す概略図である。 例示的な実施形態による上部シートパンおよび下部シートパンを示す概略側面図である。 例示的な実施形態による座席構造を備える乗客シートの一部分を示す概略側面図である。 例示的な実施形態による座席構造の動きを示す概略図である。 例示的な実施形態による座席構造の動きを示す概略図である。 例示的な実施形態による座席構造の構成要素の概略分解底面図である。 例示的な実施形態による座席構造の構成要素の概略分解上面図である。 例示的な実施形態による座席構造を備える乗客シートの一部分の概略等角背面図である。 例示的な実施形態による座席構造を備える乗客シートの一部分の側面図である。 例示的な実施形態による座席構造の構成要素の概略分解上面図である。 例示的な実施形態による座席構造の構成要素の概略上面図である。 例示的な実施形態による座席構造の構成要素の概略等角上面図である。 例示的な実施形態による座席構造の構成要素の概略側面図である。 例示的な実施形態による座席構造の構成要素の概略分解上面図である。
本発明の実施形態は、好ましくは様々な乗客の快適性需要を満たすために、乗客が、シートバックアセンブリを同時に動かしながらまたは動かさずに、シートパンの前端を上向きに、および、その後端を下向きにわずかに傾けながらシートパンを前方にスライドさせることを可能にする、人間工学的に湾曲した上部シートパンに関する。
図1a〜図1bに示すように、上部シートパン(隠れている)を同時に動かすために、シートバックフレーム100が一実施形態に従ってリクライニングされる。シートバックフレーム100の下部が上部シートパンを前方向に押し、湾曲した上部シートパンが強制的に前方にシフトされ、図1bにおける参照符号106および108のシートバック位置にそれぞれ対応する、参照符号102および104に示されているシートクッション外形の変化によって示されるように、前端を上向きに傾け、後端を下向きに傾ける。
あるいは、図1cに示すように、たとえば、所定量の力をもって臀部を使用して直立座席フレーム100を傾けて押すことによって、上部スライドパンが前方にシフトし、参照符号102および104に示されるが、シートバックフレーム100が動くことなく、シートクッション外形の変化によって示されるように、前端が上向きに傾き、後端が下向きに傾く。この実施形態において、有利には、上部スライドパン、したがってシートクッションを動かすことは、必ずしもシートバックフレーム100をリクライニングさせることを必要とせず、シートバックフレーム100が直立であるか、または部分的にリクライニングされる場合にも達成することができる。
例示的な実施形態では、乗客が座席をシフトさせることを所望する度合いは、加わる力の量に依存する。上部シートパンの前端が上向きに動き、上部シートパンの後端が下向きに動く(したがって、これに応じてシートクッションが動く)速度に関係して座席が前方に動く速度は、上部シートパンを含む座席構造の設計によって決定することができる。
図2を参照すると、例示的な実施形態における座席構造は、2つの人間工学的に湾曲したパン、すなわち、下部パン200および上部スライドパン202を備える。好ましくは、両方のパン200、202のプロファイルは、近似するかまたは合致し、好適な実施形態では正確に一致するものであり得る。これによって、上部パン200が下部パン202の上で最小限の干渉でスライドすることができ、有利には、たとえば、長距離飛行中に乗客の種々の着座姿勢をサポートすることができる。
図3を参照すると、下部パン200は、有利には、座席構造300の完全性を増強するようにせん断耐性ダイヤフラムを形成するために、座席302の主フレーム構造300に堅固に接続されている。下部パン200は、個々の座席に対して作製することができるか、または、マルチシート構成、たとえば、3シート構成の幅にわたることができる。個々の上部パン202が下部パン200によって支持される。上部パン202と下部パン200との間のインターフェース部分は、限定ではないが、ローラおよびスライドガイドを含むことができる。例示的な実施形態において、ローラは、回転運動を開始することができ、スライダは、円滑なスライド面をもたらすことができる。例示的な実施形態において、下部パン200が上部パン202を案内することによって、有利には、上部パン202は、湾曲したプロファイルに起因して、上端304を上向きに上げ、上部シートパン202の後端306を下向きに下げながら前方にシフトすることが可能になり得る。上部パン202の動きは、関節式シートバック308を介したものであるか、または、直立または部分的にリクライニングされたシートバック308に対して前かがみになるなど、乗客の身体を能動的に動かすことによるものであり得る。したがって、有利には、例示的な実施形態は、座角および姿勢の幅広い選択肢を乗客に提供することによって、乗客の快適性を改善することができる。この例示的な実施形態の座席構造300を組み込んだ乗客シートにおいて、シートクッション(図示せず)が上部シートパン202上に、シートクッションが上部シートパン202の動きに対応して動くように取り付けられる。
