JP6112496B1 - 床パンおよびこれを備える浴室ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室の壁部と隣接する側壁と対向する側において浴槽の形状の自由度が高められる床パンおよびこれを備える浴室ユニットを提供する。【解決手段】床パン20は、平面視において長手方向を有する浴槽60が設置されている浴槽設置部30を備える。浴槽設置部30は、浴槽60の底壁65が設置されている浴槽部分31と、浴槽60の長手方向に沿う第1の側壁61に隣接する浴室の壁部50が設置されている第1の縁部30Aと、浴槽部分31と第1の縁部30Aとの間に設けられる背面部分32とを、配管設置部39を備える。配管設置部39は、背面部分32に設けられ、浴室の外部から浴室内の吐水部に水を供給する配管80を設置する。浴槽部分31から第1の縁部30Aに向かう方向における配管設置部39の大きさは、浴槽60の頂部に設けられるフランジ61Aの幅LA内である。【選択図】図3

Description

本発明は、浴室内の吐水部に水を供給する配管が設置される床パンおよびこれを備える浴室ユニットに関する。
床パンを備える浴室ユニットが知られている。特許文献1は、床パンとしての防水パンを備える浴室ユニットの一例を開示している。特許文献1の防水パンは、浴槽が載置される浴槽載置部を備える。浴槽は、平面視において長手方向を有する。浴槽は、長手方向に沿い、浴室の壁部と隣接する第1の側壁、および、第1の側壁と対向する第2の側壁を備える。浴槽載置部のうちの第2の側壁側の部分には、浴室の外部から浴室内の吐水部に水を供給する配管を設置するための開口部が設けられる。
特開2000−81222号公報
上記浴室ユニットは、浴槽の第2の側壁を第1の側壁側に凹ませたり、第1の側壁とは反対側に突出させたりして配管を設置するためのスペースを確保している。このため、浴槽の洗い場側の形状が制限される。
本発明に関する床パンの一形態は、平面視において長手方向を有する浴槽が設置される浴槽設置部を備え、前記浴槽設置部は、前記浴槽の底壁が設置される浴槽部分と、前記浴槽の長手方向に沿う側壁に隣接する浴室の壁部が設置される縁部と、前記浴槽部分と前記縁部との間に設けられる背面部分とを備え、前記背面部分に設けられ、前記浴室の外部から前記浴室内の吐水部に水を供給する配管を設置する配管設置部とを備え、前記浴槽部分から前記縁部に向かう方向における前記配管設置部の大きさは、前記浴槽の頂部に設けられるフランジの幅内である。
本発明に関する浴室ユニットの一形態は、前記床パンと、平面視において長手方向を有し、前記床パンの浴槽設置部に配置されている浴槽と、前記浴槽設置部のうちの前記浴槽の長手方向に沿う側壁に隣接する浴室の壁部とを備える。
上記床パンおよびこれを備える浴室ユニットは、浴室の壁部と隣接する側壁と対向する側において浴槽の形状の自由度が高められる。
実施の形態の浴室ユニットの斜視図である。 図1の床パンの平面図である。 図1の3−3線の断面図である。 図2の配管ユニットの斜視図である。 図1の浴室ユニットの配管を示す斜視図である。 図5の配管が取り付けられる前の配管ユニットの斜視図である。 図6の配管ユニットの配管が取り付けられた状態の斜視図である。 変形例の床パンの平面図である。
(床パンおよびこれを備える浴室ユニットが取り得る形態の一例)
〔1〕本発明に従う床パン20の一形態は、平面視において長手方向を有する浴槽60が設置される浴槽設置部30を備える。前記浴槽設置部30は、前記浴槽60の底壁65が設置される浴槽部分31と、前記浴槽60の長手方向に沿う側壁61に隣接する浴室の壁部50が設置される縁部30Aと、前記浴槽部分31と前記縁部30Aとの間に設けられる背面部分32と、配管設置部39とを備える。配管設置部39は、前記背面部分32に設けられ、前記浴室の外部から前記浴室内の吐水部70に水を供給する配管80を設置する。前記浴槽部分31から前記縁部30Aに向かう方向における前記配管設置部39の大きさは、前記浴槽60の頂部に設けられるフランジ61Aの幅LA内である。
