JP2006068434A - 浴槽の設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 浴槽フロア上への浴槽の設置や取り出しが容易になり、作業者の負担を軽減することのできる浴槽の設置構造を提供すること。
【解決手段】 浴槽フロア21の上面に、浴槽フロア21の一方から他方に向けて下り傾斜になった傾斜ガイド部24a,24bを設けた。そして、浴槽22の底面における浴槽フロア21の他方側に配置される部分に被ガイド脚部26を設けて、浴槽22を浴槽フロア21上に設置したり、取り外したりする際に、被ガイド脚部26を傾斜ガイド部24a,24bに沿って滑らせながら浴槽22を移動できるようにした。また、浴槽22の底面における浴槽フロア21の一方側に配置される部分に、被ガイド脚部26よりも低い低脚部27を設けて、低脚部27を傾斜ガイド部24a,24b上に位置決めした。また、浴槽フロア21の一方に、床面が浴槽フロア21よりも高い洗い場フロア11を接続した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴槽フロア上に浴槽を設置するための浴槽の設置構造に関する。
従来から、浴室ユニット等においては、周縁部に高さの低い周壁部が形成された防水パンからなる浴槽フロアの上面に浴槽が設置され、浴槽フロアの手前側(出入口側)に洗い場フロアが設けられている。このような浴室ユニットでは、浴槽の長手方向の長さを長くするために、浴槽の長さを室内寸法(両壁面部間の長さ)と略等しく設定している。このため、浴槽の両側部分にはスペースがなくなり、浴槽を浴槽フロア上に設置する際には、作業者の作業位置が洗い場フロアの床面に限られる。
この場合、作業者は、バンド等を浴槽の両側部分にそれぞれ巻き付けて、洗い場フロア側からこのバンド等を持って浴槽を持ち上げ浴槽フロア上に設置している。このため、作業者は無理な姿勢を強いられ、浴槽の設置が面倒であるとともに、体に大きな負担がかかるという問題があった。また、一人の作業者で設置作業ができない場合には、二人の作業者が必要になるという問題もある。
さらに、交換や点検のために浴槽を浴槽フロアから取り出す際には、場所が狭いため浴槽にバンド等を巻き付ける作業が難しいという問題や、バンド等を持って浴槽を持ち上げる作業がさらに負担になるという問題がある。このため、周縁部に周壁部が形成されてなく、床面に凸状の複数の浴槽置き部だけが形成された防水床もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−290066号公報
しかしながら、前述した防水床では、浴槽フロアの周縁部に形成された周壁部を越えて浴槽を持ち上げる必要はなくなるが、狭い場所で、バンド等を持って浴槽置き部の上に浴槽を設置しなければならないことは同じである。このため、作業者にかかる負担が大きく軽減されることはない。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、浴槽フロア上への浴槽の設置や取り出しが容易になり、作業者の負担を軽減することのできる浴槽の設置構造を提供することである。
前述した目的を達成するため、本発明にかかる浴槽の設置構造の構成上の特徴は、浴槽フロア上に浴槽を設置するための浴槽の設置構造であって、浴槽フロアの床面に、浴槽フロアの一方の縁部から他方の縁部側に向けて下り傾斜になった傾斜ガイド部を設けるとともに、浴槽の底面における浴槽フロアの他方の縁部側に配置される部分に被ガイド脚部を設け、浴槽を浴槽フロア上に設置したり、浴槽を浴槽フロアから取り出したりする際に、被ガイド脚部を傾斜ガイド部にガイドさせながら浴槽を移動させることができることにある。
前述したように構成した本発明にかかる浴槽の設置構造では、浴槽を浴槽フロアに設置する際に、浴槽の被ガイド脚部を傾斜ガイド部の上面に載せて、浴槽フロアの一方の縁部側から他方の縁部側に滑らせる等してガイドさせながら、浴槽を浴槽フロア上の所定の位置に設置できる。このため、作業者は、従来のように、浴槽にバンド等を巻き付けて無理な姿勢で浴槽を持ち上げるといった作業をすることなく簡単に浴槽の設置ができる。また、交換や点検のために浴槽を浴槽フロアから取り出す際には、浴槽を手前側に引っ張ることにより浴槽フロアから引き出すことができるため、取り出しのための作業も容易になる。