図4a〜図4bを参照すると、例示的な実施形態における上部シートパンおよび下部シートパンの湾曲400の設計は、有利には、快適な着座体験を提供することができるだけでなく、たとえば、硬着陸または墜落中にエネルギー減衰を可能にすることもできる。そのような事件が発生すると、乗客は、垂直(下向き)および水平(前方)の負荷を受ける可能性がある。
例示的な実施形態において、湾曲400は、参照符号402に示されている、着座位置にあるほとんどの乗客の重心402が、参照符号404に示されている湾曲の中心の後方にあるように設計される。それゆえ、下向きの負荷406が上部シートパン202(図3)を前方にスライドさせ、エネルギーのいくらかを、たとえば、乗客の脊椎を圧迫しないように方向転換することができる。好ましくは、いくらかのエネルギーは、1つまたは複数のバネのような、上部シートパンに結合されている付勢構造に起因して吸収することができる。有利には、そのような非常事態中の上部シートパンの前方運動405はまた、急速な減速中に乗客の頭部が乗客乗員の身体に対して動く前方距離を低減するのにも有益であり得る。
図5aおよび図5bは、例示的な実施形態による座席構造500の構成要素の概略分解底面図および概略分解上面図を示す。この例における下部パン502は、マルチシート構成、たとえば、3シート構成の幅にわたるように作製される。各上部パン504は、下部パン502によって支持される。上部パン504と下部パン502との間のインターフェース部分は、この実施形態においては下部パン502に取り付けられているローラ506を含む。ローラ506は各々、ローラフレーム、たとえば512内で支持されている、平行軸、たとえば510上の一対の車輪、たとえば508を備える。ローラフレーム、たとえば512は、下部パン502内に形成されている対応するスロット、たとえば514内に受け入れられる。この例示的な実施形態において、ローラ、たとえば506は、座席フレーム(図示せず)に接続されている1つまたは複数の梁513上で支持される。スロット、たとえば514は、各ローラ506を横に動かないように拘束する。ローラフレーム、たとえば512の壁は、ローラがスロット、たとえば514内に受け入れられ/支持されたときに車輪が自由に回転することができるように、車輪、たとえば508を突出させる。代替的な実施形態において、ローラ506は、下部パン502によって支持することができる。
この実施形態において、車輪、たとえば508が上部パン504と係合するローラ表面のマッチングをもたらすために、一例においてナイロンから作成されるストリップ、たとえば515が、たとえば、接着によって上部パン504上に固定される。スライダブロック、たとえば518が、下部パン502に対する取り付けのために設けられる。押え枠、たとえば520が、各スライダブロック、たとえば518がその端部の各押え枠、たとえば520内のスロット、たとえば522を通じた延伸がより小さくなり、スライダブロック、たとえば518の上縁部がスロット、たとえば522の上縁と係合して受け入れられるように構成されている。押え枠、たとえば520は、スライダブロック、たとえば518がスロット、たとえば522内に受け入れられた状態で、たとえばナットおよびボルトを使用して上部パン504に取り付けられる。組み立て中に、この例示的な実施形態においてはボルト、たとえば528用に下部パン502内に形成されている締結孔、たとえば526内への下部パン502上のスライダブロック、たとえば518の締結を容易にするために、アクセスホール、たとえば524が上部パン504内に設けられる。上部パン504の下部パン502に対する運動を案内するためのスライドガイド、たとえば530が、下部パン502上に取り付けられ、下部パン502の上に組み立てられるときに、上部パン504上に形成されているトラック(図示せず)内に受け入れられる。
例示的な実施形態について説明したような構成要素およびそれらの設置は好ましくは、保守管理チェック中の容易な交換を可能にし、構成要素の設計は、それらが当業者によって了解されるように容易に作製され得るようなものである。これは有利には、構成要素が長期間の使用後に摩耗および断裂を経験している場合があるが、すべての可動構成要素と同様に、保守管理チェック中に必要に応じて、かつ/または交換スケジュールに従って容易にかつコスト効率的にそれらを交換することができることを意味している。