上記床パンによれば、配管設置部が浴槽の側壁と、この側壁と隣接する浴室の壁部との間の背面部分に設けられる。このため、浴室の壁部と隣接する側壁と対向する側において浴槽の形状の自由度が高められる。
〔2〕前記床パン20の一例によれば、前記配管設置部39は、前記背面部分32と一体に形成されている。
上記床パンによれば、配管設置部が背面部分と一体に形成されているため、水漏れが生じにくい。
〔3〕前記床パン20の一例によれば、複数の前記配管設置部39を備え、複数の前記配管設置部39は、前記縁部30Aに沿って一列に並べられる。
上記床パンによれば、複数の配管設置部が一列に並べられるため、背面部分の幅を狭くすることができる。
〔4〕前記床パン20の一例によれば、前記背面部分32から上方に突出する基部38を備え、前記配管設置部39は、筒形状を有し、前記基部38の上方に設けられ、前記基部38には、複数の前記配管設置部39が設けられ、前記基部38および複数の前記配管設置部39は、前記背面部分32と一体に形成されている。
上記床パンによれば、配管設置部が直接的に背面部分から突出している場合と比較して、配管設置部の長さを短くできる。
〔5〕前記床パン20の一例によれば、前記基部38および複数の前記配管設置部39は、前記浴槽60の長手方向に沿う側壁61の長手方向の中央寄りに配置されている。
上記床パンによれば、浴槽設置部の角に基部および配管設置部が配置されないため、浴槽設置部の角に床パンを支持する支持脚を設けるためのスペースを確保できる。
〔6〕本発明に関する浴室ユニット10の一形態は、前記床パン20と、平面視において長手方向を有し、前記床パン20の浴槽設置部30に配置されている浴槽60と、前記浴槽設置部30のうちの前記浴槽60の長手方向に沿う側壁62に隣接する浴室の壁部51とを備える。
上記浴室ユニットによれば、浴槽の洗い場側の形状の自由度を高めることができる。
(実施の形態)
図1に示されるとおり、浴室ユニット10は、床パン20、壁部50、浴槽60、吐水部70、および、配管80(図3参照)を備える。床パン20の下方には、床パン20を支持する架台(図示略)および架台に取り付けられて架台および床パン20の床面からの高さを調整可能な複数の支持脚12が設けられる。
図2に示されるとおり、床パン20は、長方形状を有する。床パン20は、浴槽設置部30および洗い場40を備える。床パン20の大きさは、例えば長方形状の長辺が1.6メートル、かつ、長方形状の短辺が1.2メートルである。この場合、浴槽設置部30の大きさは、例えば長方形状の長辺が1.2メートル、かつ、長方形状の短辺が0.8メートルである。また、洗い場40の大きさは、例えば長方形状の長辺が1.2メートル、かつ、長方形状の短辺が0.8メートルである。つまり、浴槽設置部30と洗い場40の大きさはほぼ等しい。
浴槽設置部30は、長方形状を有する。浴槽設置部30は、第1の縁部30A、第2の縁部30B、第3の縁部30C、および、第4の縁部30Dを備える。第1の縁部30Aおよび第2の縁部30Bは、浴槽設置部30の長方形状の長辺に相当する。第3の縁部30Cおよび第4の縁部30Dは、浴槽設置部30の長方形状の短辺に相当する。第1の縁部30Aは、「浴室の壁部50が設置される縁部」に相当する。
浴槽設置部30は、浴槽部分31、背面部分32、前面部分33、側面部分34、および、配管ユニット37を備える。浴槽部分31は、浴槽設置部30の中央に位置し、浴槽60の底壁65が設置されている。背面部分32は、浴槽部分31と第1の縁部30Aとの間に設けられる。前面部分33は、浴槽部分31と第2の縁部30Bとの間に設けられる。側面部分34は、浴槽部分31と第3の縁部30Cとの間、および、浴槽部分31と第4の縁部30Dとの間に設けられる。