このため、浴槽の設置や取り出しの作業を一人の作業者でもできるようになる。この場合、傾斜ガイド部は、浴槽フロアの一方の縁部から他方の縁部にかけて設けてもよいし、浴槽フロアの一方の縁部から一方の縁部と他方の縁部との間における所定の部分までの間に設けてもよい。また、傾斜ガイド部は、浴槽フロアの一方の縁部の幅方向の全体にわたって設けてもよいし、浴槽を浴槽フロアに設置する際に被ガイド脚部が通過する部分だけに設けてもよい。
本発明にかかる浴槽の設置構造の他の構成上の特徴は、浴槽フロアの周縁部に周壁部を形成したことにある。これによると、浴槽フロアの周囲は周壁部に囲まれているため、浴槽を設置する際に、作業者は、周壁部を乗り越えて浴槽を浴槽フロア上に設置しなければならないが、本発明に係る浴槽の設置構造では、このような場合でも設置作業を容易に行える。この場合、傾斜ガイド部は、周壁部に連続させて形成してもよいし、周壁部との間に隙間を設けた状態で形成してもよい。
本発明にかかる浴槽の設置構造のさらに他の構成上の特徴は、浴槽の底面における浴槽フロアの一方の縁部側に配置される部分に、被ガイド脚部よりも高さが低い低脚部を設け、低脚部を傾斜ガイド部の上面に位置決めすることにより浴槽を水平に設置したことにある。
この浴槽の設置構造では、浴槽の底面における浴槽フロアの他方の縁部側に配置される部分に通常の高さを備えた被ガイド脚部を設け、浴槽の底面における浴槽フロアの一方の縁部側に配置される部分に、傾斜ガイド部の傾斜によって生じる高低差分だけ被ガイド脚部よりも高さの低い低脚部を設けている。したがって、浴槽フロアの床面に傾斜ガイド部を設けても浴槽を水平状態で設置することができる。この場合、傾斜ガイド部は、浴槽フロアの床面における被ガイド脚部と低脚部とに対応する部分だけに設けてもよいし、浴槽フロアの床面における略全体(排水口等を設置した部分は除く。)に設けてもよい。
本発明にかかる浴槽の設置構造のさらに他の構成上の特徴は、傾斜ガイド部を、浴槽を浴槽フロア上に設置する際に被ガイド脚部が通過する部分に設け、浴槽の底面における浴槽フロアの一方の縁部側に配置される部分のうちの傾斜ガイド部に対応しない部分に、被ガイド脚部と高さが等しい支持脚部を設けたことにある。
この浴槽の設置構造によると、浴槽の両縁部側部分が高さの等しい被ガイド脚部と支持脚部とで支持されるため、浴槽は安定した状態で水平に設置される。また、傾斜ガイド部は、浴槽を浴槽フロア上に設置する際に被ガイド脚部が通過する部分だけに設けてもよいし、支持脚部が通過したり設置されたりする部分だけを除いて設けてもよい。また、この場合の被ガイド脚部と支持脚部との長さは略等しくなっていればよく、調節可能な範囲で異なっていてもよい。
また、本発明にかかる浴槽の設置構造は、浴槽フロアの周囲における一方の縁部側以外の部分に壁面部が形成されている場合により大きな効果を奏し得る。このような場合には、浴槽の手前側部分以外は壁面部に囲まれて、浴槽を設置する際に、作業者が設置作業を行うための場所が狭くなる。このため、本発明に係る浴槽の設置構造を用いた場合、従来の設置構造と比較してより大きな効果を得ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る浴槽の設置構造20を備えた浴室ユニット10を示しており、この浴室ユニット10は、図2に示した洗い場フロア11と浴槽フロア21とからなる浴室用フロアFを備えている。この浴室用フロアFは、建物の躯体を構成する床面部12の上面に設置されており、周縁部に壁パネル13a,13b,13c,13d等およびドア(図1における手前側に位置する壁パネルおよびドアは図示せず。)が起立状態で設置されている。そして、壁パネル13a等の上端には、天井パネル(図示せず)が掛け渡されて固定されている。
洗い場フロア11は、洗い場の床面を構成するとともにカウンター14を設置するためのフロアであり、樹脂材料を一体成形して構成されている。この洗い場フロア11は、周縁部に、高さの低い周壁部11aが形成された浅い防水パンで構成されている。そして、洗い場フロア11の上面における壁パネル13c側部分に、カウンター14を設置するための台部15が形成され、台部15に給水管等の配管を通すための穴部16が3個形成されている。