図6aおよび図6bに示すように、例示的な実施形態において、バックフレーム構造602の下部に棒600が設けられており、棒600は、シートバックがリクライニングするときに、棒602が有利には上部シートパン604の後方を押すように配置される。したがって、乗客シートのシートバックによって、上部シートパン604を下部シートパン606に対して動かすための力をかけることができる。この例示的な実施形態において、上部シートパン604は、実質的に平坦な表面608を備え、当該表面は、表面608に実質的に垂直な力を受けるように配置されている。代替的な実施形態において、後面は実質的に平坦でなくてもよく、内部に棒600を受け入れるための陥凹部を備えてもよく、上部パンと後部座席との間に接合構造がもたらされる。例示的な実施形態において、上部シートパンとシートバックとの間のインターフェース部分は好ましくは、耐久性および運動の円滑性を改善するために加えられるモーメントを最小限に抑えるために、接触点/領域が、上部シートパンの剛心に近くなるか、または実質的に剛心にあるように設計される。この例示的な実施形態においてこの協調運動は接触によって達成されるため、乗客がシートバックを直立位置に戻すとき、乗客が上部シートパン604からいくらかの重量を取り除かない限り、上部シートパン604は有利には、必ずしも追従するとは限らないことになる。
例示的な実施形態において、TTOL(滑走、離陸および着陸)の準備において上部シートパンを初期位置に戻すことは、上部シートパンと下部シートパンとの間、または上部シートパンと座席フレームとの間の1つもしくは複数のバネ、またはバネ構造(複数の場合もあり)のような付勢手段を設置することによって容易にすることができる。以下において、非限定的な一例を説明する。
この例示的な実施形態における上部シートパンは、以下によって動かすことができる。
1)シートバックをリクライニングさせる、ここで、シートバックの下部にあるインターフェース部分、たとえば棒が、1つまたは複数のバネを圧縮しながら上部シートパンを押す。設計されたエンベロープ内での上部シートパンの前方運動は、シートバックがリクライニングされる量によって制御することができる。
2)上部シートパンに力を加える。設計されたエンベロープ内での上部シートパンの前方運動はたとえば、乗客によって1つまたは複数のバネを圧縮するために加えられる力の量によって制御することができる。
3)バネの展開(解放)である。初期位置または上部シートパンがシートバックと接している点への後方運動が、たとえば乗客によってシートパンに加えられる力が取り除かれるときに発生し、1つまたは複数のバネが圧縮状態から展開して、柔軟な状態または形状に戻ることを可能にする。
例示的な実施形態におけるこれらのメカニズムは有利には、シートバックが十分にリクライニングされていないときに上部シートパンがシートバックから独立して動くことを可能にするとともに、上部パンに力が作用していないときに、シートパンが自動的に元に戻ることを可能にする。着座位置を選択する柔軟性によって、好ましくは、大きな母集団の乗客プロファイルに快適性をもたらすことができる。
たとえば乗客の加えられている力が取り除かれると上部シートパンがその初期位置に戻ることに加えて、1つまたは複数のバネのような付勢手段は有利には、また、16g前方荷重状態のような、前方向における急速な減速の場合の間のエネルギー吸収システムとしても作用することができ、これによって、乗客の生存性を向上させることができる。さらに、エネルギー吸収バネは、そのような事象において乗客の頭部が進む前方距離を低減するのを助けることができる。これは、好ましくは、頭部が最初は身体とともに1つまたは複数のバネと反対に動くが、前向きの慣性が1つまたは複数のバネによって部分的に吸収されるためであると考えられる。これによって、頭部が任意の残りのエネルギーに起因して身体に対してさらに動き得る前に、身体および頭部が進む距離量を全体として低減することができる。
図7を参照すると、例示的な一実施形態において、バネブロック、たとえば701が、たとえば、上部シートパン704内の孔、たとえば703を通るネジ(図示せず)を使用して上部シートパン704の裏面に取り付けられる。バネブロック、たとえば701は、バネ、たとえば705と係合して、上部シートパン704を前方に動かしている間に、上部シートパン704が下部シートパン702に対してスライドしている動きとは反対に、バネ705を圧縮する。バネ、たとえば705は、これによってエネルギーを蓄積し、上部シートパン704に対する力がたとえば乗客によって解放されると、上部シートパン704をその初期位置に戻すことができる。