浴槽設置部30には、2つの浴槽側排水口35が形成される。浴槽側排水口35は、少なくとも一部が浴槽部分31に設けられる。浴槽側排水口35の一方は、浴槽設置部30のうちの第2の縁部30Bかつ第3の縁部30C寄りに形成されている。浴槽側排水口35の他方は、浴槽設置部30のうちの第2の縁部30B寄りかつ第4の縁部30D寄りに形成されている。浴槽60の底壁65には、図示しない複数の排水口が形成されている。浴槽60の排水口は、それぞれ浴槽側排水口35と対応する位置に形成されている。
浴槽設置部30には、4つの支持脚調整部36が設けられる。支持脚調整部36は、図1に示される支持脚12の上方に設置され、支持脚12の高さ調整機構を操作可能な貫通孔(図示略)および貫通孔を閉鎖する蓋36Aを有する。
図3に示されるとおり、配管ユニット37は、背面部分32に設けられる。配管ユニット37は、基部38および複数の配管設置部39を備える。配管ユニット37は、背面部分32と一体に形成されている。すなわち、基部38は、背面部分32と一体に形成されている。配管設置部39は、背面部分32と一体に形成されている。図2に示されるとおり、配管ユニット37は、浴槽60の長手方向において第1の側壁61の中央寄りに配置される。第1の側壁61の長手方向における配管ユニット37の中央と、第1の側壁61の中央とは実質的に一致する。
図4に示されるとおり、基部38は、背面部分32から上方に突出する。背面部分32は、長方形状を有する。複数の配管設置部39は、それぞれ筒形状を有し、基部38の上方に設けられる。配管設置部39は、例えば6つ設けられる。複数の配管設置部39は、それぞれ同一の形状および外径を有する。配管設置部39の外径および内径は、配管設置部39に設置されている配管80(図5参照)に要求される給水能力に応じて設定されている。具体的には、配管設置部39に設置されている配管80のうち、要求される給水能力が高い配管80の給水能力を満たす外径および内径が設定されている。複数の配管設置部39は、第1の縁部30Aに沿って一列に並べられる。基部38および配管設置部39は、上方から下方に向かうにつれて外径および内径が大きくなることが好ましい。これによって浴槽設置部30を一体に形成した後に、浴槽設置部30を成形型(図示略)から抜きやすくなる。配管ユニット37が背面部分32と一体に形成されているため、別体の配管ユニット37を背面部分32に取り付ける場合と比較して、配管ユニット37を取り付けのためのスペースを省略できる。このため、背面部分32の省スペース化に貢献できる。また、配管ユニット37を取り付けるための部品を省略できるため、浴室ユニット10の部品点数の削減に貢献できる。
図3に示されるとおり、基部38の頂面の位置は、洗い場40の表面の位置よりも僅かに低い。配管設置部39の頂面の位置は、洗い場40の表面の位置よりも高い。このため、浴槽設置部30に水が溜まった場合であっても、配管設置部39に水が達し難い。
図2に示されるとおり、洗い場40は、長方形状を有する。洗い場40は、第1の縁部40A、第2の縁部40B、第3の縁部40C、および、第4の縁部40Dを備える。第1の縁部40Aおよび第2の縁部40Bは、洗い場40の長方形状の長辺に相当する。第3の縁部40Cおよび第4の縁部40Dは、洗い場40の長方形状の短辺に相当する。洗い場40の第1の縁部40Aは、浴槽設置部30の第2の縁部30Bに連結されている。洗い場40の第1の縁部40Aおよび第2の縁部40Bの長さと、浴槽設置部30の第1の縁部30Aおよび第2の縁部30Bの長さとは実質的に等しい。浴槽設置部30の第1の縁部30Aおよび洗い場40の第2の縁部40Bは、床パン20の長方形状の短辺を構成する。浴槽設置部30の第3の縁部30Cおよび洗い場40の第3の縁部40Cは、床パン20の長方形状の長辺の一方を構成する。浴槽設置部30の第4の縁部30Dおよび洗い場40の第4の縁部40Dは、床パン20の長方形状の長辺の他方を構成する。