また、洗い場フロア11の底部における浴槽フロア21側部分の縁部に沿った方向の略中央には排水口(図示せず)が設けられ、その排水口の上方に排水口用蓋17が着脱可能な状態で設置されている。この洗い場フロア11の床面には、周壁部11a側が高く、排水口用蓋17側が低くなった水勾配が形成されている。そして、洗い場フロア11の外部側底面の各角部近傍等の所定部分には、洗い場フロア11を支持するとともに、洗い場フロア11の高さ調整を行うための支脚18が設けられている。
浴槽フロア21は、浴槽22を設置するためのフロアであり、樹脂材料を一体成形して構成されている。また、この浴槽フロア21は、周縁部に略垂直方向に高く設定(洗い場フロア11の周壁部11aと比較して高くなっている。)された周壁部21aが形成された深い防水パンで構成されており、周壁部21aにおける洗い場フロア11に沿った部分は、洗い場フロア11の周壁部11aの対応する部分に接続されている。
また、浴槽フロア21の底部における洗い場フロア11側の縁部に沿った方向の略中央には排水口23が形成されている。そして、周壁部21aのうちの洗い場フロア11側の部分から、浴槽フロア21の中央側(周壁部21aにおける洗い場フロア11側部分と対向する部分側)に向って2個の傾斜ガイド部24a,24bが、排水口23を挟んだ状態で間隔を保って形成されている。
この傾斜ガイド部24a,24bは、洗い場フロア11側部分が高く、洗い場フロア11から遠ざかるにしたがって低くなるように形成され、平面視が長方形になっている。また、浴槽フロア21の外部側底面の各角部近傍には、浴槽フロア21および浴槽22を支持するとともに、浴槽フロア21の高さ調整を行うための支脚25がそれぞれ設けられている。また、浴槽フロア21の排水口23と、洗い場フロア11の排水口とは、浴室用フロアFの下方に設置された排水管(図示せず)に接続されている。
浴槽22は、樹脂材料を一体成形して形成されており、図3に示したように、上面が開口した四角容器状の本体部22aと、本体部22aの上端縁部に形成された周縁部22bとで構成されている。そして、浴槽22の底面における壁パネル13a側に位置する部分の両側に被ガイド脚部26がそれぞれ設けられ、浴槽22の底面における洗い場フロア11側に位置する部分の両側に、被ガイド脚部26よりも高さ方向の長さが短い低脚部27がそれぞれ設けられている。浴槽22が浴槽フロア21上に設置されたときに、被ガイド脚部26は、図2に二点鎖線の丸印Aで示した部分に位置し、低脚部27は、二点鎖線の丸印Bで示した部分に位置する。
低脚部27は、傾斜ガイド部24a,24b上に設置されるため、その設置位置が浴槽フロア21の床面よりも高くなっており、その高くなった分だけ被ガイド脚部26よりも短く設定されている。また、低脚部27の底面は、傾斜ガイド部24a,24bの上面の傾斜に沿った傾斜面に形成されている。このため、浴槽22は浴槽フロア21の床面に沿って水平状態に設置される。また、周壁部11aと周壁部21aとの接続部と、浴槽22の周縁部22bの下面との間には、エプロン28が取り付けられる。また、この浴室ユニット10には、排水管の外、給水管、サウナ装置等の種々の機器(図示せず)が備わっている。
この構成において、浴槽22を浴槽フロア21上に設置する場合には、まず、浴室ユニット10内における洗い場フロア11の床面に浴槽22を運搬する。ついで、浴槽22の向きを設置位置に合わせて浴槽22を浴槽フロア21側に移動させる。つぎに、浴槽22の被ガイド脚部26側部分を持ち上げて、傾斜ガイド部24a,24bの洗い場フロア11側の部分に被ガイド脚部26を載せる。そして、浴槽22の低脚部27側部分を持ち上げて、図4に示した状態にしたのちに、浴槽22を壁パネル13a側に押す。
これによって、被ガイド脚部26が傾斜ガイド部24a,24bの上面を滑りながら移動して、浴槽22は所定の位置に設置される。この場合、浴槽22が壁パネル13aに接近するにしたがって、浴槽22を傾斜した状態から徐々に水平状態になるようにする。これによって、浴槽22を壁パネル13aに衝突させることなく適正位置に設置することができる。浴槽22の設置が終了すると、周壁部11aと周壁部21aとの接続部と、浴槽22の周縁部22bの下面との間に、エプロン28を取り付ける。