この例における下部パン702は、マルチシート構成、たとえば、3シート構成の幅にわたるように作製される。各上部パン704は、下部パン702によって支持される。上部パン704と下部パン702との間のインターフェース部分は、座席フレーム(図示せず)に接続されている1つまたは複数の梁(複数の場合もあり)上に支持されているローラ706を含む。スロット、たとえば714が、各ローラ706を横に動かないように拘束する。スライダブロック、たとえば718が、下部パン702に対する取り付けのために設けられる。押え枠、たとえば720が、各スライダブロック、たとえば718がその端部の各押え枠、たとえば720内のスロット、たとえば722を通じた延伸がより小さくなり、スライダブロック、たとえば718の上縁部がスロット、たとえば722の上縁と係合して受け入れられるように構成されている。押え枠、たとえば720は、スライダブロック、たとえば718がスロット、たとえば722内に受け入れられた状態で、たとえばナットおよびボルトを使用して上部パン704に取り付けられる。組み立て中に、この例示的な実施形態においてはボルト、たとえば728用に下部パン702内に形成されている締結孔、たとえば726内への下部パン702上のスライダブロック、たとえば718の締結を容易にするために、アクセスホール、たとえば724が上部パン704内に設けられる。上部パン704の下部パン702に対する運動を案内するためのスライドガイド、たとえば730が、下部パン702上に取り付けられ、下部パン702の上に組み立てられるときに、上部パン704上に形成されているトラック(図示せず)内に受け入れられる。
図8a〜図8cは、例示的な実施形態による上部シートパン800の概略正面図、等角図および側面図を示す。この例示的な実施形態において上部シートパン800の断面は、有利には、シートバック構造の一部分、たとえば棒との良好な接触面を提供し、部分構成要素が、円滑な動作のために十分な隙間を空けてよく見える状態から隠されて、上部シートパン800の堅くて曲がらない構造の範囲内に配置されることが可能になるように設計される。上部シートパン800は、たとえば金属、プラスチックまたは複合材料から作成することができ、波型断面と組み合わされると、上部シートパン800は有利には、たとえば、波型断面が変形することによって、14Gの下向き荷重のような、緊急状態中のエネルギーを吸収し、それゆえ、好ましくは乗客が経験する負荷を低減し、生存性を向上させることが可能である。上部シートパン800は、有利には検査、組み立て、および保守管理プロセスを補助することができる、透明プラスチックのような透明材料から作成されてもよい。
シートパン800の剛性およびエネルギー減衰を向上させるために、上部シートパン800の波型の性質は異なる実施形態では変化することができ、たとえば、ポケット、たとえば802の数、形状および寸法を変更することができる。例示的な実施形態において、ポケット、たとえば802は有利には、以下のような、シートパン800の設計における幾つかの目的を果たす。
1)構造的完全性を提供/維持するための、材料シート804の構造的再強化
2)座席構造800の部分構成要素の収容
3)14Gの下向き荷重のような緊急状態中のエネルギーの吸収
図9を参照すると、例示的な一実施形態において、下部パン902は、マルチシート構成、たとえば、3シート構成の幅にわたるように作製される。各上部パン904は、下部パン902によって支持される。上部パン904と下部パン902との間のインターフェース部分は、座席フレーム(図示せず)に接続されている1つまたは複数の梁(複数の場合もあり)上に支持されているローラ906を含む。スロット、たとえば914が、各ローラ906を横に動かないように拘束する。スライダブロック、たとえば918が、下部パン902に対する取り付けのために設けられる。押え枠、たとえば920が、各スライダブロック、たとえば918がその端部の各押え枠、たとえば920内のスロット、たとえば922を通じた延伸がより小さくなり、スライダブロック、たとえば918の上縁部がスロット、たとえば922の上縁と係合して受け入れられるように構成されている。押え枠、たとえば920は、スライダブロック、たとえば918がスロット、たとえば922内に受け入れられた状態で、たとえばナットおよびボルトを使用して上部パン904に取り付けられる。組み立て中に、この例示的な実施形態においてはボルト、たとえば928用に下部パン902内に形成されている締結孔、たとえば926内への下部パン902上のスライダブロック、たとえば918の締結を容易にするために、アクセスホール、たとえば924が上部パン904内に設けられる。押え枠、たとえば920を受け入れるために、陥凹部、たとえば925が、ポケット、たとえば927の幾つかの中に形成される。