洗い場40には、第1の排水口41および第2の排水口42が形成されている。第1の排水口41は、洗い場40のうちの第2の側壁62寄り、かつ、第2の側壁62の長手方向の一方の端部寄り(第3の縁部40C寄り)に形成されている。第2の排水口42は、洗い場40のうちの第2の側壁62寄り、かつ、第2の側壁62の長手方向の他方の端部寄り(第4の縁部40D寄り)に形成されている。第1の排水口41および第2の排水口42は、第2の側壁62およびスカート66を挟んで浴槽側排水口35と対応する位置に配置されている。
図1に示されるとおり、壁部50は、浴槽設置部30の第1の縁部30A、浴槽設置部30の第3の縁部30C、洗い場40の第3の縁部40C、浴槽設置部30の第4の縁部30D、および、洗い場40の第4の縁部40Dに設置されている。壁部50の一部には、ユーザが出入り可能な出入口部(図示略)が設けられる。
浴槽60は、長方形状を有する。浴槽60は、水平面において長手方向を有する。浴槽60は、第1の側壁61、第2の側壁62、第3の側壁63、第4の側壁64、および、底壁65を備える。第1の側壁61および第2の側壁62は、浴槽60の長手方向に沿う。第3の側壁63および第4の側壁64は、浴槽60の短手方向に沿う。
浴槽60は、第1の側壁61が壁部50のうちの浴室ユニット10の奥側の第1の壁部51と隣接するように浴槽設置部30に設置されている。第1の側壁61は、浴槽設置部30の第1の縁部30Aと隣接する。第2の側壁62は、第1の側壁61と対向する。第2の側壁62は、洗い場40と隣接する。第3の側壁63は、第1の側壁61の一方の端部と第2の側壁62の一方の端部とを接続する。第4の側壁64は、第1の側壁61の他方の端部と第2の側壁62の他方の端部とを接続する。第2の側壁62の洗い場40側には、スカート66が取り付けられる。
第1の側壁61は、頂部において浴槽60の外側に延びるフランジ61Aを有する。第2の側壁62は、頂部において浴槽60の外側に延びるフランジ62Aを有する。第3の側壁63は頂部において浴槽60の外側に延びるフランジ63Aを有する。第4の側壁64は頂部において浴槽60の外側に延びるフランジ64Aを有する。第2の側壁62の幅LB、第3の側壁63の幅LC、および、第4の側壁64のフランジ64Aの幅LDは、実質的に等しい。図3に示されるとおり、第1の側壁61のフランジ61Aの幅LAは、第2の側壁62のフランジ62Aの幅LBよりも大きい。浴槽60の洗い場40(図1参照)側のフランジ62Aの幅LBを狭くすることによって、ユーザはフランジ62Aを掴んで浴槽60に出入りすることができる。フランジ62Aの幅LAを広くすることによって、浴槽60の内部にいるユーザが第1の側壁61側の第1の壁部51に触れずに身体を傾けることができるスペースを大きく取ることができる。ここで、例えば底壁65と第1の側壁61とがなす角の角度が90〜96度の範囲に含まれるようにする。また、フランジ62A〜64Aの幅LB、幅LC、および幅LDは例えば、7センチメートルであり、フランジ61Aの幅LAは、例えば、10センチメートルである。浴槽部分31から第1の縁部30Aに向かう方向における配管設置部39の大きさは、浴槽60の頂部に設けられるフランジ61Aの幅LA内である。
図5に示されるとおり、吐水部70は、第1の壁部51に設けられる。一例では、吐水部70は、水および湯を混合して吐出可能な混合水栓である。吐水部70は、蛇口71を備える。別の例では、吐水部70は、シャワーを備える。吐水部70は、複数設けることもできる。また、吐水部70を浴槽60のフランジ61A,62A,63A,64Aに設けることもできる。