このように、本実施形態に係る浴槽の設置構造20では、浴槽フロア21に傾斜ガイド部24a,24bを設け、浴槽22の底面には、浴槽フロア21の床面に設置される高い2個の被ガイド脚部26と、傾斜ガイド部24a,24b上に設置される低い2個の低脚部27とを設けている。したがって、浴槽22を浴槽フロア21に設置する際には、被ガイド脚部26を傾斜ガイド部24a,24b上に載せて、浴槽22を押すだけの操作で、浴槽22を浴槽フロア21上の所定の位置に設置することができる。
このため、浴槽22の設置作業が極めて簡単になり、作業者の負担が大幅に軽減される。また、交換や点検のために浴槽22を浴槽フロア21から取り出す際には、浴槽22を洗い場フロア11側に引っ張って移動させるだけの操作で済むため、同様に、取り出し作業が容易になる。また、前述した浴槽の設置構造20では、洗い場フロア11の床面を浴槽フロア21の床面よりも高くしているため、浴槽22を浴槽フロア21に設置したり、浴槽フロア21から取り出したりする際に、浴槽22を持ち上げることが殆どなくなる。このため、浴槽22の設置や取り外しの作業がさらに容易になり、一人の作業者でも作業を行うことが可能となる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る浴槽の設置構造30を備えた浴室ユニット10aを示している。この浴室ユニット10aは、前述した浴室ユニット10と略同様の構成からなっているが、この浴室ユニット10aが備える浴槽の設置構造30では、浴槽32に低脚部27が設けられてなく、低脚部27に代えて、被ガイド脚部36と同じ高さの支持脚部37が設けられている。
また、支持脚部37は、図6に示したように、浴槽32の底面における両端側部分に設けられている。このため、浴槽32を浴槽フロア31上に設置したときに、支持脚部37は、傾斜ガイド部34上でなく浴槽フロア31の床面に設置される。この浴槽の設置構造30を備えた浴室ユニット10aのそれ以外の部分の構成については、前述した浴室ユニット10と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記して説明は省略する。
このように構成された浴槽の設置構造30によると、浴槽32の両側部分を支持する被ガイド脚部36と支持脚部37とが同じ高さに設定されているため、浴槽32が安定した状態で水平に設置される。また、この場合も、浴槽32の設置や取り出しの作業は、前述した浴槽22の場合と同様にして行うことができる。この浴槽の設置構造30のそれ以外の作用効果については、前述した浴槽の設置構造20と同様である。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態に係る浴槽の設置構造が備える浴槽42を示している。この浴槽42の底面には、被ガイド脚部36と同形の一対の被ガイド脚部46および支持脚部37と同形の一対の支持脚部47が設けられており、その配置は図7に示したようになっている。すなわち、この浴槽42は、図6に示した浴槽32における被ガイド脚部36と支持脚部37の浴槽42の長手方向に沿った方向の取り付け位置を入れ替えた構成になっている。
このため、この浴槽42が設置される浴槽フロア(図示せず)の傾斜ガイド部は、被ガイド脚部46の位置に合わせて、浴槽フロアの床面の両端側部分に形成される。この浴槽42を備えた浴槽の設置構造のそれ以外の部分の構成については、前述した浴槽の設置構造30と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記している。また、この浴槽42を備えた浴槽の設置構造の作用効果についても、前述した浴槽の設置構造30と同様である。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態に係る浴槽の設置構造が備える浴槽52を示している。この浴槽52の底面には、被ガイド脚部36と同形の一対の被ガイド脚部56および支持脚部37と同形の一対の支持脚部57が設けられており、その配置は図8に示したようになっている。すなわち、この浴槽52では、被ガイド脚部56と支持脚部57とが、浴槽52の長手方向に沿った方向に、交互に位置するように配置されている。