組み立てられたときに上部パン904の下部パン902に対する運動を案内するためのスライドガイド、たとえば930が、下部パン902上に取り付けられ、波型パターンのポケット、たとえば934、935の間に延伸する、上部パン904上に形成されているトラック、たとえば932内に受け入れられる。
この実施形態において、シートバックのリクライニング中に上部パン904を押すためのバックシート構造に対するインターフェース部分936は、上部パン904の波型断面設計にわたって延伸する。インターフェース部分936は有利には、耐久性および運動の円滑性を改善するために加えられるモーメントを最小限に抑えるために、接触点/領域が上部シートパン904の剛心に近いか、または、実質的に剛心にあるため、有利には、インターフェース部分936における湾曲を回避するように押す力を受け止める。たとえば、この実施形態において、剛心は、インターフェース部分936の上半分に位置する。
シートバックと上部シートパン904との間のインターフェース部分は、異なる実施形態では他の方法で設計することができ、上部パン904の独立した動きを達成するために、上部シートパン904の並進は好ましくは、接触を通じたものである。異なる実施形態において、たとえば、様々な接触領域、位置、パターンなどが使用されてもよい。
一実施形態において、乗客シートのための座席構造が提供され、座席構造は、シートパンであって、乗客シートのフレーム構造に、シートパンが乗客シートのシートバックの動きから独立してフレームに対して前後方向に可動であるように取り付けるための、シートパンと、シートパンを初期位置に付勢するための付勢手段とを備える。初期位置において、シートパンは、実質的に最大後方位置にあることができる。シートパンは、前後方向に沿った湾曲軌道上で可動とすることができる。湾曲軌道は、第1および第2の対向する端部、ならびに、第1の端部と第2の端部との間の中間部分を含むことができ、中間部分は、第1の端部および第2の端部と比較して垂直方向により低い位置にある。
一実施形態において、シートパンは、その深さに沿って湾曲させることができる。シートパンは、乗客シートのフレーム構造に取り付けられている1つまたは複数のトラックストリップに係合するための1つまたは複数のローラを備えることができる。
一実施形態において、シートパンは、乗客シートのフレーム構造に取り付けられている1つまたは複数のローラに係合するための1つまたは複数のトラックストリップを備えることができる。
一実施形態において、シートパンは、乗客シートのフレーム構造に取り付けられている対応する1つまたは複数の案内トラック内に受け入れられるための1つまたは複数のスライダ要素を備えることができる。
一実施形態において、シートパンは、乗客シートのフレーム構造に取り付けられている1つまたは複数の対応するスライダ要素を受け入れるための1つまたは複数の案内トラックを備えることができる。
一実施形態において、シートパンは、波型にすることができる。シートパンは、その1つまたは複数の方向に沿って波型にすることができる。
一実施形態において、座席構造は、シートパンの動きを制限するための1つまたは複数の押え構造をさらに備えることができる。各抑制構造は、乗客シートのフレーム構造に取り付けられている第2の要素に当接するための、シートパン上の第1の要素を備えることができる。付勢手段は、シートパン上の対応する第1の要素に接するように構成されている1つまたは複数の付勢手段を備えることができる。
一実施形態において、シートパンは、乗客シートのフレーム構造に対してシートパンを動かすために乗客シートのシートバックによってかけられる力を受けるようにさらに構成することができる。シートパンは、シートバックによってかけられる押す力を受けるように構成することができる。シートパンは、シートバックをリクライニングさせる結果として生じる押す力を受けるように構成することができる。シートパンは、力を受けるように配置されているインターフェース構造を備えることができる。インターフェース構造は、力を受けるための実質的に平坦な表面を備えることができる。インターフェース構造は、力を受けるために形成された陥凹部を有する表面を備えることができる。インターフェース構造は、シートパンの一方の端部に配置され、シートパンの波型パターンのほぼ全体にわたって延伸することができる。
一実施形態において、シートパンは、フレーム構造に取り付けられているさらなるシートパンの上に配置され、当該さらなるシートパンによって支持されることによってフレーム構造に取り付けられるように構成することができる。
一実施形態において、付勢手段は、1つまたは複数のバネを備えることができる。