配管80は、浴室ユニット10の外部から浴室内の吐水部70に水および湯を供給する。配管80は、上流配管81および下流配管82を備える。上流配管81は、浴室ユニット10の外部の水または湯の供給源(図示略)から配管ユニット37にわたって配置されている。上流配管81は、浴槽設置部30の下方から配管ユニット37に接続されている。下流配管82は、配管ユニット37から吐水部70にわたって配置されている。下流配管82は、配管ユニット37の上方から壁部50の裏面を通過し、吐水部70に接続されている。配管80は、吐水部70の数および種類等に応じて設けられる。配管80としては、例えば、水の供給管、湯の供給管、および、浴槽60内の水を浴槽60と加熱部(図示略)との間で循環させて追い炊きするための配管が挙げられる。
図6および図7を参照して、配管80の配管ユニット37への設置方法について説明する。
図6に示されるとおり、配管ユニット37に配管80が設置される前の状態において、配管ユニット37の配管設置部39の頂部39Aは全て閉鎖されている。頂部39Aの中心には、目印部39Bが設けられている。目印部39Bは、例えば凹部である。作業者は、複数の配管設置部39のうちの配管80を設置する配管設置部39のみについて、目印部39Bを目印にしてホールソー(図示略)等の工具で頂部39Aを開口する。次に、作業者は、図7に示す上流配管81の下流側端部81Aを配管ユニット37の下方から開口させた配管設置部39に挿入する。次に、作業者は、上流配管81の下流側端部81Aにシート81Bを巻きつける。次に、作業者は、配管設置部39の頂部39A側からブーツ83を被せる。次に、作業者は、ブーツ83をバンド部材84等によって配管設置部39および上流配管81の下流側端部81Aに巻きつける。次に、作業者は下流配管82の上流側端部82Aを上流配管81の下流側端部81Aに取り付ける。上流配管81と下流配管82とは、アダプタを介して取り付けることができる。また、上流配管81および下流配管82のそれぞれに取り付け構造を設けて上流配管81と下流配管82とを接続することもできる。
浴室ユニット10によれば、以下の効果を得られる。
床パン20には、背面部分32に配管設置部39が設けられている。このため、洗い場40側の浴槽60の形状の自由度を高めることができる。また、第1の側壁61のフランジ61Aの幅を大きくすることによって生じる第1の側壁61と壁部50との間の空間を有効活用することができるため、洗い場40または浴槽60が小さくなることを抑制できる。
(変形例)
上記実施の形態に関する説明は本発明に従う床パンおよび浴室ユニットが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う床パンおよび浴室ユニットは実施の形態以外に例えば以下に示される実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・浴室ユニット10の構成は、任意に変更可能である。図8は、床パン20の変形例を示す。図8の床パン20は、浴槽設置部30および洗い場140を備える。洗い場140は、L字形状を有する。洗い場140は、第1の縁部140A、第2の縁部140B、第3の縁部140C、第4の縁部140Dを備える。第1の縁部140Aは、L字形状を有する。第1の縁部140Aは、浴槽設置部30の第2の縁部30Bおよび第3の縁部30Cと連結される。このため、浴槽設置部30の第3の縁部30Cには、洗い場140が隣接する。床パン20は、方形状を有する。この場合、床パン20のサイズは、例えば一辺が1.6メートル四方である。
・配管ユニット37の構成は、任意に変更可能である。例えば、配管ユニット37から基部38を省略することもできる。この場合、配管設置部39が直接的に背面部分32から上方に突出する。
・配管ユニット37の構成は、任意に変更可能である。例えば、配管ユニット37を背面部分32と別体に形成し、背面部分32に取り付けることもできる。この場合、背面部分32のうちの配管ユニット37を取り付ける部分を上方に突出させることもできる。これによって、背面部分32と配管ユニット37との取り付け部分に配管設置部39に漏れた水が達することを抑制できる。