このため、この浴槽52が設置される浴槽フロア(図示せず)の傾斜ガイド部は、2個の被ガイド脚部56の位置に合わせて、浴槽フロアの床面の一方の側部に沿った部分と、他方の側部から所定間隔を保った部分とに形成される。この浴槽52を備えた浴槽の設置構造のそれ以外の部分の構成については、前述した浴槽の設置構造30と同一である。したがって、同一部分に同一符号を記している。また、この浴槽52を備えた浴槽の設置構造の作用効果についても、前述した浴槽の設置構造30と同様である。
また、本発明に係る浴槽の設置構造は、前述した各実施形態に限定するものでなく、適宜、変更実施が可能である。例えば、前述した各実施形態では、傾斜ガイド部24a,24b等をそれぞれ2個で構成しているが、この傾斜ガイド部は、洗い場フロア11と浴槽フロア21との接続部全体に沿って設けてもよい。この場合、排水口23は、浴槽フロア21における壁パネル13a側部分に設ける。また、低脚部27と支持脚部37等は適宜選択して使用することができ、双方を用いてもよい。また、浴槽22等の底面に設ける低脚部27や支持脚部37等に応じて、傾斜ガイド部24a,24b等の大きさや設置位置も適宜変更することができる。
本発明の第1実施形態に係る浴槽の設置構造を備えた浴室ユニットを示した縦断面図である。 図1に示した浴室ユニットが備える浴室用フロアを示した斜視図である。 浴槽を示した斜視図である。 浴槽を浴槽フロアに設置する状態を示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係る浴槽の設置構造を備えた浴室ユニットを示した縦断面図である。 図5に示した浴室ユニットが備える浴槽を示した平面図である。 本発明の第3実施形態に係る浴槽の設置構造が備える浴槽を示した平面図である。 本発明の第4実施形態に係る浴槽の設置構造が備える浴槽を示した平面図である。
符号の説明
11…洗い場フロア、13a,13b,13c,13d…壁パネル、20,30…浴室の設置構造、21,31…浴槽フロア、21a…周壁部、22,32,42,52…浴槽、24a,24b,34…傾斜ガイド部、26,36,46,56…被ガイド脚部、27…低脚部、37,47,57…支持脚部。

Claims (4)

  1. 浴槽フロア上に浴槽を設置するための浴槽の設置構造であって、前記浴槽フロアの床面に、前記浴槽フロアの一方の縁部から他方の縁部側に向けて下り傾斜になった傾斜ガイド部を設けるとともに、前記浴槽の底面における前記浴槽フロアの他方の縁部側に配置される部分に被ガイド脚部を設け、前記浴槽を前記浴槽フロア上に設置したり、前記浴槽を前記浴槽フロアから取り出したりする際に、前記被ガイド脚部を前記傾斜ガイド部にガイドさせながら前記浴槽を移動させることができること特徴とする浴槽の設置構造。
  2. 前記浴槽フロアの周縁部に周壁部を形成した請求項1に記載の浴槽の設置構造。
  3. 前記浴槽の底面における前記浴槽フロアの一方の縁部側に配置される部分に、前記被ガイド脚部よりも高さが低い低脚部を設け、前記低脚部を前記傾斜ガイド部の上面に位置決めすることにより前記浴槽を水平に設置した請求項1または2に記載の浴槽の設置構造。
  4. 前記傾斜ガイド部を、前記浴槽を前記浴槽フロア上に設置する際に前記被ガイド脚部が通過する部分に設け、前記浴槽の底面における前記浴槽フロアの一方の縁部側に配置される部分のうちの前記傾斜ガイド部に対応しない部分に、前記被ガイド脚部と高さが等しい支持脚部を設けた請求項1または2に記載の浴槽の設置構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016032597A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 株式会社Lixil 浴室および浴槽の設置方法
JP7509497B2 (ja) 2021-03-31 2024-07-02 積水ホームテクノ株式会社 浴槽可動式浴室

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