一実施形態において、乗客シートのための座席構造が提供され、座席構造は、乗客シートのフレーム構造に取り付けるための第1のシートパンと、第2のシートパンであって、第2のシートパンがフレーム構造を基準として第1のシートパンに対して前後方向に可動であるように、第1のシートパンの上に配置するための、第2のシートパンとを備える。第2のシートパンは、乗客シートのシートバックの動きから独立して第1のシートパンに対して可動とすることができる。第1のシートパンまたは座席構造の案内構造は、前後方向に沿った湾曲軌道上で第2のシートパンの動きを案内するように構成することができる。案内構造は、フレーム構造の座席梁またはフレーム構造に取り付けるためのインターフェース構造を有することができる。湾曲軌道は、第1および第2の対向する端部、ならびに、第1の端部と第2の端部との間の中間部分を有することができ、中間部分は、第1の端部および第2の端部と比較して垂直方向により低い位置にある。
一実施形態において、第1のシートパンおよび第2のシートパンは、それぞれの深さに沿って実質的に合致する湾曲を有することができる。座席構造は、第1のシートパンに対して第2のシートパンを動かすためのローラ機構またはスライド機構をさらに備えることができる。第1のシートパンおよび第2のシートパンの一方は、他方に形成されている対応する1つまたは複数の案内トラック内に受け入れられるための1つまたは複数のスライダ要素を備えることができる。
一実施形態において、座席構造は、第1の相対位置にある第1のシートパンおよび第2のシートパンを互いに対して付勢するための付勢手段をさらに備えることができる。付勢手段は、1つまたは複数のバネを備えることができる。第1の相対位置において、第2のシートパンは、実質的に最大後方位置にあることができる。
一実施形態において、第2のシートパンは、波型にすることができる。第2のシートパンは、その1つまたは複数の方向に沿って波型にすることができる。第1のシートパンは、実質的に平行な湾曲した上面および底面を有することができる。
一実施形態において、座席構造は、第1のシートパンおよび第2のシートパンの相対運動を最大変位に制限するための1つまたは複数の押え構造をさらに備えることができる。各抑制構造は、最大変位において互いに当接するための、第1のシートパンおよび第2のシートパンの一方にある第1の要素と、他方にある第2の要素とを備えることができる。
一実施形態において、第2のシートパンは、第1のシートパンに対して第2のシートパンを動かすために乗客シートのシートバックによってかけられる力を受けるようにさらに構成することができる。第2のシートパンは、シートバックによってかけられる押す力を受けるように構成することができる。第2のシートパンは、シートバックをリクライニングさせる結果として生じる押す力を受けるように構成することができる。第2のシートパンは、力を受けるように配置されている平坦な表面を備えることができる。第2のシートパンは、力を受けるために形成された陥凹部を有する表面を備えることができる。平坦な表面または陥凹部を有する表面は、第2のシートパンの一方の端部に配置され、第2のシートパンの波型パターンのほぼ全体にわたって延伸することができる。
一実施形態において、座席構造は、複数の第2のシートパンおよび共通の第1のシートパンを備えることができる。
広範に記載されているような本発明の精神または範囲から逸脱することなく、特定の実施形態に示されているような本発明に多数の変更および/または修正を行うことができることが、当業者には了解されよう。本発明の実施形態は、それゆえ、すべての態様において限定ではなく例示であるものとして考えられるべきである。
たとえば、押え要素は、設計を通じて十分な保持強度がもたらされていると同時にスライドが可能である他の方法で設計することができる。実施例には、様々な位置、機械的締結方法が含まれる。好ましくは、押え要素の設計により、16gおよび14g条件において上部シートパンを固定することが可能となる。
別の実施例として、シートパンは、異なる形状、異なる材料および所望の運動パターンを達成するための異なるプロセスを有して設計することができる。また、付勢手段は、例示的な実施形態における座席設計に従って全体的な効果に最良に適合するために、異なる剛性、および/または異なる位置をもって選択および設置されるバネを使用することを含め、別様に提供することができる。

Claims (23)

  1. 乗客シートのための座席構造であって、
    前記座席構造は、
    前記乗客シートのフレーム構造に取り付けるための第1のシートパンと、
    前記フレーム構造を基準として前記第1のシートパンに対して前後方向に可動であるように、前記第1のシートパンの上に配置する、堅くて曲がらない構造の第2のシートパンとを備え、