・配管ユニット37の構成は、任意に変更可能である。例えば、配管ユニット37を第3の縁部30Cまたは第4の縁部30D寄りに設けることもできる。
・配管ユニット37の構成は、任意に変更可能である。例えば、配管設置部39を1つのみ設けることもできる。
・複数の配管設置部39の構成は、任意に変更可能である。例えば、複数の配管設置部39の少なくとも一部を第1の縁部30Aに沿って二列以上に配置することもできる。また、複数の配管設置部39のうちの一部の配管設置部39の外径を他の配管設置部39の外径と異ならせることもできる。
・浴槽設置部30の構成は、任意に変更可能である。例えば、配管80を設置するための設置部を浴槽設置部30の洗い場40側に設けることもできる。この場合も、配管80の少なくとも一部が背面部分32に設けられるため、浴槽設置部30の洗い場40に設ける配管の設置部の数を少なくすることができる。このため、浴槽60の第2の側壁62側において浴槽60の形状の自由度を高めることができる。
10 :浴室ユニット
20 :床パン
30 :浴槽設置部
30A:第1の縁部
31 :浴槽部分
32 :背面部分
38 :基部
39 :配管設置部
50 :壁部
60 :浴槽
61A:フランジ
61 :第1の側壁
62 :第2の側壁
65 :底壁
70 :吐水部
80 :配管
LA :幅

Claims (6)

  1. 平面視において長手方向を有する浴槽が設置される浴槽設置部を備え、
    前記浴槽設置部は、前記浴槽の底壁が設置される浴槽部分と、
    前記浴槽の長手方向に沿う側壁に隣接する浴室の壁部が設置される縁部と、
    前記浴槽部分と前記縁部との間に設けられる背面部分とを備え、
    前記背面部分に設けられ、前記浴室の外部から前記浴室内の吐水部に水を供給する配管を設置する配管設置部とを備え、
    前記浴槽部分から前記縁部に向かう方向における前記配管設置部の大きさは、前記浴槽の頂部に設けられるフランジの幅内である
    床パン。
  2. 前記配管設置部は、前記背面部分と一体に形成されている
    請求項1に記載の床パン。
  3. 複数の前記配管設置部を備え、
    複数の前記配管設置部は、前記縁部に沿って一列に並べられる
    請求項1また2に記載の床パン。
  4. 前記背面部分から上方に突出する基部を備え、
    前記配管設置部は、筒形状を有し、前記基部の上方に設けられ、
    前記基部には、複数の前記配管設置部が設けられ、
    前記基部および複数の前記配管設置部は、前記背面部分と一体に形成されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の床パン。
  5. 前記基部および複数の前記配管設置部は、前記浴槽の長手方向に沿う側壁の長手方向の中央寄りに配置されている
    請求項4に記載の床パン。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の床パンと、
    平面視において長手方向を有し、前記床パンの浴槽設置部に配置されている浴槽と、
    前記浴槽設置部のうちの前記浴槽の長手方向に沿う側壁に隣接する浴室の壁部とを備える
    浴室ユニット。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624060U (ja) * 1992-08-21 1994-03-29 株式会社ノーリツ 浴槽用壁付き水栓の接続構造
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JP2006152556A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Yamaha Livingtec Corp 給水湯管の支持構造
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