    前記第1のシートパン又は前記座席構造の案内構造は、前記前後方向に沿った湾曲軌道上で前記第2のシートパンの前記動きを案内するように構成されており、
    前記第1のシートパン及び前記第2のシートパンのプロファイルは、合致するように構成されている、座席構造。
  2. 前記第2のシートパンは、前記乗客シートのシートバックの動きから独立して或いは協調して前記第1のシートパンに対して可動である、請求項に記載の座席構造。
  3. 前記案内構造は、前記フレーム構造の座席梁または前記フレーム構造に取り付けるためのインターフェース構造を有する、請求項1または2に記載の座席構造。
  4. 前記湾曲軌道は、第1および第2の対向する端部、ならびに、前記第1の端部と前記第2の端部との間の中間部分を含み、前記中間部分は、前記第1の端部および第2の端部と比較して垂直方向により低い位置にある、請求項1〜3のいずれか一項に記載の座席構造。
  5. 前記第1のシートパンおよび第2のシートパンは、それぞれの深さに沿って実質的に合致する湾曲を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の座席構造。
  6. 前記第1のシートパンに対して前記第2のシートパンを動かすためのローラ機構またはスライド機構をさらに備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の座席構造。
  7. 前記第1のシートパンおよび第2のシートパンの一方は、他方に形成されている対応する1つまたは複数の押え枠内に受け入れられるための1つまたは複数のスライダブロックを備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の座席構造。
  8. 第1の相対位置にある前記第1のシートパンおよび前記第2のシートパンを互いに対して付勢するための付勢手段をさらに備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の座席構造。
  9. 前記付勢手段は、1つまたは複数のバネを備える、請求項に記載の座席構造。
  10. 前記第1の相対位置において、前記第2のシートパンは、実質的に最大後方位置にある、請求項8または9に記載の座席構造。
  11. 前記第2のシートパンは、波型にされている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の座席構造。
  12. 前記第2のシートパンは、その1つまたは複数の方向に沿って波型にされている、請求項11に記載の座席構造。
  13. 前記第1のシートパンは、実質的に平行な湾曲した上面および底面を有する、請求項11または12に記載の座席構造。
  14. 前記第1のシートパンおよび第2のシートパンの前記相対運動を最大変位に制限するための1つまたは複数の押え構造をさらに備える、請求項1〜13のいずれか一項に記載の座席構造。
  15. 押え構造は、前記最大変位において互いに当接するための、前記第1のシートパンおよび前記第2のシートパンの一方にある第1の要素と、他方にある第2の要素とを備える、請求項14に記載の座席構造。
  16. 前記第2のシートパンは、前記第1のシートパンに対して前記第2のシートパンを動かすために前記乗客シートのシートバックによってかけられる力を受けるようにさらに構成されている、請求項1〜15のいずれか一項に記載の座席構造。
  17. 前記第2のシートパンは、前記シートバックによってかけられる押す力を受けるように構成されている、請求項16に記載の座席構造。
  18. 前記第2のシートパンは、前記シートバックをリクライニングさせる結果として生じる前記押す力を受けるように構成されている、請求項17に記載の座席構造。
  19. 前記第2のシートパンは、前記力を受けるように配置されている平坦な表面を備える、請求項16〜18のいずれか一項に記載の座席構造。
  20. 前記第2のシートパンは、前記力を受けるために形成された陥凹部を有する表面を備える、請求項16〜18のいずれか一項に記載の座席構造。
  21. 前記平坦な表面または前記陥凹部を有する前記表面は、前記第2のシートパンの一方の端部に配置され、前記第2のシートパンの波型パターンのほぼ全体にわたって延伸する、請求項19または20に記載の座席構造。
  22. 複数の第2のシートパンおよび共通の第1のシートパンを備える、請求項1〜21のいずれか一項に記載の座席構造。
  23. 請求項1〜22のいずれか一項に記載の座席構造を備える乗客シート。
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